JPH1182668A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents
車両用動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH1182668A JPH1182668A JP24802297A JP24802297A JPH1182668A JP H1182668 A JPH1182668 A JP H1182668A JP 24802297 A JP24802297 A JP 24802297A JP 24802297 A JP24802297 A JP 24802297A JP H1182668 A JPH1182668 A JP H1182668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- input shaft
- reverse
- rotation
- power unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
構の入力軸に前進回転として入力される場合、前進駆動
系および後進駆動系の確立を支障なく行えるようにす
る。 【解決手段】 前後進切換機構Cおよびディファレンシ
ャルDを備えた副変速機Tsは、自動二輪車用のものを
転用したパワーユニットから無端チェーン29を介して
前進回転の駆動力が伝達される入力軸45を備える。ス
リーブ77を右方向に駆動すると、入力軸45の前進回
転は3個のフォワードギヤ51,53,54を介してデ
ィファレンシャルDのファイナルドリブンギヤ59に前
進回転として伝達され、前進変速段が確立される。スリ
ーブ77を左方向に駆動すると、入力軸45の前進回転
はリバースギヤ52を介してファイナルドリブンギヤ5
9に後進回転として伝達され、後進変速段が確立され
る。
Description
パワーユニットおよび駆動輪間に該パワーユニットと独
立して設けられる車両用動力伝達装置に関し、特に前進
駆動系および後進駆動系を選択的に確立するための前後
進切換機構を備えた車両用動力伝達装置に関する。
伝達経路にアイドル軸を介在させない前進駆動系と、動
力伝達経路にアイドル軸を介在させた後進駆動系とを、
クラッチの締結/締結解除により選択的に確立するよう
になっている。
パワーユニットと駆動輪との間に前後進切換機構を介在
させたような場合、パワーユニットの出力軸の回転方向
に応じて前後進切換機構の入力軸の回転方向が決定され
てしまう場合がある。例えば、チェーンドライブ方式の
自動二輪車用のパワーユニットをそのままの姿勢で四輪
車に搭載し、そのパワーユニットの出力軸の回転をチェ
ーンを介して前後進切換機構の入力軸に伝達すると、前
後進切換機構の入力軸の回転方向は前進回転(前進走行
時に車輪が回転する方向と同じ方向)となる。この場
合、上述した一般的な前後進切換機構を採用すると、ア
イドル軸が介在しない前進駆動系の確立時に、前進回転
する入力軸の回転が反転して後進回転(後進走行時に車
輪が回転する方向と同じ方向)として駆動輪に伝達され
てしまい、車両が後進走行してしまうことになる。また
アイドル軸が介在する後進駆動系の確立時に、前進回転
する入力軸の回転が反転せずに前進回転として駆動輪に
伝達されてしまい、車両が前進走行してしまうことにな
る。
で、パワーユニットからの駆動力が前後進切換機構の入
力軸に前進回転として入力される場合、前進駆動系およ
び後進駆動系の確立を支障なく行えるようにすることを
目的とする。
に、請求項1に記載された発明は、パワーユニットおよ
び駆動輪間に該パワーユニットと独立して設けられる車
両用動力伝達装置であって、車体左右方向に配置されて
パワーユニットからの駆動力で前進回転する入力軸と、
駆動輪に接続されて該駆動輪と同方向に回転するファイ
ナルドリブンギヤと、入力軸の前進回転をファイナルド
リブンギヤに前進回転として伝達する前進駆動系と、入
力軸の前進回転をファイナルドリブンギヤに後進回転と
して伝達する後進駆動系とを備えてなり、前記前進駆動
系は、入力軸に設けたフォワードギヤの回転を、車体左
右方向に配置した1本の中間軸に設けた別のフォワード
ギヤを介して前記ファイナルドリブンギヤに伝達すると
ともに、前記後進駆動系は、入力軸に設けたリバースギ
ヤの回転を直接前記ファイナルドリブンギヤに伝達する
ことを特徴とする。
駆動力が前後進切換機構の入力軸に前進回転として入力
されても、入力軸の前進回転を1本の中間軸を介してフ
