JPS5833300B2 - 不等辺不等厚山形鋼及び類似形鋼の製造方法 - Google Patents

不等辺不等厚山形鋼及び類似形鋼の製造方法

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JPS5833300B2
JPS5833300B2 JP50022125A JP2212575A JPS5833300B2 JP S5833300 B2 JPS5833300 B2 JP S5833300B2 JP 50022125 A JP50022125 A JP 50022125A JP 2212575 A JP2212575 A JP 2212575A JP S5833300 B2 JPS5833300 B2 JP S5833300B2
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cooling
shape steel
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scalene
thickness
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康 上野
米章 藤田
一夫 田部
稔 田中
司 浅田
遵 古川
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JFE Engineering Corp
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Nippon Kokan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、不等辺不等厚山形鋼及び類似形鋼製造方法の
改良に係り、特に仕上圧延後の冷却曲りを小さくするこ
とによって、プレス矯正材発生の大巾な軽減を図ったも
のである。
一般に不等辺不等厚山形鋼等にあっては、その形状が非
対称なため、仕上圧延後の冷却過程で、いわゆる大曲り
や長辺波が発生し易いことは知られたところである。
このような大曲りや長辺波が大きい場合、通常のローラ
ー矯正機では所定の形状が得難く、更にプレス矯正をも
必要とするのが通例とされる。
これは次工程の精整を繁雑化するだけでなく、流れ工程
の遅延をもたらす以外の細物でもなかった。
従ってそれぞれの現場において、種々対策がとられてき
たものであるが、いまだにこれといった有効適切な提案
の発表されないままに推移しているのが現状ということ
ができる。
本発明はこのために開発されたものであって、その特徴
は、従来の如く仕上圧延後ではなく、仕上圧延前の段階
において大曲りや長辺波の発生する要因を排除すること
にある。
具体的には形鋼の薄肉長辺側及び厚肉短辺側の厚さに応
じてそれぞれ冷却し、これによって仕上圧延前の段階で
長辺側の変態点通過による膨張を完了させておくことで
ある。
かくするならば、仕上圧延後の冷却曲りも軽微ですみ、
プレス矯正材の発生をほとんど回避することができる○ 本発明が効果的に適用し得る形鋼は不等辺不等厚山形鋼
及びその類似形鋼(例えばバルブ、プレート等)がそれ
である。
その他形鋼を破戒する各辺が不等辺及び/又は不等厚で
あるなんば、同様にその有用性を示し得ることは言うま
でもない。
然しなからこれら形鋼の中、その代表的なものとして第
1図で例示した不等辺不等厚山形鋼を選び、それに対す
る本発明法を詳述する。
他の形鋼に対しても同様の態様で容易に対処し得るもの
であり、かつ所期の効果も十分に発揮せしめ得るからで
ある0 さて本発明の基本原理とすることは、炭素鋼がその連続
冷却過程において、Ar3→Ar1間で膨張する領域が
存在するという知見に基づく、これが第2図である。
加うるに、不等辺不等厚山形鋼では長−短辺の厚さの相
違により、上記連続冷却過程における温度降下にかなり
の差をもたらす。
これを模式的に示せば、第3図の如きものとなろう。
これらの要因によって仕上圧延後の冷却曲りその他が発
生していたものである。
このような冷却曲り過程の連続変化パターンが第4図及
び第6図で示される。
これについて詳述するならば、まず以下の記載における
数値は、 500X 150X 11.5X 18(im)サイズ
のイ指田シロ割勇七形鋼の例で示したものである。
上記第3図、4図及び6図において、(tは仕上圧延後
の経過時間秒を示す)。
a:t=O仕上げ圧延直後 b : t=180長辺側が変態点に達し膨張→(ト)
曲りになる。
c : t=360短辺側が変態点に達し膨張→(田曲
りが(1曲りになる。
ここで短辺側の変態終了時、長辺温度は500 ℃前後の為その後は長辺に比べ短 辺の冷却速度が相対的に速くなり、 再び(m個へ曲る。
d二t=5000完全冷却 ここで第6図に基づいて、この連続変化パターンを説明
すれば、仕上圧延後のaから温度の低い長辺がAr3点
に至るbeまで長辺と短辺ともに収縮するだけであるか
ら、この間はとんど曲りは生じない。
長辺がAr3点、即ちbeに達すると第2図に示すよう
に膨張を開始するが、この時はAr3点以上の温度であ
るから収縮を続ける。
そのため時間の経過と共に(田曲りが大きくなり、bで
極大に達する。
このbは長辺がAr1点の時点に一致する。
長辺はA、rI点以降は再び収縮するから(ト)曲りは
減少を開始し、次いで更に冷却が進行すると今度は短辺
がAr3点に至り膨張を始め(1)曲りは更に減少し、
ついには(1曲りに転換する。
この(@曲りは短辺がkrlに達する時その極大値を示
す(0点)。
以後、長辺、短辺とも収縮するが両辺の温度差により常
温まで冷却される間に短辺が大きく収縮するから再び(
1曲りに変化し、最終的に曲りhを生ずる。
このような連続変化パターンは上記サイズによるものの
1例であるが、他のサイズにあっても同様の傾向を示す
ことは言うまでもなく、いずれにしても不等辺不等厚形
状のものにあっては、不等辺不等厚の故に、例えば薄肉
長辺側と厚肉短辺側とでは、それぞれ連続冷却過程での
変態点を通過する時点が異なることは明らかである。
そこで本発明では、上記冷却曲り発生パターンを踏まえ
、仕上圧延前、上記各辺にそれぞれ別個に冷却して、薄
肉長辺側温度をAr1変態点直下及び厚肉短辺側温度を
Ar3変態点直上に調節した上で、仕上圧延することと
したものである。
換言するならば、上記温度降下の差を利用して仕上圧延
前に、薄肉長辺側のAr3〜Ar1変態域通過による膨
張を完了せしめておくことである。
かくするならば上記の如く膨張した長辺側を含めて仕上
カリバーを通すならば、長短辺の長さが等しくなる如く
圧延されることになる。
従って圧延後の冷却曲りは、前記第6図す点から始まる
。
それが第5図にも示したa点である。
この結果最終曲りはhより小さいh′となる。
このような本発明による冷却曲りパターンは上記第5図
及び第6図で示した如く、 a’:t=0 仕上げ圧延直後 b’:t=1so短辺側温度変態点に達し膨張−@1曲
り c’: t=5000 完全冷却 となる。
即ち圧延後の冷却曲りは、厚肉短辺側がAr3〜Ar1
変態域を通過する際の膨張に基因するもののみとなろう
。
これならば通常見られたプレス矯正を必要とする程の大
曲りや長辺波が発生する余地はほとんどない。
事実通常のロール矯正で間に合う程度の曲りにとどまっ
た。
これが前記第4図、第5図及び第6図において1つのパ
ターンとして示した如く、従来の曲り量りがh′にまで
減少した理由に外ならない。
次に本発明方法の場合、第8図に示すように長辺は11
点に、短辺はt2点にある時に仕上圧延を行うことにな
るから、両者の温度差T。
があってもその長さの差(Jt>は13点とt4点で仕
上圧延を行う場合の長さの差(Alc )に比べて極め
て小さくなり、0とすることも可能となる。
これが本発明方法により曲り量が減少する第2の理由で
ある。
このような本発明の細部については、以下の具体的な実
施例に基づいて更に述べる。
本例における供試鋼の化学成分は、第1表に完全冷却後
の製品状況及びプレス矯正付発生率は第2表に示された
通りである。
注:上記製品サンプルの実験室に於ける変態点測定結果
は Ar3760 ’C Art 700°C 但し冷却速度二60℃/min 測定範囲: 900℃〜400’C 試験装置:交周波加熱式全自動変態記 録装置 まず、本例において使用された形鋼圧延ラインのレイア
ウトは第7図のものである。
即ち1は鋼片加熱炉、2−BD 、 3−R1,4−R
2及び5Fはそれぞれ圧延機、6は本発明に基づく冷却
装置、Iは熱間鋸断機、8は冷却床、9はローラー矯正
機を示す。
上記構成において、仕上圧延機5−F前に配設された冷
却装置6以外は従来のものと変りはない。
さて、4−R2を出た中間材は、冷却装置6によってそ
れぞれの長辺及び短辺は、その厚さによって適当に調節
されて次の如く冷却される。
即ち長辺側温度(Tw)≦Ar1 短辺側温度(TF)≧A r 3、同時にTF−’rw
≦1500G である。
ここでTF−Tw≦150℃としたのは、TF≧Ar3
及びTw≦Ar1に調節したとしても上記TFとTwの
温度差が150℃を越えた場合、これによる収縮量の差
が大きくなって、最終曲り量が従来圧延によるものとは
ほとんど変らない程度のものとなるからである。
これはこのような冷却的りは最終的に長−短辺それぞれ
の熱容量差で決まり、その温度差が大きい程、又絶対値
の大きい程その増大をもたらすからに外ならない。
上述した如き長辺側及び短辺側それぞれの上記冷却は冷
却又は水冷いずれでも可能である。
具体的には本例の如く水冷の方がより実用的と考えられ
る。
いずれにしても長−短辺側それぞれに対する噴射水量、
噴射幕及び噴射時間の調節は格別の努力をする必要もな
く容易に可能である。
このように長−短辺側それぞれが上記のように、その温
度を調節された中間材は、ついで仕上圧延機に入るが、
この場合、冷却中に生ずる歪(例えば長辺側の波など)
が消える程度の軽圧下が望ましい。
もし通常の仕上圧延の如き比較的強い圧下率で仕上げる
ならば、比較的低温でなされる圧下と歪の作用により、
ロール肌を傷め、いわゆるロール疵の原因となり易いか
らである。
従って上述した如く、冷却によって生じた歪の消える程
度、具体的には厚さその他によって異なるが、熱間連続
圧延による製品に対するホットスキンパスの如き作用が
本発明の狙いであり、またそれでよい。
このようにして得られた冷却後の最終製品の形状及びプ
レス矯正発生率が前記第2表である。
これによるならば、従来プレス矯正が必要とされるもの
は100%、即ち全量であったが、本発明によったもの
はわずか2〜5%程度に激減したことが分る。
もって本発明の有用性が理解できよう。
更に、前記第2表中、500 X 150X 11.5
X 18サイズの不等辺不等厚山形鋼に対する冷却法、
冷却温度及び冷却時間との関係を詳細に調査した結苦蕾
来が第3表であり、これに基づく仕上圧延温度と冷却曲
りとの関係が第4表である。
上記各表によれば、まず空冷によっても本発明レベル内
の温度調節は可能であるが、そのための所要時間の長い
ことが分る。
これによって水冷が実用的とされる所以である。
次に水冷の場合でも、パターンBのものは、本発明レベ
ルを充足せしめることは不可能である。
これによる冷却曲り(A3)は第4表に示された通り従
来法である(/164)のパターンによるものとほとん
ど変りないことが理解されよう。
これに反し、上記本発明レベルにあるパターンAによる
(Al )及び(涜2)はそれぞれ+20mm125
m 、 −)−40mm/ 25 m程度の冷却曲りに
とどまることが分る。
このように、上記本発明による温度レベル及び相互の関
係が厳密に守られねばならない。
本発明による不等辺不等厚山形鋼等において、特に不等
厚の度合に特に制限はない。
然しながら厚肉辺の厚さt2が、薄肉辺の厚さtlの1
.2倍以上の形鋼に適用してもつとも効果的であった。
このような本発明によるときは、従来はとんど全量がプ
レス矯正によらざるを得なかった不等辺不等厚山形鋼等
の製造において、そのプレス矯正付発生率を激減せしめ
得ることは容易に可能であって、工程の簡素化はもとよ
り、省力化への貢献も大きく、真に有益な発明と言うべ
きである。
【図面の簡単な説明】
第1図は不等辺不等厚山形鋼の形状の1例、第2図は炭
素鋼の連続冷却過程において発生する変態点と長さの関
係を模式的に示したグラフ、第3図は第1図の不等辺不
等厚山形鋼に対する通常圧延後の長短辺それぞれの温度
降下パターン、第4図は同じく通常圧延法における圧延
終了後の冷却過程において発生する冷却曲りの発生パタ
ーン、第5図は同じく本発明法による同上の発生パター
ン、第6図は不等辺不等厚山形鋼の冷却曲りの変化態様
を示すパターン、第7図は本発明法に基づく形鋼圧延設
備レイアウトの説明図、第8図は温度と長さの関係を示
すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 薄肉辺(長辺)の厚さtl及び厚内辺(短辺)の厚
    さt2がt2/11≧1.2の関係にある不等辺不等厚
    山形鋼及び類似形鋼の製造方法において、その仕上圧延
    前、上記形鋼の各辺をその厚さに応じ、その薄肉辺の温
    度をkr1以下、その厚内辺の温度をAr3以上、同時
    に上記両辺の温度差を150℃以下にそれぞれに冷却し
    て後仕上圧延することを特徴とする不等辺不等厚山形鋼
    及び類似形鋼の製造方法。
JP50022125A 1975-02-22 1975-02-22 不等辺不等厚山形鋼及び類似形鋼の製造方法 Expired JPS5833300B2 (ja)

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