JPS5846793B2 - 磁気バブル素子 - Google Patents
磁気バブル素子Info
- Publication number
- JPS5846793B2 JPS5846793B2 JP15513976A JP15513976A JPS5846793B2 JP S5846793 B2 JPS5846793 B2 JP S5846793B2 JP 15513976 A JP15513976 A JP 15513976A JP 15513976 A JP15513976 A JP 15513976A JP S5846793 B2 JPS5846793 B2 JP S5846793B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- magnetic bubble
- magnetic
- crystal film
- bubble element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気バブル素子に関する。
磁気バブルは、高密度の情報積蓄が可能でありしかも低
電力消費であることから、コンピュータシステムにおけ
るメモリデバイスとして実用に供されつつある。
電力消費であることから、コンピュータシステムにおけ
るメモリデバイスとして実用に供されつつある。
周知のとおり、磁気バブルメモリ素子は、GGG (
ガドリウム、ガリウム、ガーネット)基板上に形成され
た結晶膜に対し所定の磁場を与えることにより、円筒状
磁区を得、該円筒状磁区をもって磁気バブルとなす。
ガドリウム、ガリウム、ガーネット)基板上に形成され
た結晶膜に対し所定の磁場を与えることにより、円筒状
磁区を得、該円筒状磁区をもって磁気バブルとなす。
このような磁気バブルメモリ素子において従来、次の様
な問題すなわち前記結晶膜内にノ・−ドパプルが生ずる
という問題があった。
な問題すなわち前記結晶膜内にノ・−ドパプルが生ずる
という問題があった。
このハードバブルは正規の磁気バブルに対し異なる動作
を示し、例えば移動方向および移動速度が相互に異なっ
ている。
を示し、例えば移動方向および移動速度が相互に異なっ
ている。
このようなハードバブルは当然、磁気バブル素子から除
去されるべきであり、これを抑制する方法として、結晶
膜の表面にパーマロイ薄膜を蒸着したり、イオンインプ
ランテーションによるイオンインプランテーション層(
以下インプラ層と略す)を前記表面近傍に形成する等の
手法が提案された。
去されるべきであり、これを抑制する方法として、結晶
膜の表面にパーマロイ薄膜を蒸着したり、イオンインプ
ランテーションによるイオンインプランテーション層(
以下インプラ層と略す)を前記表面近傍に形成する等の
手法が提案された。
特に最近は、後者のインプラ層を形成する手法が主流と
なってきた。
なってきた。
一般に磁気バブル素子を駆動するには、所定の形状の磁
気バブルを結晶膜内に形成するためのバイアス磁界と、
該磁気バブルを該結晶膜内で移動させるための駆動磁界
とが必要である。
気バブルを結晶膜内に形成するためのバイアス磁界と、
該磁気バブルを該結晶膜内で移動させるための駆動磁界
とが必要である。
さらに、バイアス磁界についてみると磁気バブルがスト
リップアウトするストリップアウト磁界と該磁気バフル
がコラップスするコラップス磁界とに区別して定義され
る。
リップアウトするストリップアウト磁界と該磁気バフル
がコラップスするコラップス磁界とに区別して定義され
る。
またこのコラップス磁界およびストリップアウト磁界の
幅により、いわゆるノくイアスマージンが定義される。
幅により、いわゆるノくイアスマージンが定義される。
一般に、前述のインプラ層を形成していない磁気バブル
素子を用いた場合、前記駆動磁界の方向がいかなる回転
角にあったとしても前記コラップス磁界の値は殆んど不
変であり、従って前記バイアスマージンは実質的に大き
くとれる。
素子を用いた場合、前記駆動磁界の方向がいかなる回転
角にあったとしても前記コラップス磁界の値は殆んど不
変であり、従って前記バイアスマージンは実質的に大き
くとれる。
ところが、既に述べたとおり、ノ・−ドパプル抑制のた
めインプラ層が結晶膜に形成される場合、前記コラップ
ス磁界は前記駆動磁界の方向がある回転角に来る度に増
大し、結局該コラップス磁界はかなりの幅をもって変動
することになる。
めインプラ層が結晶膜に形成される場合、前記コラップ
ス磁界は前記駆動磁界の方向がある回転角に来る度に増
