JPH1184577A - 熱現像型ジアゾ複写材料 - Google Patents
熱現像型ジアゾ複写材料Info
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- JPH1184577A JPH1184577A JP9257899A JP25789997A JPH1184577A JP H1184577 A JPH1184577 A JP H1184577A JP 9257899 A JP9257899 A JP 9257899A JP 25789997 A JP25789997 A JP 25789997A JP H1184577 A JPH1184577 A JP H1184577A
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
りを解決した熱現像型ジアゾ複写材料を得る。 【解決手段】 支持体上にジアゾ化合物を含有する感光
層とカップリング成分を含有するカップラー層よりなる
感光感熱層を設けたジアゾ複写材料において、前記感光
層にメチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体を
含有させる。
Description
の原稿と重ねて露光し、潜像を形成した後その潜像を熱
で現像する、熱現像型ジアゾ複写材料に関する。また、
感熱記録材料、特に光定着可能な感熱記録材料に関する
ものである。
光し、潜像を形成した後、現像して画像を形成するが、
このときの現像方式によって、乾式法、湿式法および熱
式法の3つに大別される。乾式法はアンモニアガスと水
蒸気が充満した雰囲気中に潜像を形成したジアゾ複写材
料を通して現像する。湿式法は、従来型はジアゾ複写材
料をアルカリ水溶液に浸漬したが、最近はジアゾ複写材
料の感光面に微量のアルカリ性媒体を塗布して現像す
る、所謂、半乾式が主流である。熱式法は熱現像型ジア
ゾ複写材料が使用され、該複写材料は一般に紙、フィル
ム等の支持体上にジアゾ化合物、カップリング成分およ
び塩基性成分を主成分とする感光層を設けたもので、発
色助剤として尿素、トリクロル酢酸ソーダ等が使用され
ている。
200℃の加熱により現像されるが、その現像機構は加
熱により分解して発生するアルカリを利用したものであ
る。また低温現像化の試みとして発色助剤として高級脂
肪酸アミド等の熱可融性物質が使用されているが、その
現像機構は加熱溶融によるジアゾ化合物とカップリング
成分の活性化を利用したものである。
レカップリングが徐々に進み、好ましくない着色が発生
することがあった。このため特開昭57−42042
号、特開昭57−45094号、特開昭57−1250
9号等に開示されているようにジアゾ化合物、カップリ
ング成分およびアルカリ発生剤の内いずれか1種あるい
は3種類とも不連続粒子の形で存在させることにより、
成分間の接触を防ぎ、プレカップリングを防止すること
が行なわれているが、記録材料の生保存性が充分でな
い。さらに特開昭57−44141号、特開昭59−1
90886号等に開示されているようにジアゾ化合物、
カップリング成分およびアルカリ発生剤のいずれかをカ
プセル化することにより他の成分と隔離することも知ら
れているが、これらの方法も生保存性および熱発色性を
充分満足するものでない。
存性を改良するため、支持体上にジアゾ化合物を含有す
る感光層と、カップリング成分を含有するカップラー層
を積層し、カップラー層に特定の塩基性成分およびカル
ボン酸またはジカルボン酸無水物を有するモノマーを構
成成分とする共重合体を含有する方法を考案し出願した
(特開平06−313944号参照)。この方法によれ
ば、長期保存性は改良されたが、保存中に感光面に圧力
が加わるとその部分だけ地肌のかぶりが大きくなるとい
う現象が課題として残っていた。
で、従来の乾式または湿式タイプと同等の画像品質を維
持し、熱現像方式で、保存中、圧力などによる地肌かぶ
りを生じることがなく、長期保存性においても高い信頼
性を有する熱現像型ジアゾ複写材料を提供することを目
的とする。
に、支持体上にジアゾ化合物を含有する感光層とカップ
リング成分を含有するカップラー層よりなる感光感熱層
を設けたジアゾ複写材料において、前記感光層にメチル
ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体を含有するこ
とを特徴とする熱現像型ジアゾ複写材料が提供される。
ゾ複写材料において、上記カップラー層がカップリング
成分、カルボン酸またはジカルボン酸無水物を有するモ
ノマーを構成成分とする共重合体および塩基性成分を含
有することを特徴とする熱現像型ジアゾ複写材料が提供
される。
ゾ複写材料において、上記共重合体がスチレン−アクリ
