JPS5835892Y2 - ピストンカツプ - Google Patents
ピストンカツプInfo
- Publication number
- JPS5835892Y2 JPS5835892Y2 JP1977095011U JP9501177U JPS5835892Y2 JP S5835892 Y2 JPS5835892 Y2 JP S5835892Y2 JP 1977095011 U JP1977095011 U JP 1977095011U JP 9501177 U JP9501177 U JP 9501177U JP S5835892 Y2 JPS5835892 Y2 JP S5835892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cup
- piston
- angle
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/324—Arrangements for lubrication or cooling of the sealing itself
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用のピストンカップに関するものであ
る。
る。
自動車には、各種油圧装置が塔載されている。
すなわちピストンカップを挿嵌し、ピストンとシリンダ
とピストンカップによりシリンダ室を構成し、ピストン
とシリンダとの相対運動で油を押圧して、油圧を発生す
る装置が多々使用されている。
とピストンカップによりシリンダ室を構成し、ピストン
とシリンダとの相対運動で油を押圧して、油圧を発生す
る装置が多々使用されている。
特に、自動車の安全性の観点から最も重要視されている
ブレーキ装置におけるピストンカップ(以下単にブレー
キカップと言う)に関して、安全性の観点よりシール効
果を高めるブレーキカップが種々開発されている。
ブレーキ装置におけるピストンカップ(以下単にブレー
キカップと言う)に関して、安全性の観点よりシール効
果を高めるブレーキカップが種々開発されている。
その結果、シール効果について一応満足のゆくブレーキ
カップが開発された今日、ユーザーの要求はブレーキペ
ダルを踏んだ時のフィーリングを問題にする様になって
きた。
カップが開発された今日、ユーザーの要求はブレーキペ
ダルを踏んだ時のフィーリングを問題にする様になって
きた。
すなわち、自動車の制動にあたってブレーキペダルを抵
抗感無くスムーズに踏む事が出来、且つ踏力がなるべく
少くて自動車を確実に制動することを可能にするブレー
キカップが要求されるようになった。
抗感無くスムーズに踏む事が出来、且つ踏力がなるべく
少くて自動車を確実に制動することを可能にするブレー
キカップが要求されるようになった。
従来、第1図および第2図に図示したいわゆるS、A、
Eタイプおよびオペルタイプと称するブレーキカップお
よびこれらを変形したブレーキカップが多用されてきた
が、これらのブレーキカップの場合、本考案者らが行な
った実験によれば、シール効果は高いが、被摺動面に形
成されている油膜が時には切られることにより、シリン
ダ等の金属壁とカップとが直接接触することになりブレ
ーキカップの摺動抵抗が高くなりもってブレーキカップ
をマスクシリンダ内で摺動させて、マスクシリンダ内に
一定の油圧を発生させるのに大きなピストン作動力すな
わち大きなブレーキペダル踏力を要求(シリンダの昇圧
効率が悪い)するという欠点があった。
Eタイプおよびオペルタイプと称するブレーキカップお
よびこれらを変形したブレーキカップが多用されてきた
が、これらのブレーキカップの場合、本考案者らが行な
った実験によれば、シール効果は高いが、被摺動面に形
成されている油膜が時には切られることにより、シリン
ダ等の金属壁とカップとが直接接触することになりブレ
ーキカップの摺動抵抗が高くなりもってブレーキカップ
をマスクシリンダ内で摺動させて、マスクシリンダ内に
一定の油圧を発生させるのに大きなピストン作動力すな
わち大きなブレーキペダル踏力を要求(シリンダの昇圧
効率が悪い)するという欠点があった。
又、時にはシリンダ内をブレーキカップが摺動するに際
して、スティックスリップ振動と類似の振動が発生し、
安定したピストン作動すなわち安定した制動が確保され
ない場合もあった。
して、スティックスリップ振動と類似の振動が発生し、
安定したピストン作動すなわち安定した制動が確保され
ない場合もあった。
本考案者らは、これら従来のブレーキカップおよびその
他の自動車用油圧シリンダの有していた欠点を解消すべ
く、幾多の実験および理論解析を重ねた結果、本考案を
案出したものである。
他の自動車用油圧シリンダの有していた欠点を解消すべ
く、幾多の実験および理論解析を重ねた結果、本考案を
案出したものである。
本考案を案出する基盤になった従来のカップの問題点を
最初に述べる。
最初に述べる。
第1図および第2図は、従来最も普通に使用されている
SAEタイプおよびオペルタイプのブレーキカップの自
由状態に於ける形状を、その中心軸を含む平面で切断し
た断面の上半分を示す。
SAEタイプおよびオペルタイプのブレーキカップの自
由状態に於ける形状を、その中心軸を含む平面で切断し
た断面の上半分を示す。
これらのカップは一般的にリング形カップといわれるも
ので、本質的には円錐環状をなす外側リップ部1および
内側リップ部2とペース部3で構成される。
ので、本質的には円錐環状をなす外側リップ部1および
