JPH0417567Y2 - - Google Patents

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JPH0417567Y2
JPH0417567Y2 JP15606287U JP15606287U JPH0417567Y2 JP H0417567 Y2 JPH0417567 Y2 JP H0417567Y2 JP 15606287 U JP15606287 U JP 15606287U JP 15606287 U JP15606287 U JP 15606287U JP H0417567 Y2 JPH0417567 Y2 JP H0417567Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電着塗装の前処理洗浄や電着
塗装終了後に被塗物の表面に付着している残留塗
料等を洗い落とす塗装用水洗装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
例えば、電着塗装に使用される水洗装置は、大
量の洗浄水を必要とするが、被塗物を洗浄した洗
浄水は極端に汚染されるものではないので、フイ
ルタを通して濾過したのち循環して使用すること
としている。
第5図はこのような従来の水洗洗浄装置を示す
フローシートであつて、洗浄水タンク30に貯溜
された洗浄水は、ポンプ31により送水管32を
圧送され、該送水管32に介装されたフイルタ3
3により洗浄水に含まれる塗料カス等が除去され
て洗浄室34のライザー管35に取り付けられた
シヤワーノズル36,36……から被塗物Tに対
して噴射された後、再び洗浄水タンク30に回収
されて循環使用されるように成されている。
しかしながら、従来の洗浄装置は、洗浄水を濾
過するフイルタ33が送水管32に直接介装され
ているので、循環される洗浄水に含まれる塗料カ
ス等によりフイルタ33が目詰まりを起こした場
合には、ライザー管35のシヤワーノズル36,
36……から噴射される洗浄水の圧力が低下して
しまい被塗物Tを十分に洗浄することができなく
なり、均一な塗装品質を得ることができなくなる
という問題がある。
また、フイルタ33は送水管32に直接介装さ
れているから、目詰まり等により交換しようとす
るときはポンプ31を止めなければならない。
したがつて、フイルタ33を交換するときはポ
ンプ31が停止されて洗浄水が循環されず、被塗
物Tを洗浄することができなくなるので、塗装ラ
インの稼働中にフイルタ33の目詰まりが発見さ
れた場合には塗装ラインを停止しなければならな
い。
そこで本考案者は、洗浄水タンクの上部に洗浄
水を回収する大気開放型の回収口を開口形成する
と共に、該回収口には洗浄水タンクに落とし込ま
れる洗浄水を濾過するバツグフイルタを着脱自在
に取り付け、洗浄水を該バツグフイルタ内に落と
し込んで濾過するように成した水洗装置を案出し
た。
この水洗装置によれば、回収口が大気に開放さ
れており、洗浄水タンクに還流される洗浄水は一
旦大気中に放出されてからバツグフイルタに落と
し込まれるので、バツグフイルタが目詰まりして
も洗浄室のシヤワーノズルから噴射される洗浄水
圧力は変動することがなく均一な塗装品質を得る
ことができ、また回収口は洗浄水タンクの上部に
形成されておりバツグフイルタを取り外しても洗
浄水は洗浄水タンクに直接流入されて循環し続け
ることとなるので、ポンプを止めることなくバツ
グフイルタを交換することができるという利点が
ある。
〔解決しようとする問題点〕
しかしながら、昼休みや休日等において洗浄水
の循環が休止されてバツグフイルタが乾燥する
と、該バツグフイルタに含浸している洗浄水に含
まれる塗料成分が固形化してしまい、再度洗浄水
を循環させたときに固形化した塗料成分が循環さ
れ、シヤワーノズルが詰まつたり、被塗物表面に
付着していわゆるブツと呼ばれる塗装不良の原因
となる。
〔問題を解決するための手段〕
そこで本考案は、洗浄水の循環が休止している
ときでもバツグフイルタの乾燥を防止することの
できる塗装用水洗装置を提供することを目的とす
る。
この目的を達成するために、本考案は、被塗物
を洗浄するシヤワーノズルに洗浄水を循環供給す
る洗浄水タンクの上部に洗浄水を回収する回収口
が開口形成され、当該回収口には洗浄水タンクに
落とし込まれる洗浄水を濾過するバツグフイルタ
が取り付けられると共に、少なくとも洗浄水の循
環が休止されたときにバツグフイルタに対して水
