JPH1175868A - 新規化合物 - Google Patents

新規化合物

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JPH1175868A
JPH1175868A JP10157425A JP15742598A JPH1175868A JP H1175868 A JPH1175868 A JP H1175868A JP 10157425 A JP10157425 A JP 10157425A JP 15742598 A JP15742598 A JP 15742598A JP H1175868 A JPH1175868 A JP H1175868A
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JP
Japan
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polypeptide
hgbab90
seq
nucleotide sequence
polynucleotide
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JP10157425A
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Christopher Donald Southan
クリストファー・ドナルド・サザン
Helen Elizabeth Clinkenbeard
ヘレン・エリザベス・クリンケンビアード
Nicola Anne Burgess
ニコラ・アン・バージェス
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SmithKline Beecham Ltd
Original Assignee
SmithKline Beecham Ltd
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • C12N9/50Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
    • C12N9/64Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
    • C12N9/6421Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
    • C12N9/6424Serine endopeptidases (3.4.21)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HGBAB90ポリペプチドおよびポリヌク
レオチド、ならびに組み換え法によるかかるポリペプチ
ドの製造方法を開示する。疾病の治療のためのプロトコ
ールの設計、ならびにかかる症状の診断アッセイにおけ
るHGBAB90ポリペプチドおよびポリヌクレオチド
の使用方法も開示する。 【解決手段】 配列番号:2のHGBAB90ポリペプ
チドをコードしているヌクレオチド配列に対してその全
長にわたり少なくとも90%の同一性を有するヌクレオ
チド配列を含む単離ポリヌクレオチド、または該単離ポ
リヌクレオチドに対して相補的なヌクレオチド配列。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新たに同定された
ポリヌクレオチド、それによりコードされるポリペプチ
ド、ならびにかかるポリヌクレオチドおよびポリペプチ
ドの使用、ならびにそれらの製造に関する。より詳細に
は、本発明ポリヌクレオチドおよびポリペプチドは、セ
リンプロテアーゼファミリーに関連したものであり、以
下、HGBAB90という。また本発明は、かかるポリ
ヌクレオチドおよびポリペプチドの阻害または活性化に
も関する。
【0002】
【従来の技術】プロテアーゼはヒトの生理において種々
の重要な機能を行っている。プロテアーゼが病理に関し
て重要である疾病が増加している。これらの重要なプロ
テアーゼに関して選択的アンタゴニストまたはアゴニス
トの設計またはスクリーニングを行うことは、新たな薬
剤の開発を可能にする。セリンプロテアーゼはプロテア
ーゼの主要なファミリーであり、それに属する多数のも
のが知られている。これらはRawlings & Barrett (Meth
ods in Enzymol. 244:19-61, 1994)により論じられて
いる。セリンプロテアーゼの例はマウスのニューロプシ
ン(Chen et al.J Neurosci 15 (7 Pt 2):5088-5097 19
95)である。
【0003】肺気腫、関節炎、多発性硬化症、歯周病、
のう胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液質、アン
ギナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧のごとき
心臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテローム硬化性
疾患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツハイマー病、
パーキンソン病およびハンチントン病のごとき慢性神経
変性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容体変性疾
患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶反応、白内
障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳血管けいれ
ん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシー(これら
に限らない)を包含する機能不全または疾病の予防、改
善または修正において役割を果たしうるセリンプロテア
ーゼのさらなるメンバーの同定および特徴づけが、やは
り必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1の態様において、本
発明は、HGBAB90ポリペプチドならびにその製造
のための組み換え物質および方法に関する。本発明のも
う1つの態様は、かかるHGBAB90ポリペプチドお
よびポリヌクレオチドの使用方法に関する。かかる使用
は、とりわけ、肺気腫、関節炎、多発性硬化症、歯周
病、のう胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液質、
アンギナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧のご
とき心臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテローム硬
化性疾患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツハイマー
病、パーキンソン病およびハンチントン病のごとき慢性
神経変性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容体変
性疾患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶反応、白
内障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳血管けい
れん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシーの治療
を包含する。さらにもう1つの態様において、本発明
は、本発明により提供される材料を用いるアンタゴニス
トおよびアゴニストの同定方法、ならびに同定された化
合物を用いるHGBAB90のバランス不良関連症状の
治療方法に関する。さらにもう1つの態様は、不適当な
HGBAB90の活性またはレベルに関連した疾病の検
出のための診断アッセイに関する。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】定義 下記定義は、本明細書で頻繁に使用される特定の用語の
理解を容易にするためのものである。「HGBAB9
0」は、とりわけ、配列番号:2に示すアミノ酸配列を
有するポリペプチド、またはその対立遺伝子変種をい
う。「HGBAB90活性」または「HGBAB90ポ
リペプチド活性」または「HGBAB90またはHGB
AB90ポリペプチドの生物学的活性」は、該HGBA
B90の代謝的または生理学的機能をいい、類似の活性
または改善された活性または望ましくない副作用を減じ
られたこれらの活性を包含する。該HGBAB90の抗
原性活性および免疫原性活性も含まれる。「HGBAB
90遺伝子」は、配列番号:1に示すヌクレオチド配列
を含むポリヌクレオチドまたはその対立遺伝子変種およ
び/またはその相補物をいう。本明細書の用語「抗体」
は、ポリクローナルおよびモノクローナル抗体、キメ
ラ、1本鎖、ならびにヒト化抗体、さらにはFabフラ
グメントを包含し、Fabまたは他の免疫グロブリン発
現ライブラリーの生成物も包含する。
【0006】「単離」とは、「人間の手により」天然の
状態から変化させられた、すなわち、それが天然に存在
する場合、元来の環境から変化させるもしくは取り除
く、またはその両方を行ったことを意味する。例えばポ
リヌクレオチドまたはポリペプチドが、天然の状態で生
存動物に存在する場合は、「単離」されていないが、同
一のポリヌクレオチドまたはポリペプチドが、天然に共
存する物質から分離されている場合は、本明細書に用い
る用語である、「単離」がなされている。
【0007】「ポリヌクレオチド」とは、一般的には、
修飾されていないRNAもしくはDNA、または修飾さ
れたRNAもしくはDNAであってよい、任意のポリリ
ボヌクレオチドまたはポリデオキシリボヌクレオチドを
意味する。「ポリヌクレオチド」は、一本鎖および二本
鎖DNA、一本鎖および二本鎖領域の混合物または一本
鎖、二本鎖および三本鎖領域の混合物であるDNA、一
本鎖および二本鎖RNA、ならびに一本鎖および二本鎖
領域の混合物であるRNA、一本鎖もしくはより典型的
には二本鎖もしくは三本鎖、または一本鎖および二本鎖
領域の混合物でよいDNAおよびRNAを含むハイブリ
ッド分子を意味するが、これに限定するものではない。
さらに、本明細書で用いるポリヌクレオチドは、RNA
もしくはDNA、またはRNAおよびDNAの両方を含
む三本鎖領域を意味する。さらに、「ポリヌクレオチ
ド」は、安定性またはその他の理由により、修飾された
骨格を有するDNAまたはRNA、ならびに修飾された
骨格を有するDNAまたはRNAを包含する。「修飾さ
れた」塩基は、例えば、トリチル化塩基およびイノシン
のごとき通常的でない塩基を包含する。種々の修飾がD
NAおよびRNAについて行われており、よって、「ポ
リヌクレオチド」は、典型的に天然において見いだされ
るポリヌクレオチドの化学的、酵素的または代謝的に修
飾された形態、ならびにウイルスおよび細胞に特徴的な
DNAおよびRNAの化学的形態を包含する。また、
「ポリヌクレオチド」は、しばしばオリゴヌクレオチド
と称する短いポリヌクレオチドを包含する。
【0008】「ポリペプチド」は、ペプチド結合または
修飾されたペプチド結合により互いに結合している2個
またはそれ以上のアミノ酸を含む任意のペプチドまたは
蛋白を意味する。「ポリペプチド」は、通常、例えばペ
プチド、オリゴペプチドおよびオリゴマーとも称する短
鎖、および一般的に蛋白と称する長鎖の両方を意味す
る。ポリペプチドは20種の遺伝子によりコードされた
アミノ酸とは異なるアミノ酸を含有できる。「ポリペプ
チド」には、プロセッシングおよびその他の翻訳後修飾
のような天然のプロセッシングにより修飾されたものが
含まれるが、当業者に周知の化学修飾技術によっても修
飾される。このような修飾は基礎的な参考書およびさら
に詳細な論文ならびに多数の研究文献にも詳しく記載さ
れており、これらは当業者に周知である。修飾は、ペプ
チド骨格、アミノ酸側鎖およびアミノ末端またはカルボ
キシル末端等のポリペプチドの任意の部位で行われう
る。同一の型の修飾は該ポリペプチドのいくつかの部位
で、同一または異なる程度で存在し得ることは理解され
よう。また、ポリペプチドは多くの型の修飾をも含み得
る。ポリペプチドは、ユビキチネーションの結果として
分枝状であってもよく、分枝を伴うまたは伴わない環状
のものであってもよい。環状、分枝状および分枝状かつ
環状のポリペプチドは翻訳後の天然プロセッシングによ
り生じるものであってもよく、あるいは合成法により製
造されるものであってもよい。修飾には、アセチル化、
アシル化、ADP−リボシル化、アミド化、フラビンの
共有結合、ヘム部分の共有結合、ヌクレオチドまたはヌ
クレオチド誘導体の共有結合、脂質または脂質誘導体の
共有結合、ホスホチジルイノシトールの共有結合、交差
架橋、環化、ジスルフィド結合形成、脱メチル化、交差
架橋共有結合形成、シスチン形成、ピログルタメート形
成、ホルミル化、ガンマ−カルボキシル化、グリコシル
化、GPIアンカー形成、水酸化、ヨウ素化、メチル
化、ミリストイル化、酸化、蛋白加水分解プロセッシン
グ、リン酸化、プレニル化、ラセミ化、グリコシル化、
脂質結合、硫酸化、グルタミン酸残基のガンマ−カルボ
キシル化、水酸化およびADPリボシル化、セレノイル
化、硫酸化、アルギニル化のようなトランスファーRN
A媒介の蛋白へのアミノ酸の添加、ならびにユビキチネ
ーションなどがある。例えば、Proteins-Structure and
Molecular Properties、第2版、T.E.Creighton、W.H.