内側リップ部2とペース部3で構成される。
第1図に示すカップにおいては、シリンダに挿入された
時にカップのシリンダとの接触圧力が最大となる点Aは
、外側リップ部1の最大外径部にあり、この点が外側リ
ッツ部の先端になっている。
時にカップのシリンダとの接触圧力が最大となる点Aは
、外側リップ部1の最大外径部にあり、この点が外側リ
ッツ部の先端になっている。
又第2図に示すカップにおいては、同様に、A点は最大
外径部にあるが、この点から外側リップ部1の先端Bま
では、しだいに外径の小さくなる部分5があり、シリン
ダ又はピストン軸に対して時計方向に約30°の角度を
もつ。
外径部にあるが、この点から外側リップ部1の先端Bま
では、しだいに外径の小さくなる部分5があり、シリン
ダ又はピストン軸に対して時計方向に約30°の角度を
もつ。
次に従来のカップをシリンダ内に挿入した状態を第3図
および第4図に示す。
および第4図に示す。
第3図および第4図はブレーキ装置のプライマリカップ
を例とした場合で、内圧が2.5気圧程度の状態である
。
を例とした場合で、内圧が2.5気圧程度の状態である
。
図中には参考としてカップとシリンダ間の接触圧力分布
が示しである。
が示しである。
第3図および第4図においてカップは、ピストンPの作
動と共に図中矢印の方向へ動くが、その際外側リップ部
1のシール部4はシリンダ壁CYの上を摺動する為、両
者間には摩擦による抵抗が発生する。
動と共に図中矢印の方向へ動くが、その際外側リップ部
1のシール部4はシリンダ壁CYの上を摺動する為、両
者間には摩擦による抵抗が発生する。
一般的にこれをカップの摺動抵抗と言うが、この摺動抵
抗が太きいとピストンの動きが不安定になったりシリン
ダの昇圧効率を悪くしたり、その他耐久性が低化するな
ど種々の不具合が生じる。
抗が太きいとピストンの動きが不安定になったりシリン
ダの昇圧効率を悪くしたり、その他耐久性が低化するな
ど種々の不具合が生じる。
第1図に図示したカップは、第3図に示したように摺動
方向の最先端にシール力最大点Aがあり、リーディング
エツジ部を有しないため、シリンダ壁CYとカップのシ
ール面4の間での流体膜の形成が期待できないだけでな
く、せっかく形成された流体膜を切ってしまう場合もあ
り、この場合は、シリンダ壁CYとカップのシール面4
が直接接触することとなり、摺動抵抗が増大する。
方向の最先端にシール力最大点Aがあり、リーディング
エツジ部を有しないため、シリンダ壁CYとカップのシ
ール面4の間での流体膜の形成が期待できないだけでな
く、せっかく形成された流体膜を切ってしまう場合もあ
り、この場合は、シリンダ壁CYとカップのシール面4
が直接接触することとなり、摺動抵抗が増大する。
第2図に示したカップは、A点の外径がシリンダ内径よ
りも大きいため、第4図に示したようにシリンダに挿入
された状態ではリーディングエツジ部5は、自由状態よ
りもさらに大きな角度をなしてシリンダ壁CYから離れ
ることになる。
りも大きいため、第4図に示したようにシリンダに挿入
された状態ではリーディングエツジ部5は、自由状態よ
りもさらに大きな角度をなしてシリンダ壁CYから離れ
ることになる。
したがって、リーディングエツジ部5とシリンダ壁CY
とのなす角度が大きいため、流体のくさび作用を十分に
助長しえないのである。
とのなす角度が大きいため、流体のくさび作用を十分に
助長しえないのである。
本考案者らは、これらの知見に基づき本考案を提出した
ものである。
ものである。
本考案は、シリンダ又はピストン等に対する摺動抵抗を
低下し、シリンダ内の油圧の昇圧効率を高め、且つ安定
したピストン作動を可能にするとともに寿命を向上させ
たピストンカップを提供することを目的とする。
低下し、シリンダ内の油圧の昇圧効率を高め、且つ安定
したピストン作動を可能にするとともに寿命を向上させ
たピストンカップを提供することを目的とする。
すなわち、カップがシリンダおよびピストンとの間に嵌
挿されたとき所定の角度および形状のくさび形の隙間(
油膜)を形成するピストンカップを提供するものである
。
挿されたとき所定の角度および形状のくさび形の隙間(
油膜)を形成するピストンカップを提供するものである
。
本考案は、シリンダとピストンとの間に嵌挿されたピス
トンカップのリップの摺動面を形成する周壁面の先端部
つシリンダ軸に対する角度を該周壁面の残余の部分がシ
リンダ軸に対して威す角度θより小にするとともに、該
角度θ、αを、10°ζθ<30゜ 10°くαζ15゜ にしたピストンカップである。
トンカップのリップの摺動面を形成する周壁面の先端部
つシリンダ軸に対する角度を該周壁面の残余の部分がシ
リンダ軸に対して威す角度θより小にするとともに、該
角度θ、αを、10°ζθ<30゜ 10°くαζ15゜ にしたピストンカップである。
上記構成より成る本考案のピストンカップは、シリンダ
とピストンとの間に嵌挿された際、前記先端部がシリン
ダ又はピストンに対してくさび状の隙間を形成し、該先
端部がピストンの動きに応じて摺動すると該隙間に油を
侵入させ、油の潤滑作用を助長するとともに、シリンダ
又はピストンの被摺動面上に油膜の形成を促進すること
により摺動抵抗を低下させ、安定したピストン作動およ
びシリンダの昇圧効率(ピストン作動力と液圧の関係)
を良くすると共に、カップの寿命を向上させるものであ
る。
とピストンとの間に嵌挿された際、前記先端部がシリン
ダ又はピストンに対してくさび状の隙間を形成し、該先
端部がピストンの動きに応じて摺動すると該隙間に油を
