JPH1177894A - 金属製薄板と熱可塑性有機高分子からなる成形体との接着方法 - Google Patents
金属製薄板と熱可塑性有機高分子からなる成形体との接着方法Info
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- JPH1177894A JPH1177894A JP26086597A JP26086597A JPH1177894A JP H1177894 A JPH1177894 A JP H1177894A JP 26086597 A JP26086597 A JP 26086597A JP 26086597 A JP26086597 A JP 26086597A JP H1177894 A JPH1177894 A JP H1177894A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属製薄板と熱可塑性有機高分子からなる成
形体との接着方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の接着方法は、金属製薄板と熱可
塑性有機高分子からなる成形体との接着方法であって、
金属製薄板5、プライマー層7、成形体6の順に積層さ
せ、かつ、成形体6は該成形体と嵌合しうる窪み部を有
する形状保持具8の該窪み部に勘合させた状態で、金属
製薄板5と成形体6とを加圧下にて加熱した後、加圧下
にて冷却することによって、接着力に優れ、かつ、接着
時に金属製薄板や成形体の形状が変化するのを防止でき
精密性に優れるため、特にコピー機器やプリンター機器
内部に用いられるブレード部品を作製するのに好適な接
着方法である。
形体との接着方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の接着方法は、金属製薄板と熱可
塑性有機高分子からなる成形体との接着方法であって、
金属製薄板5、プライマー層7、成形体6の順に積層さ
せ、かつ、成形体6は該成形体と嵌合しうる窪み部を有
する形状保持具8の該窪み部に勘合させた状態で、金属
製薄板5と成形体6とを加圧下にて加熱した後、加圧下
にて冷却することによって、接着力に優れ、かつ、接着
時に金属製薄板や成形体の形状が変化するのを防止でき
精密性に優れるため、特にコピー機器やプリンター機器
内部に用いられるブレード部品を作製するのに好適な接
着方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製薄板と熱可塑性
有機高分子からなる成形体との接着方法に関するもので
ある。
有機高分子からなる成形体との接着方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】コピー
機器やプリンター機器の内部には、図1に示すように、
感光体1の帯電部分に付着したカーボントナー2の厚さ
を均一にするためのブレード部品3、又は、転写後に残
留したカーボントナーを掻き落とすためのブレード部品
4が設けられている。該ブレード部品3、4は一般的
に、ステンレスなどの金属製薄板5の先端に有機高分子
からなる成形体6(以下、単に成形体ともいう)が接着
されたものであり、金属製薄板5が板バネとなってブレ
ード部品先端の成形体6部分を感光体1に対し一定の荷
重で押さえつける役割を果たし、成形体6部分はその柔
軟性によって感光体を傷つけることなく余分なカーボン
トナー2を掻き落とす役割を果たしている。
機器やプリンター機器の内部には、図1に示すように、
感光体1の帯電部分に付着したカーボントナー2の厚さ
を均一にするためのブレード部品3、又は、転写後に残
留したカーボントナーを掻き落とすためのブレード部品
4が設けられている。該ブレード部品3、4は一般的
に、ステンレスなどの金属製薄板5の先端に有機高分子
からなる成形体6(以下、単に成形体ともいう)が接着
されたものであり、金属製薄板5が板バネとなってブレ
ード部品先端の成形体6部分を感光体1に対し一定の荷
重で押さえつける役割を果たし、成形体6部分はその柔
軟性によって感光体を傷つけることなく余分なカーボン
トナー2を掻き落とす役割を果たしている。
【0003】上記ブレード部品3、4はコピー機器等の
使用時に摩擦による機械力を受け、かつ、摩擦発熱によ
って比較的高温に曝されるという厳しい使用環境である
ため、ブレード部品3、4における金属製薄板5と有機
高分子からなる成形体6との接着は、上記使用環境に耐
え、長期にわたって接着力が低下しないことが望まれ
る。
使用時に摩擦による機械力を受け、かつ、摩擦発熱によ
って比較的高温に曝されるという厳しい使用環境である
ため、ブレード部品3、4における金属製薄板5と有機
高分子からなる成形体6との接着は、上記使用環境に耐
え、長期にわたって接着力が低下しないことが望まれ
る。
【0004】上記の事情により、ブレード部品におい