Freeman and Company、ニューヨーク(1993)およびPos
t-translational Covalent Modification of Protein
s、B.C.Johnson編、アカデミックプレス、ニューヨーク
(1983)のWold,F.,Posttranslational ProteinModific
ations :Perspective and Prospects、1〜12頁;Seift
erら、Meth.Enzymol.182:626-646(1990)およびRattan
ら、Protein Synthesis:Post-translational Modifica
tions and Aging,Ann.N.Y.Acad.Sci.663:48-62(199
2)参照。
【0009】本明細書で用いる「変種」なる用語は、対
照ポリヌクレオチドまたはポリペプチドとは各々異なる
ポリヌクレオチドまたはポリペプチドであるが、本質的
な特性は保持しているものをいう。典型的なポリヌクレ
オチドの変種は、別の対照ポリヌクレオチドとはヌクレ
オチド配列が異なる。変種のヌクレオチド配列の差異
は、対照ポリヌクレオチドによりコードされるポリペプ
チドのアミノ酸配列を変化させるものであってもよく、
変化させないものであってもよい。ヌクレオチドの変化
は結果的に、以下に論じるように、対照配列によりコー
ドされるポリペプチドにおけるアミノ酸置換、付加、欠
損、融合および末端切断を招く。典型的なポリペプチド
の変種は、別の対照ポリペプチドとはアミノ酸配列が異
なる。一般的には、差異は、対照ポリペプチドおよび変
種の配列が全体的に非常に類似しており、多くの領域で
同一であるように限定される。変種および対照ポリペプ
チドは、1またはそれ以上の置換、付加、欠損が任意の
組み合わせで起こることにより、アミノ酸配列が変化し
得る。置換または挿入されたアミノ酸残基は、遺伝学的
コードによりコードされたものであってもなくてもよ
い。ポリヌクレオチドまたはポリペプチドの変種は、例
えば対立遺伝子変種のような天然発生のものでよいか、
または天然に発生することが知られていない変種でよ
い。ポリヌクレオチドおよびポリペプチドの非天然発生
変種は、突然変異技術、直接的合成、および当業者に既
知のその他の組換え技術により製造できる。
【0010】「同一性」とは、ヌクレオチド配列または
アミノ酸配列の同一性の尺度である。一般的には、最高
の合致が得られるように配列を並置する。「同一性」は
それ固体当該分野において認識された意味を有し、公表
された方法を用いて算出できる。例えば、Computationa
l Molecular Biology,Lesk,A.M.編、オックスフォード
・ユニバーシティー・プレス、ニューヨーク、1988年;
Biocomputing:Informatics and Genome Projects,Smi
th,D.W.編、アカデミック・プレス、ニューヨーク、199
3年;Computer Analysis of Sequence Data,パート
I,Griffin,A.M.およびGriffin,H.G.編、ヒューマン・
プレス、ニュージャージー、1994年;Sequence Analysi
s in Molecular Biology,von Heinje,G.、アカデミッ
ク・プレス、1987年;およびSequence Analysis Prime
r,Gribskov,M.およびDevereux,J.編、エム・ストック
トン・プレス、ニューヨーク、1991年)。二つの配列の
同一性を測定する方法は多くあるが、用語「同一性」は
当業者によく知られている(Sequence Analysis in Mol
ecular Biology,von Heinje,G.、アカデミック・プレ
ス、1987年;Sequence Analysis Primer,Gribskov,M.
およびDevereux,J.編、エム・ストックトン・プレス、
ニューヨーク、1991年;ならびにCarillo,H.およびLipm
an,D.,SIAM J.Applied Math.,48:1073(1988))。配
列間の同一性または類似性を測定するために通常用いら
れる方法はCarillo,H.およびLipman,D.,SIAM J.Applie
d Math.,48:1073(1988)等に開示されているが、これ
らに限定するものではない。同一性および類似性を決定
する方法は、公に入手できるコンピュータープログラム
に集成されている。二つの配列間の同一性および類似性
を測定する好ましいコンピュータープログラム法には、
GCGプログラムパッケージ(Devereux,J.ら、Nucleic
Acids Research 12(1):387(1984)、BLASTP、BLASTN、
およびFASTA(Atschul,S.F.ら、J.Molec.Biol.215:403
(1990)))等があるが、これらに限定するものではな
い。
【0011】一例として、配列番号:1の対照ヌクレオ
チド配列に対して、例えば少なくとも95%の同一性を
有するヌクレオチド配列を有するポリヌクレオチドを挙
げると、そのポリヌクレオチド配列が配列番号:1の対
照ヌクレオチド配列のヌクレオチド100個ごとに5個
までのヌクレオチドの変化を含みうることを除き、その
ポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は対照配列と同一
である。言い換えると、対照ヌクレオチド配列に対して
少なくとも95%同一であるヌクレオチド配列を有する
ポリヌクレオチドを得るためには、対照配列中の全ヌク
レオチドのうち5%までの数のヌクレオチドが対照配列
に挿入されたものであってもよい。対照配列のこれらの
変異は、対照ヌクレオチド配列の5’または3’末端位
置に存在していてもよく、あるいはそれらの末端位置の
間のいずれかの位置に存在していてもく、対照配列のヌ
クレオチドに散在していてもよく、あるいは対照配列内
の1個またはそれ以上の一連の群となっていてもよい。
【0012】同様に、配列番号:2の対照アミノ酸配列
に対して少なくとも例えば95%の同一性を有するアミ
ノ酸配列を有するポリペプチドを例に挙げると、そのポ
リペプチド配列が配列番号:2の対照アミノ酸配列のア
ミノ酸100個ごとに5個までのアミノ酸の変化を含み
うることを除き、そのポリペプチドのアミノ酸配列は対
照配列と同一である。言い換えると、対照アミノ酸配列
に対して少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を有
するポリペプチドを得るためには、対照配列中のアミノ
酸の5%までが置換または他のアミノ酸と置換していて
もよく、あるいは対照配列中の全アミノ酸のうち5%ま
での数のアミノ酸が対照配列中に挿入されたものであっ
てもよい。対照配列におけるこれらの変化は、対照アミ
ノ酸配列のアミノまたはカルボキシ末端位置に存在して
もよく、あるいはそれらの末端間のいずれかの位置に存
在してもよく、対照配列中に散在していてもよく、ある
いは対照配列内で1個またはそれ以上の一連の群をなし
ていてもよい。
【0013】本発明のポリペプチド 1の態様において、本発明はHGBAB90ポリペプチ
ドに関する。HGBAB90ポリペプチドは、配列番
号:2のポリペプチド;ならびに配列番号:2のアミノ
酸配列を含むポリペプチド;および配列番号:2に対し
て全長にわたり少なくとも75%の同一性、より好まし
くは少なくとも80%の同一性、さらにより好ましくは
少なくとも90%の同一性、ずっと好ましくは少なくと
も95%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプ
チドを包含する。そのうえ、少なくとも97〜99%の
同一性のものが非常に好ましい。また、配列番号:2の
アミノ酸配列を有するポリペプチドに対して全長にわた
り少なくとも75%の同一性、より好ましくは80%の
同一性、さらにより好ましくは少なくとも90%の同一
性、ずっと好ましくは少なくとも95%の同一性を有す
るアミノ酸配列を有するポリペプチドもHGBAB90
ポリペプチドに含まれる。そのうえ、少なくとも97〜
99%の同一性のものが非常に好ましい。好ましくは、
HGBAB90ポリペプチドは、HGBAB90の生物
学的活性のうちの少なくとも1つを示す。
【0014】HGBAB90ポリペプチドは「成熟」蛋
白の形態であってもよく、あるいは融合蛋白のごとき大
型の蛋白の一部であってもよい。分泌またはリーダー配
列、プロ配列、複数のヒスチジン残基のごとき精製を促
進する配列、または組み換え生産を行っている間の安定
性のためのさらなる配列を含むさらなるアミノ酸配列を
含んでいることがしばしば有利である。
【0015】HGBAB90ポリペプチドの生物学的に
活性のあるフラグメントも本発明に包含される。フラグ
メントは、前述のHGBAB90ポリペプチドのアミノ
酸配列のすべてではなく一部に対して全く同一であるア
ミノ酸配列を有するポリペプチドである。HGBAB9
0ポリペプチドについては、フラグメントは「独立して
存在するもの(free standing)」であるか、あるいは
より大きなポリペプチド内に含まれていてもよく、その
中でフラグメントは一部分もしくは領域を形成してい
る。最も好ましくは、単一の連続した領域として、より
