JPS5818440B2 - クロムメツキ前処理のエツチング方法及び、これに使用する洗浄装置 - Google Patents

クロムメツキ前処理のエツチング方法及び、これに使用する洗浄装置

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JPS5818440B2
JPS5818440B2 JP18047580A JP18047580A JPS5818440B2 JP S5818440 B2 JPS5818440 B2 JP S5818440B2 JP 18047580 A JP18047580 A JP 18047580A JP 18047580 A JP18047580 A JP 18047580A JP S5818440 B2 JPS5818440 B2 JP S5818440B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプラスチックで成形した部品をクロムメッキ
する前処理として6価りロj、を含む腐食液で部品をエ
ツチングする改良されたエツチング方法、並びにこの方
法で使用する部品に付着した腐食液を水を用いて除去す
る洗浄装置に関する。
プラスチック成形部品をクロムメッキするには、その前
処理としてメッキの密着性を良好にし、不メッキの部分
を生じさぜないために部品の不導体表面を親水性とする
目的で無水クロム酸或いは重クロム酸(400〜4.5
0g/l )と硫酸(200〜250 g/13 )を
含む腐食液で親水性表面が得られるまでエツチング処理
を行い、次に付着する腐食液を完全に水で除去する必要
がある。
従来は、腐食液に浸漬して引上げ、エツチング処理を行
ったプラスチック部品を水洗惜に浸漬し付着している腐
食液を洗浄、除去しているが、腐食液は粘着性があり、
部品に大量に付着した状態で水洗するため高濃度な六価
クロムを含んだ水洗廃水を廃水処理施設で処理しなけれ
はならず、芸大な処理費用がか−ると共に廃水処理施設
では多量の水酸化クロムの汚泥が発生するのでその廃棄
処分に苦慮している。
一方、腐食液を容れた処理槽からは操業時間中に腐食液
の水分が蒸発すると共に、液中に浸漬して引上げた部品
に付着して処理槽から腐食液が可成りの量持出されるの
で、翌日操業を開始するには蒸発及び持出しによる減少
分を補うために可成りな量の新しい腐食液を補給するこ
とが必要である。
特に六価クロムを含むクロム酸は公害発生を防止して生
産する必要があるために生産コスI−は高騰しているの
で、毎日可成りな量の腐食液を補充すると言うことはラ
ンニングコス1〜が非常にかかることを意味する。
又、洗浄のための水の使用量も芸大である。
そこで本発明は処理槽中の腐食液に浸漬して引上げた部
品に純水と脱湿した乾燥空気の混合体を噴射して部品に
付着する腐食液を洗浄、除去すると共に、その洗い落し
た腐食液を含む洗浄廃水を回収して酸化し、処理槽に戻
して循環使用することにより公害を発生するクロムをク
ローズドなエツチング工程と洗浄工程を結ぶ閉回路から
外に出さない様にし、これによって洗浄廃水中のクロム
濃度を従来の数10分の1にし、並びにそこから生じる
スラッジの対策を極度に軽減すると共に、毎日の腐食液
の補給を省略ないし著減し且つ洗浄用の水使用量を適め
て少く済ませられる様にしたのであって、以下、添附図
面を参照して本発明を説明する。
1は洗浄装置を構成する洗浄槽で、例えば長辺約1.5
m、短約7.5 CrrL、深さ約1mの短形をした上
面開放、下面には底板1′がある法相からなり、相対向
した長辺の内面には底板1′から上に30CTL程離し
て長辺沿いに底を有する扁平な洗浄水の水入箱2,2を
対設しである。
各水入箱2の扁平な厚さは約10crnで、水入箱2,
2間の対向間隔は約55(Jである。
洗浄槽1及びその長辺の内面沿いに対設した水入箱2,
2は塩化ビニル板を接合して形成することができる。
洗浄槽1の上面上には、夫々水入箱2上に沿って圧搾空
