JPS5844185B2 - 冷凍サイクル用受液器及びその製造方法 - Google Patents

冷凍サイクル用受液器及びその製造方法

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JPS5844185B2
JPS5844185B2 JP5891478A JP5891478A JPS5844185B2 JP S5844185 B2 JPS5844185 B2 JP S5844185B2 JP 5891478 A JP5891478 A JP 5891478A JP 5891478 A JP5891478 A JP 5891478A JP S5844185 B2 JPS5844185 B2 JP S5844185B2
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萠生 岡部
尚信 金丸
征二郎 谷
昭 東海林
栄男 立見
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B43/00Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat
    • F25B43/006Accumulators

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷凍サイクル用受液器に係り、特に自動車用空
気調和装置であるカークーラーに用いるに好適な冷凍サ
イクル用受液器に関する。
従来の自動車用空気調和装置であるカークーラーの冷凍
サイクルに用いられている受液器は第1図に示すような
構造のものが採用されていた。
この受液器は、円筒状の上側ケース201に皿状の下側
ケース202をはめこんだ上、全周溶接により気密的に
接合されている。
また上側ケース201の上端に設げられたサイ(・グラ
スボディ203と上側ケース201、入口継手204、
出口継手205およびパイプ206は銅ろう付により接
合されている。
上側ケース201の中間に形成されるドライヤ室207
には、上部ストレーナ208と下部ストレーナ209が
装着されており、両ストレーナ208.209間に乾燥
剤210が収容されている。
このような従来の受液器においては、次のような種々の
欠点があった。
受液器は圧力容器の一種であり、そのシールを確実に行
ない保持することは機能上重要なことである。
しかし、上述のような構造では上側ケース201と下側
ケース202とは溶接による接合でシールしたため、溶
接作業によるばらつきもあり、要求に合った確実なシー
ルを有する受液器を製作するのは困難で、また溶接接合
は作業性が悪かった。
さらに、上側ケース201と下側ケース202とは溶接
による接合構造であり、ます受液器内部に収容する乾燥
剤210に対する溶接時の熱による悪影響を防ぐのに、
ストレーナ208.209も耐熱性のあるグラスファイ
バーの材料を用いており、かつ溶接個所から離れた位置
に乾燥剤210を配置させることを必要とし、このため
乾燥剤210を液体に十分浸漬できなかった。
加えて、上側ケース201と下側ケース202とは溶接
接合であるため、溶接個所からの錆の発生が免れえず、
また受液器内部の防錆処理が熱影響による変形、変質を
考えると実施できず錆に対する信頼性に欠ける欠点があ
った。
本発明の目的は、冷凍サイクル用受液器の溶接接合構造
容器のもつ欠点に対処し、容器本体の新規な結合構造に
より耐用圧力を高めて、シール性を向上しうる冷凍サイ
クル用受液器を提供することにある。
本発明の特徴とするところは、冷凍サイクル用受液器に
おいて、底部外周壁に四部を形成した筒状体を、凹部を
形成した側壁を形成した溝を有する底板体で包囲し、相
対する筒状体の凹部と底板体の凹部とを含む空隙部に、
筒状体および底板体より変形抵抗が小さい結合部材を加
圧挿入し、塑性流動させて、筒状体と底板体とを結合さ
せたことにある。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明を自動車空気調和装置であるカークーラーの冷凍
サイクル用受液器に適用した例を第2図および第3図a
に基づいて説明する。
この受液器は、現在常用圧力が約15 kglcr!で
