JPH118534A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
- Publication number
- JPH118534A JPH118534A JP16168597A JP16168597A JPH118534A JP H118534 A JPH118534 A JP H118534A JP 16168597 A JP16168597 A JP 16168597A JP 16168597 A JP16168597 A JP 16168597A JP H118534 A JPH118534 A JP H118534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mos transistor
- semiconductor integrated
- integrated circuit
- voltage
- type comparator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 44
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 14
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 13
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 4
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】半導体集積回路内で使用され、基準電圧と入力
電圧とを選択入力し、比較を行うチョッパ型コンパレー
タの特性向上に関し、比較サイクルの短縮の為に入力容
量およびアナログスイッチを構成するトランジスタのオ
ン抵抗値を小さくすると、アナログスイッチのフィード
スルー電荷によって比較判定精度が劣化するので、オン
抵抗値、入力容量を安易に小さくすることができない。 【解決手段】アナログスイッチを構成するMOSトラン
ジスタのしきい値電圧を半導体集積回路内のチョッパ型
コンパレータ以外の回路を構成するMOSトランジスタ
と比べ低くした。 【効果】アナログスイッチを構成するMOSトランジス
タのオン抵抗値および浮遊容量を低減でき充放電特性が
改善され比較サイクルを短縮できる。またフィードスル
ー電荷による比較判定精度の劣化を抑えることができ
る。
電圧とを選択入力し、比較を行うチョッパ型コンパレー
タの特性向上に関し、比較サイクルの短縮の為に入力容
量およびアナログスイッチを構成するトランジスタのオ
ン抵抗値を小さくすると、アナログスイッチのフィード
スルー電荷によって比較判定精度が劣化するので、オン
抵抗値、入力容量を安易に小さくすることができない。 【解決手段】アナログスイッチを構成するMOSトラン
ジスタのしきい値電圧を半導体集積回路内のチョッパ型
コンパレータ以外の回路を構成するMOSトランジスタ
と比べ低くした。 【効果】アナログスイッチを構成するMOSトランジス
タのオン抵抗値および浮遊容量を低減でき充放電特性が
改善され比較サイクルを短縮できる。またフィードスル
ー電荷による比較判定精度の劣化を抑えることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路内
で使用され、基準電圧と入力電圧とを選択入力し、比較
を行うチョッパ型コンパレータの特性向上に関する。
で使用され、基準電圧と入力電圧とを選択入力し、比較
を行うチョッパ型コンパレータの特性向上に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパレータは、入力電圧と基準電圧の
比較判定を行うために使用され、特にA/D変換器の主
要回路要素として知られている。チョッパ型コンパレー
タはコンパレータの回路形式の一つである。この種のチ
ョッパ型コンパレータの例を図3(a)に従来例1とし
て示す。図3(a)の1は基準電圧入力端子、2はアナ
ログ入力端子、3は基準電圧およびアナログ入力電圧を
サンプリングする為の入力容量、4は端子1と入力容量
3の間に位置し制御信号S2によって制御されるNチャ
ネルMOSトランジスタによるアナログスイッチ、5は
端子2と入力容量3の間に位置し、制御信号S3によっ
て制御されるNチャネルMOSトランジスタによるアナ
ログスイッチ、6はPチャネルMOSトランジスタ61
とNチャネルMOSトランジスタ62のドレインを接続
したものを出力とし、同じく61と62のゲートを接続
したものを入力としたインバータ、7は制御信号S1に
よって制御され、インバータ6の出力を入力に帰還する
ためのNチャネルMOSトランジスタによるアナログス
イッチ、すなわちインバータの出力と入力を短絡するた
めのアナログスイッチである。
比較判定を行うために使用され、特にA/D変換器の主
要回路要素として知られている。チョッパ型コンパレー
タはコンパレータの回路形式の一つである。この種のチ
ョッパ型コンパレータの例を図3(a)に従来例1とし
て示す。図3(a)の1は基準電圧入力端子、2はアナ
ログ入力端子、3は基準電圧およびアナログ入力電圧を
サンプリングする為の入力容量、4は端子1と入力容量
3の間に位置し制御信号S2によって制御されるNチャ
ネルMOSトランジスタによるアナログスイッチ、5は
端子2と入力容量3の間に位置し、制御信号S3によっ
て制御されるNチャネルMOSトランジスタによるアナ
ログスイッチ、6はPチャネルMOSトランジスタ61
とNチャネルMOSトランジスタ62のドレインを接続
したものを出力とし、同じく61と62のゲートを接続
したものを入力としたインバータ、7は制御信号S1に
よって制御され、インバータ6の出力を入力に帰還する
ためのNチャネルMOSトランジスタによるアナログス
イッチ、すなわちインバータの出力と入力を短絡するた
めのアナログスイッチである。
【0003】チョッパ型コンパレータには「自己バイア
ス動作」と「比較判定動作」という二つの動作モードが
ある。図3(b)に各動作モード時のS1、S2、S3の
制御波形図を示す。
ス動作」と「比較判定動作」という二つの動作モードが
ある。図3(b)に各動作モード時のS1、S2、S3の
制御波形図を示す。
【0004】まず、S1、S2に高レベル信号、S3に低
レベル信号を与えたとき時「自己バイアス動作」とな
る。この時インバータの入力−出力端子間がアナログス
イッチ7のオンによって短絡されてインバータの入力ゲ
ート電圧Vgと出力電圧Voはインバータの論理反転電圧
Vbとなる。また端子1と入力容量3間のアナログスイ
ッチ4のオンにより入力容量3の端子間電圧は、基準電
圧入力端子の基準電圧をVrとすると、「Vr−Vb」と
なる。
レベル信号を与えたとき時「自己バイアス動作」とな
る。この時インバータの入力−出力端子間がアナログス
イッチ7のオンによって短絡されてインバータの入力ゲ
ート電圧Vgと出力電圧Voはインバータの論理反転電圧
Vbとなる。また端子1と入力容量3間のアナログスイ
ッチ4のオンにより入力容量3の端子間電圧は、基準電