大きなポリペプチドに含まれる。本発明ポリペプチドフ
ラグメントの典型例は、例えば、HGBAB90ポリペ
プチドのアミノ酸番号約1〜20、21〜40、41〜
60、61〜80、81〜100および101から末端
までからなるフラグメントを包含する。この意味におい
て、「約」とは、片方の端または両端において、示され
た数よりも数個、5個、4個、3個、2個または1個多
いかまたは少ない範囲を含む。
【0016】好ましいフラグメントは、例えば、アミノ
末端を含む一連の残基が欠失、またはカルボキシ末端を
含む一連の残基が欠失、あるいは一方がアミノ末端でも
う一方がカルボキシ末端を含む2種の一連の残基が欠失
していること以外はHGBAB90ポリペプチドのアミ
ノ酸配列を有する末端切断ポリペプチドを包含する。ま
た、構造的または機能的属性により特徴づけられるフラ
グメント、例えばアルファーヘリックスおよびアルファ
ーヘリックス形成領域、ベータシートおよびベータシー
ト形成領域、ターンおよびターン形成領域、コイルおよ
びコイル形成領域、親水性領域、疎水性領域、アルファ
ー両親媒性領域、ベータ両親媒性領域、可変領域、表面
形成領域、基質結合領域、および高抗原性指標領域を含
むフラグメントなども好ましい。HGBAB90活性を
媒介する、生物学的に活性な領域も好ましく、類似の活
性もしくは改善された活性のある、または望ましくない
活性を減じたフラグメント等がある。動物、とりわけヒ
トにおいて抗原的または免疫原的なフラグメントもまた
含まれる。
【0017】好ましくは、これらのポリペプチドのすべ
ては、抗原的活性を包含する、HGBAB90の生物学
的活性を保持している。上記配列およびフラグメントの
変種もこのグループに含まれる。好ましい変種は、保存
的アミノ酸置換により変化したものであり、すなわち、
同様の特徴を有するアミノ酸により置換されているもの
である。典型的なかかる置換は、Ala、Val、Le
uおよびIle間:SerおよびThr間;Aspおよ
びGlu間;AsnおよびGln間;ならびに塩基性残
基LysおよびArg間;あるいは芳香族残基Pheお
よびTyr間におけるものである。数個、5ないし10
個、1ないし5個、または1ないし2個のアミノ酸がい
ずれかの組み合わせで置換、欠失または付加されている
変種が特に好ましい。
【0018】いずれかの適当な方法で本発明HGBAB
90ポリペプチドを製造することができる。かかるポリ
ペプチドは、単離された天然ポリペプチド、組み換え法
によるポリペプチド、合成法によるポリペプチド、また
はこれらの方法の組み合わせによるポリペプチドを包含
する。かかるポリペプチドの製造手段は当該分野におい
てよく理解されている。
【0019】本発明のポリヌクレオチド 本発明のもう1つの態様は、HGBAB90ポリヌクレ
オチドに関する。HGBAB90ポリヌクレオチドは、
HGBAB90ポリペプチドおよびフラグメントをコー
ドしている単離ポリヌクレオチド、ならびにそれらに密
接に関連しているポリヌクレオチドを包含する。より詳
細には、本発明HGBAB90ポリヌクレオチドは、配
列番号:2のHGBAB90ポリペプチドをコードして
いる配列番号:1に示すヌクレオチド配列を含むポリヌ
クレオチド、ならびに配列番号:1の特定の配列を有す
るポリヌクレオチドを包含する。さらにHGBAB90
ポリヌクレオチドは、配列番号:2のHGBAB90ポ
リペプチドをコードしているポリヌクレオチドに対して
全長にわたり少なくとも80%の同一性を有するヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド、および配列番号:
1の配列を有するポリヌクレオチドに対して全長にわた
り少なくとも80%の同一性を有するポリヌクレオチド
を包含する。この点において、少なくとも90%同一で
あるポリヌクレオチドが好ましいく、少なくとも95%
同一であるものが特に好ましい。さらにそのうえ、少な
くとも97%同一のものが非常に好ましく、少なくとも
98〜99%同一のものが最も非常に好ましく、99%
同一のものが最高に好ましい。配列番号:1に含まれる
ヌクレオチド配列に対して十分な同一性を有し、増幅に
使用可能であるかまたはプローブもしくはマーカーとし
て使用される条件下でハイブリダイゼーションするヌク
レオチド配列もHGBAB90ポリヌクレオチドに包含
される。また本発明は、かかるHGBAB90ポリヌク
レオチドに対して相補的なポリヌクレオチドも提供す
る。
【0020】ヒトHGBAB90をコードしているcD
NAの配列決定結果により示されるように、本発明HG
BAB90は他のセリンプロテアーゼファミリーの蛋白
に構造的に関連性がある。配列番号:1のcDNA配列
は配列番号:2の260個のアミノ酸からなるポリペプ
チドをコードしている読み枠(ヌクレオチド番号105
から888まで)を含む。配列番号:2のアミノ酸配列
は、マウスのニューロプシン(Chen et al. J. Neurosc
i. 15 (7 Pt 2):5088-5097, 1995)に対して254個の
アミノ酸残基において約73%の同一性を有する(BLAS
TXを用いた場合)。配列番号:1のヌクレオチド配列
は、マウスのニューロプシン(Chenet al. J. Neurosc
i. 15 (7 Pt 2):5088-5097, 1995)のmRNAに対して
799個のヌクレオチド残基において約76%の同一性
を有する(BLASTを用いた場合)。よって、本発明HG
BAB90ポリペプチドおよびポリヌクレオチドは、と
りわけ、その相同的ポリペプチドおよびポリヌクレオチ
ドと類似の生物学的機能/特性を有していると期待さ
れ、その有用性は当業者に明らかである。
【0021】また本発明は、配列番号:1および配列番
号:2の対応全長配列の決定に先立って最初に同定され
た部分的または他のポリヌクレオチドまたはポリペプチ
ド配列にも関する。したがって、さらなる態様におい
て、本発明は、 (a)配列番号:3の全長にわたり配列番号:3に対し
て少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも8
0%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の同一
性、最も好ましくは少なくとも97〜99%の同一性を
有するヌクレオチド配列; (b)配列番号:3の全長にわたり配列番号:3に対し
て少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも8
0%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の同一
性、さらにより好ましくは少なくとも97〜99%の同
一性を有するヌクレオチド配列; (c)配列番号:3のポリヌクレオチド;または (d)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも80%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、さらにより好ましくは少なくとも9
7〜99%の同一性を有するポリペプチドをコードして
いるヌクレオチド配列 を含む単離ポリヌクレオチドを提供する。
【0022】さらに本発明は、 (a)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも80%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、最も好ましくは少なくとも97〜9
9%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチ
ド; (b)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも80%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、最も好ましくは少なくとも97〜9
9%の同一性を有するアミノ酸配列を有するポリペプチ
ド; (c)配列番号:4のアミノ酸配列を含むポリペプチ
ド;および (d)配列番号:4のポリペプチド;ならびに配列番
号:3中に含まれる配列を含むポリヌクレオチドにより
コードされているポリペプチドを提供する。
【0023】配列番号:3のヌクレオチド配列およびそ
れによりコードされるペプチド配列はEST(発現配列
タグ)配列由来のものである。EST配列においていく
つかの配列読み取りエラーの存在が不可避であることが
当業者により認識されている(Adams, M. D. et al., N
ature 377 (supp) 3, 1995参照)。したがって、配列番
号:3のヌクレオチド配列およびそれによりコードされ
るペプチド配列には、配列の正確さにおける本質的な限
界がある。さらにそのうえ、配列番号:3によりコード
されるペプチド配列は、最も相同性が高く構造的に類似
した蛋白に対して同一性または高い相同性および/また
は高い構造類似性(例えば、保存的アミノ酸の差異)を
有する領域を含んでいる。
【0024】配列番号:3のcDNA配列は、配列番
号:4のポリペプチドをコードしている。この配列をH
GBAB90と比較したところ、その最も近似した相同
蛋白はヒトのプロテアーゼM(Anisowicz et al. Mol.
