JPS5844667B2 - L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル又はその塩類の製法 - Google Patents
L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル又はその塩類の製法Info
- Publication number
- JPS5844667B2 JPS5844667B2 JP13884873A JP13884873A JPS5844667B2 JP S5844667 B2 JPS5844667 B2 JP S5844667B2 JP 13884873 A JP13884873 A JP 13884873A JP 13884873 A JP13884873 A JP 13884873A JP S5844667 B2 JPS5844667 B2 JP S5844667B2
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- sulfate
- acid
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル又は
その塩類を簡単に、かつ収率よく製造する方法に関する
ものである。
その塩類を簡単に、かつ収率よく製造する方法に関する
ものである。
L−アスコルビン酸
の塩類は、式
硫酸エステル及びそ
(式中のMは水素原子又はアルカリ金属)で示される弱
酸性ないし弱アルカリ性の範囲で安定な化合物である。
酸性ないし弱アルカリ性の範囲で安定な化合物である。
最近、このL−アスコルビン酸2−硫酸エステル又はそ
の塩類は、生体内におけるステロイド体の硫酸化に関係
する物質であることが分り、ステロイド体の代謝を左右
する薬理的物質として注目されている。
の塩類は、生体内におけるステロイド体の硫酸化に関係
する物質であることが分り、ステロイド体の代謝を左右
する薬理的物質として注目されている。
このL−アスコルビン酸−2−硫酸エステルの製法とし
ては、5,6−O−ベンジリデン−Lアスコルビン酸に
ピリジン−三酸化硫黄を反応させたのち、その生成物を
カリウム塩の形で回収する方法が知られている。
ては、5,6−O−ベンジリデン−Lアスコルビン酸に
ピリジン−三酸化硫黄を反応させたのち、その生成物を
カリウム塩の形で回収する方法が知られている。
しかしながら、この方法は収率が15〜20%と低く、
工業的方法としては不適当である。
工業的方法としては不適当である。
本発明者らは、収率よくL−アスコルビン酸2−硫酸エ
ステルを得る方法として、先に5,60−インプロピリ
デン−L−アスコルビン酸を、ピリジンなどの第三級ア
ミンを含む溶媒中でクロルスルホン酸と反応させ、生成
物をカリウム塩として収得する方法を提案した。
ステルを得る方法として、先に5,60−インプロピリ
デン−L−アスコルビン酸を、ピリジンなどの第三級ア
ミンを含む溶媒中でクロルスルホン酸と反応させ、生成
物をカリウム塩として収得する方法を提案した。
しかしながら、この方法はクロルスルホン酸1モル当り
、2モルの第三級アミンを用いるため、過剰分の第三級
アミンが媒質中に残存し、後処理がはん雑になるという
欠点がある。
、2モルの第三級アミンを用いるため、過剰分の第三級
アミンが媒質中に残存し、後処理がはん雑になるという
欠点がある。
本発明はこのような欠点を克服するためになされたもの
で、簡単な操作で、収率よくL−アスコルビン酸−2−
硫酸エステル又はその塩類を製造する方法である。
で、簡単な操作で、収率よくL−アスコルビン酸−2−
硫酸エステル又はその塩類を製造する方法である。
すなわち、本発明に従えばケトン又はアルデヒドにより
5,6−位が保護されたL−アスコルビン酸にクロルス
ルホン酸のアルカリ塩を反応させるか、あるいはケトン
又はアルデヒドにより5゜6−位が保護されたL−アス
コルビン酸のアルカリ塩にクロルスルホン酸を反応させ
たのち、その生成物を酸処理して保護基を脱離し、L−
アスコルビン酸−2−硫酸エステルとし、次いで所望に
応じこれを常法により塩に変えることによりLアスコル
ビン酸−2−硫酸エステル又はその塩類を80%又はそ
れ以上という高い収率で製造することができる。
5,6−位が保護されたL−アスコルビン酸にクロルス
ルホン酸のアルカリ塩を反応させるか、あるいはケトン
又はアルデヒドにより5゜6−位が保護されたL−アス
コルビン酸のアルカリ塩にクロルスルホン酸を反応させ
たのち、その生成物を酸処理して保護基を脱離し、L−
アスコルビン酸−2−硫酸エステルとし、次いで所望に
応じこれを常法により塩に変えることによりLアスコル
ビン酸−2−硫酸エステル又はその塩類を80%又はそ
れ以上という高い収率で製造することができる。
本発明方法において、L−アスコルビン酸の5゜6−位
を保護するために用いられるケトン又はアルデヒドは、
例えば一般式 (式中のR1とR2は同−又は異なり、それぞれ水素原
子、低級アルキル基、アリール基であるか、あるいは相
互に結合してシクロアルカンを形成するものである) で表わされるものであり、このようなものとしては例え
ばホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アセトン、プ
ロピオンアルデヒド、ジイソプロピルケトン、ベンゾフ
ェノン、シクロヘキサノンなどを挙げることができる。
を保護するために用いられるケトン又はアルデヒドは、
例えば一般式 (式中のR1とR2は同−又は異なり、それぞれ水素原
子、低級アルキル基、アリール基であるか、あるいは相