を噴霧して当該バツグフイルタを湿つた状態に維
持するスプレーノズルが配設されていることを特
徴とする。
〔考案の作用〕
本考案によれば、洗浄水の循環が休止している
間でもスプレーノズルからバツグフイルタに対し
水分を噴射させることにより該バツグフイルタを
常に湿つた状態に維持して乾燥を防止することが
できるので、フイルタに付着されている洗浄水の
塗料成分が固形化することもなく、再度洗浄水を
循環させたときにシヤワーノズルの詰まりや被塗
物の塗装不良を生ずることもない。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す具体的な実施例に基
づいて説明する。
第1図は本考案による水洗洗浄装置を示すフロ
ーシート、第2図はその要部を示す平面図、第3
図はその−断面図、第4図はその側面図であ
る。
図中1は、電着塗料槽(図示せず)に浸漬され
た被塗物の表面を洗浄する洗浄室であつて、被塗
物に対して洗浄水を噴射するシヤワーノズル2,
2……を有するライザー管3が並設され、洗浄水
タンク4の洗浄水が圧送ポンプ5により送水管6
を介して前記ライザー管3に送給されて、所定の
圧力で被塗物に対し洗浄水を噴射し得るように成
され、洗浄室1の下部には前記シヤワーノズル
2,2……から噴射された洗浄水を回収して洗浄
水タンク4に還流する回収管7が接続されてい
る。
また、送水管6は途中で分岐され、圧送ポンプ
5により送給される洗浄水のうち約1/5の洗浄水
が前記送水管6から分岐されたバイパス管8を通
つて洗浄水タンク4に還流される。
9は、前記バイパス管8から洗浄水タンク4に
還流される洗浄水を濾過する濾過装置であつて、
洗浄水タンク4の上部に形成された濾過槽10
と、当該濾過槽10の底面に開口形成された大気
開放型の回収口11に着脱自在に取り付けられた
バツグフイルタ12とからなり、濾過槽10の側
面に開口された前記バイパス管8から流出される
洗浄水が一旦大気中に放出された後バツグフイル
タ12内に落としこまれて洗浄水の重力により濾
過され、その濾液が洗浄水タンク4に滴下される
と共に、洗浄液に含まれる塗料カス等が前記バツ
グフイルタ12に捕捉される。
バツグフイルタ12は、例えば100μmの間隔で
織られたポリプロピレン製のメツシユからなる濾
布で袋状に成形され、フイルタ支持具13に取り
付けられてその開口部12aを上向きにして回収
口11から洗浄水タンク4内に垂下されている。
フイルタ支持具13は、バツグフイルタ12の
開口部12aを止める円筒状の口金13aと、該
口金部13aの外周に形成されたフランジ部13
bと、該フランジ部13bに取り付けられた把手
13cと、前記口金13aに止められたバツグフ
イルタ12の周囲を覆うように籠状に成形された
ガード13dとから成り、前記フランジ部13b
を回収口11の縁に係止させることによりバツグ
フイルタ12が回収口11に装着される。
14は、濾過槽10内に配設されて、洗浄水の
循環が停止したときにバツグフイルタ12に対し
て水分を噴射して該フイルタ12の乾燥を防止す
るようになしたスプレーノズルである。
該スプレーノズル14は、洗浄水タンク4より
高い位置に配設された濾液タンク15に電磁バル
ブ16を介して接続され、前記電磁バルブ16が
例えば塗装ラインのコンベアの起動停止信号に連
動して開閉制御されて、コンベアが停止したとき
に開成されて水圧により濾液タンク15から濾液
が供給され、コンベアが起動したときに圧送ポン
プが停止したときはスプレー噴射を開始し、圧送
ポンプが起動したときはスプレー噴射を停止する
ように成されている。
なお、前記濾液タンク15には、電着塗料もし
くは洗浄水を限外濾過膜を介して濾過した濾液が
常時供給されて貯溜されているので、塗装ライン
休止時であつてもスプレーノズル14に継続して
濾液を供給することができ、また当該濾液を使用
した場合は外部からスプレーノズル14に水分を
供給する場合と異なりクローズドサーキツトで処
理を行うことでできるという利点がある。
なお、17は濾過槽10内の洗浄水の液面位置
を検知することによりバツグフイルタ12の目詰
まりを検出する液面センサ、18はバツグフイル
タ12が目詰まりを起こして洗浄水がオーバーフ
ローしたときに溢れた洗浄水を洗浄水タンク4に
回収させるための排水口、19は濾過槽10の蓋
体である。
以上が本考案の一例構成であつて次にその作用
について説明する。
まず、塗装ラインが稼働されると、電着塗料槽
(図示せず)に浸漬された被塗物Tが洗浄室1に