圧入力端子の基準電圧をVrとすると、「Vr−Vb」と
なる。
【0005】次に、S1、S2に低レベル信号、S3に高
レベル信号を与えた時「比較判定動作」となる。この時
インバータの入力−出力端子間はアナログスイッチ7の
オフによって非短絡となりインバータは反転増幅動作を
行う。また、端子1と入力容量3間のアナログスイッチ
4のオフと端子2と入力容量3間のアナログスイッチ5
のオンによって、入力容量3の一方の端子にはアナログ
入力電圧Vinが加わる。このとき入力容量3の端子間電
圧は変わらないのでインバータのゲート電圧Vgはアナ
ログ入力電圧Vinに対して、 Vg=Vin−(Vr−Vb)…(1)式で表される。
レベル信号を与えた時「比較判定動作」となる。この時
インバータの入力−出力端子間はアナログスイッチ7の
オフによって非短絡となりインバータは反転増幅動作を
行う。また、端子1と入力容量3間のアナログスイッチ
4のオフと端子2と入力容量3間のアナログスイッチ5
のオンによって、入力容量3の一方の端子にはアナログ
入力電圧Vinが加わる。このとき入力容量3の端子間電
圧は変わらないのでインバータのゲート電圧Vgはアナ
ログ入力電圧Vinに対して、 Vg=Vin−(Vr−Vb)…(1)式で表される。
【0006】これにより、インバータの増幅率をGとす
ると Vin−Vr=Vg−Vb=ΔVi…(2)式と Vo−Vb=ΔVo…(3)式から ΔVo=−G×ΔVi…(4)式となる。
ると Vin−Vr=Vg−Vb=ΔVi…(2)式と Vo−Vb=ΔVo…(3)式から ΔVo=−G×ΔVi…(4)式となる。
【0007】このようにしてアナログ入力電圧Vinと基
準電圧Vrを比較することができる。
準電圧Vrを比較することができる。
【0008】また、前述のチョッパ型コンパレータでは
「自己バイアス動作」時にインバータ6においてVDD
−VSS間に貫通電流が流れるため、消費電力を低減す
る方法として特開平1−064414号広報、特開
平2−101814号広報、特開平5−196659
号広報等に記載される方法が知られている。
「自己バイアス動作」時にインバータ6においてVDD
−VSS間に貫通電流が流れるため、消費電力を低減す
る方法として特開平1−064414号広報、特開
平2−101814号広報、特開平5−196659
号広報等に記載される方法が知られている。
【0009】図4(a)に前記文献に記載されたチ
ョッパ型コンパレータを従来例2として示す。この従来
例2は前述の従来例1に記載のインバータ6を構成する
PチャネルMOSトランジスタ61とNチャネルMOS
トランジスタ62の各々のソース側にそれぞれ制御信号
もしくはDC電圧によってゲート電圧制御される同チャ
ネルのMOSトランジスタ8、9を挿入しクロックドイ
ンバータで構成したものである。
ョッパ型コンパレータを従来例2として示す。この従来
例2は前述の従来例1に記載のインバータ6を構成する
PチャネルMOSトランジスタ61とNチャネルMOS
トランジスタ62の各々のソース側にそれぞれ制御信号
もしくはDC電圧によってゲート電圧制御される同チャ
ネルのMOSトランジスタ8、9を挿入しクロックドイ
ンバータで構成したものである。
【0010】この構成において端子10、11を制御信
号とした場合の制御波形を図4(b)に示す。「自己バ
イアス動作」に入りクロックドインバータの入出力端の
電位がクロックドインバータの論理反転電圧Vaに達し
た時点で端子10には高レベル信号、端子11に低レベ
ル信号を「自己バイアス動作」終了時まで与える。これ
によりクロックドインバータの貫通電流経路が遮断され
消費電力が減少する。
号とした場合の制御波形を図4(b)に示す。「自己バ
イアス動作」に入りクロックドインバータの入出力端の
電位がクロックドインバータの論理反転電圧Vaに達し
た時点で端子10には高レベル信号、端子11に低レベ
ル信号を「自己バイアス動作」終了時まで与える。これ
によりクロックドインバータの貫通電流経路が遮断され
消費電力が減少する。
【0011】また端子10、11にDC電圧、例えば端
子10にVSS、端子11にVDDを与えた場合は、N
チャネルMOSトランジスタ8とPチャネルMOSトラ
ンジスタ9は「自己バイアス動作」時に流れる貫通電流
の経路に対し非飽和領域動作時には定抵抗素子、飽和領
域動作時には定電流素子として機能することからPチャ
ネルトランジスタ61とNチャネルトランジスタ62の
各々のソース間の電位差は電源電圧よりもMOSトラン
ジスタ8、9の電圧降下分低められる為クロックドイン
バータの貫通電流が減少する。
子10にVSS、端子11にVDDを与えた場合は、N
チャネルMOSトランジスタ8とPチャネルMOSトラ
ンジスタ9は「自己バイアス動作」時に流れる貫通電流
の経路に対し非飽和領域動作時には定抵抗素子、飽和領
域動作時には定電流素子として機能することからPチャ
ネルトランジスタ61とNチャネルトランジスタ62の
各々のソース間の電位差は電源電圧よりもMOSトラン
ジスタ8、9の電圧降下分低められる為クロックドイン
バータの貫通電流が減少する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のチョッパ型コンパレータの構成では、アナロ
グスイッチを構成するMOSトランジスタのしきい値電
圧が基盤バイアス効果で上昇してトランジスタのオン抵
抗値Ronが高くなるため、「自己バイアス動作」時およ
び「比較判定動作」時における入力容量3への充放電特
性が劣化して、正常な比較動作を行う比較サイクルが短
縮できないという課題があった。
うな従来のチョッパ型コンパレータの構成では、アナロ
グスイッチを構成するMOSトランジスタのしきい値電
圧が基盤バイアス効果で上昇してトランジスタのオン抵
抗値Ronが高くなるため、「自己バイアス動作」時およ
び「比較判定動作」時における入力容量3への充放電特
性が劣化して、正常な比較動作を行う比較サイクルが短
縮できないという課題があった。
【0013】この充放電特性は入力容量3の入力容量値
Cとトランジスタのオン抵抗値Ronの積を小さくするこ
とで改善できるが、チョッパ型コンパレータの判定精度
を決める重要なファクターであるアナログスイッチのフ
ィードスルー電荷の影響を考慮すると容易にこれらの値
を小さくすることができない。その理由を以下に説明す
る。
Cとトランジスタのオン抵抗値Ronの積を小さくするこ
とで改善できるが、チョッパ型コンパレータの判定精度
を決める重要なファクターであるアナログスイッチのフ
ィードスルー電荷の影響を考慮すると容易にこれらの値
を小さくすることができない。その理由を以下に説明す
る。
【0014】前述したチョッパ型コンパレータの基本動
作説明で(2)式においてΔViを、チョッパ型コンパ
レータの最小分解能電圧すなわち比較判定可能な最小電
圧差とすると、図5の浮遊容量12はトランジスタのゲ
ート容量やドレイン拡散容量、配線容量等を総称したも
のである。この浮遊容量12の浮遊容量値Csを考慮し
たチョッパ型コンパレータにおいては、帰還用アナログ
スイッチ7がオフしたときに発生するフィードスルー電