ァイナルドリブンギヤに伝達することにより該ファイナ
ルドリブンギヤを前進回転させて前進駆動系を確立する
ことができ、また入力軸の前進回転を中間軸を介さずに
ファイナルドリブンギヤに伝達することにより該ファイ
ナルドリブンギヤを後進回転させて後進駆動系を確立す
ることができる。従って、例えば既存のパワーユニット
を利用したために前後進切換機構の入力軸がやむを得ず
前進回転になっても、前進駆動系および後進駆動系の確
立を支障なく行うことができる。
転する方向として定義され、また後進回転とは後進走行
時に駆動輪が回転する方向として定義される。
1の構成に加えて、前記パワーユニットは車体左右方向
に配置されて前進回転する出力軸を備えた自動二輪車用
のものであり、自動二輪車に搭載される姿勢と同じ姿勢
で車両に搭載され、かつ前記出力軸と前記入力軸とが無
端チェーンで接続されることを特徴とする。
の自動二輪車用パワーユニットをそのまま四輪車に転用
することができ、コストダウンに寄与することができ
る。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
ので、図1は競技用車両の全体側面図、図2は図1の2
方向矢視図、図3は図1の3方向矢視図、図4は図2の
要部拡大断面図、図5は副変速機の縦断面図である。
用車両Vは、ダブルウイッシュボーン式のサスペンショ
ン1,1により懸架された従動輪である左右の前輪W
f,Wfと、ダブルウイッシュボーン式のサスペンショ
ン2,2により懸架された駆動輪である左右の後輪W
r,Wrとを備える。車体前後方向の略中央部には、車
体中心線Lに対して僅かに左側に偏倚した状態で運転席
を構成するシート3が配置されるとともに、車体中心線
Lの右側にパワーユニットPが配置される。シート3お
よびパワーユニットPは車体左右方向に併置されてお
り、従って側面視でオーバーラップしている(図1参
照)。
ート3の前方にはステアリングホイール5およびキャノ
ピー6が配置され、後方にはロールバー7および燃料タ
ンク8が配置される。ボディBの左右両側面にはエアー
インテーク9,9が開口しており、右側のエアーインテ
ーク9から導入された走行風によりパワーユニットPが
冷却されるとともに、左側のエアーインテーク9から導
入された走行風によりシート3の左側に配置したラジエ
ータ10が冷却される。パワーユニットPの上面はボデ
ィBに装着された透明なキャノピー11によって覆われ
る。
パワーユニットPはクランク軸21を車体左右方向に配
置したV型2気筒エンジンEと、このエンジンEの後部
に一体に設けられた主変速機Tmとを備えるもので、自
動二輪車用のものを僅かに改造して転用したものであ
る。
向外端)には、発進用のクラッチ22が設けられる。主
変速機Tmはクランク軸21と平行に配置された入力軸
24および出力軸25を備えており、入力軸24および
出力軸25間に複数の変速段を選択的に確立するための
ギヤ列26が介装される。主変速機Tmの出力軸25の
左端(即ち、車体左右方向内端)に設けた駆動スプロケ
ット27と、車体後部右側に配置した副変速機Tsの前
部右側面に設けた従動スプロケット28とが、車体前後
方向に延びる無端チェーン29を介して接続される。
ットPは、その主変速機Tmの左側面に突出するシフト
軸(図示せず)を備える。自動二輪車の場合には前記シ
フト軸はライダーの左足で操作されるペダルに連動して
往復回動するが、この車両Vでは、シート3およびパワ
ーユニットP間に設けたシーケンシャルシフトレバー3
0をリンク機構を介して前記シフト軸に連結に連結する
ことによりシフトチェンジを行うようになっている。
Tsの構造を説明する。
面において結合された左ケーシング41および右ケーシ
ング42を備えており、その内部に前後進切換機構Cお
よびディファレンシャルDが収納される。
設けたボールベアリング43と右ケーシング42に設け
た2個のボールベアリング44,44とに支持されて車
体左右方向に延びる入力軸45を備えており、右ケーシ
ング42から右側に突出する入力軸45の先端に、前記
従動スプロケット28が位置決めプレート46およびボ
ルト47…によって着脱自在に固定さる。また左ケーシ
ング41に設けたボールベアリング48と右ケーシング
42に設けたボールベアリング49とに、車体左右方向
に延びる中間軸50が前記入力軸45と平行に支持され
る。
よびリバースギヤ52が相対回転自在に支持されるとと
もに、中間軸50には第2フォワードギヤ53および第
3フォワードギヤ54が一体に形成される。左ケーシン