、耐圧圧力約100 ’rc−g/caのものが用いら
れている。
容器本体は上側ケース1と下側ケース(底部板)2より
構成されている。
上側ケース1(内径50〜70mm)は、下端に開口部
を有する円筒形状のもので、上部には十字形の開口を有
する円筒状のサイトグラスボディ3を一体的に設けてい
る。
この上側ケース1とサイトグラスボディ3は、アルミニ
ウム製で押し出し成形で形成されている。
上側ケース1の下部に設けられた皿状の鉄製下側ケース
2は、上側ケース1の下端部が挿入される幅が約4mm
、高さが約4〜5mmの溝を旋盤加工で形成し、中央部
に円板部2aを有している。
上側ケース1の下端部と下側ケース2とは、後に詳細に
説明する結合方法によって、結合部材16を介して冷間
にて全周気密的に結合されている。
この場合、それぞれ被結合部材である上側ケース1およ
び上側ケース1の外周に位置する下側ケース2の外周部
は、それぞれ肉厚的L6mmのものを用いている。
上側ケース1と一体に成形されたサイトグラスボディ3
の側面には、凝縮器に接続される入口継手4と膨張弁に
接続される出口継手5がろう付により気密的に取りつげ
られている。
なお、入口継手4と出口継手5との突出端部は、上側ケ
ース1の外径より突出していない。
上側ケース1の内方下部には、フィルタである上部スト
レーナ6およびフィルタである下部ストレーナ7が対向
して、それぞれ金網6a、7aを介して配置されている
この場合、上部ストレーナ6および下部ストレーナ7は
、一般的なフィルタである化せん織物を用いている。
上側ケース1の中央部には、サイトグラスボディ3に上
端を気密的に接合されたパイプ8が設けられている。
このパイプ8は、上部ストレーナ6、下部ストレーナ7
の中央部を貫通して、両ストレーナ6.7を保持してい
る。
そして上側ケース1の内側崩、上部ストレーナ6および
下部ストレーナ7との間にドライヤ室9を形成し、この
ドライヤ室9の内部シルカゲルである乾燥剤11が収容
されている。
また、下部ストレーナ7、上側ケース1の内側面、下側
ケース2の上部の間には、底部室10が形成されている
サイトグラスボディ3の上端の大径の開口部にはサイト
グラス12が装着されている。
このサイトグラス12は、サイトグラスボディ3に螺合
された止めねじ13により保護ワッシャ14を介して上
端部を押えられている。
また、サイトグラス12の下端部とサイトグラスボディ
3との間はOリング15でシールされている。
被結合部材である上側ケース1および下側ケース2と、
結合部材16との新規な結合構造について説明する。
上側ケース1の平端部付近の外周に幅が約1.5〜2.
0鼎、深さが約0.2〜0.4朋で上下に300の傾斜
面をもつリング状の凹部IAを形成する。
下側ケース2の外周部の内周に、上側ケース1の凹部1
Aに対応し対向して、上側ケース1の凹部1Aと同じ形
状、大きさのリング状の凹部2Aを形成する。
そして、上側ケース1と下側ケース2との間に凹部1A
、2Aを含むリング状の空隙部が形成される。
鉄製下側ケース2(変形抵抗40〜60 kg/my7
)より変形抵抗の小さい材料である銅(変形抵抗15〜
20kg/7nd)で形状が上側ケース1の外周面とこ
れに対応する下側ケース2の外周部の内周面とで形成す
る間隙(ただし、凹部1A、2Aは含まない)とほぼ同
一形状の断面四角状であるリング状の結合部材16を上
記間隙に挿入し、結合部材16の全体が実質的に上側ケ
ース1、下側ケース2および第4図に示すように2個の
金型X。
Yとで包囲させた状態とし、金型Yの突部で結合部材1
6を加圧する。
すなわち、第4図に示したように、下側ケース2の外形
状に沿った溝部を有する金型X上に、受液器構成体を載
置する。
このとき、下側ケース2は金型Xの溝部にほぼ包囲する
よう載置される。
ついで、リング状の結合部材16を上側ケース1の上方
から挿入し、上側ケース1と下側ケース2の間隙に載置
する。
さらに金型Yを上方から下方に移動させ、金型Yの突部
で結合部材16を70〜80kg/mAの圧力で平均的
に加圧している。
このように、結合部材16の全体が、上側ケース1、下
側ケース2および金型X、Yとで、実質的に包囲された
上で加圧される。
なお、下側ケース2の外周部は、金型Xにより外方に移
