JPH117601A - ディスク制御装置、ディスクドライブ装置及びコンピュータ装置 - Google Patents

ディスク制御装置、ディスクドライブ装置及びコンピュータ装置

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JPH117601A
JPH117601A JP15841197A JP15841197A JPH117601A JP H117601 A JPH117601 A JP H117601A JP 15841197 A JP15841197 A JP 15841197A JP 15841197 A JP15841197 A JP 15841197A JP H117601 A JPH117601 A JP H117601A
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JP
Japan
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circuit
read
mos transistor
current
write
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JP15841197A
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Inventor
Yuji Nagaya
裕士 長屋
Takeshi Hirose
豪 廣瀬
Atsushi Takaku
淳 高久
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気抵抗素子に供給されるバイアス電流の過
渡応答期間を短縮できるディスク制御装置を提供する。 【解決手段】 磁気抵抗効果型の読み取り素子(MR
H)を直流バイアスするバイアス回路(1)における読
み取り素子の端子間に配置されるバイアス電流供給用の
トランジスタ(M2,M)のゲートに、ローパスフィル
タ(LPF1,LPF2)を配置する。ローパスフィル
タの遅延素子(R1,R2)にバイパスMOSトランジ
スタ(M3,M7)を並列配置し、バイアス電流を確定
させるとき、バイパスMOSトランジスタをオン状態に
制御する。バイアス電流が確定するまでの過渡応答期間
が短縮される。バイパスMOSトランジスタの制御は、
外部から与えられる制御情報に基づいて行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクのリ
ードライト制御を行うディスク制御装置、ディスク制御
装置を備えたディスクドライブ装置、更にはディスクド
ライブ装置を備えたコンピュータ装置に関し、特に、磁
気抵抗効果型の読み取り素子にバイアス電流を供給する
バイアス回路の定常状態への遷移を高速化する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクの記録情報は磁気抵抗効果
を利用して読み取ることができ、その読み取りヘッドに
用いられる磁気抵抗効果型の読み取り素子(以下単にM
R素子とも称する)は磁界の影響を受けて抵抗値が変化
する。前記MR素子にバイアス電流を流した状態でMR
素子の抵抗値変化が変化すると、当該MRヘッドの端子
間電圧が変化し、その変化によって記録情報を読み取る
ことができる。
【0003】MR素子を用いた記憶情報の再生回路の方
式について記載された文献の例としては、IEEE Transac
tions On Magnetics vol27,No.6 November 1991(Magnet
ic Recording Channel Front - Ends)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、先の出願
(特願平8−80863号)において、MR素子にバイ
アス電流を与えるためのバイアス回路を提案している。
バイアス回路は、例えば、定電流回路で生成される定電
流に依存した制御電圧をゲートに受けて前記MR素子の
バイアス電流を形成する一対の電流源MOSトランジス
タを備える。前記一対の電流源MOSトランジスタは、
MR素子の両端に配置され、一方の電流源トランジスタ
の制御端子には定電流回路の電流を鏡映するミラー回路
で形成される第1の制御電圧が供給される。他方の電流
源トランジスタの制御端子には、フィードバック回路を
介して第2の制御電圧が供給される。フィードバック回
路は、直流的な差動出力電圧をゼロとする差動回路によ
って構成される。このとき、MR素子の抵抗値変化によ
る読出し信号量を充分確保するため、第1の制御電圧を
形成する電流ミラー回路のトランジスタを介して重畳さ
れるノイズ成分や定電流回路から供給される定電流のノ
イズ成分を除去しようとした。そのために、第1の制御
電圧を受ける電流源トランジスタの制御端子に容量素子
を配置し、また、第2の制御電圧を形成するフィードバ
ックループで重畳されるノイズ成分を除去すると共に当
該フィードバックループの周波数特性を決定するために
第2の制御電圧を受ける電流源トランジスタの制御端子
に容量素子を配置した。
【0005】しかしながら、それら容量素子には数μF
程度の比較的大きな容量が必要になるので、容量素子
は、前記バイアス回路を含む半導体装置に外付けされて
いた。そのため、高周波領域では容量を外付けする接合
端子やリード線の寄生インダクタンス成分が無視し得な
い程に大きくなり、ノイズ特性に劣化を生ずる事が明ら
