JPH1177779A - 射出成形用金型のクランプヒータ - Google Patents

射出成形用金型のクランプヒータ

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JPH1177779A
JPH1177779A JP24080497A JP24080497A JPH1177779A JP H1177779 A JPH1177779 A JP H1177779A JP 24080497 A JP24080497 A JP 24080497A JP 24080497 A JP24080497 A JP 24080497A JP H1177779 A JPH1177779 A JP H1177779A
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JP
Japan
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heater
clamp
nozzle body
mold
sheet
Prior art date
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Withdrawn
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JP24080497A
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English (en)
Inventor
Tomoo Takeuchi
友男 竹内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1177779A publication Critical patent/JPH1177779A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1782Mounting or clamping means for heating elements or thermocouples

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ホットランナー組み込み型射出
成形用金型に用いて好適の射出成形用金型のクランプヒ
ータに関し、多くのキャビティを装備できる経済的な構
造にするとともに、短時間で容易にヒータ交換を行なえ
るようにする。 【解決手段】 射出成形用金型6内のノズル4を囲繞す
るヒータ20aと、円筒形に形成され軸方向にスリット
を有しヒータ20aの外周に嵌装されたシート状ストリ
ップ20bとをそなえ、シート状ストリップ20bの軸
方向所要部の外周に嵌装されてシート状ストリップ20
bの締め付けを行なう締め付けバンド21を設けるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットランナー組
み込み型射出成形用金型に用いて好適の、射出成形用金
型のクランプヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】ホットランナーを組み込んだ射出成形用
金型では、後続の成形サイクルを円滑に行なわせるた
め、固定金型内のノズルにヒータを装着して樹脂を溶融
状態に保持するように構成される。この際、ヒータから
ノズルへの良好な熱交換を行なわせるためには、両者を
密接に接触させる必要がある。また、ヒータが損傷した
場合には、ヒータを取り換えたのちノズルはそのまま使
用するため、ヒータの交換を迅速に行なえるようにする
必要がある。
【0003】このような動作に対応すべく構成された、
従来の射出成形用金型のクランプヒータを図3〜図6に
示す。図3,図4はその第1の従来例を示すもので、図
3はクランプヒータの装着状態を示す要部断面図、図4
はクランプヒータの模式的斜視図である。図3に示すよ
うに、固定金型6Aは、マニホールドブロック1,マニ
ホールドプレート2,モールドプレート3,ノズルボデ
ィ4,クランプヒータ5をそなえて構成される。
【0004】つまり、マニホールドブロック1の表面に
は、マニホールドプレート2が配設されており、マニホ
ールドプレート2には、ノズルボディ4を配設するため
の孔2aが形成されている。ノズルボディ4は、孔2a
内に配置され、その基部側のフランジ部4Aをマニホー
ルドブロック1とマニホールドプレート2とに圧接され