互に結合してシクロアルカンを形成するものである) で表わされるものであり、このようなものとしては例え
ばホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アセトン、プ
ロピオンアルデヒド、ジイソプロピルケトン、ベンゾフ
ェノン、シクロヘキサノンなどを挙げることができる。
また、本発明方法における硫酸化反応は、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ジエチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシドなどの極性溶媒中で行うのが
有利である。
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ジエチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシドなどの極性溶媒中で行うのが
有利である。
また、この硫酸化生成物から保護基を脱離する反応は、
硫酸化生成物を水中に溶解し、酸で処理することにより
行うのが有利である。
硫酸化生成物を水中に溶解し、酸で処理することにより
行うのが有利である。
本発明方法を好適に実施するには、前記一般式で示され
るケトン又はアルデヒドで5,6−位を保護されたL−
アスコルビン酸、例えば5,6−〇−インプロピリデン
ーL−アスコルビン酸、5゜6−0−シクロヘキシリデ
ン−L−アスコルビン酸を、極性溶媒、例えばジメチル
ホルムアミドに溶カし、これ(こクロルスルホン酸のア
ルカリ塩、例えばカリウム塩、ナトリウム塩を加え、か
きまぜて反応させるか、あるいは5,6−位を保護され
たL−アスコルビン酸のアルカリ塩、例えばカリウム塩
、ナトリウム塩を、極性溶媒に溶かし、これにクロルス
ルホン酸を加え、かきまぜて反応させる。
るケトン又はアルデヒドで5,6−位を保護されたL−
アスコルビン酸、例えば5,6−〇−インプロピリデン
ーL−アスコルビン酸、5゜6−0−シクロヘキシリデ
ン−L−アスコルビン酸を、極性溶媒、例えばジメチル
ホルムアミドに溶カし、これ(こクロルスルホン酸のア
ルカリ塩、例えばカリウム塩、ナトリウム塩を加え、か
きまぜて反応させるか、あるいは5,6−位を保護され
たL−アスコルビン酸のアルカリ塩、例えばカリウム塩
、ナトリウム塩を、極性溶媒に溶かし、これにクロルス
ルホン酸を加え、かきまぜて反応させる。
この反応は室温下、数10分ないし数時間で完了する。
次に反応溶液を水酸化アルカリでpH7付近に調整した
のち、溶媒を留去する。
のち、溶媒を留去する。
次いで、残留物を水に溶かし、鉱酸例えば塩酸で酸性化
することにより保護基を脱離させる。
することにより保護基を脱離させる。
この際、硫酸基、水酸基に結合しているアルカリ金属も
加水分解されて遊離形になるので、塩として回収したい
場合には、さらにアルカリ水溶液例えは水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えて中和する。
加水分解されて遊離形になるので、塩として回収したい
場合には、さらにアルカリ水溶液例えは水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えて中和する。
このようにして、80%以上の高収率でL−アスコルビ
ン酸−2−硫酸エステル又はその塩類を得ることができ
る。
ン酸−2−硫酸エステル又はその塩類を得ることができ
る。
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するO
実施例 1
5007711容量のフラスコ中に、クロルスルホン酸
カリウム185gを含むジメチルホルムアミド130m
1を入れ、これに5.6−0−インプロピリデン−L−
アスコルビン酸21.6gを含むジメチルホルムアミド
150m1を、温度を0〜10℃の範囲内に保ちながら
滴下する。
カリウム185gを含むジメチルホルムアミド130m
1を入れ、これに5.6−0−インプロピリデン−L−
アスコルビン酸21.6gを含むジメチルホルムアミド
150m1を、温度を0〜10℃の範囲内に保ちながら
滴下する。
滴下完了後、室温まで昇温し、3時間かきまぜて反応さ
せる。
せる。
反応終了後、2N−水酸化カリウム水溶液でpH7,0
に調整し、虫取した塩を炉別し、p液を減圧濃縮しペー
スト状とする。
に調整し、虫取した塩を炉別し、p液を減圧濃縮しペー
スト状とする。
この残留物を水に溶かし、2N−塩酸でpH2,3に調
整し、結晶化させると白色結晶26.5gを得る。
整し、結晶化させると白色結晶26.5gを得る。
この結晶を水30TrLlに溶かし60℃で45分間か
きまぜたのち、室温まで放冷する。
きまぜたのち、室温まで放冷する。
冷却後、減圧濃縮し、得られたペースト状残留物を水に
溶かして結晶化するとL−アスコルビン酸−2−硫酸エ
ステル20.5g(80%)を得る。
溶かして結晶化するとL−アスコルビン酸−2−硫酸エ
ステル20.5g(80%)を得る。
白色針状結晶、分解点55〜56℃。上記における5、
6−0−インプロピリデン−L−アスコルビン酸のジメ
チルホルムアミド溶液の代わりに、5.6−0−シクロ
ヘキシリデン体25.6gを150m1のジメチルホル
ムアミドに溶かした溶液で同様に処理したところ、L−
アスコルビン酸−2−硫酸エステル20.1(81,2
%踏得た。
6−0−インプロピリデン−L−アスコルビン酸のジメ
チルホルムアミド溶液の代わりに、5.6−0−シクロ
ヘキシリデン体25.6gを150m1のジメチルホル
ムアミドに溶かした溶液で同様に処理したところ、L−
アスコルビン酸−2−硫酸エステル20.1(81,2
%踏得た。
また、上記のクロルスルホン酸カリウムの代わりにクロ
ルスルホン酸を原料として用い、これを56−O−イソ
プロピリデン−L−アスコルビン酸(又は、5.6−0
−シクロヘキシリデンL−アスコルビン酸)のカリウム
塩のジメチルホルムアミド溶液に滴下し、同様に処理し
たところ、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル19
.3g(75,4%)を得た。
ルスルホン酸を原料として用い、これを56−O−イソ
プロピリデン−L−アスコルビン酸(又は、5.6−0
−シクロヘキシリデンL−アスコルビン酸)のカリウム
塩のジメチルホルムアミド溶液に滴下し、同様に処理し
たところ、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル19
.3g(75,4%)を得た。
実施例 2
上記実施例1と同様にして、2N=塩酸溶液でpH2,
3に調整すると30.79の白色針状結晶を得た。
3に調整すると30.79の白色針状結晶を得た。
得られた結晶を30m1の水に溶かし60℃で45分間
かきまぜたのち、室温にまで放冷する。
かきまぜたのち、室温にまで放冷する。
放冷後、2N−KOH溶液で中和(pH7,0)L、メ
タノールを加えて結晶化させると32.1.9のL−ア
スコルビン酸−2−硫酸エステルのカリウム塩を得る。
タノールを加えて結晶化させると32.1.9のL−ア
スコルビン酸−2−硫酸エステルのカリウム塩を得る。
(収率87,2%)白色葉状結晶 分解点136〜14
0’C元素分析値(C6H609SK2・2H20とし
て)C(資) H(%) 理論値 19.56 2.74 実測値 19.36 2.54 実施例 3 実施例2と同様に合成し、28.4!!の白色針状結晶
を得た。
0’C元素分析値(C6H609SK2・2H20とし
て)C(資) H(%) 理論値 19.56 2.74 実測値 19.36 2.54 実施例 3 実施例2と同様に合成し、28.4!!の白色針状結晶
を得た。
この結晶を30m1の水に溶かし、60℃で45分間か
きまぜたのち、室温にまで放冷する。
きまぜたのち、室温にまで放冷する。
放冷後、2N−NaOH溶液で中和(pH7,0)し、
メタノールを加えて結晶化させると27.3.!i’の
L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルのすトリウム塩
を得る。
メタノールを加えて結晶化させると27.3.!i’の
L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルのすトリウム塩
を得る。
白色粉末 分解点80〜84℃
元素分析値(C6H609SNa2・2H20として)
C(至) H(1) 理論値 21.44 3.00 実測値 21.24 3.03
C(至) H(1) 理論値 21.44 3.00 実測値 21.24 3.03
Claims (1)
- 1 ケトン又はアルデヒドにより5,6−位が保護され
たL−アスコルビン酸とクロルスルホン酸とを、いずれ
か一方をアルカリ塩の形として反応させたのち、その生
成物を酸処理して保護基を脱離し、L−アスコルビン酸
−2−硫酸エステルとし、次いで所望に応じこれを常法
により塩に変えることを特徴とするL−アスコルビン酸
−2−硫酸エステル又はその塩類の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13884873A JPS5844667B2 (ja) | 1973-12-14 | 1973-12-14 | L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル又はその塩類の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13884873A JPS5844667B2 (ja) | 1973-12-14 | 1973-12-14 | L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル又はその塩類の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51115464A JPS51115464A (en) | 1976-10-12 |
| JPS5844667B2 true JPS5844667B2 (ja) | 1983-10-04 |
Family
ID=15231578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13884873A Expired JPS5844667B2 (ja) | 1973-12-14 | 1973-12-14 | L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル又はその塩類の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844667B2 (ja) |
-
1973
- 1973-12-14 JP JP13884873A patent/JPS5844667B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51115464A (en) | 1976-10-12 |
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