ル酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体また
はイソブチレン−無水マレイン酸共重合体であって、そ
れら共重合体を単独または混合して使用することを特徴
とする熱現像型ジアゾ複写材料。
ゾ複写材料において、上記塩基性成分が水溶性グアニジ
ンであることを特徴とする熱現像型ジアゾ複写材料が提
供される。
うに、本発明は支持体上にジアゾ化合物を含有する感光
層とカップリング成分を含有するカップラー層からなる
感光感熱層を設けた熱現像型ジアゾ複写材料において、
ジアゾ感光層にメチルビニルエーテル−無水マレイン酸
共重合体を含有することを特徴とする。この構成による
と、圧力や擦れによるかぶりに強い熱現像型ジアゾ複写
材料が得られる。
にカルボン酸またはジカルボン酸無水物を有するモノマ
ーを構成成分とする共重合体と塩基性成分を含有させる
ことにより長期保存時のプレカップリングを防止し、か
つ、熱現像性をさらに向上することができる。
つつ、熱現像を可能にするため、ジアゾ化合物を含有す
る感光層とカップリング成分を含有するカップラー層の
2層構成とし、さらにカップラー粒子を膜形成可能な樹
脂で被覆する方法を採用した。そして膜形成可能な樹脂
としてカルボン酸またはジカルボン酸無水物を有するモ
ノマーを構成成分とする共重合体が優れていることを知
った。すなわち、この共重合体樹脂は、好ましくはアン
モニウム塩をカップラー塗布液に使用して、塗布乾燥す
るとカップラー成分の周りに水不溶の膜が形成され、ジ
アゾ化合物との接触が妨げられ、長期保存時のプレカッ
プリングが防止される。
促進剤として無機アルカリや有機アミン等の塩基性物質
を使用することが一般的であるが、それらは前記被覆用
樹脂の膜形成を阻害し、長期保存性を劣化させる。逆に
尿素等の塩基性の弱い物質では、長期保存性は保たれる
が、発色が不十分となる。そこで、発色促進剤として水
溶性グアニジン塩を使用することにより熱現像性をさら
に向上することができた。
保されるところまできたが、製造後の運送過程で強い圧
力が感光面に加わるとその部分だけ地肌のかぶりが濃く
なるという現象がみられた。しかるに上記2層構成にお
いて、ジアゾ感光層に、メチルビニルエーテル−無水マ
レイン酸共重合体を含有させることにより上記圧力によ
るかぶりの問題を解決できることを見出した。
酸共重合体は、塩基を必要としないで水に溶解し、その
水溶液は酸性を示す。そのためカップラー層にカルボン
酸またはジカルボン酸無水物を有するモノマーを構成成
分とする共重合体樹脂を使用すると、この2種類の樹脂
が塗布過程で接触したときに強い隔膜を形成し、それに
より圧力あるいは擦れが感光面に加わっても長期保存中
に地肌かぶりを生じることがなくなった。
マレイン酸共重合体によれば、カップラー層にカルボン
酸またはジカルボン酸無水物を有するモノマーを構成成
分とする共重合体樹脂が使用されなくても、ジアゾ感光
層にメチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体が
含有されるのみでも圧力による擦れかぶりに有効である
ことが分かった。この理由としては、通常、ジアゾ化合
物はジアゾニウム塩が使用され、水溶液中ではジアゾニ
ウムカチオンと酸アニオン(例えばCl、HSO4−)
にイオン解離しているが、メチルビニルエーテル−無水
マレイン酸共重合体がそこに存在すると無水マレイン酸
部が酸アニオンとしても機能し、支持体にその水溶液を
塗布する過程で、ジアゾ化合物はその共重合体とイオン
的に結合し、その高分子鎖に取り込まれた状態で支持体
に塗布される。それによりカップラー層のカップリング
成分との接触が防止され、上記の効果が発揮されるもの
と考えられる。
はジカルポン酸無水物を有するモノマーを構成成分とす
る共重合体樹脂としては、スチレン−アクリル酸共重合
体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体およびスチ
レン−無水マレイン酸共重合体等が使用されるが、保存
性付与効果からみてTgが60℃以上のスチレン−アク
リル酸共重合体の使用が好ましい。また、その単独使用
よりスチレン−アクリル酸共重合体とイソブチレン−無
水マレイン酸共重合体またはスチレン−無水マレイン酸
共重合体との混合物の使用が特に保存性の点で好まし
い。
プレカップリングを防止する方法の一つとして、ジアゾ
化合物とカップリング成分の両者を接触させないように
隔離するため、その手段としてそれぞれ水に難溶または
不溶な化合物を微粒子状の分散物として使用する方法が
採用される。これらの混合樹脂を用いた場合、単独樹脂
を使用した場合に比較し、発色性はそのままで保存時の
プレカップリングがさらに抑制され、地肌かぶりが少な