て、金属製薄板と成形体との接着を強固なものとすべ
く、従来、ホットメルト接着剤やエポキシ系接着剤を用
いて、金属製薄板と成形体との接着面に接着剤を塗布し
加熱することにより両者の接着を行なっていた。しか
し、上記の接着方法では、金属製薄板と成形体との熱膨
張率の違いから、金属製薄板に湾曲や波打ち等の変形が
生じたり、成形体には割れや切れ目等が生じるという問
題があった。また、上記接着剤においてはその粘度が高
いため均一な塗布厚が得られにくく、ブレード部品の寸
法精度が劣るという問題もあった。ブレード部品におい
ては、その寸法には誤差1〜10μmとかなりの精度が
要求されるため、上記接着の際に生じる形状変化や寸法
変化は重大な問題であった。
て、金属製薄板と成形体との接着を強固なものとすべ
く、従来、ホットメルト接着剤やエポキシ系接着剤を用
いて、金属製薄板と成形体との接着面に接着剤を塗布し
加熱することにより両者の接着を行なっていた。しか
し、上記の接着方法では、金属製薄板と成形体との熱膨
張率の違いから、金属製薄板に湾曲や波打ち等の変形が
生じたり、成形体には割れや切れ目等が生じるという問
題があった。また、上記接着剤においてはその粘度が高
いため均一な塗布厚が得られにくく、ブレード部品の寸
法精度が劣るという問題もあった。ブレード部品におい
ては、その寸法には誤差1〜10μmとかなりの精度が
要求されるため、上記接着の際に生じる形状変化や寸法
変化は重大な問題であった。
【0005】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたものであり、金属製薄板と熱可塑性有機高分子から
なる成形体との接着させる接着方法であって、特にコピ
ー機器やプリンター機器の内部に用いられるブレード部
品を作製するのに好適な接着方法を提供するものであ
る。
れたものであり、金属製薄板と熱可塑性有機高分子から
なる成形体との接着させる接着方法であって、特にコピ
ー機器やプリンター機器の内部に用いられるブレード部
品を作製するのに好適な接着方法を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製薄板と
熱可塑性有機高分子からなる成形体との接着方法であっ
て、金属製薄板、プライマー層、成形体の順に積層し、
かつ、成形体は該成形体と嵌合しうる窪み部を有する形
状保持具の該窪み部に嵌合させた状態で、金属製薄板と
成形体とを加圧下にて加熱した後、加圧下にて冷却する
ことを特徴とする接着方法によって、上記課題を解決す
るものである。
熱可塑性有機高分子からなる成形体との接着方法であっ
て、金属製薄板、プライマー層、成形体の順に積層し、
かつ、成形体は該成形体と嵌合しうる窪み部を有する形
状保持具の該窪み部に嵌合させた状態で、金属製薄板と
成形体とを加圧下にて加熱した後、加圧下にて冷却する
ことを特徴とする接着方法によって、上記課題を解決す
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、接着の対象とな
る金属製薄板は、通常その厚さが50〜500μm程度
のものである。金属製薄板の材質に特に制限はなく、例
えば、本発明の接着方法を用いてコピー機器やプリンタ
ー機器の内部に用いられるブレード部品を作製する場合
には、金属製薄板としては機械的強度の点から特にステ
ンレスを用いることが好ましい。
る金属製薄板は、通常その厚さが50〜500μm程度
のものである。金属製薄板の材質に特に制限はなく、例
えば、本発明の接着方法を用いてコピー機器やプリンタ
ー機器の内部に用いられるブレード部品を作製する場合
には、金属製薄板としては機械的強度の点から特にステ
ンレスを用いることが好ましい。
【0008】本発明においては、上記金属製薄板と熱可
塑性有機高分子からなる成形体とを接着させる。成形体
に用いられる熱可塑性有機高分子組成物としては特に制
限はなく、例えば、本発明の接着方法を用いてコピー機
器やプリンター機器の内部に用いられるブレード部品を
作製する場合には、上記組成物としては加工成形性など
の点から特に、スチレン系、オレフィン系、ウレタン
系、ポリエステル系等の熱可塑性有機高分子にカーボン
ブラック等を混合した半導電性組成物が好ましい。本発
明においては、金属製薄板との接着の前に上記熱可塑性
有機高分子組成物を予め所望の形状に成形しておく。成
形方法に特に制限はなく、例えば、プレス成形、射出成
形などの方法によって成形すればよい。
塑性有機高分子からなる成形体とを接着させる。成形体
に用いられる熱可塑性有機高分子組成物としては特に制
限はなく、例えば、本発明の接着方法を用いてコピー機
器やプリンター機器の内部に用いられるブレード部品を
作製する場合には、上記組成物としては加工成形性など
の点から特に、スチレン系、オレフィン系、ウレタン
系、ポリエステル系等の熱可塑性有機高分子にカーボン