気が両端から送気される一対の送気管3を支持し、各送
気管3のF面には管の長さ方向に一定の間隔で、好まし
くは相対向した位置に、夫夫噴口を斜下向きに向けた気
液噴霧ノズル4・・・群を取付け、各気液噴霧ノズル4
から下がった一定長の好ましくは可撓の吸水管5を水入
箱2の上面に噴霧ノズルの取付間隔て列設した孔2′か
ら箱内水中に突入させる。
この気液噴霧ノズル4は送気管3から供給される圧搾空
気(圧力2〜3ky/crit)の作用で吸水管5から
水入箱2の水を吸い−」二げて霧状に噴射するもので、
これに限定されるものではないが例えば米国スブーイン
グシステム社製の二流体ノズルが好適である。
噴霧ノズル4の送気管3に対する取付間隔は水箱2,2
の対向間隔の中央において互に隣接するノズルの光拡が
り状に拡大する噴霧量が空気圧最低の使用状態でも、或
いは吸水管5から吸上げる水の吸上量が最低の使用状態
でも一部宛干渉する様に定めるものとし、上記のニー流
体ノズルの場合は約8cIrL間隔である。
尚、水箱2,2の対向間隔の中央では各送気管3に取付
りられた噴霧ノズル4の隣接するもの同志は互いに噴霧
量を一部宛干渉している他、両送気管3の相対向した位
置に噴霧ノズル4を取付けたときはその対のノズルの噴
霧量は真向から衝突、干渉する。
従って、既に推察される様に、処理槽中の腐食液に浸漬
して引上げエツチング処理したプラスチック部品は、次
には水箱2,2の対向間隔の中央に沿って洗浄槽1内に
降し、両送気管3に夫々取付けられた噴霧ノズル4・・
・群が噴射する気液混合体で付着している腐食液を洗浄
、除去するのであり、洗い落された腐食液と噴霧された
気液混合体中の液分は洗浄槽1の底板上に貯溜回収する
。
尚、各水受箱の孔2′が列設された上面は互いの方向に
向けて下向きに傾斜さぜ、且つ孔2′の縁は上向きに起
き上がらせ、これにより上面に付着する噴霧の液分及び
洗浄すべきプラスチック部品から滴下する腐食液を孔2
から水入箱中に入れることなく流下させ回収することが
好ましい。
水入箱の一方には給水口6を設けて給水し、山水入箱の
底部同志は連絡管7で連通先で給水が他方の水入箱にも
入り、且つ山水入箱の水位は同じである様にする。
そして、水入箱内の水位と、洗浄槽1の底板上に貯溜し
た濃厚な洗浄廃水の水位を検出するため、洗浄槽の外に
は一方の水入箱の底部に連通ずるT形のチイー導管8を
取付け、その下向き端にボールバルブ9、上向き端に延
長状に計測管8婆連結すると共に洗浄槽の底部に連通ず
るL形のチイ・−導管10を取付け、その寸−向き端に
延長状に計測管10婆連結し、各計測管8110′には
上から静電式液面スイッチ、中、極式の液面スイッチを
突入して洗浄槽の上族外面に固定し、水入箱の液面を検
知する計測管8′中に突入した液面スイッチ11でボー
ルバルブ9と、給水に16に接続した給水管6′中の電
磁弁■1を制御して水入箱中の液面を所定に保ち、洗浄
槽中に貯溜された洗浄廃水の液面を検知する計測管10
′中に突入した液面スイッチ12では洗浄槽の底板に設
けた排出口13に導管で接続したポンプPの運転を制御
し、洗浄廃水が成る一定液面以上に貯溜したら排水する
様にする。
水入箱中の液面を制御する液面スイッチ11は例えば第
4図に示した様に同じ目盛上を指す水入箱の液面を指示
する1iJ動指針11aと、液面上限設定指針11bと
、液面下限設定指針11cの同軸の三指針を有し、水入
箱内には指針11bで設定した上限の液面まで電磁弁■
1を開いて水を入れることができ、可動指針11aが指
針11bに重なると電磁弁■1は閉じる。
そして、ノズルが水を噴射して液面が下がり、可動指針
11aが指針11cに重なると電磁弁■1は再び開いて
指針11bに重なるまで水入箱には水が入る。
そして、液面の設定幅を低く下げるために現在の液面よ
りも上限設定指針11bを調整して下げるとボールバル
ブ9は開き、水入箱から水を抜き、これにより可動指針
11aが下がってセットし直した指針11bに重なると
ボールバルブ9は閉じる。
