JPH11820A - フィラメントコイルの切断装置および切断方法 - Google Patents

フィラメントコイルの切断装置および切断方法

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JPH11820A
JPH11820A JP15328297A JP15328297A JPH11820A JP H11820 A JPH11820 A JP H11820A JP 15328297 A JP15328297 A JP 15328297A JP 15328297 A JP15328297 A JP 15328297A JP H11820 A JPH11820 A JP H11820A
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coil
long coil
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long
cutting
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JP15328297A
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Yoshishige Eda
芳滋 江田
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Toshiba Hokuto Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断面の品位を向上させたフィラメントコイ
ルの切断装置および切断方法を提供すること。 【解決手段】 長尺コイル11を支持するマンドレル1
2と、長尺コイル11を切断するための刃を有するカッ
ター13とを具備したフィラメントコイルの切断装置に
おいて、長尺コイル11に対しその巻線の延長方向に捩
じる力を与え、かつ、長尺コイル11を保持する保持ア
ーム14、15を設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジに使用
されるマグネトロンなどのフィラメントを製造する場合
に、長尺コイルを規定の長さに切断するためのフィラメ
ントコイルの切断装置および切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子レンジなどに使用されるマグネトロ
ンのフィラメントは、例えば、1本の長いワイヤをコイ
ル状に巻いた長尺コイルを規定の長さに切断して製造さ
れる。ここで、長尺コイルを規定の長さに切断する従来
のフィラメントコイルの切断方法について、マグネトロ
ン用フィラメントを例にとり、図4を参照して説明す
る。
【0003】符号41は長尺コイルである。長尺コイル
41はマンドレル42によって支持されている。マンド
レル42は、長尺コイル41の内部に位置する円柱状の
軸部分42aと、外縁部分が長尺コイル41の外側まで
延びた螺旋部分42bで構成されている。螺旋部分42
bが設けられた側のマンドレル42の端面には長尺コイ
ル41を切断するための刃(図示せず)が形成されてい
る。
【0004】なお、長尺コイル41の巻線は、マンドレ
ル42の螺旋部分42b間の溝に沿って巻かれている。
したがって、長尺コイル41を回転させると、その回転
方向に応じて、図の右側から左側へ、あるいは左側から
右側へと、マンドレル42の延長方向に長尺コイル41
が移動するようになっている。また、マンドレル42の
端面の上方にはカッター43が配置されている。カッタ
ー43の先端43aには長尺コイル41を切断する刃が
設けられている。
【0005】上記した構成において、長尺コイル41を
回転させ、マンドレル42の端面から例えば図の左側に
突出する長尺コイル41の端部41aの長さlが、フィ
ラメントとして必要な規定の長さに一致するようにす
る。そして、マンドレル42の端面と平行にカッター4
3を矢印Y方向に降下させ、長尺コイル41を切断す
る。このとき、カッター43の刃は移動刃として機能
し、また、マンドレル42の端面に形成された刃は固定
刃として機能し、長尺コイル41は、カッター43とマ
ンドレル42の2つの刃で挟まれて切断される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィラメントコ
イルの切断方法の場合、マンドレル42の端面から外側
に突出する長尺コイル41の端部41aはどこにも固定
されていない。このため、カッター43で切断する際
に、カッター43によって長尺コイル41の端部41a
が下方に引っ張られ、例えば切断面にクラックを生じ、
切断面の品位を低下させることがある。
【0007】ここで、カッター43で長尺コイル41を
切断する模様を図5を参照して説明する。図5では、図