ブラック等を混合した半導電性組成物が好ましい。本発
明においては、金属製薄板との接着の前に上記熱可塑性
有機高分子組成物を予め所望の形状に成形しておく。成
形方法に特に制限はなく、例えば、プレス成形、射出成
形などの方法によって成形すればよい。
【0009】本発明においては、上記金属製薄板と上記
成形体とを接着させるに際し、まず、金属製薄板、プラ
イマー層、成形体の順に積層させる。本発明に用いられ
るプライマーとしては、特に制限はなく、例えば、イソ
シアネート系、シアノアクリレート系、ウレタン系、ハ
ロゲン化ゴム系のものなどが挙げられる。例えば、本発
明の接着方法を用いてコピー機器やプリンター機器内部
のブレード部品作製する場合には、接着強度及び寸法精
度の点から特にハロゲン化ゴム系のプライマーを用いる
ことが好ましい。
成形体とを接着させるに際し、まず、金属製薄板、プラ
イマー層、成形体の順に積層させる。本発明に用いられ
るプライマーとしては、特に制限はなく、例えば、イソ
シアネート系、シアノアクリレート系、ウレタン系、ハ
ロゲン化ゴム系のものなどが挙げられる。例えば、本発
明の接着方法を用いてコピー機器やプリンター機器内部
のブレード部品作製する場合には、接着強度及び寸法精
度の点から特にハロゲン化ゴム系のプライマーを用いる
ことが好ましい。
【0010】上記プライマー層の形成は、金属製薄板及
び/又は成形体の表面にプライマーを塗布することなど
によって行い、例えば、浸漬によるもの、ローラー塗
工、静電塗工、エアスプレーによる塗布などが挙げられ
る。その際、プライマー層の厚さは、接着強度及び寸法
精度の点から特に2〜15μm程度が好ましく、プライ
マー層の厚さが薄すぎると接着性に劣る傾向にあり、厚
すぎるとプライマー層が不均一になり、また、電気絶縁
性が現れる傾向にある。
び/又は成形体の表面にプライマーを塗布することなど
によって行い、例えば、浸漬によるもの、ローラー塗
工、静電塗工、エアスプレーによる塗布などが挙げられ
る。その際、プライマー層の厚さは、接着強度及び寸法
精度の点から特に2〜15μm程度が好ましく、プライ
マー層の厚さが薄すぎると接着性に劣る傾向にあり、厚
すぎるとプライマー層が不均一になり、また、電気絶縁
性が現れる傾向にある。
【0011】本発明の接着方法を図2に図示する。本発
明の接着方法は、上記のように金属製薄板5、プライマ
ー層7、成形体6の順に積層させ、かつ、成形体6は該
成形体と嵌合しうる窪み部を有する形状保持具8の該窪
み部に勘合させた状態で、金属製薄板5と成形体6とを
加圧下にて加熱した後、加圧下にて冷却することによっ
て、金属製薄板と成形体とを接着させるものである。
明の接着方法は、上記のように金属製薄板5、プライマ
ー層7、成形体6の順に積層させ、かつ、成形体6は該
成形体と嵌合しうる窪み部を有する形状保持具8の該窪
み部に勘合させた状態で、金属製薄板5と成形体6とを
加圧下にて加熱した後、加圧下にて冷却することによっ
て、金属製薄板と成形体とを接着させるものである。
【0012】本発明に用いられる形状保持具は、上記の
ように成形体と嵌合しうる窪み部を有するものであり、
上記の加圧や加熱に耐えうる材質のものであれば特に制
限はなく、例えば金型などが挙げられる。本発明におい
ては、この形状保持具の窪み部に成形体を勘合させ、加
圧下での加熱及び冷却の際にはこの形状保持具を介して
成形体を加圧する。形状保持具を用いることによって、
形状の異なる金属製薄板と成形体とを均一かつ一定の圧
力で加圧することができるため、加熱時の熱によって成
形体が変形するのを防ぐことができる。なお、上記形状
保持具の窪み部に成形体を勘合させる前には、窪み部表
面に離型剤を塗布しておくことが好ましい。
ように成形体と嵌合しうる窪み部を有するものであり、
上記の加圧や加熱に耐えうる材質のものであれば特に制
限はなく、例えば金型などが挙げられる。本発明におい
ては、この形状保持具の窪み部に成形体を勘合させ、加
圧下での加熱及び冷却の際にはこの形状保持具を介して
成形体を加圧する。形状保持具を用いることによって、
形状の異なる金属製薄板と成形体とを均一かつ一定の圧
力で加圧することができるため、加熱時の熱によって成
形体が変形するのを防ぐことができる。なお、上記形状
保持具の窪み部に成形体を勘合させる前には、窪み部表
面に離型剤を塗布しておくことが好ましい。
【0013】本発明においては、上記加圧下で加熱及び
冷却を行う際の圧力は接着強度の点から特に15〜20
kgf/cm2 程度が好ましく、圧力が小さすぎると接
着性に劣る傾向にあり、大きすぎると金属薄板及び/又
は成形体に変形が生じる傾向にある。加熱及び冷却の際
の圧力は寸法精度などの加工精度の点から一定であるこ
とが好ましい。また、加熱温度は接着強度の点から特に
150〜180℃程度が好ましく、この温度で5〜15
分間程度行う。温度が上記範囲外であると接着性に劣る