荷ΔQfによって、インバータ6のゲート電圧Vgには ΔVf=ΔQf/(C+Cs)…(5)式で表される誤差
電圧が発生する。
作説明で(2)式においてΔViを、チョッパ型コンパ
レータの最小分解能電圧すなわち比較判定可能な最小電
圧差とすると、図5の浮遊容量12はトランジスタのゲ
ート容量やドレイン拡散容量、配線容量等を総称したも
のである。この浮遊容量12の浮遊容量値Csを考慮し
たチョッパ型コンパレータにおいては、帰還用アナログ
スイッチ7がオフしたときに発生するフィードスルー電
荷ΔQfによって、インバータ6のゲート電圧Vgには ΔVf=ΔQf/(C+Cs)…(5)式で表される誤差
電圧が発生する。
【0015】そして、この誤差電圧の絶対値がコンパレ
ータの最小分解能電圧を超えると本来インバータが出力
すべき極性が反転し誤判定動作となってしまう。よっ
て、(5)式中分母のCおよびCsを大きくすること
と、分子ΔQfを小さくすることが対策として挙げられ
る。
ータの最小分解能電圧を超えると本来インバータが出力
すべき極性が反転し誤判定動作となってしまう。よっ
て、(5)式中分母のCおよびCsを大きくすること
と、分子ΔQfを小さくすることが対策として挙げられ
る。
【0016】ここで、ΔQfはアナログスイッチ7がオ
ン時にアナログスイッチを構成するMOSトランジスタ
のゲート下にチャネルを形成していたキャリア(以下、
チャネル形成キャリアと称する。)がオフと同時にトラ
ンジスタのソース、ドレインに吐き出されることにより
発生することが知られておりトランジスタのチャネル幅
をW、チャネル長をLとすると、 ΔQf∝W×L…(6)式の関係が成立する。
ン時にアナログスイッチを構成するMOSトランジスタ
のゲート下にチャネルを形成していたキャリア(以下、
チャネル形成キャリアと称する。)がオフと同時にトラ
ンジスタのソース、ドレインに吐き出されることにより
発生することが知られておりトランジスタのチャネル幅
をW、チャネル長をLとすると、 ΔQf∝W×L…(6)式の関係が成立する。
【0017】一方、アナログスイッチにおけるトランジ
スタのオン抵抗値Ronは Ron=1/{β(Vgs−Vth)}…(7)式で表され、
ここでVgsはトランジスタのゲートソース間電圧Vthは
トランジスタのしきい値電圧βはMOSトランジスタの
電流増幅率であり β=μCoW/L…(8)式である。
スタのオン抵抗値Ronは Ron=1/{β(Vgs−Vth)}…(7)式で表され、
ここでVgsはトランジスタのゲートソース間電圧Vthは
トランジスタのしきい値電圧βはMOSトランジスタの
電流増幅率であり β=μCoW/L…(8)式である。
【0018】μはキャリア易動度 Coは単位面積あたりのゲート容量値 よって、ΔVfを減少させるためにCおよびCsを大きく
するのは充放電時間の増加を招き、また、Wを小さくし
て(6)式のΔQfを低減すると(7)、(8)式で明
らかなようにトランジスタのオン抵抗値Ronは大きくな
ってしまうという相反の関係があるため、コンパレータ
の判定精度を劣化させずに比較サイクルだけを短縮する
ことができないという課題を有していた。
するのは充放電時間の増加を招き、また、Wを小さくし
て(6)式のΔQfを低減すると(7)、(8)式で明
らかなようにトランジスタのオン抵抗値Ronは大きくな
ってしまうという相反の関係があるため、コンパレータ
の判定精度を劣化させずに比較サイクルだけを短縮する
ことができないという課題を有していた。
【0019】ここでは、「自己バイアス動作」終了時の
帰還用アナログスイッチ7のフィードスルー電荷の影響
について述べたが、基準電圧とアナログ入力電圧を選択
接続可能とする為の入力用アナログスイッチ4、5につ
いても同様のことが言える。
帰還用アナログスイッチ7のフィードスルー電荷の影響
について述べたが、基準電圧とアナログ入力電圧を選択
接続可能とする為の入力用アナログスイッチ4、5につ
いても同様のことが言える。
【0020】
【課題を解決するための手段】第一の発明に係る半導体
集積回路は、サンプリング容量と、このサンプリング容
量の一端に基準電圧とアナログ入力電圧を選択接続可能
とする為のMOSトランジスタによる第1および第2の
アナログスイッチと、前記サンプリング容量の他端に直
列に接続される増幅用CMOSインバータおよび、前記
インバータの出力と入力を短絡、非短絡選択可能とする
為のMOSトランジスタによる第3のアナログスイッチ
からなるチョッパ型コンパレータを内蔵する半導体集積
回路において、前記チョッパ型コンパレータの第1およ
び第2または第3のアナログスイッチを構成するMOS
トランジスタのしきい値電圧が前記半導体集積回路内の
前記チョッパ型コンパレータ以外の回路を構成するMO
Sトランジスタのしきい値電圧よりも低いことを特徴と
する。
集積回路は、サンプリング容量と、このサンプリング容
量の一端に基準電圧とアナログ入力電圧を選択接続可能
とする為のMOSトランジスタによる第1および第2の
アナログスイッチと、前記サンプリング容量の他端に直
列に接続される増幅用CMOSインバータおよび、前記
インバータの出力と入力を短絡、非短絡選択可能とする
為のMOSトランジスタによる第3のアナログスイッチ
からなるチョッパ型コンパレータを内蔵する半導体集積
回路において、前記チョッパ型コンパレータの第1およ
び第2または第3のアナログスイッチを構成するMOS
トランジスタのしきい値電圧が前記半導体集積回路内の
前記チョッパ型コンパレータ以外の回路を構成するMO
Sトランジスタのしきい値電圧よりも低いことを特徴と
する。
【0021】第二の発明に係るチョッパ型コンパレータ
は、サンプリング容量と、このサンプリング容量の一端
に基準電圧とアナログ入力電圧を選択接続可能とする為
のMOSトランジスタによる第1および第2のアナログ
スイッチと、前記サンプリング容量の他端に直列に接続
される増幅用CMOSクロックドインバータおよび、前
記クロックドインバータの出力と入力を短絡、非短絡選
択可能とする為のMOSトランジスタによる第3のアナ
ログスイッチからなるチョッパ型コンパレータを内蔵す
る半導体集積回路において、前記クロックドインバータ
のドレイン側のPチャネルMOSトランジスタおよびN
チャネルMOSトランジスタのいずれかにおいてMOS
トランジスタのしきい値電圧が前記半導体集積回路内の
前記チョッパ型コンパレータ以外の回路を構成するMO
Sトランジスタのしきい値電圧よりも低いことを特徴と
する。
は、サンプリング容量と、このサンプリング容量の一端
に基準電圧とアナログ入力電圧を選択接続可能とする為
のMOSトランジスタによる第1および第2のアナログ
スイッチと、前記サンプリング容量の他端に直列に接続
される増幅用CMOSクロックドインバータおよび、前
記クロックドインバータの出力と入力を短絡、非短絡選
択可能とする為のMOSトランジスタによる第3のアナ
ログスイッチからなるチョッパ型コンパレータを内蔵す
る半導体集積回路において、前記クロックドインバータ
のドレイン側のPチャネルMOSトランジスタおよびN
チャネルMOSトランジスタのいずれかにおいてMOS
トランジスタのしきい値電圧が前記半導体集積回路内の