この様に上限、下限の両設定指針11b、Ilcは任意
にセットできる。
尚、目盛は1目盛りが1crrL、 10cm、、
100cm、を意味する様に増幅器でレンジを切換える
ことができる。
第5図のフローシートで示した様に、本発明では水入箱
2,2には上水を10μ程度のメツシュのミクロフィル
タF1で沖過して純水器14に導き、こSで純水にして
5μ程度のメツシュのミクロフィルタT−歩で再度沖過
し、前記電磁弁■1を経て給水する。
ミクロフィルタによる沖過は噴霧ノズルの目詰り防止と
、腐食液として循環使用する洗浄廃水に異物を含ませな
いためてあり、純水にするのは−L水に混入している不
純成分を除去し、洗浄廃水を酸化して循環使用する腐食
液に不純成分を含ませないためである。
従って、水入箱中の純水の水位を検出する液面スイッチ
11は電極式のものでは使用不能なため計1jlli管
8′の液中浸漬物分と、液面上露出部分の静電容量の変
化に基いて液面を検出することができる静電式或いはリ
ー ドスイッチを用いたフロート式など男導電件の純水
でも液面を検知できる型式のものを用いる必要がある。
そしッて、各送気管3,3には例えばスクリューコンプ
レツザ15て得た圧搾空気(圧力8 K9/cr?i−
程度)を−廿]ルシーバクンク16に導き、こXでオー
トドレン16′によりなるべく脱湿[7たのち、エア
ドライヤ17にて再度オートドレン17′で脱湿し所要
の乾燥状態の空気にし、ミクロフィルタF3(メツシュ
10μ)減圧弁18、ミクロフィルタト)(メツシュ5
μ)、エアバルブ19を経て所望の圧力で送気管に供給
するのである。
ミクロフィルタによる沖過は空気中の油分、夾雑物の除
去であり、脱湿は噴霧ノズルから噴霧する空気中の水分
の不純成分が純水に混ざるのを防止するためで、前者は
主として噴霧ノズル4の目詰り防止、後者は酸化し腐食
液として循環使用する洗浄廃水の汚染防止を目的とする
。
エアバルブ19は例えばデジタル式カウンクタイマーT
1により0.1秒の精度で1秒から99.9秒の範囲内
で所望の時間、開にさせることができる。
そして、腐食液に浸漬して引上げられた部品は機械的に
水入箱2,2の対向間隔の真上に運ばれて停止し、次に
下降して上記間隔に降りて来る。
従って、間隔の真上に停止したことをIJ ミツトスイ
ッチLSで検出して洗浄指令タイマーT2を作動させ、
この指令タイマーT2でノズルの噴霧量に部品が降りて
来る頃を見計らってカウンタタイマーT、を働かぜ、カ
ウンタタイマーT2の設定時間だけエアバルブ19を開
いてノズル4・・・に噴霧を行わせることができる。
尚、圧力は減圧弁18により1.5〜3.5Kp/cy
yfの範囲内で自由に調整できる。
この様に本発明では噴霧ノズル4からは純水と除塵、脱
湿した乾燥空気の混合体を噴射し、エツチング処理した
部品に付着する腐食液を洗浄、除去する。
従って回収される洗浄廃水は純水と部品から洗い落され
た腐食液しか含まない上に、噴射は純水と乾燥空気の混
合体であって純水の使用量は極めて少なく、このため洗
浄廃水が含んでいる腐食液成分の濃度は略々腐食液に等
しいから、酸化することによりそのま\腐食液に再生し
て循環使用できる。
又、−1,−]当り得られる洗浄廃水の量は、処理槽中
から蒸発、部品に付着して持出される腐食液の減少計に
略々心数するのでこれを酸化して処理槽に戻すことによ
り場合によっては新しい腐食液の補充は不要になるか、
必要であるにしてもその量は極く僅少で済む。
その上純水にして噴射する上水の使用量も僅かである。
そして例よりも腐食液成分はエツチング処理と洗浄工程
をつなぐクローズドな閉回路から外に出ないので、従来
の様に腐食液成分を含む洗浄廃水を無害化する処理施設
は非常に小規模なものでよG)。
図示の洗浄槽1を使用し、第5図のフローシートによっ
て成る工場でエツチング、洗浄を行った実験結果を従来
例と比較して次に説明する。
(m(7)工場ではCr034009/l、、 H2S
O,250g7tを含む腐食液を処理槽に2000.!
