JPS5828880B2 - 新しいオリゴ糖とその製造方法 - Google Patents

新しいオリゴ糖とその製造方法

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JPS5828880B2
JPS5828880B2 JP14446979A JP14446979A JPS5828880B2 JP S5828880 B2 JPS5828880 B2 JP S5828880B2 JP 14446979 A JP14446979 A JP 14446979A JP 14446979 A JP14446979 A JP 14446979A JP S5828880 B2 JPS5828880 B2 JP S5828880B2
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JP
Japan
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glucopyranosyl
maltotriose
new
glucose
amylase
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JP14446979A
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JPS5668697A (en
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陽一 円谷
康之 横林
旭 三崎
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Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Original Assignee
Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新しいオリゴ糖である〇−α−Dグルコピラ
ノシル=(1→3)−〇−α−D−グルコピラノシルー
(l→4)−〇−α−D−グルコヒラノシルー(1→4
)−D−グルコース(以下、これを3−0−α−D−グ
ルコピラノシルマル))リオースと略称する)とその製
造方法に関するものであるう 従来、オリゴ糖は、その結合様式に応じて甘味剤、医薬
品、酵素の検定用基質、醗酵用培地、あるいは種々の薬
品中間体などの用途に、大量に使用されてきた。
しかしながら、現在、純度よく、かつ効率的に製造する
方法が知られているオリゴ糖は限られており、例えば砂
糖、乳糖、マルトース、マルトトリオースなどにすぎな
い。
本発明者等は、新しいオリゴ糖について検討を進めたと
ころ、3−0−α−D−グルコピラノシルマルトトリオ
ースとその製造方法を見いだし、本発明を完成した。
すなわち、マルトトリオース及び若干のマルトテトラオ
ースがα−1・3グルコシド結合で反復重合した構造を
有するエルシナン(例えば、特開昭53−8500号公
報参照)をα−アミラーゼ(E、C03,2,1,1)
で加水分解することによって生成するオリゴ糖が新しい
四糖3−〇−α−D−グルコピラノシルマルトトリオー
スであることを見いだしたのである。
この3−0−α−D−グルコピラノシルマルトトリオー
スは、化学的方法によっても、生化学的方法によっても
製造することができる。
容易に製造するには生化学的方法、特にエルシナンをα
アミラーゼによって加水分解することにより30−α−
D−グルコピラノシルマルトトリオースを生成して、こ
れを精製し、分画採取する方法が適している。
この際に使用するα−アミラーゼとしては、エルシナン
から3−0−α−D−グルコピラノシルマルトトリオー
スを生成するものであればよく、例えばアスペルギルス
属、リゾプス属、ペニシリウム属、オオスポラ属などに
属するカビなどの微生物由来のα−アミラーゼが適して
いる。
また、使用するアミラーゼ標品としては、粗酵素であっ
ても本発明の目的を達成することができるが、目的物で
ある3−0−α−D−グルコピラノシルマルトトリオー
スを分解するような酵素、例えばα−グルコシダーゼな
どを含まないものが好ましい。
本発明の3−0−α−D−グルコピラノシルマルトトリ
オースを含有するエルシナン加水分解物は、そのまま製
品として、例えば醗酵用培地に使用することができる。
また、本発明の3−0−α−D−グルコピラノシルマル
トトリオースは、これを含有するエルシナン加水分解物
を公知の精製方法、例えば活性炭による脱色法、イオン
交換樹脂による脱イオン法、アルコール、アセトンなど
の有機沈澱剤による分別沈澱法、カラムクロマトグラフ
ィーによる分画法など、各種の方法を単独で、または組
合せて使用することにより、容易に精製、採取すること
ができる。
このようにして得られる3−0−α−D−グルコピラノ
シルマルトトリオースは、原料エルシナンに対して、固
形物当り約10〜50%である。
本発明における新しいオリゴ糖3−0−α−り一グルコ
ピラノシルマルトトリオースの理化学的性質は、次の通
りである。
O元素分析: 実測値 C=43.18%、H=6.41%、0=50
.41% 計算値 C=43.24%、H=6.36%、0=50
.40% (化学式 C24H4□021) O分子量:667、グルコース重合度−40融点:結晶
化困難で測定できず O電気泳動移動度: 600V定電圧、34mAで1.5時間通電したときの
電気泳動移動度は、D−グルコースの移動度を1.00
とした時、本品は0.25でマルトースのそれにほぼ等
しい。
