JPS5832580B2 - マルト−ル類添加による肉類脱臭法 - Google Patents

マルト−ル類添加による肉類脱臭法

Info

Publication number
JPS5832580B2
JPS5832580B2 JP53164713A JP16471378A JPS5832580B2 JP S5832580 B2 JPS5832580 B2 JP S5832580B2 JP 53164713 A JP53164713 A JP 53164713A JP 16471378 A JP16471378 A JP 16471378A JP S5832580 B2 JPS5832580 B2 JP S5832580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meat
maltol
deodorizing
bpc
mutton
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53164713A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5588677A (en
Inventor
一弘 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP53164713A priority Critical patent/JPS5832580B2/ja
Publication of JPS5588677A publication Critical patent/JPS5588677A/ja
Publication of JPS5832580B2 publication Critical patent/JPS5832580B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は羊肉(マトン)、山羊肉、鯨肉、イルカ肉など
のように特異臭の強い肉類にマルトールイソマルトール
、エチルマルトールなどのマルトール類の単品、または
これらの2〜3種類の混合物を脱臭しようとする肉類に
浸透させるか、または添加することによって加熱調理後
に肉類の特異臭を除去して美味な肉類をえることを目的
とする肉類脱臭方法に関するものである。
本発明者が先に特許出願した(特願昭53−13301
2)発明において、穀類、豆類、茶がらなどの水不溶物
(主として繊維質)を焙煎して微粒子化したもの(Br
own Plant Ce1lulose以下BPCと
略す)は信じ難いほど強力に肉類の特異臭を除去するこ
とを発見して、BPCによる肉類脱臭方法を開発したが
、この研究開発においてその脱臭作用機構とか脱臭作用
物質について色色と推定を試み、その際に焙煎生成物中
のマルトール類が脱臭主因子ではないかと考えて実験し
てみたところ、マルトール、エチルマルトール(文献名
: Fenarol i’s Handbook of
Flavor Ingrediedients Vol
、2 Editedby Thomas E、 Fur
ia、 CRCPress。
融点87〜93℃)やイソマルトール(文献名:Mer
k 1ndex 9 th edition、679頁
、〜103°C)(以下マルトール類という)は肉類に
対して数ppm濃度の添加によって、マトンや山羊肉な
らびに鮭肉類の特異臭を完全に除去することを発見した
従って、BPCの脱臭作用は主として、焙煎によってで
きる焙煎生成物のなかのマルトール系物質群(主として
繊維質に吸着されているかまたは結合しているが、遊離
の型でも存在する)に依ることが判明した。
マルトール類は10ppm以下では殆んど味も匂もない
ので*2、マルトール類添加による肉類脱臭法ばBPC
による肉類脱臭法とは異って、焙煎臭はもとより、何の
匂や味も殆んど肉類に与えないという利点があるうえに
、生肉類に脱臭剤を注入器で注入する場合には注入器の
針が詰らないと云う利点さえある。
(*2 :例えばマルトールの閾値は香りで35ppm
、味で13ppmである。
文献;伊藤保之:香料4102,12頁、1972年)
さらにまた、BPCによる肉類脱臭の場合にはステーキ
肉のように肉片が大きく厚い場合には勿論、その他すき
焼用、煮込み用向のように肉片の小さい場合にも生肉を
予め漬込み処理しなくてはならないが、このマルトール
類による脱臭処理の場合には、肉片が大きいステーキ用
向以外ではいずれも予め漬込みをする必要がなく、例え
ばマルトール類を0.0003〜0.01%(3〜io
ppm )濃度に添加したしよう や焼肉用゛た汀′
を使用するのみで、マトンや山羊肉ならびに鯨肉類など
の特異臭を殆んとミあるいは完全に除去することができ
るなどの利点がある。
なおさらに、BPCを用いて脱臭を行う場合には、BP
Cの原料は天然品であるから一定品質の原料が得難く、
また焙煎条件によって焙煎生成物質の生成量も相当異る
ためにBPCの脱臭効果が可成り変動する。
さらにまた、BPCを超微粒子とする操作が大変煩雑で
あるが、マルトール類は化学製品であり、純品として入
手できるうえに水溶性であるから、脱臭効果の一定な、
しかも、その効果の判った漬込み液や、調味料が調製で
きると云う利点があり、BPCは不溶性のためにいかに
微粒子化しても漬込み液や調味液中で沈澱したりする欠
点があったが、本発明によって、これらの多くの欠点が
解消したわけである。
我が国ではマルトールは食品添加物の着香料として使用
許可されており、すでに巾広く使用されている。
よく使用される食品は主として製パン、製菓(焼菓子)
、キャンデー、清涼飲料水、チョコレートなどであり、
清涼飲料水では酸味を和らげ、パンや焼菓子類では保高
性を高めて香味改良効果があり、チョコレートでは芳香
持続と舌ざわりの改良効果があると云われる。
また、マルトールはチョコレート、ストロベリー、オレ
ンジなどのフレーバーによく合うといわれている。
このように巾広く使用されているが*3、特異臭ある食
品なかでも肉類の脱臭剤として使用されている例は未だ
記載がない。
(*3 :岡村−弘著二食品添加物使用法、141頁、
昭和48年、食品と科学社)。
本発明者は先に焙煎植物繊維質(BPC)の微粒子を生
肉類に接触させることを特徴とする特異臭を有する肉類
の脱臭法を開発したが(%願昭53−133012)、
この方法を更に検討してBPCが肉類の特異臭を脱臭す
る主作用因子は焙煎によって生ずるマルトール関連物質
ではないかと推定して、化学的に純粋なマルトール類(
入手できるもの)を使用して実験し、マルトール類はい
ずれも肉に対してppmオーダーの添加によって肉類の
特異臭を脱臭することを確め、BPC法の欠点を改良し
て、こ\にマルトール類添加による肉類脱臭法を完成し
た。
本発明は、さぎのBPC法とはことなり、繊維質を焙煎
して微粒子化する必要はなく、漬込みを行う場合でも漬
込み液にマルトール類を微量添加するだけで簡単であり
、或は味付は煮や焼肉の場合には肉類を予め漬込む必要
さえなく、マルトニル類を添加した調味液や゛たれ″を
使用するだけで、肉類の特異臭を除去できるわけである
本発明の方法を更に詳しく説明すると、例えば、マルト
ール類はいずれも水溶性であり、肉に対してppmで脱
臭効果を発揮するので、肉塊に浸透させるには、漬込み
法による場合には漬込み液または漬込み用ペースト中に
マルトール類を数ppmから数10ppm濃度に添加す
れば良い。
また、漬込みを促進するとか、マルトール類の肉内部え
の浸透を早めるためには、マルトール類を数ppm〜数
10ppm含有する液を多針注入器を用いて肉に注入す
ればよい。
この場合生肉中えのマルトール類の浸透、拡散を早める
ためには2〜3係の食塩水(または8倍位に稀釈したし
ょう油)に乳化剤としてレシチン約0.5%および馬鈴
薯澱粉5〜10%、サラダオイル8〜15係を加えて加
熱してから高速ブレンダーで乳化した液を冷却してから
使用するのも一法である。
しかし、肉片が小さいとか、薄いものの場合には漬込み
は必要ではなく、調理加熱の際に使用する調味液の中に
マルトール類を1〜30ppm添加したものを使用する
だけで充分である。
BPCによる脱臭の場合には、BPCが水に不溶であり
、焙煎によって生成したマルトール類は繊維質に吸着さ
れていたり、弱く結合していたりするために、脱臭因子
が内申に浸透拡散するのが町成り遅く、そのために小さ
な肉片の脱臭処理にも数日間の漬込みが必要であった。
次に、実施例を記載して更に説明する。
実施例 1 16%食塩水(若しくは淡口しょう油)■25CC11
%マルトール水溶液1cc、大豆レシチン5g、馬鈴薯
澱粉50.!9、サラダオイルIonに水を加えて1k
gとし、このものを攪拌しつ5煮沸して、温時にホモブ
レンダーで12,000〜15.00 Orpmで5分
間処理して充分乳化した液を冷却して脱臭液とする。
特にマトン臭の強い一片約250i12X15 X 1
.5cnL)のマトン肉2片約500gをとりハム製造
時に使用される塩漬促進用の多針注入器を使用して上記
の脱臭液40〜50gをマトン肉になるべく一様に注入
し、このものを平皿に入れて、その上から脱臭液400
〜500.9を注ぎ入れ、0〜5℃の冷蔵庫でl〜2日
間保存後とり出し、水洗して水切り後ステーキとして焼
いて試食するのにマトン臭は食塩水(若しぐは淡目しょ
う油)を使用した場合はいずれも殆んど完全に除去され
ているが、マルトール水溶液を使用せずに他は上記と同
様に処理した場合にはマトン臭は殆んど除去されていな
い。
実施例 2 特にマトン臭の強い赤身羊肉または山羊肉を1片2〜3
gの小片に切ったもの200gを牛鍋に入れ、マルトー
ルとエチルマルトールの等量混合物0.002%を含む
161%食塩水(若しくはしよう油)40cc、水12
0ccを加えて5分間煮沸後試食するのにマトン臭また
は山羊内奥は完全に除去されており、このマトンまたは
山羊肉の味付煮の味は非常にまろやかになっている。
実施例 3 市販の白みそと赤みその等量混合物にその重量の15%
の水を加えて充分まぜ合せたもの、または食塩7%、小
麦粉3〜4%を含む小麦粉ペーストに、マルトール、エ
チルマルトール、イソマルトールの等量混合物を添加し
、このみそ混合物、または小麦粉ペーストに対してマル
トール類混合物の添加量が0.003係(30ppm)
となるようにする。
1片200g位の鯨肉片またはイルカ肉片4片にこの混
合みそ、または小麦粉ペーストを塗りつけて漬は込んで
5〜10℃の冷蔵庫に10日間保存後取り出し、みそ、
または小麦粉ペーストを除去水洗後、焼肉として試食す
るのに、鯨内奥またはイルカ内裏は殆んど感ぜられない
までに脱臭されている。
肉とみそとの量比は肉の量によって異るが、肉:みそ−
i:o、s〜1.5程度でよい。
しかし、この場合もみそ、または小麦粉ペーストにマル
トール類を添加しない場合は特異臭は殆んど除去されて
いない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マルトール エチルマルトール、イソマルトールな
    どのマルトール類の単品またはこれらの混合物を調理加
    熱の前または調理加熱の際に、羊肉(マトン)、山羊肉
    、鯨肉、イルカ肉など特異臭の強い肉類に滲透させるか
    、添加することによって、これらの肉類の特異臭を除去
    することを特徴とする肉類脱臭法。
JP53164713A 1978-12-25 1978-12-25 マルト−ル類添加による肉類脱臭法 Expired JPS5832580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53164713A JPS5832580B2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 マルト−ル類添加による肉類脱臭法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53164713A JPS5832580B2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 マルト−ル類添加による肉類脱臭法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5588677A JPS5588677A (en) 1980-07-04
JPS5832580B2 true JPS5832580B2 (ja) 1983-07-14

Family

ID=15798463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53164713A Expired JPS5832580B2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 マルト−ル類添加による肉類脱臭法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5832580B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240792A (ja) * 1988-07-29 1990-02-09 Matsushita Refrig Co Ltd 自動販売機の商品棚
JPH0240791A (ja) * 1988-07-29 1990-02-09 Matsushita Refrig Co Ltd 自動販売機の商品棚

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX384848B (es) 2016-12-22 2025-03-14 Unilever Ip Holdings B V Estabilizacion de composiciones cosmeticas que comprenden aceites de pescado y acidos grasos hidroxilados y/o sus derivados
JP6968721B2 (ja) * 2017-02-03 2021-11-17 キッコーマン株式会社 畜肉加熱調理用組成物、畜肉入りレトルト食品、畜肉入りレトルト食品の加熱臭抑制方法、及び畜肉入りレトルト食品の製造方法
JP7377388B1 (ja) * 2023-04-10 2023-11-09 株式会社タイショーテクノス 異味及び/又は異臭のマスキング剤、異味及び/又は異臭をマスキングする方法、並びに、組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240792A (ja) * 1988-07-29 1990-02-09 Matsushita Refrig Co Ltd 自動販売機の商品棚
JPH0240791A (ja) * 1988-07-29 1990-02-09 Matsushita Refrig Co Ltd 自動販売機の商品棚

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5588677A (en) 1980-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0743011B1 (en) Processed meat, meat material using the same, and method of processing meat
CN109588646A (zh) 一种用于制备果香酥烤鸭的调味汁、腌制液及果香酥烤鸭的制备方法
CN103263038A (zh) 一种包装鱼杂的制作方法
KR102043905B1 (ko) 레토르트 훈연 삼계탕 및 이의 제조방법
CN106805131A (zh) 一种茶香东坡肉的加工方法
JP3585072B2 (ja) 加工動物性蛋白食材の製造方法
CN109123437A (zh) 麻辣乳鸽肉干的制作方法
KR100526424B1 (ko) 청국장 햄의 제조방법
JP7241508B2 (ja) 食肉加工食品の製造方法
JPS6019449A (ja) 調味用油の製法
JPH09209A (ja) 食肉及び魚介類の軟化処理剤乃至食味改善剤
KR20170108295A (ko) 훈제 돼지 껍데기
KR100725015B1 (ko) 새우육수를 함유한 배추김치 제조방법
CN105054083B (zh) 一种卤香肘子
KR102749536B1 (ko) 누룽지 닭백숙 제조방법 및 그에 의하여 제조되는 누룽지 닭백숙
JPH06197720A (ja) 調味料及び食品原材料の製造方法
JPS6236658B2 (ja)
JPS5832579B2 (ja) 焙煎した植物性繊維質による肉類脱臭法
JPS5835067B2 (ja) 矯臭方法および矯臭剤
CN107692068A (zh) 一种香辣鸭肫的制作方法
CN112890116A (zh) 一种熏鹅及其制备方法
CN107495138A (zh) 一种麻辣牛肉干及其制备方法
JPH07289195A (ja) 燻製豆腐の製造方法
JP2001178425A (ja) 冷製麺用スープ
JP3030639B1 (ja) 無臭ニンニク調味料