かにされた。また、バイアス回路を内蔵した半導体装置
はリードライトヘッドの直近に配置され、また、ディス
クドライブ装置の小型化の要請が強く、これを考慮する
と、容量素子を外付けするためのスペースも確保し難い
ことが明らかにされた。
【0006】また、前記容量素子は制御電圧の遅延成分
を構成することになる。これにより、読み取り動作が指
示されたとき、制御電圧によってMR素子のバイアス電
流が確定するまでの過渡応答期間が長くなってしまう。
そうすると、読み取り動作が指示されたとき、磁気抵抗
素子のバイアス電流の確定が遅れ、実際の読み取りが可
能に成るまでの時間が長くなる虞のあることが本発明者
によって明らかにされた。
【0007】本発明の目的は、磁気抵抗素子に与えるバ
イアス電流のノイズ成分を低減できるディスク制御装置
を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、部品点数を減少させ
ることができるディスク制御装置を提供することにあ
る。
【0009】本発明の更に別の目的は、読み取り動作が
指示されたとき、磁気抵抗素子に供給されるバイアス電
流の確定を早めることができるディスク制御装置を提供
することにある。
【0010】本発明の他の目的は、磁気ディスクに対す
る読み取り動作の指示から実際の読み取り動作に移行す
るまでの期間を短縮できるディスクドライブ装置を提供
することにある。
【0011】本発明のその他の目的は、ディスクドライ
ブ送装置の記憶データを利用した情報処理動作の高速化
を実現できるコンピュータ装置を提供することなる。
【0012】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0014】すなわち、磁気抵抗効果型の読み取り素子
を直流バイアスするバイアス回路におけるバイアス電流
のノイズ成分を除去するため、読み取り素子の端子間に
配置されるバイアス電流供給用のトランジスタをMOS
トランジスタ(電流源MOSトランジスタ)とし、当該
電流源MOSトランジスタのゲートに、バイアス電流に
ノイズ成分が重畳しないようにローパスフィルタを配置
する。ローパスフィルタを構成する容量素子はバイアス
回路が形成されている半導体装置の内部に形成されてい
る。これにより、バイアス回路を内蔵する半導体装置に
ローパスフィルタ用の容量素子を外付けしなくても済
む。したがって、従来外付け容量を外付けするための端
子や配線に寄生するインダクタンス成分がなくなるか
ら、高周波領域において前記読み取り素子のバイアス電
流に重畳されるノイズ成分を低減することができる。電
流源トランジスタのローパスフィルタは、信号帯域でノ
イズ成分を除去できる周波数特性になるように抵抗値と
容量値の価の組み合わせが決定されることになるが、電
流源MOSトランジスタの入力インピーダンスはMOS
トランジスタの性質上、充分大きいので、抵抗値を大き
くし、容量値を小さくする組み合わせが可能になり、こ
れによってローパスフィルタ構成用の容量を半導体装置
に内蔵できる。
【0015】データ読出し動作等の指示に応答してバイ
アス回路によるバイアス電流の形成を開始するとき、前
記ローパスフィルタは電流源MOSトランジスタのゲー
ト入力信号に対する遅延成分を構成することになる。そ
のようなローパスフィルタの遅延素子例えば抵抗素子に
バイパスMOSトランジスタを並列配置し、バイアス回
路を活性化してバイアス電流を初期的に確定させると
き、或いはバイアス電流を変更するとき、前記バイパス
MOSトランジスタをオン状態に制御する。これによ
り、バイアス電流が確定するまでの過渡応答期間を短縮
でき、例えば、読出し動作の指示から実際にデータを読
み出し可能になるまでの時間を短縮できる。バイパスM
OSトランジスタの制御は、外部から与えられる制御情
報に基づいて前記リードライト回路を制御すると共にリ
ードライト回路によって読み取られたデータ情報とリー
ドライト回路によって書き込むべきデータ情報との外部
インタフェース制御を行う制御回路からの指示に基づ
く。すなわち、前記制御回路は、リード動作等を指示す
る外部からの制御情報に従ってリードライト回路にコマ
ンドを与え、このコマンドを受け取った前記リードライ
ト回路は前記定電流回路の電流出力動作を開始するとき
所定期間に前記バイパスMOSトランジスタをオン動作
させ、前記ローパスフィルタの時定数を小さくして前記
読み取り素子の直流バイアス電流の確定を早める。
【0016】上記により、高周波領域における耐ノイズ
性に優れるから、そのようなディスク制御装置を利用し
たディスクドライブ装置はデータの高速読出しが可能に
なる。更に、読出し動作の指示から実際にデータを読出
し可能に成るまでの時間も短縮でき、読出し動作の指示
に対する高速応答性を実現することができる。そのよう
なディスクドライブ装置を用いたコンピュータ装置は当
該ディスクドライブ装置のデータを利用した情報処理を
高速化することができる。
【0017】前記バイアス回路は、正の電源電圧と負の
電源電圧を動作電源とし、前記読み取り素子の両端に前
記電流源MOSトランジスタが配置され、一方の電流源
MOSトランジスタのゲート電極には前記定電流回路で
生成される定電流に依存した第1の制御電圧が供給さ
れ、前記他方の電流源MOSトランジスタのゲート電極
には前記定電流回路で生成される定電流を動作電流とし
前記読み取り素子の端子間電圧の分圧電圧と接地電圧と
の差電圧を相殺するフィードバック回路にて形成された
第2の制御電圧が供給され、前記各々の電流源MOSト