Med. 2 (5):624-636, 1996)である。配列番号:1のヌ
クレオチド配列は、マウスのニューロプシン(Chen eta
l. J. Neurosci. 15 (7 Pt 2):5088-5097, 1995)に対
して148個のヌクレオチド残基において約77%の同
一性を有する(BLASTNを用いた場合)。
【0025】さらに本発明は、上記配列にハイブリダイ
ゼーションするポリヌクレオチドにも関する。この点に
おいて、特に本発明は、厳密な条件下で上記ポリヌクレ
オチドにハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド
に関連する。本明細書の用語「厳密な条件」とは、配列
間に少なくとも95%、好ましくは少なくとも97%の
同一性がある場合にのみハイブリダイゼーションが起こ
ることを意味する。
【0026】配列番号:1に含まれるヌクレオチド配列
またはそのフラグメント(配列番号:3のフラグメント
を包含)に対して同一または十分に同一である本発明ポ
リヌクレオチドをcDNAおよびゲノムDNA用のハイ
ブリダイゼーションプローブとして用いて、全長のcD
NAおよびHGBAB90をコードしているゲノムクロ
ーンを単離し、またHGBAB90遺伝子に対して高い
類似性のある配列を有する他の遺伝子のcDNAおよび
ゲノムクローン(ヒト以外の種由来のホモログまたはオ
ーソログをコードしている遺伝子を包含)を単離しても
よい。かかるハイブリダイゼーション法は当業者に知ら
れている。典型的には、これらのヌクレオチド配列は、
対照に対して80%、好ましくは90%、より好ましく
は95%の同一性を有する。一般的には、プローブは少
なくとも15個のヌクレオチドを含むであろう。好まし
くは、かかるプローブは少なくとも30個のヌクレオチ
ドを有し、少なくとも50個のヌクレオチドを有してい
てもよい。特に好ましいプローブは30ないし50個の
範囲のヌクレオチドを含む。
【0027】1の具体例において、HGBAB90ポリ
ペプチドをコードしているポリヌクレオチドを得ること
は、配列番号:1の配列またはそのフラグメント(配列
番号:3のフラグメントを包含)の配列を有する標識プ
ローブを用いて厳密なハイブリダイゼーション条件下で
適当なライブラリーをスクリーニングし、次いで、該ポ
リヌクレオチド配列を含有する全長のcDNAおよびゲ
ノムクローンを単離する工程を含む。よって、もう1つ
の態様において、本発明HGBAB90ポリヌクレオチ
ドはさらに、厳密な条件下で配列番号:1の配列または
そのフラグメント(配列番号:3のフラグメントを包
含)にハイブリダイゼーションするヌクレオチド配列を
含むヌクレオチド配列を包含する。また、上記ハイブリ
ダイゼーション条件により得られるヌクレオチド配列に
よってコードされているアミノ酸配列を含むポリペプチ
ドもHGBAB90ポリペプチドに包含される。かかる
ハイブリダイゼーション法は当業者によく知られてい
る。厳密なハイブリダイゼーション条件は上で定義した
ものであるか、または50%ホルムアミド、5xSSC
(150mM NaCl、15mM クエン酸三ナトリウ
ム)、50mM リン酸ナトリウム(pH7.6)、5
xデンハーツ溶液、10%デキストラン硫酸、および2
0マイクログラム/mlの変性剪断サケ・精子DNAを
含む溶液中、42℃で一晩、次いで、約65℃において
0.1xSSC中での洗浄といった条件であってもよ
い。
【0028】本発明ポリヌクレオチドおよびポリペプチ
ドを、動物およびヒトの疾病の治療および診断のための
研究試薬および材料として用いてもよい。
【0029】ベクター、宿主細胞、発現 本発明はまた、ポリヌクレオチドまたは本発明のポリヌ
クレオチドを含むベクター、本発明のベクターで遺伝子
操作される宿主細胞ならびに組換え法による本発明のポ
リペプチドの製造にも関する。本発明DNA構築物由来
のRNAを用いて、無細胞翻訳系を用いてかかる蛋白を
製造することもできる。組換え体を製造するために、宿
主細胞を遺伝子操作して、発現系もしくはそれらの一
部、または本発明のポリヌクレオチドを組み込むことが
できる。ポリヌクレオチドの宿主細胞への導入は、例え
ば、Davisら、Basic Methods in Molecular Biology(1
986);Sambrookら、Molecular Cloning;A Laboratory
Manual、第2版;コールド・スプリング・ハーバー・
ラボラトリー・プレス、コールド・スプリング・ハーバ
ー、ニューヨーク(1989)のごとき多くの標準的な実験
マニュアルに記載される方法により行うことができ、例
えばリン酸カルシウムトランスフェクション、DEAE
−デキストラン媒介トランスフェクション、トランスベ
クション、マイクロインジェクション、陽イオン脂質媒
介トランスフェクション、エレクトロポレーション、形
質導入、スクレープ負荷(scrape loading)、バリステ
ィック導入(ballistic introduction)および感染等が
ある。
【0030】適当な宿主の代表的なものには、細菌細
胞、例えば連鎖球菌属(streptococci)、ブドウ球菌属
(staphylococci)、大腸菌(E.coli)、ストレプトミ
セス(Streptomyces)および枯草菌(Bacillus subtii
s)細胞;真菌細胞、例えば酵母細胞およびアスペルギ
ルス属(Aspergillus)細胞;昆虫細胞、例えばドロソ
フィラS2(Drosophila S2)およびスポドプテラSf
9(Spodoptera Sf9)細胞;動物細胞例えばCHO、C
OS、HeLa、C127、3T3、BHK、293お
よびボウズ(Bows)メラノーマ細胞;ならびに植物細胞
等がある。
【0031】非常に多種の発現系を使用できる。このよ
うなベクターには、染色体、エピソームおよびウイルス
由来のベクター、例えば細菌プラスミド由来、バクテリ
オファージ由来、トランスポゾン由来、酵母エピソーム
由来、挿入エレメント由来、酵母染色体エレメント由
来、例えばバキュロウイルス、パポバウイルス、例えば
SV40、ワクシニアウイルス、アデノウイルス、鶏痘
ウイルス、仮性狂犬病ウイルスおよびレトロウイルス等
のウイルス由来のベクター、ならびにそれらを組み合わ
せたものに由来するベクター、例えばプラスミドおよび
バクテリオファージの遺伝学的エレメント由来のベクタ
ー、例えばコスミドおよびファージミド等がある。発現
系の構築物には発現を制御および引き起こす調節領域を
含有できる。一般的には、宿主中にポリヌクレオチドを
保持、伸長または発現するのに、および/またはポリペ
プチドを発現するのに適した任意の系またはベクター
を、この点に関する発現に使用できる。周知のおよび通
常的な種々の任意の技術により、適当なDNA配列を発
現系に挿入でき、例えばSambrookら、MolecularClonin
g,A Laboratory Manual(上記)に記載されている。
【0032】翻訳蛋白を、小胞体内腔、ペリプラスミッ
クスペースまたは細胞外環境へ分泌させるために、適当
な分泌シグナルを発現するポリペプチドに組み込むこと
ができる。これらのシグナルはポリペプチドに本来的な
ものであってもく、あるいは異種性のシグナルであって
もよい。
【0033】HGBAB90ポリペプチドをスクリーニ
ングアッセイに用いるために発現させる場合、一般的に
は、細胞表面にポリペプチドを生産させるのが好まし
い。この場合、スクリーニングアッセイに使用する前に
細胞を集めてもよい。HGBAB90ポリペプチドが培
地中に分泌される場合、培地を回収し、ポリペプチドを
回収し精製することができる。細胞内に生成される場
合、まず細胞を溶解し、次いで、ポリペプチドを回収し
なければならない。HGBAB90ポリペプチドは周知
の方法により、組換え細胞培養物から回収および精製で
き、その方法には例えば硫酸アンモニウムまたはエタノ
ール沈殿、酸抽出、陰イオンまたは陽イオン交換クロマ
トグラフィー、ホスホセルロースクロマトグラフィー、
疎水性相互作用クロマトグラフィー、親和性クロマトグ
ラフィー、ヒドロキシルアパタイトクロマトグラフィー
およびレクチンクロマトグラフィー等がある。高速液体
クロマトグラフィーを精製に用いるのが最も好ましい。
ポリペプチドが単離および/または精製中に変性した場
合、再び活性な立体配座にするために、蛋白再生のため
の周知の技法を用いることができる。
【0034】診断アッセイ 本発明は、診断試薬としての本発明HGBAB90ポリ
ヌクレオチドの使用にも関する。機能不全に関連した変
異形態のHGBAB90遺伝子の検出は、HGBAB9
0の発現不足、過剰発現または変化した発現から生じる
疾病またはかかる疾病に対する感受性を決定するための
診断的手段を提供するであろう。HGBAB90遺伝子
における変異を有する個体を、種々の方法によりDNA
レベルで検出してもよい。
【0035】診断用の核酸は、感染個体の細胞、例えば
血液、尿、唾液、組織生検または剖検材料から得てもよ
い。ゲノムDNAを検出に直接使用してもよく、あるい
は分析前にPCRもしくはその他の増幅法を用いること
により酵素的に増幅してもよい。RNAまたはcDNA
を同様に用いてもよい。正常遺伝子型との比較におい
て、増幅生成物のサイズ変化により欠失および挿入を検
出することができる。増幅DNAを標識HGBAB90
ヌクレオチド配列にハイブリダイゼーションさせること
により点突然変異を同定することができる。RNアーゼ
消化により、または融解温度の差により、完全に対合し
た配列を誤対合二重らせんから区別することができる。
DNA配列の相違はまた、変性物質含有または不含のゲ
ル中のDNAフラグメントの電気泳動の移動度の変化を
検出することにより、または直接的なDNA配列決定に
より検出できる。例えばMeyers et.al.Science,230:12
42(1985)参照。特異的な位置での配列の変化はまた、
ヌクレアーゼ保護アッセイ、例えばRNアーゼおよびS
1保護または化学的切断法によっても明らかにすること
ができる。例えばCotton et al.Proc.Natl.Acad.Sci.,U
SA,85:4397-4401(1985)参照。もう1つの具体例にお
いて、HGBAB90ヌクレオチドまたはそのフラグメ
ントを含むオリゴヌクレオチドプローブのアレイ(arra
y)を構築して、例えば遺伝学的変異の効果的なスクリ
ーニングを行うことができる。アレイ法はよく知られて
おり、広い適用範囲を有し、遺伝子発現、遺伝学的連
関、および遺伝学的変異可能性を包含する分子遺伝学に
おける種々の問題を調べるために用いられうる(例え
ば、M.Chee et al.,Science.Vol 274,pp 610-613 (199
6)参照)。
【0036】診断アッセイは、本明細書記載の方法によ
りHGBAB90遺伝子の変異を検出することにより、
肺気腫、関節炎、多発性硬化症、歯周病、のう胞性繊維
症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液質、アンギナ、緑内
