JPS5834720B2 - 埋設枝管の接続継手部の漏水防止方法 - Google Patents

埋設枝管の接続継手部の漏水防止方法

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JPS5834720B2
JPS5834720B2 JP55013321A JP1332180A JPS5834720B2 JP S5834720 B2 JPS5834720 B2 JP S5834720B2 JP 55013321 A JP55013321 A JP 55013321A JP 1332180 A JP1332180 A JP 1332180A JP S5834720 B2 JPS5834720 B2 JP S5834720B2
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馨 阿部
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、埋設主管から分岐した埋設枝管の接続継手
部の漏水防止方法に関する。
地下に埋設されているヒユーム管などの下水管は、その
継手部分のバッキングの装入不良、もしくは使用中のバ
ッキング破損等によって、地下水が継手部分から下水管
内に浸透して下水に混合し、下水処理量を増加させてい
る。
また工場廃液用下水管等の継手部分の漏水が多くなると
、上記とは反対に下水や廃液が地中に流出して未処理の
ままの下水が河川やかんがい溝などに混入して地下水、
河川水、かんがい水などを汚染して公害問題を起こす場
合がある。
このような下水管の継手部分の漏水を防止するために、
下水管検査用テレビジョンカメラとシーリングバンカー
とを下水管内にいれて共に移動させ、テレビジョンカメ
ラによって下水管の漏水箇所を発見し、この漏水箇所に
シーリングパッカーから硬化剤液を圧入して硬化させる
方法が知られている。
上記公知の方法は、直列に接続した下水管継手部の漏水
防止に適用するものである。
またこの発明者は先に、上記の下水主管と下水枝管との
分岐継手部の漏水を防止するために、下水主管内に中空
弾性体からなる主管密封器を、下水枝管内に中空弾性体
からなる枝管密封器をそれぞれ配置し、上記両密封器内
に圧縮気体を送入して雨下水管を密封し、いずれか一方
の密封器より分岐継手部に硬化剤液を注入して固化させ
るようにした下水管の分岐継手部の漏水防止方法(特開
昭52−87854号公報参照)を発明した。
上記のように、下水主管の継手部、および下水主管と下
水枝管の分岐継手部の漏水防止方法は知られていたが、
その後本発明者が下水管の漏水防止のための現場作業を
数多く施工しているうちに、下水枝管の接続継手部にお
いても漏水があることを知ったのである。
すなわち、下水枝管が長い場合、特に下水枝管が湾曲状
の場合には、下水枝管は複数個の短管を接続して形成さ
れており、しかも下水枝管は地表に近く埋設されている
ために、地上からの振動によって、上記短管の接続継手
部に隙間を生じ、かなりな漏水があることを知ったので
ある。
この発明は、上記公知の下水管の分岐継手部の漏水防止
方法を更に一歩進めたもので、該分岐継手部の漏水のほ
かに、下水枝管を形成する短管の接続継手部の漏水をも
防止する方法を提供するものである。
すなわちこの発明は、埋設主管より分岐し複数個の短管
を接続してなる埋設枝管において、埋設主管内に、長手
方向の中央部と分岐継手部との間に空所を形成するよう
にした伸縮自在の中空弾性体からなる主管密封器を配置
すると共に、埋設枝管内に、外周面に先端から後部中途
に延びる多数条の溝を形成した伸縮自在の中空弾性体か
らなる枝管密封器を配置し、上記両密封器内に圧縮気体
を送入して両埋設管を密封し、次いでいずれか一方の密
封器より上記空所に硬化剤液を注入し、該硬化剤液を上
記多数条の溝を通って埋設枝管を形成する短管の接続継
手部に侵入、硬化させることを特徴とする埋設枝管の接
続継手部の漏水防止方法である。
以下にこの発明を実施するための漏水防止装置の1例を
図面によって説明する。
1は地下に埋設された下水主管(埋設主管)、2は上記
下水主管1から上方に分岐した下水枝管(埋設枝管)で