4に対応する部分には同一の符号を付し、重複する説明
は一部省略する。
【0008】図5(a)はカッター43が長尺コイル4
1部分まで降下しない状態を示している。なお、符号5
1は長尺コイル41の端で、また、符号52はマンドレ
ル42の端面に形成された刃である。
【0009】図5(b)はカッター43が長尺コイル4
1を切断した初期の状態を示している。長尺コイル41
を切断する際に、長尺コイル41に力が加わり、長尺コ
イル41の切り落とされる端部41aが下方に押し下げ
られ、元の位置からある長さLだけ内側に巻き込まれ
る。このとき、図5(c)の矢印Pで示す方向に大きな
引張り力が働き、例えば、符号Xで示すように剪断面と
破断面の境界付近でクラックが発生する。
【0010】なお、図5(d)は、切断が完了した状態
を示している。
【0011】上記したように従来のフィラメントコイル
の切断方法の場合、切断面にクラックを生じ、切断面の
品位が低下する欠点がある。
【0012】本発明は、上記した欠点を解決するもの
で、切断面の品位を向上させたフィラメントコイルの切
断装置および切断方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、長尺コイルを
支持するマンドレルと、前記長尺コイルを切断するため
の刃を有するカッターとを具備したフィラメントコイル
の切断装置において、前記長尺コイルに対しその巻線の
延長方向に捩じる力を与え、かつ、前記長尺コイルを保
持する保持アームを設けたことを特徴としている。
【0014】また、長尺コイルに対して捩じる力を与え
る巻線の延長方向は、保持アームからマンドレルに向か
う向きであることを特徴としている。
【0015】また、保持アームが一対で構成され、一対
の前記保持アームが長尺コイルを両側から挟んで保持し
たことを特徴としている。
【0016】また、保持アームの長尺コイルを保持する
先端面がカッターの移動方向に対して傾いており、か
つ、前記先端面が弾力性のある部材で形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のフィラメントコイルの切
断装置。
【0017】また、本発明のフィラメントコイルの切断
方法は、長尺コイルをマンドレルで支持する工程と、前
記マンドレルに支持された前記長尺コイルに向かってカ
ッターを移動させる工程と、このカッターの移動に連動
して、一対の保持アームを互いに反対方向から前記長尺
コイルに接近させ、かつ、前記長尺コイルの両側に接触
させ、さらに前記長尺コイルをその巻線の延長方向に捩
じって保持する工程と、前記長尺コイルが捩じられた状
態で、前記カッターによって前記長尺コイルを切断する
工程とからなっている。
【0018】また、本発明のフィラメントコイルの切断
方法は、長尺コイルの端部を外側に突出させて、前記長
尺コイルをマンドレルで支持する工程と、前記長尺コイ
ルをその巻線の巻線方向に捩じり、前記長尺コイルの端
部を保持する工程と、前記長尺コイルを捩じった状態
で、前記長尺コイルをカッターで切断する工程とからな
っている。
【0019】また、長尺コイルを捩じる巻線の巻線方向
は、前記長尺コイルを保持した部分からマンドレルに向
かう向きであることを特徴としている。
【0020】上記した構成によれば、長尺コイルをその
巻線の巻線方向に捩じり、捩じった状態で長尺コイルを
保持する保持アームを設けている。このとき、長尺コイ
ルの巻線の捩じりを逆方向に戻すように、即ち、保持ア
ームからマンドレルに向かう巻線の向きに力を与えてい
る。この場合、切断時の引っ張り応力が減少し、切断面
におけるクラックの発生が少なくなり、切断面の品位が
向上する。
【0021】また、一対の前記保持アームを用いて長尺
コイルを両側から挟んで保持し、あるいは、保持アーム
の長尺コイルを保持する先端面をカッターの移動方向に
対して傾斜させ、また、その先端面を弾力性のあるゴム
などで形成している。この場合、長尺コイルを必要な方
向に確実に捩じることができ、また、長尺コイルを捩じ
った状態で確実に保持することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
を参照して説明する。図1(a)は側面から見た図で、
図1(b)は正面から見た図である。
【0023】符号11は長尺のコイルで、長尺コイル1
1はマンドレル12によって支持されている。マンドレ
ル12は、長尺コイル11の内部に位置する円柱状の軸
部分12aと、外縁部分が長尺コイル11の外側まで延
びた螺旋部分12bで構成されている。螺旋部分12b
が設けられた側のマンドレル12の端面には長尺コイル
11を切断するための刃(図示せず)が形成されてい
る。
【0024】なお、長尺コイル11の巻線は、マンドレ
ル12の螺旋部分12b間の溝に沿って巻かれている。
したがって、長尺コイル11を回転させると、その回転