ランジスタのゲート電極にローパスフィルタが結合さ
れ、各々のローパスフィルタの遅延素子に並列に前記バ
イパスMOSトランジスタを配置されて構成することが
できる。
【0018】ディスクドライブ装置は、前記ディスク制
御装置と、磁気ディスクに対する書込み素子と磁気抵抗
効果型の読み取り素子とを有し前記磁気ディスク制御装
置のリードライト回路に接続されるリードライトヘッド
と、磁気ディスクに対するリードライトヘッドの位置決
め機構とを含んで構成することができる。
【0019】前記コンピュータ装置は、実装基板にマイ
クロプロセッサとディスクインタフェースコントローラ
がバスに接続されて搭載されたプロセッサボードと、前
記ディスクインタフェースコントローラに接続された前
記ディスクドライブ装置とを有し、前記ディスクドライ
ブ装置に含まれる前記制御回路を前記ディスクインタフ
ェースコントローラに結合して構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1にはバイアス回路の一例が示
される。同図に示されるバイアス回路1は、磁気ディス
クの記録情報を読み取るための読み取り素子としてのM
R素子MRHにバイアス電流を流すための回路である。
MR素子MRHにバイアス電流を流した状態でMR素子
MRHが磁気情報としての記録情報に応じて抵抗値変化
を生ずると、当該MR素子MRHの端子間電圧が変化
し、その変化をアンプAP1で増幅する。後で説明する
が、前記バイアス回路1及びアンプAP1は半導体集積
回路化されたリードライト回路に搭載されている。前記
MR素子MRHはそのリードライト回路に外付けされて
いる。
【0021】前記バイアス回路1は正の電源電圧VCC
と負の電源電圧VEEを動作電源とする。前記MR素子
MRHの両端にはpチャンネル型の電流源MOSトラン
ジスタM2とnチャンネル型の電流源MOSトランジス
タM8が配置されている。図1において2で示されるも
のは定電流回路であり、この定電流回路2から供給され
る定電流I1はnチャンネル型MOSトランジスタM4
に流れる。MOSトランジスタM4はそのドレインがゲ
ートに結合された所謂ダイオード接続されている。前記
一方の電流源MOSトランジスタM8は前記MOSトラ
ンジスタM4とカレントミラー回路を構成し、当該MO
SトランジスタM8のゲートには定電流I1に依存して
形成される第1の制御電圧VAが供給される。nチャン
ネル型MOSトランジスタM5、M6は夫々前記MOS
トランジスタM4とカレントミラー回路を構成する。前
記MOSトランジスタM6に直列配置されダイオード接
続されたpチャンネル型MOSトランジスタM1はこれ
に流れる電流に依存した第2の制御電圧VBを前記MO
SトランジスタM2のゲートに供給する。前記MOSト
ランジスタM2は前記MOSトランジスタM1とカレン
トミラー回路を構成する。
【0022】前記MOSトランジスタM5のドレインと
MOSトランジスタM6のドレインとの間には一方の差
動入力を構成するnpn型バイポーラトランジスタQ1
が配置され、また、前記MOSトランジスタM5のドレ
インと電源電圧VCCとの間には他方の差動入力を構成
するnpn型バイポーラトランジスタQ2が配置され
る。前記バイポーラトランジスタQ1のベースには接地
電圧GNDが供給される。前記バイポーラトランジスタ
Q2のベースには、前記MR素子MRHの端子間電圧の
分圧電圧VFBが供給される。前記分圧電圧VFBは抵
抗R3とR4の直列回路で形成され、例えば抵抗R3,
R4は相互に同じ抵抗値を有し、分圧電圧VFBはMR
素子MRHの中心電位とされる。前記トランジスタM
5,Q1,Q2は、前記MR素子MRHの端子間電圧の
分圧電圧VFBと接地電圧GNDとの差電圧を相殺する
ように前記第2の制御電圧VBを制御するフィードバッ
ク回路3を構成する。上記より明らかなように、バイア
ス回路1のMR素子MRHの中心電圧は接地電圧GND
とされる。これは、通常磁気ディスクの電位は接地電圧
にされるから、リードライトヘッドと磁気ディスクとの
間に電位差を形成しないようにするためである。仮に電
位差があると、不所望な電界が形成され、また、リード
ライトヘッドが磁気ディスクに接触すると電流が流れて
ヘッドが損傷するおそれがある。
【0023】前記MOSトランジスタM2のゲートに
は、抵抗素子R1と容量素子C1から構成されたローパ
スフィルタLPF1が配置され、前記MOSトランジス
タM8のゲートには、抵抗素子R2と容量素子C2から
構成されたローパスフィルタLPF2が配置される。ロ
ーパスフィルタLPF1,LPF2は制御電圧VB,V
Aに重畳されているノイズ成分を除去し、MOSトラン
ジスタM2,M8にノイズ成分の少ない電流を流す。
【0024】前記抵抗素子R1にはpチャンネル型のバ
イパスMOSトランジスタM3が直列配置され、前記抵
抗素子R2にはnチャンネル型のバイパスMOSトラン
ジスタM7が直列配置される。VSW1,VSW2は前
記MOSトランジスタM3,M7のスイッチ制御信号で
ある。
【0025】上記バイアス回路の動作を説明する。例え
ばMR素子MRHに電流IMRを流そうとすると、I1
=IMR/nの電流が定電流回路2から供給される。ト
ランジスタM4とM8のサイズ比を1:nとすることによ
り、トランジスタM8には電流IMRが流れる。
【0026】前記ローパスフィルタLPF2は定電流回
路2からの定電流I1に含まれるノイズやMOSトラン
ジスタM4からのノイズを除去し、トランジスタM8に
