JPS5810431B2 - 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物 - Google Patents

室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物

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JPS5810431B2
JPS5810431B2 JP53036983A JP3698378A JPS5810431B2 JP S5810431 B2 JPS5810431 B2 JP S5810431B2 JP 53036983 A JP53036983 A JP 53036983A JP 3698378 A JP3698378 A JP 3698378A JP S5810431 B2 JPS5810431 B2 JP S5810431B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、α、ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガノシロ
キサン)を、1分子中に平均2個以上のアミノキシ基を
有する有機ケイ素化合物で架橋することによりゴム状弾
性体を得る、特に保存安定性の改良された室温硬化性ポ
リオルガソシロキサン組成物に関する。
さらに本発明は、主にα、ω−ジヒドロキシポリ(ジオ
ルガノシロキサン)を成分とするものと、主にオルガノ
アミノキシ基含有有機ケイ素化合物を成分とするものと
を使用時に混合して用いる、2包装型室温硬化性ポリオ
ルガソシロキサン組成物と、本質的にα、ω−ジヒドロ
キシポリ(ジオルガノシロキサン)とオルガノアミノキ
シ基含有有機ケイ素化合物とを共存させておき、湿気を
絶った状態で保存させる場合は液状ないし塑性であり、
湿気に触れて硬化しゴム状弾性体と成る、1包装型室温
硬化性ポリオルガノシロキサン組成物とに関する。
最近、建築用のシーリング材として室温硬化性ポリオル
ガノシロキサン弾性体(RTVシリコーンゴムと称され
る)が、耐候性、耐久性、耐熱性、耐寒性に優れ、温度
による物性の変化が少なく、オゾン、紫外線などによる
劣化が少ないなどの優れた特徴により、広く使用されて
いる。
従来、この用途には主として、脱酢酸型のポリオルガノ
シロキサン弾性体が用いられてきたが、コンクリートや
モルタルに対しては、下塗り処理を施しても十分な接着
性が得られず、また放出された酸による腐食があるなど
の難点があり、これらの解決が望まれてきた。
その後、脱オキシム型、脱アルコール型などのポリオル
ガノシロキサン弾性体において、前述の難点は解決され
たが、それらの弾性体をシーリング材として実際に用い
るとき、モジュラスの大きいこと、破断時伸びが600
%程度を限度とすることなど、高層建築用シーリング材
としては不満足であった。
すなわち、高層建築においては、地震などの振動を吸収
する必要から、モジュラスが低く、かつ破断時伸びの大
きいシーリング材が求められるのであり、従来の脱オキ
シム型、脱アルコール型のポリオルガノシロキサン弾性
体ではこれらの要求を満足し得す、従ってその使用され
る部所には制約があった。
低モジュラス、高伸長のポリオルガノシロキサン弾性体
のシーリング材としては、特公昭43−24545号公
報において提案された、α、ω−ジヒドロキシポリ(ジ
オルガノシロキサン)とアミノキシ基含有ケイ素化合物
との組み合わせによる、脱ヒドロキシルアミン型ポリオ
ルガノシロキサン弾性体がある。
これは2官能性のアミノキシ基含有ケイ素化合物と3官
能性のアミノキシ基含有ケイ素化合物の量比を調整する
ことにより、低モジュラス、高伸長のシーリング材を得
ることができる利点をもっている。
現在この架橋機構によるシーリング材は、α。
ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガノシロキサン)とアミ
ノキシ基含有有機ケイ素化合物を別途に保存し、使用時
に両者を混合して室温にて硬化させる2包装型のみが実
用化されている。
