JPH1188676A - 画像読み取り方法および装置 - Google Patents

画像読み取り方法および装置

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JPH1188676A
JPH1188676A JP9245414A JP24541497A JPH1188676A JP H1188676 A JPH1188676 A JP H1188676A JP 9245414 A JP9245414 A JP 9245414A JP 24541497 A JP24541497 A JP 24541497A JP H1188676 A JPH1188676 A JP H1188676A
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JP
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Application number
JP9245414A
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English (en)
Inventor
Hajime Sakashita
哉 坂下
Kazuhiko Minowa
一彦 箕輪
Masaru Kajikawa
賢 梶川
Kenichi Kobori
研一 小堀
Tomoyuki Yamada
智之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリスキャンによる処理時間の増大やページメ
モリの搭載をすることなく、切り貼り原稿等の地肌除去
を行うことのできる画像読み取り方法および装置を提供
する。 【解決手段】第1地肌検知部(18)で読み取り原稿の
ベースとなる第1地肌を検出し、第2地肌検知部(2
0)が、第1地肌とは異なる濃度の画素を検知し、この
画素数を頻度判定部(22)で計数し、所定数以上連続
した場合に、当該領域が第2地肌であると判定し、閾値
決定回路部(25)が地肌毎に閾値を決定して2値か部
(26)で読み取り画像データの2値化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像読み取り方
法および装置に関し、特に、濃度の異なる地肌を除去し
て画像を読み取ることのできる画像読み取り方法および
装置に関する。
【0002】
【従来技術】原稿画像を光学的に走査して、光電変換素
子によって変換された電気信号を画像データとして出力
する画像読み取り装置は、コピー装置やファクシミリ装
置、イメージスキャナ等に利用されている。
【0003】画像読み取り装置には、所定の位置に固定
された原稿に対して走査装置を移動させて画像データを
取得するものや固定された走査装置に対して原稿を移動
させて画像データを取得するものがある。
【0004】ここで、画像読み取り装置の一例として、
所定の位置に固定された原稿を走査する画像読み取り装
置をの構成を説明する。
【0005】図8は、画像読み取り装置の構成を示した
図であり、図8(a)は画像読み取り装置全体の斜影
図、図8(b)は光学的な構成を示した図である。
【0006】図8において、画像読み取り装置501
は、プラテンカバー502、プラテンクッション50
3、先端レジガイド板504、プラテンガラス505、
走査装置506、レンズ507、CCDイメージセンサ
508を具備して構成され、走査装置506はランプ5
61、リフレクター562、第一ミラー563、第二ミ
ラー564、第三ミラー563で構成される。
【0007】この画像読み取り装置501は、原稿59
0をプラテンガラス505上に載せて、プラテンクッシ
ョン503とで挟むことで固定する。この原稿590に
対して、ランプ561が出射する光595−1とリフレ
クター562による光595−1の反射光595−2が
原稿に照射され、原稿で反射された光595−2が、第
一ミラー563、第二ミラー564、第三ミラー565
で各々反射されて光595−3、595−4、595−
5、595−6としてレンズ507で結像されてCCD
イメージセンサ508に入射されて電気信号に変換され
る。また、走査装置506は図中に示す読取方向(副走
査方向)に移動して原稿590を走査する。
【0008】ところで、CCDイメージセンサ508で
電気信号に変換された画像イメージは、所定の閾値に基
づいて2値化されるが、原稿の地肌の濃度や画像の濃度
は原稿毎に異なっていることがあるため、閾値を一定の
値に固定した場合には画像を正確に読み取ることができ