侵入させ、油の潤滑作用を助長するとともに、シリンダ
又はピストンの被摺動面上に油膜の形成を促進すること
により摺動抵抗を低下させ、安定したピストン作動およ
びシリンダの昇圧効率(ピストン作動力と液圧の関係)
を良くすると共に、カップの寿命を向上させるものであ
る。
さらに第5図に示す本考案の具体例に基づき、本考案を
更に具体的に説明する。
更に具体的に説明する。
第5図は、第1図および第2図と同様に本具体例のカッ
プの自由状態における形状を、その中心軸を含む平面で
切断した断面の上半分を示す。
プの自由状態における形状を、その中心軸を含む平面で
切断した断面の上半分を示す。
第5図からも明らかな様に、外側リップ1の外周側壁の
先端部6をリーディングエツジ部分とし、シリンダ軸と
平行な線に対してα(1α1く1σ)の角度をなし、残
余の部分の角度θより小さくした。
先端部6をリーディングエツジ部分とし、シリンダ軸と
平行な線に対してα(1α1く1σ)の角度をなし、残
余の部分の角度θより小さくした。
また、当然のことながら、A点は、シール面4上で、シ
リンダ内径より大きなカップ外径をなす部分にある。
リンダ内径より大きなカップ外径をなす部分にある。
この様なカップをシリンダCYとピストンPとの間に嵌
挿すると、第6図に示したように、リーディングエツジ
部6がシリンダ壁CYに対して比較的小さな傾斜角をも
って離れる。
挿すると、第6図に示したように、リーディングエツジ
部6がシリンダ壁CYに対して比較的小さな傾斜角をも
って離れる。
したがって、カップがシリンダ壁CY上を摺動する時、
リーディングエツジ部6がシリンダ壁面に対してくさび
形の油膜を形成して流体潤滑作用をなす、いわゆる流体
のくさび作用を助長し、シリンダ壁CYとカップ間に薄
い流体膜を形成させるように作用する。
リーディングエツジ部6がシリンダ壁面に対してくさび
形の油膜を形成して流体潤滑作用をなす、いわゆる流体
のくさび作用を助長し、シリンダ壁CYとカップ間に薄
い流体膜を形成させるように作用する。
その結果、カップの摺動抵抗が低下し、安定したピスト
ン作動、シリンダの昇圧効率の向上、さらにカップの寿
命間上等の優れた効果をもたらすものである。
ン作動、シリンダの昇圧効率の向上、さらにカップの寿
命間上等の優れた効果をもたらすものである。
次に流体くさび作用を発生させるに適切なリーディング
エツジ部の角度αについて、理論解析※と実験とから検
討を加えた結果を述べる。
エツジ部の角度αについて、理論解析※と実験とから検
討を加えた結果を述べる。
※ 理論解析には、有限要素法によるゴム特性を考慮し
た弾性力学を用いている。
た弾性力学を用いている。
理論解析結果の正しさは、実験的にも確証しである。
まず、理論解析により、第5図に示すカップの先端部の
角度αをいろいろ変化させたときのカップ形状がシリン
ダに組込んだ時にどのような状態になるかを検討した。
角度αをいろいろ変化させたときのカップ形状がシリン
ダに組込んだ時にどのような状態になるかを検討した。
第7図人ないしC1および第8図人ないしCは、θ−1
5° とし、αをそれぞれ5° 、10’、15° と
した時の理論解析結果である。
5° とし、αをそれぞれ5° 、10’、15° と
した時の理論解析結果である。
まず、α=5°の場合について説明しよう。
第7図人は自由状態におけるカップの断面形状を示し、
矩形の枠はカップをシリンダに組込んだ時の拘束壁すな
わち、ピストンの外周壁Pとシリンダの内周壁CYを示
している。
矩形の枠はカップをシリンダに組込んだ時の拘束壁すな
わち、ピストンの外周壁Pとシリンダの内周壁CYを示
している。
以下の図面も同様である。
第7図人に示すように一般的にカップの内側リップ部2
の外壁線7はピストン外径よりも小さい径の部分をもち
、また外側リップ部1のシール面4はシリンダ内径より
も大きい径の部分をもつ。
の外壁線7はピストン外径よりも小さい径の部分をもち
、また外側リップ部1のシール面4はシリンダ内径より
も大きい径の部分をもつ。
したがって、シリンダに組込むと内側リップ部2、外側
リップ部1に曲げ作用がはたらいて第7図Bのような状
態となる。
リップ部1に曲げ作用がはたらいて第7図Bのような状
態となる。
第7図Bにはカップがシリンダおよびピストンと接触す
る部分の接触圧力(シール圧)の太きさも図示されてお
り、カップの外側リップ部1の先端Bがシリンダ壁CY
から離れていることがわかる。
る部分の接触圧力(シール圧)の太きさも図示されてお
り、カップの外側リップ部1の先端Bがシリンダ壁CY
から離れていることがわかる。
この現象は内圧が加わった状態ではさらにはつきりする
。
。
これを第7図Cに示す。
第7図Cはカップ内周壁に20kg /cmの内圧が加
わった場合で、図中上部に示した面圧分布から外側リッ
プ部1のAからBに至るリーディングエツジ部6がシリ
ンダ壁CYかう離れていることが明確になる。
わった場合で、図中上部に示した面圧分布から外側リッ
プ部1のAからBに至るリーディングエツジ部6がシリ
ンダ壁CYかう離れていることが明確になる。
第8図人ないしCは、同様にα=100の場合で、第8
図Bからシリンダに組み込んだ状態ではリーディングエ
ツジ部6は全面的にシリンダ壁CYに接していることが
接触面圧かられかるが、第8図Cより内圧が加わった状
態ではリーディングエツジ部の最先端すなわちB点がシ
リンダ壁から離れ、かつ、該エツジ部の接触面圧の一部
が内圧以下になっている。
図Bからシリンダに組み込んだ状態ではリーディングエ