この商品においては、各種の悪条件のもとにある建築現
場で均一に確実に一定量混合することが最大の難点であ
る。
従って両成分の形状を同一にし、さらに混合比を1:1
に近づけることが従来から強く望まれていた。
しかし、アミノキシ基含有有機ケイ素化合物はそのもの
自体が非常に不安定な化合物であるとともに、適切な作
業性、物性、硬化性をもたせた2包装型の組成物に設定
した場合、その混合比が100:1〜3程度となり、上
記の要望からはかなりかけはなれていた。
そこで、このアミノキシ基含有有機ケイ素化合物を希釈
したり、適当な充填剤を混合することによる増量化の努
力がいろいろ図られてきた。
しかし、それがために安定性がそこなわれ、長期保存さ
れた場合、作業性、物性、硬化性が変化し、商品として
の価値を半減させる結果となった。
また、エーテル類のような有機物を安定化剤として用い
た場合、安定性の向上には効果があるが、添加する化合
物の沸点が低いため、引火の危険が増すことや、硬化し
た組成物が肉やせするなどの問題があった。
また、このような脱ヒドロキシルアミン型のシーリング
材は、脱酢酸型はど著しくないが、金属を腐食する性質
があった。
さらに進んで、この組成物の1包装型のものも従来から
強く望まれていた。
この場合混合という煩わしい操作がなく、計量ミスや混
合ミスがなくなるため、時間的、物理的、外観上など全
ての点で有利となる。
そこで従来からの脱酢酸型、脱オキシム型、脱アルコー
ル型のように、湿気を絶った状態でα、ω−ジヒドロキ
シポリ(ジオルガノシロキサン)と架橋剤とを同一容器
内に保存し、空気中に放出して湿気の作用で硬化せしめ
る、いわゆる1包装型化することが待たれたのである。
しかし、従来の技術をもってしては、α、ω−ジヒドロ
キシポリ(ジオルガノシロキサン)とアミノキシ基含有
有機ケイ素化合物を混合した場合、脱ヒドロキシルアミ
ン反応およびシロキサン切断反応が起こって、たとえ湿
気を絶った状態で保存しても、2〜3時間で硬化が進行
してしまったり、密閉容器内で粘度低下をおこしたり、
さらに、逆に空気中の湿気にさらしても所望の硬さまで
硬化せず、1包装型化することができなかった。
しかし最近これらの問題を解決する方法として、系内で
発生する有機ヒドロキシルアミンを化学反応により無害
なものに変えたり、吸着することにより除去する作用を
もつ添加物を加えることにより、1包装型化することが
提案されている。
そのひとつに吸着剤としてアルミノシリケートを用いる
方法(特開昭52−32949号公報)があるが、この
場合、安定性は向上するが硬化性が遅くなる。
またSiH結合結合結合金倉化合重加ことによりオルガ
ノヒドロキシルアミンと反応させ、安定性を向上させる
方法は、系内に水素ガスが発生することによる発泡が問
題であった。
本発明者は、このような諸問題はすべて系内に少量存在
するオルガノヒドロキシルアミンに起因することに着目
し、これを能率よく除去する方法を鋭意研究した結果、
インシアナト基含有化合物を添加することにより完全に
解決した。
つまり2包装型組成物の場合は、アミノキシ基含有有機
ケイ素化合物にインシアナト基含有化合物を添加して安
定化し、これにポリオルガノシロキサンや有機溶剤、充
填材などを添加することにより増量化を可能とするとと
もに、従来のものよりも保存安定性を向上できた。
また1包装型組成物の場合は、長期保存に耐え、安定し
た物性と硬化性を付与された。
さらに、従来からのこのような組成物自体は接着性が乏
しいため、接着性が要求される用途には適当なプライマ
ーを併用する必要があったが、このインシアナト基含有
化合物を添加することにより、自己接着性も付与できた
すなわち本発明は、 (A)一般式HO(R5iO)nH(式中、R1は同一
または相異なる1価の置換または非置換炭化水素基、n
は下記の粘度を満足させる数)で表わされ、25℃にお
ける粘度が20〜1.000,000cpであるα、ω
−ジヒドロキシポリ(ジオルガノシロキサン)100重
量部、(B)分子中に平均2個以上のオルガノアミノキ
シ基を有するアミノキシ基含有有機ケイ素化合物0.1
〜30重量部、および (C)分子中に1個以上のインシアナト基を有する化合