方向に応じて、図の右側から左側へ、あるいは左側から
右側へと、マンドレル12の延長方向に長尺コイル11
が移動するようになっている。また、マンドレル12の
端面の上方にはカッター13が配置され、カッター13
の先端13aに長尺コイル11を切断するための刃が設
けられている。
【0025】上記した構成において、長尺コイル11を
回転し、マンドレル12の端面から例えば図の左側に位
置する長尺コイル11の端部11aの長さlが、フィラ
メントとして必要な規定の長さに一致するようする。そ
して、長尺コイル11の端部11aの両側を保持アーム
14、15で保持し、同時に、その巻線の捩じりを逆方
向に戻す方向(矢印Y1)に捩じっている。このとき、
長尺コイル11を捩じる方向は、保持アーム14、15
で保持された部分からマンドレル12に向かう巻線の向
きになっている。
【0026】また、保持アーム14、15が長尺コイル
11を保持する先端面14a、15bは、例えば、弾力
性のあるゴムなどで形成されている。そして、カッター
13の降下方向が図の上下方向(矢印Y)の場合、保持
アーム14、15の先端面14a、15bはカッター1
3の降下方向に対し傾斜した配置になっている。
【0027】この状態で、マンドレル12の端面とほぼ
同じ平面上でカッター13が降下し、長尺コイル11を
切断する。このとき、カッター13の刃は移動刃として
機能し、また、マンドレル12の端面に形成された刃は
固定刃として機能し、長尺コイル11は、カッター13
とマンドレル12の2つの刃に挟まれて切断される。
【0028】ここで、カッター13と保持アーム14、
15の動作について図2を参照して説明する。図2で
は、図1に対応する部分には同一の符号を付し、重複す
る説明は一部省略する。図2(a)はカッター13が降
下を始める前の状態で、図2(b)はカッター13が降
下している状態、図2(c)はカッター13の刃が長尺
コイル11に接触した状態を示している。なお、符号2
1はマンドレル12の端面に形成された刃である。
【0029】カッター13が降下を始める前は、保持ア
ーム14、15は互いにある距離を保ち、また、長尺コ
イル11から離れている。カッター13が矢印Y方向に
降下すると、例えば、カッター13と連動して、一方の
保持アーム14は矢印Y1方向に下降し、他方の保持ア
ーム15は、保持アーム14と反対に矢印Y2方向に上
昇する。そして、カッター13が長尺コイル11に接触
する直前で、2つの保持アーム14、15の先端面14
a、15bが長尺コイル11に接触する。この状態か
ら、カッター13がさらに降下する。これに伴って、保
持アーム14が下降し、保持アーム15が上昇する。こ
の動きで、長尺コイル11が捩じられ、同時に保持アー
ム14、15で保持される。そして、その後のカッター
13の降下で、長尺コイル11は捩じられた状態のまま
切断される。このとき、保持アーム14、15の先端面
14a、15bは、その弾力性によって一部が変形し、
長尺コイル11を確実に保持している。
【0030】次に、カッター13で長尺コイル11を切
断する模様を図3で説明する。なお、図3では、図1や
図2に対応する部分には同一の符号を付し、重複する説
明は一部省略する。また、図3の場合、長尺コイル11
から切り落とされる端部11aは、図の手前に位置して
いる。
【0031】図3(a)はカッター13が長尺コイル1
1部分の直前まで降下した状態を示している。この状態
で、保持アーム14、15が長尺コイル11の周辺に接
触する。この後、カッター13がさらに降下すると、保
持アーム14は下降し、保持アーム15は上昇し、長尺
コイル11を矢印Y3で示す方向に捩じる。そして、長
尺コイル11に捩じる力が与えられたまま、図3(b)
のように切断が進む。このとき、長尺コイル11に捩じ
る力が与えられているため、この力が切断時の引張り力
pを弱め、長尺コイル11の切り落とされる端部11a
は、内側に巻き込まれる度合いが少なくなる。図3
(c)のように引張り力pは従来の場合の引張り力P
(図5(c)参照)よりも小さく、クラックが生じな
い。なお、図3(d)は、切断が完了した状態を示して
いる。
【0032】なお、上記の実施形態の場合、カッター1
3の降下と、保持アーム14、15の上下動を連動させ
ている。しかし、最初、保持アーム14、15の動きだ
けで、長尺コイル11を捩じって保持し、その後、カッ
ター13を降下させて、長尺コイル11を切断するよう
にすることもできる。
【0033】また、上記の実施形態では、マグネトロン
用のフィラメントコイルを製造する場合で説明してい
る。しかし、この発明は、マグネトロン以外のフィラメ
ントコイルの製造に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、切断面の品位を向上さ