ないことがある。
【0009】図9は、原稿と画像データの関係を示した
図であり、図9(a)は原稿を、図9(b)は原稿の読
み取り画像データを、図9(c)はある閾値で2値化し
た画像データを、図9(d)は図9(c)とは異なる閾
値で2値化した画像データを示ている。
【0010】さて、図9(a)に示す原稿601は地肌
濃度の異なる原稿602を切り貼りして構成されてお
り、文字603の濃度と原稿602の地肌濃度が等し
く、文字604、605、606の濃度は同一であるも
のとする。したがって、この原稿601の走査ライン6
10での読み取り画像データは図9(b)に示すように
なり、この読取り画像データを閾値Aで2値化した出力
データAは図9(c)に示すようになり、閾値Bで2値
化した出力データBは図9(d)に示すようになる。
【0011】図9(c)、(d)からわかるように比較
的大きい値の閾値Aで2値化を行った場合には原稿60
2の地肌を除去することができるが文字603も除去さ
れてしまい、比較的小さい値の閾値Bで2値化を行った
場合には原稿602の地肌を除去することができない。
【0012】また、原稿601のように切り貼りされた
原稿602の地肌と文字603の濃度が同じであった場
合には、どのような閾値で2値化を行っても地肌除去を
行うことはできない。
【0013】さらに、文字(画像)と地肌の濃度が同じ
であることはないという前提であっても、読み取る原稿
により画像や地肌の濃度は異なるため、予め閾値を決定
しておくことは困難である。
【0014】このような問題に対処する技術として特開
平4−37258号等が提案されている。特開平4−3
7258号では、原稿をプリスキャンとして一度走査し
てその画像情報から原稿上の領域毎に地肌除去に最適な
閾値を決定し、メインスキャンとして再び原稿を走査し
て領域毎の閾値を用いて2値化した画像データを得てい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
画像読み取り装置においては切り貼り等によって濃度の
異なる地肌を有する原稿を読み取る際に、地肌の除去が
できなかったり、地肌のみでなく画像の一部を除去した
不完全な画像データを得ることになるという問題があっ
た。
【0016】また、特開平4−37258号で提案され
た技術を用いる場合には、1枚の原稿に対してプリスキ
ャンとメインスキャンの2度のスキャンを行う必要があ
るため、処理時間が長くなったり、プリスキャンで得た
画像データを記憶するページメモリを具備する必要があ
るなどの問題があった。
【0017】そこで、この発明は、プリスキャンによる
処理時間の増大やページメモリの搭載をすることなく、
切り貼り原稿等の地肌除去を行うことのできる画像読み
取り方法および装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明では、原稿画像を複数の走査ラインに分
割し該走査ライン毎に光学的に走査し、該走査により取
得されて標本化された画素情報を2値ディジタル信号の
画像データに変換する画像読み取り方法において、前記
画素情報の濃度レベルを検出するとともに所定の濃度レ
ベルを第1地肌濃度と決定し、前記第1地肌濃度と異な
る濃度レベルの画素情報が所定の数以上連続して取得さ
れた場合に該画素情報の取得された領域を地肌領域とし
て検出し、前記地肌領域では前記第1地肌濃度の画素情
報が取得された第1地肌領域とは異なる閾値を用いて前
記画素情報を2値化することを特徴とする。
【0019】ここで、前記地肌領域は、濃度レベルの最
も高い画素情報が所定の数以上連続して取得された第2
地肌領域であり、前記閾値は前記第1地肌領域と前記第
2地肌領域とに対応した2通りの値であるように構成す
ることができる。
【0020】また、前記地肌領域は、前記走査ライン中
から最も多く検出された濃度レベルの画素情報が所定の
数以上連続して取得された第2地肌領域であり、前記閾
値は前記第1地肌領域と前記第2地肌領域とに対応した
2通りの値であるように構成することができる。
【0021】ここで、前記地肌領域は、所定の濃度レベ
ルよりも低い画素情報が所定の数以上連続して取得され
た領域であるように構成することができる。
【0022】また、前記地肌領域は、前記画素情報に応
じた複数の領域であり、前記閾値は該地肌領域の数だけ
異なる値であるように構成することができる。
【0023】さらに、前記地肌領域は、前記第1地肌濃
度と異なる濃度レベルの画素情報が所定の割合以上取得
された領域も含むように構成することができる。
【0024】また、この発明では、原稿画像を複数の走