くなった。その理由は定かでないが、スチレン−アクリ
ル酸共重合体のアンモニウム塩水溶液とイソブチレン−
無水マレイン酸共重合アンモニウム塩水溶液を混合した
ときに溶液濃度が濃い場合ゲル化が生じて、白濁する。
この現象より、カップラー成分を分散した、この樹脂混
合水溶液を支持体の上に塗布乾燥すると、アンモニアお
よび水の蒸発と共にゲル化が促進され、カップラー成分
の周りに堅固な膜が形成されるものと推測している。
重合体1重量部に対してイソブチレン−無水マレイン酸
共重合体またはスチレン−無水マレイン酸共重合体
0.01〜2重量部、好ましくは0.1〜1重量部であ
る。通常、上記共重合体樹脂は、アンモニア水溶液に溶
解し、アンモニウム塩として使用される。ただし、アン
モニウム塩に限定されるものではない。また、上記共重
合体樹脂の使用量は、カップラー成分1重量部に対し
て、0.1〜10.0重量部、好ましくは0.5〜4.
0重量部である。
しては、例えば炭酸グアニジン、酢酸グアニジン、ぎ酸
グアニジン、リン酸グアニジン、スルファミン酸グアニ
ジン、リンゴ酸グアニジン等である。また、その使用量
は、カップリング成分1重量部に対して、0.1〜10
重量部、好ましくは0.2〜3.0重量部である。
め、融点が60℃から150℃の熱可融性物質を併用す
ることが好ましい。熱可融性物質は溶融時カップリング
成分または上記の樹脂を溶解する作用のある物質であ
る。例えば、2−トリブロムエタノール、2,2−ジメ
チルトリメチレングリコール、1,2−シクロヘキサン
ジオール等のアルコール誘導体、パラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、モンタン酸ワックス、
カルナバロウ等のワックス、モノステアリン、トリステ
アリン等の高級脂肪酸エステル、その他ポリエチレング
リコール、ポリエチレンオキサイド、べへニルアルコー
ル等の高級アルコール、高級多価アルコール、高級ケト
ン等である。
解作用が大きいのでカップリング反応が効率的に進み、
発色が促進される。具体例としては、例えば、ラウリル
酸アミド、ステアリン酸アミド、べへン酸アミド、ステ
アリン酸メチロールアミド、エチレンビスステアリン酸
アミド等の高級脂肪酸アミド誘導体、安息香酸ステアリ
ルアミド、2−ナフトエ酸ラウリルアミド、ミリスチン
酸アニリド、ステアリン酸アニリド等である。
分としては、一般の2成分型のジアゾ複写材料用のもの
が使用できる。例えば、レゾルシン、フロログルシン、
2,5−ジメチル−4−モルホリノメチルフェノール、
3−ヒドロキシシアノアセトアニリド、パラスルホアセ
トアニリド、1−ベンゾイルアミノ−8−ヒドロキシナ
フタレン−3,6−ジスルホンアミド、2,2−ジヒド
ロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン−
3,6−ジスルホン酸ソーダ、2,3−ジヒドロキシナ
フタレン−6−スルホン酸、2,5−ジヒドロキシナフ
タレン−スルホン酸ソーダ、1−ヒドロキシナフタレン
−4−スルホン酸ソーダ、1−アミノ−3−ヒドロキシ
ナフタレン−3,6−ジスルホンアミド、ナフトールA
S、ナフトールAS−D、2−ヒドロキシナフタレン−
3−ビグアナイド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モ
ルホリノプロピルアミド、2−ヒドロキシ−3−ナフト
エ酸エタノールアミド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ
酸−N,N−ジメチルアミノモルホリノプロピルアミ
ド、2,4,2’,4−テトラヒドロキシジフェニル、
2,4,2’,4−テトラヒドロキシジフェニルスルホ
キシド等が挙げられる。
不溶または難溶性のカップラーが好ましく、具体例を挙
げれば、例えばナフトールAS、ナフトールAS−Dで
ある。また、この系のカップリング成分は熱可融性物質
である有機酸アミド誘導体と混合してDSCを測定する
と共融化が見られ、互いに相溶性が良いと推測される。
化合物1重量部に対して0.1〜15.0重量部、好ま
しくは0.8〜8.0重量部使用する。0.1重量部よ
り少ないと発色不足が生じ、逆に15重量部より多いと
保存時好ましくないかぶりが生じる。
部に対して0.1〜10.0重量部、好ましくは0.5
〜5.0重量部使用する。0.1重量部より少ないと発
色不足が生じ、逆に10重量部より多いと発色性が悪く
なる。
式ArN2+X-で示されるジアゾニウム塩である(式
中、Arは置換あるいは無置換の芳香族部分を表し、A
r2+はジアソニウムカチオンを表し、X-は酸アニオン
を表す。ジアゾ化合物の具体例としては、例えば、4−
ジアゾ−N,N−ジメチルアニリン、4−ジアゾフェニ