動できなく、また金型Yによって働く内方への力も、下
側ケース20円板部2aの側壁によって移動を阻止され
る。
この結果、結合部材16は上側ケース1と下側ケース2
のおのおのの凹部IA、2Aに塑性流動し、空隙部を満
たすまで実質的に挿入されて、上側ケース1と下側ケー
ス2とは、冷間にて気密的に結合される。
そして結合部材16は第3図aに示すように塑性変形に
より凹部IA、2Aに十分流入し、結合部材16の内部
の緊迫力の作用と剪断力により、凹部IA、2Aおよび
結合面を強固に押し拡げ、空隙部に実質的に挿入されて
、下側ケース1と下側ケース2とを緊密に結合させてい
る。
なお、結合部材16の上部には、金型X、Yによる加圧
工程により生じる凹部16Aが形成されている。
いいかえれば、結合部材16を金型X。Yにより凹部1
6Aが形成されるまで十分に加圧する必要がある。
ここで、金型Yの突部で結合部材16を加圧し、塑性流
動させて、空隙部に流入させるため、下側ケース2に円
板部2aを設け、中心方向への加圧力に耐えるよう構成
している。
この円板部2aの高さは、下側ケース2の外周部ノ高さ
とほぼ同一としている。
つぎに上記した構造の受液器の働きについて説明する。
まず凝縮器から入口継手4に送られる高圧(12〜15
kg/crA)の液体と気体との混合冷媒(フレオンガ
ス)は、矢印で示すように上側ケース1内に流入する。
ついで、上部ストレーナ6を通過してドライヤ室9に入
り、このドライヤ室9で乾燥剤11により水分を除去さ
れた後、下部ストレーナ7を通過して底部室10に入る
この間に冷媒中に混合した異物は、上部ストレーナ6、
下部ストレーナ7により除去される。
底部室10′において、重量の差により冷媒中の液体は
下方に、気体は上方に分離して、下部に溜まった液体弁
のみが、パイプ8、サイトグラスボディ3の開口部、出
口継手5¥介して膨張弁に供給される。
本発明の上記実施例で示した新規な結合方法について、
その基本原理を説明する。
まず、第6図において、第1の被結合部材110と第2
の被結合部材120はともに金属円板で、両部材の結合
部表面111,121間には幅T。
、高さ山のリング状空隙部140が介在する。
また、表面に直角な方向に全周にわたりおのおの凹部1
12,122が設けられている。
凹部112.122の深さは0.1〜1.0鶴望ましく
は、0.2〜0.6 am程度がよい。
浅すぎると剪断力が十分得られず、また深すぎると結合
部材が十分流入せず緊迫力が得られない。
一方、130は被結合部材110,120より塑性変形
しやすい、すなわち変形抵抗の小さい金属からなるリン
グ状の結合部材であり、幅T1 は被結合部材110,
120間の距離である空隙部1゛40の幅T。
にほぼ等しいかないしは若干小さく、高さHl は被結
合部材110,120の高さHo と同等以下ないしは
若干高い。
Hlが曳より高い場合でも、その差、(Hはできるだけ
小さく、例えば0.2〜0.6間柱度にとどめるのが好
ましい。
また結合部材の断面形状は矩形断面のほか丸、楕円、多
角形断面等、単純形状のものがよい。
挿入後塑性変形させるために特に空隙部形状にとられれ
る必要はない。
また結合部材1300半径R1は、被結合部材120の
半径R8にほぼ等しい。
換言すると、空隙部長さ2πR8と、結合部材130の
長さ2πR1はほぼ等しい。
結合部材130はプレス、切削、焼結等でリング状に形
成してもよく、線材を曲げて形成してもよい。
後者の場合、第7図に示すように切欠部133を生じる
この切欠部133は、第8図に示す挿入状態では端面が
それぞれ接触状態にあることが必要である。
結合工程においては、まず第8図に示すように、結合部
材130を、両波結合部材110,120の間の空隙部
140に挿入する。
次に、第9図に示すように、全体を金型160の上に置
き、空隙部幅T。
より幅の小さい先端面151を有する金型150の加圧
突部152で結合部材130を加圧し、塑性変形により
凹部112.122内に結合部材130を流入させる。
第8図に示す挿入工程も、金型150で行なってもよい
第8図に示す状態で結合部材130は、金型150,1
60に対応する上端、下端部分を除き被結合部材110
,120で包囲されており。
かつ高さの差JHはごく小さい。
従って加圧直前の状態は、結合部材130の全体が被結