流れる電流にノイズが重畳するのを抑制することができ
る。抵抗素子R2と容量素子C2との値の組み合わせ
は、ローパスフィルタLPF2の帯域を読み出し信号周
波数よりも低くして、読み出し信号周波数帯域で充分に
ノイズを除去できるように設定すればよい。トランジス
タM8それ自体でのノイズの発生を最小にするには当該
MOSトランジスタM8の基板抵抗を小さくすればよ
い。
【0027】前記MOSトランジスタM5,M6にはM
OSトランジスタM4を介して定電流I1に依存した電
流が流れる。例えば、トランジスタM1とM2ののサイ
ズ比を1:nにした場合に、IM4,IM5,IM6を
M4,M5,M6に流れる電流とし、IM4=I1と仮
定すると、(IM5/2)+IM6=IM4となるよう
にトランジスタM5,M6のサイズを決定すればよい。
例えば、M4:M5:M6=1:0.8:0.6にすればよ
い。
【0028】ローパスフィルタLPF1はMOSトラン
ジスタM2のゲート信号に含まれるノイズを除去し、ト
ランジスタM2に流れる電流にノイズが重畳するのを抑
制することができる。トランジスタM2それ自体でのノ
イズの発生を最小にするには当該MOSトランジスタM
2の基板抵抗を小さくすればよい。
【0029】前記トランジスタM2に流れる電流が電流
IMRよりも少なくなると、MR素子MRHの中心電位
(即ち分圧電圧VFB)は接地電圧GNDよりも低くな
る。このとき、トランジスタQ1のベース電圧がトラン
ジスタQ2のベース電圧よりも高くなり、トランジスタ
M1に多くの電流を流そうとする。これにより、トラン
ジスタM2に流れる電流が増加し、MR素子MRHの中
心電位VFBが上昇される。一方、トランジスタM2に
流れる電流が電流IMRよりも多い場合には、トランジ
スタQ1に流れる電流が減少し、これに応じてトランジ
スタM2に流れる電流も減って、MR素子MRHの中心
電位VFBが降下される。このフィードバック動作によ
り、トランジスタM2にはトランジスタM8に流れる電
流IMRと等しい電流が流れ、MR素子MRHの中心電
位VFBは接地電圧GNDになろうとする。
【0030】フィードバック回路3によるフィードバッ
ク量はトランジスタM5とM6のサイズ比で決定され
る。トランジスタM6には定電流I1に依存した電流が
流れ、その電流はトランジスタM1を流れる。トランジ
スタM5はトランジスタQ1,Q2から成る差動対を介
してトランジスタQ1,Q2のベース電圧差に応じた電
流を前記トランジスタM1に流そうとする。制御電圧V
BのレベルはMOSトランジスタM1,M6に流れる電
流によってその一部が固定的に決定され、必要な残りの
レベルはフィードバック回路3で生成される。トランジ
スタM1とM2のサイズ比が1:nのとき、トランジス
タM1に流れる電流IM1は、定常状態においてIQ1
+IM6=I1になる。したがってフィードバック回路
3にさほど大きな増幅度を必要とすることなく、バイア
ス電圧の安定化を図ることができる。
【0031】ローパスフィルタを構成する容量素子はバ
イアス回路1が形成されている半導体装置の内部に形成
されている。これにより、バイアス回路1を内蔵する半
導体装置にローパスフィルタ用の容量素子C1,C2を
外付けしなくても済む。したがって、従来外付け容量を
外付けするための端子や配線に寄生するインダクタンス
成分がなくなるから、高周波領域において前記読み取り
素子のバイアス電流に重畳されるノイズ成分を低減する
ことができる。電流源トランジスタのローパスフィルタ
LPF1,LPF2は、信号帯域でノイズ成分を除去で
きる周波数特性になるように抵抗値と容量値の組み合わ
せが決定されることになるが、電流源MOSトランジス
タM2,M8の入力インピーダンスはMOSトランジス
タの性質上、充分大きいので、抵抗値を大きくし、容量
値を小さくする組み合わせが可能になり、これによって
ローパスフィルタ構成用の容量C1,C2半導体装置に
内蔵できる。
【0032】読出し動作などの指示に応答してバイアス
回路1によるバイアス電流の形成を開始するとき、前記
ローパスフィルタLPF1,LPF2は電流源MOSト
ランジスタM2,M8のゲート入力信号に対する遅延成
分を構成することになる。そのようなローパスフィルタ
LPF1,LPF2の遅延素子例えば抵抗素子R1,R
2にバイパスMOSトランジスタM3,M7を並列配置
し、バイアス回路1を活性化してバイアス電流を初期的
に確定させ、或いはバイアス電流を変化させるとき、前
記バイパスMOSトランジスタM3,M7をオン状態に
制御する。これにより、読出し動作などが指示されてか
らバイアス電圧が確定するまでの過渡応答期間を短縮す
ることができる。以上により、過渡応答が遅れることな
く、容量内蔵のローパスフィルタを用いて、ノイズを除
去することができる。
【0033】図2には制御電圧VA,VBに基づいて前
記スイッチ信号VSW1,VSW2を生成する回路4の
一例が示される。制御電圧VBをゲートに受けるpチャ
ンネル型MOSトランジスタM9と抵抗素子R5との結
合ノードに、pチャンネル型MOSトランジスタM10
とnチャンネル型MOSトランジスタM11によって構
成されるCMOSインバータと、pチャンネル型MOS
トランジスタM12とnチャンネル型MOSトランジス
タM13によって構成されるCMOSインバータとが直
列接続され、それら回路は電源電圧VCCと接地電圧G
NDを動作電源とする。同様に、制御電圧VAをゲート
に受けるnチャンネル型MOSトランジスタM14と抵
抗素子R7との結合ノードに、pチャンネル型MOSト