ツジ部6は全面的にシリンダ壁CYに接していることが
接触面圧かられかるが、第8図Cより内圧が加わった状
態ではリーディングエツジ部の最先端すなわちB点がシ
リンダ壁から離れ、かつ、該エツジ部の接触面圧の一部
が内圧以下になっている。
このように理論解析した結果を第9図に示す。
この結果から、リップ先端がシリンダと接触しないため
には、角度αがα≦100なることが理想的であること
が判る。
には、角度αがα≦100なることが理想的であること
が判る。
次に、リーディングエツジ部がシリンダとβなる傾斜角
(第9図中図示)を有するときに発生する流体くさび作
用については、すでに流体潤滑理論により解明されてお
り、それを用いれば、流体くさび作用が最も有効に作用
する領域は、シールの場合最小流体膜厚さが数ミクロン
から数十ミクロン程度であるから、傾斜角βは数度とな
る。
(第9図中図示)を有するときに発生する流体くさび作
用については、すでに流体潤滑理論により解明されてお
り、それを用いれば、流体くさび作用が最も有効に作用
する領域は、シールの場合最小流体膜厚さが数ミクロン
から数十ミクロン程度であるから、傾斜角βは数度とな
る。
いま、カップをシリンダに組込んだ時に、傾斜角が数度
になるための設計時角度αは第9図から3°≦α≦7°
であることが判る。
になるための設計時角度αは第9図から3°≦α≦7°
であることが判る。
また第9図からも明らかに本考案のリーディングエツジ
部による流体くさび効果が期待できる角度αの範囲は一
10°〈αく100である。
部による流体くさび効果が期待できる角度αの範囲は一
10°〈αく100である。
以上の結果を、実際にαの異なるカップを製作し実験的
にも確証することができた。
にも確証することができた。
第10図は、実験結果を示したもので、リーディングエ
ツジ部6の長さlをシール面4の長さLに対して、1−
=0.15L、θ−15°とした場合でα=−30°。
ツジ部6の長さlをシール面4の長さLに対して、1−
=0.15L、θ−15°とした場合でα=−30°。
100.5°なる3種類のカップの摺動中の摩擦抵抗を
示したものである。
示したものである。
α−−30’(従来の所謂オペル形状)の場合は、リー
ディングエツジ部とシリンダとの接触角度が大きいため
、流体くさび作用があまり期待できす、摩擦抵抗は比較
的太きい。
ディングエツジ部とシリンダとの接触角度が大きいため
、流体くさび作用があまり期待できす、摩擦抵抗は比較
的太きい。
一方α=−10°。5°の場合は、速度の増加とともに
抵抗がスムーズに減少する傾向がみられ、流体くさび作
用が期待できる。
抵抗がスムーズに減少する傾向がみられ、流体くさび作
用が期待できる。
特に第9図に示されているように、α=5°の場合は、
該作用の最も効果的な領域にあるため、摩擦抵抗はα=
−10’ に比べて小さく適切であることかわかる。
該作用の最も効果的な領域にあるため、摩擦抵抗はα=
−10’ に比べて小さく適切であることかわかる。
上記のことが、自動車ブレーキ用マスタシリンダの場合
、非常に有効であることを確認したので、示す。
、非常に有効であることを確認したので、示す。
第11図は、自動車ブレーキ用マスクシリンダにおける
ビストンストロークと内圧(ブレーキ圧)との関係を示
したもので、ビストンストロークとともに内圧が変化す
る。
ビストンストロークと内圧(ブレーキ圧)との関係を示
したもので、ビストンストロークとともに内圧が変化す
る。
このような作動でのカップの摩擦抵抗を、本考案の具体
例(α−5° )の場合と、第1図、第2図に示した従
来形状のカップの場合とを比較して第12図に示した。
例(α−5° )の場合と、第1図、第2図に示した従
来形状のカップの場合とを比較して第12図に示した。
本考案の効果が著しいことが認められる。
以上の結果は、代表的な背角θ=15°の場合について
示したものであるが、θは、一般的に10°≦θ≦30
° の範囲にあり、これを考慮すると本考案の作用効果
を期待できるαの範囲は、−10°≦α≦15°になる
ことを本考案者らは確認している。
示したものであるが、θは、一般的に10°≦θ≦30
° の範囲にあり、これを考慮すると本考案の作用効果
を期待できるαの範囲は、−10°≦α≦15°になる
ことを本考案者らは確認している。
換言すれば、本考案における流体くさび効果が最も期待
できる角度範囲の正の限界値は、α≦7θであり、前記
限界値より若干低下するが流体くさび効果が期待できる
角度範囲の正の限界値は、α≦誉θであり、流体くさび
効果が期待できる角度範囲の正の限界値αは、背面θに
係数をつげたもので表現することができる。
できる角度範囲の正の限界値は、α≦7θであり、前記
限界値より若干低下するが流体くさび効果が期待できる
角度範囲の正の限界値は、α≦誉θであり、流体くさび
効果が期待できる角度範囲の正の限界値αは、背面θに
係数をつげたもので表現することができる。
尚、本考案者らの実験によれば、流体くさび効果が期待
できる角度範囲の負側の限界値は、α≦10’ であり
、それより角度αを小(角度の絶対値は太)にすると、
従来のオペル型カップに近くなり、流体くさび効果が期
待できなかった。
できる角度範囲の負側の限界値は、α≦10’ であり
、それより角度αを小(角度の絶対値は太)にすると、
従来のオペル型カップに近くなり、流体くさび効果が期
待できなかった。
尚、本考案は、カップがシリンダとピストンとの間に嵌
挿された時に、シリンダ又はピストンとカップのリーデ