障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧のごとき心臓血管系
の疾患、心筋梗塞のごときアテローム硬化性疾患、なら
びに卒中、喘息、乾癬、アルツハイマー病、パーキンソ
ン病およびハンチントン病のごとき慢性神経変性疾患、
脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容体変性疾患、ならび
にレンズ白内障、器官移植拒絶反応、白内障、再狭窄、
筋ジストロフィー、腎不全、脳血管けいれん、膵臓炎、
ならびに糖尿病性ニューロパシーの診断方法またはかか
る疾病に対する感受性の診断方法を提供する。
【0037】さらに、対象由来の試料の異常に上昇また
は低下したHGBAB90ポリペプチドまたはHGBA
B90のmRNAレベルを調べることを特徴とする方法
によって、肺気腫、関節炎、多発性硬化症、歯周病、の
う胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液質、アンギ
ナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧のごとき心
臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテローム硬化性疾
患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツハイマー病、パ
ーキンソン病およびハンチントン病のごとき慢性神経変
性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容体変性疾
患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶反応、白内
障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳血管けいれ
ん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシーを診断す
ることができる。HGBAB90ポリヌクレオチドの発
現の増加または低下を、ポリヌクレオチドの定量法とし
て当該分野で周知の方法の任意の方法、例えば増幅、P
CR、RTPCR、RNアーゼ保護、ノーザンブロッテ
ィングおよびその他のハイブリダイゼーション法を用い
てRNAレベルで測定することができる。宿主由来の試
料中のHGBAB90蛋白レベルを決定するために用い
ることができるアッセイ法は当業者に周知である。この
ようなアッセイ法には、ラジオイムノアッセイ、競争結
合アッセイ、ウェスタンブロット分析およびELISA
アッセイ等がある。
【0038】よって、もう1つの態様において本発明
は、疾病、詳細には肺気腫、関節炎、多発性硬化症、歯
周病、のう胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液
質、アンギナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧
のごとき心臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテロー
ム硬化性疾患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツハイ
マー病、パーキンソン病およびハンチントン病のごとき
慢性神経変性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容
体変性疾患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶反
応、白内障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳血
管けいれん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシー
についての診断キットまたはそれらに対する感受性につ
いての診断キットであって、 (a)HGBAB90ポリヌクレオチド、好ましくは配
列番号:1のヌクレオチド配列、またはそのフラグメン
ト; (b)(a)のヌクレオチド配列に相捕的なヌクレオチ
ド配列; (c)HGBAB90ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のポリペプチド、またはそのフラグメント;ある
いは (d)HGBAB90ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のポリペプチドに対する抗体を含んでなるキット
に関する。かかるキットにおいて(a)、(b)、
(c)または(d)が重要な成分を含んでいてもよいこ
とが理解されるであろう。
【0039】染色体アッセイ 本発明ヌクレオチド配列は染色体の同定にも価値があ
る。該配列は、個々のヒト・染色体上の特定の位置を標
的とし、これにハイブリダイゼーションしうる。本発明
による重要な配列の染色体へのマッピングは、それらの
配列を遺伝子関連疾病と関連づける重要な第1工程であ
る。配列を正確な染色体位置にマッピングしたならば、
染色体上の配列の物理的位置を遺伝学的地図のデータと
関連づけることができる。かかるデータは、例えば、V.
McKusick,Mendelian Inheritancein Man(Johns Hopkin
s University Welch Medical Libraryからオンラインで
利用できる)に見いだされる。次いで、連関(物理的に
近接した遺伝子の同時遺伝)の分析により、同じ染色体
領域にマッピングされた遺伝子と疾病との関係を同定す
る。罹病個体と未罹病個体との間のcDNAまたはゲノ
ム配列の相違も調べることができる。罹病個体のいくつ
かまたは全部において変異が観察されるが正常個体にお
いては観察されない場合、その変異は疾病の原因である
可能性がある。HGBAB90遺伝子は,NIB180
5の染色体19,3.87 cRにマッピングされてい
る。
【0040】抗体 本発明のポリペプチドもしくはそれらの変種、またはそ
れらを発現する細胞を免疫原として用いて、HGBAB
90ポリペプチドに対して免疫特異的な抗体を製造する
こともできる。用語「免疫特異的」は、先行技術の他の
関連ポリペプチドに対するアフィニティーよりも、本発
明ポリペプチドに対するアフィニティーが実質的に大き
いことを意味する。ポリペプチドまたはエピトープが付
いたフラグメント、アナログまたは細胞を、好ましくは
ヒトはでない動物に通常の実験法を用いて投与すること
により、HGBAB90ポリペプチドに対して生じる抗
体を得ることができる。連続的細胞系培養により産生さ
れる抗体を提供する、当業者周知の技術を用いて、モノ
クローナル抗体を調製することができる。実例として
は、ハイブリドーマ法(Kohler,G. and Milstein,C.,N
ature,256:495-497(1975));トリオーマ法(Kozbor
et al.Immunology Today,4:72(1983));およびEB
V−ハイブリドーマ法(Cole et al.Monoclonal Antibo
dies and Cancer Therapy,Alan R Liss,Inc.,77-96頁
(1985))に記載されるような種々の技法がある。
【0041】一本鎖抗体の産生のために記載された技術
(米国特許第4946778号)は、本発明のポリペプ
チドに対する一本鎖抗体を産生するのに適用できる。ま
た、トランスジェニックマウス、または他の哺乳動物を
包含する他の生物を用いてヒト化抗体を発現させてもよ
い。上記抗体を用いて、ポリペプチドを発現するクロー
ンを単離または同定してもよく、あるいはアフィニティ
ークロマトグラフィーによりポリペプチドを精製しても
よい。
【0042】HGBAB90ポリペプチドに対する抗体
を用いて、とりわけ、肺気腫、関節炎、多発性硬化症、
歯周病、のう胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液
質、アンギナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧
のごとき心臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテロー
ム硬化性疾患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツハイ
マー病、パーキンソン病およびハンチントン病のごとき
慢性神経変性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容
体変性疾患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶反
応、白内障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳血
管けいれん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシー
を治療してもよい。
【0043】ワクチン 本発明のもう1つの態様は、哺乳動物における免疫学的
反応を誘起する方法に関し、該方法は、抗体および/ま
たはT細胞を産生させるに十分なHGBAB90ポリペ
プチドまたはそのフラグメントを哺乳動物に接種して、
とりわけ、肺気腫、関節炎、多発性硬化症、歯周病、の
う胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液質、アンギ
ナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧のごとき心
臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテローム硬化性疾
患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツハイマー病、パ
ーキンソン病およびハンチントン病のごとき慢性神経変
性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容体変性疾
患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶反応、白内
障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳血管けいれ
ん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシーから該動
物を防御することを特徴とする。本発明のさらにもう1
つの態様は、哺乳動物における免疫学的応答を誘導する
方法に関し、該方法は、HGBAB90ポリペプチドを
インビボで発現させるための核酸ベクターを送達して、
かかる免疫学的応答を誘導し、該動物を疾患から保護す
る抗体を生じさせることを特徴とする。
【0044】本発明のさらなる態様は免疫学的ワクチン
処方(組成物)に関し、それは、哺乳動物宿主中に導入
された場合、HGBAB90ポリペプチドに対する哺乳