物0.001〜20重量部から本質的に成る室温硬化性
ポリルガノシロキサン組成物に関する。
本発明に用いられる(8)成分のα、ω−ジヒドロキシ
ポリ(ジオルガノシロキサン)は、一般式HO(Rム5
i0)nH(式中R1,nは前述のとおり)で表わされ
、25℃における粘度が20〜1.000,000cp
のものである。
R1としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ビニル基、フェニル基のような1価の炭化水素基、
クロロメチル基、シアンエチル基、3,3,3.−トリ
フルオロプロピル基のような1価の置換炭化水素基が例
示され、互に同一でも相異なっていてもよい。
シーリング材としての特性、とくにモジュラスの低いこ
と、耐候性の優れていること、適度の硬化速度を有する
こと、硬化前の組成物として適度の流動性などを満足さ
せるには、R1の85%以上がメチル基であることが好
ましく、特にR1がすべてメチル基であるものはこれら
の特性、およびα、ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガノ
シロキサン)の合成の容易さからみて有利である。
また、耐寒性や耐熱性が要求される場合には、R1の一
部としてフェニル基を用いることが推奨される。
nの範囲は、取扱の容易さ、組成物の流れ性、硬化後の
シーリング材の物性などから、α、ω−ジヒドロキシポ
リ(ジオルガノシロキサン)の粘度が25℃において2
0〜1,000,000cpの範囲になるように選ばれ
る。
かかるnの値はR1の種類とそのモル比によっても異な
るが、R1がすべてメチル基の場合、20〜3,000
に相当する。
その中でも、25℃における粘度が100〜100.0
00cpの範囲が好ましく、500〜50.000cp
の範囲がさらに好ましい。
これは、このような範囲よりも粘度の低いものを用いる
と、シーリング材として必要な低モジュラスと良好な破
断時伸びが得られず、また粘度の高いものを用いると、
作業性が悪くなるからである。
本発明に用いられる(B)成分のアミノキシ基含有有機
ケイ素化合物は、α、ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガ
ノシロキサン)の末端のシラノール基との間で脱ヒドロ
キシルアミン反応を行うことによって、該ポリシロキサ 長を行うもので、シラン誘導体でも、鎖状、環状ないし
分岐状のシロキサン誘導体でもよい。
特に良好な反応性と低モジュラス、高伸長のシーリング
材を得る目的からは、1分子中に2個および3個のアミ
ノキシ基を有する環状ポリシロキサンの組み合わせが好
ましい。
アミノキシ基に結合せる有機基としてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、シクロヘキシル基のよう
な1価の炭化水素基2個か、ブチレン基、ペンテン基の
ような2価の炭化水素基1個が例示されるが、原料の入
手のしやすさ、合成の容易さ、反応性、および放出する
オルガノヒドロキシルアミンの揮散のしやすさから、エ
チル基であることが好ましい。
かかるアミノキシ基含有有機ケイ素化合物の例として、
次のものが挙げられる。
なお、以下簡単のために、各種有機ケイ素化合物に関し
て次の略号を用いる。
(略号) Me:メチル基、Et:エチル基、Buニブチル基、■
i:ミニミニビニルPh:フェニルこのようなアミノキ
シ基含有有機ケイ素化合物の添加量は、(A)成分のα
、ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガノシロキサン)10
0重量部に対して0.1〜30重量部、好ましくは1〜
20重量部の範囲から選ばれる。
アミノキシ基含有有機ケイ素化合物の添加量が0.1重
量部に満たないと、α。
ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガノシロキサン)との反
応速度が早くなって1包装型化ができず、また2包装型
の場合は十分な作業時間が得られず、添加量が30重量
部を越えると、保存安定性が悪くなるとともに硬化性が
低下する。