ィングエツジ部分との間に形成される隙間の角度、形状
および寸法が、本考案のポイントである流体くさび作用
を誘起するかどうかを決定する。
挿された時に、シリンダ又はピストンとカップのリーデ
ィングエツジ部分との間に形成される隙間の角度、形状
および寸法が、本考案のポイントである流体くさび作用
を誘起するかどうかを決定する。
この隙間の形状および寸法は、第一義的には、リップの
リーディングエツジ部分6の角度およびカップに作用す
る内圧(プライマリカップ)により決定されるが、さら
にカップのシメシロおよびカップのリーディングエツジ
部分以外の部分の形状および弾性にも依存し、本考案者
らは、これらを種々組み合わせて実験および解析を重ね
た結果、−10°≦α≦15°なる範囲が本考案の作用
効果を達成する条件であることを確認した。
リーディングエツジ部分6の角度およびカップに作用す
る内圧(プライマリカップ)により決定されるが、さら
にカップのシメシロおよびカップのリーディングエツジ
部分以外の部分の形状および弾性にも依存し、本考案者
らは、これらを種々組み合わせて実験および解析を重ね
た結果、−10°≦α≦15°なる範囲が本考案の作用
効果を達成する条件であることを確認した。
次に本考案を、ブレーキ装置のセカンダリカップに適用
した第1実施例に基づき、第13図および第14図を用
いて説明する。
した第1実施例に基づき、第13図および第14図を用
いて説明する。
第1実施例の説明に先立ち、第13図を用いて油圧式ブ
レーキ装置、特にマスクシリンダの内部構造について簡
単に説明する。
レーキ装置、特にマスクシリンダの内部構造について簡
単に説明する。
シリンダCYは一般的に第1ピストンP工と第2ヒスト
ンP を内蔵する。
ンP を内蔵する。
第1ピストンP1には、セカンダリカップSCとプライ
マリカップPCが、第2ピストンP2には、プライマリ
カツブPCとフローティングカップFC1,FC2が夫
々組付けられている。
マリカップPCが、第2ピストンP2には、プライマリ
カツブPCとフローティングカップFC1,FC2が夫
々組付けられている。
次にシリンダCY内での各カップのはたらきを説明する
。
。
先ず、ブレーキペダルBPを踏むとブツシュロッドPR
が第1ピストンP1を押し、第1ピストンP に組付け
られたプライマリカップPC1がリザーバタンクRT
に通じる補償穴CH0を閉じて、リヤ側圧力室RCに
内圧が発生する。
が第1ピストンP1を押し、第1ピストンP に組付け
られたプライマリカップPC1がリザーバタンクRT
に通じる補償穴CH0を閉じて、リヤ側圧力室RCに
内圧が発生する。
すると圧力室RCの内圧によって第2ピストンP2が動
いて同様にプライマリカップPC2がリザーバタンクR
T に通じる補償穴CH2を閉じフロント側圧力室F
Cにも内圧が発生する。
いて同様にプライマリカップPC2がリザーバタンクR
T に通じる補償穴CH2を閉じフロント側圧力室F
Cにも内圧が発生する。
発生した内圧は、配管(図示せず)を介してそれぞれリ
ヤ側ホイールシリンダ、フロント側ホイールシリンダに
伝わり制動力となる。
ヤ側ホイールシリンダ、フロント側ホイールシリンダに
伝わり制動力となる。
第1ピストンP1に組付けられたセカンダリカップSC
は、シリンダCY内と外部(大気)とを遮断するもので
あり、第1ピストンP工および第2ピストンP2に組付
けられたプライマリカップPCI 、PC2は、自封作
用により内圧を発生させる。
は、シリンダCY内と外部(大気)とを遮断するもので
あり、第1ピストンP工および第2ピストンP2に組付
けられたプライマリカップPCI 、PC2は、自封作
用により内圧を発生させる。
また、フローティングカップFC0,FC2は、リヤ側
圧力室RCとフロント側液室FOCとを分離する役割を
もつ。
圧力室RCとフロント側液室FOCとを分離する役割を
もつ。
本第1実施例のセカンダリ−カップは、第14図に示す
ように上述のマスクシリンダとピストンとの間に嵌挿さ
れるものであり、外側リップ11は軸方向に曲率を持っ
た外周壁を有し、その先端部にはリーディングエツジ部
分16を形成し、該リーディングエツジ部分はシリンダ
軸に平行なA点を通る直線(図中細線で示す)に対し時
計方向に5°の傾斜をなしている。
ように上述のマスクシリンダとピストンとの間に嵌挿さ
れるものであり、外側リップ11は軸方向に曲率を持っ
た外周壁を有し、その先端部にはリーディングエツジ部
分16を形成し、該リーディングエツジ部分はシリンダ
軸に平行なA点を通る直線(図中細線で示す)に対し時
計方向に5°の傾斜をなしている。
上述の構成より成る第1実施例のカップは、摺動時、外
側リップ11のリーディングエツジ部分16は、シリン
ダ内周壁CYとの間とくさび形の隙間を形成して油を侵
入させ、油の潤滑作用を助長するとともにシリンダの被
摺動面上に油膜を形成し、摺動抵抗を低減して、安定し
たピストン作動およびシリンダの昇圧効率を良くすると
ともに、カップの寿命を向上させるものである。
側リップ11のリーディングエツジ部分16は、シリン
ダ内周壁CYとの間とくさび形の隙間を形成して油を侵
入させ、油の潤滑作用を助長するとともにシリンダの被
摺動面上に油膜を形成し、摺動抵抗を低減して、安定し
たピストン作動およびシリンダの昇圧効率を良くすると
ともに、カップの寿命を向上させるものである。
その結果、フィーリングを良くする。
次に本考案をブレーキ装置のプライマリカップに適用し
た第2実施例に基づき第15図を用いて説明する。
た第2実施例に基づき第15図を用いて説明する。