ランジスタM15とnチャンネル型MOSトランジスタ
M16によって構成されるCMOSインバータと、pチ
ャンネル型MOSトランジスタM17とnチャンネル型
MOSトランジスタM18によって構成されるCMOS
インバータとが直列接続され、それら回路は接地電圧G
NDと電源電圧VEEを動作電源とする。
【0034】前記バイアス回路の非活性状態(定電流回
路2から定電流I1が供給されていない状態)のとき、
前記制御電圧VAはローレベル、前記制御電圧VBはハ
イレベルにされる。これに応じてスイッチ制御信号VS
W2がハイレベルにされ、前記バイパスMOSトランジ
スタM7がオン状態にされる。また、スイッチ制御信号
VSW1がローレベルにされ、前記バイパスMOSトラ
ンジスタM3がオン状態にされる。
【0035】前記定電流I1が供給されてバイアス回路
が活性化されると、前記MOSトランジスタM4のゲー
トレベル、すなわち制御電圧VAのレベルが上昇され
る。これによって前記MOSトランジスタM15,M1
6のゲート電圧が下がり、MOSトランジスタM15が
ターンオンされ、MOSトランジスタM16がターンオ
フされる。そうすると、容量素子C4と抵抗素子R8の
時定数によって決定される遅延時間を経過した後に、ス
イッチ制御信号VSW2がハイレベルからローレベルに
反転され、バイパスMOSトランジスタM7がターンオ
フされる。このとき、前記抵抗素子R8と要領素子C4
によって決定される遅延時間は、MOSトランジスタM
8のゲートレベル(トランジスタM8の電流)が定常状
態になった後にバイパスMOSトランジスタM7がター
ンオフされるように設定されている。スイッチ制御信号
VSW1についても同様であり、制御電圧VBのレベル
が下がり始めてから、前記要領素子C3及び抵抗素子R
6で決まる遅延時間を経た後に、スイッチ制御信号SW
1がローレベルからハイレベルに変化される。これによ
り、バイアス回路の動作を開始して前記電流源トランジ
スタM2,M8のコンダクタンスが定常状態になるまで
の過渡応答期間に合わせて、前記バイパストランジスタ
M3,M7を自動的にスイッチ制御することができる。
【0036】図3には前記バイアス回路2を有するリー
ドライト回路10の一例が示される。このリードライト
回路10は、特に制限されないが、前記バイアス回路
1、定電流回路2、リードプリアンプ及びライトドライ
バ11、リードアンプ12、ライト回路13、そしてコ
ントローラ14が1個の半導体基板に形成されて、半導
体集積回路化されている。図において前記スイッチ制御
信号VSW1,VSW2はコントローラ14で生成さ
れ、図2の回路を採用していない。
【0037】図2ではMR素子MRHが1個代表的に示
されているが、図3の例では複数個のMR素子MRHを
外部端子MR0X,MR0Y〜MRnX,MRnYに接
続可能にされている。これに応じて書き込み用のインダ
クタンス素子INDHを複数個外付け可能な外部端子W
0X,W0Y〜WnX,WnYを有する。
【0038】前記リードプリアンプ及びライトドライバ
11は、各々のMR素子MRH用外部端子MR0X,M
R0Y〜MRnX,MRnY毎に、図1で説明したプリ
アンプAP1と、インダクタンス素子用の外部端子W0
X,W0Y〜WnX,WnY毎にライトドライバを備え
る。一組のMR素子MRHとインダクタンス素子IND
Hによって1枚の磁気ディスクに対するリードライトヘ
ッドを構成する。バイアス回路2は夫々のアンプAP1
とMR素子MRHとに共通化されており、動作が選択さ
れたアンプAP1の出力はリードアンプ12で更に増幅
され出力端子OUT1,OUT2から外部に出力され
る。書込みデータは入力端子IN1,IN2からライト
回路13に入力される。ライト回路13に入力されたデ
ータは、動作が選択されたライトドライバに供給され、
そのライトドライバでインダクタンス素子INDHを駆
動する。
【0039】前記コントローラ14は、モードセレク
ト、ヘッドセレクト、電流コントロール及びシリアルイ
ンタフェースコントロールの各制御機能を有する。
【0040】SDENはシリアルデータのイネーブル信
号、SCLKはシリアル転送の同期クロック信号、SD
ATAはシリアルデータ、CSはリードライト回路のチ
ップセレクト信号、R/Wはリードライト回路に対する
リードモード又はライトモードを選択するリードライト
信号である。シリアルインタフェースコントロール機能
は、それら信号を用いたシリアルデータ転送を制御す
る。
【0041】前記電流量コントロール機能は前記定電流
回路2に対する電流量を、シリアルインタフェースを介
して供給される制御データに従って制御する。前記定電
流回路2は例えばD/A変換回路によって構成され、電
流コントロール機能によって設定されたデータに応じた
定電流を出力する。
【0042】ヘッドセレクト機能はシリアルインタフェ
ースを介して供給される制御データに従って、ディスク
アクセス用のリードライトヘッドの動作を選択制御す
る。
【0043】ディスクアクセスに対するリードライト回
路の動作モードは、特に制限されないが、アイドルモー
ド、リードモード及びライトモードに大別される。アイ
ドルモードでは定電流回路2の電流出力動作は停止され
ている。リードモードはリードライトヘッドを用いたデ
ィスク読出し動作を意味し、ライトモードはリードライ
トヘッドを用いたディスク書込み動作を意味する。
【0044】コントローラ14は、リードモードへの切
換え、リードライトヘッドの切換え、定電流回路2に対