合部材110.120と金型150,160で包囲され
ているといえる。
そのため、第9図に示す如く、加圧時、結合部材130
が空隙部140外へ逃げることはほとんどない。
また、結合部材130の長さと空隙部140長さもほぼ
等しいので、結合部材130は効果的に凹部112,1
22中へ挿入される。
第10図に示すように、金型150の加圧突部152の
側面153は、先端面151に垂直な方向(挿入方向)
に対しθだけ傾斜している。
θは、6°〜15°程度が望ましい。
これはθが小さいと、結合後、金型150が抜けにくく
なるためである。
また、θが大きすぎると、金型150の挿入方向と逆方
向に、すなわち空隙部140外へ結合部材130が流出
しやすくなり、また挿入深さを深くできず、結合部材1
30に大きな内部応力を発生させることができず、従っ
て大きな結合力を得にくくなる。
金型加圧凸部152は、第10図に示すようにその先端
面151と、被結合部材110,120の凹部1.12
,122の上端との距離Sをできるだけ小さく、換言す
れば、先端面151ができるだけ凹部112,122に
近くなるよう深く挿入されることが望ましい。
これにより、塑性流動に伴なう摩擦損失が少なくなり、
凹部112゜122部へ結合部材130を十分に挿入で
きる。
被結合部材120が、中央に孔125を有している場合
には、第11図に示すように、金型150にガイド15
3を設げることにより、加圧時の位置決めを容易に行な
わせることができる。
又、加圧凹部131の深さは凹部112゜122に、結
合部材130が十分に充満され、なおかつ、結合部材1
30の内部に所要の緊迫力が残留されるに十分な寸法で
ある。
第12図は結合の完了した状態を示す図である。
図において、結合部材130の内部には緊迫力Pが作用
し、第1の被結合部材110ならびに第2の被結合部材
120の凹部112、結合面111゜凹部122、結合
面121を強固に押し拡げている。
ここで、図のような構成を維持するためには、第1の被
結合部材110ならびに第2の被結合部材120の材料
が、結合部材130の材料より硬いことおよび剛性の大
きいことが条件となる。
なぜならば、結合部材体130が金型150で加圧され
、塑性流動する間、第1の被結合部材110と第2の被
結合部材120は、変形することな((多少の歪はある
が)、十分に堅固でな(ではならないからである。
言葉を変えれば、結合部材130は第1の被結合部材1
10ならびに第2の被結合部材120より変形抵抗の小
さい材料であることが条件となる。
例えば、第1、第2の被結合部材110,120が鋼材
の場合、結合部材130は、アルミニウム、黄銅、銅、
軟鋼などが使用される。
結合部材130自体は非金属材料であってもよいが剪断
、圧縮、曲げ等について一定の機械的強度を有している
ことが要求される。
その大きさは、被結合部材110,120の使用条件に
より異なることはいうまでもない。
次に、結合部材130の高さH8と被結合部材110,
120の空隙部高さHlの関係につ〜・てのべる。
結合部材130を被結合部材110,120間の空隙部
140に十分に流入させるには、結合部材130の体積
が空隙部140容積だけあればよい。
しかし、第13図に示すように、高さの差、(Hが比較
的大きい結合部材130を用いて結合すると、第14図
に示すように、結合部材130の端部が変形してしまう
従って、第15図に示すように、たとえ結合部材130
0体積が空隙部140容積以上あっても、凹部112
、122の付近においてはδ1.δ2なる空隙部が残存
する。
これは次の理由による。
第15図において、金型150 、160によりリング
状の結合部材130を軸方向に圧縮すると、この結合部
材130中には、軸方向にδ1、円周方向にδ2、半径
方向にδ3なる内部応力を生ずる。
一方この結合部材130の変形抵抗をKfとすると σ2= (1−1,5) Kf ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(1)なる関係がある。
加圧時、結合部材1300両端付近は、半径方向におい
て拘束力が作用しないからσ1が最大のとき、。
3は最小となる。従って、降伏の条件を与えるトレス力 (TRESCA)の式により、次の関係が成立する。
Kf−σ1−σ3 ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(2)(2)式に(1)式を代入すると、 σ3=σ1−Kf (2)′ σ3−(1〜1.5 ) Kf−Kf= (0〜0.5
) Kf・・・・・・・・・・・・・・・(3) つまり、結合部材130を半径方向、すなわち、被結合
部材110,120の四部112,122中へ塑性変形
させるに足る応力は発生しない。
結合部材130の高さH8が空隙部140高さHl と
等しくても、結合部材130の長さく2πR1)が空隙
部140長さく2πRo)より短かい場合にも、加圧時
、結合部材130の内部応力が円周方向に逃げるため、
σ3が高くならず、四部112,122中へ結合部材1
30を挿入できない。
一方、第10図に示したような本発明の方法によれば、
結合部材130は加圧時、実質的にその全体が、被結合
部材110,120と金型150゜160により拘束さ
れているため、 σ1−(2〜4 ) Kf ・・・・−・・・・・・
・・・・・・・(4)となり、(2Y式に代入すると、 σ3=(2〜4 ) Kf−Kf=(1〜3)Kfとな
り、変形抵抗Kf以上の応力が発生する。
従って、結合部材130は凹部112,122の中へ完
全に流入する。
このように結合部材130を加圧時拘束するためには、
結合部材130の高さHl および長さが空隙部140
の高さおよび長さとほぼ同等以下であればよい。
しかし、結合部材130の高さHlがあまり低くなると
、凹部112,122中へ十分に流入させるために金型
突部152の挿入ストロークを大きくする必要がでてく
るが、θをあまり小さくできないのでストロークには限
界がある。
従って、結合部材1300体積を空隙部140体積より
若干少ない範囲とし、空隙部140幅T。
、金型150の傾斜角θ等を考慮して高さHl を決定
する必要がある。
さて、本発明の上記実施例では、第1の被結合部材に相
当するのは、下側ケース2で材質は鉄(変形抵抗40〜
60 kg/mri )であり、第2の被結合部材に相
当するのは、上側ケース1で材質はアルミニウム(純ア
ルミの変形抵抗5〜8kg/maである。
そして、結合部材16の材質は銅(変形抵抗5〜8kg
/m4)である。
このように、下側ケース2の方が、結合部材16より変
形抵抗が大きい材料を採用している。
また、正方容器の一種である上記実施例の受液器の場合
、容器本体のシール性について十分考慮する必要がある
このシール性の面から、本発明では、材料をヤング率を
考慮して選択している。
すなわち、下側ケース2は鉄(ヤング率約2.1×10
4ゆ/mi )、結合部材16は銅(ヤング率約8 X
103kg/m4 )を採用している。
なお、上側ケース1はアルミニウム(ヤング率約7.5
X 103kg/myi )を用いているが、この場合
下側ケース20円板部2aに隣接し、圧入された形であ
るため、容器本体のシール性が保持されているのである
シール性についてさらに万全を期すためには、上側ケー
ス1も下側ケース2と同じように結合部材16よりヤン
グ率の高い材料、例えば鉄を採用するのがよい。
この場合、サイトグラスボディ3は、上側ケース1と別
体に製作するのがよい。
また、結合部材16を金型X、Yにて加圧し塑性流動さ
せるとき、上側ケース1の下端部を内方への移動を阻止
するために設けた下側ケース20円板部2aは、実施例
のように下側ケース2と一体に設けるほか、例えば別体
のものを下側ケース2に固着してもよい。
この円板部の形状も、適宜選択すればよい。
さらに、サイトグラスボディ3は、上側ケース1と一体
である必要もなく、別体で製作し、上側ケース1に固着
してもよい。
本発明の上記実施例によれば、次のような効果を有する
(1)上側ケース1の底部を下側ケース2で包囲し、相
対する上側ケース1の凹部1Aと下側ケース2の凹部2
Aとを含む空隙部に、空隙部を実質的に満たすまで、結
合部材16を加圧し塑性流動させ、四部IA、2Aを含
む全結合面に所要の緊迫力と剪断力とを与えたので、機
械的に安定した結合力が得られ、上側ケース1と下側ケ
ース2を強固に冷間にて結合させたのでシールが確実に
できた。
すなわち、常用圧力約15 kg/crAの受液器で従
来の溶接構造によるものの耐用圧力が約100 kg/
crj、であったが、上記実施例によるものは、耐用圧
力が約270 kg/crrtと約2.7倍にも向上し
た。
このことは、本発明の新規な結合構造による容器本体の
シールがいかに万全なものかを和実に示している。
(2)上側ケース1の凹部1Aと下側ケース2の凹部2
Aを含む空隙部に、結合部材16が充満するため、引抜
力は、結合部材16の材料の剪断強度と剪断面積の積で
示されるきわめて大きな値となるので、上側ケース1と
下側ケース2とは、結合部材16が抜は出ることなく堅
固に冷間にて結合することができた。
(3)上側ケース1と下側ケース2との結合部材16を
用いた容器本体の冷間による結合は、結合部材16も単
純形状でよく、金型X、Yによる加圧圧入工程のみで簡
単に行なうことができ、従来の溶接接合による作業(取
りつげから取りはすしまで約30秒)に比較し、生産性
が高く、作業性(取りつげから取りはすしまで数秒)を
大幅に向上できた。
なお、加圧用の油圧プレス等は小規模な設備で十分であ
り、緊迫力は加圧の圧力を管理するだけで、確保でき、
しかも安定したものが得られる。
(4)上側ケース1と下側ケース2との結合部材16の
容器本体の冷間による結合は、従来の溶接接合に比較し
て、溶接による熱変形を生じない。
また下側ケース2は接合部材16より変形抵抗の大きな
いわゆる堅い材料であるため、加圧、塑性流動によって
下側ケース2がひずむこともなく、高精度の受液器が得
られる。
(5)上側ケース1と下側ケース2との結合部材16の
冷間による容器本体の結合は、従来の溶接接合に比較し
て、錆の発生は皆無であり、内部の防錆処理の必要もな
く、受液器の錆に対する信頼性を向上できた。
(6)容器本体の結合は、結合部材16の冷間結合で製
作されるので、本体内部に収支する乾燥剤11、上部ス
トレーナ6および下部ストレーナ8に対して、従来の溶
接接合による場合のように、熱影響を考慮する必要がな
く、乾燥剤11も液体に十分に浸漬でき、効率向上もで
きた。
さらに上部ストレーナ6および下部ストレーナIも従来
は熱影響を考え高価なグラスファイバー製を使用してい
たが、これを化せん織物系製のものを使用することがで
きた。
(7)従来の溶接接合による場合、熱影響により上側ケ
ースなどメッキ等の表面処理できなかったが、上記実施
例では上側ケース1と下側ケース2とも表面処理をほど
こしたものができ、耐久性も向上した。
ここで、上側ケースと下側ケースとを結合部材によって
冷間結合する場合、第3図すのような構成のものを採用
してもよい。
すなわち、上側ケース31と下側ケース32とを結合す
るのに、結合部材として、原理説明の第6図に示したよ
うな線材を曲げた結合部材33を使用したときは、下側
ケース320円板部32aの側壁に設けたリング状の凹
部にOリング34を配置すれば、確実なシールが得られ
る。
なお、先に述べたリング状の結合部材を用いた実施例で
も、この実施例のようなOリングを配置してもよいが、
強固な結合が得られ、シール性も確実であるので、この
種の配慮はほとんどする必要はない。
つぎに本発明の他の実施例を第5図に基づL・て説明す
る。
上側ケース51は、図示していないが下側ケース(底板
)とは、前述した実施例の第3図aまたはbのように新
規な結合構造を有している。
そしてこの実施例は、さらに入口継手52および出口継
手53をも、上側ケース51と一体に設げたサイトグラ
スボディ54に、前述した新規な結合方法を適用したも
のである。
すなわち、サイトグラスボディ54に入口継手52およ
び出口継手53をそれぞれリング状の結合部材55.5
6で強固に結合したものである。
このとき入口継手52および出口継手53の取りつげ部
は、平面の方が簡単な金型を使用できる。
まず入口継手52は、サイトグラスボディ54に設げた
溝部57に配置する。
この場合、サイトグラスボディ54の溝部57の内周壁
にはリング状の凹部54Aが設げられている。
この凹部54Aに相対して、入口継手52の外周に凹部
52Aが設けられている。
そしてサイトグラスボディ54の溝部57に入口継手5
2を配置し、前述の実施例のように結合部材55を、サ
イトグラスボディ54の凹部54Aと入口継手52の凹
部52Aとを含む空隙部に、金型の突部で結合部材55
を加圧挿入し、塑性流動させて両凹部52A、54Aを
含む空隙部に流入させ、結合部材55の剪断力と緊迫力
によりサイトグラスボディ54と入口継手52とを冷間
にて結合している。
また、サイトグラスボディ54と出口継手53とは、上
述したサイトグラスボディ54と入口継手52と同様な
結合方法で、結合部材56により強固に冷間にて結合さ
れている。
この場合、この受液器の製作順序は、サイトグラスボデ
ィ54に入口継手52および出口継手53を結合部材5
5,560剪断力と緊迫力で結合させたのち、上側ケー
ス51と下側ケースとを結合部材を金型で加圧挿入し、
塑性流動させて、冷間にて結合している。
なお、結合部材55.56は、前述した通り、サイトグ
ラスボディ54よりヤング率の低い銅等を用いている。
この実施例では、前述した実施例の効果に加えて、サイ
トグラスボディ54と入口継手52および出口継手53
とを、従来の銅ろう付などの高温にさらされる製作とは
異なり、冷間で強固に結合することができた。
なお、上記実施例では、入口継手52および出口継手5
30両継手製新規な結合構造を実施したが、いずれか一
方の継手のみ実施してもよいのは勿論である。
しかしながら、銅ろう付など高温にさらされない方がよ
く、上記実施例のように、入口継手52および出口継手
530両継手製実施するのが望ましい。
以上のように本発明によれば、容器本体を構成する筒状
部と底板体とを、それぞれ設けた凹部とを含む空隙部に
、筒状体および底板体より変形抵抗の小さい結合部材を
加圧挿入し、塑性流動させて空隙部に流入させ、筒状体
と底板体とを冷間にて結合させたので、容器本体のシー
ル性を向上した冷凍サイクル用受液器が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の受液器を示す断面図、第2図は本発明の
一実施例を示す受液器の断面図、第3図aは第2図の要
部拡大断面図、第3図すは他の実施例を示す要部拡大断
面図、第4図は金型で結合部材を加圧している状態の断
面図、第5図は本発明の他の実施例を示す受液器のサイ
トグラスボディ周辺の断面図、第6図以下は本発明の基
本原理を説明する図であり、第6図aは接合前の被接合
部材を示す一部断面斜視図、第6図すは結合部材の外観
要部を示す一部断面斜視図、第7図は結合部材の形状の
一例を示す図、第8図は結合部材を被結合部材の空隙部
に挿入した状態を示す斜視図、第9図は金型で結合部材
を加圧している状態を示す斜視図、第10図は加圧の条
件を示すための要部断面図、第11図は金型の変形例で
結合部材を加圧している状態を示す図、第12図は結合
完了後の状態を示す斜視図、第13図ないし第15図は
、結合部材に要求される条件を説明するための図、第1
6図および第17図は加圧時の応力の状態を説明するた
めの図である。 1・・・・・・上側ケース、1A・・・・・・凹部、2
・・・・・・下側ケース、2A・・・・・・凹部、3・
・・・・・サイトグラスボディ、4・・・・・・入口継
手、5・・・・・・出口継手、6・・・・・・上部スト
レーナ、7・・・・・・下部ストレーナ、8・・・・・
・ストレーナパイプ、11・・・・・・乾燥剤、16・
・・ 結合部材、32・・・・・・下側ケース、33・
・・・・・結合部材、34・・・・・・Oリング、51
・・・・・・上側ケース、52・・・・・・入口継手、
52A・・・・・・凹部、53・・・・・・出口継手、
54・・・・・・サイトグラスボディ、54A・・・・
・・凹部、55.56・・・・・・結合部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底部に開口を有する筒状体と、該筒状体の底部に気
    密的に結合される底板体と、前記筒状体の上部に設けら
    れ、冷凍サイクルの凝縮器に接続される入口継手および
    冷凍サイクルの膨張弁に接続される出口継手を有するボ
    ディ体と、前記筒状体に取りつげられ、筒状体底部付近
    と出口継手とを連通ずる管状体と、該筒状体内にストレ
    ーナと乾燥部材とを備えたものにおいて、底部外周壁に
    リング状の凹部を形成した筒状体を、筒状体の前記凹部
    に対向してリング状の凹部を形成した側壁と筒状体の底
    部内周壁に接触する側壁とを形成した溝を有する底板状
    で包囲し、かつ相対する筒状体の凹部と底板体の凹部と
    を含む空隙部に充満する、筒状体および底板体より変形
    抵抗が小さく、所定の加圧力で塑性変形する結合部材に
    よって前記筒状体と底板状とを結合させたことを特徴と
    する冷凍サイクル用受液器。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、底板状
    は中央に円板部を一体的に設け、この円板部の側壁を筒
    状体の内周壁に接触するようにしたことを特徴とする冷
    凍サイクル用受液器。 3 特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、底板状
    の円板部側壁と相対する付近の高さを、上記側壁の高さ
    とほぼ同一としたことを特徴とする冷凍サイクル用受液
    器。 4 底部に開口を有する筒状体と、該筒状体の底部に気
    密的に結合される底板体と、前記筒状体の上部に設けら
    れ、冷凍サイクルの凝縮器に接続される入口継手および
    冷凍ザイクルの膨張弁に接続される出口継手を有するボ
    ディ体と、前記筒状体に取りつげられ、筒状体底部付近
    と出口継手とを連通ずる管状体と、該筒状体内にストレ
    ーナと乾燥部材とを備えたものにおいて、内周側壁にリ
    ング状の凹部を設げたボディ体の大凹部に、外周に凹部
    を設けた入口継手を配置し、かつ相対するボディ体の凹
    部と入口継手の凹部とを含む空隙部に充満する、ボディ
    体および入口継手より変形抵抗が小さく、所定の加圧力
    で塑性変形する結合部材によって前記ボディ体と入口継
    手とを結合させたことを特徴とする冷凍サイクル用受液
    器。 5 底部に開口を有する筒状体と、筒状体の底部に気密
    的に結合される底板体と、筒状体の上部に設けられ、冷
    凍サイクルの凝縮器に接続される人口継手および冷凍サ
    イクルの膨張弁に接続される出口継手を有するボディ体
    と、筒状体に取りつげられ、筒状体底部付近と出口継手
    とを連通ずる管状体と、筒状体内にストレーナと乾燥部
    材とを備えたものにおいて、内周側壁にリング状の凹部
    を設げたボディ体の大凹部に、外周に凹部を設けた出口
    継手を配置し、かつ相対するボディ体の凹部と出口継手
    の凹部とを含む空隙部に充満する、ボディ体および出口
    継手より変形抵抗が小さく、所定の加圧力で塑性変形す
    る結合部材によって前記ボディ体と出口継手とを結合さ
    せることを特徴とする冷凍サイクル用受液器。 6 底部に開口を有する筒状体と、筒状体の底部に気密
    的に結合される底板体と、筒状体の上部に設けられ、冷
    凍サイクルの凝縮器に接続される入口継手および冷凍サ
    イクルの膨張弁に接続される出口継手を有するボディ体
    と、筒状体に取りつげられ、筒状体底部付近と出口継手
    とを連通ずる管状体と、筒状体内にストレーナと乾燥部
    材とを備えたものにおち・て、底部外周壁にリング状の
    凹部を形成した筒状体を、筒状体の上記凹部に対向して
    リング状の凹部を形成した側壁と筒状体の底部内周壁に
    接触する側壁とを形成した溝を有する底板体で包囲し、
    かつ相対する筒状体の凹部と底板体の凹部とを含む空隙
    部に、筒状体および底板体より変形抵抗が小さい結合部
    材を設置し、該結合部材の全体を実質的に筒状体、底板
    体および金型で包囲させ、金型の突部で結合部材を加圧
    挿入し、塑性流動させて、筒状体と底板体とを結合させ
    ることを特徴とする冷凍サイクル用受液器の製造方法。 I 特許請求の範囲第6項記載のものにおいて、結合部
    材は線材を曲げてリング状に形成したものであることを
    特徴とする冷凍サイクル用受液器の製造方法。 8 特許請求の範囲第6項記載のものにおいて、底板体
    は結合部材よりヤング率の大きい材料であることを特徴
    とする冷凍サイクル用受液器の製造方法。
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