以下第1実施例との相違点について述べる。
第2実施例のプライマリカップは、外側リップ21の外
周壁面の先端部にリーディングエツジ部分26をシリン
ダ軸に平行(α=O°)に形成した点に特徴がある。
周壁面の先端部にリーディングエツジ部分26をシリン
ダ軸に平行(α=O°)に形成した点に特徴がある。
このような第2実施例のプライマリカップは、摺動時リ
ーディングエツジ部分が、シリンダの内周壁との間にく
さび形の隙間を形成してくさび形の油膜を形成し、流体
潤滑作用をなすとともに、シリンダCYの被摺動面上に
油膜を形成し、摺動抵抗を低減して、安定したピストン
作動、昇圧効率および寿命の向上をはかるものである。
ーディングエツジ部分が、シリンダの内周壁との間にく
さび形の隙間を形成してくさび形の油膜を形成し、流体
潤滑作用をなすとともに、シリンダCYの被摺動面上に
油膜を形成し、摺動抵抗を低減して、安定したピストン
作動、昇圧効率および寿命の向上をはかるものである。
その結果、ブレーキの動きを良くし、フィーリングを良
くする。
くする。
次に本考案を第16図に示すようにクラッチ装置のマス
クシリンダ内に嵌挿されているプライマリカップに適用
した第3実施例のカップに基づき説明する。
クシリンダ内に嵌挿されているプライマリカップに適用
した第3実施例のカップに基づき説明する。
第16図は、説明の便宜のため自由状態のカップを装着
するピストンおよびシリンダの上に表わしたものである
。
するピストンおよびシリンダの上に表わしたものである
。
本第3実施例は、クラッチ装置に適用したものであるた
め、カップの外側リップ31がシリンダCYに形成した
突出部CYPおよび螺装されたプラグPLに係止され、
内側リップ32の外周壁面がピストンPの外周壁面に対
し摺動するものである。
め、カップの外側リップ31がシリンダCYに形成した
突出部CYPおよび螺装されたプラグPLに係止され、
内側リップ32の外周壁面がピストンPの外周壁面に対
し摺動するものである。
該内側リップ32の外周壁面の先端部には、シリンダ軸
に平行な図中A点を通る直線に対し反時計方向に3°
(α−−3° )の傾斜をもつリーディングエツジ部分
36を形成した。
に平行な図中A点を通る直線に対し反時計方向に3°
(α−−3° )の傾斜をもつリーディングエツジ部分
36を形成した。
上述の構成より成る第3実施例のカップは、クラッチペ
ダル(図示せず)が踏みこまれ、内側リップ32がピス
トンPの外周壁を摺動する際、前述した各実施例と同様
にくさび形の油膜を形成し、流体潤滑作用およびピスト
ンの外周壁の油膜形成を助長し、摺動抵抗を低減して、
安定したピストン作動を提供し、昇圧効率および寿命の
向上を図る。
ダル(図示せず)が踏みこまれ、内側リップ32がピス
トンPの外周壁を摺動する際、前述した各実施例と同様
にくさび形の油膜を形成し、流体潤滑作用およびピスト
ンの外周壁の油膜形成を助長し、摺動抵抗を低減して、
安定したピストン作動を提供し、昇圧効率および寿命の
向上を図る。
結果として、クラッチの切れを良くし、フィーリングを
良くするものである。
良くするものである。
シリンダ又はピストンに対して摺動するリッツの摺動面
を形成する周壁面の先端部のシリンダ軸に対する角度を
該周壁面の残余の部分がシリンダ軸に対してなす角度よ
り小にするとともに該角度αを一10°≦α≦15°の
関係を満足するようにすることにより、摺動時板摺動面
に対しくさび形の隙間を形成してくさび形の油膜を形成
し、流体潤滑作用および被摺動面の油膜形成を促進し、
もって摺動抵抗を低減して、安定したピストン作動、昇
圧効率および寿命の向上を図るものである。
を形成する周壁面の先端部のシリンダ軸に対する角度を
該周壁面の残余の部分がシリンダ軸に対してなす角度よ
り小にするとともに該角度αを一10°≦α≦15°の
関係を満足するようにすることにより、摺動時板摺動面
に対しくさび形の隙間を形成してくさび形の油膜を形成
し、流体潤滑作用および被摺動面の油膜形成を促進し、
もって摺動抵抗を低減して、安定したピストン作動、昇
圧効率および寿命の向上を図るものである。
尚、本考案は、前述の実施例に限定されず、用途に応じ
て種々の態様をとりうる。
て種々の態様をとりうる。
又本考案は、作用する内圧およびカップのシメシロに応
じてリーディングエツジ部分の角度αを3°≦1α1<
100の範囲内で選ぶこともできる。
じてリーディングエツジ部分の角度αを3°≦1α1<
100の範囲内で選ぶこともできる。
更に本考案は、同様角度αを1α1≦3°の範囲内で選
ぶこともできろ。
ぶこともできろ。
又本考案は、流体くさび作用が最も有効な領域として角
度αを一3°≦α≦7°の範囲内で選ぶこともできる。
度αを一3°≦α≦7°の範囲内で選ぶこともできる。
例えば後輪シリンダのブレーキ油圧を前輪シリンダのブ
レーキ油圧に比べて減少した割合で上昇させるプロポー
ショニングバルブに本考案を採用することが可能である
。
レーキ油圧に比べて減少した割合で上昇させるプロポー
ショニングバルブに本考案を採用することが可能である
。
このプロポーショニングバルブは、そのカップの外側リ
ップとシリンダ内壁が相対摺動するものと、カップの内
側リップとピストン外周壁面が相対摺動するものがある
が、実験によると両方とも一5°≦α≦15°の範囲で
有効であった。
ップとシリンダ内壁が相対摺動するものと、カップの内
側リップとピストン外周壁面が相対摺動するものがある
が、実験によると両方とも一5°≦α≦15°の範囲で
有効であった。