動物の免疫学的応答を誘導する。該組成物はHGBAB
90ポリペプチドまたはHGBAB90遺伝子を含んで
なる。ワクチン処方は、さらに適当な担体を含んでいて
もよい。HGBAB90ポリペプチドは胃で分解される
可能性があるので、好ましくは非経口投与する(皮下、
筋肉内、静脈、皮内等への注射を包含)。非経口投与に
適した処方は、抗酸化剤、バッファー、静細菌剤および
処方をレシピエントの血液と等張にする溶質を含んでい
てもよい水性または非水性滅菌注射用溶液;ならびに懸
濁剤または増粘剤を含んでいてもよい水性または非水性
滅菌懸濁液を包含する。処方を1回量または複数回量と
して容器に入れて提供してもよく、例えば、密封アンプ
ルおよびバイアルに入れて提供してもよく、また使用直
前に滅菌液体担体の添加のみを必要とする凍結乾燥状態
として保存してもよい。またワクチン処方は、水中油系
および当該分野で知られた他の系のごとき処方の免疫原
性を高めるためのアジュバント系を含んでいてもよい。
用量は、個々のワクチンの活性に左右され、通常の実験
により容易に決定することができる。
【0045】スクリーニングアッセイ 本発明HGBAB90ポリペプチドに結合してこれを活
性化(アゴニスト)または阻害(アンタゴニスト)する
化合物についてのスクリーニングプロセスにおいて本発
明HGBAB90ポリペプチドを用いてもよい。よっ
て、本発明ポリペプチドを用いて、例えば細胞、無細胞
調製物、化学ライブラリーおよび天然産物混合物中にお
いて、小型分子基質およびリガンドの結合を評価しても
よい。これらの基質およびリガンドは天然の基質および
リガンドであってもよく、あるいは構造または機能を模
倣したものであってもよい。Coligan et al.,CurrentPr
otocols in Immunology 1(2):Chapter5(1991)参照。
【0046】HGBAB90蛋白は哺乳動物宿主に広く
存在し、多くの生物学的機能に関与しており、多くの病
気にもかかわっている。したがって、HGBAB90を
刺激する化合物および薬剤、あるいはまたHGBAB9
0を阻害しうる化合物または薬剤を見いだすことが望ま
れる。一般的には、肺気腫、関節炎、多発性硬化症、歯
周病、のう胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液
質、アンギナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧
のごとき心臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテロー
ム硬化性疾患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツハイ
マー病、パーキンソン病およびハンチントン病のごとき
慢性神経変性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容
体変性疾患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶反
応、白内障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳血
管けいれん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシー
のごとき症状を治療または予防するためにアゴニストが
用いられる。肺気腫、関節炎、多発性硬化症、歯周病、
のう胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、悪液質、アン
ギナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高血圧のごとき
心臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテローム硬化性
疾患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツハイマー病、
パーキンソン病およびハンチントン病のごとき慢性神経
変性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光受容体変性疾
患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶反応、白内
障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳血管けいれ
ん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシーのごとき
症状の種々の治療または予防のためにアンタゴニストを
用いてもよい。
【0047】一般的には、かかるスクリーニング手順
は、本発明HGBAB90ポリペプチドを発現あるいは
HGBAB90ポリペプチドに応答する適当な細胞を使
用することを含む。かかる細胞は、哺乳動物由来の細
胞、酵母、DrosophilaまたはE.coliを包含する。次い
で、HGBAB90ポリペプチドを発現する細胞(また
は発現されたポリペプチドを含む細胞膜)またはHGB
AB90ポリペプチドに応答する細胞を試験化合物と接
触させて、結合または機能的応答の刺激もしくは阻害を
観察する。候補化合物と接触した細胞のHGBAB90
活性に関する能力を、接触しなかった同種の細胞と比較
する。
【0048】アッセイは候補化合物の結合を試験するだ
けでよく、候補化合物に直接的または間接的に結合した
標識を用いることにより、あるいは標識競争物質との競
争を用いるアッセイにより、HGBAB90ポリペプチ
ドを有する細胞への付着を検出する。さらに、これらの
アッセイにおいて、HGBAB90を表面に有する細胞
に適する検出系を用いて、HGBAB90ポリペプチド
活性化により発生するシグナルを候補化合物が生じるか
どうかを試験してもよい。一般的には、活性化に対する
阻害剤を、既知アゴニスト存在下においてアッセイし
て、アゴニストによる活性化に対する候補化合物の存在
の影響を観察する。
【0049】さらに、アッセイは、候補化合物をHGB
AB90ポリペプチド含有溶液と混合して混合物を作成
し、混合物中のHGBAB90活性を測定し、次いで、
混合物のHGBAB90活性を標準と比較する工程を含
むだけのものであってもよい。
【0050】HGBAB90のcDNA、蛋白および該
蛋白に対する抗体を用いて、細胞におけるHGBAB9
0のmRNAおよび蛋白の産生に対する添加化合物の影
響を調べるためのアッセイを行ってもよい。例えば、当
該分野で知られた標準的方法により、モノクローナルお
よびポリクローナル抗体を用いて、HGBAB90の分
泌または細胞結合レベルを測定するためのELISAを
構築してもよく、また、これを用いてHGBAB90の
産生を阻害または促進しうる作用剤(それぞれ、アゴニ
ストまたはアンタゴニストと呼ばれる)を適当に処理さ
れた細胞または組織から見いだすこともできる。
【0051】存在する場合には、当該分野において知ら
れた標準的な受容体結合法により、HGBAB90蛋白
を用いて膜結合または可溶性受容体を同定してもよい。
これらの方法はリガンド結合および架橋アッセイを包含
するが、これに限らない。そのアッセイにおいて、HG
BAB90を放射性同位元素(例えば125I)で標識、
または化学修飾(例えばビオチン化)、または検出また
は精製に適したペプチド配列に融合し、次いで、推定上
の受容体の源(細胞、細胞膜、細胞上清、組織抽出物、
体液)とともにインキュベーションする。他の方法
は、、表面プラズモン共鳴および分光学的測定のごとき
生物物理学的方法を包含する。受容体の精製およびクロ
ーニングに使用する以外に、これらの結合アッセイを用
いて、HGBAB90のその受容体への結合と競争する
HGBAB90のアゴニストおよびアンタゴニストを同
定することができる(存在する場合に)。スクリーニン
グアッセイを行うための標準的方法は当該分野において
よく理解されている。
【0052】潜在的なHGBAB90ポリペプチドアン
タゴニストの例は抗体を包含し、あるいはいくつかの場
合には、リガンド、基質、酵素、受容体等に密接に関連
したオリゴヌクレオチドまたは蛋白、例えばリガンド、
基質、酵素、受容体等のフラグメント;あるいは本発明
ポリペプチドに結合するが応答を誘導せず、その結果ポ
リペプチド活性を妨害する小型分子を包含する。
【0053】よって、もう1つの態様において、本発明
は、HGBAB90ポリペプチドのアゴニスト、アンタ
ゴニスト、リガンド、受容体、基質、酵素等、またはH
GBAB90ポリペプチドの産生を減少もしくは促進す
る化合物を同定するためのスクリーニングキットであっ
て、 (a)HGBAB90ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHGBAB90ポリペプチド; (b)HGBAB90ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHGBAB90ポリペプチドを発現する組み換
え細胞; (c)HGBAB90ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHGBAB90ポリペプチドを発現する細胞
膜;または (d)HGBAB90ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHGBAB90ポリペプチドに対する抗体を含
んでなるキットに関する。 かかるキットにおいて(a)、(b)、(c)または
(d)が重要成分を含んでいてもよいことが理解される
であろう。
【0054】予防および治療方法 本発明は、過剰または不十分な量のHGBAB90ポリ
ペプチド活性に関連した、肺気腫、関節炎、多発性硬化
症、歯周病、のう胞性繊維症、呼吸障害、血栓症、癌、
悪液質、アンギナ、緑内障、炎症性疾患、骨粗鬆症、高
血圧のごとき心臓血管系の疾患、心筋梗塞のごときアテ
ローム硬化性疾患、ならびに卒中、喘息、乾癬、アルツ
ハイマー病、パーキンソン病およびハンチントン病のご
とき慢性神経変性疾患、脱髄疾患、エイズ免疫不全、光
受容体変性疾患、ならびにレンズ白内障、器官移植拒絶
反応、白内障、再狭窄、筋ジストロフィー、腎不全、脳
血管けいれん、膵臓炎、ならびに糖尿病性ニューロパシ
ーのごとき異常な状態の治療方法を提供する。
【0055】HGBAB90ポリペプチド活性が過剰な
場合、いくつかの方法を用いることができる。1の方法
は、有効量の上記阻害剤化合物(アンタゴニスト)を医
薬上許容される担体とともに対象に投与して、例えば、
リガンド、基質、酵素、受容体等の結合を遮断すること
により、あるいは第2のシグナルを阻害することにより
HGBAB90ポリペプチドの機能を阻害し、そのこと
により異常な状態を改善することを特徴とする。もう1
つのアプローチにおいて、内在HGBAB90と競争し
てリガンドに結合する能力をやはり有している可溶性形
態のHGBAB90ポリペプチドを投与してもよい。か
かる競争物質の典型的な具体例はHGBAB90ポリペ
プチドのフラグメントを含む。