固定されている。
【0005】また、ノズルボディ4の先端側には、ノズ
ルボディ4の先端部を嵌挿されるモールドプレート3が
そなえられている。そして、ノズルボディ4の軸心部に
は、樹脂通路4aが形成されており、モールドプレート
3には、ノズルボディ4の先端部の樹脂通路4aに合わ
せて射出口3aが設けられ、マニホールドブロック1に
は、ノズルボディ4の樹脂通路4aに合わせて樹脂通路
1aが設けられている。
【0006】クランプヒータ5は、このように配設され
たノズルボディ4の外周を覆うように嵌装されている。
さらに、このような固定金型6Aのモールドプレート3
に係合するように可動金型7が設けられており、可動金
型7を固定金型6A側に移動させると固定金型6Aのモ
ールドプレート3と可動金型7との間にキャビティ8が
形成される。
【0007】このような構成により、図示省略の圧力室
から送られる溶融樹脂は、マニホールドブロック1の樹
脂通路1a,ノズルボディ4の樹脂通路4a及びモール
ドプレート3の射出口3aを通ってキャビティ8内に射
出され、クランプヒータ5はノズルボディ4を加熱して
樹脂通路4a内の樹脂を次の射出サイクルまで溶融状態
に保持する。
【0008】ところで、クランプヒータ5は、図4に示
すように構成されており、軸方向にスリットを形成され
た円筒部5aと、スリット端部から屈曲されて放射方向
に伸び互いに隙間をあけて対向する2つの平面部5b,
5bと、円筒部5aの端部より延出する電力供給用のリ
ード線5cとをそなえている。平面部5bには1個また
は複数(図では2個)の通し孔が設けられていて、2つ
の平面部5b,5bは、この通し孔を通る小ねじ51と
ナット52とにより締め付けられ、円筒部5aの直径を
縮めることで、円筒部5aをノズルボディ4に密着させ
るようになっている。
【0009】また、電力供給用のリード線5cは、図3
に示すように、マニホールドブロック1とマニホールド
プレート2との間を通じて配線されている。なお、ノズ
ルボディ4が挿入される孔2aは、工作の都合上、ノズ
ルボディ4の軸を中心として平面部5bの外端縁までを
収容しうる円筒形状に形成されている。
【0010】ところで、クランプヒータ5の着脱は、固
定金型6Aを図示省略の固定盤から取り外し、さらにノ
ズルボディ4をマニホールドプレート2の孔2aから引
き抜いた状態で行なわれる。なお、図4では、クランプ
ヒータ5の円筒部5aに発熱体を有し、全体をマイカを
介してステンレス等の金属板で覆ったバンドヒータの場
合を示しているが、バンドヒータのかわりにコイル状に
巻いたシーズヒータを用いて、前述のクランプヒータ5
と同じ形状の金属板を外側から被せて締め付けて構成す
ることもできる。
【0011】さらに、図5,図6は第2の従来例(特開
平7−195438)を示すもので、図5はクランプヒ
ータの装着状態を示す要部断面図、図6はクランプヒー
タの模式的分解斜視図であり、図3,図4と同符号は同
様なものを示す。図5に示すように、第2の従来例の固
定金型6Bも、マニホールドブロック1,マニホールド
プレート2,モールドプレート3,ノズルボディ4,ク
ランプヒータ10をそなえて構成されるが、この第2の
従来例では、次の構造が第1の従来例と異なっている。
【0012】すなわち、図6に示すように、クランプヒ
ータ10が、軸方向にスリットを有する円筒形に形成さ
れたバンドヒータ10aと、軸方向にスリットを有する
円筒形に、例えば高張力炭素綱等の材質で形成されたシ
ート状ストリップ10bと、バンドヒータ10aの胴部
に設けられたリード線引出し部10dから外部に配線さ
れるリード線10cとをそなえて構成される。
【0013】シート状ストリップ10bは、内径がバン
ドヒータ10aの外径より小さく形成され、矢印方向に
組み合わせて外嵌装することにより、シート状ストリッ
プ10bがバンドヒータ10aを全周にわたりノズルボ
ディ4に向けて弾性的に押圧するようになっている。な
お、リード線10cはシート状ストリップ10bのスリ
ットから、マニホールドプレート2に設けられた溝2c
を通じ配線される。
【0014】このクランプヒータ10では、外方へ突出
した平面部5b(図4参照)がないため、ノズルボディ
4を挿入する孔2bは、第1の従来例の孔2aに比して
直径を小さくすることができる。このようなクランプヒ
ータ10の着脱は、モールドプレート3を取り外した上