上述以外にも、実用新案登録請求の範囲の精神に逸脱し
ない範囲で種々の設計変更および付加変更が可能である
。
ない範囲で種々の設計変更および付加変更が可能である
。
第1図および第2図は従来のカップの断面図、第3図お
よび第4図は従来のカップの装着図、第5図は本考案の
具体例のカップの断面図、第6図は本考案の具体例のカ
ップの装着図、第7図人ないしC1および第8図人ない
しCは理論解析結果を示す図、第9図ないし第12図は
本考案の効果を説明する図、第13図はブレーキ装置の
概要を示す図、第14図は本考案の第1実施例を示す図
、第15図は本考案の第2実施例を示す図、第16図は
本考案の第3実施例を示す図である。 図中、1は外側リップ、2は内側リップ、3は底部、4
はシール面、6はリーディングエツジ部分、−P Cは
プライマリカップ、SCはセカンダリ−カップを夫々示
す。
よび第4図は従来のカップの装着図、第5図は本考案の
具体例のカップの断面図、第6図は本考案の具体例のカ
ップの装着図、第7図人ないしC1および第8図人ない
しCは理論解析結果を示す図、第9図ないし第12図は
本考案の効果を説明する図、第13図はブレーキ装置の
概要を示す図、第14図は本考案の第1実施例を示す図
、第15図は本考案の第2実施例を示す図、第16図は
本考案の第3実施例を示す図である。 図中、1は外側リップ、2は内側リップ、3は底部、4
はシール面、6はリーディングエツジ部分、−P Cは
プライマリカップ、SCはセカンダリ−カップを夫々示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダとピストンとの間に嵌挿されたピストンカップ
のリップの摺動面を形成する周壁面の先端部のシリンダ
軸に対する角度αを該周壁面の残余の部分がシリンダ軸
に対して成す角度θより小にするとともに、該角度θ、
αを、 10°くθ\30゜ 一10°くα<15゜ にしたことにより、シリンダとピストンとの間に嵌挿さ
れた際、前記先端部がシリンダ又はピストンに対してく
さび状の隙間を形成し、該先端部がピストンの動きに応
じて摺動すると該隙間に油を侵入させ、油の潤滑作用を
助長するとともに、シリンダ又はピストンの被摺動面上
に油膜の形成を促進することにより摺動抵抗を低減した
ことを特徴とするピストンカップ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977095011U JPS5835892Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | ピストンカツプ |
| EP78100392A EP0000517B1 (en) | 1977-07-15 | 1978-07-13 | Sealing cup |
| DE7878100392T DE2860697D1 (en) | 1977-07-15 | 1978-07-13 | Sealing cup |
| US05/924,837 US4189160A (en) | 1977-07-15 | 1978-07-14 | Sealing cup |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977095011U JPS5835892Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | ピストンカツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5421785U JPS5421785U (ja) | 1979-02-13 |
| JPS5835892Y2 true JPS5835892Y2 (ja) | 1983-08-12 |
Family
ID=14126009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977095011U Expired JPS5835892Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | ピストンカツプ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4189160A (ja) |
| EP (1) | EP0000517B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5835892Y2 (ja) |
| DE (1) | DE2860697D1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4258927A (en) * | 1978-12-13 | 1981-03-31 | Garlock Inc. | Shaft seal with retractable polytetrafluoroethylene-lined sealing lip |
| US4867043A (en) * | 1986-06-30 | 1989-09-19 | Tayco Developments, Inc. | End cap for fluid cylinder |
| US5169286A (en) * | 1989-03-09 | 1992-12-08 | Yutaka Yamada | Variable capacity centrifugal water pump with movable pressure chamber formed by impeller |