Oペーパークロマトグラフィー移動度: n−ブタノール:ピリジン:水=6 : 4 : 3の
展開溶媒を使用し、下降法で1日展開したところ、グル
コース移動度を1.00とした時、本品は0.34でマ
ルトテトラオースのそれにほぼ等しい。
○比旋光度:〔α〕賃+185° (C=1.0、H2
O) O紫外線吸収スペクトル:特異的吸収を示さず。
○赤外線吸収スペクトル: α−結合に特異的な840crI′L−附近に吸収を示
す。
○溶解性: 水に易溶、エタノール、ブタノールに微溶、エーテル、
クロロホルムニ不溶 ○アントロン反応:陽性 ○銀鏡反応:陽性 O物性: 水溶液は無色であり、微酸性ないし中性、粉末は白色 O構成: (1)酸による加水分解 IN硫酸による部分加水分解物中には、D−グルコース
、マルトース、ニゲロース、マルトトリオース、3−0
−α−D−グルコピラノシルマルトースおよび供試糖を
含有していた。
(2)酵素による加水分解 グルコアミラーゼ、β−アミラーゼによっては分解され
なかった。
(3)メチル化分析 テトラデカメチル誘導体を酸で加水分解し、得られた混
合物をガスクロマトグラフィーで分析した。
その結果、2・3・4・6−チトラーO−メチルグルコ
ース、2・4・6−トIJ−Q−メチルグルコース、2
・3・6−ト!J−0−、、lルグルコースのモル比は
i、oo:0.96 : 1.96であった。
また、水素化ホウ素ナトリウムで還元した後にメチル化
し、得られたテトラデカメチル誘導体を酸で加水分解し
て、得られた混合物を同様にガスクロマトグラフィーで
分析した。
その結果、■・2・3・5・6−ペンタ−〇−メチルグ
ルコース、2・3・4・6−テトラ−0−メチルグルコ
ース、2・4・6−トリー〇−メチルグルコース、2・
3・6−トIJ −0−、、’−IF−ルグルコースの
モル比は0.83:1.00 : 0.97 : 1.
06であった。
何れの場合も、ジーO−メチルグルコースが検出されな
かったことより分枝糖ではない。
以上の結果から、本品は3−0−α−D−グルコピラノ
シルマルトトリオースであり、その構造は次の通りであ
る。
次に、本発明の3−0−α−D−グルコピラノシルマル
トトリオースを製造する実施の1例について述べる。
実施例 エルシナン20′i!を熱水1.51に溶解した後、4
0℃に冷却し、これにα−アミラーゼ(三共製薬株式会
社製造、結晶タカアミラーゼA)5m9及び10−2M
塩化カルシウムを含有する0、 5 M酢酸塩緩衝液(
pH5,3) 100rrLlを加え、45℃で24時
間反応させた。
この反応液を100℃に5分間保った後、室温まで冷却
し、遠心分離して上清を採取した。
この上清に2倍容量のエタノールを加え、遠心分離して
得たその上清を100mlに濃縮した。
この濃縮液を、活性炭を充填したカラムに加えて糖を吸
着させ、次いで常法に従ってエタノール濃度勾配法で溶
出し、3−0−α−Dグルコピラノシルマルトトリオー
ス画分を採取して、イオン交換樹脂(H型、OH型)で
脱塩し、濃縮、乾燥することにより白色粉末状の3−〇
−α−D−グリコピラノシルマルトトリオースを約5.
61採取した。
このようにして得られた3−0−α−D−グルコピラノ
シルマルトトリオースは、例えばα−1゜3−グルコシ
ダーゼの定量用基質、醗酵用培地、酵素誘導剤などとし
て有利に利用できる。
なお、活性炭カラムからの溶出に際して、3−〇−α−
D−グルコピラノシルマルトトリオース画分の後に、新
しい七糖両分が溶出され、同様に精製、濃縮、乾燥して
約4.0′?の粉末を得た。
この新しい七糖の構造は、〇−α−D−グルコピラノシ
ルー(1→3)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1
→4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→4)−
〇−α−D−グルコピラノシル=(1→3)−〇−α−
D−グルコピラノシル(1→4)−〇−α−D−グルコ
ピラノシル(1→4)−D−グルコースであると推定さ
れる。
この新七糖は、血液、唾液などの生体由来のアミラーゼ
の活性測定用基質として好適である。
すなわち、新七糖は、これらアミラーゼによって容易に
分解され、新七糖1モルから2モルの3−0−α−D−
グルコピラノシルマルトースと1モルのグルコースを生
じるので、このグルコースを定量すればよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 10−α−D−グルコピラノシル−(1→3)〇−α−
    D−グルコピラノシルー(1→4)−〇−α−D−グル
    コピラノシルー(1→4)−Dグルコースからなるオリ
    ゴ糖。 2 エルシナンをα−アミラーゼで加水分解して、O−
    α−D−グリコピラノシル−(1→3)−〇−α−D−
    グルコピラノシルー(1→4)−〇α−D−グルコピラ
    ノシル−(1→4)−D−グルコースを生成せしめこれ
    を採取することを特徴とするオリゴ糖の製造方法。
JP14446979A 1979-11-09 1979-11-09 新しいオリゴ糖とその製造方法 Expired JPS5828880B2 (ja)

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JPS5668697A JPS5668697A (en) 1981-06-09
JPS5828880B2 true JPS5828880B2 (ja) 1983-06-18

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