で、この取り外し側から行なう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1の従来
例に示すクランプヒータ5の着脱の際には、マニホール
ドプレート2の孔2aの中では小ねじ51およびナット
52を締めたり緩めたりすることができないので、ま
ず、固定金型6を図示省略の固定盤から取り外すことに
なる。そして、マニホールドブロック1とマニホールド
プレート2とを離して、ノズルボディ4を孔2aから引
き出して行なう必要がある。したがって、ヒータの着脱
に労力や時間がかかるという課題がある。
【0016】また、ノズルボディ4の孔2aは、円筒部
5aの軸線を中心とし、この中心から平面部5bの端縁
に至る長さを半径とする円筒形状に形成する必要がある
ため、どうしても孔径が大きくなる。したがって、キャ
ビティ8の配置ピッチが大きくなってしまい、取りうる
キャビティ8の数が制限されるため、成形品を多数取り
するのが困難になるという課題がある。
【0017】また、第2の従来例に示すクランプヒータ
10では、シート状ストリップ10bが使用中に熱の影
響を受けて膨張し、バンドヒータ10aへの弾性押圧力
が低下するという課題がある。さらに、クランプヒータ
10の取り外しは、固定金型6Bを固定盤に取り付けた
ままモールドプレート3を取り外して行なうことができ
るが、ノズルボディ4の孔2bは径を小さく形成され、
クランプヒータ10がノズルボディ4を弾性的に押圧し
ているので、クランプヒータ10の取り外しは困難とな
り、特殊な工具を必要とするという課題がある。
【0018】本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、多くのキャビティを装備できる経済的な構造にす
るとともに、短時間で容易にヒータ交換を行なえるよう
にした、射出成形用金型のクランプヒータを提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の射出成形用金型のクランプヒータは、射出成
形用金型内のノズルを囲繞するヒータと、円筒形に形成
され軸方向にスリットを有し該ヒータの外周に嵌装され
たシート状ストリップとをそなえ、該シート状ストリッ
プの軸方向所要部の外周に嵌装されて該シート状ストリ
ップの締め付けを行なう締め付けバンドが設けられたこ
とを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1,図2は本発明の一実
施形態としての射出成形用金型のクランプヒータを示す
もので、図1はクランプヒータの装着状態を示す要部断
面図、図2はクランプヒータの模式的斜視図である。
【0021】本実施形態の射出成形用金型は、ホットラ
ンナーを組み込んだもので、図1に示すように、マニホ
ールドブロック1,マニホールドプレート2,モールド
プレート3,ノズルボディ4,クランプヒータ20をそ
なえて構成された固定金型6をそなえている。この固定
金型6では、マニホールドブロック1の表面に、マニホ
ールドプレート2が配設されており、マニホールドプレ
ート2には、ノズルボディ4を配設するための孔2cが
形成されている。ノズルボディ4は、この孔2c内に配
置され、その基部側のフランジ部4Aをマニホールドブ
ロック1とマニホールドプレート2とに圧接され固定さ
れている。
【0022】また、ノズルボディ4の先端側には、ノズ
ルボディ4の先端部を嵌挿されるモールドプレート3が
そなえられている。ノズルボディ4の軸心部には、樹脂
通路4aが形成されており、モールドプレート3には、
ノズルボディ4の先端部の樹脂通路4aに合わせて射出
口3aが設けられ、マニホールドブロック1には、ノズ
ルボディ4の樹脂通路4aに合わせて樹脂通路1aが設
けられている。
【0023】クランプヒータ20は、このように配設さ
れたノズルボディ4の外周を覆うように嵌装されてい
る。さらに、このような固定金型6のモールドプレート
3に係合するように可動金型7が設けられており、可動
金型7を固定金型6側に移動させると固定金型6のモー
ルドプレート3と可動金型7との間にキャビティ8が形
成される。
【0024】クランプヒータ20は、図2に示すよう
に、その最内側にヒータ20aをそなえ、ヒータ20a
の外側にシート状ストリップ20bを、また、シート状
ストリップ20bの外側に、締め付けバンド21をそな
えている。ヒータ20aは、射出成形用金型としての固
定金型6内のノズル(ノズルボディ4)を囲繞するよう