査ラインに分割し該走査ライン毎に光学的に走査し、該
走査により取得されて標本化された画素情報を2値ディ
ジタル信号の画像データに変換する画像読み取り装置に
おいて、前記画素情報の濃度レベルを検出する濃度検出
手段と、所定の濃度レベルを第1地肌濃度と決定する第
1地肌濃度決定手段と、前記第1地肌濃度と異なる濃度
レベルの画素情報が所定の数以上連続して取得されたこ
とを判定する頻度判定手段と、前記頻度判定手段により
所定の数以上連続していると判定された画素情報の取得
された領域を地肌領域として検出する地肌領域検出手段
と、前記第1地肌濃度の画素情報が取得された第1地肌
領域と前記地肌領域検出手段により検出された前記地肌
領域とで異なる閾値を決定する閾値決定手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0025】ここで、前記地肌領域検出手段は、濃度レ
ベルの最も高い画素情報が所定の数以上連続して取得さ
れた第2地肌領域を検出する第2地肌領域検出手段であ
り、前記閾値決定手段は前記第1地肌領域と前記第2地
肌領域とに対応した2通りの閾値を決定するように構成
することができる。
【0026】また、前記地肌領域検出手段は、前記走査
ライン中から最も多く検出された濃度レベルの画素情報
が所定の数以上連続して取得された第2地肌領域を検出
する第2地肌領域検出手段であり、前記閾値決定手段は
前記第1地肌領域と前記第2地肌領域とに対応した2通
りの閾値を決定するように構成することができる。
【0027】ここで、前記地肌領域検出手段は、所定の
濃度レベルよりも低い画素情報が所定の数以上連続して
取得された領域を検出するように構成することができ
る。
【0028】また、前記地肌領域検出手段は、前記画素
情報に応じた複数の領域を記憶する領域記憶手段を具備
し、前記閾値決定手段は、前記領域記憶手段に記憶され
た地肌領域の数だけ異なる値を決定するように構成する
ことができる。
【0029】さらに、前記頻度判定手段は、前記第1地
肌濃度と異なる濃度レベルの画素情報が所定の割合以上
取得されたことを判定する割合計算部を具備するように
構成することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる画像読み
取り方法および装置の一実施例を添付図面を参照して詳
細に説明する。
【0031】図1は、画像読み取り装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0032】図1において、画像読み取り装置1は原稿
上での反射光を電気信号に変換する光電変換部(CC
D)11、光電変換部11が変換した電気信号の増幅や
ノイズ除去を行うアナログ信号処理部12、アナログ信
号をディジタル信号に変換するA/D変換部13、光電
変換部11とアナログ信号処理部12とA/D変換部1
3を制御するアナログ信号制御部14、A/D変換部1
3が出力するディジタル信号中の図示しない光源の照度
等のむらによる影響を補正するシェーディング補正部1
5、シェーディング補正部15で必要とする情報を記憶
する補正用メモリ16、シェーディング補正部15が出
力する画像データを一時的に記憶するバッファメモリ1
7、シェーディング補正部15が出力する画像データか
ら原稿のベースとなる(最も面積の大きい)第1地肌を
検知する第1地肌検知部18、第1地肌検知部18の出
力に基づいて第1地肌の濃度を決定する第1地肌決定部
19、シェーディング補正部15が出力する画像データ
から第1地肌よりも濃度の高い第2地肌を検知する第2
地肌検知部20、第2地肌検知部20の出力に基づいて
第2地肌の濃度を決定する第2地肌決定部21、第2地
肌検知部20が検知した濃度の画素が所定数以上連続す
るかを検知して第2地肌検知部20が検知した部分が、
画像であるか地肌であるかを判定する頻度判定部22、
第2地肌の領域を検出する領域検出部23、画像データ
の2値化を行う2値化処理部24を具備して構成され、
2値化処理部24は第1地肌決定部19、第2地肌決定
部21、領域検出部23の各出力に基づいて閾値を決定
する閾値決定回路部25、閾値決定回路部25が決定し
た閾値に基づいてバッファメモリ17に一時的に記憶さ
れている画像データを2値化する2値化部26を具備し
て構成される。
【0033】また、図1中の実線矢印は画像データの流
れを示したもので、破線矢印は制御信号を示したもので
ある。
【0034】ここで、この画像読み取り装置1の動作を
図2、図3を参照して説明する。
【0035】図2は原稿と出力データの関係を示した図