グ41に形成した円形の開口411 にカバー部材55が
着脱自在に固定される。カバー部材55に中央に設けた
ボールベアリング56と、右ケーシング42に設けたボ
ールベアリング57とに、ディファレンシャルギヤボッ
クス58が回転自在に支持される。
ギヤ53に常時噛合し、ファイナルドライブギヤとして
の第3フォワードギヤ54はディファレンシャルギヤボ
ックス58の外周に固定したファイナルドリブンギヤ5
9に常時噛合する。またファイナルドライブギヤとして
のリバースギヤ52は前記ファイナルドリブンギヤ59
に常時噛合する。尚、図5は展開図であるため、リバー
スギヤ52およびファイナルドリブンギヤ59は離れた
状態で描かれている。ファイナルドリブンギヤ59の直
径は、左ケーシング41の開口411 の直径よりも僅か
に小さく設定されており、従って組立時や分解時にファ
イナルドリブンギヤ59は前記開口41 1 を通過可能で
ある。
ディファレンシャルギヤボックス58には左出力軸60
および右出力軸61が回転自在に嵌合しており、それら
の対向端にそれぞれディファレンシャルサイドギヤ6
2,62が固定される。ディファレンシャルギヤボック
ス58に固定したピニオンシャフト63に一対のディフ
ァレンシャルピニオン64,64が回転自在に支持され
ており、これらディファレンシャルピニオン64,64
は前記ディファレンシャルサイドギヤ62,62に噛合
する。左出力軸60は左車軸65を介して左後輪Wrに
接続され、右出力軸61は右車軸66を介して右後輪W
rに接続される。
バー部材55に支持するボールベアリング56は、その
インナーレースがディファレンシャルギヤボックス58
に圧入されるとともに、そのアウターレースがサークリ
ップ67を介してカバー部材55に係止される。またデ
ィファレンシャルギヤボックス58を右ケーシング42
に支持するボールベアリング57は、そのインナーレー
スがディファレンシャルギヤボックス58に圧入される
とともに、そのアウターレースが右ケーシング42に摺
動自在に支持される。
図示せぬ前後進切換レバーに連動して回転する回転軸7
1と、回転軸71と一体のアーム72に接続されて左右
に摺動するシフト軸73と、シフト軸73をニュートラ
ル位置、前進位置および後進位置に位置決めするディテ
ント機構74と、シフト軸73に固定したシフトフォー
ク75と、入力軸45に固定したハブ76に左右摺動自
在に支持されて前記シフトフォーク75により駆動され
るスリーブ77とを備える。スリーブ77が図示したニ
ュートラル位置にあるとき、第1フォワードギヤ51お
よびリバースギヤ52は入力軸45から切り離されて動
力伝達が遮断される。スリーブ77を右側の前進位置に
駆動すると第1フォワードギヤ51がスリーブ77およ
びハブ76を介して入力軸45に結合され、前進変速段
が確立する。またスリーブ77を左側の後進位置に駆動
するとリバースギヤ52がスリーブ77およびハブ76
を介して入力軸45に結合され、後進変速段が確立す
る。
の作用について説明する。
て、前後進切換機構Cのスリーブ77を右側の前進位置
に駆動し、第1フォワードギヤ51を入力軸45に結合
して前進変速段を確立する。パワーユニットPは出力軸
25の回転方向が一定である自動二輪車のものを転用し
ており、かつ自動二輪車に搭載する場合と同じ姿勢で搭
載しているため、このパワーユニットPに無端チェーン
29で連結された入力軸45は常時前進回転する。ここ
でいう前進回転とは車両Vの前進走行時に車輪が回転す
る方向として定義され、また後進回転とは車両Vの後進
走行時に車輪が回転する方向として定義される。
の入力軸45にハブ76およびスリーブ77を介して結
合された第1フォワードギヤ51が前進回転し、この第
1フォワードギヤ51に噛合する第2フォワードギヤ5
3と、それと一体の中間軸50および第3フォワードギ
ヤ54とが後進回転する。そして後進回転する第3フォ
ワードギヤ54に噛合するファイナルドリブンギヤ59
が前進回転することにより、左右の後輪Wr,Wrが前
進回転して車両Vは前進する。このようにして前進変速
段が確立された状態で、シーケンシャルシフトレバー3
0を前後に倒して主変速機Tmを任意の変速段にシフト
アップおよびシフトダウンすることにより、車両Vは前
進走行することができる。
おいて、前後進切換機構Cのスリーブ77を左側の後進
位置に駆動し、リバースギヤ52を入力軸45に結合し
て後進変速段を確立する。この状態で入力軸45が前進
回転すると、この入力軸45にハブ76およびスリーブ
