JPH1184694A - 電子写真感光体用電荷輸送材料の精製法 - Google Patents

電子写真感光体用電荷輸送材料の精製法

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JPH1184694A
JPH1184694A JP24360497A JP24360497A JPH1184694A JP H1184694 A JPH1184694 A JP H1184694A JP 24360497 A JP24360497 A JP 24360497A JP 24360497 A JP24360497 A JP 24360497A JP H1184694 A JPH1184694 A JP H1184694A
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JP
Japan
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activated clay
weight
ctm
charge transport
treatment
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Application number
JP24360497A
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English (en)
Inventor
Hirosuke Shimizu
宏▲祐▼ 清水
Shigeru Shigemoto
滋 重本
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた特性の電子写真感光体用電荷輸送材料
を与える精製法を提供する。 【解決手段】 電荷輸送材料を有機溶媒に溶解し、これ
に含水率が1重量%以下の活性白土を加えて懸濁したの
ち濾過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体の電
荷輸送材料(以下「CTM」と略称する)を精製する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CTMとして用いる物質は高い純度が要
求されるので、溶媒による洗浄、昇華、カラム処理など
種々の方法により精製して用いられている。しかし、高
純度であれば電子写真感光体の電荷輸送材料として特性
が優れているとは必ずしも言えず、不純物の電荷輸送材
料としての特性に及ぼす影響については未だ解明されて
いない点が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CTMの精製法の一つ
として活性白土を用いる方法がある。特開平7−563
65号によれば、CTMを有機溶媒に溶解し、この溶液
に活性白土を加えて攪拌したのち濾過することにより、
電荷輸送材料としての特性に優れたCTMが得られるこ
とが記載されている。この方法で精製したCTMはおお
むね優れた特性を示すが未だ満足すべきものではなく、
更に特性を向上させることが望まれている。従って本発
明は、活性白土を用いてCTMを精製する方法を改良す
ることにより、得られるCTMの特性を更に向上させよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、CTM
を有機溶媒に溶解させ、この溶液を含水率が1重量%以
下の活性白土と接触させることにより、特性の優れたC
TMを得ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明について詳細に説明する
と、本発明では含水率が1重量%以下の活性白土を用い
る以外は、原則として特開平7−56365号に記載の
方法に従ってCTMの精製を行うことができる。本発明
は、電子の輸送担体である電子吸引性物質及び正孔の輸
送担体である電子供与性物質の、いずれのCTMの精製
にも適用することができる。CTMとして用いられる電
子吸引性物質としては、ジフェノキノン、ナフトキノ
ン、アントラキノン、フルオレノン等の芳香族カルボニ
ル化合物が挙げられる。また電子供与性物質としては、
イオン化ポテンシャルの低いものが好ましく、特に分子
内に1個以上の窒素原子を有する化合物が好適である。
窒素原子を有する化合物としては、ジエチルアミノ基、
ジフェニルアミノ基などの3級アミノ基が芳香環に結合
した化合物、複素環化合物、置換ヒドラゾン化合物、置
換ヒドラジン化合物などが挙げられる。複素環化合物と
しては、カルバゾール、インドール、ピラゾール、ピラ
ゾリン、オキサゾール、ピロール、オキサジアゾール、
チアゾール、ピペラジン等や、これらの環上に種々の置
換基が結合したもの、さらには分子内にこれらの環構造
を含むものなどが挙げられる。
【0006】これらのCTMのうち、分子内に窒素原子
を含む電子供与性のものが好ましい。本発明の精製処理
の対象となるCTMの具体例としては、例えば下記の文
献に記載の化合物が挙げられる。 ・特開昭56−123544 ・特開昭54−150128 ・特公昭52−4188 ・特公昭58−32372 ・特公昭45−555 ・特開昭58−198043 ・特公昭55−42380 ・特開平2−190864
【0007】本発明では、これらのCTMを有機溶媒に
溶解して活性白土による処理に供する。有機溶媒として
はCTMを溶解するものであればよく、例えば炭化水素
類、アルコール類、エステル類、エーテル類、アルデヒ
ド類、ケトン類、芳香族アミン、芳香族ニトロ化合物、
芳香族ハロゲン化物、酸アミド類、アルキルスルホキシ
ド類、N−アルキルラクタム類、ニトリル類、ラクトン
類など常用の有機溶媒はいずれも使用可能である。な
お、有機溶媒が水を含んでいる場合には、予め脱水して
用いるのが好ましい。有機溶媒溶液中のCTMの濃度は
任意であるが、稀薄溶液とすると処理量が増大するの
で、通常は3〜40重量%程度が好ましい。
【0008】活性白土は予め脱水処理して、含水率を1
重量%以下としたものを用いる。市販の活性白土の含水
率は通常は10〜15重量%程度であり、低水分品と称
するものでも含水率5重量%以下となっている。これら
の活性白土をそのまま用いてCTMの精製を行ってもそ
れ相当に特性の優れたものを得ることはできるが、未だ
満足すべきものではない。しかるに、この市販の活性白
土を脱水して含水率1重量%以下にして用いると、さら
に特性の向上したものを得ることができる。
【0009】活性白土による処理は、上述のCTMを溶
解している有機溶媒溶液に活性白土を加え、攪拌して両
者をよく接触させたのち濾過して両者を分離すればよ
い。活性白土の使用量及び接触時間は任意であるが、通
