JPH1171950A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JPH1171950A
JPH1171950A JP23491097A JP23491097A JPH1171950A JP H1171950 A JPH1171950 A JP H1171950A JP 23491097 A JP23491097 A JP 23491097A JP 23491097 A JP23491097 A JP 23491097A JP H1171950 A JPH1171950 A JP H1171950A
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JP
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door
switch
motor
latch
sub
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JP23491097A
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Hironobu Satou
浩宣 佐藤
Kazunori Watanabe
和則 渡辺
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアにストライカを取付ける形式において、
キーシリンダをアンロック操作した後に、ドア側でアン
ロック操作をすることにより、ドアを片手で容易に開け
ることができること。 【解決手段】 ストライカ21と、ストライカをロック
するための第1のラッチ44と、第1のラッチをロック
状態又はアンロック状態に切換える第1のモータ31
と、第1のモータの運転信号を発する第1のスイッチ6
1と、第1のスイッチをオン・オフさせる手動切換え機
構62と、ロック状態の第1のラッチを更にロックする
第2のラッチ52と、第2のラッチを駆動する第2のモ
ータ45と、第2のモータの運転信号を発する第2のス
イッチ71と、第2のスイッチを切換えるキーシリンダ
72とからなり、ストライカ、第1のスイッチ及び手動
切換え機構をドア4に取付け、残りの部材を車体に取付
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ドアロック
装置の改良に関する。なお、「ロック」は施錠若しくは
拘束、「アンロック」は開錠若しくは解放(開放)を意
味する。
【0002】
【従来の技術】近年、キーシリンダをアンロック操作し
た後に、ハンドルをアンロック操作してドアを解錠す
る、いわゆる2段操作式ドアロック装置が多用されてき
た。この種の自動車用ドアロック装置としては、例えば
実公平5−32605号公報「バックドアロックのリモ
コン装置」がある。この装置は、その公報の第1図及び
第2図によれば、キーシリンダ51(符号は公報に記
載されたものを引用した。以下同じ。)をアンロック操
作し、ロッド511を介してベルクランク4を傾けるこ
とで、オープナレバー2を水平移動させ、その後、ア
ウタハンドル6を操作してオープナレバー2を傾けるこ
とで、ロッド31を介してロック装置3を図示せぬスト
ライカから外して、開放するものである。この装置は、
ストライカを車体に取付け、残りのロック機構すべてを
バックドア9に取付けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ドアが小さ
い場合などには取付けスペースの制約があり、ドアにス
トライカを取付け、車体にロック機構を取付けたいとい
う要求がある。そこで、上記従来の技術のロック機構の
すべてを車体に取付けることが考えられる。しかし一般
には、片手だけでドアを開けるために、アウタハンドル
6を操作しつつ、ドアの開操作を行う。このため、アウ
タハンドル6を車体に取付けるのでは、使い勝手が悪く
なる。この点を考慮して、ドアにストライカ及びアウタ
ハンドル6を取付け、残りのロック機構を車体に取付け
たのでは、アウタハンドル6とロック機構とをロッド7
1で連結することができないので、機構的に成り立たな
い。
【0004】そこで本発明の目的は、次の(1)及び
(2)にある。 (1)ドアにストライカを取付ける形式の、2段操作式
ドアロック装置を提供すること。 (2)キーシリンダをアンロック操作した後に、ドア側