せたフィラメントコイルの切断装置および切断方法を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明する概略の構造図であ
る。
【図2】本発明の実施形態を説明する概略の構図図で、
カッターと保持アームの動作を説明する図である。
【図3】本発明の実施形態を説明する概略の構図図で、
長尺コイルを切断する模様を説明する図である。
【図4】従来例を説明する概略の構造図である。
【図5】従来例を説明する概略の構造図で、カッターと
保持アームの動作を説明する図である。
【符号の説明】
11…長尺コイル 11a…長尺コイルの端部 12…マンドレル 12a…マンドレルの軸部分 12b…マンドレルの螺旋部分 13…カッター 14、15…保持アーム 14a、15b…保持アームの先端面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺コイルを支持するマンドレルと、前
    記長尺コイルを切断するための刃を有するカッターとを
    具備したフィラメントコイルの切断装置において、前記
    長尺コイルに対しその巻線の延長方向に捩じる力を与
    え、かつ、前記長尺コイルを保持する保持アームを設け
    たことを特徴とするフィラメントコイルの切断装置。
  2. 【請求項2】 長尺コイルに対して捩じる力を与える巻
    線の延長方向は、保持アームからマンドレルに向かう向
    きであることを特徴とする請求項1記載のフィラメント
    コイルの切断装置。
  3. 【請求項3】 保持アームが一対で構成され、一対の前
    記保持アームが長尺コイルを両側から挟んで保持したこ
    とを特徴とする請求項1記載のフィラメントコイルの切
    断装置。
  4. 【請求項4】 保持アームの長尺コイルを保持する先端
    面がカッターの移動方向に対して傾いており、かつ、前
    記先端面が弾力性のある部材で形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のフィラメントコイルの切断装
    置。
  5. 【請求項5】 長尺コイルをマンドレルで支持する工程
    と、前記マンドレルに支持された前記長尺コイルに向か
    ってカッターを移動させる工程と、このカッターの移動
    に連動して、一対の保持アームを互いに反対方向から前
    記長尺コイルに接近させ、かつ、前記長尺コイルの両側
    に接触させ、さらに前記長尺コイルをその巻線の延長方
    向に捩じって保持する工程と、前記長尺コイルが捩じら
    れた状態で、前記カッターによって前記長尺コイルを切
    断する工程とからなるフィラメントコイルの切断方法。
  6. 【請求項6】 長尺コイルの端部を外側に突出させて、
    前記長尺コイルをマンドレルで支持する工程と、前記長
    尺コイルをその巻線の巻線方向に捩じり、前記長尺コイ
    ルの端部を保持する工程と、前記長尺コイルを捩じった
    状態で、前記長尺コイルをカッターで切断する工程とか
    らなるフィラメントコイルの切断方法。
  7. 【請求項7】 長尺コイルを捩じる巻線の巻線方向は、
    前記長尺コイルを保持した部分からマンドレルに向かう
    向きであることを特徴とする請求項5または請求項6記
    載のフィラメントコイルの切断方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6296701B1 (en) 1998-09-30 2001-10-02 Ut-Battelle, Llc Method of depositing an electrically conductive oxide film on a textured metallic substrate and articles formed therefrom

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6296701B1 (en) 1998-09-30 2001-10-02 Ut-Battelle, Llc Method of depositing an electrically conductive oxide film on a textured metallic substrate and articles formed therefrom
US6555256B1 (en) 1998-09-30 2003-04-29 Ut-Battelle, Llc Method of depositing an electrically conductive oxide film on a textured metallic substrate and articles formed therefrom

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