JPH1189377A - 乗用型芝刈機のモア昇降装置 - Google Patents
乗用型芝刈機のモア昇降装置Info
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- JPH1189377A JPH1189377A JP25446697A JP25446697A JPH1189377A JP H1189377 A JPH1189377 A JP H1189377A JP 25446697 A JP25446697 A JP 25446697A JP 25446697 A JP25446697 A JP 25446697A JP H1189377 A JPH1189377 A JP H1189377A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大規模草地に好適な5連式リールモアを装備
しながら、通常の広さや狭い所での草刈り作業も行い易
いオールマイティーな芝刈機を提供する。 【解決手段】 機体前側の3個の第1〜第3リールモア
3,3,3と、機体左右の第4、第5リールモア5,5
とを備え、これら第1〜第5リールモア3,3,3,
5,5を各別に機体に対して揺動昇降自在とするリフト
シリンダ2B,4Bを備え、リフトシリンダ4Bに対す
る油路を閉塞することで、上昇させたリールモア5の下
降を阻止する切換弁30を、機体横の第4及び第5リー
ルモア5,5昇降用の油圧回路の夫々に備える。
しながら、通常の広さや狭い所での草刈り作業も行い易
いオールマイティーな芝刈機を提供する。 【解決手段】 機体前側の3個の第1〜第3リールモア
3,3,3と、機体左右の第4、第5リールモア5,5
とを備え、これら第1〜第5リールモア3,3,3,
5,5を各別に機体に対して揺動昇降自在とするリフト
シリンダ2B,4Bを備え、リフトシリンダ4Bに対す
る油路を閉塞することで、上昇させたリールモア5の下
降を阻止する切換弁30を、機体横の第4及び第5リー
ルモア5,5昇降用の油圧回路の夫々に備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体前部にリール
モアを備えた乗用型芝刈機に係り、詳しくは、機体前方
に3個のリールモアを、かつ、機体の左右横側夫々に1
個ずつの計5個のリールモアを備えた乗用型芝刈機のモ
ア昇降装置に関する。
モアを備えた乗用型芝刈機に係り、詳しくは、機体前方
に3個のリールモアを、かつ、機体の左右横側夫々に1
個ずつの計5個のリールモアを備えた乗用型芝刈機のモ
ア昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リールモアを備えた乗用型芝刈機として
は、特開平9‐121645号公報に示されたもののよ
うに、機体前部に3個のリールモアを昇降自在に連設し
てある3連式のものが一般的であった。
は、特開平9‐121645号公報に示されたもののよ
うに、機体前部に3個のリールモアを昇降自在に連設し
てある3連式のものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リールモアを用いてゴ
ルフ場等の大面積草地を対象とした芝刈機を構成するに
は、前述した3連式のものにおいて機体の左右両横にリ
ールモアを装備した5連式にすれば、大なる刈り幅を有
しながら前後バランスを3連式のものよりも改善できる
点で好ましいものである。
ルフ場等の大面積草地を対象とした芝刈機を構成するに
は、前述した3連式のものにおいて機体の左右両横にリ
ールモアを装備した5連式にすれば、大なる刈り幅を有
しながら前後バランスを3連式のものよりも改善できる
点で好ましいものである。
【0004】しかしながら、5連式になると機体として
の全幅も大型化するとともに、常に5個のリールモアで
草刈り作業すると幅の狭い個所では融通が効き難いこと
もあり、これらの点を考慮したリールモアの昇降装置を
構成するのが好ましいと考えられる。本発明の目的は、
大規模草地に好適な5連式リールモアを装備しながら、
通常の広さや狭い所での草刈り作業も行い易いオールマ
イティーな芝刈機を提供する点にある。
の全幅も大型化するとともに、常に5個のリールモアで
草刈り作業すると幅の狭い個所では融通が効き難いこと
もあり、これらの点を考慮したリールモアの昇降装置を
構成するのが好ましいと考えられる。本発明の目的は、
大規模草地に好適な5連式リールモアを装備しながら、
通常の広さや狭い所での草刈り作業も行い易いオールマ
イティーな芝刈機を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本第1発明は、乗用型芝刈機のモア昇降装置において、
走行機体前部の左右方向での中央域に配置される第1リ
ールモアと、この第1リールモアの左右夫々に、該第1
リールモアと刈り幅の一部が重複するように配置された
第2及び第3リールモアと、走行機体の左横側位置にお
いて、第2リールモアと刈り幅の一部が重複するように
配置された第4リールモアと、走行機体の右横側位置に
おいて、第3リールモアと刈り幅の一部が重複するよう
に配置された第5リールモアとを備え、これら第1〜第
5リールモアを各別に走行機体に対して昇降自在とする
ための油圧アクチュエータを備えるとともに、リールモ
ア昇降用の油圧アクチュエータに対する油路を閉塞する
ことで、上昇させたリールモアの下降を阻止する弁を、
第4及び第5の各リールモア昇降用の油圧回路の夫々に
備えてあることを特徴とする。
本第1発明は、乗用型芝刈機のモア昇降装置において、
走行機体前部の左右方向での中央域に配置される第1リ
ールモアと、この第1リールモアの左右夫々に、該第1
リールモアと刈り幅の一部が重複するように配置された
第2及び第3リールモアと、走行機体の左横側位置にお
いて、第2リールモアと刈り幅の一部が重複するように
配置された第4リールモアと、走行機体の右横側位置に
おいて、第3リールモアと刈り幅の一部が重複するよう
に配置された第5リールモアとを備え、これら第1〜第
5リールモアを各別に走行機体に対して昇降自在とする
ための油圧アクチュエータを備えるとともに、リールモ
ア昇降用の油圧アクチュエータに対する油路を閉塞する
ことで、上昇させたリールモアの下降を阻止する弁を、
第4及び第5の各リールモア昇降用の油圧回路の夫々に
備えてあることを特徴とする。
【0006】第2発明は、第1発明において、第1〜第
5リールモアの全てが同時に昇降操作されるように油圧
回路を構成するとともに、第4及び第5の各リールモア
昇降用の油圧回路の夫々に、モアの下降を許容する開通
位置と、下降を阻止する下降ロック位置とに切換え自在
な切換弁を備えてあることを特徴とする。
5リールモアの全てが同時に昇降操作されるように油圧
回路を構成するとともに、第4及び第5の各リールモア
昇降用の油圧回路の夫々に、モアの下降を許容する開通
位置と、下降を阻止する下降ロック位置とに切換え自在
な切換弁を備えてあることを特徴とする。
【0007】〔作用〕請求項1の構成によれば、第1〜
3リールモアを下降させても、機体の左右に備えた第
4,第5リールモアは上昇状態で停止させることができ
るから、5個のリールモアによる5連リールモア状態で
の草刈り作業の他に、第4又は第5リールモアを上げた
ままにしての4連リールモア状態での草刈り作業と、第
4及び第5リールモアを上げたままにしてのいずれの連
リールモア状態での草刈り作業とが自由に選択できるよ
うになる。つまり、3連〜5連リールモア状態を適宜に
使いわけることにより、大面積草地だけでなく、刈り残
した狭い幅の草刈り作業や際刈り作業等にも適した状態
を現出することができる。又、各リールモアの昇降に油
圧アクチュエータを用いているので、その油圧回路の油
路を閉塞する弁を設ける程度の簡単な改造によって上記
作用を生じさせることが可能である。
3リールモアを下降させても、機体の左右に備えた第
4,第5リールモアは上昇状態で停止させることができ
るから、5個のリールモアによる5連リールモア状態で
の草刈り作業の他に、第4又は第5リールモアを上げた
ままにしての4連リールモア状態での草刈り作業と、第
4及び第5リールモアを上げたままにしてのいずれの連
リールモア状態での草刈り作業とが自由に選択できるよ
うになる。つまり、3連〜5連リールモア状態を適宜に
使いわけることにより、大面積草地だけでなく、刈り残
した狭い幅の草刈り作業や際刈り作業等にも適した状態
を現出することができる。又、各リールモアの昇降に油
圧アクチュエータを用いているので、その油圧回路の油
路を閉塞する弁を設ける程度の簡単な改造によって上記
作用を生じさせることが可能である。
【0008】又、第4及び第5リールモアを揺動昇降す
れば、機体外側が高く内側が低くなる傾斜角を持って上
昇することになるから、それによって機体幅を縮小でき
るとともに、土手際や畦際を走行するに適した状態とな
る。つまり、第4,第5リールモアのいずれか又は両方
を振り上げることで、木立の間等の狭い箇所を通過で
き、かつ、土手際や畦際等の傾斜地の直ぐ横での草刈り
作業も行えるようになる等、草刈り作業形態をより多く
選択できるようになる。又、上昇させると第4,第5リ
ールモアの下面が露呈されてメンテナンスし易くなる。
れば、機体外側が高く内側が低くなる傾斜角を持って上
昇することになるから、それによって機体幅を縮小でき
るとともに、土手際や畦際を走行するに適した状態とな
る。つまり、第4,第5リールモアのいずれか又は両方
を振り上げることで、木立の間等の狭い箇所を通過で
き、かつ、土手際や畦際等の傾斜地の直ぐ横での草刈り
作業も行えるようになる等、草刈り作業形態をより多く
選択できるようになる。又、上昇させると第4,第5リ
ールモアの下面が露呈されてメンテナンスし易くなる。
【0009】請求項2の構成によれば、第4と第5リー
ルモアのいずれか一つ又は両方を上昇させ、かつ、第1
〜第3リールモアは下降させた状態を、切換弁の切換え
操作で簡単に現出できて上記作用を得ることができる。
そして、モア上昇操作時には全てのリールモアが上昇す
ることになり、1種の操作のみで草刈り作業の中止や移
動走行状態への移行を迅速に行えるようになる。
ルモアのいずれか一つ又は両方を上昇させ、かつ、第1
〜第3リールモアは下降させた状態を、切換弁の切換え
操作で簡単に現出できて上記作用を得ることができる。
そして、モア上昇操作時には全てのリールモアが上昇す
ることになり、1種の操作のみで草刈り作業の中止や移
動走行状態への移行を迅速に行えるようになる。
【0010】〔発明の効果〕請求項1及び2に記載のモ
ア昇降装置では、(イ)第4と第5リールモア用の油圧
回路に下降を阻止する弁を設ける程度の簡単な改造によ
り、3連〜5連リールモア状態を適宜に使いわけするこ
とができて、狭路通過性能が向上するようにしながら、
比較的狭い草地や狭い幅の草地から大面積草地迄の幅の
広い草刈り作業が可能なものとして提供することができ
た。
ア昇降装置では、(イ)第4と第5リールモア用の油圧
回路に下降を阻止する弁を設ける程度の簡単な改造によ
り、3連〜5連リールモア状態を適宜に使いわけするこ
とができて、狭路通過性能が向上するようにしながら、
比較的狭い草地や狭い幅の草地から大面積草地迄の幅の
広い草刈り作業が可能なものとして提供することができ
た。
【0011】請求項2に記載のモア昇降装置では、第4
と第5リールモア用の油圧回路にのみ備えた下降操作用
の切換弁により、上記効果(イ)を得ながらも、5個の
リールモアの同時上昇操作が行えて、迅速で操作簡単に
草刈り作業状態から移動走行状態に移行できる利点があ
る。
と第5リールモア用の油圧回路にのみ備えた下降操作用
の切換弁により、上記効果(イ)を得ながらも、5個の
リールモアの同時上昇操作が行えて、迅速で操作簡単に
草刈り作業状態から移動走行状態に移行できる利点があ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には芝刈機の全体側面が、
又、図2には全体平面図が夫々示されている。この芝刈
機は、乗用型の走行機体1、前昇降リンク機構2を介し
て走行機体1の前部に昇降自在に連結された3個のリー
ルモア3、及び、左右の各昇降リンク機構4を介して走
行機体1の左右両横側部に昇降自在に連結された左右1
個ずつの計5個のリールモア5を備えた5連リールモア
式のものに構成されている。各昇降リンク機構2,4及
び各リールモア3,5を、走行機体1から供給される作
動油によって油圧駆動される油圧駆動式に構成してあ
る。又、各リールモア3,5を、各前後軸芯P1周りに
ローリング揺動自在に構成してある。
に基づいて説明する。図1には芝刈機の全体側面が、
又、図2には全体平面図が夫々示されている。この芝刈
機は、乗用型の走行機体1、前昇降リンク機構2を介し
て走行機体1の前部に昇降自在に連結された3個のリー
ルモア3、及び、左右の各昇降リンク機構4を介して走
行機体1の左右両横側部に昇降自在に連結された左右1
個ずつの計5個のリールモア5を備えた5連リールモア
式のものに構成されている。各昇降リンク機構2,4及
び各リールモア3,5を、走行機体1から供給される作
動油によって油圧駆動される油圧駆動式に構成してあ
る。又、各リールモア3,5を、各前後軸芯P1周りに
ローリング揺動自在に構成してある。
【0013】図1,図2に示すように、走行機体1は、
前部に配設された搭乗運転部6、後部に配設された原動
部7、前部に装着された操向操作不能な左右一対の駆動
前輪8、及び、後部に装着された操向操作自在な左右一
対の駆動後輪9、等によって四輪駆動型に構成されてい
る。搭乗運転部6と原動部7との間における走行機体1
には、各昇降リンク機構2,4及び各リールモア3,5
に供給する作動油が貯留された作動油タンク(図示せ
ず)を装備してある。
前部に配設された搭乗運転部6、後部に配設された原動
部7、前部に装着された操向操作不能な左右一対の駆動
前輪8、及び、後部に装着された操向操作自在な左右一
対の駆動後輪9、等によって四輪駆動型に構成されてい
る。搭乗運転部6と原動部7との間における走行機体1
には、各昇降リンク機構2,4及び各リールモア3,5
に供給する作動油が貯留された作動油タンク(図示せ
ず)を装備してある。
【0014】図1,図2に示すように、走行機体1前部
の左右方向での中央に配置される第1リールモア3と、
この第1リールモア3の左右夫々に、第1リールモア3
と刈り幅の一部が重複するように配置された第2及び第
3リールモア3,3と、走行機体1の左横側位置におい
て、第2リールモア3と刈り幅の一部が重複するように
配置された第4リールモア5と、走行機体の右横側位置
において、第3リールモア3と刈り幅の一部が重複する
ように配置された第5リールモア5とを備えている。
の左右方向での中央に配置される第1リールモア3と、
この第1リールモア3の左右夫々に、第1リールモア3
と刈り幅の一部が重複するように配置された第2及び第
3リールモア3,3と、走行機体1の左横側位置におい
て、第2リールモア3と刈り幅の一部が重複するように
配置された第4リールモア5と、走行機体の右横側位置
において、第3リールモア3と刈り幅の一部が重複する
ように配置された第5リールモア5とを備えている。
【0015】走行機体1の前部に連結された第1〜第3
リールモア3,3,3は、油圧式のリフトシリンダ2B
を備えた前昇降リンク機構2の作動による第1アーム1
0及び第2、第3アーム12,12の揺動により、各リ
ールモア3が地面を接地追従する作業位置と、各リール
モア3が地面から離間する非作業位置とに揺動昇降駆動
自在である。そして、非作業位置においては後方に配設
された第2,第3リールモア3,3が、それらの外側端
が上方に位置する状態に起立した格納姿勢に切り換えら
れるようになっている。
リールモア3,3,3は、油圧式のリフトシリンダ2B
を備えた前昇降リンク機構2の作動による第1アーム1
0及び第2、第3アーム12,12の揺動により、各リ
ールモア3が地面を接地追従する作業位置と、各リール
モア3が地面から離間する非作業位置とに揺動昇降駆動
自在である。そして、非作業位置においては後方に配設
された第2,第3リールモア3,3が、それらの外側端
が上方に位置する状態に起立した格納姿勢に切り換えら
れるようになっている。
【0016】図1,図2及び図4に示すように、走行機
体1の左右両側部に連結された第4,第5リールモア
5,5は、左右の各昇降リンク機構4の作動によって、
地面を接地追従する作業姿勢と、それらの外側端が上方
に位置する状態に起立して地面から離間する格納姿勢と
に切り換えられるようになっている。詳述すると、左右
の各昇降リンク機構4は、走行機体1の左右両側部に位
置する各機体フレーム11に前後軸芯P2周りに上下揺
動自在に枢支された揺動リンク4Aと、この揺動リンク
4Aを揺動駆動する油圧式のリフトシリンダ4Bによっ
て構成されている。
体1の左右両側部に連結された第4,第5リールモア
5,5は、左右の各昇降リンク機構4の作動によって、
地面を接地追従する作業姿勢と、それらの外側端が上方
に位置する状態に起立して地面から離間する格納姿勢と
に切り換えられるようになっている。詳述すると、左右
の各昇降リンク機構4は、走行機体1の左右両側部に位
置する各機体フレーム11に前後軸芯P2周りに上下揺
動自在に枢支された揺動リンク4Aと、この揺動リンク
4Aを揺動駆動する油圧式のリフトシリンダ4Bによっ
て構成されている。
【0017】揺動リンク4Aの遊端には、各リールモア
5のハウジング5Aにおける左右中央部が前後軸芯P1
周りにローリング揺動自在に枢支連結されている。左右
の各機体フレーム11における揺動リンク4Aの下方に
は、前後軸芯P3周りに上下揺動自在となるようにロッ
ド13が枢支されている。ロッド13の遊端側には長孔
13aが形成されており、この長孔13aは、各リール
モア5のハウジング5Aにおける前後軸芯P1よりも走
行機体1側に装備された係合ピン5aに係止されてい
る。
5のハウジング5Aにおける左右中央部が前後軸芯P1
周りにローリング揺動自在に枢支連結されている。左右
の各機体フレーム11における揺動リンク4Aの下方に
は、前後軸芯P3周りに上下揺動自在となるようにロッ
ド13が枢支されている。ロッド13の遊端側には長孔
13aが形成されており、この長孔13aは、各リール
モア5のハウジング5Aにおける前後軸芯P1よりも走
行機体1側に装備された係合ピン5aに係止されてい
る。
【0018】ロッド13の枢支位置、ロッド13と長孔
13aの長さ、及び、係合ピン5aの配備箇所の夫々
は、各リールモア5の作業姿勢における水平状態におい
ては、係合ピン5aが長孔13aの略中央に位置する状
態となるように、また、各リールモア5の格納姿勢にお
いては、係合ピン5aが長孔13aにおけるロッド13
の遊端側に位置するとともに、ロッド13の揺動支点で
ある前後軸芯P3と、係合ピン5aと、リールモア5の
ローリング支点である前後軸芯P1とが一直線上に並ぶ
状態となるように設定されている。
13aの長さ、及び、係合ピン5aの配備箇所の夫々
は、各リールモア5の作業姿勢における水平状態におい
ては、係合ピン5aが長孔13aの略中央に位置する状
態となるように、また、各リールモア5の格納姿勢にお
いては、係合ピン5aが長孔13aにおけるロッド13
の遊端側に位置するとともに、ロッド13の揺動支点で
ある前後軸芯P3と、係合ピン5aと、リールモア5の
ローリング支点である前後軸芯P1とが一直線上に並ぶ
状態となるように設定されている。
【0019】以上の構成によって、リフトシリンダ4B
の作動により揺動リンク4Aを上昇揺動させると、リー
ルモア5が水平姿勢で上昇し、その上昇に伴って、係合
ピン5aを介して連係されたロッド13が上昇揺動する
とともにリールモア5の係合ピン5aが長孔13aにお
けるロッド13の遊端側に移動する。係合ピン5aが長
孔13aにおけるロッド13遊端側の端部に達すると、
リールモア5は、その上昇とともに、その走行機体1側
の上昇がロッド13によって阻止されるようになり、ロ
ッド13の揺動支点P3と、係合ピン5aと、リールモ
ア5のローリング支点P1とが一直線上に並んだ状態で
は、その外側端が上方に位置する状態に起立して地面か
ら離間する格納姿勢に切り換えられるのである。
の作動により揺動リンク4Aを上昇揺動させると、リー
ルモア5が水平姿勢で上昇し、その上昇に伴って、係合
ピン5aを介して連係されたロッド13が上昇揺動する
とともにリールモア5の係合ピン5aが長孔13aにお
けるロッド13の遊端側に移動する。係合ピン5aが長
孔13aにおけるロッド13遊端側の端部に達すると、
リールモア5は、その上昇とともに、その走行機体1側
の上昇がロッド13によって阻止されるようになり、ロ
ッド13の揺動支点P3と、係合ピン5aと、リールモ
ア5のローリング支点P1とが一直線上に並んだ状態で
は、その外側端が上方に位置する状態に起立して地面か
ら離間する格納姿勢に切り換えられるのである。
【0020】そして、この格納姿勢では、ロッド13の
揺動支点P3と、係合ピン5aと、リールモア5のロー
リング支点P1とが一直線上に並ぶことにより、ロッド
13が走行機体1とリールモア5との間で突っ張った状
態になることから、リールモア5のローリング支点P1
周りでの揺動が規制されるのである。つまり、ロッド1
3は、リールモア5の格納姿勢におけるローリング支点
P1周りの揺動を規制する牽制部材として機能するよう
になっている。
揺動支点P3と、係合ピン5aと、リールモア5のロー
リング支点P1とが一直線上に並ぶことにより、ロッド
13が走行機体1とリールモア5との間で突っ張った状
態になることから、リールモア5のローリング支点P1
周りでの揺動が規制されるのである。つまり、ロッド1
3は、リールモア5の格納姿勢におけるローリング支点
P1周りの揺動を規制する牽制部材として機能するよう
になっている。
【0021】一方、リフトシリンダ4Bの作動により揺
動リンク4Aを下降揺動させると、その揺動に伴って、
リールモア5が下降するとともにロッド13が下降揺動
し、リールモア5の自重による水平姿勢への復帰揺動が
許容されるようになり、リールモア5が、略水平姿勢で
地面に接地追従する作業姿勢に切り換えられるのであ
る。そして、この作業姿勢では、係合ピン5aが長孔1
3aの略中央に位置するようになることから、長孔13
aの融通によってリールモア5のローリング揺動が許容
されるのである。つまり、ロッド13の遊端側に形成さ
れた長孔13aは、リールモア5の作業姿勢におけるロ
ーリング揺動を許容する融通部として機能するようにな
っている。
動リンク4Aを下降揺動させると、その揺動に伴って、
リールモア5が下降するとともにロッド13が下降揺動
し、リールモア5の自重による水平姿勢への復帰揺動が
許容されるようになり、リールモア5が、略水平姿勢で
地面に接地追従する作業姿勢に切り換えられるのであ
る。そして、この作業姿勢では、係合ピン5aが長孔1
3aの略中央に位置するようになることから、長孔13
aの融通によってリールモア5のローリング揺動が許容
されるのである。つまり、ロッド13の遊端側に形成さ
れた長孔13aは、リールモア5の作業姿勢におけるロ
ーリング揺動を許容する融通部として機能するようにな
っている。
【0022】従って、各リールモア5の作業姿勢におい
ては、上述した融通部13aの作用によって、各リール
モア5のローリング揺動が許容されることにより、各リ
ールモア5が地形の左右傾斜に沿って地面を接地追従す
るようになることから、各リールモア5のローリング揺
動による良好な刈り取り作業を行うことができるのであ
る。
ては、上述した融通部13aの作用によって、各リール
モア5のローリング揺動が許容されることにより、各リ
ールモア5が地形の左右傾斜に沿って地面を接地追従す
るようになることから、各リールモア5のローリング揺
動による良好な刈り取り作業を行うことができるのであ
る。
【0023】又、上述のように第4,第5リールモア
5,5の上昇により融通部13aの融通限界に達した状
態(リールモア5の係合ピン5aがロッド13の長孔1
3aにおけるロッド13遊端側の端部に達するととも
に、ロッド13の揺動支点P3と、係合ピン5aと、リ
ールモア5のローリング支点P1とが一直線上に並ぶ状
態)を各リールモア5の格納姿勢に設定することによ
り、各リールモア5の格納姿勢においては、上述した牽
制部材13の突っ張り作用を得ることができる。
5,5の上昇により融通部13aの融通限界に達した状
態(リールモア5の係合ピン5aがロッド13の長孔1
3aにおけるロッド13遊端側の端部に達するととも
に、ロッド13の揺動支点P3と、係合ピン5aと、リ
ールモア5のローリング支点P1とが一直線上に並ぶ状
態)を各リールモア5の格納姿勢に設定することによ
り、各リールモア5の格納姿勢においては、上述した牽
制部材13の突っ張り作用を得ることができる。
【0024】加えて、その作用によって、各リールモア
5のローリング支点P1周りでの揺動を規制できるよう
になることから、不整地などを走行する際の走行機体1
の振動に伴う各リールモア5の各ローリング支点P1周
りの揺動によって生じる虞のある他物との衝突によるハ
ウジング5Aの変形や第4,第5リールモア5,5の破
損を防止することができるのである。
5のローリング支点P1周りでの揺動を規制できるよう
になることから、不整地などを走行する際の走行機体1
の振動に伴う各リールモア5の各ローリング支点P1周
りの揺動によって生じる虞のある他物との衝突によるハ
ウジング5Aの変形や第4,第5リールモア5,5の破
損を防止することができるのである。
【0025】次に、第1〜第5リールモアの回転駆動用
の油圧回路について説明する。この芝刈機では、基本的
には3連リールモア用の回路を2組使用することによ
り、油圧機器の兼用化を図ってある。
の油圧回路について説明する。この芝刈機では、基本的
には3連リールモア用の回路を2組使用することによ
り、油圧機器の兼用化を図ってある。
【0026】すなわち、図4に示すように、3個の油圧
モータ14、3個の開閉弁15、制御弁16、可変絞り
弁17、リリーフ弁18、油圧ポンプ19を備えて、第
1〜第3リールモア3,3,3用の走行用油圧回路を構
成してあり、3個の開閉弁15で第1油圧ブロックa
を、又、制御弁16と可変絞り弁17とリリーフ弁18
とで第2油圧ブロックbを夫々構成してある。そして、
1個の油圧モータ14と1個の開閉弁15とが除かれた
状態の油圧回路を、第4及び第5リールモア5,5用の
ものとしてもう1組備えることによって5連リールモア
用の油圧回路としてある。但し、第4,第5リールモア
5,5用のリリーフ弁20のリリーフ圧は、3個用のリ
リーフ弁18(210kg)に対して3分の2の値(1
40kg)に設定してある。
モータ14、3個の開閉弁15、制御弁16、可変絞り
弁17、リリーフ弁18、油圧ポンプ19を備えて、第
1〜第3リールモア3,3,3用の走行用油圧回路を構
成してあり、3個の開閉弁15で第1油圧ブロックa
を、又、制御弁16と可変絞り弁17とリリーフ弁18
とで第2油圧ブロックbを夫々構成してある。そして、
1個の油圧モータ14と1個の開閉弁15とが除かれた
状態の油圧回路を、第4及び第5リールモア5,5用の
ものとしてもう1組備えることによって5連リールモア
用の油圧回路としてある。但し、第4,第5リールモア
5,5用のリリーフ弁20のリリーフ圧は、3個用のリ
リーフ弁18(210kg)に対して3分の2の値(1
40kg)に設定してある。
【0027】次に、第1〜第5リールモアの昇降駆動用
の油圧回路について説明する。図5に示すように、油圧
ポンプ21の吐出油は分流弁22を介してモア昇降用圧
回路Aと、パワーステアリング回路B及びHST用のチ
ャージ回路Cの夫々に供給される。
の油圧回路について説明する。図5に示すように、油圧
ポンプ21の吐出油は分流弁22を介してモア昇降用圧
回路Aと、パワーステアリング回路B及びHST用のチ
ャージ回路Cの夫々に供給される。
【0028】モア昇降用圧回路Aは、第1〜第3リール
モア用の3個のリフトシリンダ2Bと、第4,第5リー
ルモア用の2個のリフトシリンダ4Bと、基本油圧ブロ
ック23と、リフトロック回路24とを備えている。基
本油圧ブロック23は、前述の分流弁22と、リリーフ
弁25と、制御弁26と、パイロットチェック弁27
と、落下速度調整弁28等を備えて構成され、リフトロ
ック回路24は、2個のパイロットチェック弁29と、
2個の切換弁30を備えて構成されている。
モア用の3個のリフトシリンダ2Bと、第4,第5リー
ルモア用の2個のリフトシリンダ4Bと、基本油圧ブロ
ック23と、リフトロック回路24とを備えている。基
本油圧ブロック23は、前述の分流弁22と、リリーフ
弁25と、制御弁26と、パイロットチェック弁27
と、落下速度調整弁28等を備えて構成され、リフトロ
ック回路24は、2個のパイロットチェック弁29と、
2個の切換弁30を備えて構成されている。
【0029】上記モア昇降用圧回路Aの作用は以下のよ
うである。先ず、制御弁26を中立位置nから上昇位置
uに切換えると、ポンプ圧が5個のリフトシリンダ2
B,2B,2B,4B,4Bの全てに供給されて第1〜
第5リールモア3,3,3,5,5が同時に上昇操作さ
れる。次に、図示の状態(2個の切換弁30が共に開通
位置oである状態)のときに、制御弁26を下降位置d
に切換えると、ドレン路途中に設けた絞り31によるポ
ンプ圧の分圧が3個のパイロットチェック弁27,2
9,29に作用してそれらのチェック作用を解除させる
ので、各リフトシリンダ2B,2B,2B,4B,4B
がリールモアの自重によって排油され、第1〜第5リー
ルモア3,3,3,5,5が同時に自重下降する。つま
り、制御弁26の切換え操作によって5個のモーア全て
を一体的に昇降できる。
うである。先ず、制御弁26を中立位置nから上昇位置
uに切換えると、ポンプ圧が5個のリフトシリンダ2
B,2B,2B,4B,4Bの全てに供給されて第1〜
第5リールモア3,3,3,5,5が同時に上昇操作さ
れる。次に、図示の状態(2個の切換弁30が共に開通
位置oである状態)のときに、制御弁26を下降位置d
に切換えると、ドレン路途中に設けた絞り31によるポ
ンプ圧の分圧が3個のパイロットチェック弁27,2
9,29に作用してそれらのチェック作用を解除させる
ので、各リフトシリンダ2B,2B,2B,4B,4B
がリールモアの自重によって排油され、第1〜第5リー
ルモア3,3,3,5,5が同時に自重下降する。つま
り、制御弁26の切換え操作によって5個のモーア全て
を一体的に昇降できる。
【0030】そして、切換弁30を開通位置oから下降
ロック位置rに切換えた状態で上記の下降操作を行う
と、パイロットチェック弁29がチェック機能する状態
となり、制御弁26を下降位置dに切換えてもリフトシ
リンダ4Bからの排油ができない状態となる。つまり、
切換弁30を下降ロック位置rに操作すると、その操作
対象の第4又は第5リールモア5をそのときの位置から
下がらないようにロックできるのである。従って、第4
又は第5、或いはこれら双方を上昇位置にロックできる
ので、前側3個のリールモア3による草刈り又は、それ
に左又は右側の機体横のリールモア5を加えた4個のリ
ールモアによる草刈り作業の選択を任意に行えるのであ
る。
ロック位置rに切換えた状態で上記の下降操作を行う
と、パイロットチェック弁29がチェック機能する状態
となり、制御弁26を下降位置dに切換えてもリフトシ
リンダ4Bからの排油ができない状態となる。つまり、
切換弁30を下降ロック位置rに操作すると、その操作
対象の第4又は第5リールモア5をそのときの位置から
下がらないようにロックできるのである。従って、第4
又は第5、或いはこれら双方を上昇位置にロックできる
ので、前側3個のリールモア3による草刈り又は、それ
に左又は右側の機体横のリールモア5を加えた4個のリ
ールモアによる草刈り作業の選択を任意に行えるのであ
る。
【0031】〔別実施形態〕先に出願した特願平9‐2
05638号の図13に示されたように、切換弁30,
30の操作系と、第4及び第5リールモア5,5用の開
閉弁15,15の操作系とを連係し、切換弁30を下降
ロック位置rに切換えるに伴って、機体横の第4又は第
5リールモア5の油圧モータ14が停止するように連係
すれば好都合である。
05638号の図13に示されたように、切換弁30,
30の操作系と、第4及び第5リールモア5,5用の開
閉弁15,15の操作系とを連係し、切換弁30を下降
ロック位置rに切換えるに伴って、機体横の第4又は第
5リールモア5の油圧モータ14が停止するように連係
すれば好都合である。
【図1】芝刈機の全体側面図
【図2】芝刈機の全体平面図
【図3】左右の昇降リンク機構の構成を示すリールモア
の背面図
の背面図
【図4】リールモア回転駆動用の油圧回路図
【図5】リールモア昇降駆動用の油圧回路図
3 機体前側のリールモア 5 機体横のリールモア 2B,4B リフトシリンダ 30 弁(切換弁) A 昇降用油圧回路 o 開通位置 r 下降ロック位置
Claims (2)
- 【請求項1】 走行機体前部の左右方向での中央域に配
置される第1リールモアと、この第1リールモアの左右
夫々に、該第1リールモアと刈り幅の一部が重複するよ
うに配置された第2及び第3リールモアと、走行機体の
左横側位置において、前記第2リールモアと刈り幅の一
部が重複するように配置された第4リールモアと、走行
機体の右横側位置において、前記第3リールモアと刈り
幅の一部が重複するように配置された第5リールモアと
を備え、これら第1〜第5リールモアを各別に走行機体
に対して揺動昇降自在とするための油圧アクチュエータ
を備えるとともに、 前記リールモア昇降用の油圧アクチュエータに対する油
路を閉塞することで、上昇させたリールモアの下降を阻
止する弁を、前記第4及び第5の各リールモア昇降用の
油圧回路の夫々に備えてある乗用型芝刈機のモア昇降装
置。 - 【請求項2】 前記第1〜第5リールモアの全てが同時
に昇降操作されるように昇降用油圧回路を構成するとと
もに、前記第4及び第5の各リールモア昇降用の油圧回
路の夫々に、モアの下降を許容する開通位置と、下降を
阻止する下降ロック位置とに切換え自在な切換弁を備え
てある請求項1に記載の乗用型芝刈機のモア昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25446697A JPH1189377A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 乗用型芝刈機のモア昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25446697A JPH1189377A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 乗用型芝刈機のモア昇降装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189377A true JPH1189377A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17265431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25446697A Pending JPH1189377A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 乗用型芝刈機のモア昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189377A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8621833B2 (en) | 2010-01-13 | 2014-01-07 | Ihi Corporation | Lawn mowing vehicle with a control unit for the motor |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25446697A patent/JPH1189377A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8621833B2 (en) | 2010-01-13 | 2014-01-07 | Ihi Corporation | Lawn mowing vehicle with a control unit for the motor |
| US8839598B2 (en) | 2010-01-13 | 2014-09-23 | Ihi Corporation | Lawn mowing vehicle with a control unit for elevating mechanisms |
| US9084391B2 (en) | 2010-01-13 | 2015-07-21 | Ihi Corporation | Lawn mowing vehicle with a control unit for elevating mechanisms and for rotating a blade depending on grass condition |
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