搬送され、洗浄水タンク4から圧送ポンプ5によ
り送水管6を介してライザー管3に供給される洗
浄水が、ライザー管3に形成されたシヤワーノズ
ル2から前記被塗物Tに対し所定の圧力で噴射さ
れ、回収管7を介して洗浄水タンク4に還流さ
れ、再び圧送ポンプ5によりライザー管3に送給
されて循環使用される。
一方、ライザー管3に送給される洗浄水の約1/
5の流量の洗浄水が、送水管6から分岐されたバ
イパス管8を通り濾過装置9のバツグフイルタ1
2に落とし込まれて濾過され、この濾液が滴下さ
れて洗浄水タンク4に回収される。
即ち、濾過装置9で濾過される洗浄水は、圧送
ポンプ5の送給圧力によつてバツグフイルタ12
を通過させられるのではなく、濾過槽10の回収
口11からバツグフイルタ12内に落とし込まれ
て重力によつて濾過されることとなる。
そして、昼休みや休日等に塗装ラインのコンベ
アが停止すると共に圧送ポンプ5が停止されて洗
浄水の循環が休止されると、電磁バルブ16が開
いて濾過装置9に配設されたスプレーノズル14
からバツグフイルタ12に対して濾液が霧状に噴
射され、バツグフイルタ12に染み込んだ洗浄水
に含まれる塗料成分が乾燥して固形化しないよう
に、バツグフイルタ12は常時湿つた状態に維持
される。
そして、再び塗装ラインを稼働させて圧送ポン
プ5を起動すると、スプレーノズル14からの噴
射が停止されるが、今度は洗浄水が循環されてバ
ツグフイルタ12により濾過されるのでバツグフ
イルタ12は乾燥することがない。
また、洗浄室1から回収された洗浄水に含まれ
る塗料カス等により、バツグフイルタ12が目詰
まりを生ずると、バツグフイルタ12の濾過効率
が低下することとなるが、バツグフイルタ12は
バイパス管8に直接介装されているのではなく、
濾過槽10の底面に形成された大気開放型の回収
口11に取り付けられているので、バイパス管8
を通つてきた洗浄水8は一旦大気に放出されるこ
ととなり、バツグフイルタ12が目詰まりを起こ
しても圧送ポンプの負荷に変動を生ずることはな
く、したがつて洗浄室1のライザー管3に形成さ
れたシヤワーノズル2から噴射される洗浄水圧力
はバツグフイルタ12の目詰まりの度合に拘わら
ず一定に維持され洗浄不良を起こすことはない。
なお、万一バツグフイルタ12が完全に目詰ま
りを起こしても、洗浄水からオーバーフローした
洗浄水は排水口18から洗浄水タンク4に還流さ
れるので、シヤワーノズル2から噴射される洗浄
水圧力に変動を生じないことは前述と同様であ
り、洗浄水が濾過槽10から溢れ出すこともな
い。
ここで、バツグフイルタ12を交換するには、
濾過槽10の蓋体19を開けて、フイルタ支持具
13の把手13cを持つてそのまま持ち上げれば
回収口11から目詰まりを起こしたバツグフイル
タ12を簡単に取り外すことができる。
そして、新しいバツグフイルタ12が取り付け
られたフイルタ支持具13を濾過槽10内から回
収口11に挿通すれば、フランジ部13bが回収
口11の縁に係止されてバツグフイルタ12が濾
過装置9に装着され、最後に蓋体19を閉めれば
交換作業は終了する。
この間、バイパス管8から濾過槽10内に流入
されている洗浄水はバツグフイルタ12を介さず
に、そのまま洗浄水タンク4内に回収されるの
で、圧送ポンプ5を停止することなく即ち塗装ラ
インを停止することなく交換作業を行うことがで
き、また交換作業中であつても洗浄質1のシヤワ
ーノズル2から噴射される洗浄水圧力に変動を生
ずることはない。
このように、本実施例によれば、大気開放型の
回収口11にバツグフイルタ12が取り付けられ
ているので、バツグフイルタの目詰まりの度合に
関係なくシヤワーノズルには常に一定の圧力で洗
浄水を送給することができ、洗浄水の圧力不足に
よる洗浄不良を生ずることがなく一定の塗装品質
を維持することができる。
また、回収口11は洗浄水タンク4の上部に形
成されてバツグフイルタ12が着脱自在に取り付
けられているので、バツグフイルタを外しても洗
浄水は回収口を介して洗浄水タンク内に落とし込
まれ、フイルタの目詰まりが発見されたときに圧
送ポンプを稼働させたままの状態で塗装ラインを
停止させることなくすぐにバツグフイルタを交換
することができると同時に、フイルタが送水管6
に直接介装されていないため、圧送ポンプ5の負
荷が極めて少なくて済み、圧送ポンプ5を駆動す
るためのランニングコストを低減することができ
る。
なお、実施例の説明においては、スプレーノズ
