JPS5821924Y2 - ボルトまたはナツト - Google Patents

ボルトまたはナツト

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Publication number
JPS5821924Y2
JPS5821924Y2 JP1980032123U JP3212380U JPS5821924Y2 JP S5821924 Y2 JPS5821924 Y2 JP S5821924Y2 JP 1980032123 U JP1980032123 U JP 1980032123U JP 3212380 U JP3212380 U JP 3212380U JP S5821924 Y2 JPS5821924 Y2 JP S5821924Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
nut
elastic resin
washer
seat
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980032123U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56133110U (ja
Inventor
越前武男
森田章一
大野雅史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、座付きポル)または座付きナツトに関する。
従来のボルト・ナツトとしては、例えば、第1図および
第2図に示すようなものがある。
第1図はボルトであり、これの締付けによって、頭部1
の下面全体に形成された座面2が、直接母材に接触する
か、または金属ワッシャや弾性樹脂ワッシャを介して母
材に接触する。
第2図はナツトであり、その座面2が前記ボルトと同様
に母材に接触する。
したがって、これらボルト、ナラ)75Q 前記のよう
に直接母材に接触すると、ボルトまたはナツトの締付ト
ルクの管理が容易な反面、ボルトまたはナツトと母材と
の間に、異種金属同志の接触による電食を生じたり、ボ
ルトまたはナツトと母材の座面との間の隙間において腐
食液かた1つたりして、腐食を生じる問題がある。
渣た、ボルトまたはナツトに金属ワッシャが用いられた
場合にも同じ現象が表われる。
これに対して、ボルトまたはナツトと母材との間に前記
弾性樹脂ワッシャが介在する場合には、ボルトまたはナ
ツトと母材とに該ワッシャが密着して、ボルトまたはナ
ツトの座面と母材の座面とは気密、水密になるから、前
記のような腐食の問題は生じない反面、前記ワッシャの
弾性により、ボルトまたはナツトの締付はトルクの管理
が不可能になるという問題があった。
このような観点から、座付きボルト又はナツトに、その
座面の高さ以上の厚さを有する弾性ワッシャを座面の周
りに嵌め合せて取付けたものが提供されている。
しかしながら、この場合も、母材と座面との接合面を密
閉する効果は不十分であり、したがって、昔た防錆効果
も十分ではなかった。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであり、座面の径をボルトまたはナツトの外径より
小としたボルトまたはナツトと、これにより生する段部
に嵌合する、前記座面以上の高さ弾性樹脂ワッシャとを
組合せ、しかも、その弾性樹脂ワッシャに防錆油を含浸
せしめておき、防錆油のしみ出しにより、上記問題点を
解決することを目的としている。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第3図は、本考案の一実施例を示す図である。
1ず構成を説明すると、ボルト30頭部1に、座面4の
直径金例えば二面幅Wより小さくして座5を形成し、前
記塵5の外側の段部6に、座5に外嵌するようにして、
第3図Bに示す弾性樹脂ワッシャ7を配置する。
弾性樹脂ワッシャ7は、発泡ウレタン、発泡ポリプロピ
レン、発泡ナイロン、ノルボルネン(商品名ノーソレッ
クス)等のような劣化しにくい発泡樹脂からなり、気泡
は連続気泡とする。
また弾性樹脂ワッシャIの内径は、座5の直径と同−昔
たはこれより僅かに犬にし、且つその厚さは、座5の高
さと同一またはこれより犬にする。
前記弾性樹脂ワッシャ7には、その気泡内に防錆油を含
浸しておく。
防錆油の含浸量は、例えば前記ワッシャ7重量の3%強
とする。
防錆油の前記含浸性能を、弾性樹脂ワッシャ7を防錆油
中に浸漬して確認したところ、第6図に示すような結果
が出た。
この実験には、常温と60℃との防錆油を用いた。
防錆油は、商品名NPオイル・AR−5を原液のまま用
へまた弾性樹脂ワッシャ7は、外径50rrr1n1内
径20mm、厚さ2肋の発泡ウレタンを、常温、60℃
の各防錆油に夫々3個浸漬した。
そして、浸漬時間5時間、24時間、48時間、72時
間の夫々にかいて、弾性樹脂ワッシャ70重量および体
積の増加率を測定した。
第6図において、Xが防錆油60℃における重量増加曲
線であり、Xがその体積変化曲線である。
また、Y が常温の防錆油に釦ける重量増加曲線であり
、Yがその体積変化曲線である。
その結果、防錆油の含浸量を重量および体積の3%強程
度にするためには、常温で約50時間、ω℃で約5時間
を要することが理解できる。
つぎに作用を説明する。
前記段部6に弾性樹脂ワッシャ7を配置してボルト3を
母材8に締付けると、第4図に示すように、前記弾性樹
脂ワッシャ7は、ボルト3の頭部1と母材8との間で圧
縮されて、予め含浸された防錆油の一部がしみ出る。
液性樹脂ワッシャ7の厚さが座5の高さと同一の場合に
は、該ワッシャTには前記圧縮力が作用しないから、防
錆油のしみ出しは自然になされる。
そして弾性樹脂ワッシャ70弾性と、防錆油の付着とに
よってボルト3の頭部1と母材8との間は気密、水密に
なるから、ボルト3および母材8の腐食は生じない。
筐た、座面4は母材8に直接圧接されるから、締付トル
クの管理は容易かつ確実にできる。
捷た、座面4に付着した防錆油により締付トルクを不安
定にしたり、ゆるみを生じたりするおそれはない。
第7図に、従来のボルト(破線)と第3図の本考案の座
付きボルト(実線)で、締付トルクおよび軸力の関係を
示す。
本考案の座付きボルトの軸力が若干上昇しているのは、