本発明に用いられる(C)成分のイソシアナト基含有化
合物は、以下に述べる3つの作用をもつ化合物である。
■系内に存在する水分と優先的に反応することにより、
かかる組成物を水分の影響から守る。
■系内に残留あるいは生成したオルガノヒドロキシルア
ミンと反応して、他の無害な化合物に変換せしめ、オル
ガノヒドロキシルアミンからの悪影響を除去する。
■接着向上剤として機能し、かかる組成物物に自己接着
性を付与することができる。
従来技術による2包装型の場合においては、(B)成分
のアミノキシ基含有有機ケイ素化合物から、製造時にお
いて少量残留するオルガノヒドロキシルアミンを完全に
除去することははなはだむずかしく、このことが(B)
成分の保存安定性を低下させ、ひいては製品そのものの
シェルフライフを短かくしていた。
この場合、イソシアナト基含有化合物を微量添加するこ
とにより、残留オルガノヒドロキシルアミンを完全に除
去することができ、そのためにシェルフライフを飛躍的
に向上することができる。
また、従来技術においては、(B)成分のアミノキシ基
含有有機ケイ素化合物にシリコーンオイルや他の油状物
あるいは充填材および顔料を加えて、希釈、増量、色付
けする場合、あらかじめこれらから水分を除去するため
に、乾燥や、加熱減圧混練りをしなけれはならなかった
この場合にも本発明のインシアナト基含有化合物を添加
する方法により、前述した■の作用により上記の煩わし
い操作が不要となったばかりですく、■の作用が、希釈
、増量、色付は後も継続され、この場合においてもシェ
ルフライフが飛躍的に向上した。
さらに1包装型の場合においては、■の作用によってあ
らかじめ原料から水分を除去できるとともに、(A)成
分と(B)成分とを混合したときに生成するオルガノヒ
ドロキシルアミンも■の作用によって無害化するため、
優れた保存性を得ることができた。
また■の作用により、2包装型、■包装型を問わず、自
己接着性が期待でき、従来この種の組成物においては、
あらかじめ基材を適当なブライマーで処理しないかぎり
十分な接着は望めなかったが、このイソシアナト基含有
化合物を添加することにより、プライマー処理を施さな
くても良好な接着性を得ることができた。
本発明に用いられる(C)成分のイソシアナト基含有化
合物の例としては、 などの多量体、 (ただし、式中pは3〜50の数を示す)などのウレタ
ンポリマーなどである。
さらにMe3SiNC0,Me2Si(NCO)2゜P
h5i(NCO)3゜ (ただし、qは5〜50の数を示す) などの有機ケイ素化合物も有用である。
これらのインシアナト基含有化合物と水およびオルガノ
ヒドロキシルアミン(ジエチルヒドロキシルアミンの例
で示す)との反応は、次の(1)および(2)式である
なお、(1)の反応において二酸化炭素が生成するが、
この反応は1包装型および2包装型のものの製造時のみ
行わせるようにすることが可能であり、従って包装後は
外気を完全にしゃ断することにより水分の影響を除外で
きるため、二酸化炭素による発泡のおそれはない。
また、(2)の反応は製造時および包装後も徐々におこ
るが、この場合反応生成物はガス状でないため発泡の心
配はない。
さらにこの反応生成物はこの組成物の安定性、作業性、
物性などに影響を与えない。
このようなインシアナト基含有化合物の添加量は、(A
)成分のα、ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガノシロキ
サン)100重量部に対して0.001〜20重量部、
好ましくは0.005〜5重量部の範囲から選ばれる。
添加量が0.001重量部未満の場合は組成物に十分な
保存安定性と接着性を与えず、また20重量部を越える
場合には上記(1)式の反応により、使用時、空気中の
水分の影響で発泡したりするとともに、湿気により硬化
を遅延させるからである。
本発明において、硬化前の組成物に適度の流れ性を与え
、硬化後の組成物にシーリング材として必要な機械的性
質を与えるために、微粉末の無機質充填剤を添加するこ
とが好ましい。
無機質充填剤の例としては、煙霧質シリカ、焼成シリカ
、沈殿シリカ、煙霧質二酸化チタン、およびこれらの表