、該下水枝管2は複数個の湾曲状の短管2a、2b、2
cを順次接続して湾曲状に形成されており、その上端は
、下水支流管3(通常複数本)から集められた下水の溜
りとなる会所4に開口している。
漏水防止装置は、下水主管1内に挿入される主管密封器
5と、下水枝管2内に挿入される枝管密封器12とから
なる。
主管密封器5は、ゴム等の伸縮自在の弾性体から円筒状
に形成された2個の主管外套6a 、6bと、この主管
外套5a、5bの内端部を結合する剛性の材料からなる
接合管7と、主管外套5a 、6bの外端部を閉塞する
ように取付けた端板8a 、8bとから形成されている
。
上記主管外套6a、6bはその内部に圧力をかけて膨張
させたとき、その外面が下水主管1の内壁1aに密着す
るような外径を有し、また上記接合管7は下水主管1の
内径より小さな外径を有している。
上記後側の主管外套6bの端板8bには、主管外套6b
内に開口する圧縮気体管9が連結され、また上記端板8
bを気密的に貫通する硬化剤管10および急結剤管11
が設けられ、これら管io、1iは前記接合管7の外面
に開口する硬化剤口10aおよび急結剤口11aにそれ
ぞれ連結されている。
枝管密封器12は、ゴム等の伸縮自在の弾性材料から成
形された管状の枝管外套13と、この枝管外套13の先
端部に取付けた弾頭状の端板14aと、後端部に取付け
た端板14bとから形成されている。
上記枝管外套13は、その内部に圧力をかけて膨張させ
たとき、外面が下水枝管2の内壁2dに密着するような
外径を有し、また下水枝管2とほぼ同じ長さを有してい
る。
そして枝管外套13の外周面には、弾頭状の端板14a
側の先端から下水枝管2の短管2b、2c間の接続継手
部Bを若干過ぎる中途までの多数条の溝13a(第2図
)が形成されており、この溝13aは枝管外套13を膨
張させたときに閉塞されることなく下水主管1内に連通
ずる。
なお上記後端部の端板14bには、枝管外套13内に開
口する圧縮気体管15が連結される。
上記の圧縮気体管9,15は地上に設けた圧縮機または
ボンベ(図示されていない)に、また硬化剤管10およ
び急結剤管11は地上に設けた貯槽(図示されていない
)にそれぞれ屈曲自在のゴム管で連結されている。
上記の装置を用いて下水枝管2の短管2 a + 2
b +2cの接続継手部の漏水を防止するには、上記主
管密封器5を下水主管1内にいれて、接合管7が下水主
管1の分岐継手部Aに位置するように配置すると共に、
枝管密封器12を下水枝管2内に入れて、その弾頭形の
端板14aが分岐継手部Aに近接するような位置に配置
する。
次に主管密封器5および枝管密封器12内に圧力1〜3
Kp/crItの圧縮気体をそれぞれ圧入すると、不定
形にしぼんでいた主管外套6a 、6bの外周面が下水
主管1の内壁1aに密着すると共に接合管Tと内壁1a
との間に環状の空所16を形成し、また枝管外套13の
外周面が下水枝管2の内壁2dに密着される。
次いで主管密封器5の硬化剤管10および急結剤管11
から硬化剤および急結剤を圧力0.1〜0、8 Ky/
cr/lで圧送すると、硬化剤口10aおよび急結剤口
11aから圧出されて混合された硬化剤液が上記環状の
空所16に充填され、枝管外套13の溝13aを通って
下水枝管2の短管2a12b。
2cの接続継手部B、Bの漏水箇所の間隙に侵入する。
そしてこれらの間隙に侵入した硬化剤液が接続継手部B
の外壁部分に圧出して地中に侵入し、その状態で硬化し
て接続継手部Bの外部を閉塞するので、地下水が接続継
手部Bより下水枝管2内に浸透するのが防止される。
なお、上記の作業において、枝管外套13の溝13aは
、枝管外套13の会所4側の端板14bまで削設されて
いないので、硬化剤液が会所4内に流出することはない
。
また、下水主管1と下水枝管2の分岐継手部Aにも漏水
がある場合には、上記空所16に充填された硬化剤液の
一部が分岐継手部Aの漏水箇所の間隙に侵入して、上記
の下水枝管2の接続継手部Bの漏水防止と同時に分岐継
手部Aの漏水が防止される。
上記漏水防止作業が終了したのち、主管密封器5および
枝管密封器12内の圧縮気体を放出すると、主管外套6
a、6bs枝管外套13はしぼんで原形状となって下水
主管1、下水枝管2内をそれぞれ移動可能になる。