でアンロック操作をすることにより、ドアを片手で容易
に開けることができる技術を提供すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、略U字状のストライカと、この
ストライカをロックするための第1のラッチと、この第
1のラッチをロック状態又はアンロック状態に切換える
第1のモータと、この第1のモータの運転信号を発する
第1のスイッチと、この第1のスイッチをオン・オフさ
せる手動切換え機構と、ロック状態の第1のラッチを更
にロックする第2のラッチと、この第2のラッチを駆動
する第2のモータと、この第2のモータの運転信号を発
する第2のスイッチと、この第2のスイッチを切換える
キーシリンダとからなり、しかも、ストライカ、第1の
スイッチ及び手動切換え機構をドアに取付け、残りの第
1のラッチ、第1のモータ、第2のラッチ、第2のモー
タ、第2のスイッチ及びキーシリンダを車体に取付けた
ことを特徴とする。
【0006】車体側のキーシリンダをアンロック側に切
換えると、第2のスイッチの運転信号によって第2のモ
ータが回転し、この結果、第2のラッチはアンロックに
なる。その後、ドア側の手動切換え機構で第1のスイッ
チをオン操作又はオフ操作すると、第1のスイッチの運
転信号によって第1のモータが回転し、この結果、第1
のラッチはドア側のストライカとアンロックになる。従
って、キーシリンダをアンロック操作した後に、片手だ
けで、ドア側の手動切換え機構をアンロック操作しつつ
ドアを開操作して、ドアを開けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。図
1は本発明に係る自動車の斜視図である。自動車1は、
車体2の側部にサイドドア3を取付け、車体2の後部上
部にバックドア4をヒンジ結合したハッチバックタイプ
の車両であり、自動車用ドアロック装置を装着したもの
である。以下、自動車用ドアロック装置を詳述する。
【0008】図2は本発明に係る自動車用ドアロック装
置のシステムの模式図である。自動車用ドアロック装置
5は、サイドドア用ドアロック装置10と、バックドア
用ドアロック装置20と、制御ユニット80とからな
る。制御ユニット80は、サイドドア用ドアロック装置
10及びバックドア用ドアロック装置20を制御するユ
ニットであり、例えば、マイクロコンピュータを包含し
た構成である。
【0009】サイドドア用ドアロック装置10は、ドア
ロック用モータ11と、ドアロック用モータ11に応動
する応動スイッチ12と、ドアロック用モータ11の運
転信号を発する操作スイッチ13と、操作スイッチ13
を切換えるキーシリンダ14並びにロックノブ15とか
らなる。
【0010】バックドア用ドアロック装置20は、略U
字状のストライカ21と、オープンアクチュエータユニ
ット30と、ロックアクチュエータユニット40と、手
動切換えユニット60と、キーシリンダユニット70と
からなる。
【0011】オープンアクチュエータユニット30は、
主モータ(第1のモータ)31と、主モータ31に連結
したギヤ機構32(ウォーム32a並びにホイール32
bの主ウォームギヤ機構、第1小ギヤ32c、大ギヤ3
2d、第2小ギヤ32e、セクタギヤ32fとからな
る。)と、セクタギヤ32fに連結した第1主レバー3
3と、第1主レバー33に連結した第2主レバー34と
からなる。35は空転機構、36…(…は複数を示す。
以下同じ。)は支軸である。
【0012】ロックアクチュエータユニット40は、前
記第2主レバー34に第1ロッド41を介して連結した
第3主レバー42と、第3主レバー42に連結した第4
主レバー43と、第4主レバー43に連結した主ラッチ
(第1のラッチ)44と、副モータ(第2のモータ)4
5と、副モータ45に連結した副ウォームギヤ機構46
(ウォーム46aとホイール46bとからなる。)と、
ホイール46bのカム溝47にピン係合した第1副レバ
ー48と、第1副レバー48に連結した副リンク49
と、副リンク49に連結した第2副レバー51と、第2
副レバー51に連結した副ラッチ(第2のラッチ)52
と、第1副レバー48に応動する副応動スイッチ53と
からなる。54…は支軸である。
【0013】主ラッチ44は、ストライカ21をロック
するために左右に回転する部材であり、副ラッチ52
は、ロック状態の主ラッチ44を更にロックするために