【0056】もう1つのアプローチにおいて、やはり内
在HGBAB90ポリペプチドと競争してリガンドに結
合しうる可溶性形態のHGBAB90ポリペプチドを投
与してもよい。かかる競争物質の典型的な具体例はHG
BAB90ポリペプチドのフラグメントを含む。
【0057】さらにもう1つの方法において、発現ブロ
ッキング法を用いて内在HGBAB90をコードしてい
る遺伝子の発現を阻害してもよい。細胞内で生成した、
あるいは別個に投与されたアンチセンス配列を、かかる
知られた方法に使用する。例えば、Oligodeoxynucleoti
des as Antisense Inhibitors of Gene Expression,CRC
Press,Boca Raton, FL(1988)中、O'Coccor,J.Neuroche
m(1991)56:560参照。別法として、遺伝子とともに三重
らせんを形成するオリゴヌクレオチドを用いてもよい。
例えば、Lee et al.,Nucleic Acids Res(1979)6:3073;C
ooney et al.,Science(1988)241:456;Dervan et al.,Sc
ience(1991)251:1360参照。これらのオリゴヌクレオチ
ドはそれ自体投与することができ、あるいは関連オリゴ
マーをインビボで発現させることもできる。
【0058】HGBAB90およびその活性の発現不足
に関連する異常な状態の治療には、いくつかの方法が用
いられる。1の方法は、HGBAB90ポリペプチドを
活性化する治療上有効量の化合物(すなわち上記アゴニ
スト)を医薬上許容される担体とともに投与し、そのこ
とにより異常な状態を改善することを特徴とする。別法
として、遺伝子治療を用いて、対象中の細胞によるHG
BAB90の細胞内での生成を有効ならしめてもよい。
例えば、上記のごとく本発明ポリヌクレオチドを処理加
工して複製欠損レトロウイルスベクターに入れて発現す
るようにしてもよい。次いで、レトロウイルス発現構築
物を単離し、本発明ポリペプチドをコードしているRN
Aを含むレトロウイルスプラスミドベクターで形質導入
したパッケージング細胞中に導入して、今度はパッケー
ジング細胞が目的遺伝子を含む感染性ウイルス粒子を生
成するようにしてもよい。インビボでの細胞の処理加工
およびインビボでのポリペプチドの発現のために、これ
らのプロデューサー細胞を対象に投与してもよい。遺伝
子治療の概説としては、Human Molecular Genetics,T.S
trachan and A.P.Read,BIOS Scientific Publishers Lt
d(1986)中、第20章、Gene Therapy and other Molecu
lar Genetic-based Therapeutic Approaches(およびそ
の中の引用文献)参照。もう1つの方法は、適当な医薬
担体と混合して治療量のHGBAB90ポリペプチドを
投与することである。
【0059】処方および投与 可溶性形態のHGBAB90ポリペプチドのごときペプ
チド、ならびにアゴニストおよびアンタゴニストペプチ
ドまたは小型分子を、適当な医薬担体と組み合わせて処
方してもよい。かかる処方は、治療上有効量のポリペプ
チドまたは化合物、および医薬上許容される担体または
賦形剤を含んでなる。かかる担体としては、セイライ
ン、緩衝化セイライン、デキストロース、水、グリセロ
ール、エタノール、およびそれらの混合物が挙げられる
が、これらに限らない。処方は投与経路に適したものと
すべきであり、当業者によく知られている。さらに本発
明は、上記本発明成分の1種またはそれ以上を充填し
た、1個またはそれ以上の容器を含んでなる医薬パック
およびキットにも関する。
【0060】本発明ポリペプチドおよび他の化合物を単
独で使用してもよく、あるいは治療化合物のごとき他の
化合物と一緒に使用してもよい。医薬組成物の全身投与
の好ましい形態は、注射、典型的には静脈注射を包含す
る。皮下、筋肉内または腹腔内のごとき他の注射経路を
用いることもできる。全身投与のための別の手段は、胆
汁酸塩またはフシジン酸または他の界面活性剤のごとき
浸透剤を用いる経粘膜または経皮投与を包含する。さら
に、腸溶処方またはカプセル処方がうまく処方されるな
らば、経口投与も可能である。これらの化合物の投与は
局所的なものであってもよく、膏薬、パスタ、ゲル等の
形態であってもよい。
【0061】必要な用量範囲は、ペプチド、投与経路、
処方の性質、対象の症状の性質、および担当医師の判断
による。しかしながら、適当な用量は対象の体重1kg
あたり0.1ないし100μgの範囲である。しかしな
がら、種々の使用化合物および種々の投与経路のさまざ
まな有効性を考慮すれば、必要な用量は広範囲なものと
思われる。例えば、経口投与には静脈注射よりも多い用
量が必要であると考えられる。当該分野においてよく知
られた最適化のための標準的な常套的実験を用いてこれ
らの用量の変更を行うことができる。
【0062】しばしば「遺伝子治療」と称される上記治
療方法において、治療に使用するポリペプチドを対象中
において生成させることもできる。よって、例えば、ポ
リペプチドをコードしているDNAまたはRNAのごと
きポリヌクレオチドを用いて、例えばレトロウイルスプ
ラスミドベクターを用いることによりエクスビボにおい
て対象由来の細胞を処理加工してもよい。次いで、細胞
を対象に導入する。
【0063】本明細書に引用された、特許および特許出
願(これらに限らない)を包含するすべての刊行物を、
参照によりそれぞれが十分に本明細書に記載されている
ものとみなす。
【0064】配列番号:1a
【表1】 a ヒトHGBAB90のヌクレオチド配列
【0065】配列番号:2b
【表2】 b ヒトHGBAB90のアミノ酸配列
【0066】配列番号:3
【表3】 ヒトHGBAB90の部分ヌクレオチド配列
【0067】配列番号:4d 遺伝子名(U62801)プロテアーゼM[ヒト]>g
i|1805493(D78203)ニューロシン 配列の相対位置:
【表4】 d ヒトHGBAB90の部分アミノ酸配列
【0068】
【配列表】
【0069】(1)一般的情報: (i)出願人:SB plc (ii)発明の名称:新規化合物 (iii)配列の数:4 (vi)連絡先: (A)宛て名:スミスクライン・ビーチャム・パブリッ
ク・リミテッド・カンパニー (B)通り名: (C)都市名: (D)州名: (E)国名: (F)ZIP: (v)コンピューター・リーダブル・フォーム: (A)媒体タイプ:ディスケット (B)コンピューター:IBMコンパチブル (C)作動システム:DOS (D)ソフトウェア:Windowsバージョン2.0用FastSE
Q (vi)現出願データ: (A)出願番号: (B)出願日: (C)分類: (vii)先の出願データ: (A)出願番号: (B)出願日: (viii)代理人等の情報: (A)氏名: (B)登録番号: (C)代理人等における処理番号:GH30353 (xi)テレコミュニケーションの情報: (A)電話番号: (B)ファックス番号: (C)テレックス:
【0070】 (2)配列番号:1 AATTCGCCCT TACTCACTAT AGGGCTCGAG CGGCCGCCCG GGCAGGTCTC CACTGGGTCC 60 GAATCAGTAG GTGACCCCGC CCCTGGATTC TGGAAGACCT CACCATGGGA CGCCCCCGAC 120 CTCGTGCGGC CAAGACGTGG ATGTTCCTGC TCTTGCTGGG GGGAGCCTGG GCAGGACACT 180 CCAGGGCACA GGAGGACAAG GTGCTGGGGG GTCATGAGTG CCAACCCCAT TCGCAGCCTT 240 GGCAGGCGGC CTTGTTCCAG GGCCAGCAAY TACTCTGTGG CGGTGTCCTT GTAGGTGGCA 300 ACTGGGTCCT TACAGCTGCC CACTGTAAAA AACCGAAATA CACAGTACGC CTGGGAGACC 360 ACAGCCTACA GAATAAAGAT GGCCCAGAGC AAGAAATACC TGTGGTTCAG TCCATCCCAC 420 ACCCCTGCTA TAACAGCAGC GATGTGGAGG ACCACAACCA TGATCTGATG CTTCTTCAAC 480 TGCGTGACCA GGCATCCCTG GGGTCCAAAG TGAAGCCCAT CAGCCTGGCA GATCATTGCA 540 CCCAGCCTGG CCAGAAGTGC ACCGTCTCAG GCTGGGGCAC TGTCACCAGT CCCCGAGAGA 600 ATTTTCCTGA CACTCTCAAC TGTGCAGAAG TAAAAATCTT TCCCCAGAAG AAGTGTGAGG 660 ATGCTTACCC GGGGCAGATC ACAGATGGCA TGGTCTGTGC AGGCAGCAGC AAAGGGGCTG 720 ACACGTGCCA GGGCGATTCT GGAGGCCCCC TGGTGTGTGA TGGTGCACTC CAGGGCATCA 780 CATCCTGGGG CTCAGACCCC TGTGGGAGGT CCGACAAACC TGGCGTCTAT ACCAACATCT 840 GCCGCTACCT GGACTGGATC AAGAAGGGCG AAGGCAGCAA GGGCTGATTC TAGGATAAGC 900 ACTAGATCTC CCTTAATAAA CTCACAACTT TCTGAAAAAA AAAA 944
【0071】 配列番号:2 Met Gly Arg Pro Arg Pro Arg Ala Ala Lys Thr Trp Met Phe Leu Leu 1 5 10 15 Leu Leu Gly Gly Ala Trp Ala Gly His Ser Arg Ala Gln Glu Asp Lys 20 25 30 Val Leu Gly Gly His Glu Cys Gln Pro His Ser Gln Pro Trp Gln Ala 35 40 45 Ala Leu Phe Gln Gly Gln Gln Leu Leu Cys Gly Gly Val Leu Val Gly 50 55 60 Gly Asn Trp Val Leu Thr Ala Ala His Cys Lys Lys Pro Lys Tyr Thr 65 70 75 80 Val Arg Leu Gly Asp His Ser Leu Gln Asn Lys Asp Gly Pro Glu Gln 85 90 95 Glu Ile Pro Val Val Gln Ser Ile Pro His Pro Cys Tyr Asn Ser Ser 100 105 110 Asp Val Glu Asp His Asn His Asp Leu Met Leu Leu Gln Leu Arg Asp 115 120 125 Gln Ala Ser Leu Gly Ser Lys Val Lys Pro Ile Ser Leu Ala Asp His 130 135 140 Cys Thr Gln Pro Gly Gln Lys Cys Thr Val Ser Gly Trp Gly Thr Val 145 150 155 160 Thr Ser Pro Arg Glu Asn Phe Pro Asp Thr Leu Asn Cys Ala Glu Val 165 170 175 Lys Ile Phe Pro Gln Lys Lys Cys Glu Asp Ala Tyr Pro Gly Gln Ile 180 185 190 Thr Asp Gly Met Val Cys Ala Gly Ser Ser Lys Gly Ala Asp Thr Cys 195 200 205 Gln Gly Asp Ser Gly Gly Pro Leu Val Cys Asp Gly Ala Leu Gln Gly 210 215 220 Ile Thr Ser Trp Gly Ser Asp Pro Cys Gly Arg Ser Asp Lys Pro Gly 225 230 235 240 Val Tyr Thr Asn Ile Cys Arg Tyr Leu Asp Trp Ile Lys Lys Gly Glu 245 250 255 Gly Ser Lys Gly 260