面をオルガノクロロシラン類、ポリオルガノシロキサン
類、およびヘキサメナルジシラザンなどで疎水化したも
ののような補強性充填剤、炭酸カルシウム、有機酸表面
処理炭酸カルシウム、けいそう土、粉砕シリカ、アミン
ケイ酸、マグネシスアルミナなどのような非補強性充填
剤が例示される。
建築用シーリング材として、特にモジュラスの低いこと
を要求される場合は、非補強性充填剤を用いることが好
ましい。
無機質充填剤の添加量は囚のα、ω−ジヒドロキシポリ
(ジオルガノシロキサン)100重量部に対して500
重量部以下から選ばれるが、好ましくは1〜300重量
部、さらに好ましくは40〜150重量部の範囲である
これよりも無機質充填剤添加量が少ないと十分な機械的
性質が得られず、多すぎるとモジュラスが大きくなり、
破断時伸びが低くなる。
さらに本発明の組成物には、必要に応じて、着色顔料、
防カビ剤、難燃化剤などを添加してもなんらさしつかえ
ない。
本発明の組成物は、脱ヒドロキシルアミン型ポリオルガ
ノシロキサン組成物の特徴である低モジュラス、低コス
ト、高伸長という性質を保持し、これらは高層および超
高層建築用シーリング材に必要な性質に共通したもので
あり、さらには、より保存安住の良い、作業性の確実な
1包装型および2包装型シーリング材を与えるとともに
、プライマーなしで良好な接着性をもったシーリング材
を与えるものである。
つまり2包装型においては、(B)成分の希釈、増量、
着色を可能にしたため、シーリング材本体と硬化剤を混
合しやすい形状、適切な混合比にでき、また顔料によっ
て着色できるため、混合時の混練不良や計量ミスを減少
できるとともに、接着性が向上したため、建築現場にお
けるプライマーの塗り忘れ、塗りむらなどから生ずる接
着不良による致命的な事故を解消できる。
また1包装型においては、湿気を絶った状態で1は長期
の保存が可能で、使用時に空気中の湿気により硬化する
シーリング材を得ることを可能としたため、建築現場に
おける施工の際の混合操作を不要とし、かつ計量ミスや
混合不十分などの混合時の過誤に基く施工不良をなくシ
、施工時間を短縮しうるなどの利点をもたらすとともに
、2包装型の場合同様、プライマーの塗布忘れによる接
着不良も解消できる。
なお、インシアナト基含有化合物の添加により、アミノ
キシ型シーリング材による金属の腐食が減少し、とくに
−包装型の場合には、銅およびしんちゅうに対しても、
まったく腐食が認められなかった。
本発明の組成物は、主に2官能性のアミノキシ基含有有
機ケイ素化合物を用いることにより、低モジュラスの1
包装型および2包装型シーリング材として、建築、とく
に高層建築におけるシーリング材として有用である。
また、3官能性のアミノキシ基含有有機ゲイ素化合物を
用いて、高モジュラス、高強度の一般工業用シーリング
材、とくに腐食性のないことを利用した電気工業用シー
リング材としても有用である。
以下、実施例によって本発明を説明する。
実施例中、部はすべて重量部を表わす。
また、実施例中の物理的性質の記載には、次のような略
号を用いた。
H:硬さくJIS)、TS:引張強さくkgf/cm2
)、E :伸び(%)、MK:に%モジュラス(kgf
/イ)、CF:凝集破壊率(%)、TF:タックフリー
タイム(h)実施例 1 25℃における粘度が3,000cpであるα。
ω−ジヒドロキシポリ(ジメチルシロキサン)100部
に炭酸カルシウム65部を均一に混練りして、ベースコ
ンパウンドを得た。
次に表1に示すように、 を用いて、1a〜1cおよび比較例として1dの混合物
を調合し、ガラスびんに詰めて50℃の恒温槽に入れ、
加熱劣化せしめたのち、所定時間で取出し、ベースコン
パウンド100部に対しそれぞれ3部添加して組成物を
調製し、その押出し性*およびJIS K 630
1 に規定されたダンベル状試料による機械的性質を
測定したところ、表1のような結果を得た。
※ 押出し性試験はJIS A 5757 に規
定されたプラスチックカートリッジに調製した組成物を
入れ、専用のガンで1 kgf /cr?tの圧力で押
出し、その全量が押出されるにかかる秒数を測定する方
法である(±1秒の誤差がある)。
測定温度は35℃である。なお、測定は混合後1.5時