大し、結局該コラップス磁界はかなりの幅をもって変動
することになる。
この変動は、即バイアスマージンの変動につながり、実
質的に該バイアスマージンを小さくしてしまうという不
都合な問題を伴うことになる。
質的に該バイアスマージンを小さくしてしまうという不
都合な問題を伴うことになる。
然し、そのためにインプラ層の形成を行なわないとすれ
ば再び前述した除去すべき・・−ドパプルが現われるこ
とになる。
ば再び前述した除去すべき・・−ドパプルが現われるこ
とになる。
従って本発明の目的は、インプラ層の導入によって・・
−ドパプルの抑制を可能としながら且つ同時にバイアス
マージンの変動を十分抑圧し実質的にバイアスマージン
の増大が図れる磁気バブル素子を提案することである。
−ドパプルの抑制を可能としながら且つ同時にバイアス
マージンの変動を十分抑圧し実質的にバイアスマージン
の増大が図れる磁気バブル素子を提案することである。
上記目的に従い本発明は、インプラ層が形成された結晶
膜に対し該結晶膜の表面を所定深さだけエツチングする
ことを特徴とするものである。
膜に対し該結晶膜の表面を所定深さだけエツチングする
ことを特徴とするものである。
以下図面に従って本発明を説明する。
第1図はコラップス磁界の大きさHcoと、回転する駆
動磁界の大きさHpとの関係を示す円グラフであり、本
図中において実線の円曲線11は、結晶膜にインプラ層
が形成された試料について観察したものであり、そのと
きの回転駆動磁界の大きさHpは40〔Oe〕である。
動磁界の大きさHpとの関係を示す円グラフであり、本
図中において実線の円曲線11は、結晶膜にインプラ層
が形成された試料について観察したものであり、そのと
きの回転駆動磁界の大きさHpは40〔Oe〕である。
一方、図中一点鎖線の円曲線12は、同一の試料につい
て観察したものであるが、円曲線11の特性を明らかに
するため、この場合は回転駆動磁界の大きさHpを0(
Oe)とした。
て観察したものであるが、円曲線11の特性を明らかに
するため、この場合は回転駆動磁界の大きさHpを0(
Oe)とした。
図から明らかな様に、駆動磁界の大きさHpを0として
実質的に該1駆動磁界の回転を停止したとすると、コラ
ップス磁界Hcoは殆んど不変の一定値(実例では約1
57.5 C0e))をとる。
実質的に該1駆動磁界の回転を停止したとすると、コラ
ップス磁界Hcoは殆んど不変の一定値(実例では約1
57.5 C0e))をとる。
すなわち円曲線12は真円に近い。ところが、回転する
駆動磁界Hpを40(Oe)に設定して印加すると、そ
のHpの回転角に応じてコラップス磁界Hcoは大幅に
変動し、曲線11は真円に程遠くむしろ3角形状となる
。
駆動磁界Hpを40(Oe)に設定して印加すると、そ
のHpの回転角に応じてコラップス磁界Hcoは大幅に
変動し、曲線11は真円に程遠くむしろ3角形状となる
。
このコラップス磁界Hcoの回転角による変動が、バイ
アスマージンの幅を変動させ、実質的に該バイアスマー
ジンを小さくしてしまう。
アスマージンの幅を変動させ、実質的に該バイアスマー
ジンを小さくしてしまう。
そこで本発明は、インプラ層を形成した結晶膜の表面を
所定深さだけエツチングする。
所定深さだけエツチングする。
第2図は、通常の、インプラ層を形成した磁気バブル素
子の断面を示す図つあり、第3図は第2図に示す通常の
磁気バブル素子に対し本発明に基づくエツチングを施し
た磁気バブル素子の断面図である。
子の断面を示す図つあり、第3図は第2図に示す通常の
磁気バブル素子に対し本発明に基づくエツチングを施し
た磁気バブル素子の断面図である。
第2図および第3図において、21は磁気バブル素子の
基板であり例えばGGGである。
基板であり例えばGGGである。
基板21の上面には、液相成長法により結晶膜(第2図
の22、第3図の27)が形成される。
の22、第3図の27)が形成される。
さらに、イオンインプランテーション等によりNeある
いはH等のイオンを打ち込みインプラ層23を点線の領
域迄形成する。
いはH等のイオンを打ち込みインプラ層23を点線の領
域迄形成する。
本発明では、第2図のインプラ層23を第3図に示す如
く削り込む。
く削り込む。
通常のインプラ層23の厚みが1000穴であるとする
と、この削り込み量t(第3図)は500大前後が適当
である。
と、この削り込み量t(第3図)は500大前後が適当
である。
このように、通常のインプラ層を適当量だけ削り込むこ
とにより、ハードバブルの抑制効果を失うことなく、第
