JPS5841186Y2 - 発泡ネツトトレイ - Google Patents

発泡ネツトトレイ

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JPS5841186Y2
JPS5841186Y2 JP1979060674U JP6067479U JPS5841186Y2 JP S5841186 Y2 JPS5841186 Y2 JP S5841186Y2 JP 1979060674 U JP1979060674 U JP 1979060674U JP 6067479 U JP6067479 U JP 6067479U JP S5841186 Y2 JPS5841186 Y2 JP S5841186Y2
Authority
JP
Japan
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tray
strips
foamed
net
resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979060674U
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English (en)
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JPS55161874U (ja
Inventor
重成 早田
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Kasei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、多数の発泡ポリスチレン系樹脂細条を交叉
せしめ、該交叉部分を融着させた網目構造で構成され、
緩衝性に優れ、通気性があり、かつ食品等を収納した際
、底部からも食品笠を観察することができて、併せて使
用原料を節約したトレイに関するものである。
従来食品等を小口販売するためのトレイとしては、大き
く分けると発泡ポリスチレンシートから成型したものと
、ポリスチレン、ポリエチレン、ボップロピレン等の樹
脂を二軸延伸フィルムにしたもの、及び耐衝撃スチロー
ルフィルムを成形加工したもの等が使用されている。
これらの中でも特に発泡ポリスチレン製トレイは、緩衝
性を有し軽くて丈夫で耐水性もあり且純白色で清潔感も
あるため、最も広く用いられている。
しかし内容物の種類によっては、必ずしも水分遮断性、
保水性の必要はなく、むしろ通気性のある方が好ましい
ものもある。
例えば生鮮野菜果実類の中でも、いも類、玉ネギ、人参
、ゆり根、栗、クルミ、レモン、キラリ等である。
従来、是非とも通気性が必要の場合は、後加工でトレー
に小孔を明けたものも散見される。
例えば、納豆の容器がその代表である。
しかしこの場合は、加工行程が増え、加ニスクラップも
増加して、好ましい方法ではない。
これらの観点から考案者は、緩衝性があって而も腰強度
の強い発泡スチロールの長所を減殺することなく、細条
化して網目状にすることにより、充分な腰強度を保ちな
がら通気性を与え、又底部からも内容物を通視出来るよ
うにし、且大巾に使用樹脂量を低減し得ることに着想し
てこれを成功させたものである。
又、これらのトレイは一旦使用された後は廃棄されるも
のであるから、貴重な石油資源の節約の面から見ても、
原料樹脂の使用量はできるだけ少なくするべきであるこ
とは言を待たない。
即ち考案者の狙いは現在食品トレーの使用分野の内、水
分遮断性や、保水性を必要としない分野と通気性を好む
分野のトレーを発泡ネツ))レーに変えて大巾な原料樹
脂ひいては石油資源の節約を計ろうとするものである。
即ち、本考案は、多数の発泡ポリスチレン系樹脂細条が
交叉し、その交叉部が互に融着した網目形態で構成され
たネツ))レイであって、該細条の発泡倍率が3〜20
倍であり網目の細条の太さが平均直径1〜6mmφであ
り、網目の面積空間率が10〜85%であるネットシー
トを成形したネットトレイを要旨とするもので゛ある。
この考案のトレイの原料として使用される合成樹脂とし
ては、ポリスチレン樹脂が最も適している。
しかし一応ポリスチレン系樹脂であればよく、具体的に
は50%以上のスチレン成分を有すればよい。
即ち、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のホモ
ポリマー;スチレン−アクリロニトリル、スチレン−メ
チルメタクリル、スチレン−α−メチルスチレン、スチ
レン−無水マレイン酸、スチレン−エチレン等の共重合
体;アクリロニトリルブタジェン−スチレン、メチルメ
タクリル−ブタジェン−スチレン等の三元重合体;ブタ
ジェンをスチレンにグラフトまたはブロック共重合させ
た耐衝撃性ポリスチレン等が挙げられる。
場合により適宜各種添加物が含まれていてもよい。
例えば、その添加物が少量のガラス繊維、天然繊維、合
成繊維等の補強用繊維であってもよい。
スチレン樹脂は熱可塑性樹脂の中でも、汎用樹脂の一つ
であり国の内外でも大量生産されていて、供給の心配が
なく且つ価格も安いので使い捨て用トレーの原料に適し
ているのは勿論であるが、考案者がこの樹脂を特定する
理由は、樹脂の物性上の特徴によるものである。