間経過したものについて行った。
実施例 2 25°Cにおける粘度が1,000cpであるα。
ω−ジメチルポリ(ジメチルシロキサン)40部に炭酸
カルシウム粉末35部、 *混合し、硬化剤組成物Iを得た。
この組成物1100部に対して、3種のインシアナト基
含有化合物@トリレンジイソシアネート0.5部、をそ
れぞれ添加し、混合して混合物2a〜2cを調製した。
また、イソシアナト基含有化合物を添加しない組成物I
だけのものを比較例とした。
これらをガラスびんに詰め、密閉して50℃の恒温槽に
入れ、加熱劣化させた。
所定の時間で取出し、実施例1のベースコンパウンド1
00部に対しそれぞれ10部添加して組成物を調製し、
実施例1と同様にその押出し性および機械的性質を測定
したところ、表2のような結果を得た。
実施例 3 25℃における粘度が3,000cpであるα。
ω−ジビニルポリ(ジメチルシロキサン)100部に、
Et2NOMe2SiOPh2SiO8tMe2ONE
t245部、MeSi(ONEt2)35部を混合して
硬化剤組成物■を得た。
この組成物■100部に対してヘキサメチレンジイソシ
アネートを0.1部、0.5部、1部それぞれ添加して
組成物3a〜3cを得た。
これらの実施例1のベースコンパウンド100部に対し
8部添加し、混合後脱泡して、第1図に示すようなH型
試験体を作製した。
この場合被着体としてアルミニウム(JIS A
5757に規定されたもの)を用い、メチルエチルケト
ンで洗浄し、プライマーは塗布しなかった。
比較例として、ヘキサメチレンジイソシアネートを添加
しない組成物■だけのものについて、同様のH型試験体
を作製した。
これらの試験体を室温で7日、:50℃で7日養生した
その後、室温まで冷却し、オートグラフ(島津製作所商
品名)で50mm/mmのテストスピードで引張試験を
行った(常態)。
また)同じ試験体を50℃の温水に48時間浸漬し、室
温まで冷却後、水から取出してすぐに引張試験を行った
(浸漬後)。
それぞれの結果を表3に示す。実施例 4 25℃における粘度が80,000cpであるα。
ω−ジヒドロキシポリ(ジメチルシロキサン)100部
と炭酸カルシウム粉末150部を均一に混練すし、ベー
スコンパウンドを得た。
このベースコンパウンド100部に を混練りして比較例試料4aを得た。
また、4aの成分にさらにヘキサメチレンジイソシアネ
ート0.5部を添加したものを混練りして組成物試料4
bを得た。
これらの試料を湿気を絶った状態でアルミニウム製チュ
ーブに詰めて密閉し、初期、ならびに室温で3力月およ
び6力月保存したのち、それぞれの空気中に押出して厚
さ2mmのシート状にし、25℃、湿度50%RHの雰
囲気中で7日間放置して完全に硬化せしめた。
これらの物理的性質を測定したところ、表4のような結
果を得た。
実施例 5 実施例4で調製したベースコンパウンド100部に、実
施例4と同様にして、 *添加した比較例試料5aと、さらにMe3SiNc0
0.5部を添加した組成物試料5bを得た。
これらの試料を湿気を絶った状態でアルミニウム製チュ
ーブに詰めて密閉し、初期、ならびに50℃の恒温槽中
に1〜4週間保存したものについて、実施例4と同様に
して、厚さ2mmのシートの物理的性質を測定したとこ
ろ、表5のような結果を得た。
実施例 6 25°Cにおける粘度が50,000cpである、8モ
ル%のジフェニルシロキシ単位と92モル%のジメチル
シロキシ単位から成るα、ω−ジヒドロキシポリ(ジオ
ルガノシロキサン)100部と炭酸カルシウム粉末10
0部を均一に混練りし、ベースコンパランドラ得た。
このベースコンパウンド100部に Et2NOMe2SlOPh2S10StMe2ONE
t22.75部、に室温で混練りして組成物試料を得た
これを第1図(こ示される形状、すなわち、被着体アル
ミニウムおよびガラス(どちらもトルエンを用いて洗浄
したのみで、プライマー処理せず)の間に接着せしめる
形に押出し、空気中に室温で3週間放置して硬化せしめ
H型試験体を作製した。
この試験体を実施例3と同様にして引張り試験を行った
(常態)。
また、同じ試験体を70℃の温水に48時間浸漬し、室