であり、図3は読み取り前の原稿画像と読み取り後の原
稿画像を示した図である。
【0036】さて、図2(a)に示す原稿30は図3
(a)に示した原稿30と同一であり、原稿30の一部
には濃度の異なる領域31が存在する。この原稿30の
走査ライン35上を走査すると、光電変換部11で電気
信号に変換された画像データがアナログ信号処理部12
で増幅等の処理が施され、A/D変換部13で3ビット
(D0乃至D7)で濃度表現されたディジタル信号に変
換され、図2(b)の読み取り画像データに示すよう
に、原稿30の地肌の濃度がD1、領域31の地肌の濃
度がD5、原稿30上と領域31上の文字の濃度がD7
で表される。なお、ここでは簡単のため、A/D変換部
13で変換するディジタル信号を3ビットとしている
が、実際には6ビットや8ビットのディジタル信号に変
換されることが多く、変換するディジタル信号に制限は
ない。
【0037】この読み取り画像データから第1地肌検知
部18、第2地肌検知部20が図2(c)に示すような
地肌濃度を検知し、この地肌濃度に基づいて閾値決定回
路部25が図2(d)に示すような各地肌濃度、領域に
対応した閾値を決定する。
【0038】次に、閾値決定回路部25が決定した閾値
に基づいて2値化部26が読み取り画像データの2値化
を行うと画像データは図2(e)に示すようになり、そ
の画像は図3(b)に示す画像40のように地肌が除去
された画像となる。
【0039】ここで、図4を参照して画像読み取り装置
1の画像読み取りおよび地肌除去の動作を説明する。
【0040】図4は、画像読み取り装置1の動作の流れ
を示すフローチャートである。
【0041】さて、画像読み取り装置1が動作を開始し
(ステップ101)、原稿画像のスキャンを開始すると
(ステップ102)、原稿画像は光電変換部11、アナ
ログ信号処理部12、A/D変換部13を介してディジ
タル信号の読み取り画像データに変換され、これがシェ
ーディング補正部15でシェーディング補正されてバッ
ファメモリ17に一時記憶される。
【0042】このとき、第1地肌検知部18が読み取り
原稿のベースとなる第1地肌の濃度Dxを検出し(ステ
ップ103)、第1地肌決定部19が第1地肌濃度を閾
値決定回路部25に出力するとともに、第2地肌検知部
20は第2地肌濃度Dyの仮値として第1地肌濃度Dx
を保持しておく(ステップ104)。
【0043】そして、スキャンが続けられ第2地肌検出
部20が、第2地肌濃度として保持している値Dyより
も濃度の高い濃度Dy0の画素を検出すると(ステップ
105でYES)、領域検出部23が濃度Dy0の画素
の検出された位置を第2地肌の開始領域として記憶し
(ステップ106)、頻度判定部22が濃度Dy0の画
素が連続する画素数を計数し(ステップ107)、濃度
Dy0の画素が所定数以上連続した場合には(ステップ
107でYES)、この領域が濃度Dy0の地肌である
として領域検出部23が濃度Dy0の画素の終了した位
置を第2地肌の終了領域として記憶し(ステップ10
8)、第2地肌検知部20が第2地肌濃度Dyの仮値と
してDy0を保持しておく(ステップ109)。
【0044】一方、ステップ107で濃度Dy0の画素
が所定数以上連続しなかった場合には(ステップ107
でNO)、濃度Dy0の画素が画像情報であるとしてス
テップ105に戻る。
【0045】これらの処理は、原稿の終端(走査ライン
のラインエンド)まで走査を行う間繰り返され(ステッ
プ110でNO)、ラインエンドまで走査が行われると
(ステップ110でYES)、最終的に最も濃度の高い
地肌を第2地肌として第2地肌決定部21が決定し、閾
値決定回路部25が1ラインでの第1地肌と第2地肌の
閾値を決定して、この閾値に基づいて2値化部26がバ
ッファメモリ17に記憶されている1ライン分の読み取
り画像データを2値化して1ラインのスキャンを終了す
る(ステップ111)。
【0046】また、画像読み取り装置1は、同様の方法
で全ラインを走査して原稿画像全体の地肌除去を行う。
【0047】なお、この実施例では、検出する濃度Dy
0をDyよりも大きいものとしたが、さらにDy0の濃
度に上限値と下限値を設けて所定の濃度よりも高い画素
は、ステップ107での計数を行うまでもなく画像情報
とすることも可能であり、検出する濃度Dy0をDyよ
りも小さいものも含めて、第1地肌よりも濃度の低い第
2地肌に対応することもできる。
【0048】次に、この発明に係わる画像読み取り方法
および装置に係わる第2の実施例について説明する。こ
の第2の実施例では2種類以上の異なる濃度の地肌を除
去する場合の説明をする。