に配設されるもので、本実施形態では、ヒータ20aは
軸方向にスリット22を有する円筒形のバンドヒータで
形成されているが、ヒータ20aはコイル状に巻かれた
シーズヒータで同様な形状に構成されたものを用いても
よい。
【0025】シート状ストリップ20bが、軸方向にス
リット22を有する円筒形で、例えばステンレス綱によ
り形成され、ヒータ20aに外嵌装されている。また、
締め付けバンド21は、シート状ストリップ20bの軸
方向所要部の外周に嵌装され、シート状ストリップ20
bの締め付けを行なうように構成されている。
【0026】この締め付けバンド21は、六角頭付締め
付け用ねじ21aをそなえており、六角頭付締め付け用
ねじ21aの締め付け方向への回転に伴い、バンド21
の一端側が円周方向に送られて、締め付けを実際に行な
っているバンド長さが短縮され、締め付け動作を行なう
ように構成されている。したがって、スパナを小刻みに
回転させて六角頭付締め付け用ねじ21aを回転させる
ことによりシート状ストリップ20bを締め付け、ヒー
タ20aとノズルボディ4とを適宜の押圧力で密着させ
ることができる。
【0027】また、マニホールドプレート2には、締め
付けバンド21の六角頭付締め付け用ねじ21aを装着
された突出部分を収容可能にポケット孔2eが孔2dと
連続するように形成されている。ポケット孔2eは、六
角頭付締め付け用ねじ21aの六角頭にスパナを掛けて
少なくとも60°以上回転できるスペースをもたせてあ
る。
【0028】そして、締め付けバンド21の取り付け位
置は、締め付け作業を行ないやすいように、シート状ス
トリップ20bの軸方向中央から適宜外側に寄せてお
き、締め付けはスパナを小刻みに回転させて行なうよう
になっている。また、ヒータ20aのモールドプレート
3側端部からリード線20cが引き出されており、リー
ド線20cはマニホールドプレート2の溝2fを通して
配線されている。
【0029】したがって、クランプヒータ20の着脱
は、固定金型6を図示省略の固定盤に装着したままモー
ルドプレート3を取り外した状態で、モールドプレート
3を取り外した側から行なうことができるように構成さ
れている。例えばクランプヒータ20を外す場合には、
締め付けバンド21を緩めてノズルボディ4との係合力
をなくすことで、孔2d内から容易に引き出すことがで
きるように構成されている。
【0030】本発明の一実施形態としての射出成形用金
型のクランプヒータは、上述のように構成されているの
で、次のような動作が行なわれる。まず、図示省略の圧
力室から送られる溶融樹脂はマニホールドブロック1の
樹脂通路1a,ノズルボディ4の樹脂通路4a及びモー
ルドプレート3の射出口3aを通ってキャビティ8に射
出される。
【0031】そして、クランプヒータ20のヒータ20
aは、リード線20cを通じて電力を供給されて発熱
し、ノズルボディ4を加熱する。このため、樹脂通路4
a内の樹脂が加熱され樹脂は次の射出サイクルまで溶融
状態に保持される。ところで、ヒータ20aが破損した
場合等でヒータ20aの交換を行なう際には、次のよう
な作業を行なう。
【0032】まず、固定金型6を図示省略の固定盤に装
着したままモールドプレート3を取り外す。そして、モ
ールドプレート3を取り外した側からポケット孔2e内
にスパナを挿入しスパナを小刻みに回転させながら、六
角頭付締め付け用ねじ21aを回転させ、締め付けバン
ド21を緩めて、締め付けバンド21によるシート状ス
トリップ20bの締め付け状態を解除していく。
【0033】これにより、シート状ストリップ20bを
介してノズルボディ4に適宜の押圧力で密接していたヒ
ータ20aは、ノズルボディ4への押圧を解除され、ヒ
ータ20aは、ノズルボディ4に対しても、シート状ス
トリップ20bに対しても圧接されない状態となる。こ
の状態で、ヒータ20aをモールドプレート3側から引
っ張ると、ヒータ20aは容易に引き出すことができ
る。もちろん、クランプヒータ20全体を引き出すこと
も容易である。
【0034】このようにして、ヒータ20a又はクラン
プヒータ20を取り外したあと、逆の動作を行なうこと
により、ヒータ20a又はクランプヒータ20の装着を
容易に行なうことができる。すなわち、本射出成形用金
型のクランプヒータ20では、金型を射出成形機の固定
盤(図示省略)に取り付けたままで、ヒータ又は20a
又はクランプヒータ20を短時間で容易に交換すること
ができ、このような作業性の向上により、クランプヒー