その座面4が従来のボルトより小さくなっているからで
あり、その軸力の差の解消は、本考案の座付きボルトの
頭部1を若干大きくすることにより、座面4を拡大すれ
ば解決するものと認められる。
さらに、弾性樹脂ワッシャ7に防錆油を含浸させたこと
による、防錆効果の持続性について比較実験したところ
、第8図に示す結果が出た。
@2 が、前記本考案の、ボルト3と前記の防錆油含浸
弾性樹脂ワッシャ7との組合せを示し、線Z が、前記
第3図のボルト3と防錆油としてミッションオイルを含
浸させた弾性樹脂ワッシャ7との組合せを示し、線Zが
前記第3図のボルト3と含浸油のない弾性樹脂ワッシャ
7との組合せを示し、線2 が従来のボルトと金属ワッ
シャとの組合せを示す。
そしてこの実験は、60℃の雰囲気内に200時間放置
して、その重量の減少率を測定することにより腐食減少
率を算出した。
その結果、線Z の場合の腐食減少率は2.0%、線Z
の場合は、同2.7%、線2 の場合は、同4.5%
であるに対して、線Zの場合は同45条であることが判
明した。
このことから、本考案に釦いて、弾性樹脂ワッシャ1に
含浸油を含浸させ、この弾性樹脂ワッシャ7を、前記ボ
ルトまたはナツトの段部6に配置した構成にすると、そ
の最大の防錆効果として、従来例の20数倍になること
が理解できる。
また、別の実験により、防錆油を3%強含浸させた前記
弾性樹脂ワッシャTを、常温で400時間以上放置した
ところ、該ワラシャツ0体積変化は殆ど見られなかった
このことから、含浸した防錆油は殆どが含浸状態を維持
しているものと認められる。
したがって、防錆に寄与する防錆油量は、含浸量の一部
であって、3多程度の含浸量があれば、長期間にわたる
前記防錆効果を得ることができると考えられる。
第5図は、別の実施例であり、ナツト9に座5を形成し
、座5の外側の段部6に弾性樹脂ワッシャ7を配置する
その他の構成および作用は、前記実施例と同一である。
以上説明してきたように、本考案によれば、その構成を
、座面の直径をボルトまたはナツトの外径より小さくし
て座を形成し、これにより生ずる段部に弾性樹脂からな
るワッシャを配置する構成としたため、座面が母材に直
接接触して、その締付トルクの管理を従来のボルト、ナ
ツトと同じく容易にした。
昔た、弾性樹脂からなるワッシャを、発泡樹脂により形
成し、これに防錆油を含浸させるので、ボルトまたはナ
ツトと母材との間の気密、水密を保持でき、防錆油自体
の作用も相1って防食効果を一段と向上することができ
、電食、隙間腐食、腐食液の堆積による腐食を完全に防
止できる。
その結果、本考案によれば、ボルトまたはナツト周辺に
防錆処理を施す必要がなくなるため、コストの低減をも
たらし、筐た、この防錆効果により、ボルトまたはナツ
トの取外しが容易になる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは、従来のボルトの正面図、同Bは、同人の左
側面図、第2図Aは、従来のナツトの正面図、同Bは同
Aの左側面図、第3図Aは、本考案の一実施例に用いる
ボルトの正面図、同Bは、弾性樹脂ワッシャの正面図、
同図Cは、ボルトに前記ワッシャを配置した左側面図、
第4図は、本考案の座付ボルトの使用状態を示す断面図
、第5図Aは、本考案の他の実施例に用いるナツトの正
面図、同Bは、弾性樹脂ワッシャの正面図、同図Cは、
ナツトに前記ワッシャを配置した左側面図、第6図は、
弾性樹脂ワッシャへの防錆油含浸性能を示すグラフ、第
7図は、締付トルクと軸力を示すグラフ、第8図は、防
錆効果の持続性を示すグラフである。 1・・・・・・頭部、3・・・・・・ボルト、4・・・
・・・座面、5・・・・・・座、6・・−・・段部、7
・・・・・・弾性樹脂ワッシャ、9・・・・・・ナツト
、W・・・・・・二面幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座面を、ポルItたはナツトの外径より小さく形成して
    、外周に段部を持たせ、この段部の高さ寸法以上の厚味
    をもち、しかも、防錆油を含浸した弾性樹脂からなるワ
    ッシャを、前記座面の外側に配置したことを特徴とする
    ボルトまたはナツト。
JP1980032123U 1980-03-12 1980-03-12 ボルトまたはナツト Expired JPS5821924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980032123U JPS5821924Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 ボルトまたはナツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980032123U JPS5821924Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 ボルトまたはナツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56133110U JPS56133110U (ja) 1981-10-08
JPS5821924Y2 true JPS5821924Y2 (ja) 1983-05-10

Family

ID=29627927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980032123U Expired JPS5821924Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 ボルトまたはナツト

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JP (1) JPS5821924Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4811254U (ja) * 1971-06-18 1973-02-08

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JPS56133110U (ja) 1981-10-08

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