傾向にある。
冷却を行う際の圧力は接着強度の点から特に15〜20
kgf/cm2 程度が好ましく、圧力が小さすぎると接
着性に劣る傾向にあり、大きすぎると金属薄板及び/又
は成形体に変形が生じる傾向にある。加熱及び冷却の際
の圧力は寸法精度などの加工精度の点から一定であるこ
とが好ましい。また、加熱温度は接着強度の点から特に
150〜180℃程度が好ましく、この温度で5〜15
分間程度行う。温度が上記範囲外であると接着性に劣る
傾向にある。
【0014】上記の加圧及び加熱は、例えば加熱したプ
レス機を用いることなどによって行われる。その際、上
記加圧及び加熱の前に、予め、加圧と減圧とを連続的に
数回繰り返すというバンピング処理を行うことなどによ
って、エア抜きを行い、金属製薄板と成形体との密着性
を高めておくことが好ましい。
レス機を用いることなどによって行われる。その際、上
記加圧及び加熱の前に、予め、加圧と減圧とを連続的に
数回繰り返すというバンピング処理を行うことなどによ
って、エア抜きを行い、金属製薄板と成形体との密着性
を高めておくことが好ましい。
【0015】本発明においては、所定の加熱時間が経過
した後、加圧状態のままで冷却を行う。冷却の際には、
金属薄板及び/又は成形体の変形防止の点から特に温度
が50℃以下程度となるまで加圧しておくことが好まし
い。冷却時の圧力解放温度が高すぎると成形体の収縮に
よって成形体に割れや変形が生じる可能性があり、ま
た、金属製薄板と成形体との熱膨張率の差のため接着阻
害を生じる可能性がある。冷却方法としては特に制限は
なく、例えば、冷却水による冷却、空気中での放冷など
が挙げられる。
した後、加圧状態のままで冷却を行う。冷却の際には、
金属薄板及び/又は成形体の変形防止の点から特に温度
が50℃以下程度となるまで加圧しておくことが好まし
い。冷却時の圧力解放温度が高すぎると成形体の収縮に
よって成形体に割れや変形が生じる可能性があり、ま
た、金属製薄板と成形体との熱膨張率の差のため接着阻
害を生じる可能性がある。冷却方法としては特に制限は
なく、例えば、冷却水による冷却、空気中での放冷など
が挙げられる。
【0016】本発明の接着方法は、上記のように金属製
薄板と成形品との接着方法であって、接着力に優れ、か
つ、接着時に金属製薄板や成形の形状が変化するのを防
止でき精密性に優れるため、特にコピー機器やプリンタ
ー機器内部に用いられるブレード部品を作製するのに好
適な接着方法である。
薄板と成形品との接着方法であって、接着力に優れ、か
つ、接着時に金属製薄板や成形の形状が変化するのを防
止でき精密性に優れるため、特にコピー機器やプリンタ
ー機器内部に用いられるブレード部品を作製するのに好
適な接着方法である。
【0017】
(実施例1)本発明の接着方法にて、ステンレス製の金
属製薄板(厚さ80μm)と熱可塑性有機高分子からな
る成形体との接着を行い、コピー機器用のブレード部品
を作製した。まず、熱可塑性有機高分子とカーボンブラ
ックとからなる組成物をロール混練してシート状とした
後カットすることによって、縦5mm、横340mm、
厚さ1mmの直方体形状の成形体を作製した。金属製薄
板の成形体と接着させる面にハロゲン化ゴム系プライマ
ーをスプレーで塗布して厚さ10μmのプライマー層を
形成し、金属製薄板、プライマー層、成形体の順に積層
させた。また、成形体は該成形体に嵌合しうる窪み部を
有する形状保持具(金型を使用)の窪みに勘合させた。
この状態で、金属製薄板、成形体、及び形状保持具をプ
レス機に配し、バンピング処理した後、これらに20k
gf/cm2 の圧力を加え、加圧下で160℃で10分
間加熱した後、同じく加圧下で10℃/分の速度で冷却
し、40℃まで冷却した時点で圧力解放した。上記方法
にてステンレス製の金属製薄板と成形体との接着を行い
作製されたブレード部品は、接着による形状の変化はな
く、これをコピー機器に用いたところ長期にわたって接
着力が低下することはなく、接着力にも優れていた。
属製薄板(厚さ80μm)と熱可塑性有機高分子からな
る成形体との接着を行い、コピー機器用のブレード部品
を作製した。まず、熱可塑性有機高分子とカーボンブラ
ックとからなる組成物をロール混練してシート状とした
後カットすることによって、縦5mm、横340mm、
厚さ1mmの直方体形状の成形体を作製した。金属製薄
板の成形体と接着させる面にハロゲン化ゴム系プライマ
ーをスプレーで塗布して厚さ10μmのプライマー層を
形成し、金属製薄板、プライマー層、成形体の順に積層
させた。また、成形体は該成形体に嵌合しうる窪み部を
有する形状保持具(金型を使用)の窪みに勘合させた。
この状態で、金属製薄板、成形体、及び形状保持具をプ
レス機に配し、バンピング処理した後、これらに20k
gf/cm2 の圧力を加え、加圧下で160℃で10分
間加熱した後、同じく加圧下で10℃/分の速度で冷却
し、40℃まで冷却した時点で圧力解放した。上記方法