ルモルホリン、4−ジアゾ−N,N−ジブチルアニリ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジメトキシフェニルモルホリ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシフェニルモルホリ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジプロポキシフェニルモルホ
リン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシフェニルモルホ
リン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシ−N−ベンジル
−N−エチルアニリン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキ
シ−N,N−ジブチルアニリン、4−ジアゾ−2,5−
ジブトキシ−N−ベンジル−N−オキシエチルアニリ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシフェニルピペラジ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシフェニルピロリジ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジプロポキシフェニルピペリ
ジン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシ−N,N−ジメ
チルアニリン、4−ジアゾ−1−ベンゾイルアミノ−
2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(4’
−メトキシベンゾイルアミノ)−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−(4’−メトキシベンゾイル
アミノ−2,5−ジエトキシベンゼン、4−ジアゾ−1
−(4’−メチルジベンゾイルアミノ)−2,5−ジプ
ロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(3’−クロルベ
ンゾイルアミノ)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−
ジアゾ−1−(3’−メトキシベンゾイルアミノ)−
2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(3’
−メチルジベンゾイルアミノ)−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−フェニルメルカプト−2,5
−ジプロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(4’−ト
ルイルメルカプト)−2,5−ジエトキシベンゼン、4
−ジアゾ−1−(4’−メトキシフェニルメルカプト)
−2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−
(4’−クロルフェニルメルカプト)−2,5−ジメト
キシベンゼン、4−ジアゾ−1−(3’−トルイルメル
カプト)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−ジアゾ−
1−(3’−メトキシフェニルメルカプト)−2,5−
ジプロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(2’−トル
イルメルカプト)−2,5−ジブトキシベンゼン、4−
ジアゾ−1−フェノキシ−2,5−ジブトキシベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−(4’−メトキシフェノキシ)−
2,5−ジエトキシベンゼンなどの塩化物の塩化亜鉛、
塩化カドミウム、塩化スズ等の複塩および前記ジアゾの
硫酸、ヘキサフルオロリン酸、4フッ化ホウ素酸などの
無機酸の塩などが挙げられる。
クフィルム等の支持体の上に感光感熱層を形成させてい
るが、それらの層の塗布液を支持体に塗布する場合、結
着剤を使用して塗工する。結着剤としてはポリビニルア
ルコール、ポリアクリルアミド、カゼイン、ゼラチン、
デンプンおよびその誘導体、ポリビニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性樹
脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、塩化ビ
ニル−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等の各種エマルジョン樹脂を使用できる。