上記の施工において、空所に供給された硬化剤、急結剤
の混合液が下水主管1の内壁1a、下水枝管2の内壁2
d等に環状に硬化して固着するので、漏水防止作業完了
後にロンディングクリーナで除去する必要がある。
この発明者は、先に下水管内壁に硬化物が固着しないよ
うにした漏水防止装置(特開昭52−18223号公報
、特開昭52−87853号公報参照)を提案している
が、この発明は上記提案の漏水防止装置にも応用できる
。
また、以上に説明した構造において、主管密封器5に硬
化剤管10および急結剤管11を設けたものを示したが
、下水枝管2の内径が比較的大きい場合には、枝管密封
器12側に硬化剤管10および急結剤管11を設けても
よく、更に一方の密封器に硬化剤管10をまた他方の密
封器に急結剤管11を設けてもよい。
上記に説明した主管密封器及び枝管密封器に注入される
圧縮気体は空気でもよいが、下水管内にメタンガスなど
の発生が多い場合は、窒素などの不活性気体を使用する
ことが好ましい。
圧縮気体源はボンベが圧力調節が容易であって好ましい
が、大型の下水管の漏水防止作業の場合は圧縮機を使用
してもよい。
この発明に使用される硬化剤は数分間に硬化し得るもの
であり、注入直前に急結剤、硬化促進剤と混合して使用
される二液型のものが適当であり、これら硬化剤はトン
ネル掘進工事等において通常使用される急結モルタル、
硬化性合成樹脂などから適宜選択される。
また硬化剤は下水と反応して硬化し得る粉末状のもので
あってもよい。
上記に説明した具体例は、下水管の継手部の漏水防止に
関するものであるが、この発明は下水管のみならず送水
管、送油管等を新設する場合の分岐継手部および接続継
手部の漏洩防止等に広く使用することができる。
以上に説明したようにこの発明の方法によれば、下水枝
管を形成する短管の接続継手部の漏水を簡単に防止する
ことができ、かつ下水主管と下水枝管との分岐継手部の
漏水をも同時に防止することができる。
その結果、下水に地下水が混入することがないので、下
水処理設備能力が確保され、あるいは下水が外部に洩れ
て未処理のまま河川水や地下水に流入して汚染されるの
が防止される。
従ってこの発明は、汚水処理や水源汚染などの公害問題
を解決するために大きな貢献をするものである。
またこの発明の方法によれば、埋設枝管が枝管外套によ
って密封された状態において、硬化剤液が溝を通って接
続継手部に圧入されるので、硬化剤液は埋設枝管の全内
面に付着することがないため、硬化物の除去が簡単であ
り、かつ硬化剤液の量が少なくてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実施するための装置の1例の
垂直切断側面図、第2図は第1図の■■線矢親断面図で
ある。 1:下水主管(埋設主管)、2:下水枝管(埋設枝管)
、2a、2b、2c:短管、5:主管密封器、5a、5
b:主管外套、7:接合管、12二枝管密封器、13:
枝管外套、13a:溝、16:空所、A:分岐継手部、
B:接続継手部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 埋設主管より分岐し複数個の短管を接続してなる埋
    設枝管において、埋設主管内に、長手方向の中央部と分
    岐継手部との間に空所を形成するようにした伸縮自在の
    中空弾性体からなる主管密封器を配置すると共に、埋設
    枝管内に、外周面に先端から後部中途に延びる多数条の
    溝を形成した伸縮自在の中空弾性体からなる枝管密封器
    を配置し、上記両密封器内に圧縮気体を送入して両埋設
    管を密封し、次いでいずれか一方の密封器より上記空所
    に硬化剤液を注入し、該硬化剤液を上記多数条の溝を通
    って埋設枝管を形成する短管の接続継手部に侵入、硬化
    させることを特徴とする埋設枝管の接続継手部の漏水防
    止方法。
JP55013321A 1980-02-05 1980-02-05 埋設枝管の接続継手部の漏水防止方法 Expired JPS5834720B2 (ja)

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