【0049】図5は、2種類以上の異なる濃度の地肌を
除去できる画像読み取り装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0050】図5において、画像読み取り装置50は原
稿上での反射光を電気信号に変換する光電変換部(CC
D)51、光電変換部51が変換した電気信号の増幅や
ノイズ除去を行うアナログ信号処理部52、アナログ信
号をディジタル信号に変換するA/D変換部53、光電
変換部51とアナログ信号処理部52とA/D変換部5
3を制御するアナログ信号制御部54、A/D変換部5
3が出力するディジタル信号中の図示しない光源の照度
等のむらによる影響を補正するシェーディング補正部5
5、シェーディング補正部55で必要とする情報を記憶
する補正用メモリ56、シェーディング補正部55が出
力する画像データを一時的に記憶するバッファメモリ5
7、シェーディング補正部55が出力する画像データか
ら原稿のベースとなる(最も面積の大きい)第1地肌を
検知する第1地肌検知部58、第1地肌検知部58の出
力に基づいて第1地肌の濃度を決定する第1地肌決定部
59、シェーディング補正部55が出力する画像データ
から第1地肌とは濃度の異なる第n地肌を検知する第n
地肌検知部60、第n地肌検知部60の出力に基づいて
第n地肌の濃度を決定する第n地肌決定部61、第n地
肌検知部60が検知した濃度の画素が所定数以上連続す
るかを検知して第n地肌検知部60が検知した部分が、
画像であるか地肌であるかを判定する頻度判定部62、
第n地肌の領域を検出する領域検出部63、第n地肌の
領域を記憶する第n地肌記憶部64、画像データの2値
化を行う2値化処理部65を具備して構成され、2値化
処理部65は第1地肌決定部59、第n地肌決定部6
1、第n地肌記憶部64の各出力に基づいて閾値を決定
する閾値決定回路部66、閾値決定回路部66が決定し
た閾値に基づいてバッファメモリ57に一時的に記憶さ
れている画像データを2値化する2値化部67を具備し
て構成される。
【0051】また、図5中の実線矢印は画像データの流
れを示したもので、破線矢印は制御信号を示したもので
ある。
【0052】ここで、図6を参照して画像読み取り装置
50の画像読み取りおよび地肌除去の動作を説明する。
【0053】図6は、画像読み取り装置50の動作の流
れを示すフローチャートである。
【0054】さて、画像読み取り装置50が動作を開始
し(ステップ201)、原稿画像のスキャンを開始する
と(ステップ202)、原稿画像は光電変換部51、ア
ナログ信号処理部52、A/D変換部53を介してディ
ジタル信号の読み取り画像データに変換され、これがシ
ェーディング補正部55でシェーディング補正されてバ
ッファメモリ57に一時記憶される。
【0055】このとき、第1地肌検知部58が読み取り
原稿のベースとなる第1地肌の濃度D1を検出するとと
もに第1地肌の開始領域X1(START)を記憶し
(ステップ203)、第1地肌決定部59が第1地肌濃
度を閾値決定回路部66に出力する。
【0056】そして、スキャンが続けられ第n地肌検出
部60が、第1地肌濃度D1とは異なる濃度D1の画素
を検出すると(ステップ204でYES)、領域検出部
63が濃度D1の画素の検出された位置を第2地肌の開
始領域X2(START)として記憶し(ステップ20
5)、頻度判定部62が濃度D1の画素が連続する画素
数を計数し(ステップ206)、濃度D1の画素が所定
数以上連続した場合には(ステップ206でYES)、
この領域が濃度D1の地肌であるとして領域検出部63
が濃度D1の画素の終了した位置を第2地肌の終了領域
X2(END)として記憶し(ステップ207)、第2
地肌の開始領域X2(START)と終了領域X2(E
ND)を第2地肌の領域として第n地肌記憶部64に記
憶しておく。
【0057】一方、ステップ206で濃度D1の画素が
所定数以上連続しなかった場合には(ステップ206で
NO)、濃度D1の画素が画像情報であるとしてステッ
プ204に戻る。
【0058】また、これらの処理は、原稿の終端(走査
ラインのラインエンド)まで走査を行う間繰り返され
(ステップ208でNO)、第3地肌、第4地肌といっ
たように順次nの値を大きくして全ての地肌の検出を行
う。
【0059】ラインエンドまで走査が行われると(ステ
ップ208でYES)、閾値決定回路部66が1ライン
での各地肌の閾値を決定して、この閾値に基づいて2値
化部67がバッファメモリ57に記憶されている1ライ
ン分の読み取り画像データを2値化して1ラインのスキ