77を介して結合されたリバースギヤ52が前進回転
し、このリバースギヤ52に直接噛合するファイナルド
リブンギヤ59が後進回転することにより、左右の後輪
Wr,Wrが後進回転して車両Vは後進走行することが
できる。
ットPを転用し、かつそのパワーユニットPを自動二輪
車に搭載する場合と同じ姿勢で搭載したので、入力軸4
5は必然的に前進回転することになる。しかしながら、
前進変速段の確立時に入力軸45の回転を中間軸50を
介してファイナルドリブンギヤ59に伝達することによ
り、ファイナルドリブンギヤ59を前進回転させて車両
Vを前進走行させることができる。そして、後進変速段
の確立時には入力軸45の前進回転を直接ファイナルド
リブンギヤ59に伝達することにより、該ファイナルド
リブンギヤ59を後進回転させて車両Vを後進走行させ
ることができる。このようにチェーンドライブ方式の自
動二輪車用パワーユニットPをそのまま四輪車に転用す
ることにより、コストダウンに寄与することができる。
る利点を纏めると、以下の〜のようになる。 従動スプロケット28が左ケーシング41および右ケ
ーシング42の外部に露出しているので、簡単な作業で
前記従動スプロケット28を異なる歯数のものと交換し
て車両Vの走行性能を調整することができる。 前後進切換機構Cのドグクラッチが一般的な構造のも
のであるため、量産品をそのまま利用することができ
る。 ディファレンシャルDが一般的な構造のものであるた
め、量産品をそのまま利用することができる。 左右方向の寸法がコンパクトである。 従動スプロケット28を大型化することなく、副変速
機Tsの内部のギヤ比を変更することにより減速比を自
由に設定することができる。 上記に関連して、副変速機Tsの入力軸45の入力
トルクを減少させて前後進切換機構Cのドグクラッチを
コンパクト化することができる。
を説明するる。
のディファレンシャルギヤボックス58に第1ファイナ
ルドリブンギヤ591 および第2ファイナルドリブンギ
ヤ592 が設けられており、入力軸45に設けた第1フ
ォワードギヤ51が中間軸50に設けた第2フォワード
ギヤ53を介して前記第1ファイナルドリブンギヤ59
1 に噛合することにより前進駆動系が構成され、また入
力軸45に設けたリバースギヤ52が直接第2ファイナ
ルドリブンギヤ592 に噛合することにより後進駆動系
が構成される。
、の効果を得ることができる。
考例を順次説明する。
持したダブルピニオン式の遊星歯車機構81を備える。
遊星歯車機構81は、入力軸45に固定したサンギヤ8
2と、入力軸45に回転自在に支持したキャリヤ83
と、キャリヤ83にそれぞれ複数個支持したインナーピ
ニオン84…およびアウターピニオン85…と、ケーシ
ング86に拘束したリングギヤ87とを備える。入力軸
45と同一軸線を有する中間軸88にギヤ89が固定さ
れており、このギヤ89がファイナルドリブンギヤ59
に噛合する。
自在に支持したスリーブ77を右方向に駆動すると、中
間軸88がキャリヤ83に結合される。その結果、入力
軸45の回転がサンギヤ82からインナーピニオン84
…およびアウターピニオン85…を介して固定のリング
ギヤ87に伝達され、アウターピニオン85…がリング
ギヤ87から受ける反力でキャリヤ83が後進回転す
る。キャリヤ83の後進回転はスリーブ77およびハブ
76を介して中間軸88を後進回転させ、中間軸88の
後進回転はギヤ89を介してファイナルドリブンギヤ5
9を前進回転させるため、前進変速段が確立される。一
方、スリーブ77を左方向に駆動すると、入力軸45が
直接中間軸88に結合されて該中間軸88を前進回転さ
せ、中間軸88の前進回転はギヤ89を介してファイナ
ルドリブンギヤ59を後進回転させるため、後進変速段
が確立される。
、の効果を得ることができる。
外周に相対回転自在に嵌合する入力軸45に相対回転自
在に支持したギヤ90が、第1中間軸91に設けたギヤ
92に噛合し、前記第1中間軸91に設けた他のギヤ9
3が第2中間軸94に設けたギヤ95を介してファイナ
ルドリブンギヤ59に接続される。
自在に支持したスリーブ77を左方向に駆動すると、入
力軸45が直接ディファレンシャルギヤボックス58に
結合され、ディファレンシャルギヤボックス58が前進
回転して前進変速段が確立される。一方、スリーブ77
を右方向に駆動すると、入力軸45に結合されて前進回
転するギヤ90の駆動力が、後進回転するギヤ92、後
進回転する第1中間軸91、後進回転するギヤ93およ
び前進回転するギヤ95を介してファイナルドリブンギ