するバイアス電流設定値の変更を行ったとき、一定期間
前記スイッチ制御信号VSW1,VSW2をローレベ
ル,ハイレベルに制御して、前記バイパスMOSトラン
ジスタM3,M7をその期間にオン状態にする。そのよ
うな動作の切換えやバイアス電流の変更が行われると、
バイアス回路1の状態変更を伴う場合には前記過渡応答
動作が行われることになる。このとき、前記MOSトラ
ンジスタM3,M7が一定期間強制的にオン状態にされ
ることにより、前述の通り過渡応答動作を高速化でき
る。したがって、アイドル状態から即座にリード動作に
移行することができる。また、アクセス対象ディスクを
変更したり、バイアス回路1のバイアス電流を変更する
場合にも、バイアス回路1の状態変更が高速化され、リ
ード動作の中断期間を極力短くできる。これにより、全
体としてディスクアクセスを高速化することができる。
尚、前記MOSトランジスタM3,M7のオン動作期間
は動作モードに応じて相異させるようにしてもよい。例
えばアイドル状態からリードモードにされる場合のよう
に比較的過渡応答期間が長いと予想される動作の場合に
はバイパスMOSトランジスタM3,M7のオン動作期
間を長くし、また、ヘッド切換えの場合のように過渡応
答期間は比較的短く切り換え時のノイズを専ら考慮すれ
ば済むと想される場合にはバイパスMOSトランジスタ
M3,M7のオン動作期間を短くしてもよい。
【0045】図4には前記リードライト回路10を用い
たディスクドライブ装置20のブロック図が示される。
図4に示されるディスクドライブ装置は、ハードディス
ク装置(固定ディスク装置とも称される)であり、記憶
媒体であるディスク部とヘッドアセンブリとが固定され
た構造を有する同図に示されるディスクドライブ装置2
0は、同心円上に配置され共通のスピンドルに固定され
た複数枚の磁気ディスク21を有し、前記スピンドルは
ディスクモータ22で回転駆動される。リードライトヘ
ッド23はMR素子MRHとインダクタンス素子IND
Hのペアを磁気ディスク毎に有する。図4では代表的に
MR素子MRHとインダクタンス素子INDHのペアが
一組図示されている。リードライトヘッド23はヘッド
アクチェータ24に支えられている。ディスクモータ2
2に対する回転制御、並ぶにヘッドアクチェータ24に
対するトラッキング制御はサーボ回路27が行う。特に
制限されないが、磁気ディスク21とディスクモータ2
2はディスクアセンブリを構成する。前記リードライト
ヘッド23、ヘッドアクチェータ24及びリードライト
回路10はヘッドアセンブリを構成する。
【0046】リードライト回路10から読み取れた信号
に対するフィルタリング処理やデコード処理、そしてリ
ードライト回路10を介する書込みデータに対するコー
ド化処理は、半導体集積回路化されたディジタル信号処
理プロセッサのような信号処理回路25が行う。
【0047】前記リードライ回路10、信号処理回路2
5及びサーボ回路27に対する制御は制御回路26で行
われる。制御回路26は、特に図示はしないが、CPU
(Central Processing Unit)、CPUの作業領域若し
くはデータの一時記憶領域とされるRAM(Random Acc
ess Memory)、CPUの動作プログラムを格納したRO
M(Read Only Memory)、シリアルインタフェース、パ
ラレルインタフェース、D/Aコンバータなどを有す
る。例えば制御回路26はシングルチップマイクロコン
ピュータによって構成される。この制御回路26は、外
部ホスト装置30から供給されるコマンドに従ってディ
スクドライブ装置を全体的に制御する回路であり、信号
処理装置25及びリードライト回路10に対する制御情
報の設定やデータ転送を制御し、また、ホスト装置との
間で制御情報やデータの転送を制御する。
【0048】このディスクドライブ装置20において、
前記バイパスMOSトランジスタM3,M7の制御は、
制御回路26からに指示に基づく。例えば、前記制御回
路26は、ホスト装置30からリード動作を指示する制
御情報に従ってリードライト回路10にリードコマンド
を与え、このリードコマンドを受け取った前記リードラ
イト回路10は前記定電流回路2の電流出力動作を開始
するとき所定期間に前記バイパスMOSトランジスタM
3,M7をオン動作させ前記ローパスフィルタの時定数
を小さくし、バイアス回路1における直流バイアス電流
の確定を早める。ホスト装置30からの制御情報に従っ
てバイアス電流値を変更する場合も上記同様に、リード
ライト回路10は当該コマンドに応答する動作の一環と
して、一定期間、前記バイパスMOSトランジスタM
3,M7をオン動作させる。ヘッドの切換えはアクセス
対象とされる磁気ディスクのシリンダ番号などに応じて
制御回路26が行い、ヘッド切換えコマンドが制御部2
6からリードライト回路10に与えられると、リードラ
イト回路10は当該コマンドに応答する動作の一環とし
て、上記同様に一定期間、前記バイパスMOSトランジ
スタM3,M7をオン動作させる。
【0049】図5にはヘッドアセンブリの一例が示され
る。リードライトヘッド23とリードライト回路10は
ヘッドアクアクチェータのビーム240に実装されてい
る。このとき、リードライト回路10の容量素子C1,
C2はチップ内蔵であり、外付けを要しないから、ビー
ム240に実装すべき部品点数が減り、軽くなるので、
ヘッドアクチェータの慣性を小さくでき、シーク動作な
どの高速化に寄与できる。
【0050】図6には前記ディスクドライブ装置20を
搭載したコンピュータ装置40のブロック図が示され
る。このコンピュータ装置40において、マイクロプロ
セッサ50は、特に制限されないが、システムバス51
を介してPCI(Peripheral Component Interconnec
t)バスコントローラ52に接続されている。前記PC
Iバスコントローラ52には、PCIバスの規格に準拠
した内部バス(PCIバス)53が接続されている。前
記内部バス53には周辺コントローラとしてIDEイン
タフェースコントローラ54やその他のインタフェース
コントローラ55が結合されている。前記磁気ディスク
ドライブ装置20は、インタフェースケーブルを介して
前記IDE(Integrated Device Electronics)インタ
フェースコントローラ54に結合されている。前記ID
Eインタフェースコントローラ54は磁気ディスクドラ
イブ装置20と内部バス53とのインタフェース制御も
行う。前記マイクロプロセッサ50、PCIバスコント
ローラ52、内部バス53、IDEインタフェースコン
トローラ54及びその他のインタフェースコントローラ
55はプロセッサボード41を構成する。なお、前記そ
の他のインタフェースコントローラ55は、例えば、グ
ラフィックアクセラレータ、プリンタなどとのパラレル
インタフェースを行うセントロニクスインタフェースコ
ントローラ等とされる。図4を図6に対応させると、図
4のホスト装置30はプロセッサボード41に対応され
る。
【0051】前記バイアス回路1は高周波領域における
耐ノイズ性に優れるから、当該バイアス回路1を含むリ
ードライト回路10を利用したディスクドライブ装置2
0はデータの高速読出しが可能になる。更に、読出し動
作の指示から実際にデータを読出し可能に成るまでの時
間も短縮でき、読出し動作の指示に対する高速応答性を
実現することができる。そしたがって、ディスクドライ
ブ装置を用いたコンピュータ装置40は当該ディスクド
ライブ装置20のデータを利用した情報処理を高速化す
ることができる。
【0052】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0053】例えば、バイアス回路1の差動トランジス
タQ1,Q2はMOSトランジスタで構成することも可
能である。他と当該回路におけるカレントミラー比は上
記の例に限定されず、適宜変更可能である。
【0054】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0055】すなわち、バイアス回路を内蔵する半導体
装置にローパスフィルタ用の容量素子を外付けしなくて
も済む。したがって、従来外付け容量を外付けするため
の端子や配線に寄生するインダクタンス成分がなくなる
から、高周波領域において前記読み取り素子のバイアス
電流に重畳されるノイズ成分を低減することができる。
【0056】バイアス電流が確定するまでの過渡応答期
間を短縮できる。
【0057】高周波領域における耐ノイズ性に優れるか
ら、そのようなディスク制御装置を利用したディスクド
ライブ装置はデータの高速読出しが可能になる。更に、
読出し動作の指示から実際にデータを読出し可能に成る
までの時間も短縮でき、読出し動作の指示に対する高速
応答性を実現することができる。そのようなディスクド
ライブ装置を用いたコンピュータ装置は当該ディスクド
ライブ装置のデータを利用した情報処理を高速化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MR素子にバイアス電流を流すためのバイアス
回路の一例を示す回路図である。
【図2】バイパスMOSトランジスタのスイッチ制御信
号を生成する回路の一例を示す回路図である。
【図3】前記バイアス回路を有する半導体集積回路化さ
れたリードライト回路の一例を示すブロック図である。
【図4】図3のリードライト回路を用いたディスクドラ
イブ装置のブロック図である。
【図5】ヘッドアセンブリの一例を示す説明図である。
【図6】図4のディスクドライブ装置を搭載したコンピ
ュータ装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 バイアス回路 2 定電流回路 I1 定電流 3 フィードバック回路 M2,M3 MRH MR素子 LPF1,LPF2 ローパスフィルタ C1,C2 容量素子 R1,R2 抵抗素子 M3,M7 バイパスMOSトランジスタ VSW1,VSW2 スイッチ制御信号 VA,VB 制御電圧 10 リードライト回路 20 磁気ディスクドライブ装置 21 磁気ディスク 23 リードライトヘッド 25 信号処理回路 26 制御回路 40 コンピュータ装置 41 プロセッサボード 50 マイクロプロセッサ 54 IDEインタフェースコントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗効果型の読み取り素子を直流バ
    イアスして磁気記録媒体の情報を読み取ると共に書込み
    素子を駆動して磁気記録媒体に情報を書き込むリードラ
    イト回路と、外部から与えられる制御情報に基づいて前
    記リードライト回路を制御すると共にリードライト回路
    によって読み取られたデータ情報とリードライト回路に
    よって書き込むべきデータ情報との外部インタフェース
    制御を行う制御回路とを含むディスク制御装置であっ
    て、 前記リードライト回路は前記読み取り素子を直流バイア