前記チョッパ型コンパレータ以外の回路を構成するMO
Sトランジスタのしきい値電圧よりも低いことを特徴と
する。
【0022】第三の発明に係る半導体集積回路は、請求
項1、2に記載のチョッパ型コンパレータにおいて、M
OSトランジスタのしきい値電圧を下げる方法として、
半導体集積回路内の前記チョッパ型コンパレータ以外の
回路を構成するMOSトランジスタと比べトランジスタ
のチャネル長を短くし、短チャネル効果によりしきい値
電圧を下げたことを特徴とする。
項1、2に記載のチョッパ型コンパレータにおいて、M
OSトランジスタのしきい値電圧を下げる方法として、
半導体集積回路内の前記チョッパ型コンパレータ以外の
回路を構成するMOSトランジスタと比べトランジスタ
のチャネル長を短くし、短チャネル効果によりしきい値
電圧を下げたことを特徴とする。
【0023】第四の発明に係る半導体集積回路は、請求
項1に記載のチョッパ型コンパレータにおいて、第1お
よび第2のアナログスイッチをオン、オフする制御信
号、または第3のアナログスイッチをオン、オフする制
御信号の振幅電圧を半導体集積回路に与える電源電圧幅
より小さくしたことを特徴とする。
項1に記載のチョッパ型コンパレータにおいて、第1お
よび第2のアナログスイッチをオン、オフする制御信
号、または第3のアナログスイッチをオン、オフする制
御信号の振幅電圧を半導体集積回路に与える電源電圧幅
より小さくしたことを特徴とする。
【0024】
【作用】第一の発明に係る半導体集積回路によれば、チ
ョッパ型コンパレータにおける増幅用CMOSインバー
タの出力と入力を短絡、非短絡選択可能とする為の帰還
用アナログスイッチまたは、サンプリング容量の一端に
基準電圧とアナログ入力電圧を選択接続可能とする為の
アナログスイッチを構成するMOSトランジスタのしき
い値電圧を半導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ
以外の回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電
圧よりも低くすることによって、トランジスタのゲート
面積及び浮遊容量値Csを増加することなく、オン抵抗
値Ronのみを下げられるため、比較判定精度を劣化させ
ずに充放電特性が改善され比較サイクルを短縮できる。
ョッパ型コンパレータにおける増幅用CMOSインバー
タの出力と入力を短絡、非短絡選択可能とする為の帰還
用アナログスイッチまたは、サンプリング容量の一端に
基準電圧とアナログ入力電圧を選択接続可能とする為の
アナログスイッチを構成するMOSトランジスタのしき
い値電圧を半導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ
以外の回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電
圧よりも低くすることによって、トランジスタのゲート
面積及び浮遊容量値Csを増加することなく、オン抵抗
値Ronのみを下げられるため、比較判定精度を劣化させ
ずに充放電特性が改善され比較サイクルを短縮できる。
【0025】第二の発明に係る半導体集積回路によれ
ば、チョッパ型コンパレータにおける増幅用CMOSク
ロックドインバータのドレイン側のPチャネルMOSト
ランジスタまたはNチャネルMOSトランジスタのしき
い値電圧を半導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ
以外の回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電
圧よりも低くすることによって、ゲート面積を増加させ
ずにトランジスタの相互コンダクタンスgmを大きくで
きるため、浮遊容量値Csを増加することなく比較判定
動作及び自己バイアス動作に要する時間を短縮できる。
ば、チョッパ型コンパレータにおける増幅用CMOSク
ロックドインバータのドレイン側のPチャネルMOSト
ランジスタまたはNチャネルMOSトランジスタのしき
い値電圧を半導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ
以外の回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電
圧よりも低くすることによって、ゲート面積を増加させ
ずにトランジスタの相互コンダクタンスgmを大きくで
きるため、浮遊容量値Csを増加することなく比較判定
動作及び自己バイアス動作に要する時間を短縮できる。
【0026】第三の発明に係る半導体集積回路によれ
ば、半導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ以外の
回路を構成するMOSトランジスタに比べてゲートチャ
ネル長を短くしてMOSトランジスタの短チャネル効果
でしきい値電圧を下げることにより、製造工程を増やす
ことなく、第一の発明に記載の入力用アナログスイッチ
または帰還用アナログスイッチを構成するMOSトラン
ジスタのゲート面積(W×L)を減少できるため、第一
の発明の作用の加えて比較判定精度が向上する。また、
第二の発明に記載の増幅用CMOSクロックドインバー
タのドレイン側のPチャネルMOSトランジスタまたは
NチャネルMOSトランジスタのゲート面積が減少でき
るため、第二の発明の作用に加えて浮遊容量値Csの低
減で充放電特性が改善する。
ば、半導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ以外の
回路を構成するMOSトランジスタに比べてゲートチャ
ネル長を短くしてMOSトランジスタの短チャネル効果
でしきい値電圧を下げることにより、製造工程を増やす
ことなく、第一の発明に記載の入力用アナログスイッチ
または帰還用アナログスイッチを構成するMOSトラン
ジスタのゲート面積(W×L)を減少できるため、第一
の発明の作用の加えて比較判定精度が向上する。また、
第二の発明に記載の増幅用CMOSクロックドインバー
タのドレイン側のPチャネルMOSトランジスタまたは
NチャネルMOSトランジスタのゲート面積が減少でき
るため、第二の発明の作用に加えて浮遊容量値Csの低
減で充放電特性が改善する。
【0027】第四の発明に係る半導体集積回路によれ
ば、第一の発明に係るチョッパ型コンパレータにおける
入力用アナログスイッチをオン、オフする制御信号、ま
たは帰還用アナログスイッチをオン、オフする制御信号
の振幅電圧を半導体集積回路に与える電源電圧幅より小
さくすることにより、MOSトランジスタのオン時にお
けるチャネル形成キャリアを低減できるため、アナログ
スイッチオフ時のフィードスルー電荷が減少でき比較判
定精度が向上する。
ば、第一の発明に係るチョッパ型コンパレータにおける
入力用アナログスイッチをオン、オフする制御信号、ま
たは帰還用アナログスイッチをオン、オフする制御信号
の振幅電圧を半導体集積回路に与える電源電圧幅より小
さくすることにより、MOSトランジスタのオン時にお
けるチャネル形成キャリアを低減できるため、アナログ
スイッチオフ時のフィードスルー電荷が減少でき比較判