常は溶液中のCTMに対し10重量%前後の活性白土を
加え、10分〜2時間程度攪拌すればよい。接触処理は
通常の常温付近の20〜60℃程度で行うが、所望なら
ばより高い温度又はより低い温度で行うこともできる。
なお、活性白土による処理は反復して行ってもよい。一
般に多量の活性白土を用いて1回の処理で所望の特性の
CTMを得ることを目指すよりも、少量の活性白土を用
いて処理を反復する方が好ましいことが多い。
【0010】本発明の好ましい一態様では、活性白土に
よる処理に加えて活性炭による処理を行う。これにより
更に優れた特性のCTMを得ることができる。活性炭処
理は活性白土による処理の前後いずれで行ってもよく、
活性白土処理と活性炭処理とを反復してもよい。活性炭
処理も20〜60℃程度の温度で10分〜2時間程度攪
拌すればよい。活性白土処理を経たCTMの有機溶液か
らは、濃縮や貧溶媒の添加など、常用の適宜の手段でC
TMを晶出させて単離する。
【0011】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施
例によって限定されるものではない。なお、活性白土の
含水率は、活性白土X0 gを10トール、105℃に維
持された減圧乾燥機中に12時間保持したのち、デシケ
ーター内で冷却したときの重量X1 gから、次式により
算出した。
【0012】
【数1】
【0013】実施例1 1−ピレンカルボキシアルデヒドとN,N−ジフェニル
ヒドラジンとを縮合物させて得た1−ピレンカルボキシ
アルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン粗製物10
0gを、60℃でトルエン200mlに溶解させ、これ
に活性炭3gを加えて30分間、60℃で攪拌した。濾
過して活性炭を除き、濾液に含水率0.8重量%の活性
白土10gを加えて、60℃で30分間攪拌したのち濾
過した。この活性炭処理及び、活性白土処理をもう1回
繰り返した後、処理液にメタノールを加え、結晶を析出
させた。濾過して結晶を取得し、乾燥してヒドラゾン化
合物の精製品85gを得た。このヒドラゾン化合物70
重量部と下記に示すポリカーボネート樹脂
【0014】
【化1】
【0015】100重量部をテトラヒドロフラン900
重量部に溶解して得た塗布液を、基体上に塗布により形
成した電荷発生層の上に、乾燥、膜厚が17μmとなる
ように塗布して電荷移動層を形成した。なお、基体とし
ては厚さ100μmのポリエステルフィルムにアルミニ
ウムを蒸着したものを用いた。また電荷発生層は、下記
構造式で表わされるナフタル酸系ビスアゾ顔料1.0重
量部と、ポリビニルブチラール(電気化学工業社製、商
品名ポリビニルブチラール#6000)0.5重量部と
を、30重量部の4−メトキシ−4−メチルペンタノン
−2(三菱化学社製)中で分散微粒子化処理を行って得
た分散液を、ナフタル酸系ビスアゾ顔料が0.21g/
2 となるように塗布して形成した。
【0016】
【化2】
【0017】このようにして製造した機能分離型の感光
層を有する電子写真感光体につき、コロナ放電直後の初
期電位、半減露光量及び残留電位を測定したところ、そ
れぞれ、788V、0.78lux・sec及び5Vで
あった。なお、半減露光量は感光体を暗所で−4.8k
Vのコロナ放電により帯電させ、次いで白色光で露光
し、表面電位が500Vから250Vまで減衰するのに
要する露光量を測定することにより求めた。
【0018】比較例1 実施例1において、活性白土として含水率13.5重量
%のものを用いた以外は、実施例1と全く同様にして電
子写真感光体を製造した。このもののコロナ放電直後の
初期電位、半減露光量及び残留電位は、それぞれ731
V、0.97lux・sec及び95Vであった。
【0019】比較例2 実施例1において、活性白土として市販の低水分品(含
水率5重量%以下)を用いた以外は、実施例1と全く同
様にして電子写真感光体を製造した。このもののコロナ
放電直後の初期電位、半減露光量及び残留電位は、それ
ぞれ749V、0.85lux・sec及び66Vであ
った。
【0020】実施例2〜6 実施例1において、1−ピレンカルボキシアルデヒド−
N,N−ジフェニルヒドラゾンの代りに表1の化合物を
用いた以外は、実施例1と全く同様にして電子写真感光
体を製造した。この電子写真感光体のコロナ放電直後の
初期電位、半減露光量及び残留電位を表1に示す。
【0021】
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体用の電荷輸送材料を有機
    溶媒に溶解させ、この溶液を含水率1重量%以下の活性
    白土と接触させることを特徴とする電子写真感光体用電
    荷輸送材料の精製法。
  2. 【請求項2】 電子写真感光体用の電荷輸送材料を有機
    溶媒に溶解させ、この溶液を含水率1重量%以下の活性
    白土及び活性炭と接触させることを特徴とする電子写真
    感光体用電荷輸送材料の精製法。
JP24360497A 1997-09-09 1997-09-09 電子写真感光体用電荷輸送材料の精製法 Pending JPH1184694A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6096927A (en) * 1999-08-02 2000-08-01 Xerox Corporation Process for removal and recovery of an arylamine compound
US6858161B2 (en) * 2000-06-30 2005-02-22 Hodogaya Chemical Co., Ltd. Method for purifying electronic item material
JP2011209755A (ja) * 2011-07-01 2011-10-20 Hodogaya Chem Co Ltd アミン化合物の精製方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6096927A (en) * 1999-08-02 2000-08-01 Xerox Corporation Process for removal and recovery of an arylamine compound
US6858161B2 (en) * 2000-06-30 2005-02-22 Hodogaya Chemical Co., Ltd. Method for purifying electronic item material
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