入れ、これにプラスチック部品を浸漬してエツチング処
理を行っている。
工場の操業時間は8時間で、その間平均して蒸発、持出
しなどにより−十当り1201の腐食液が減少するので
、翌日操業の際には新しい腐食液を減少分だけ補充する
こみが必要であり、CrO3の購入量は従来、毎月約1
100に7であった。
又、エツチング処理した部品を洗浄するための水洗水の
、一時間当りの使用量は約900tで、−口約7200
1のに水を消費していた6、この発明による洗浄槽1で
洗浄を行った所、純水にしてノズルから噴射させるため
の上水の使用量はIBMり約50〜100Iになった。
尚、噴霧ノズル4は各−木の送気管に前述した様に8C
1n間隔で16個取付け、合tト32個使用した。
そして、回収した約50〜100tの洗浄廃水を酸什し
、腐食液に再生して処理槽?こ供給した所、新しい腐食
液の補充量は20〜701で、毎月のCrO3の購入量
は275に9で済む様になった。
従って本発明によればCrO3の1Kg当りのコストは
現在約650円であるからその購入費は約1/4に減少
し、上水使用量も約1/72〜1/140に減少した。
尚、本発明では上水を純水にするため純水器に充填する
イオン交換樹脂を活性が低丁したら交換する必要がある
が、1日当り50〜100を程度の通水状態では約90
日置きに交換するだけでよく、これに要するコストを考
慮した所で本発明の効果がいかに優れているか実証され
た。
尚、噴霧ノズル4からの純水噴射量はノズルに供給する
乾燥空気の圧力と、水入箱内の純水液面からノズルまで
の−\ラッドよって定まり、・\ラドが一定であれば乾
燥空気の圧力が高い程、乾燥空気の圧力が一定であれば
ヘッドが低い程、純水噴射量は犬である。
従って乾燥空気の圧力は減圧弁18で調整し、・\ラド
は液面の位置をこの実施例の様に液面スイッチ11で所
望に調整するか、或いは送気管3,3の架設高さを上下
方向に調整し、これにより最適な圧力と流量で純水乾燥
空気の混合体を部品に噴射し、付着する腐食液を確実に
除去できる様にする。
−・般的に、最適状態の噴射は前述の二流体ノズルで、
圧力が約2.5 像/crit、液面からノズルまでの
高さ約30cx、その場合全32個のノズルが10秒間
噴射する総噴射量は800cc(1つのノズルの10秒
間の噴射量は25cc)である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洗浄装置の一実施例の一部断面側面図
、第2図は同上の縦断正面図、第3図は同一トの平面図
、第4図は液面制御用液面」゛の指示部、第5図は本発
明の方法の一例を示すフローシートで、図中、1は洗浄
槽、2は水入箱、3は送気管、4は気液噴霧ノズル、5
は吸水管、14は純水器、19はエアバルブ、を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 成形したプラスチック部品をクロム酸と硫酸を含む
    腐蝕液で処理した後、部品にノズルから脱湿した乾燥空
    気と純水1−の混合体を噴射して部品に付着した腐食液
    を洗浄、除去すると共に、噴射した混合体中の純水さ、
    部品から除去された腐食液を回収し、酸化してプラスチ
    ック部品を処理するために循環使用することを特徴とす
    るクロムメッキ前処理のエツチング方法。 2 クロム酸と硫酸を含む腐食液で処理されたプラスチ
    ック成形部分が内部に降りて来る洗浄槽と、洗浄槽の内
    部で且つプラスチック成形部品が降りて来る傍に位置し
    て配置され、降りて来るプラスチック部品に噴口を向け
    た気液噴霧ノズルと、このノズルに圧力空気を供給する
    ための送気管と、ノズルから下がった吸水管が突入する
    水入箱とを含み、送気管にはエアバルブを介して脱湿し
    た空気を供給すると共に水入箱中には純水を供給するこ
    とを特徴とするクロムメッキ前処理のエツチング工程で
    使用する洗浄装置。
JP18047580A 1980-12-22 1980-12-22 クロムメツキ前処理のエツチング方法及び、これに使用する洗浄装置 Expired JPS5818440B2 (ja)

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