ャンを終了する(ステップ209)。
【0060】また、画像読み取り装置1は、同様の方法
で全ラインを走査して原稿画像全体の地肌除去を行う。
【0061】ここで、図7に読み取り原稿と画像データ
の一例を示す。
【0062】図7(a)は、読み取り原稿の一例を示し
たもので原稿90に地肌濃度の異なる領域91、92、
93が存在している。
【0063】この原稿90の走査ライン95上を画像読
み取り装置51が走査すると、領域検出部63が検出す
る(図6のステップ205および207)開始領域Xn
(START)と終了領域Xn(END)は図7(b)
に示される位置となり、バッファメモリ57に一時記憶
される1ラインの読み取り画像データは図7(c)のよ
うになる。
【0064】また、図7(c)に示した読み取り画像デ
ータから第1地肌検知部58および第n地肌検知部60
が検知した原稿91の地肌濃度は図7(d)に示すよう
になる。
【0065】ここで、画像読み取り装置50に図示しな
い割合計算部を頻度判定部62と信号の授受を行うよう
に具備し、この割合計算部で頻度判定部62が計数した
画素数の割合計算を行い、第n地肌領域内で所定の割合
に満たない画素を無視することで、濃度抜け等により読
み取り原稿の地肌濃度が連続性に欠けているような場合
にも誤判定を防止することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、読み取り原稿のベースとなる第1地肌を検出し、こ
の第1地肌とは異なる濃度の画素が所定数以上連続した
場合に、当該領域が第1地肌とは濃度の異なる地肌であ
ると判定し、濃度の異なる地肌毎に閾値を決定して読み
取り画像データの2値化を行うように構成したので、プ
リスキャンによる処理時間の増大やページメモリの搭載
をすることなく、切り貼り原稿等の濃度の異なる地肌を
持つ画像の地肌除去を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読み取り装置の構成を示すブロック図。
【図2】原稿と出力データの関係を示した図。
【図3】読み取り前の原稿画像と読み取り後の原稿画像
を示した図。
【図4】画像読み取り装置1の動作の流れを示すフロー
チャート。
【図5】第2の実施例における画像読み取り装置の構成
を示すブロック図。
【図6】画像読み取り装置50の動作の流れを示すフロ
ーチャート。
【図7】読み取り原稿と画像データの一例を示した図。
【図8】画像読み取り装置の構成を示した図。
【図9】原稿と画像データの関係を示した図。
【符号の説明】
1 画像読み取り装置 11 光電変換部(CCD) 12 アナログ信号処理部 13 A/D変換部 14 アナログ信号制御部 15 シェーディング補正部 16 補正用メモリ 17 バッファメモリ 18 第1地肌検知部 19 第1地肌決定部 20 第2地肌検知部 21 第2地肌決定部 22 頻度判定部 23 領域検出部 24 2値化処理部 25 閾値決定回路部 26 2値化部 30 原稿 31 領域 35 走査ライン 40 画像 50 画像読み取り装置 51 光電変換部(CCD) 52 アナログ信号処理部 53 A/D変換部 54 アナログ信号制御部 55 シェーディング補正部 56 補正用メモリ 57 バッファメモリ 58 第1地肌検知部 59 第1地肌決定部 60 第n地肌検知部 61 第n地肌決定部 62 頻度判定部 63 領域検出部 64 第n地肌記憶部 65 2値化処理部 66 閾値決定回路部 67 2値化部 90 原稿 91、92、93 領域 95 走査ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小堀 研一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 山田 智之 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を複数の走査ラインに分割し該
    走査ライン毎に光学的に走査し、該走査により取得され
    て標本化された画素情報を2値ディジタル信号の画像デ
    ータに変換する画像読み取り方法において、 前記画素情報の濃度レベルを検出するとともに所定の濃
    度レベルを第1地肌濃度と決定し、 前記第1地肌濃度と異なる濃度レベルの画素情報が所定
    の数以上連続して取得された場合に該画素情報の取得さ
    れた領域を地肌領域として検出し、 前記地肌領域では前記第1地肌濃度の画素情報が取得さ
    れた第1地肌領域とは異なる閾値を用いて前記画素情報
    を2値化することを特徴とする画像読み取り方法。
  2. 【請求項2】 前記地肌領域は、 濃度レベルの最も高い画素情報が所定の数以上連続して
    取得された第2地肌領域であり、前記閾値は前記第1地
    肌領域と前記第2地肌領域とに対応した2通りの値であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り方法。
  3. 【請求項3】 前記地肌領域は、 前記走査ライン中から最も多く検出された濃度レベルの
    画素情報が所定の数以上連続して取得された第2地肌領
    域であり、前記閾値は前記第1地肌領域と前記第2地肌
    領域とに対応した2通りの値であることを特徴とする請
    求項1記載の画像読み取り方法。
  4. 【請求項4】 前記地肌領域は、 所定の濃度レベルよりも低い画素情報が所定の数以上連
    続して取得された領域であることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の画像読み取り方法。
  5. 【請求項5】 前記地肌領域は、 前記画素情報に応じた複数の領域であり、前記閾値は該
    地肌領域の数だけ異なる値であることを特徴とする請求
    項1記載の画像読み取り方法。
  6. 【請求項6】 前記地肌領域は、前記第1地肌濃度と異
    なる濃度レベルの画素情報が所定の割合以上取得された
    領域も含むことを特徴とする請求項1記載の画像読み取
    り方法。
  7. 【請求項7】 原稿画像を複数の走査ラインに分割し該
    走査ライン毎に光学的に走査し、該走査により取得され
    て標本化された画素情報を2値ディジタル信号の画像デ
    ータに変換する画像読み取り装置において、 前記画素情報の濃度レベルを検出する濃度検出手段と、 所定の濃度レベルを第1地肌濃度と決定する第1地肌濃
    度決定手段と、 前記第1地肌濃度と異なる濃度レベルの画素情報が所定
    の数以上連続して取得されたことを判定する頻度判定手
    段と、 前記頻度判定手段により所定の数以上連続していると判
    定された画素情報の取得された領域を地肌領域として検
    出する地肌領域検出手段と、 前記第1地肌濃度の画素情報が取得された第1地肌領域
    と前記地肌領域検出手段により検出された前記地肌領域
    とで異なる閾値を決定する閾値決定手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記地肌領域検出手段は、 濃度レベルの最も高い画素情報が所定の数以上連続して
    取得された第2地肌領域を検出する第2地肌領域検出手
    段であり、 前記閾値決定手段は前記第1地肌領域と前記第2地肌領
    域とに対応した2通りの閾値を決定することを特徴とす
    る請求項7記載の画像読み取り装置。
  9. 【請求項9】 前記地肌領域検出手段は、 前記走査ライン中から最も多く検出された濃度レベルの
    画素情報が所定の数以上連続して取得された第2地肌領
    域を検出する第2地肌領域検出手段であり、 前記閾値決定手段は前記第1地肌領域と前記第2地肌領
    域とに対応した2通りの閾値を決定することを特徴とす
    る請求項7記載の画像読み取り装置。
  10. 【請求項10】 前記地肌領域検出手段は、 所定の濃度レベルよりも低い画素情報が所定の数以上連
    続して取得された領域を検出することを特徴とする請求
    項7乃至9のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  11. 【請求項11】 前記地肌領域検出手段は、 前記画素情報に応じた複数の領域を記憶する領域記憶手
    段を具備し、 前記閾値決定手段は、前記領域記憶手段に記憶された地
    肌領域の数だけ異なる値を決定することを特徴とする請
    求項7記載の画像読み取り装置。
  12. 【請求項12】 前記頻度判定手段は、 前記第1地肌濃度と異なる濃度レベルの画素情報が所定
    の割合以上取得されたことを判定する割合計算部を具備
    することを特徴とする請求項7記載の画像読み取り装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008177721A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システム、および画像処理プログラム

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