左右に回転する部材である。主モータ31は、主ラッチ
44をロック状態又はアンロック状態に切換えるモータ
であり、副モータ45は、副ラッチ52を駆動する(ロ
ック状態又はアンロック状態に切換える)モータであ
る。第4主レバー43と第2副レバー51とは、長孔4
3aとピン51aとによる連結である。副応動スイッチ
53は、副ラッチ52がアンロック状態に切換わった時
点にオン又はオフ作動するように、副モータ45に応動
するスイッチである。
【0014】手動切換えユニット60は、主モータ31
の運転信号を発する第1のスイッチ61と、第1のスイ
ッチ61をオン・オフさせる手動切換え機構62とから
なる。
【0015】キーシリンダユニット70は、副モータ4
5の運転信号を発する第2のスイッチ71と、第2のス
イッチ71を切換えるキーシリンダ72と、キーシリン
ダ72と前記第1主レバー34との間を第2ロッド73
を介して連結するためのアーム74とからなる。
【0016】図3は本発明に係るサイドドア廻りの斜視
図であり、左のサイドドア3を一部断面して車内側から
見た姿を示し、さらには、サイドドア3の内部にロック
機構16を取付け、このロック機構16に図2のドアロ
ック用モータ11、応動スイッチ12及び操作スイッチ
13を内蔵し、また、サイドドア3の外側面にキーシリ
ンダ14を取付け、サイドドア3の内側面にロックノブ
15を取付けたことを示す。
【0017】図4は本発明に係るバックドア用ドアロッ
ク装置を背面から見た斜視図であり、ストライカ21と
手動切換えユニット60とをバックドア4に取付け、残
りのオープンアクチュエータユニット30とロックアク
チュエータユニット40とキーシリンダユニット70と
を車体に取付けたことを示す。詳しくは、車幅中央にロ
ックアクチュエータユニット40、ストライカ21及び
手動切換えユニット60を配置し、ロックアクチュエー
タユニット40の左にオープンアクチュエータユニット
30を配置し、右にキーシリンダユニット70を配置し
たものである。このようにバックドア用ドアロック装置
20は、バックドア4にストライカ21、第1のスイッ
チ61及び手動切換え機構62を取付け、車体2に、残
りの主ラッチ44、図2に示す主モータ31、副ラッチ
52、副モータ45、第2のスイッチ71及びキーシリ
ンダ72を取付けた構成である。
【0018】手動切換えユニット60の手動切換え機構
62は、ベース63に車幅方向に回転可能に取付けたレ
バー64と、レバー64を図に示す中立位置に弾発する
リターンばね65とからなるレバー機構の構成である。
このため、レバー64の下端のノブ66を図左方に回す
と、レバー64の上端はマイクロスイッチからなる第1
のスイッチ61をオン作動させることになり、ノブ66
から手を離すと、レバー64は中立位置に自動復帰する
ことになる。手動切換え機構62の操作方向が車幅方向
なので、前後方向の場合と比べてバックドア4の奥行き
寸法を極力小さく抑えることができる。このため、自動
車の荷室のスペースを確保することは容易である。
【0019】車体2は開口縁2aに且つ車幅中央に、バ
ックドア4の下縁4aに手を掛けるための切欠き部2b
を有する。キーシリンダ72はキー75で、通常時の中
立位置Nから左のロック位置Lcと右のアンロック位置
Ulと更なる右の強制アンロック位置Kuとに回して切
換えるものである。
【0020】図5は図4の5−5断面図であり、車体2
の内部にオープンアクチュエータユニット30をサポー
ト37で取付けたことを示す。図中、38はオープンア
クチュエータユニット30のケースである。
【0021】図6は図4の6−6断面図であり、車体2
の内部にロックアクチュエータユニット40を取付け、
バックドア4の下部にストライカ21をビス止めし、バ
ックドア4の内部下部に手動切換えユニット60をビス
止めした姿を示す。レバー64は、ノブ66の下端がバ
ックドア4の背面における下縁4aと概ね面一になるよ
うに、バックドア4の下部から車体2の切欠き部2bに
向って延びたものである。切欠き部2bにノブ66を臨
ませたので、バックドア4の下縁4aに掛けた手の指f
nで、同時にノブ66を操作することができる。
【0022】バックドア4にストライカ21、第1のス
イッチ61及び手動切換え機構62のみを取付けるよう
にしたので、取付け高さHは小さくてよい。このため、