ヤ59に後進回転として伝達され、後進変速段が確立さ
れる。
果に加えて、次のの効果を得ることができる。 使用頻度が高い前進駆動系が入力軸45と直結になる
ため、動力伝達効率が向上する。
周に嵌合する入力軸45に支持したダブルピニオン式の
遊星歯車機構81を備える。遊星歯車機構81は、入力
軸45に固定したサンギヤ82と、入力軸45に回転自
在に支持したキャリヤ83と、キャリヤ83にそれぞれ
複数個支持したインナーピニオン84…およびアウター
ピニオン85…と、ケーシング86に拘束したリングギ
ヤ87とを備える。
定したハブ76にスライド自在に支持したスリーブ77
を左方向に駆動すると、入力軸45が直接ディファレン
シャルギヤボックス58に結合され、ディファレンシャ
ルギヤボックス58が前進回転して前進変速段が確立さ
れる。一方、スリーブ77を右方向に駆動すると、ディ
ファレンシャルギヤボックス58がキャリヤ83に結合
される。その結果、入力軸45の回転がサンギヤ82か
らインナーピニオン84…およびアウターピニオン85
…を介して固定のリングギヤ87に伝達され、アウター
ピニオン85…がリングギヤ87から受ける反力でキャ
リヤ83が後進回転すると、キャリヤ83の後進回転は
スリーブ77およびハブ76を介してディファレンシャ
ルギヤボックス58を後進回転させ、前進変速段が確立
される。
果に加えて、次のの効果を得ることができる。 前後方向の寸法がコンパクトになる。
に配置された入力軸96を備えており、この入力軸96
は車体後方から見て左回転する。入力軸96に相対回転
自在に支持したギヤ97は、車体前後方向に配置した第
1中間軸98に固定したギヤ99に噛合し、前記第1中
間軸98に固定した他のギヤ100は車体前後方向に配
置した第2中間軸101に設けたギヤ102に噛合し、
このギヤ102は車体前後方向に配置した第3中間軸1
03に固定したギヤ104に噛合する。そして前記第3
中間軸103の後端に固定したベベルギヤ105が、デ
ィファレンシャルギヤボックス58に固定したベベルギ
ヤよりなるファイナルドリブンギヤ59に噛合する。
イド自在に支持したスリーブ77を後方に駆動すると、
入力軸96が第3中間軸103に直結されてベベルギヤ
105が左回転し、このベベルギヤ105に噛合するフ
ァイナルドリブンギヤ59が前進回転して前進変速段が
確立される。一方、スリーブ77を前方に駆動すると、
ギヤ97の回転がギヤ99、第1中間軸98、ギヤ10
0、ギヤ102、ギヤ104、第3中間軸103および
ベベルギヤ105を介してファイナルドリブンギヤ59
に後進回転として伝達され、後進変速段が確立される。
の効果を得ることができる。
に配置された入力軸96に支持したダブルピニオン式の
遊星歯車機構107を備える。遊星歯車機構107は、
入力軸96に固定したサンギヤ108と、入力軸96に
回転自在に支持したキャリヤ109と、キャリヤ109
にそれぞれ複数個支持したインナーピニオン110…お
よびアウターピニオン111…と、ケーシング86に拘
束したリングギヤ112とを備える。また入力軸96と
同一軸線を有する中間軸103に設けたベベルギヤ10
5がファイナルドリブンギヤ59に噛合する。
ド自在に支持したスリーブ77を後方に駆動すると、左
回転する入力軸45が中間軸103に結合されて前進変
速段が確立される。一方、スリーブ77を前方に駆動す
ると、中間軸103がキャリヤ109に結合される。そ
の結果、入力軸96の回転がサンギヤ108からインナ
ーピニオン110…およびアウターピニオン111…を
介して固定のリングギヤ112に伝達され、アウターピ
ニオン111…がリングギヤ112から受ける反力でキ
ャリヤ109が右回転する。そしてキャリヤ109と共
に中間軸103およびベベルギヤ105が右回転する
と、ファイナルドリブンギヤ59が後進回転して後進変
速段が確立される。
の効果を得ることができる。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
たが、本発明は競技用車両V以外の車両に対しても適用
することができる。
によれば、パワーユニットからの駆動力が前後進切換機
構の入力軸に前進回転として入力されても、入力軸の前
進回転を1本の中間軸を介してファイナルドリブンギヤ
に伝達することにより該ファイナルドリブンギヤを前進
回転させて前進駆動系を確立することができ、また入力
軸の前進回転を中間軸を介さずにファイナルドリブンギ
ヤに伝達することにより該ファイナルドリブンギヤを後