また、塗布の順序は先にカップラー層形成液を塗布した
後、その上に感光層形成液を塗布しても、あるいはその
逆の順序で層を形成しても構わない。
いは筆記性等を改良する目的で支持体と本発明の感光感
熱層の間に微粒子粉末と結着剤から形成されるプレコー
ト層を設けても構わない。プレコート層中に使用する微
粒子粉末は、無機微粒子粉末または有機微粒子粉末が使
用でき、無機微粒子粉末の具体例としては、シリカ、ア
ルミナ、カオリン、タルク、チタン、炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等があり、有
機微粒子粉末としては、スチレン樹脂粒子、尿素−ホル
マリン縮合物樹脂粒子、ベンゾグアナミン樹脂粒子等が
ある。結着剤としては、ポリビニルアルコール、ポリア
クリルアミド、カゼイン、ゼラチン、デンプンおよびそ
の誘導体、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセ
ルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース等の水溶性樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル−アクリル酸
エステル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の
各種エマルジョン樹脂である。
述した発色成分の他に、通常のジアゾ系感熱記録材料に
適用されている各種添加物、保存性向上剤としてナフタ
レン−モノスルホン酸ナトリウム、ナフタレン−ジスル
ホン酸ナトリウム、ナフタレン−トリスルホン酸ナトリ
ウム、スルホサリチル酸、硫酸カドミウム、硫酸マグネ
シウム、塩化カドミウム、塩化亜鉛などが使用できる。
ど、溶解剤としてカフェイン、テオフィリンなど、酸安
定剤としてクエン酸、酒石酸、硫酸、シュウ酸、ホウ
酸、リン酸、ピロリン酸などを用いることができ、その
他にサポニンを小量添加することができる。
る場合は、熱へッドに対するスティッキングの防止や走
行性を改良する目的で填料を加えたり、保護層を設けて
もよい。例えば、スチレン樹脂微粒子、尿素−ホルマリ
ン縮合物樹脂微粒子、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、チタン、タルク、カオリ
ン、シリカ、アルミナ等の有機または無機系の固体微粒
子、また、同様の目的で金属石鹸類も使用することがで
きる。
他に各種の感熱記録の分野、特に、高速記録の要求され
るファクシミリや電子計算機などの出力記録用紙として
有利に応用することができ、しかも本発明の場合、記録
紙の表面に記録された文字や画像は、加熱により画像形
成後、露光により、未反応のジアゾ化合物を分解させる
ことにより定着させることができる。 また、本発明の
感熱記録材料は、その定着性を利用し、有価証券や商品
券、入場券、証明書、伝票などに対する必要事項の記録
や、それらの作成に応用することができる。
る。
分散液を調合し、上質紙の表面にワイヤバ−を用いて塗
布乾燥し、付着量4.0g/m2のカップラー層を形成
した。 ナフトールAS分散液(20%) 15g ステアリン酸アミド分散液(20%) 30g シリカ粉末 1g ポリビニルアルコール水溶液(10%) 10g 炭酸グアニジン 1.5g 水 トータル100g
感光層形成液をワイヤバーを用いて塗布乾燥し、付着量
0.45g/m2の感光層を形成し、本発明の熱現像型
ジアゾ複写材料を作製した。 4−ジアゾ−1−モルホリノ−2,5−ジブトキシベンゼン 塩化物・1/2塩化亜鉛 1.5g 酒石酸 1g イソプロパノール 5g サポニン 0.1g メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体水溶液(10%) (ダイセル化学工業社製VEMA A101) 20g 水 72.9g
中にスチレン−アクリル酸アンモニウム共重合(ジョン
ソンポリマー社製ジョンクリル679(Tg:85
℃))水溶液(20%)30gを加え、カップラー層付
着量を4.5g/m2に変更した以外は実施例1と同様
にして本発明の熱現像型ジアゾ複写材料を作製した。
中にイソブチレン−無水マレイン酸アンモニウム共重合
体(クラレ社製イソバン104)水溶液(20%)10
gを加え、カップラー層付着量を4.8g/m2に変更
した以外は実施例2と同様にして本発明の熱現像型ジア
ゾ複写材料を作製した。
メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体水溶液
を除いた以外は実施例1と同様にして熱現像型ジアゾ複
写材料を作製した。
メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体水溶液