ル14に濾液タンク15から濾液を供給する場合
について説明したが、本考案はこれに限らず通常
の水道水等を供給する場合であつてもよい。
また、実施例においては、バイパス管8から還
流される洗浄水を濾過する場合について説明した
が、本考案はこれに限らず、例えば洗浄室1と洗
浄水タンク4を上下に配設し、洗浄室1から回収
される洗浄水を濾過槽10内に流入させるように
して濾過する場合であつてもよい。
さらに、バツグフイルタ12のメツシユの大き
さ及び材質は任意である。
さらにまた、上記実施例では、電着塗料終了後
の水洗装置として使用した場合について説明した
が、その他の塗装の前処理用水洗装置等として使
用できることは勿論である。
さらに、本考案に使用した濾過装置9を、電着
塗装装置における塗料置換槽の上部に配設し、長
期間使用しないためにフイルタに目詰まりを生ず
るおそれのある従来の濾過装置に代えて使用して
も非常に効果的である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、洗浄水を
濾過するバツグフイルタに対し水分を噴霧するス
プレーノズルが配設されており、圧送ポンプを停
止させて洗浄水の循環を休止したときに前記スプ
レーノズルから水分を噴霧することによりバツグ
フイルタを常時湿つた状態に維持して、バツグフ
イルタに染み込んだ洗浄水に含まれる塗料成分の
乾燥固形化を防止することができるので、圧送ポ
ンプを再び起動する際に、固形化した塗料成分が
洗浄水に含まれることがなく、シヤワーノズルの
詰まりや洗浄不良を防止して均一な塗装品質を得
ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による塗装用水洗装置を示すフ
ローシート、第2図はその要部を示す平面図、第
3図は第2図の−断面図、第4図はその側面
図、第5図は従来の水洗装置を示すフローシート
である。 符号の説明、1……洗浄室、2……シヤワーノ
ズル、3……ライザー管、4……洗浄水タンク、
5……圧送ポンプ、6……送水管、7……回収
管、8……バイパス管、9……濾過装置、10…
…濾過槽、11……回収口、12……バツグフイ
ルタ、13……フイルタ支持具、14……スプレ
ーノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被塗物Tを洗浄するシヤワーノズル2に洗浄水
    を循環供給する洗浄水タンク4の上部に洗浄水を
    回収する回収口11が開口形成され、当該回収口
    11には洗浄水タンク4に落とし込まれる洗浄水
    を濾過するバツグフイルタ12が取り付けられる
    と共に、少なくとも洗浄水の循環が休止されたと
    きにバツグフイルタ12に対して水を噴霧して当
    該バツグフイルタ12を湿つた状態に維持するス
    プレーノズル14が配設されていることを特徴と
    する塗装用水洗装置。
JP15606287U 1987-10-14 1987-10-14 Expired JPH0417567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15606287U JPH0417567Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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JP15606287U JPH0417567Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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Publication Number Publication Date
JPH0162362U JPH0162362U (ja) 1989-04-20
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ID=31434254

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JP15606287U Expired JPH0417567Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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