温まで冷却後、水から取出してすぐに引張り試験を行っ
た(浸漬後)。
それぞれの結果を表6に示す。
実施例 7 25℃における粘度が28,000cpである。
10モル%のメチル(3,3,3−トリフルオロプロピ
ル)シロキシ単位と90モル%のジメチルシロキシ単位
から成るα、ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガノシロキ
サン)100部と粉砕石英40部、炭酸カルシウム粉末
60部を均一に混練りしてベースコンパウンドを得た。
このべ100部に(MeSiO)42.5部、 3部を添加したものを混練りした。
これを、湿気を絶った状態でアルミニウム製チューブに
入れて室温で3ケ月保存したのち、実施例4と同様にし
て、厚さ2mrnのシートを作製し、その物性を測定し
たところ、硬さ53(JIS)、引張強さ35kgf/
cm2、伸び率250%であった。
実施例 8 25℃における粘度が10,000cpであるα。
ω−ジヒドロキシポリ(ジメチルシロキサン)100部
ζこ炭酸カルシウム微粉末80部、ポリジメチルシロキ
サン処理シリカ微粉末3部とを均一に混練りしてベース
コンパウンドを得た。
別に、ヘキサメチレンジイソシアネート3部を混合して
混合物を調製した。
これをガラスびんに詰めて50℃の恒温槽に入れ、所定
時間でを出し、ベースコンパウンド100部に対し5部
添加して組成物を調製し、実施例1と同様に、押出し性
および機械的性質を測定した。
その結果を表8に示す。実施例 9 25℃における粘度が30,000Cpであるα。
ω−ジヒドロキシポリ(ジメチルシロキサン)100部
に炭酸カルシウム微粉末80部 び0CN(−CH2)csNCO0,25部を混合して
硬化剤組成物を得た。
さらに上記のα、ω−ジヒドロキシポリ(ジメチルシロ
キサン)100部に炭酸カルシウム微粉末80部を混練
してベースコンパウンドを得た。
この両者を等量混合したのち。脱泡して、厚さ2mmの
シート状に成型して硬化させた。
これをJISK6301に定められた方法で機械的性質
を測定したところ、硬さ15、伸び1300%、引張強
さ13.5kgf/cm2であった。
なお硬化剤組成物とベースコンパウンドを湿気を、遮断
した状態でアルミニウム製容器に密封し4週間室温に放
置後、空気中に押出して同様のシートに成型、硬化させ
たところ同様の機械的性質をもつゴム状弾性体が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はシリコーンシーリング材の接着引張試験の試験
体を示す。 図面に記した寸法の単位はmmである。 第1図において、引張応力は接着面に垂直に加えられる
。 1・・・・・・被着体、2・・・・・・シリコーンシー
リンク材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)一般式HO(Rム5in)nH(式中、R1
    は互に同一または相異なる1価の置換または非置換炭化
    水素基、nは下記の粘度を満足させる数)で表わされ、
    25℃における粘度が20〜1.000,000cpで
    あるα、ω−ジヒドロキシポリ(ジオルガノシロキサン
    )100重量部、(B)分子中に平均2個以上のオルガ
    ノアミノキシ基を有するアミノキシ基含有有機ケイ素化
    合物0.1〜30重量部、および (C)分子中に1個以上のイソシアナト基を有する化合
    物0.001〜20重量部 から本質的に成る室温硬化性ポリオルガソシロキサン組
    成物。 2 (A)のR1がメチル基である、特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。 3 (B)のオルガノアミノキシ基の有機基がエチル基
    である、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 特許請求の範囲第1項記載の組成物こ、500重量
    部以下の無機質充填剤を添加して成る組成物。
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