1図に示した略3角形の曲線11を真円に近付けること
が出来る。
とにより、ハードバブルの抑制効果を失うことなく、第
1図に示した略3角形の曲線11を真円に近付けること
が出来る。
第6図は1実験結果を示す円グラフであり、座標の定義
は第1図の円グラフと同様である。
は第1図の円グラフと同様である。
第6図に示すとおり、第1図の円曲線11は、円曲線6
1の如く真円に相当近くなる。
1の如く真円に相当近くなる。
かくして、コラップス磁界(Hco)の、駆動磁界(H
p)の回転に伴う変動は大幅に低減され実質的にバイア
スマージンが大きくなる。
p)の回転に伴う変動は大幅に低減され実質的にバイア
スマージンが大きくなる。
なお、インプラ層の表面をエツチングするには、ケミカ
ルエツチング、プラズマエツチングあるいはArイオン
等によるイオンミーリングを用いることが出来る。
ルエツチング、プラズマエツチングあるいはArイオン
等によるイオンミーリングを用いることが出来る。
上述したバイアスマージンの改善は次の理由によってな
されたものと考えられる。
されたものと考えられる。
既に述べた如く、ノーマルバブルに対して動きの異なる
ノ・−トノ□プルを抑制するためにインプラ層を導入し
たわけであるが、このインプラ層の導入により、結晶膜
内に3角形のクロージヤードメインが形成される。
ノ・−トノ□プルを抑制するためにインプラ層を導入し
たわけであるが、このインプラ層の導入により、結晶膜
内に3角形のクロージヤードメインが形成される。
これを示したのが第7図であり、本図は第2図に示した
磁気バブル素子の平面図である。
磁気バブル素子の平面図である。
第7図において結晶膜22の表面に見える3角形のハツ
チング領域71が前述のクロージヤードメインである。
チング領域71が前述のクロージヤードメインである。
このクロージヤードメイン71の水平磁化方向は、周囲
の水平磁化方向と異なり、例えばクロージヤードメイン
71の水平磁化方向が矢印Aであったとすると、周囲の
水平磁化方向は矢印Bである。
の水平磁化方向と異なり、例えばクロージヤードメイン
71の水平磁化方向が矢印Aであったとすると、周囲の
水平磁化方向は矢印Bである。
この水平磁化は特にインプラ層の上表面近傍層に現われ
磁気シャント効果をもたらす。
磁気シャント効果をもたらす。
また、この場合前記矢印Aは方向性を有し、向き易い3
つの方向がある。
つの方向がある。
これを一般に3回対称と呼んでいる。
従って多数個のクロージヤードメインがアトランダムに
存在すれば、前記磁気シャント効果は3つの方向に強く
影響を与え、コラップス磁界をこの3方向において増大
せしめる。
存在すれば、前記磁気シャント効果は3つの方向に強く
影響を与え、コラップス磁界をこの3方向において増大
せしめる。
この現象は、第1図において、略3角形の円曲線11と
して顕著に現われている。
して顕著に現われている。
従って、インプラ層の上表面近傍層をエツチングすれば
、前記クロージヤードメインによる磁気シャント効果は
弱まる。
、前記クロージヤードメインによる磁気シャント効果は
弱まる。
ただし、このエツチングによってインプラ層内のイオン
化濃度が減少せしめられるようなことがあると、バード
バブルの抑制効果を失なってしまう。
化濃度が減少せしめられるようなことがあると、バード
バブルの抑制効果を失なってしまう。
ここで、第2図に戻りインプラ層23内における、一点
鎖線4に沿うイオン濃度分布を見ると第4図のとおりで
ある。
鎖線4に沿うイオン濃度分布を見ると第4図のとおりで
ある。
ただし横方向にイオンの注入量をとって示す。
このようにインプラ層23内におけるイオンの濃度分布
は概略正規分布を示し、その中央部が最もイオン濃度の
高い領域となる。
は概略正規分布を示し、その中央部が最もイオン濃度の
高い領域となる。
従って、インプラ層230表面を、第3図に示す如(エ
ツチングしたとしても、イオン注入量ノヒーク値は依然
確保される。
ツチングしたとしても、イオン注入量ノヒーク値は依然
確保される。
第3図の一点鎖線5に沿うイオン濃度分布は第5図に示
すとおりであり、イオン注入量のピーク値は確保される
。
すとおりであり、イオン注入量のピーク値は確保される
。
つまり、・・−ドパプルの抑制効果は未だ失なわれてい
ない。
ない。
かくして、バイアスマージンの改善がなされる。
以上説明したように本発明によれば、バードバブルを十
分抑制すると共に、該バードバブルの抑制効果に伴うバ
イアスマージンの劣化が改善され、長期に亘って安定な
動作を行なう磁気バブル素子が実現される。
分抑制すると共に、該バードバブルの抑制効果に伴うバ
イアスマージンの劣化が改善され、長期に亘って安定な
動作を行なう磁気バブル素子が実現される。
第1図は通常の、インプラ層を形成した磁気バフル素子
におけるコラップス磁界(Hco)と、回転する1駆動
磁界(Hp)との関係を示す円グラフ、第2図は通常の
、インプラ層を形成した磁気バブル素子の断面図、第3
図は本発明に基づ(磁気バブル素子の断面図、第4図は
第2図の一点鎖線4に沿うイオンの濃度分布を示すグラ
フ、第5図は第3図の一点鎖線5に沿うイオンの濃度分
布を示すグラフ、第6図は本発明に基づく磁気バブル素
子におけるコラップス磁界(Hco)と、回転する1駆
動磁界(Hp)との関係を示す円グラフ、第7図はクロ
ージヤードメインを示す平面図である。 図において21は基板、22’は結晶膜、23はイオン
インプランテーション層である。
におけるコラップス磁界(Hco)と、回転する1駆動
磁界(Hp)との関係を示す円グラフ、第2図は通常の
、インプラ層を形成した磁気バブル素子の断面図、第3
図は本発明に基づ(磁気バブル素子の断面図、第4図は
第2図の一点鎖線4に沿うイオンの濃度分布を示すグラ
フ、第5図は第3図の一点鎖線5に沿うイオンの濃度分
布を示すグラフ、第6図は本発明に基づく磁気バブル素
子におけるコラップス磁界(Hco)と、回転する1駆
動磁界(Hp)との関係を示す円グラフ、第7図はクロ
ージヤードメインを示す平面図である。 図において21は基板、22’は結晶膜、23はイオン
インプランテーション層である。
Claims (1)
- 1 磁気バブル素子を形成するための基板と、所定の磁
界を受けて所定の磁気バブルドメインを生せしめるため
前記基板上に形成される磁気バブル結晶膜とを有し、該
磁気バブル結晶膜の表面より所定の濃度分布でイオン注
入されてなるイオンインプランテーション層を備えた磁
気バブル素子において、前記濃度分布のピーク値若しく
はその近傍の値に相当する領域が、表面に露出するまで
前記イオンインプランテーション層をエツチングするこ
とを特徴とする磁気バブル素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15513976A JPS5846793B2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 磁気バブル素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15513976A JPS5846793B2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 磁気バブル素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5379444A JPS5379444A (en) | 1978-07-13 |
| JPS5846793B2 true JPS5846793B2 (ja) | 1983-10-18 |
Family
ID=15599393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15513976A Expired JPS5846793B2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 磁気バブル素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846793B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5680876A (en) * | 1979-12-03 | 1981-07-02 | Fujitsu Ltd | Magnetic bubble memory chip |
| JPS58108085A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-28 | Hitachi Ltd | 磁気バブル素子 |
-
1976
- 1976-12-24 JP JP15513976A patent/JPS5846793B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5379444A (en) | 1978-07-13 |
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