即ち、熱可塑性汎用樹脂の中で、ヤング率が大きく、且
つ二輪延伸効果が大きい性質とを併有しているため、本
考案の発泡細条網状トレーにしたどきは、発泡延伸の両
効果によって、腰強度(it可撓、反撥性)が極めて強
くなり、他の熱可塑性汎用樹脂の追随を許さない。
又トレーが何故に腰強度を重視せねばならないかについ
て述べる。
周知の通りスーパーマーケットで生鮮食品を末端販売す
る場合、消費者は自分の手で、小量づつ包装され価格表
示された食品を陳列台がら、がごの中に選び集めて、計
算所に持参して支払をする仕組になっている。
従ってスーパーマーケット方式で生鮮食品を販売する場
合には、小量づつ予め包装しておくことは絶対必要条件
であり、而も人手を省いて高速に包装することが、末端
価格を安くするために必要である。
そのために、この場合一般的に自動包装機が使用されて
いる。
即ちトレーに乗せた一定量の生鮮食品がコンベヤーで機
械に搬入され、人手を使わずに透明フィルムで包まれて
、別のコンベヤーがら送り出される。
そのためトレーの包装物がいがんで変形したりするので
、トレーの腰強度は極めて重要視されているのである。
この考案の発泡ネツ))レイは、前記の如きボッスチレ
ン系樹脂を円形回転ダイ押出機で可塑化しかつ適当な発
泡剤を加えて押出して作製した発泡ネットシートをトレ
イ状に成形して得られる。
又通常の発泡スチレンシー1・に規則的に小さい切目を
入れて、加熱軟化状態で切目は直角方向に引張って、発
泡網状物を作ることも公知であるが、この方法で作った
発泡ネットシートは強度の点で上述の多段発泡細条で押
出したものに劣っている。
上記押出時に用いる発泡剤としては、メタン、エタン、
フロパン、メタン、ペンタン、゛ヘキサン、ヘプタン、
ベンゼン等のごとき低沸点炭化水素;フレオン11(ト
リクロロフルオロメタン)、12(ジクロロジフルオロ
メタン)、13(クロロトリフルオロメタン)、 11
3()リクロロトリフルオロエタン)。
114(シクロロチI−ラフルオロエタン)、115(
クロロペンタフルオロエタン)等の弗素原子を含有する
炭化水素;アゾシカ−ボンアミド、アゾビスイソブチロ
ニトリル、重炭酸ソーダ等の分解型発泡剤;メチルクロ
リド、メチレンクロリド、アセトン等が挙げられる。
以下、図面を用いてこの考案を説明する。
第1図Aはこの考案の発泡ネッ)l−レイを製造するの
に用いるネットシートの平面略図であり、矢印は押出方
向を示す。
第2図は本考案のネットトレイの斜視図、第3図は第2
図のA−A’前方向端面略図である。
第1図のトレイの形状は矩形であるが、この考案の発泡
ネツ))レイの形状としては、矩形の外に正方形、三角
形、五角形、その他多角形、円形、楕円形、異形等であ
ってもよい。
また、その大きさは縦300 mm x横300mm以
下、深さが50mm以下が好ましい。
また、第3図における周側部3の傾斜角γは2〜45°
であり、5〜30°が最も好ましい。
この考案の発泡ネットトレイの製造に用いられる発泡ネ
ットシー1〜の発泡ポリスチレン系樹脂細条の発泡倍率
は、3〜20倍であり、5〜15倍が好ましい。
発泡倍率が前記の範囲を越えると柔らがすぎてその強度
がトレイとしては不充分となっており、また該範囲以下
では緩衝性が損われがっコスト高になることが見出され
た。
発泡細条の断面を見ると、表皮付近は稍々低発泡、中心
付近は稍々高発泡となっているが、上記の数値は、平均
発泡倍率で表現したものである。
前記発泡ネットシートの発泡ポリスチレン系樹脂細条の
太さは、その断面形状を円形に換算した場合の平均直径
で表現するものとし、その数値は1〜5mmφであり好
ましくは2〜4 mmφである。
該細条の太さが前記範囲を越えると、トレイとして必要
以上の厚みと強度を有することになり、価格が上昇し、
該範囲以下では強度的に不充分である。
また、このネットトレイを製造する工程中で、細条はそ
の断面の直径方向に圧縮されるので、細条の断面形状は
楕円状になり、トレイを構成する面をその垂直方向から
見た場合の細条の太さは断面形状が円形の場合と比べて
若干大きくなる。
また、前記ネットシートの平面を垂直方向がら見た場合
の空間面積の全面積に対する比率(以下面積空間率と称
する)は、10〜85%であり、単に通気性を付与する
場合は10〜35%が好ましく、発泡ネットトレイに成
形した場合充分な強度を有し、収納物をその底部からも
観察し得て而も実用に耐える強度を保つには、35〜8
5%の面積空間率が適切である。
さらに、この発泡ネットシートの単位面積当りの重量は
、細条の太さおよび面積空間率に関係するが、60〜2
00g/m2であり、70〜160 g/m2が好まし
い。
次にこのネットシートの発泡細条の交叉する角度につい
て述べる。
発泡細条の交叉によって形成される四辺形は、一般的に
は菱形、特殊な場合、矩形又は正方形となるが、第1図
−Bに見られる通り、ある角が鋭角(図中〈α)であれ
ば、隣の角は必ず鈍角(図中〈β)となるから、こ・で
は鋭角の方を交叉角と呼ぶことにすれば、本考案の発泡
細条の交叉角は、90〜45°である。
即ち、第1図−Cの如<90°の場合が縦横の強度が平
均化して最も好ましく、鋭角となる程強度が一方に偏り
、その直角方向が弱くなり、実用上の限界は90−45
°であり、好ましくは90−60°である。
また細条の方向とネットトレイの辺の方向の関係に就て
は次の通りである。
第4図−Aは、シート製造時に押出機ダイの内輪及び外
輪両方の部品を等速で回転させた場合の発泡ネットシー
トからトレーを成型する場合の方向位置を示し、第4図
−Bは、シート製造時に、ダイの内輪、外輪いずれかの
一方の部品だけを回転させた場合のトレーの方向位置を
示す(矢印はシートの押出方向を示す)。
第4図−A−1iの場合はトレーの縦横両辺が発泡細条
の方向と一致していて腰強度は最も強く、第4図−B−
iiiの場合はトレーの横方向だけ発泡細条の方向に一
致していて、強度はこれに次ぎ、Aiの場合はトレーの
縦横両方とも発泡細条の方向と斜交となっていて腰強度
は多少劣る。
しがし又一方経済性の面から見ると、A −i 、 B
−iiiの場合の方が、成型後の切抜ロスが最も少ない
と云う利点もある。
成型はこの発泡ネットシートを、先づ樹脂のガラス転位
点以上の温度に加熱、軟化させた後、雄雌型の間に挾ん
で型通りに成形し、冷却固化してがら取出し、l−レー
の形に打ち抜いて、発泡ネットトレーを製造する。
又、発泡ネットシートの交叉部分は第5図−Aに示すよ
うに立体交叉であるが、成型時、雄雌型の間隔を発泡細
条の直径の2倍にしておけば、細条の交叉部は立体交叉
のままとなるし、間隔を細条の直径と同一にした場合は
、トレー成型後の細条交叉部は第5図−Bに示すように
相互に喰込んで、細条直径の厚みの噴込交叉になる。
次にこの考案のネットトレイの製造法を実施例で示す。
実施例 押出機のダイ内の樹脂温度が160℃になるように押出
機温度を調整した5Qm/mφの円形回転ダイ押出機に
、ポリスチレン樹脂(旭ダウ社製、スタイロン683)
100重量部にタルク1.5重量部を混合した原料を
投入して加熱溶融可塑化しながら、発泡剤としてブタン
3.5重量部を投入した。
60mmφ円周上に半径Q、6mmの半円形の・ノズル
を60ケづつ設けたアウトリングおよびコアリング部品
を5.4r、 p、mで互に逆回転させ、発泡ポリスチ
レン樹脂細条で構成された円筒状のネットを押出しこれ
を7.8m/分で引張りプラグを経て冷却し切開いて平
面にして捲取った。
その結果、発泡ポリスチレン細条の発泡倍率が約12.
5倍、その太さが約3mmφ(但し断面形状を円形に換
算した場合は約2mmφ)、発泡細条の交叉角αは83
°、網目形状は正方形に近い菱形で、面積空間率は約6
6%、単位面積当りの重量が82g/m2、巾が560
mmのネットシートを得た。
現在一般に用いられているトレイ用の発泡ポリスチレン
シートの単位面積当りの重量は 180〜230g/m2である。
次いでこの発泡ネットシートをオーブン中でヒータ一温
度125℃で25cm離した上方がら9秒加熱し表面温
度を約105℃とし次に雄雌型成形で成型して次のよう
なネットトレイを得た。
即ち形状が縦190 mm x横99mmの矩形で深さ
が20mm、周側部の傾斜角(第3図のγ)が2Tであ
り、交叉角約60°の菱形の網目構造で細条の方向がネ
ツ))レイの横方向と平行に配列しているものであった
このようにして得られたネットトレイは、軽量であり、
緩衝性とトレイとして必要な強度を有し、かつ収納物を
底部からもよく通視できると共に、その使用原料を大巾
に節減することができた。
このネットトレイに食品等を収納する際、内容物によっ
てはフィルムで全体を覆ってもよく、また収納物が野菜
等のごとく通気性があった方がよい場合は、収納された
トレイの一部だけをフィルムで覆って用いることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図−Aはこの考案のネットトレイを製造するのに用
いるネットシートの平面略図、第1図BおよびCは該ネ
ットシートを構成する細条の交叉角説明図、第2図はこ
の考案のトレイの斜視略図、第3図は第2図のA−A′
端面略図、第4図−AおよびBは細条の方向とトレイの
辺の方向との関係の説明図および第5図−AおよびBは
細条交叉部の斜視図である。 1・・・・・・発泡ポリスチレン細条、2・・・・・・
細条の交叉部、3・・・・・・周側部、4・・・・・・
底面部、α・・・・・・細条の交叉角およびγ・・・・
・・周側部の傾斜角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の発泡ポリスチレン系樹脂細条が交叉し、その交叉
    部が互に融着した網目形態で構成された発泡ネツ))レ
    イであって、該細条の発泡倍率が3〜20倍であり網目
    の細条の太さが平均直径1〜6mmφであり、網目の面
    積空間率が10〜85%である発泡ネットトレイ。
JP1979060674U 1979-05-07 1979-05-07 発泡ネツトトレイ Expired JPS5841186Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55161874U JPS55161874U (ja) 1980-11-20
JPS5841186Y2 true JPS5841186Y2 (ja) 1983-09-17

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