取付けスペースの制約があるような小さいバックドア4
であっても、ストライカ21、第1のスイッチ61及び
手動切換え機構62を容易に取付けることができる。
【0023】さらに、バックドア用ドアロック装置20
は電動式ドアロック装置なので、バックドア4に取付け
た第1のスイッチ61及び手動切換え機構62と、車体
2に取付けた残りのロック部材30,40,70,80
との間の連結は、第1のスイッチ61から車体2側へ配
線した細い信号線(ハーネス)67のみである。図中、
7は車体2とバックドア4との間をシールするパッキ
ン、68はシール部材、69はパッキンである。
【0024】図7は図4の7−7断面図であり、車体2
にキーシリンダユニット70を取付け、このキーシリン
ダユニット70におけるキーシリンダ72の軸76に、
ロータリスイッチからなる第2のスイッチ71とアーム
74とを連結したことを示す。なお、キーシリンダユニ
ット70は、アーム74と軸76とを図示せぬ空転機構
を介して連結したものである。この空転機構は、キー7
5の操作範囲が上記図4に示すロック位置Lcからアン
ロック位置Ulまでの範囲を越えた場合に、アーム74
と軸76とが連結し合う程度の遊びを有したものであ
る。
【0025】図8は本発明に係る自動車用ドアロック装
置の電気回路図である。応動スイッチ12は、ドアロッ
ク用モータ11の回転に応動する可動接点12aと、ド
アロック用モータ11が所定角度正回転したときに可動
接点12aが接触する第1固定接点12bと、ドアロッ
ク用モータ11が所定角度逆回転したときに可動接点1
2aが接触する第2固定接点12cとからなる。このた
め応動スイッチ12は、ドアロック用モータ11が所定
角度正回転したときに、サイドドアの「アンロック完了
信号」を発し、ドアロック用モータ11が所定角度逆回
転したときに、サイドドアの「ロック完了信号」を発す
ることになる。
【0026】操作スイッチ13は、中立時に非接触であ
る可動接点13aと、サイドドア3(図3参照)のキー
シリンダ14又はロックノブ15をアンロック操作した
ときに可動接点13aが接触する第1固定接点13b
と、ロック操作したときに可動接点13aが接触する第
2固定接点13cとからなる。このため操作スイッチ1
3は、キーシリンダ14又はロックノブ15をアンロッ
ク操作したときに「アンロック操作信号」を発し、ロッ
ク操作したときに「ロック操作信号」を発することにな
る。
【0027】副応動スイッチ53は、副モータ45が所
定角度正回転したとき(図2の副ラッチ52のアンロッ
ク完了時)にオンとなり、副モータ45が逆回転する途
中にオフとなる常開スイッチである。
【0028】第2のスイッチ71は、キーシリンダ72
の中立時(図4の中立位置N)に非接触である可動接点
71aと、キーシリンダ72をアンロック操作したとき
(図4のアンロック位置Ul)に可動接点71aが接触
する第1固定接点71bと、キーシリンダ72をロック
操作した(図4のロック位置Lc)ときに可動接点71
aが接触する第2固定接点71cとからなる。このた
め、第2のスイッチ71は、キーシリンダ72をアンロ
ック操作したときに「アンロック操作信号」を発し、ロ
ック操作したときに「ロック操作信号」を発することに
なる。
【0029】制御ユニット80は、制御部81とリレー
82とからなる。制御部81は、電源端子Vに直流電源
83を接続し、入力端子I1,I2に操作スイッチ13の
第1・第2固定接点13b,13cを接続し、入力端子
I3,I4に応動スイッチ12の第1・第2固定接点12
b,12cを接続するとともに第2のスイッチ71の第
1・第2固定接点71b,71cを接続し、出力端子O
1、O2にドアロック用モータ11を接続し、出力端子O
3,O4に副モータ45を接続したものである。各可動接
点12a,13a,71aはアースに接続した。直流電
源83は、(1)第1スイッチ61の常開接点とリレー
82のコイル82aと副応動スイッチ53とからなる直
列回路と、(2)リレー82の常開接点82bと主モー
タ31とからなる直列回路とに並列接続したものであ
る。
【0030】次に、上記構成の制御部81をマイクロコ
ンピュータで構成した場合の制御手順を、図8を参照し
つつ図9にて説明する。図9は本発明に係る制御部の制
御フローチャートであり、ST××はステップ番号を示
す。
【0031】ST01;操作スイッチ13からサイドド