【0072】 配列番号:3 CAGAGAGTTG TGAGTTTATT AAGGGAGATC TAGTGCTTAT CCTAGAATCA GCCCTTGCTG 60 CCTATGATCT TCTTGATCCA GTCCAGGTAG CGGCAGATGT TGGTAGAGAC GCCAGGTTTG 120 TCGGACCTCC CACAGGGGTC TGAGCCCCAG GATGTGATGC CCTGGAAGTG CACCATGCAC 180 ACACCAGGGG GCCTCCAGAA TCGCCCTAGA CAGGGAGAAT GAGAACAGCC TTGCATCTGA 240 GATGTCCACA ACGTCCCTTT TCCTGCTGTC CCAGCGTTTT ACCAGTTCTT TGGCATGATT 300 GGTCCCCTGT AGCCAATGGG GGTAAAAGCA TTGTCCCCTG AGACCA 346
【0073】 配列番号:4 Pro Gly Val Cys Met Val His Phe Gln
Gly Ile Thr Ser Trp Gly Ser 1 5
10 15 Asp Pro Cys Gly Arg Ser Asp Lys Pro
Gly Val Ser Thr Asn Ile Cys 20 25
30 Arg Tyr Leu Asp Trp Ile Lys Lys Ile
Ile Gly Ser Lys 35 40
45
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07K 16/40 G01N 33/15 Z G01N 33/15 A61K 37/02 (72)発明者 クリストファー・ドナルド・サザン イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、スミスクライ ン・ビーチャム・ファーマシューティカル ズ (72)発明者 ヘレン・エリザベス・クリンケンビアード イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、スミスクライ ン・ビーチャム・ファーマシューティカル ズ (72)発明者 ニコラ・アン・バージェス イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、スミスクライ ン・ビーチャム・ファーマシューティカル ズ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号:2のHGBAB90ポリペプ
    チドをコードしているヌクレオチド配列に対してその全
    長にわたり少なくとも80%の同一性を有するヌクレオ
    チド配列を含む単離ポリヌクレオチド、または該単離ポ
    リヌクレオチドに対して相補的なヌクレオチド配列。
  2. 【請求項2】 配列番号:2のHGBAB90ポリペプ
    チドをコードしている、配列番号:1中に含まれるヌク
    レオチド配列を含む請求項1のポリヌクレオチド。
  3. 【請求項3】 配列番号:1のヌクレオチド配列に対し
    て少なくとも80%の同一性を有するヌクレオチド配列
    を含む単離ポリヌクレオチド。
  4. 【請求項4】 配列番号:1のポリヌクレオチドである
    請求項3のポリヌクレオチド。
  5. 【請求項5】 適合する宿主細胞中に存在する場合に、
    配列番号:2のポリペプチドに対して少なくとも75%
    の同一性を有するアミノ酸配列を含むHGBAB90ポ
    リペプチドを生成する能力のある発現系を含む、DNA
    またはRNA分子。
  6. 【請求項6】 請求項5の発現系を含む宿主細胞。
  7. 【請求項7】 HGBAB90ポリペプチドの生成に十
    分な条件下で請求項6の宿主を培養し、次いで、培地か
    ら該ポリペプチドを回収することを特徴とする、HGB
    AB90ポリペプチドの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5の発現系で宿主細胞を形質転換
    またはトランスフェクションして、適当な培養条件下で
    宿主細胞がHGBAB90ポリペプチドを生成するよう
    にすることを特徴とする、HGBAB90ポリペプチド
    を生成する細胞の製造方法。
  9. 【請求項9】 配列番号:2のアミノ酸配列に対してそ
    の全長にわたり少なくとも75%同一であるアミノ酸配
    列を含むHGBAB90ポリペプチド。
  10. 【請求項10】 配列番号:2のアミノ酸配列を含む請
    求項9のポリペプチド。
  11. 【請求項11】 請求項9のHGBAB90ポリペプチ
    ドに対して免疫特異的な抗体。
  12. 【請求項12】 請求項9のHGBAB90ポリペプチ
    ドの活性または発現の増強を必要とする対象の治療方法
    であって、 (a)該ポリペプチドに対する治療上有効量のアゴニス
    トを対象に投与すること;および/または(b)配列番
    号:2のHGBAB90ポリペプチドをコードしている
    ヌクレオチド配列に対してその全長にわたり少なくとも
    80%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む単離ポ
    リヌクレオチド;またはインビボにおいて該ポリペプチ
    ド活性を生じさせる形態の、該ヌクレオチド配列に対し
    て相捕的なヌクレオチド配列を対象に投与することを特
    徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項9のHGBAB90ポリペプチ
    ドの活性または発現の阻害を必要とする対象の治療方法
    であって、 (a)該ポリペプチドに対する治療上有効量のアンタゴ
    ニストを対象に投与すること;および/または(b)該
    ポリペプチドをコードしているヌクレオチド配列の発現
    を阻害する核酸分子を対象に投与すること;および/ま
    たは(c)リガンド、基質、または受容体を求めて該ポ
    リペプチドと競争する治療上有効量のポリペプチドを対
    象に投与することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 対象中の請求項9のHGBAB90ポ
    リペプチドの発現または活性に関連した、対象における
    疾病または疾病に対する感受性の診断方法であって、 (a)該対象のゲノム中の該HGBAB90ポリペプチ
    ドをコードしているヌクレオチド配列中の変異の存在ま
    たは不存在を決定すること;および/または(b)該対
    象由来の試料中のHGBAB90ポリペプチドの発現の
    存在または量を分析することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項9のHGBAB90ポリペプチ
    ドを阻害(アンタゴナイズ)またはアゴナイズする化合
    物の同定方法であって、 (a)HGBAB90ポリペプチドを発現する細胞(ま
    たはHGBAB90ポリペプチドを発現する細胞膜)あ
    るいはHGBAB90ポリペプチドに応答する細胞に、
    候補化合物を接触させること、次いで、 (b)結合、または機能的応答の刺激もしくは阻害を観
    察すること、あるいは候補化合物と接触した細胞(また
    は細胞膜)のHGBAB90ポリペプチド活性に関する
    能力を、接触しなかった同種の細胞と比較することを特
    徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項15の方法により同定されるア
    ゴニストまたはアンタゴニスト。
  17. 【請求項17】 請求項8の方法により製造される組み
    換え宿主細胞、またはHGBAB90ポリペプチドを発
    現するその膜。
  18. 【請求項18】 (a)配列番号:3の全長にわたり配
    列番号:3に対して少なくとも80%の同一性を有する
    ヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド; (b)配列番号:3のポリヌクレオチドを含む単離ポリ
    ヌクレオチド; (c)配列番号:3のポリヌクレオチド;または (d)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
    ノ酸配列に対して少なくとも80%の同一性を有するポ
    リペプチドをコードしているヌクレオチド配列を含む単
    離ポリヌクレオチドからなる群より選択される単離ポリ
    ヌクレオチド。
  19. 【請求項19】 (a)配列番号:4の全長にわたり配
    列番号:4のアミノ酸配列に対して少なくとも80%の
    同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチド; (b)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
    ノ酸配列に対して少なくとも80%の同一性を有するア
    ミノ酸配列を有するポリペプチド; (c)配列番号:4のアミノ酸を含むポリペプチド; (d)配列番号:4のポリペプチド;および (e)配列番号:3中に含まれる配列を含むポリヌクレ
    オチドによりコードされているポリペプチドからなる群
    より選択されるポリペプチド。
JP10157425A 1997-06-09 1998-06-05 新規化合物 Pending JPH1175868A (ja)

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