進回転させて後進駆動系を確立することができる。従っ
て、例えば既存のパワーユニットを利用したために前後
進切換機構の入力軸がやむを得ず前進回転になっても、
前進駆動系および後進駆動系の確立を支障なく行うこと
ができる。
チェーンドライブ方式の自動二輪車用パワーユニットを
そのまま四輪車に転用することができ、コストダウンに
寄与することができる。
ン図
ドリブンギヤ) 592 第2ファイナルドリブンギヤ(ファイナル
ドリブンギヤ) E エンジン Wr 後輪(駆動輪)
Claims (2)
- 【請求項1】 変速機能を有するパワーユニット(P)
および駆動輪(Wr)間に該パワーユニット(P)と独
立して設けられる車両用動力伝達装置であって、 車体左右方向に配置されてパワーユニット(P)からの
駆動力で前進回転する入力軸(45)と、 駆動輪(Wr)に接続されて該駆動輪(Wr)と同方向
に回転するファイナルドリブンギヤ(59,591 ,5
92 )と、 入力軸(45)の前進回転をファイナルドリブンギヤ
(59,591 )に前進回転として伝達する前進駆動系
と、 入力軸(45)の前進回転をファイナルドリブンギヤ
(59,592 )に後進回転として伝達する後進駆動系
と、を備えてなり、 前記前進駆動系は、入力軸(45)に設けたフォワード
ギヤ(51)の回転を、車体左右方向に配置した1本の
中間軸(50)に設けた別のフォワードギヤ(53,5
4)を介して前記ファイナルドリブンギヤ(59,59
1 )に伝達するとともに、 前記後進駆動系は、入力軸(45)に設けたリバースギ
ヤ(52)の回転を直接前記ファイナルドリブンギヤ
(59,592 )に伝達することを特徴とする車両用動
力伝達装置。 - 【請求項2】 前記パワーユニット(P)は車体左右方
向に配置されて前進回転する出力軸(25)を備えた自
動二輪車用のものであり、自動二輪車に搭載される姿勢
と同じ姿勢で車両に搭載され、かつ前記出力軸(25)
と前記入力軸(45)とが無端チェーン(29)で接続
されることを特徴とする、請求項1に記載の車両用動力
伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24802297A JP3853925B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 四輪車用動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24802297A JP3853925B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 四輪車用動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1182668A true JPH1182668A (ja) | 1999-03-26 |
| JP3853925B2 JP3853925B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=17172047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24802297A Expired - Fee Related JP3853925B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 四輪車用動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3853925B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102133865A (zh) * | 2011-03-11 | 2011-07-27 | 刘亮星 | 双向驾驶操纵装置 |
| US8926467B2 (en) | 2013-03-08 | 2015-01-06 | Harley-Davidson Motor Company Group, LLC | Transmission with reverse drive assembly |
| CN109693538A (zh) * | 2017-10-20 | 2019-04-30 | 韩胜优 | 动力传递装置及包括此的车辆 |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP24802297A patent/JP3853925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102133865A (zh) * | 2011-03-11 | 2011-07-27 | 刘亮星 | 双向驾驶操纵装置 |