にてステンレス製の金属製薄板と成形体との接着を行い
作製されたブレード部品は、接着による形状の変化はな
く、これをコピー機器に用いたところ長期にわたって接
着力が低下することはなく、接着力にも優れていた。
【0018】
【発明の効果】本発明の接着方法は、金属製薄板と熱可
塑性有機高分子からなる成形体との接着方法であって、
金属製薄板、プライマー層、成形体の順に積層させ、か
つ、成形体は該成形体と嵌合しうる窪み部を有する形状
保持具の窪み部に勘合させた状態で、金属製薄板と成形
体とを加圧下にて加熱した後、加圧下にて冷却すること
によって、接着力に優れ、かつ、接着時に金属製薄板や
成形体の形状が変化するのを防止でき精密性に優れるた
め、特にコピー機器やプリンター機器内部に用いられる
ブレード部品を作製するのに好適な接着方法である。
塑性有機高分子からなる成形体との接着方法であって、
金属製薄板、プライマー層、成形体の順に積層させ、か
つ、成形体は該成形体と嵌合しうる窪み部を有する形状
保持具の窪み部に勘合させた状態で、金属製薄板と成形
体とを加圧下にて加熱した後、加圧下にて冷却すること
によって、接着力に優れ、かつ、接着時に金属製薄板や
成形体の形状が変化するのを防止でき精密性に優れるた
め、特にコピー機器やプリンター機器内部に用いられる
ブレード部品を作製するのに好適な接着方法である。
【図1】コピー機器やプリンター機器の内部に用いられ
るブレード部品を示した図である。
るブレード部品を示した図である。
【図2】本発明の金属製薄板と熱可塑性有機高分子から
なる成形体との接着方法を示した図である。
なる成形体との接着方法を示した図である。
1:感光体 2:カーボントナー 3:ブレード部品 4:ブレード部品 5:金属製薄板 6:成形体 7:プライマー層 8:形状保持具
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製薄板と熱可塑性有機高分子からな
る成形体との接着方法であって、金属製薄板、プライマ
ー層、成形体の順に積層し、かつ、成形体は該成形体と
嵌合しうる窪み部を有する形状保持具の該窪み部に嵌合
させた状態で、金属製薄板と成形体とを加圧下にて加熱
した後、加圧下にて冷却することを特徴とする金属製薄
板と熱可塑性有機高分子からなる成形体との接着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26086597A JPH1177894A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 金属製薄板と熱可塑性有機高分子からなる成形体との接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26086597A JPH1177894A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 金属製薄板と熱可塑性有機高分子からなる成形体との接着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177894A true JPH1177894A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17353837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26086597A Pending JPH1177894A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 金属製薄板と熱可塑性有機高分子からなる成形体との接着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177894A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140648A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Kaedar Electronics (Kunshan) Co Ltd | 異なる材質の接合方法 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP26086597A patent/JPH1177894A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140648A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Kaedar Electronics (Kunshan) Co Ltd | 異なる材質の接合方法 |
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