| DE19505012A1 (de) * | 1995-02-15 | 1996-08-22 | Teves Gmbh Alfred | Dichtmanschette für hydraulische Anlagen |
| US5575484A (en) * | 1995-06-30 | 1996-11-19 | Greene, Tweed Of Delaware, Inc. | Fluid pressure activated piston return spring seal |
| DE10028672A1 (de) * | 2000-06-09 | 2001-12-13 | Fte Automotive Gmbh | Dichtelement für hydraulische Kolben-Zylinder-Anordnungen |
| JP4699594B2 (ja) * | 2000-10-10 | 2011-06-15 | カヤバ工業株式会社 | 流体圧用パッキン |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA529112A (en) * | 1956-08-14 | The Garlock Packing Company Of Canada | Sealing devices | |
| US2664952A (en) * | 1948-03-15 | 1954-01-05 | Guiberson Corp | Casing packer cup |
| US2686402A (en) * | 1948-12-31 | 1954-08-17 | Charles A Samuel | Hydraulic brake wheel cylinder piston |
| US2720924A (en) * | 1950-02-20 | 1955-10-18 | Cicero C Brown | Connecting devices for well tools |
| US2884291A (en) * | 1953-10-05 | 1959-04-28 | Kelsey Hayes Co | Sealing cup |
| US2815995A (en) * | 1954-06-28 | 1957-12-10 | Acushnet Process Company | Lip type seal for sealing hydraulic and pneumatic pressure systems |
| US2867457A (en) * | 1954-07-16 | 1959-01-06 | Gen Motors Corp | Fluid seal |
| DE1046966B (de) * | 1956-04-30 | 1958-12-18 | Freudenberg Carl Kg | Lippendichtung |
| GB944921A (en) * | 1959-01-10 | 1963-12-18 | Girling Ltd | Improvements in seals |
| GB1019523A (en) * | 1964-01-22 | 1966-02-09 | Angus George Co Ltd | Improvements in and relating to packing rings |
| US3527507A (en) * | 1968-02-12 | 1970-09-08 | Garlock Inc | Unitary bearing element with improved,integral scraper-sealing lip |
| DE2002082A1 (de) * | 1969-11-26 | 1971-06-03 | Mini U Generaldirektor Der Deu | Lippendichtring fuer Luftkupplungen |
| US3653670A (en) * | 1970-05-11 | 1972-04-04 | Cascade Corp | Spring-loaded seal with symmetrical cross section |
-
1977
- 1977-07-15 JP JP1977095011U patent/JPS5835892Y2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-07-13 EP EP78100392A patent/EP0000517B1/en not_active Expired
- 1978-07-13 DE DE7878100392T patent/DE2860697D1/de not_active Expired
- 1978-07-14 US US05/924,837 patent/US4189160A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0000517A1 (en) | 1979-02-07 |
| JPS5421785U (ja) | 1979-02-13 |
| DE2860697D1 (en) | 1981-08-20 |
| EP0000517B1 (en) | 1981-05-13 |
| US4189160A (en) | 1980-02-19 |
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