を除いた以外は実施例2と同様にして熱現像型ジアゾ複
写材料を作製した。
稿を重ねて富士写真フィルム社製コピアート100で露
光・現像したところ、青色画像が得られた。画像部の濃
度をマクベス濃度計914で測定した。また、長期保存
時のプレカップリングによる地肌のかぶりを試験するた
め強制劣化試験で確認した。試験方法は、各サンプルを
50℃、50%RHの環境に24時間放置して強制劣化
させた後取り出し、上記複写機で全面露光し、地肌部の
濃度をマクベス濃度計914で測定した。これを強制劣
化しないで同様に処理して測定した地肌部の濃度と比較
した。また、強制劣化する前に各サンプルの表面を角を
丸めた棒で擦り、強制劣化試験後、その部分の擦りかぶ
りを目視で評価した。その結果を表1に示した。 〔擦りかぶりの評価〕 ◎:擦りかぶりが生じない。 ○:擦りかぶりがほとんど生じない。 △:擦りかぶりが生じる。 ×:擦りかぶりがかなり生じる。
無水マレイン酸共重合体を含有させた実施例の複写材料
は、強制劣化後の地肌濃度が余り高くならず、かつ、擦
りかぶりをほとんど発生させないことが分かる。
光層を積層した感光感熱層を設けた熱現像型ジアゾ複写
材料において、感光層にメチルビニルエーテル−無水マ
レイン酸共重合体を含有させることによって、擦りかぶ
りに強い熱現像型ジアゾ複写材料が得られる。そしてさ
らに、上記構成において、カップラー層にカルボン酸ま
たはジカルボン酸無水物を有するモノマーを構成成分と
する共重合体と塩基性成分を含有させたときは長期保存
性において高い信頼性が得られるとともに熱現像性を向
上することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 支持体上にジアゾ化合物を含有する感光
層とカップリング成分を含有するカップラー層よりなる
感光感熱層を設けたジアゾ複写材料において、前記感光
層にメチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体を
含有することを特徴とする熱現像型ジアゾ複写材料。 - 【請求項2】 請求項1記載の熱現像型ジアゾ複写材料
において、前記カップラー層がカップリング成分、カル
ボン酸またはジカルボン酸無水物を有するモノマーを構
成成分とする共重合体および塩基性成分を含有すること
を特徴とする熱現像型ジアゾ複写材料。 - 【請求項3】 請求項2記載の熱現像型ジアゾ複写材料
において、前記カルボン酸またはジカルボン酸無水物を
有するモノマーを構成成分とする共重合体がスチレン−
アクリル酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合
体またはイソブチレン−無水マレイン酸共重合体であ
り、それら単独または混合して使用することを特徴とす
る熱現像型ジアゾ複写材料。 - 【請求項4】 請求項2記載の熱現像型ジアゾ複写材料
において、前記塩基性成分が水溶性グアニジンであるこ
とを特徴とする熱現像型ジアゾ複写材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9257899A JPH1184577A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 熱現像型ジアゾ複写材料 |
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|---|---|---|---|
| JP9257899A JPH1184577A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 熱現像型ジアゾ複写材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1184577A true JPH1184577A (ja) | 1999-03-26 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9257899A Pending JPH1184577A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 熱現像型ジアゾ複写材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1184577A (ja) |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP9257899A patent/JPH1184577A/ja active Pending
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