タの交換にかかる労力と時間の節約ができる。
【0035】さらに、市販のスパナを用いて取り付けお
よび取り外しの作業を行なうことができ、特殊な工具も
不要であり、この点でも作業性が良好になる利点があ
る。また、締め付けバンド21による締め付けは確実で
あり、ヒータの加熱時にも十分な締め付け力で、クラン
プヒータ20をノズルボディ4に圧接させることがで
き、ヒータの加熱性能を十分に保持できる利点もある。
【0036】また、加熱中の増締も可能であり、容易に
ノズルボディとの密着力を適正に保てるようになって、
熱効率を高めることができる利点もある。さらに、クラ
ンプヒータ20の突出部は締め付けバンド21の六角頭
付締め付け用ねじ(ねじ機構部)21aのみであり、こ
の機構部21aを収容するポケット孔2eは、ねじ機構
部21aの操作に必要なスペースを含めても円周方向の
一部に設けるのみであり、小さくてすみ、従来のように
突出部(図4に示す平面部5b参照)を含めた大きな半
径の円筒状スペースを形成する必要がなくなる。
【0037】したがって、金型キャビティの配置間隔を
小さくすることができ、キャビティの数を増やすことが
容易になって、製品を多数個取りする場合も十分に対応
することができ、経済的である。さらに、本実施形態で
は、締め付けバンド21の取り付け位置が、締め付け作
業を行ないやすいように、シート状ストリップ20bの
軸方向中央からモールドプレート3側に寄せて装着され
ているため、六角頭付締め付け用ねじ21aの回動操作
を円滑に行なうことができる利点もある。
【0038】なお、締め付けバンド21の締め付け状態
を調整する機構としては、ねじ機構が最も一般的に考え
られるが、ねじ機構を採用する場合、本実施形態のよう
な六角頭付締め付け用ねじ21aに限定されるものでは
ない。もちろん、ねじ機構以外の機構で締め付け状態を
調整してもよい。このほか、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の射出成形
用金型のクランプヒータによれば、シート状ストリップ
の軸方向所要部外周に嵌装された締め付けバンドによる
締め付けで、ヒータをシート状ストリップを介してノズ
ルへ締結することで、クランプヒータのノズルへの取り
付けを行なうことができ、締め付けバンドを緩めてヒー
タのノズルへの締結を解除することでクランプヒータの
ノズルからの取り外しを行なうことができる。このよう
な締め付けバンドの締め付け状態の調整は、例えばねじ
機構を用いるなどして金型を射出成形機に固定したまま
でも容易に行なうことができる。したがって、クランプ
ヒータの着脱が容易に行なえるようになり、クランプヒ
ータを短時間で容易に交換することができ、かかる交換
に要する労力及び時間を節約することができる。
【0040】また、クランプヒータの固定を締め付けバ
ンドを用いて行なう場合、クランプヒータの周外方向へ
の突出部を小さくすることができ、多数個取の金型キャ
ビティの配置間隔を小さくして、キャビティの数を増や
すことができるようになり、経済的である利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての射出成形用金型の
クランプヒータを示すもので、その装着状態を示す要部
断面図である。
【図2】本発明の一実施形態としての射出成形用金型の
クランプヒータを示すもので、その模式的斜視図であ
る。
【図3】従来の射出成形用金型のクランプヒータの一例
を示すもので、その装着状態を示す要部断面図である。
【図4】従来の射出成形用金型のクランプヒータの一例
を示すもので、その模式的斜視図である。
【図5】従来の射出成形用金型のクランプヒータの他の
例を示すもので、その装着状態を示す要部断面図であ
る。
【図6】従来の射出成形用金型のクランプヒータの他の
例を示すもので、その模式的斜視図である。
【符号の説明】
1 マニホールドブロック 1a 樹脂通路 2 マニホールドプレート 2d 孔 2e ポケット孔 3 モールドプレート 3a 射出口 4 ノズルボディ 4a 樹脂通路 6 固定金型 7 可動金型 8 キャビティ 20 クランプヒータ 20a ヒータ 20b シート状ストリップ 20c リード線 21 締め付けバンド 22 スリット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】ホットランナーを組み込んだ射出成形用
金型では、後続の成形サイクルを円滑に行なわせるた