定精度が向上する。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は第一、第二、第三の発明の
チョッパ型コンパレータの実施例であって、図1の実施
例は、図4(a)における8、9に示すクロックドイン
バータのソース側のPチャネル、NチャネルMOSトラ
ンジスタ以外のMOSトランジスタのしきい値電圧を半
導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ以外の回路を
構成するMOSトランジスタに比べて下げたものであ
り、動作は先に説明した従来例2の動作と同じである。
チョッパ型コンパレータの実施例であって、図1の実施
例は、図4(a)における8、9に示すクロックドイン
バータのソース側のPチャネル、NチャネルMOSトラ
ンジスタ以外のMOSトランジスタのしきい値電圧を半
導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ以外の回路を
構成するMOSトランジスタに比べて下げたものであ
り、動作は先に説明した従来例2の動作と同じである。
【0029】第一の発明においてアナログスイッチを構
成するMOSトランジスタのしきい値電圧を下げる理由
について以下に説明する。通常アナログスイッチはトラ
ンジスタのサブストレートとソースとの間の電位差Vbs
(基盤バイアス電圧)によりしきい値電圧が上昇するこ
とが知られており、NチャネルMOSトランジスタの基
盤バイアス効果によるしきい値電圧Vthの上昇は、 Vth=Vth(0)+K{(2ψbp+Vbs)1/2−(2ψb
p)1/2}…(9)式の第二項で表される。
成するMOSトランジスタのしきい値電圧を下げる理由
について以下に説明する。通常アナログスイッチはトラ
ンジスタのサブストレートとソースとの間の電位差Vbs
(基盤バイアス電圧)によりしきい値電圧が上昇するこ
とが知られており、NチャネルMOSトランジスタの基
盤バイアス効果によるしきい値電圧Vthの上昇は、 Vth=Vth(0)+K{(2ψbp+Vbs)1/2−(2ψb
p)1/2}…(9)式の第二項で表される。
【0030】ここでψbpは、P型シリコン基盤不純物濃
度によって決まるフェルミ準位、Vth(0)は、Vbs=0
の時のしきい値電圧で(10)式、Kは、基盤バイアス
効果係数で(11)式で求められる。
度によって決まるフェルミ準位、Vth(0)は、Vbs=0
の時のしきい値電圧で(10)式、Kは、基盤バイアス
効果係数で(11)式で求められる。
【0031】 Vth(0)=2ψbp+φms+(2qεsiNA)1/2/Co+Qint/Co…(10) 式 φmsはゲート物質とシリコンの仕事関数差 Qintは界面準位の電荷密度 εsiはシリコンの誘電率 NAはチャネル不純物濃度(アクセプタ濃度) qは電子の電荷量 K=(2qεsiNA)1/2/Co…(11)式 このしきい値電圧の上昇を抑える為には、(9)式にお
ける第二項を相殺すればよく、これはチャネルに燐
(P)をドープすることで容易に実現できる。
ける第二項を相殺すればよく、これはチャネルに燐
(P)をドープすることで容易に実現できる。
【0032】燐(P)をドープした後のトランジスタの
しきい値電圧をVth’とすると、 Vth’=Vth(0)+K{(2ψbp+Vbs)1/2−(2
ψbp)1/2}−ΔVth…(12)式となる。
しきい値電圧をVth’とすると、 Vth’=Vth(0)+K{(2ψbp+Vbs)1/2−(2
ψbp)1/2}−ΔVth…(12)式となる。
【0033】ΔVthはチャネルドープによるしきい値の
変化分。
変化分。
【0034】ΔVth=K{(2ψbp+Vbs)1/2−
(2ψbp)1/2}…(13)式とすることは現在の半
導体製造技術において比較的容易に可能であり、これに
より前記NチャネルMOSトランジスタのオフ抵抗値R
offは劣化させずにオン抵抗値Ronのみを小さくするこ
とができる。また、この場合トランジスタのオン抵抗値
Ronを低減するためにNチャネルMOSトランジスタの
ゲートチャネル幅Wを大きくする必要はないため、ゲー
ト面積及び浮遊容量値Csを増加させずにアナログスイ
ッチオフ時のフィードスルー電荷を低減できる。
(2ψbp)1/2}…(13)式とすることは現在の半
導体製造技術において比較的容易に可能であり、これに
より前記NチャネルMOSトランジスタのオフ抵抗値R
offは劣化させずにオン抵抗値Ronのみを小さくするこ
とができる。また、この場合トランジスタのオン抵抗値
Ronを低減するためにNチャネルMOSトランジスタの
ゲートチャネル幅Wを大きくする必要はないため、ゲー
ト面積及び浮遊容量値Csを増加させずにアナログスイ
ッチオフ時のフィードスルー電荷を低減できる。
【0035】次に、第二の発明に関わるクロックドイン
バータのドレイン側のPチャネル、NチャネルMOSト
ランジスタのしきい値電圧Vthを下げることに関して説
明する。MOSアナログ回路の動作速度がgm(相互伝
達コンダクタンス)に比例することは周知の事実であ
り、一般に gm=β|Vgs−Vth|=μCoW/L(Vgs−Vth)…
(14)式で表される。
バータのドレイン側のPチャネル、NチャネルMOSト
ランジスタのしきい値電圧Vthを下げることに関して説
明する。MOSアナログ回路の動作速度がgm(相互伝
達コンダクタンス)に比例することは周知の事実であ
り、一般に gm=β|Vgs−Vth|=μCoW/L(Vgs−Vth)…
(14)式で表される。
【0036】(14)式でVthを下げるとgmが高く設
定できるため、前述(7)式で示したようにトランジス
タのオン抵抗値Ronをゲート面積及び浮遊容量値Csは
増加させずに低くすることができる。よってクロックド
インバータのドレイン側のMOSトランジスタの少なく
ともどちらか一方のしきい値電圧を下げれば比較判定精
度を劣化させずに比較動作だけを高速化することができ
る。
定できるため、前述(7)式で示したようにトランジス
タのオン抵抗値Ronをゲート面積及び浮遊容量値Csは
増加させずに低くすることができる。よってクロックド
インバータのドレイン側のMOSトランジスタの少なく
ともどちらか一方のしきい値電圧を下げれば比較判定精
度を劣化させずに比較動作だけを高速化することができ
る。
【0037】さらに、第三の発明のチョッパ型コンパレ
ータは図1における4および5または7のアナログスイ
ッチやクロックドインバータのドレイン側のPチャネル
MOSトランジスタ61またはNチャネルMOSトラン
ジスタ62のいずれかについてゲートチャネル長Lを半
導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ以外の回路を
構成するMOSトランジスタに比べて短くしたものであ
る。MOSトランジスタはチャネル長Lが短くなるとド
レイン電圧による障壁低下でサブスレッショールド電流
が増加してしきい値電圧Vthが下がる現象が知られてお
り、この現象は「短チャネル効果」と呼ばれている。そ
こで、この短チャネル効果を積極的に利用すれば前述の
チャネルドープのような製造工程は不要となり、MOS
トランジスタのオン抵抗値Ronの低減に加えてゲート面
積も縮小できる。
ータは図1における4および5または7のアナログスイ
ッチやクロックドインバータのドレイン側のPチャネル
MOSトランジスタ61またはNチャネルMOSトラン
ジスタ62のいずれかについてゲートチャネル長Lを半
導体集積回路内のチョッパ型コンパレータ以外の回路を
構成するMOSトランジスタに比べて短くしたものであ
る。MOSトランジスタはチャネル長Lが短くなるとド
レイン電圧による障壁低下でサブスレッショールド電流
が増加してしきい値電圧Vthが下がる現象が知られてお
り、この現象は「短チャネル効果」と呼ばれている。そ
こで、この短チャネル効果を積極的に利用すれば前述の
チャネルドープのような製造工程は不要となり、MOS
トランジスタのオン抵抗値Ronの低減に加えてゲート面
積も縮小できる。
【0038】最後に、図2は第四の発明のチョッパ型コ
ンパレータの制御波形図であって、図1に示すチョッパ
型コンパレータにおいて、アナログスイッチをオン、オ
フする制御信号S1、S2、S3の振幅電圧を半導体集積
回路に与える電源電圧幅より小さくしたものである。
ンパレータの制御波形図であって、図1に示すチョッパ
型コンパレータにおいて、アナログスイッチをオン、オ
フする制御信号S1、S2、S3の振幅電圧を半導体集積
回路に与える電源電圧幅より小さくしたものである。
【0039】図1においてアナログスイッチを構成する
NチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧Vtnは前
述の方法によって低められているので、前述(7)式中
のVgsを所望のオン抵抗値Ronを損なわない程度に小さ
くすることができる。すなわち制御信号S1およびS2ま
たはS3のいずれかにおいて、制御信号の振幅電圧を半
導体集積回路に与える電源電圧幅より小さくできる。チ
ャネル形成キャリアによるフィードスルー電荷はトラン
ジスタのゲートに印加される信号振幅に比例するため、
この振幅電圧を小さくすることでアナログスイッチオフ
時のフィードスルー電荷が減少して比較判定精度の向上
が可能となる。
NチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧Vtnは前
述の方法によって低められているので、前述(7)式中
のVgsを所望のオン抵抗値Ronを損なわない程度に小さ
くすることができる。すなわち制御信号S1およびS2ま
たはS3のいずれかにおいて、制御信号の振幅電圧を半
導体集積回路に与える電源電圧幅より小さくできる。チ
ャネル形成キャリアによるフィードスルー電荷はトラン
ジスタのゲートに印加される信号振幅に比例するため、
この振幅電圧を小さくすることでアナログスイッチオフ
時のフィードスルー電荷が減少して比較判定精度の向上
が可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1に係
る半導体集積回路によれば、チョッパ型コンパレータを
構成する帰還用または入力用アナログスイッチを構成す
るMOSトランジスタのしきい値電圧を半導体集積回路
内のチョッパ型コンパレータ以外の回路を構成するMO
Sトランジスタのしきい値電圧よりも低くすることによ
って、トランジスタのゲート面積及び浮遊容量値Csを
増加することなく、オン抵抗値Ronのみを下げられるた
め、比較判定精度を劣化させずに充放電特性が改善され
比較サイクルを短縮できる。
る半導体集積回路によれば、チョッパ型コンパレータを
構成する帰還用または入力用アナログスイッチを構成す
るMOSトランジスタのしきい値電圧を半導体集積回路
内のチョッパ型コンパレータ以外の回路を構成するMO
Sトランジスタのしきい値電圧よりも低くすることによ
って、トランジスタのゲート面積及び浮遊容量値Csを
増加することなく、オン抵抗値Ronのみを下げられるた
め、比較判定精度を劣化させずに充放電特性が改善され
比較サイクルを短縮できる。
【0041】また本発明の請求項2に係る半導体集積回
路によれば、チョッパ型コンパレータを構成するクロッ
クドインバータのドレイン側のMOSトランジスタのし
きい値電圧を半導体集積回路内のチョッパ型コンパレー
タ以外の回路を構成するMOSトランジスタのしきい値
電圧よりも低くすることによって、ゲート面積を増加さ
せずにトランジスタの相互コンダクタンスgmを大きく
できるため、浮遊容量値Csを増加することなく比較判
定動作及び自己バイアス動作に要する時間を短縮でき
る。
路によれば、チョッパ型コンパレータを構成するクロッ
クドインバータのドレイン側のMOSトランジスタのし
きい値電圧を半導体集積回路内のチョッパ型コンパレー
タ以外の回路を構成するMOSトランジスタのしきい値
電圧よりも低くすることによって、ゲート面積を増加さ
せずにトランジスタの相互コンダクタンスgmを大きく
できるため、浮遊容量値Csを増加することなく比較判
定動作及び自己バイアス動作に要する時間を短縮でき
る。
【0042】また本発明の請求項3に係る半導体集積回
路によれば、半導体集積回路内のチョッパ型コンパレー
タ以外の回路を構成するMOSトランジスタに比べてゲ
ートチャネル長を短くしてMOSトランジスタの短チャ
ネル効果でしきい値電圧を下げることにより、製造工程
を増やすことなく、第一の発明に記載の入力用アナログ
スイッチまたは帰還用アナログスイッチを構成するMO
Sトランジスタのゲート面積(W×L)を減少できるた
め、第一の発明の作用の加えて比較判定精度が向上す
る。また、第二の発明に記載の増幅用CMOSクロック
ドインバータのドレイン側のPチャネルMOSトランジ
スタまたはNチャネルMOSトランジスタのゲート面積
が減少できるため、第二の発明の作用に加えて浮遊容量
値Csの低減で充放電特性が改善する。
路によれば、半導体集積回路内のチョッパ型コンパレー
タ以外の回路を構成するMOSトランジスタに比べてゲ
ートチャネル長を短くしてMOSトランジスタの短チャ
ネル効果でしきい値電圧を下げることにより、製造工程
を増やすことなく、第一の発明に記載の入力用アナログ
スイッチまたは帰還用アナログスイッチを構成するMO
Sトランジスタのゲート面積(W×L)を減少できるた
め、第一の発明の作用の加えて比較判定精度が向上す
る。また、第二の発明に記載の増幅用CMOSクロック
ドインバータのドレイン側のPチャネルMOSトランジ
スタまたはNチャネルMOSトランジスタのゲート面積
が減少できるため、第二の発明の作用に加えて浮遊容量
値Csの低減で充放電特性が改善する。
【0043】また本発明の請求項4に係る半導体集積回
路によれば、第一の発明に係るチョッパ型コンパレータ
における入力用アナログスイッチをオン、オフする制御
信号、または帰還用アナログスイッチをオン、オフする
制御信号の振幅電圧を半導体集積回路に与える電源電圧
幅より小さくすることにより、MOSトランジスタのオ
ン時におけるチャネル形成キャリアを低減できるため、
アナログスイッチオフ時のフィードスルー電荷が減少で
き、比較判定精度が向上する。
路によれば、第一の発明に係るチョッパ型コンパレータ
における入力用アナログスイッチをオン、オフする制御
信号、または帰還用アナログスイッチをオン、オフする
制御信号の振幅電圧を半導体集積回路に与える電源電圧
幅より小さくすることにより、MOSトランジスタのオ
ン時におけるチャネル形成キャリアを低減できるため、
アナログスイッチオフ時のフィードスルー電荷が減少で
き、比較判定精度が向上する。
【0044】さらにこの発明のチョッパ型コンパレータ
をA/D変換器に適用すればA/D変換器自体の特性向
上も可能となる。尚、本実施例ではアナログスイッチに
NチャネルMOSトランジスタを用いた構成について説
明したが、このアナログスイッチをPチャネルMOSま
たはCMOSトランジスタに置換しても同様の効果が得
られる。
をA/D変換器に適用すればA/D変換器自体の特性向
上も可能となる。尚、本実施例ではアナログスイッチに
NチャネルMOSトランジスタを用いた構成について説
明したが、このアナログスイッチをPチャネルMOSま
たはCMOSトランジスタに置換しても同様の効果が得
られる。
【図1】本発明の第一〜第三の実施例を示す回路図。
【図2】本発明の第四の実施例を示すチョッパ型コンパ
レータの制御波形図。
レータの制御波形図。
【図3】(a)チョッパ型コンパレータの従来例1を示
す回路図。 (b)従来例1のチョッパ型コンパレータの制御波形
図。
す回路図。 (b)従来例1のチョッパ型コンパレータの制御波形
図。
【図4】(a)チョッパ型コンパレータの従来例2を示
す回路図。 (b)従来例2のV1、V2を制御信号としたときのチョ
ッパ型コンパレータの制御波形図。
す回路図。 (b)従来例2のV1、V2を制御信号としたときのチョ
ッパ型コンパレータの制御波形図。
【図5】浮遊容量を考慮したチョッパ型コンパレータの
比較判定動作における等価モデル図。
比較判定動作における等価モデル図。
1・・基準電圧入力端子 2・・アナログ入力端子 3・・入力容量 4・・NチャネルMOSトランジスタによるアナログス
イッチ 41・・低しきい値電圧NチャネルMOSトランジスタ
によるアナログスイッチ 5・・NチャネルMOSトランジスタによるアナログス
イッチ 51・・低しきい値電圧NチャネルMOSトランジスタ
によるアナログスイッチ 6・・インバータ 61・・PチャネルMOSトランジスタ 62・・NチャネルMOSトランジスタ 63・・低しきい値電圧PチャネルMOSトランジスタ 64・・低しきい値電圧NチャネルMOSトランジスタ 7・・NチャネルMOSトランジスタによるアナログス
イッチ 71・・低しきい値電圧NチャネルMOSトランジスタ
によるアナログスイッチ 8・・PチャネルMOSトランジスタ 9・・NチャネルMOSトランジスタ 10・・制御信号および固定バイアス電圧入力端子 11・・制御信号および固定バイアス電圧入力端子 12・・浮遊容量
イッチ 41・・低しきい値電圧NチャネルMOSトランジスタ
によるアナログスイッチ 5・・NチャネルMOSトランジスタによるアナログス
イッチ 51・・低しきい値電圧NチャネルMOSトランジスタ
によるアナログスイッチ 6・・インバータ 61・・PチャネルMOSトランジスタ 62・・NチャネルMOSトランジスタ 63・・低しきい値電圧PチャネルMOSトランジスタ 64・・低しきい値電圧NチャネルMOSトランジスタ 7・・NチャネルMOSトランジスタによるアナログス
イッチ 71・・低しきい値電圧NチャネルMOSトランジスタ
によるアナログスイッチ 8・・PチャネルMOSトランジスタ 9・・NチャネルMOSトランジスタ 10・・制御信号および固定バイアス電圧入力端子 11・・制御信号および固定バイアス電圧入力端子 12・・浮遊容量
Claims (4)
- 【請求項1】サンプリング容量と、このサンプリング容
量の一端に基準電圧とアナログ入力電圧を選択接続可能
とする為のMOSトランジスタによる第1および第2の
アナログスイッチと、前記サンプリング容量の他端に直
列に接続される増幅用CMOSインバータおよび、前記
インバータの出力と入力を短絡、非短絡選択可能とする
為のMOSトランジスタによる第3のアナログスイッチ
からなるチョッパ型コンパレータを内蔵する半導体集積
回路において、前記チョッパ型コンパレータの第1およ
び第2または第3のアナログスイッチを構成するMOS
トランジスタのしきい値電圧が前記半導体集積回路内の
前記チョッパ型コンパレータ以外の回路を構成するMO
Sトランジスタのしきい値電圧よりも低いことを特徴と
する半導体集積回路。 - 【請求項2】サンプリング容量と、このサンプリング容
量の一端に基準電圧とアナログ入力電圧を選択接続可能
とする為のMOSトランジスタによる第1および第2の
アナログスイッチと、前記サンプリング容量の他端に直
列に接続される増幅用CMOSクロックドインバータお
よび、前記クロックドインバータの出力と入力を短絡、
非短絡選択可能とする為のMOSトランジスタによる第
3のアナログスイッチからなるチョッパ型コンパレータ
を内蔵する半導体集積回路において、前記クロックドイ
ンバータのドレイン側のPチャネルMOSトランジスタ
およびNチャネルMOSトランジスタのいずれかにおい
てMOSトランジスタのしきい値電圧が前記半導体集積
回路内の前記チョッパ型コンパレータ以外の回路を構成
するMOSトランジスタのしきい値電圧よりも低いこと
を特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のチョッパ
型コンパレータにおいて、MOSトランジスタのしきい
値電圧を下げる方法として、半導体集積回路内の前記チ
ョッパ型コンパレータ以外の回路を構成するMOSトラ
ンジスタと比べトランジスタのチャネル長を短くし、短
チャネル効果によりしきい値電圧を下げたことを特徴と
する半導体集積回路。 - 【請求項4】請求項1に記載のチョッパ型コンパレータ
において、第1および第2のアナログスイッチをオン、
オフする制御信号、または第3のアナログスイッチをオ
ン、オフする制御信号の振幅電圧を半導体集積回路に与
える電源電圧幅より小さくしたことを特徴とする半導体
集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16168597A JPH118534A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16168597A JPH118534A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH118534A true JPH118534A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15739912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16168597A Withdrawn JPH118534A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH118534A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4693333A (en) * | 1985-03-22 | 1987-09-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Power transmission apparatus for vehicles |
| US4808762A (en) * | 1987-04-23 | 1989-02-28 | Fmc Corporation | Insecticidal cyclopropyl-substituted di(aryl) compounds |
| US4888184A (en) * | 1987-03-18 | 1989-12-19 | Express Foods Group Limited | Decolorising of whey and products derived from whey |
| KR100739278B1 (ko) | 2005-03-28 | 2007-07-12 | 산요덴키가부시키가이샤 | 초퍼형 컴퍼레이터 |
| KR100842511B1 (ko) * | 2001-06-21 | 2008-07-01 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 화상 표시 장치 |
| WO2009001657A1 (ja) * | 2007-06-22 | 2008-12-31 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | チョッパ型コンパレータ及びa/d変換器 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP16168597A patent/JPH118534A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4693333A (en) * | 1985-03-22 | 1987-09-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Power transmission apparatus for vehicles |
| US4888184A (en) * | 1987-03-18 | 1989-12-19 | Express Foods Group Limited | Decolorising of whey and products derived from whey |
| US4808762A (en) * | 1987-04-23 | 1989-02-28 | Fmc Corporation | Insecticidal cyclopropyl-substituted di(aryl) compounds |
| KR100842511B1 (ko) * | 2001-06-21 | 2008-07-01 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 화상 표시 장치 |
| KR100739278B1 (ko) | 2005-03-28 | 2007-07-12 | 산요덴키가부시키가이샤 | 초퍼형 컴퍼레이터 |
| WO2009001657A1 (ja) * | 2007-06-22 | 2008-12-31 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | チョッパ型コンパレータ及びa/d変換器 |
| JP2009005178A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Mitsumi Electric Co Ltd | チョッパ型コンパレータ |
| US8149019B2 (en) | 2007-06-22 | 2012-04-03 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Chopper type comparator and A/D converter |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4100502A (en) | Class B FET amplifier circuit | |
| EP0497319B1 (en) | Semiconductor integrated circuit device having substrate potential detection circuit | |
| JP3593486B2 (ja) | 電圧比較回路およびこれを用いた基板バイアス調整回路 | |
| US6370066B1 (en) | Differential output circuit | |
| GB2048598A (en) | Cmos class a amplifier | |
| JP3406949B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
| US6831513B2 (en) | Differential amplifier | |
| JPH0514073A (ja) | 差動増幅器及び比較器 | |
| JPH118534A (ja) | 半導体集積回路 | |
| US4211985A (en) | Crystal oscillator using a class B complementary MIS amplifier | |
| US6822513B1 (en) | Symmetric and complementary differential amplifier | |
| JP3910568B2 (ja) | レベルダウンコンバータ | |
| JP2651246B2 (ja) | Cmos入力バッファ回路 | |
| US6232804B1 (en) | Sample hold circuit having a switch | |
| JPH098625A (ja) | アナログスイッチ回路 | |
| JPH11112247A (ja) | 出力バッファ回路 | |
| JP3846267B2 (ja) | 差動増幅回路およびレベル検出器 | |
| JP2541296B2 (ja) | 相補型misfet集積回路 | |
| JPH04306915A (ja) | レベル変換回路 | |
| JP3047828B2 (ja) | コンパレータ回路 | |
| JPH07154216A (ja) | 電圧比較器 | |
| JPH04310006A (ja) | 演算増幅回路 | |
| JP3077664B2 (ja) | 入力回路 | |
| US6538511B2 (en) | Operational amplifier including a right-half plane zero reduction circuit and related method | |
| JPH0669769A (ja) | 比較器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20031222 |