    スするためのバイアス回路を含み、 前記バイアス回路は定電流回路で生成される定電流に依
    存して形成される制御電圧をゲートに受けて前記バイア
    ス電流を形成する電流源MOSトランジスタと、当該電
    流源MOSトランジスタのゲート電極に結合されたロー
    パスフィルタと、前記ローパスフィルタの遅延素子に並
    列接続されたバイパスMOSトランジスタとを含み、 前記制御回路は、外部からの制御情報に従って前記リー
    ドライト回路にコマンドを与え、このコマンドを受け取
    った前記リードライト回路は前記定電流回路の電流出力
    動作を開始又は出力電流を変更するとき前記バイパスM
    OSトランジスタを所定期間オン動作させるものである
    ことを特徴とするディスク制御装置。
  2. 【請求項2】 前記バイアス回路は、正の電源電圧と負
    の電源電圧を動作電源とし、前記読み取り素子の両端に
    前記電流源MOSトランジスタが配置され、一方の電流
    源MOSトランジスタのゲート電極には前記定電流回路
    で生成される定電流に依存した第1の制御電圧が供給さ
    れ、前記他方の電流源MOSトランジスタのゲート電極
    には前記定電流回路で生成される定電流に依存した電流
    と、前記読み取り素子の端子間電圧の分圧電圧と接地電
    圧との差電圧に応ずるフィードバック電流とによって形
    成された第2の制御電圧が供給され、前記各々の電流源
    MOSトランジスタのゲート電極にローパスフィルタが
    結合され、各々のローパスフィルタの遅延素子に並列に
    前記バイパスMOSトランジスタが配置されて成るもの
    であることを特徴とする請求項1記載のディスク制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記バイアス回路は、正の電源電圧と負
    の電源電圧とを動作電源とし、前記定電流が所定の比率
    で鏡映され前記読読み取り素子の一端に結合された第1
    のMOSトランジスタと、前記定電流が所定の比率で鏡
    映される第2のMOSトランジスタと、前記第2のMO
    Sトランジスタに直列接続されたダイオード接続形態の
    第3のMOSトランジスタと、第3のMOSトランジス
    タに流れる電流が所定の比率で鏡映され前記読み取り素
    子の他端に結合された第4のMOSトランジスタとを有
    し、前記第1及び第4のMOSトランジスタが前記電流
    源MOSトランジスタと、前記読み取り素子の中間電圧
    と接地電圧との差分に応ずる電流を前記第2のMOSト
    ランジスタと第3のMOSトランジスタとの結合点に供
    給するフィードバック回路とを有し、前記第1及び第4
    のMOSトランジスタが前記電流源MOSトランジスタ
    とされ、前記第1及び第4のMOSトランジスタのゲー
    ト電極にローパスフィルタが結合され、各々のローパス
    フィルタの遅延素子に並列に前記バイパスMOSトラン
    ジスタが配置されて成るものであることを特徴とする請
    求項1記載のディスク制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1項に記載のデ
    ィスク制御装置と、磁気ディスクに対する書込み素子と
    磁気抵抗効果型の読み取り素子とを有し前記磁気ディス
    ク制御装置のリードライト回路に接続されるリードライ
    トヘッドと、磁気ディスクに対するリードライトヘッド
    の位置決め機構と、を更に含んで成るものであることを
    特徴とするディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 実装基板にマイクロプロセッサとディス
    クインタフェースコントローラがバスに接続されて搭載
    されたプロセッサボードと、前記ディスクインタフェー
    スコントローラに接続された請求項4に記載のディスク
    ドライブ装置とを有し、前記ディスクドライブ装置に含
    まれる前記制御回路が前記ディスクインタフェースコン
    トローラに結合されて成るものであることを特徴とする
    コンピュータ装置。
JP15841197A 1997-06-16 1997-06-16 ディスク制御装置、ディスクドライブ装置及びコンピュータ装置 Withdrawn JPH117601A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7839593B1 (en) * 2006-09-08 2010-11-23 Marvell International, Ltd. Magneto-resistive biasing methods and systems
CN116205245A (zh) * 2023-01-17 2023-06-02 福建升腾资讯有限公司 一种基于分立元件的写磁卡电路及磁卡设备

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US7839593B1 (en) * 2006-09-08 2010-11-23 Marvell International, Ltd. Magneto-resistive biasing methods and systems
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