め、固定金型内のノズルにヒータを装着して樹脂を溶融
状態に保持するように構成される。この際、ヒータから
ノズル(ノズルボディ)への良好な熱交換を行なわせる
ためには、両者を密接に接触させる必要がある。また、
ヒータが損傷した場合には、ヒータを取り換えたのちノ
ズルはそのまま使用するため、ヒータの交換を迅速に行
なえるようにする必要がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】つまり、マニホールドブロック1は、マニ
ホールドプレート2の凹部内に配設されており、マニホ
ールドプレート2には、ノズルボディ4を配設するため
の孔2aが形成されている。ノズルボディ4は、孔2a
内に配置され、その基部側のフランジ部4Aをマニホー
ルドブロック1とマニホールドプレート2とに圧接され
固定されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】ところで、クランプヒータ5は、図4に示
すように構成されており、軸方向にスリット形成され
た円筒部5aと、スリット端部から屈曲されて放射方向
に伸び互いに隙間をあけて対向する2つの平面部5b,
5bと、円筒部5aの端部より延出する電力供給用のリ
ード線5cとをそなえている。平面部5bには1個また
は複数(図では2個)の通し孔が設けられていて、2つ
の平面部5b,5bは、この通し孔を通る小ねじ51と
ナット52とにより締め付けられ、円筒部5aの直径を
縮めることで、円筒部5aをノズルボディ4に密着させ
るようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】ところで、クランプヒータ5の着脱は、固
定金型6Aを図示省略の固定盤から取り外し、そして、
マニホールドブロック1とマニホールドプレート2とを
切り離して、さらにノズルボディ4をマニホールドプレ
ート2の孔2aから引き抜いた状態で行なわれる。な
お、図4では、クランプヒータ5の円筒部5aに発熱体
を有し、全体をマイカを介してステンレス等の金属板で
覆ったバンドヒータの場合を示しているが、バンドヒー
タのかわりにコイル状に巻いたシーズヒータを用いて、
前述のクランプヒータ5と同じ形状の金属板を外側から
被せて締め付けて構成することもできる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本実施形態の射出成形用金型は、ホットラ
ンナーを組み込んだもので、図1に示すように、マニホ
ールドブロック1,マニホールドプレート2,モールド
プレート3,ノズルボディ4,クランプヒータ20をそ
なえて構成された固定金型6をそなえている。この固定
金型6では、マニホールドブロック1は、マニホールド
プレート2の凹部内に配設されており、マニホールドプ
レート2には、ノズルボディ4を配設するための孔2
が形成されている。ノズルボディ4は、この孔2内に
配置され、その基部側のフランジ部4Aをマニホールド
ブロック1とマニホールドプレート2とに圧接され固定
されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】クランプヒータ20は、図2に示すよう
に、その最内周部にヒータ20aをそなえ、ヒータ20
aの外にシート状ストリップ20bを、また、シート
状ストリップ20bの外に、締め付けバンド21をそ
なえている。ヒータ20aは、射出成形用金型としての
固定金型6内のノズル(ノズルボディ4)を囲繞するよ
うに配設されるもので、本実施形態では、ヒータ20a
は軸方向にスリット22を有する円筒形のバンドヒータ
で形成されているが、ヒータ20aはコイル状に巻かれ
たシーズヒータで同様な形状に構成されたものを用いて
もよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】したがって、クランプヒータ20の着脱
は、固定金型6を図示省略の固定盤に装着したままモー
ルドプレート3を取り外した状態で、モールドプレート
3を取り外した側から行なうことができるように構成さ
れている。例えばクランプヒータ20を外す場合には、
締め付けバンド21を緩めてノズルボディ4との押圧
をなくすことで、孔2d内から容易に引き出すことがで
きるように構成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】これにより、シート状ストリップ20bを
介してノズルボディ4に適宜の押圧力で密接していたヒ
ータ20aは、ノズルボディ4への押圧を解除され、ヒ
ータ20aは、ノズルボディ4に対しても、シート状ス
トリップ20bに対しても圧接されない状態となる。こ
の状態で、クランプヒータ20をモールドプレート3側
から引っ張ると、クランプヒータ20全体を引き出すこ
ができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】このようにして、クランプヒータ20を取
り外したあと、逆の動作を行なうことにより、クランプ
ヒータ20の装着を容易に行なうことができる。すなわ
ち、本射出成形用金型のクランプヒータ20では、金型
を射出成形機の固定盤(図示省略)に取り付けたまま
、クランプヒータ20を短時間で容易に交換すること
ができ、このような作業性の向上により、クランプヒー
20の交換にかかる労力と時間の節約ができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、加熱中の増締も可能であり、容易に
ノズルボディとの密着力を適正に保てるようになっ
て、熱効率を高めることができる利点もある。さらに、
クランプヒータ20の突出部は締め付けバンド21の六
角頭付締め付け用ねじ(ねじ機構部)21aのみであ
り、このねじ機構部21aを収容するポケット孔2e
は、ねじ機構部21aの操作に必要なスペースを含めて
も円周方向の一部に設けるのみであり、小さくてすみ、
従来のように突出部(図4に示す平面部5b参照)を含
めた大きな半径の円筒状スペースを形成する必要がなく
なる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の射出成形
用金型のクランプヒータによれば、シート状ストリップ
の軸方向所要部外周に嵌装された締め付けバンドによる
締め付けで、ヒータをシート状ストリップを介してノズ
(ノズルボディ)へ締結することで、クランプヒータ
のノズル(ノズルボディ)への取り付けを行なうことが
でき、締め付けバンドを緩めてヒータのノズル(ノズル
ボディ)への締結を解除することでクランプヒータのノ
ズル(ノズルボディ)からの取り外しを行なうことがで
きる。このような締め付けバンドの締め付け状態の調整
は、例えばねじ機構を用いるなどして金型を射出成形機
に固定したままでも容易に行なうことができる。したが
って、クランプヒータの着脱が容易に行なえるようにな
り、クランプヒータを短時間で容易に交換することがで
き、かかる交換に要する労力及び時間を節約することが
できる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形用金型内のノズルを囲繞するヒ
    ータと、 円筒形に形成され軸方向にスリットを有し該ヒータの外
    周に嵌装されたシート状ストリップとをそなえ、 該シート状ストリップの軸方向所要部の外周に嵌装され
    て該シート状ストリップの締め付けを行なう締め付けバ
    ンドが設けられたことを特徴とする、射出成形用金型の
    クランプヒータ。
JP24080497A 1997-09-05 1997-09-05 射出成形用金型のクランプヒータ Withdrawn JPH1177779A (ja)

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JP (1) JPH1177779A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015128888A (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 トヨタ車体株式会社 射出成形型
JP2019072933A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 株式会社日本製鋼所 マグネットクランププレートを備えた型締装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015128888A (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 トヨタ車体株式会社 射出成形型
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Effective date: 20041207