アの「アンロック操作信号」が有ったかを判断し、YE
SであればST02へ進み、NOであればST11へ進
む。 ST02;ドアロック用モータ11を正回転させる。 ST03;応動スイッチ12からサイドドアの「アンロ
ック完了信号」が有ったかを判断し、YESであればS
T04へ進み、NOであればこのステップを繰り返す。 ST04;ドアロック用モータ11を停止させる。 ST05;副モータ45を正回転させる。 ST06;副モータ45が所定角度正回転したか判断す
る。例えば、回転時間をカウントして所定時間が経過し
たらST07へ進み、未経過であればこのステップを繰
り返す。 ST07;副モータ45を停止させて制御を完了する。
この時点で、副応動スイッチ53はオンとなる。
【0032】ST11;操作スイッチ13からサイドド
アの「ロック操作信号」が有ったかを判断し、YESで
あればST12へ進み、NOであればST21へ進む。 ST12;ドアロック用モータ11を逆回転させる。 ST13;応動スイッチ12からサイドドアの「アンロ
ック完了信号」が有ったかを判断し、YESであればS
T14へ進み、NOであればこのステップを繰り返す。 ST14;ドアロック用モータ11を停止させる。 ST15;副モータ45を逆回転させる。 ST16;副モータ45が所定角度逆回転したか判断す
る。例えば、回転時間をカウントして所定時間が経過し
たらST07へ進み、未経過であればこのステップを繰
り返す。
【0033】ST21;第2のスイッチ71からキーシ
リンダの「アンロック操作信号」が有ったかを判断し、
YESであればST05へ進み、NOであればST22
へ進む。 ST22;第2のスイッチ71からキーシリンダの「ロ
ック操作信号」が有ったかを判断し、YESであればS
T15へ進み、NOであればST01へ戻る。
【0034】上記ステップST01〜ST04の集合
は、サイドドアのアンロック駆動手段をなし、ステップ
ST11〜ST14の集合は、サイドドアのロック駆動
手段をなし、ステップST21及びST05〜ST07
の集合は、副ラッチのアンロック駆動手段をなし、ステ
ップST22、ST15、ST16及びST07の集合
は、副ラッチのロック駆動手段をなす。
【0035】ST07のステップを完了した後に、図8
において、第1のスイッチ61をオンすると、リレー8
2はコイル82aが励磁して常開接点82bをオンに切
換える。この結果、主モータ31は回転して、主ラッチ
44をアンロック駆動する。
【0036】次に、上記構成のバックドア用ドアロック
装置20の作用を説明する。なお、先に図10に基づい
て概略作用を説明し、次に、図2に基づいて詳細に説明
する。図10は本発明に係るバックドア用ドアロック装
置の作用説明図である。バックドア用ドアロック装置2
0をアンロック操作するには、 (1)先ず、キーシリンダ72をアンロック位置Ulに
切換え操作する。この結果、図示せぬ副モータが正回転
して第1・第2副レバー48,49を反時計回り方向に
回転させる。従って、副ラッチ52は時計回り方向に回
転してアンロックする。 (2)その後、手動切換え機構62を時計回り方向に操
作する。この結果、第1のスイッチ61がオンになるの
で、図示せぬ主モータが正回転して第2主レバー34を
時計回り方向に回転させることで、第1ロッド41を右
方向に移動させる。従って、主ラッチ44は時計回り方
向に回転してアンロックする。
【0037】次に、図2に基づいてバックドア用ドアロ
ック装置20の作用を詳細に説明する。バックドア用ド
アロック装置20をアンロックするには、 (1)先ず、キーシリンダ72をアンロック位置Ulに
切換え操作する。すると、第2のスイッチ71は制御部
81に「アンロック操作信号」を発する。 (2)制御部81は副モータ45を正回転させ、副モー
タ45は副ウォームギヤ機構46を駆動する。 (3)ホイール46bが反時計回り方向に回転するの
で、ホイール46bの外周から中心へ湾曲したカム溝4
7に案内された第1副レバー48は反時計回り方向に回
転する。そして、第1副レバー48は副リンク49及び
第2副レバー51を介して副ラッチ52を時計回り方向
に回転させる。 (4)この結果、副ラッチ52はロック状態の主ラッチ
44からアンロックする。 (5)この時点で、制御部81は副モータ45を停止さ
せる。また、第1副レバー48は副応動スイッチ53を
オンにする。
【0038】(6)その後、片手だけで、手動切換え機
構62を左方向に操作しつつ、バックドア4(図6参
照)を持上げ操作する。すると、第1のスイッチ61は
アンロック操作中だけオンする。 (7)副応動スイッチ53がオン状態にあり、図8に示
すリレー82が作動し、常開接点82bはオンとなる。 (8)この結果、主モータ31は正回転してギヤ機構3
2を駆動する。 (9)ギヤ機構32のセクタギヤ32fは、第1主レバ
ー33を介して第2主レバー34を時計回り方向に回転
させる。 (10)第2主レバー34は第1ロッド41を右方向に
移動させることにより、第3・第4主レバー42,43
を介して主ラッチ44を時計回り方向に回転させる。 (11)この結果、主ラッチ44はストライカ21から
アンロックする(外れる)。 (12)ストライカ21から外れたバックドア4は開放
状態になる。 以上の説明のように、バックドア用ドアロック装置20
は2段操作で、バックドア4をアンロックすることがで
きる。
【0039】また、キーシリンダ72でバックドア用ド
アロック装置20をロック操作するには、 (1)先ず、開放されているバックドア4(図6参照)
を押し下げて閉じる。このとき、ストライカ21は主ラ
ッチ44にロックする。 (2)主ラッチ44はロックするときに、第4・第3主
レバー43,42、第1ロッド41、第2・第1主レバ
ー34,33を介してギヤ機構32を駆動することにな
る。しかし、ホイール32bと第1小ギヤ32cとの間
に空転機構35があるので、ホイール32bは回転しな
い。 (3)次に、キーシリンダ72をロック位置Lcに切換
え操作する。すると、第2のスイッチ71は制御部81
に「ロック操作信号」を発する。 (4)制御部81は副モータ45を逆回転させ、副モー
タ45は副ウォームギヤ機構46を駆動する。 (5)ホイール46bが時計回り方向に回転するので、
カム溝47に案内された第1副レバー48は時計回り方
向に回転する。そして、第1副レバー48は副リンク4
9及び第2副レバー51を介して副ラッチ52を反時計
回り方向に回転させる。 (6)この結果、副ラッチ52はロック状態の主ラッチ
44を更にロックする。 (7)この時点で、制御部81は副モータ45を停止さ
せる。また、第1副レバー48は、副モータ45の逆回
転途中に副応動スイッチ53をオフにする。
【0040】(8)その後、手動切換え機構62を左方
向に操作すると、第1のスイッチ61はアンロック操作
中だけオンする。 (9)しかし、副応動スイッチ53がオフ状態にあり、
図8に示すリレー82は作動しない。 (10)この結果、主モータ31は回転せず、主ラッチ
44はロック状態を維持する。
【0041】なお、第4主レバー43と第2副レバー5
1とは、長孔43aとピン51aとによる連結であり、
主・副モータ31,45の回転によるアンロック作動中
又はロック作動中に、互いに相手に影響を及ぼすことは
ない。また、主・副モータ31,45の回転によるアン
ロック作動又はロック作動は、上記キーシリンダ72を
操作する代りに、サイドドア3のキーシリンダ14やロ
ックノブ15を操作した場合であっても同様であり、上
記図9に示す制御部81の制御フローチャートのステッ
プに基づいて作動する。
【0042】一方、主・副モータ31,45を駆動せず
に、バックドア用ドアロック装置20を強制アンロック
するには、 (1)先ず、キーシリンダ72を、アンロック位置Ul
よりも更なる右の強制アンロック位置Kuに切換え操作
する。 (2)すると、アーム74は第2ロッド73を介して、
第2主レバー34を時計回り方向に回転させる。 (3)第2主レバー34は第1ロッド41を右方向に移
動させることにより、第3主レバー42を介して第4主
レバー43を時計回り方向に回転させる。 (4)この場合、第4主レバー43の回転角が大きいの
で、長孔43aとピン51aとの連結を介して第2副レ
バー51を時計回り方向に回転させる。 (5)この結果、副ラッチ52はロック状態の副ラッチ
52からアンロックする。 (6)引続いて、主ラッチ44はストライカ21からア
ンロックする。 (7)アンロックになったバックドア4を持上げて開放
することができる。
【0043】なお、上記本発明の実施の形態において、
主モータ(第1のモータ)31と主ラッチ(第1のラッ
チ)44との間の連結構成は任意であり、例えば、主モ
ータ31と主ラッチ44とを直接に連結してもよい。副
モータ(第2のモータ)45と副ラッチ(第2のラッ
チ)52との間の連結構成も同様である。また、手動切
換え機構62はレバー機構の構成に限らず、例えば、ハ
ンドル形式であってもよい。さらに、自動車1はハッチ
バックタイプの車両に限定するものではなく、例えばセ
ダンタイプの車両でもよい。そして、2段操作式ドアロ
ック装置でロックするドアの種類は、テールゲート、ト
ランク、サイドドア等任意である。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の発明では、ストライカ、第1のスイッ
チ及び手動切換え機構をドアに取付け、残りの第1のラ
ッチ、第1のラッチをロック又はアンロックに切換える
第1のモータ、ロック状態の第1のラッチを更にロック
する第2のラッチ、第2のラッチを駆動する第2のモー
タ、第2のスイッチ及びキーシリンダを車体に取付け
て、2段操作式の電動ドアロック装置を構成したので、
キーシリンダをアンロック操作した後に、片手だけで、
ドア側の手動切換え機構をアンロック操作しつつドアを
開操作して、ドアを容易に開けることができる。従っ
て、ストライカをドアに取付けた形式の2段操作式ドア
ロック装置の操作性は、極めて良好である。
【0045】また、ドアにストライカ、第1のスイッチ
及び手動切換え機構のみを取付けるようにしたので、取
付けスペースの制約があるような小さいドアであって
も、ドアロック装置を容易に取付けることができる。さ
らに、電動式自動車用ドアロック装置なので、ドアに取
付けた第1のスイッチ及び手動切換え機構と、車体に取
付けた残りのロック部材との間の連結は、第1のスイッ
チから車体側へ配線した細い信号線のみである。このた
め、ドアロック装置の一部の構成部材を可動側のドアに
取付けたにもかかわらず、ドア側と車体側との間の連結
は容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の斜視図
【図2】本発明に係る自動車用ドアロック装置のシステ
ムの模式図
【図3】本発明に係るサイドドア廻りの斜視図
【図4】本発明に係るバックドア用ドアロック装置を背
面から見た斜視図
【図5】図4の5−5断面図
【図6】図4の6−6断面図
【図7】図4の7−7断面図
【図8】本発明に係る自動車用ドアロック装置の電気回
路図
【図9】本発明に係る制御部の制御フローチャート
【図10】本発明に係るバックドア用ドアロック装置の
作用説明図
【符号の説明】
1…自動車、2…車体、4…ドア(バックドア)、5…
自動車用ドアロック装置、10…サイドドア用ドアロッ
ク装置、20…バックドア用ドアロック装置、21…ス
トライカ、30…オープンアクチュエータユニット、3
1…第1のモータ(主モータ)、40…ロックアクチュ
エータユニット、44…第1のラッチ(主ラッチ)、4
5…第2のモータ(副モータ)、52…第2のラッチ
(副ラッチ)、60…手動切換えユニット、61…第1
のスイッチ、62…手動切換え機構、70…キーシリン
ダユニット、71…第2のスイッチ、72…キーシリン
ダ、80…制御ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略U字状のストライカと、このストライ
    カをロックするための第1のラッチと、この第1のラッ
    チをロック状態又はアンロック状態に切換える第1のモ
    ータと、この第1のモータの運転信号を発する第1のス
    イッチと、この第1のスイッチをオン・オフさせる手動
    切換え機構と、ロック状態の第1のラッチを更にロック
    する第2のラッチと、この第2のラッチを駆動する第2
    のモータと、この第2のモータの運転信号を発する第2
    のスイッチと、この第2のスイッチを切換えるキーシリ
    ンダとからなり、しかも、前記ストライカ、第1のスイ
    ッチ及び手動切換え機構をドアに取付け、残りの第1の
    ラッチ、第1のモータ、第2のラッチ、第2のモータ、
    第2のスイッチ及びキーシリンダを車体に取付けたこと
    を特徴とする自動車用ドアロック装置。
JP23491097A 1997-08-29 1997-08-29 自動車用ドアロック装置 Pending JPH1171950A (ja)

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