| US8926467B2 (en) | 2013-03-08 | 2015-01-06 | Harley-Davidson Motor Company Group, LLC | Transmission with reverse drive assembly |
| CN109693538A (zh) * | 2017-10-20 | 2019-04-30 | 韩胜优 | 动力传递装置及包括此的车辆 |
| JP2019078365A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | ウー ハン スン | 動力伝達装置、及びそれを含む車両 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3853925B2 (ja) | 2006-12-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110785344A (zh) | 具有包括功率分流的电驱动器的自行车 | |
| US11535099B2 (en) | Power transmission device for a four-wheel drive vehicle | |
| JPS59140127A (ja) | 自動三輪車等の変速装置 | |
| JP3853925B2 (ja) | 四輪車用動力伝達装置 | |
| JP2003314636A (ja) | 自動変速装置 | |
| US20090069144A1 (en) | Automatic transmission arrangement for a motorcycle | |
| JPH081251B2 (ja) | 鞍乗型車輛の変速装置 | |
| CN1378926A (zh) | 机动车独立四驱差速分动装置 | |
| JP3811267B2 (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
| JP7337586B2 (ja) | 人力駆動車用の変速装置およびこの変速装置を備える人力駆動車用のアシストシステム | |
| JP2542811B2 (ja) | 動力伝達装置における逆転機構 | |
| JPH1178559A (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
| US20060237945A1 (en) | Common axis drive and shift system | |
| JPH1178573A (ja) | 四輪車におけるシフトチェンジ機構 | |
| JPS621479Y2 (ja) | ||
| KR0126837B1 (ko) | 자동차용 부변속기의 동력전달 장치 | |
| JPH05124446A (ja) | 車両のパワートレイン構造 | |
| JP3112247B2 (ja) | 変速機つき三輪自転車の後輪駆動装置 | |
| JPH1182539A (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
| JPH11129972A (ja) | 補助動力自転車 | |
| JP2003072405A (ja) | 車両用パワートレインの搭載構造 | |
| JPS61175347A (ja) | トラクタの超低速変速装置 | |
| JPH09301259A (ja) | 自転車用変速装置 | |
| JP3375122B2 (ja) | トラクタの動力伝達構造 | |
| JPH0818498B2 (ja) | 自動車の2輪、4輪駆動切換装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060301 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060424 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20060816 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20060907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |