JPH1193216A - 建設機械における運転室 - Google Patents
建設機械における運転室Info
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- JPH1193216A JPH1193216A JP25710897A JP25710897A JPH1193216A JP H1193216 A JPH1193216 A JP H1193216A JP 25710897 A JP25710897 A JP 25710897A JP 25710897 A JP25710897 A JP 25710897A JP H1193216 A JPH1193216 A JP H1193216A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- cab
- driver
- opening
- construction machine
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/16—Cabins, platforms, or the like, for drivers
- E02F9/163—Structures to protect drivers, e.g. cabins, doors for cabins; Falling object protection structure [FOPS]; Roll over protection structure [ROPS]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で作業時における視野を拡大させ
て作業性の向上を図るとともに、居住性や乗降時の利便
性を改善してよりよい機能を発揮できる建設機械におけ
る運転室を提供する。 【解決手段】 運転室1の前部に、この運転室1の前面
部から外側面の一部にかけて断面へ字状に構成された全
面前窓3を備えるドア10を配し、このドア10は上半
部10aの長さを下半部10bよりも長くされ、運転室
1側の開口部は前記ドア10に合わせた形状にされ、こ
のドア10は開閉時その彎曲側面端部を支持する支柱を
かわすように浮き出させるとともに運転室外側面に沿わ
せて移動格納できる構成である。
て作業性の向上を図るとともに、居住性や乗降時の利便
性を改善してよりよい機能を発揮できる建設機械におけ
る運転室を提供する。 【解決手段】 運転室1の前部に、この運転室1の前面
部から外側面の一部にかけて断面へ字状に構成された全
面前窓3を備えるドア10を配し、このドア10は上半
部10aの長さを下半部10bよりも長くされ、運転室
1側の開口部は前記ドア10に合わせた形状にされ、こ
のドア10は開閉時その彎曲側面端部を支持する支柱を
かわすように浮き出させるとともに運転室外側面に沿わ
せて移動格納できる構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーショベル等
の旋回台を備える建設機械における運転室に係るもので
あって、詳しくは運転席の前面視界を広げるとともに、
乗降時の利便性を図って作業性を向上させる構成の建設
機械における運転室に関するものである。
の旋回台を備える建設機械における運転室に係るもので
あって、詳しくは運転席の前面視界を広げるとともに、
乗降時の利便性を図って作業性を向上させる構成の建設
機械における運転室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パワーショベル等の建設機械に採
用されているドア付きの運転室は、機械の構造上旋回台
上の片側(主に車体の左側)に片寄せて搭載され、その
反対側(ほぼ車体の中央線上)にブームが装着されてい
る関係上、運転室には設置側の外側(左側)から乗降で
きるドアを備えた乗降口が設けられている。そして、こ
の種の運転室は、機械の性質上安全性を確保するため
に、バケットブーム(クレーンなどの場合はジブ)とと
もに装着される旋回台上での旋回半径内に収まるように
装備されている。また、パワーショベル等では、作業時
に前方位置の作業状況の確認のために、運転者が運転室
から身体を乗り出して運転するようなことが多い。
用されているドア付きの運転室は、機械の構造上旋回台
上の片側(主に車体の左側)に片寄せて搭載され、その
反対側(ほぼ車体の中央線上)にブームが装着されてい
る関係上、運転室には設置側の外側(左側)から乗降で
きるドアを備えた乗降口が設けられている。そして、こ
の種の運転室は、機械の性質上安全性を確保するため
に、バケットブーム(クレーンなどの場合はジブ)とと
もに装着される旋回台上での旋回半径内に収まるように
装備されている。また、パワーショベル等では、作業時
に前方位置の作業状況の確認のために、運転者が運転室
から身体を乗り出して運転するようなことが多い。
【0003】このような種々の状況から、一般に運転室
は何らかの制約を受けることになり、充分なゆとりを持
たせた構造とすることが困難である。そこで、従来よ
り、運転室の運転作業性、居住性や乗降の利便性などを
改善する提案が多くなされている。
は何らかの制約を受けることになり、充分なゆとりを持
たせた構造とすることが困難である。そこで、従来よ
り、運転室の運転作業性、居住性や乗降の利便性などを
改善する提案が多くなされている。
【0004】例えば、特開平7−216936号公報に
て開示されているように、平面視半円形状の運転室で、
4分の1円弧状のドアを横円弧状にスライドさせて開閉
し、かつ、ドアの開閉軌跡が旋回半径内に収まるように
され、乗降口を広くして乗降性を改良したものがある。
また、実開平6−79853号公報にて開示されている
ように、前窓の形状を上部から下部にかけて一体の窓と
し、前面部は平坦で、かつ前面側角部から運転室側部に
かけて一部を側部に沿わせるべく屈曲された構造とし
て、右側柱に設けられるヒンジピンを中心に前窓を前方
直角方向に開閉可能で、開いた後に運転室右側面に沿っ
てスライド収納させる構成として、狭隘地で運転室に前
方からの乗降を可能にするものがある。
て開示されているように、平面視半円形状の運転室で、
4分の1円弧状のドアを横円弧状にスライドさせて開閉
し、かつ、ドアの開閉軌跡が旋回半径内に収まるように
され、乗降口を広くして乗降性を改良したものがある。
また、実開平6−79853号公報にて開示されている
ように、前窓の形状を上部から下部にかけて一体の窓と
し、前面部は平坦で、かつ前面側角部から運転室側部に
かけて一部を側部に沿わせるべく屈曲された構造とし
て、右側柱に設けられるヒンジピンを中心に前窓を前方
直角方向に開閉可能で、開いた後に運転室右側面に沿っ
てスライド収納させる構成として、狭隘地で運転室に前
方からの乗降を可能にするものがある。
【0005】また、実開平7−10061号公報,ある
いは実開平6−34061号公報においては、運転室側
面に設けられたドアが円弧状にされ、横円弧状にスライ
ドして開閉でき、かつ、そのドアの開閉軌跡が旋回半径
内に収められるようにして、ドアと外部の物体との干渉
による損傷を防止できるとともに、そのドアの開閉を合
理的に行えるリンク機構の構造について提案されてい
る。さらに、実公平5−24569号公報においては、
横引き寄せ式ドアのスライドリンク機構の構造につい
て、運転室側部の開口幅を広げて乗降性を良くしようと
する提案がなされている。
いは実開平6−34061号公報においては、運転室側
面に設けられたドアが円弧状にされ、横円弧状にスライ
ドして開閉でき、かつ、そのドアの開閉軌跡が旋回半径
内に収められるようにして、ドアと外部の物体との干渉
による損傷を防止できるとともに、そのドアの開閉を合
理的に行えるリンク機構の構造について提案されてい
る。さらに、実公平5−24569号公報においては、
横引き寄せ式ドアのスライドリンク機構の構造につい
て、運転室側部の開口幅を広げて乗降性を良くしようと
する提案がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開平7−216936号公報にて開示されているもの
では、運転室前面部が開閉できて運転室への乗降の利便
性などが良好となるが、その反面前窓が彎曲しているた
めに、通常運転時に前方の物体が歪んで見え、視界性が
妨げられることになる、という問題点がある。また、実
開平6−79853号公報にて開示されているもので
は、前窓の開閉操作がヒンジピンを中心として開閉作動
する構造であるために、開閉動作がヒンジピンを中心に
しての開閉と、開いた状態で運転室の右側にスライドさ
せるという二動作によって行わねばならず、不便であ
る。しかも、一旦開くと閉じるのに前窓の操作部に運転
者の手が遠くて、操作が困難で足場の確保が必要とな
る。
特開平7−216936号公報にて開示されているもの
では、運転室前面部が開閉できて運転室への乗降の利便
性などが良好となるが、その反面前窓が彎曲しているた
めに、通常運転時に前方の物体が歪んで見え、視界性が
妨げられることになる、という問題点がある。また、実
開平6−79853号公報にて開示されているもので
は、前窓の開閉操作がヒンジピンを中心として開閉作動
する構造であるために、開閉動作がヒンジピンを中心に
しての開閉と、開いた状態で運転室の右側にスライドさ
せるという二動作によって行わねばならず、不便であ
る。しかも、一旦開くと閉じるのに前窓の操作部に運転
者の手が遠くて、操作が困難で足場の確保が必要とな
る。
【0007】また、実開平7−10061号公報,ある
いは実開平6−34061号公報に開示されているもの
では、リンク機構によってドアを支持して、そのドアの
開閉時に運転室の側部に浮き出させてリンクの回動変位
によりドアを移動させる構造になっているので、どうじ
ても開口部を大きくすることができない。また、実公平
5−24569号公報にて開示されているものでは、窓
開放時に窓(ドア)が外側へ大きくはみ出し、旋回半径
外に突き出すことになるので、ドアの開閉時には常に周
囲の状況を確認する必要があって取扱上で不都合であ
る、など種々の問題点がある。
いは実開平6−34061号公報に開示されているもの
では、リンク機構によってドアを支持して、そのドアの
開閉時に運転室の側部に浮き出させてリンクの回動変位
によりドアを移動させる構造になっているので、どうじ
ても開口部を大きくすることができない。また、実公平
5−24569号公報にて開示されているものでは、窓
開放時に窓(ドア)が外側へ大きくはみ出し、旋回半径
外に突き出すことになるので、ドアの開閉時には常に周
囲の状況を確認する必要があって取扱上で不都合であ
る、など種々の問題点がある。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、運転室の構造を複雑化することな
く、簡単な構成で作業時における視野を拡大させて作業
性の向上を図るとともに、居住性や乗降時の利便性を改
善してよりよい機能を発揮できる建設機械における運転
室を提供することを目的とするものである。
めになされたもので、運転室の構造を複雑化することな
く、簡単な構成で作業時における視野を拡大させて作業
性の向上を図るとともに、居住性や乗降時の利便性を改
善してよりよい機能を発揮できる建設機械における運転
室を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】このよ
うな目的を達成するためになされた本発明の建設機械に
おける運転室は、走行フレーム上に旋回台を備えて、こ
の旋回台上の片側に運転室を搭載する建設機械におい
て、運転室の前部に、この運転室の前面部から外側面の
一部にかけて断面へ字状に構成された全面前窓を備える
ドアを配し、このドアは上方部の水平方向長さを下方部
よりも長くされ、運転室側は前記ドアに合わせた形状に
され、このドアはその彎曲側面端部を支持する支柱をか
わすように浮き出させるとともに運転室外側面に沿わせ
て移動格納できることを特徴とするものである。
うな目的を達成するためになされた本発明の建設機械に
おける運転室は、走行フレーム上に旋回台を備えて、こ
の旋回台上の片側に運転室を搭載する建設機械におい
て、運転室の前部に、この運転室の前面部から外側面の
一部にかけて断面へ字状に構成された全面前窓を備える
ドアを配し、このドアは上方部の水平方向長さを下方部
よりも長くされ、運転室側は前記ドアに合わせた形状に
され、このドアはその彎曲側面端部を支持する支柱をか
わすように浮き出させるとともに運転室外側面に沿わせ
て移動格納できることを特徴とするものである。
【0010】本発明によれば、運転室の前側部に設けら
れる支柱を外側面のかなり後方位置まで後退させて配置
することで視界を遮る障害物をなくし、前窓の視界を広
げることができ、しかも主となる前面部を平面に保ち得
るので視野が歪んで見えることもなく、作業性が格段に
向上する。さらに、ドアを大きく移動させてもその開閉
動作が無理な姿勢によらずして容易に行えることになっ
て、ドアの開閉操作性も格段に向上するなどの利点があ
る。もちろん、運転室前面に広い開口部を確保できる構
造となるので、乗降口としてのスペースがそのまま有効
になり、通常の乗り降りはもちろん、狭隘地での乗り降
りも容易になる利便性を有する。その上に、ドアは開き
方向の上部のみが下部より長くされるので、後方にスラ
イドさせたときドア下部の運転室後部への回り込みがな
く、旋回台搭載部のコンパクト化を妨げない利点をも備
えている。
れる支柱を外側面のかなり後方位置まで後退させて配置
することで視界を遮る障害物をなくし、前窓の視界を広
げることができ、しかも主となる前面部を平面に保ち得
るので視野が歪んで見えることもなく、作業性が格段に
向上する。さらに、ドアを大きく移動させてもその開閉
動作が無理な姿勢によらずして容易に行えることになっ
て、ドアの開閉操作性も格段に向上するなどの利点があ
る。もちろん、運転室前面に広い開口部を確保できる構
造となるので、乗降口としてのスペースがそのまま有効
になり、通常の乗り降りはもちろん、狭隘地での乗り降
りも容易になる利便性を有する。その上に、ドアは開き
方向の上部のみが下部より長くされるので、後方にスラ
イドさせたときドア下部の運転室後部への回り込みがな
く、旋回台搭載部のコンパクト化を妨げない利点をも備
えている。
【0011】また、前記ドアの上部内側には、ドア格納
時における運転室側上部の切欠き部に対応する個所にド
アハンドルが設けられているのがよい。こうすることに
より、大きく後方に移動したドアを運転者が操縦席に座
ったままで無理なく開閉操作ができる操作性が確保でき
る。
時における運転室側上部の切欠き部に対応する個所にド
アハンドルが設けられているのがよい。こうすることに
より、大きく後方に移動したドアを運転者が操縦席に座
ったままで無理なく開閉操作ができる操作性が確保でき
る。
【0012】また、本発明における前記ドアは、上方部
の長さより短い下方部の個所に、格納時内側に折り畳ま
れる折り畳みドアが付設され、この折り畳みドアが主と
なる前記ドアの開閉リンク機構を兼ねるようにヒンジで
結合されている構成とするのがよい。このようにするこ
とで、前記ドアの開閉構造が簡素化され、ドアを開いた
際に、運転室の後部に位置する他の機器や部材とドアと
の接触を回避して旋回台のスペースをコンパクト化する
ことに支障を来すことなく合理的に開口部を広げたり、
作業視界の拡大を図ることができる効果を奏するのであ
る。
の長さより短い下方部の個所に、格納時内側に折り畳ま
れる折り畳みドアが付設され、この折り畳みドアが主と
なる前記ドアの開閉リンク機構を兼ねるようにヒンジで
結合されている構成とするのがよい。このようにするこ
とで、前記ドアの開閉構造が簡素化され、ドアを開いた
際に、運転室の後部に位置する他の機器や部材とドアと
の接触を回避して旋回台のスペースをコンパクト化する
ことに支障を来すことなく合理的に開口部を広げたり、
作業視界の拡大を図ることができる効果を奏するのであ
る。
【0013】さらにまた、前記ドアに付設される折り畳
みドアは、窓を有しているのが好ましい。こうすること
により、ドアの裾部における視界をも広げられ、作業時
における死角となりがちな足元の状況も容易に確認する
ことができる効果を奏する。しかもこの折り畳みドア
は、前述のように主となるドアの開閉時におけるリンク
機構の役目を兼ねるものであるから、全体的に大きいド
アをその下部から中間部にかけて広い範囲で支持して開
閉時の移動操作を受け持つことになり、重量的に大きい
ドアとなっても安定状態で開閉できる利点をも有するの
である。
みドアは、窓を有しているのが好ましい。こうすること
により、ドアの裾部における視界をも広げられ、作業時
における死角となりがちな足元の状況も容易に確認する
ことができる効果を奏する。しかもこの折り畳みドア
は、前述のように主となるドアの開閉時におけるリンク
機構の役目を兼ねるものであるから、全体的に大きいド
アをその下部から中間部にかけて広い範囲で支持して開
閉時の移動操作を受け持つことになり、重量的に大きい
ドアとなっても安定状態で開閉できる利点をも有するの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明による建設機械にお
ける運転室の具体的な実施の形態について、図面を参照
しつつ説明する。
ける運転室の具体的な実施の形態について、図面を参照
しつつ説明する。
【0015】図1に示されるのは、本実施例に係る建設
機械における運転室の外観全体を示す斜視図である。こ
の図において、運転室1は、建設機械(この具体例では
公知の構造のパワーショベルであるが、機械の構造につ
いては図示省略する)の旋回台上に中央線から片寄せら
れて、その旋回台の旋回半径内に収まるように設置され
る。この運転室1は、前後4本の支柱を、これらを繋ぐ
側壁部と天井部及び底部とを一体に組み合わせて形成さ
れ、機械のブーム側の側面を平坦にして、他の側面は所
要の曲面壁で囲われた形状にされている。
機械における運転室の外観全体を示す斜視図である。こ
の図において、運転室1は、建設機械(この具体例では
公知の構造のパワーショベルであるが、機械の構造につ
いては図示省略する)の旋回台上に中央線から片寄せら
れて、その旋回台の旋回半径内に収まるように設置され
る。この運転室1は、前後4本の支柱を、これらを繋ぐ
側壁部と天井部及び底部とを一体に組み合わせて形成さ
れ、機械のブーム側の側面を平坦にして、他の側面は所
要の曲面壁で囲われた形状にされている。
【0016】この運転室1のより具体的な形状が図2
(a),(b),図3及び図4によって示されている。
運転室1の前窓3は、運転席2から見て(以下、方向に
ついては、運転席2から見た状態で説明する。)右側隅
部に位置する側柱4(支柱)と前面から左側側面へ少し
下がった位置に設けられる前側柱5(支柱)との間に、
前面及び前側側面の一部までを一体にして、前記前面と
前側側面の一部の彎曲部を含めて平断面が「へ字状」に
なる一枚のガラス板11を金属製の枠体12によって取
り囲んでなる移動可能な構造のドア10に構成されてい
る。
(a),(b),図3及び図4によって示されている。
運転室1の前窓3は、運転席2から見て(以下、方向に
ついては、運転席2から見た状態で説明する。)右側隅
部に位置する側柱4(支柱)と前面から左側側面へ少し
下がった位置に設けられる前側柱5(支柱)との間に、
前面及び前側側面の一部までを一体にして、前記前面と
前側側面の一部の彎曲部を含めて平断面が「へ字状」に
なる一枚のガラス板11を金属製の枠体12によって取
り囲んでなる移動可能な構造のドア10に構成されてい
る。
【0017】前記ドア10のより具体的な形状は、図4
で示されるように、その上半部10aが下半部10bよ
り前側側面において後方に長く形成され、その上半部1
0aが長くなっている部分に対して下半部10bに折り
畳み構造にヒンジ33で連結される補助ドア30が付設
されている。このドア10は、前記補助ドア30の連結
側と反対の側に付設されるリンク機構25によってその
補助ドア30が折り畳まれた後に移動できるようにし
て、運転室1を構成する天井部および底部の外縁部分に
それぞれ設けられたレールに案内されて開閉できるよう
にされている。前記ドア10の上半部10aの高さ寸法
は、このドア10を開いた際に、運転室1の後部に配置
される機器類(図示せず)と接触しない範囲の寸法にし
て、かつ後述するドア10の開閉操作が容易な範囲に設
定するのが好ましい。
で示されるように、その上半部10aが下半部10bよ
り前側側面において後方に長く形成され、その上半部1
0aが長くなっている部分に対して下半部10bに折り
畳み構造にヒンジ33で連結される補助ドア30が付設
されている。このドア10は、前記補助ドア30の連結
側と反対の側に付設されるリンク機構25によってその
補助ドア30が折り畳まれた後に移動できるようにし
て、運転室1を構成する天井部および底部の外縁部分に
それぞれ設けられたレールに案内されて開閉できるよう
にされている。前記ドア10の上半部10aの高さ寸法
は、このドア10を開いた際に、運転室1の後部に配置
される機器類(図示せず)と接触しない範囲の寸法にし
て、かつ後述するドア10の開閉操作が容易な範囲に設
定するのが好ましい。
【0018】運転室1は、前記前窓3を構成するドア1
0が取り付けられる側柱4と前側柱5の間が全面開放さ
れて広い開口部Aとなるように形成され、他の側面はす
べてフレームと一体に形成されている。なお、側面(左
側面)には窓6が、天井部7には天窓8がそれぞれ設け
られ、前窓3以外の視界が確認できるようにされている
(図1参照)。なお、天窓8は必要に応じて設けなくと
もよい。
0が取り付けられる側柱4と前側柱5の間が全面開放さ
れて広い開口部Aとなるように形成され、他の側面はす
べてフレームと一体に形成されている。なお、側面(左
側面)には窓6が、天井部7には天窓8がそれぞれ設け
られ、前窓3以外の視界が確認できるようにされている
(図1参照)。なお、天窓8は必要に応じて設けなくと
もよい。
【0019】次に、前記前窓3の主体を構成するドア1
0は、前述のように、平断面「へ字状」の一枚のガラス
板11を金属製の枠体12により外周を囲んで一体化さ
れ、その枠体12の上部右寄り位置に上部ガイドローラ
15がブラケット14を介して取り付けられ、その枠体
12の下部右寄り位置に垂直軸上で回転する垂直ローラ
16’と水平軸上で回転できる水平ローラ16”とから
なる下部ガイドローラ16がブラケットを介して取り付
けられている。
0は、前述のように、平断面「へ字状」の一枚のガラス
板11を金属製の枠体12により外周を囲んで一体化さ
れ、その枠体12の上部右寄り位置に上部ガイドローラ
15がブラケット14を介して取り付けられ、その枠体
12の下部右寄り位置に垂直軸上で回転する垂直ローラ
16’と水平軸上で回転できる水平ローラ16”とから
なる下部ガイドローラ16がブラケットを介して取り付
けられている。
【0020】前記ドア10は、前述のように、その前窓
3を形成するガラス板11が前側部において上半部10
aに対して下半部10bが短く形成されるので、いわゆ
る切欠き状態を呈するから、その上下の境界部分におい
ては、図4で示されるように円弧状に形成されるのが好
ましい。そして、このドア10の前方右端上方部分の内
側端部に開閉用引手18が取り付けられる。こうしてお
くと、運転席2に搭乗しているオペレータが座ったまま
でドア10の開閉を行うことができることになる。な
お、このドア10の表面側においても両端部で外側から
ドア10の開閉ができるように地上から手の届く範囲で
開閉用引手18’(ドア右端下方)および18a(ドア
左端下方)が設けられている。
3を形成するガラス板11が前側部において上半部10
aに対して下半部10bが短く形成されるので、いわゆ
る切欠き状態を呈するから、その上下の境界部分におい
ては、図4で示されるように円弧状に形成されるのが好
ましい。そして、このドア10の前方右端上方部分の内
側端部に開閉用引手18が取り付けられる。こうしてお
くと、運転席2に搭乗しているオペレータが座ったまま
でドア10の開閉を行うことができることになる。な
お、このドア10の表面側においても両端部で外側から
ドア10の開閉ができるように地上から手の届く範囲で
開閉用引手18’(ドア右端下方)および18a(ドア
左端下方)が設けられている。
【0021】また、前記ドア10の前側部における下半
部端には補助ドア30が、その前端をヒンジ33によっ
て内側にのみ折り畳まれるように取り付けられている。
この補助ドア30には、ガラス板31が周知の手段で枠
体32に取り付けられて窓が設けられており、また、前
記ヒンジ33による取り付け側と反対の側部における上
側にセンターガイドローラ17が取り付けられている。
なお、前記補助ドア30には窓を設けないようにするこ
ともある。
部端には補助ドア30が、その前端をヒンジ33によっ
て内側にのみ折り畳まれるように取り付けられている。
この補助ドア30には、ガラス板31が周知の手段で枠
体32に取り付けられて窓が設けられており、また、前
記ヒンジ33による取り付け側と反対の側部における上
側にセンターガイドローラ17が取り付けられている。
なお、前記補助ドア30には窓を設けないようにするこ
ともある。
【0022】前述のような構造のドア10を案内するた
めに、運転室1側には、図3及び図5(a)にて概要を
示すように、運転室1上部の庇部分にて下向き開口の上
部レール20が、右側端部で内側に引き込まれて、その
他はほぼドア10の断面形状に近似する形状で左側面側
まで設けられ、この上部レール20に前記ドア10の上
部ガイドローラ15が係合している。
めに、運転室1側には、図3及び図5(a)にて概要を
示すように、運転室1上部の庇部分にて下向き開口の上
部レール20が、右側端部で内側に引き込まれて、その
他はほぼドア10の断面形状に近似する形状で左側面側
まで設けられ、この上部レール20に前記ドア10の上
部ガイドローラ15が係合している。
【0023】運転室1の下部には、図3及び図5(b)
で示されるように、床部分9の外側にスリット21aが
設けられ、このスリット21aの上内寄りに沿って前記
上部レール20と同じ軌跡を描くようにして下向き開放
の案内溝21’と前横向き開放の案内部21”との組合
せにてなる下部レール21が付設され、この下部レール
21に前記ドア10の下部ガイドローラ16(水平ロー
ラ16”と垂直ローラ16’)とがそれぞれ係合して、
ドア10の前端部を上下で案内支持するようにされてい
る。
で示されるように、床部分9の外側にスリット21aが
設けられ、このスリット21aの上内寄りに沿って前記
上部レール20と同じ軌跡を描くようにして下向き開放
の案内溝21’と前横向き開放の案内部21”との組合
せにてなる下部レール21が付設され、この下部レール
21に前記ドア10の下部ガイドローラ16(水平ロー
ラ16”と垂直ローラ16’)とがそれぞれ係合して、
ドア10の前端部を上下で案内支持するようにされてい
る。
【0024】そして、運転室1の左側面の中間部には、
前記上部レール20及び下部レール21に平行するよう
にして、図5(c)で示されるように、断面が下向き凹
部23’を備えて外側面に下半分を横向きの開口部2
3”を有するセンターガイドレール23が側面に沿って
設けられ、このセンターガイドレール23に前記補助ド
ア30上部側端部に取り付く揺動機構25によって反転
回動するように付設されるセンターガイドローラ17が
係合して、その補助ドア30を介してドア10の後部を
案内支持するようにされている。
前記上部レール20及び下部レール21に平行するよう
にして、図5(c)で示されるように、断面が下向き凹
部23’を備えて外側面に下半分を横向きの開口部2
3”を有するセンターガイドレール23が側面に沿って
設けられ、このセンターガイドレール23に前記補助ド
ア30上部側端部に取り付く揺動機構25によって反転
回動するように付設されるセンターガイドローラ17が
係合して、その補助ドア30を介してドア10の後部を
案内支持するようにされている。
【0025】前記揺動機構25とセンターガイドローラ
17とは、図6で示されるように、補助ドア30の上部
側端部内面に揺動機構25を取り付けるブラケット26
にて揺動金具27が支持ピン28で支持され、この揺動
金具27はその支持ピン28によりほぼ180゜水平回
動自在に取り付けられている。前記揺動金具27は、ド
ア10が運転室1の開口部Aを閉じた状態でセンターガ
イドローラ17がセンターガイドレール23の端部内に
係合状態を保ち得るようにされている。このような揺動
金具27には、二個の垂直軸上でそれぞれ水平回転でき
る水平ガイドローラ17’,17’と、これら水平ガイ
ドローラ17’,17’の間に位置して水平軸上で回転
して荷重を支える転動ローラ17”とからなるセンター
ガイドローラ17が付設されている。そして、このセン
ターガイドローラ17を支持する揺動金具27には、前
記ブラケット26との間で前記支持ピン28に被嵌して
捩じりバネ29が付設され、常時矢印Pの方向に付勢さ
れている。
17とは、図6で示されるように、補助ドア30の上部
側端部内面に揺動機構25を取り付けるブラケット26
にて揺動金具27が支持ピン28で支持され、この揺動
金具27はその支持ピン28によりほぼ180゜水平回
動自在に取り付けられている。前記揺動金具27は、ド
ア10が運転室1の開口部Aを閉じた状態でセンターガ
イドローラ17がセンターガイドレール23の端部内に
係合状態を保ち得るようにされている。このような揺動
金具27には、二個の垂直軸上でそれぞれ水平回転でき
る水平ガイドローラ17’,17’と、これら水平ガイ
ドローラ17’,17’の間に位置して水平軸上で回転
して荷重を支える転動ローラ17”とからなるセンター
ガイドローラ17が付設されている。そして、このセン
ターガイドローラ17を支持する揺動金具27には、前
記ブラケット26との間で前記支持ピン28に被嵌して
捩じりバネ29が付設され、常時矢印Pの方向に付勢さ
れている。
【0026】また、前記ドア10の前窓3の適宜位置
(実施例では、引手18’の上側)には、窓拭き用のス
イーパー19が取り付けられている。また、図示説明を
省略するが、ドア10の枠体12には運転室フレームと
の嵌め合い部分に対するシールパッキンを取り付けて、
閉扉時に水密性を確保できるようにされている。なお、
ドア10と運転室フレームの適所には、図示省略する
が、周知構造のロック装置が取り付けられる。
(実施例では、引手18’の上側)には、窓拭き用のス
イーパー19が取り付けられている。また、図示説明を
省略するが、ドア10の枠体12には運転室フレームと
の嵌め合い部分に対するシールパッキンを取り付けて、
閉扉時に水密性を確保できるようにされている。なお、
ドア10と運転室フレームの適所には、図示省略する
が、周知構造のロック装置が取り付けられる。
【0027】このように構成される本実施例の運転室1
は、従来の建設機械のものと同様にして旋回台上に搭載
される。この運転室1の内部には、図示省略するが運転
用の各種機器や操縦桿が運転席2の前部やその他運転に
適応する個所に配置される。
は、従来の建設機械のものと同様にして旋回台上に搭載
される。この運転室1の内部には、図示省略するが運転
用の各種機器や操縦桿が運転席2の前部やその他運転に
適応する個所に配置される。
【0028】運転状態においては、前述のように、運転
席2の前面、すなわち前窓3は、図1で示されるように
ドア10を閉じた状態で前窓3の部分が一枚のガラス板
11で平坦に保たれて前方視界が広がり、歪みなどの障
害がない。また、前側柱5が前面と前側面とのコーナー
部より後方に位置するので視界の広がりをより有効にで
きる。またさらに、ドア10の前側面部にあっては、下
半部10bに連接して補助ドア30が付され、この部分
に窓が設けられているので、側面部の下方についてもそ
の窓を通じて視認できることになり、より一層視野を拡
大できるのである。
席2の前面、すなわち前窓3は、図1で示されるように
ドア10を閉じた状態で前窓3の部分が一枚のガラス板
11で平坦に保たれて前方視界が広がり、歪みなどの障
害がない。また、前側柱5が前面と前側面とのコーナー
部より後方に位置するので視界の広がりをより有効にで
きる。またさらに、ドア10の前側面部にあっては、下
半部10bに連接して補助ドア30が付され、この部分
に窓が設けられているので、側面部の下方についてもそ
の窓を通じて視認できることになり、より一層視野を拡
大できるのである。
【0029】ドア10を開閉するには、まず開く場合、
ドアのロック装置を解除して開閉ハンドル18もしくは
引手18’によりドア10を開き方向に動かすと、この
ドア10に付属する上部ガイドローラ15及び下部ガイ
ドローラ16がそれぞれ対応する上部レール20及び下
部レール21に沿って案内され、閉扉位置(図2(b)
参照)から図7(a)における位置Bで示すように、ド
ア10が前方に浮き出すように変位する。同時に、ドア
10の後部に連結されている補助ドア30がその連結さ
れるヒンジ33部でともに変位する。この際、補助ドア
30に付設されているセンターガイドローラ17に推力
が作用しても静止状態にあり、直接ヒンジ33で繋がる
補助ドア30が、先にヒンジ33部で回動変位してドア
10のみが前方に押し出されて浮き出した状態となる。
ドアのロック装置を解除して開閉ハンドル18もしくは
引手18’によりドア10を開き方向に動かすと、この
ドア10に付属する上部ガイドローラ15及び下部ガイ
ドローラ16がそれぞれ対応する上部レール20及び下
部レール21に沿って案内され、閉扉位置(図2(b)
参照)から図7(a)における位置Bで示すように、ド
ア10が前方に浮き出すように変位する。同時に、ドア
10の後部に連結されている補助ドア30がその連結さ
れるヒンジ33部でともに変位する。この際、補助ドア
30に付設されているセンターガイドローラ17に推力
が作用しても静止状態にあり、直接ヒンジ33で繋がる
補助ドア30が、先にヒンジ33部で回動変位してドア
10のみが前方に押し出されて浮き出した状態となる。
【0030】この状態で、そのままドア10を開き方向
に移動させれば、図7(a)で実線にて示されるよう
に、補助ドア30との連結部(ヒンジ33部)が変位し
て、その補助ドア30が回動変位することでドア10の
内側に折り畳まれる。この間、センターガイドローラ1
7は、このセンターガイドローラ17を支持している揺
動金具27が、支持ピン28を基準にして捩じりバネ2
9の作用力に抗して静止状態に保たれて、センターガイ
ドレール23に突っ張った状態を呈し、やがてそのセン
ターガイドローラ17の突っ張りの平衡が崩れると、揺
動機構25の補助ドア30に取り付くブラケット26と
揺動金具27との連結ピン28を基準にしてその揺動金
具27が回動反転して、図7(b)で示されるように補
助ドア30が折り畳まれると同時にセンターガイドレー
ル23に沿って移動することになる。
に移動させれば、図7(a)で実線にて示されるよう
に、補助ドア30との連結部(ヒンジ33部)が変位し
て、その補助ドア30が回動変位することでドア10の
内側に折り畳まれる。この間、センターガイドローラ1
7は、このセンターガイドローラ17を支持している揺
動金具27が、支持ピン28を基準にして捩じりバネ2
9の作用力に抗して静止状態に保たれて、センターガイ
ドレール23に突っ張った状態を呈し、やがてそのセン
ターガイドローラ17の突っ張りの平衡が崩れると、揺
動機構25の補助ドア30に取り付くブラケット26と
揺動金具27との連結ピン28を基準にしてその揺動金
具27が回動反転して、図7(b)で示されるように補
助ドア30が折り畳まれると同時にセンターガイドレー
ル23に沿って移動することになる。
【0031】したがって、そのままドア10を横移動さ
せれば、上部レール20及び下部レール21によってド
ア10の前端部が案内され、後部はセンターガイドレー
ル23にセンターガイドローラ17が追従して案内さ
れ、図7(c)で示されるように、運転室1の側面に沿
って移動させることができる。この状態では、ドア10
の後部は下半部10bが前述のように上半部10aより
も短くされて、連結された補助ドア30が内側に折り畳
まれているので、実質的にドア10の上半部10aのみ
が大きく運転室1の側面後部に移動しても、その後方に
位置する旋回台上の機器などと接触することなく、ドア
10を最大限に開くことができる。
せれば、上部レール20及び下部レール21によってド
ア10の前端部が案内され、後部はセンターガイドレー
ル23にセンターガイドローラ17が追従して案内さ
れ、図7(c)で示されるように、運転室1の側面に沿
って移動させることができる。この状態では、ドア10
の後部は下半部10bが前述のように上半部10aより
も短くされて、連結された補助ドア30が内側に折り畳
まれているので、実質的にドア10の上半部10aのみ
が大きく運転室1の側面後部に移動しても、その後方に
位置する旋回台上の機器などと接触することなく、ドア
10を最大限に開くことができる。
【0032】この実施例では、こうしてドア10を開く
のに、横方向にスライドさせるだけで運転室1の前面か
ら左側面まで一気に移動させて開放でき、このドア10
の開放によって運転席2の前部は、図2(a)及び図8
で示されるように、広いスペースが確保できる。したが
って、運転室内で身体を乗り出して前方作業の確認動作
を行うにしても、充分な余裕をもって動作することがで
きる。また、運転室1内への乗降口として広い開放部と
なるので乗降が容易となる。
のに、横方向にスライドさせるだけで運転室1の前面か
ら左側面まで一気に移動させて開放でき、このドア10
の開放によって運転席2の前部は、図2(a)及び図8
で示されるように、広いスペースが確保できる。したが
って、運転室内で身体を乗り出して前方作業の確認動作
を行うにしても、充分な余裕をもって動作することがで
きる。また、運転室1内への乗降口として広い開放部と
なるので乗降が容易となる。
【0033】次に、ドア10を閉じる操作は、前記開放
操作と逆の動作によってドア10並びに補助ドア30と
センターガイドローラ17及び揺動機構25が作動し
て、全く無理なく運転席2の前部の開口部Aを閉じるこ
とができる。特に、ドア10は最大限に開いた状態にあ
っても、運転室1側の前側側面部が大きく後方に開いた
構造となっているので、ドア10の前端部内側に設けて
ある開閉ハンドル18が運転席2から操作できる状態に
あって、オペレータが着席したままでドア10を閉じる
操作が容易な便利さを有する。また、ドア10は、開閉
時直接スライドせずに一旦前方に浮き出させてから移動
させる構造とされているので、閉じた状態での水密性が
有効である。また、補助ドア30をリンク動作に利用で
きる構成とされているので、ドア10の開閉操作を軽い
力で行える利点もある。
操作と逆の動作によってドア10並びに補助ドア30と
センターガイドローラ17及び揺動機構25が作動し
て、全く無理なく運転席2の前部の開口部Aを閉じるこ
とができる。特に、ドア10は最大限に開いた状態にあ
っても、運転室1側の前側側面部が大きく後方に開いた
構造となっているので、ドア10の前端部内側に設けて
ある開閉ハンドル18が運転席2から操作できる状態に
あって、オペレータが着席したままでドア10を閉じる
操作が容易な便利さを有する。また、ドア10は、開閉
時直接スライドせずに一旦前方に浮き出させてから移動
させる構造とされているので、閉じた状態での水密性が
有効である。また、補助ドア30をリンク動作に利用で
きる構成とされているので、ドア10の開閉操作を軽い
力で行える利点もある。
【0034】以上に説明した実施例では、運転室1のド
アに補助ドアを付設したものであるが、図9にて示され
るように、ドア10Aには補助ドアを有しない構成とす
ることもできる。このドア10Aは、基本的に前述のド
ア10と同様の構造にされている。したがって、左側面
部における上半部10cは下半部10dよりも後方に長
く形成されており、その上半部10cと下半部10dと
の境界部分は図で示すように適度な円弧を描く形状にさ
れている。
アに補助ドアを付設したものであるが、図9にて示され
るように、ドア10Aには補助ドアを有しない構成とす
ることもできる。このドア10Aは、基本的に前述のド
ア10と同様の構造にされている。したがって、左側面
部における上半部10cは下半部10dよりも後方に長
く形成されており、その上半部10cと下半部10dと
の境界部分は図で示すように適度な円弧を描く形状にさ
れている。
【0035】運転室1の開口部の形状は、前述のような
形状のドア10Aに対応する形状にされ、前側部の支持
柱については必要に応じてドア10Aの後部の形状に合
わせて屈曲させたものとすることもできる。そして、前
述の実施例におけるドア10のように、開放時にドアを
浮き出すようにして開放させるために、運転室1の開口
部Aの上側と下側とに、図示省略するが、前記実施例と
同様に上部レール及び下部レールが設けられ、ドア10
Aの枠体上部右寄り位置に上部ガイドローラが、またド
ア10Aの枠体下部右寄り位置に下部ガイドローラが、
それぞれ前記実施例のものと同じ要領で付設され、それ
らレールに対応して各ガイドローラが係合されている。
形状のドア10Aに対応する形状にされ、前側部の支持
柱については必要に応じてドア10Aの後部の形状に合
わせて屈曲させたものとすることもできる。そして、前
述の実施例におけるドア10のように、開放時にドアを
浮き出すようにして開放させるために、運転室1の開口
部Aの上側と下側とに、図示省略するが、前記実施例と
同様に上部レール及び下部レールが設けられ、ドア10
Aの枠体上部右寄り位置に上部ガイドローラが、またド
ア10Aの枠体下部右寄り位置に下部ガイドローラが、
それぞれ前記実施例のものと同じ要領で付設され、それ
らレールに対応して各ガイドローラが係合されている。
【0036】また、運転室1の側面にはセンターガイド
レールが後方に向けて設けられ、このセンターガイドレ
ールにはドア10の側面内側後端部に付設されるリンク
機構(以下前記揺動機構に対応)を介して設けられたセ
ンターガイドローラが係合され、このセンターガイドロ
ーラによってドア10Aの後部を支持して開閉時の負荷
を分担するようにされている。なお、前記センターガイ
ドレール及び前記センターガイドローラとリンク機構に
ついては、前記実施例におけるものと同様の構造にされ
ている。したがって、これらの構造の説明についてはい
ずれも省略する。
レールが後方に向けて設けられ、このセンターガイドレ
ールにはドア10の側面内側後端部に付設されるリンク
機構(以下前記揺動機構に対応)を介して設けられたセ
ンターガイドローラが係合され、このセンターガイドロ
ーラによってドア10Aの後部を支持して開閉時の負荷
を分担するようにされている。なお、前記センターガイ
ドレール及び前記センターガイドローラとリンク機構に
ついては、前記実施例におけるものと同様の構造にされ
ている。したがって、これらの構造の説明についてはい
ずれも省略する。
【0037】このように構成される運転室1におけるド
ア10Aの開閉操作は、前記実施例の場合とほぼ同様で
あり、開扉操作に際して、ドア10Aの開き始めには、
ドア10Aが上下レールにガイドローラが案内されて前
方に浮き出され、同時にセンターガイドローラに推力が
作用すると、そのセンターガイドローラを支持している
リンク機構が前述のように関節部で回動してドア10A
の後部を大きく前方に浮き出させる。次いでそのリンク
機構が回動変位して、センターガイドローラがそのまま
センターガイドレールに案内されて移動し、ドア10A
が最大限開放されると、そのドア10Aの上半部10c
が運転室1の後方に移動しても後方設置の機器類と接触
しないで開扉できることになる。
ア10Aの開閉操作は、前記実施例の場合とほぼ同様で
あり、開扉操作に際して、ドア10Aの開き始めには、
ドア10Aが上下レールにガイドローラが案内されて前
方に浮き出され、同時にセンターガイドローラに推力が
作用すると、そのセンターガイドローラを支持している
リンク機構が前述のように関節部で回動してドア10A
の後部を大きく前方に浮き出させる。次いでそのリンク
機構が回動変位して、センターガイドローラがそのまま
センターガイドレールに案内されて移動し、ドア10A
が最大限開放されると、そのドア10Aの上半部10c
が運転室1の後方に移動しても後方設置の機器類と接触
しないで開扉できることになる。
【0038】ドア10Aを閉じるには、運転室1の前側
面部における上部が後方に切欠かれた状態にされている
ので、ドア10Aが最大限に開かれていてもドア10A
の内側端部に付設されている開閉ハンドルが隠れること
なく開口部(後方切欠き部)に位置しているから、その
開閉ハンドルを操作して閉じる方向にスライドさせれ
ば、開扉時と逆の動作によって簡単にドアを閉じること
ができるのである。
面部における上部が後方に切欠かれた状態にされている
ので、ドア10Aが最大限に開かれていてもドア10A
の内側端部に付設されている開閉ハンドルが隠れること
なく開口部(後方切欠き部)に位置しているから、その
開閉ハンドルを操作して閉じる方向にスライドさせれ
ば、開扉時と逆の動作によって簡単にドアを閉じること
ができるのである。
【0039】このような構成のドア10Aにおいても、
運転室の開口部を拡大でき、前窓の視界を広げて作業性
を向上させることができる。また、ドアを大きく移動さ
せて開扉した際に運転室後方に設置される機器類とドア
との接触を回避できるので、旋回台上での機器設置をコ
ンパクト化することが可能になる。
運転室の開口部を拡大でき、前窓の視界を広げて作業性
を向上させることができる。また、ドアを大きく移動さ
せて開扉した際に運転室後方に設置される機器類とドア
との接触を回避できるので、旋回台上での機器設置をコ
ンパクト化することが可能になる。
【0040】本実施例における補助ドアは、本発明の折
り畳みドアに、ドアの上半部は上方部に、ドアの下半部
は下方部に、それぞれ対応する。
り畳みドアに、ドアの上半部は上方部に、ドアの下半部
は下方部に、それぞれ対応する。
【図1】図1は、本発明の一実施例に係る建設機械にお
ける運転室の外観全体を示す斜視図である。
ける運転室の外観全体を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1で示す運転室の横断面図であっ
て、(a)はドアを開いた状態を示し、(b)はドアが
閉じた状態での要部を示している。
て、(a)はドアを開いた状態を示し、(b)はドアが
閉じた状態での要部を示している。
【図3】図3は、運転室におけるドアのガイドレールの
配置を表す概要図である。
配置を表す概要図である。
【図4】図4は、ドアの一部切欠き全体斜視図である。
【図5】図5は、図3における各部のガイドレールの態
様を表す断面図であって、(a)は上部レールの断面、
(b)は下部レールの断面、(c)はセンターガイドレ
ールの断面をそれぞれ示し、それぞれに係合するガイド
ローラを併記する図である。
様を表す断面図であって、(a)は上部レールの断面、
(b)は下部レールの断面、(c)はセンターガイドレ
ールの断面をそれぞれ示し、それぞれに係合するガイド
ローラを併記する図である。
【図6】図6は、補助ドアと付属のセンターガイドロー
ラおよびその揺動機構の全体斜視図である。
ラおよびその揺動機構の全体斜視図である。
【図7】図7は、ドアを開く際の変位の態様を示す図
で、(a)は開口状態の初期を、(b)は開口状態の途
中を、(c)は開口状態の最後を、それぞれ示してい
る。
で、(a)は開口状態の初期を、(b)は開口状態の途
中を、(c)は開口状態の最後を、それぞれ示してい
る。
【図8】図8は、ドアを開いた状態での運転室の外観を
表す全体斜視図である。
表す全体斜視図である。
【図9】図9は、本発明に係る運転室の他の実施例にお
ける側面図である。
ける側面図である。
1 運転室 2 運転席 3 前窓 4 右側の側柱(支柱) 5 左側の前側柱(支柱) 10,10A ドア 10a,10c ドアの上半部 10b,10d ドアの下半部 11 ガラス板 12 ドアの枠体 15 上部ガイドローラ 16 下部ガイドローラ 17 センターガイドローラ 18 開閉ハンドル 20 上部レール 21 下部レール 23 センターガイドレール 25 センターガイドローラを支持する揺
動機構 26 揺動機構の取付用のブラケット 27 揺動金具 28 支持ピン 30 補助ドア 33 ヒンジ A 運転室の開口部
動機構 26 揺動機構の取付用のブラケット 27 揺動金具 28 支持ピン 30 補助ドア 33 ヒンジ A 運転室の開口部
Claims (4)
- 【請求項1】 走行フレーム上に旋回台を備えて、この
旋回台上の片側に運転室を搭載する建設機械において、 運転室の前部に、この運転室の前面部から外側面の一部
にかけて断面へ字状に構成された全面前窓を備えるドア
を配し、このドアは上方部の水平方向長さを下方部より
も長くされ、運転室側は前記ドアに合わせた形状にさ
れ、このドアはその彎曲側面端部を支持する支柱をかわ
すように浮き出させるとともに運転室外側面に沿わせて
移動格納できることを特徴とする建設機械における運転
室。 - 【請求項2】 前記ドアの上部内側には、ドア格納時に
おける運転室側上部の切欠き部に対応する個所にドアハ
ンドルが設けられている請求項1に記載の建設機械にお
ける運転室。 - 【請求項3】 前記ドアは、上方部の長さより短い下方
部の個所に、格納時内側に折り畳まれる折り畳みドアが
付設され、この折り畳みドアが主となる前記ドアの開閉
リンク機構を兼ねるようにヒンジで結合されていること
を特徴とする請求項1または2に記載の建設機械におけ
る運転室。 - 【請求項4】 前記折り畳みドアは窓を有している請求
項3に記載の建設機械における運転室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25710897A JPH1193216A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 建設機械における運転室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25710897A JPH1193216A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 建設機械における運転室 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1193216A true JPH1193216A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17301852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25710897A Withdrawn JPH1193216A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 建設機械における運転室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1193216A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1467033A3 (en) * | 2003-04-10 | 2004-12-08 | Komatsu Ltd. | Cab for construction machine |
| CN112424428A (zh) * | 2018-07-31 | 2021-02-26 | 株式会社小松制作所 | 驾驶室及作业机械 |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP25710897A patent/JPH1193216A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1467033A3 (en) * | 2003-04-10 | 2004-12-08 | Komatsu Ltd. | Cab for construction machine |
| US7246846B2 (en) | 2003-04-10 | 2007-07-24 | Komatsu Ltd. | Cab for construction machine |
| CN112424428A (zh) * | 2018-07-31 | 2021-02-26 | 株式会社小松制作所 | 驾驶室及作业机械 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040507 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |