JPS58500545A - テレビジヨン受像機の電源 - Google Patents

テレビジヨン受像機の電源

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 テレビジョン受像機の電源 発明の関連する技術分野 この発明は、飽和リアクタンスを使用したテレビジョン電源に関するものである 。
発明の背景 テレビジョン受像機の安定化されたアルタ電圧と安定化されたB十走査電圧を供 給するために可飽和リアクタンス型電源を使用することができる。約16KH2 の水平偏向周波数という様な比較的高い入力周波数で動作させる場とせずに出力 電圧の調整を行なうことができる。
1980年12429日にライリス(D、H,WiJlis )氏により出願さ れた米国特許出願第2208’47号「テレビジョン受像機の鉄共振負荷電源」 には、高漏洩変圧器の2次出力巻線の両端間に結合された可飽和リアクトル負荷 回路を具えた電源が開示されている。この変圧器の1次巻線には、水平偏向周波 数1/TEの周波数をもつ調整(安定化)されない交流入力電圧の電源が結合さ れている。高電圧出力巻線を含む他の複数個の2次出力巻線は可飽和リアクトル 負荷回路の結合された出力巻線に磁気的に緊密に結合されている。
この変圧器の各2次巻線に生ずる種々の交流電圧からテレビジョン受像機の種々 のDC電圧が取出され、それらの中には、高電圧巻線に生ずる電圧から取出され るDCアルタ電圧、および低電圧2次出力巻線に生ずる電圧から取出されるB十 走査電圧が含まれている。可飽和リアクトル負荷回路は、変圧器2次出力巻線の うちの1つに生ずる電圧を調整し、それによって他のすべての2次出力巻線に生 ずる電圧を調整する。
この可飽和リアクトル負荷回路はキャパシタを持っている。可飽和リアクトルは 可磁化磁心上に配設された巻線を具えている。交流出力電圧の各半サイクルの期 間中、この可飽和リアクトルの磁心は磁気飽和し、上記キャパシタと可飽和リア クトル巻線間を循環電流が流れる。
この発明の一特徴は、循環電流の振幅を、同時に出力電圧の安定度を低下させる ことなしに、比較的小さくし得る可飽和リアクトル負荷電源である。循環電流の 振幅が比較的小さいことは、可飽和リアクトル巻線中に生ずるI2R電力損失が 比較的小さな効率の良い回路を得るために望ましいことである。
可飽和リアクトル負荷電源の動作中、可飽和リアクトルは周囲温度よりも高い平 衡動作温度に昇温する。可飽和リアクトル磁心中のヒステリシス損と渦電流損が この磁心を加熱する原因になる。更に、との磁心は、可飽和リアクトル巻線中を 流れる循環電流によるI2R加熱作用によりこの可飽和リアクトル巻線からの熱 伝導によっても一1温度上昇する。従って、循環電流の振幅を比較的小さく維持 することによシ、可飽和リアクトル磁心の温度上昇が低下し磁心の平衡動作温度 が低くなる。
3 特表昭58−5[!0545 (2)可飽和リアクトル磁心材料の飽和磁束 密度Beatは磁心の動作温度の上昇につれて減少する。調整された出力電圧は 飽和磁束密度Bsatの関数であるから、可飽和リアクトル巻線を流れる循環電 流の振幅を小さくして磁心の温度上昇を低くすると、テレビジョン受像機のスイ ッチを入れた時点から磁心がよシ高い平衡動作温度に到達する時点捷でに生ずる 温度上昇による出力電圧の降下量が少々くなる。
発明の開示 この発明は、出力電圧の調整度を低下させることなしに可飽和リアクトル負荷回 路中の循環電流の振幅を小さくすることができる。この発明の構成によって得ら れる補償機能を使用しないと、出力電圧の調整度は循環電流の振幅の低下と共に 低下する。この発明の構成を使用すれば、補償機能が働いて、循環電流の振幅が 小さくなっても出力電圧は比較的良好に調整された状態に維持されるようになる 。
この発明の好ましい実施形態によれば、テレビジョン表示器用の安定化された電 圧を発生するような飽和磁心型電源が実現できる。この電源は、可磁化磁心とこ の磁心上に設けられた巻線とを持つ可飽和リアクトルを具えている。このリアク トル巻線中には交流入力電圧電源によ、り磁化電流が流される。この磁化電流は 磁心中に交番磁束を発生し、この磁束は巻線と鎖交して交番極性出力電圧を発生 する。キャパシタンスが、このリアクトル巻線に組合わされた磁心部分中に磁束 を発生させる循環電流を発生する。この循環電流が発生する磁束は、この交番極 性出力電圧の各サイクル中上記の磁心部分を磁気飽和させる動作を助勢する。交 流入力電圧に関係する補償電圧の電源が、この可飽和リアクトル巻線に結合され ていて、上記キャパシタンスと可飽和リアクトル巻線に補償電圧を印加すること によって循環電流を発生させる組合せ効果により、交番極性出力電圧の調整が行 なわれる。
この発明の上記とは別の実施形態では、可飽和リアクトルに対する磁化電流を複 数の巻線を有する変圧器によって発生している。この複数の巻線のうちの第1の ものには交流入力電圧源が結合され、また第2のもの\両端間に調整された交番 極性の出力電圧が発生する。補償電圧の電源は上記複数の変圧器巻線のうちの第 3のもので構成されている。
更にまた別の実施形態では、変圧器が、複数の変圧器巻線のうち第1と第2の巻 線が互に磁気的に疎結合され第1と第3の巻線が互に磁気的に密に結合されてい るような、高漏洩変圧器で構成されている。可飽和リアクトル巻線と変圧器の第 3巻線は、循環電流がキャパシタンスにより発生させられたときその第3の巻線 を流れるように、キャパシタンスの端子間に直列に結合されている。
第2と第3の変圧器巻線は、入力電圧が変動しても出力電圧の振幅が比較的不変 に保たれるように、その極性を相対的に決められている。
この発明の特別の実施例にあっては、調整された交番極性出力電圧は、変圧器の 第2巻線に磁気的に密に結合した高電圧巻線によって昇圧される。この昇圧され た電圧は高電圧整流装置によシ整流されてアルタ端子にDCアルタ電圧を供給す る。
更にこの発明の別の特別の実施例では、第2巻線に密結合された低電圧2次巻線 があって偏向発生器に結合され、それに調整されだB十走査電圧を供給するよう になっている。
図面の簡単な説明 第1図は偏向回路とこの発明を実施した可飽和リアクトル電源を示し、第2図乃 至第4図は第1図の回路の動作に関係のある波形を示している。
発明の実施例 第1図において、テレビジョン用の低および高電圧電源lOは変圧器22と可飽 和リアクトル負荷回路20を具えている。巻回数の等しい巻線部22aと22b より成る変圧器22の1次巻線は調整されていない交流入力電圧の電源11に結 合されている。電源11は、インバータ19と、1次巻線の部分22.と22b の中心タップ接続体に結合されたDC入力端子26よ構成るものである。端子2 6には調整されていないDC電圧Vinが印加される。インバータ】9は、たと えば15.’75 KH2の水平偏向周波数である高周波数で、または必要があ ればより高い周波数で動作させられる。
この水平周波数で動作させられるときには、インバータ19は1次巻線の部分2 2aと22bの各両端間に水平周波数矩形波電圧Vpとして交流入力電圧を発生 する。
1次巻線の部分228と22bの両端間に電圧Vpが生ずると、2次出力巻線2 2d〜22fの両端間に、および高電圧2次出力巻線220の両端間に、水平周 波数の交番極性出力電圧が発生する。出力巻線22dの端部リード28と29は それぞれ全波整流ダイオード34と35に接続され、出力巻線22eの端部リー ド30と31はそれぞれ全波整流ダイオード36と37に接続され、出力巻線2 2fの端部リード32と33はそれぞれ全波整流ダイオード3日と39に結合さ れている。
共通中心タップリード27は大地に結合されている。
巻線22dの両端間に生ずる交番極性出力電圧はダイオード34と35によって 余波整流されキャパシタ18により濾波されて、端子40にたとえば+25ボル トのDC供給電圧を発生し、垂直偏向回路およびオーディオ回路のようなテレビ ジョン受像機回路に給電される。巻線22fの両端間に生じた交番極性出力電圧 はダイオード38と39により全波整流されキャパシタ16によって濾波され、 端子41にたとえば+245ボルトのDC供給電圧を発生してテレビジョン受像 機の映像管駆動回路のような回路を付勢する。
巻線22eに生ずる交番極少出力電圧は、ダイオード36と37で全波整流され た後キャパシタ11で濾波されて、端子25に水平偏向発生器43用のB十走電 源電圧を発生する。
水平偏向発生器43は、入力チョーク42を介して端子25に結合されているが 、水平発振器と駆動器46、水平出力トランジスタ47、ダンパーダイオード4 日、水平帰線キャパシタ49および水平偏向巻線44に直列接続された8字成形 キャパシタすなわち走査キャパシタ45で構成されている。
水平偏向発生器43はB十走査電源電圧によって付勢されて水平偏向巻線44中 に水平走査すなわち偏向電流を流す。
高電圧出力巻線220に発生した交番極性出力電圧は高電圧回路24に結合され ていて、端子Uに図示されていないテレビジョン受像機の映像管用のDCアルタ 高電圧すなわち加速電圧を発生する。高電圧回路24は、コッククロット・ウオ ルトン型の普通の電圧逓倍整流回路よ構成るか、単一ユニットとして一体にモー ルドされた複数のダイオードと高電圧巻線220の個別には示されていない複数 の巻線を持つ半波整流装置よシ構成されたものである。
2次出力巻線22d〜22fおよび高電圧2次出力巻線2あは相互に比較的接近 してすなわち緊密に磁気的に結合されている。この緊密な結合を得るために、こ れらの巻線は変圧器22の可磁化磁心122の共通の部分の周シに同心的に巻回 されている。これら巻線相互間の緊密な磁気的結合のために、2次出力巻線のう ちの1つに生ずる交番極性出力電圧の調整は、変圧器の他の2次出力巻線に生ず る他の出力電圧に可成りの調整作用を与える。
入力電圧Vinの振幅の変動に対して、および端子25.40および41に結合 された負荷回路による負荷の変動やアルタ端子Uにおけるビーム電流負荷の変化 に対して、2次出力巻線電圧を調整するために、この変圧器22の緊密に接近し て結合されている2次出力巻線のうちの1つのもの\両端間に可飽和リアクトル 負荷回路20が結合されている。第1図においては、この可飽和リアクトル負荷 回路20は一例として2次出力巻線22fの両端間に結合されている。
変圧器22は、1次巻線部分22aおよび22bと、密に結合されている調整さ れた2次巻線22c〜22fのそれぞれとの間に相当の漏洩インダクタンスがあ るように構成されている。2次出力巻線に対し1次巻線を疎に結合することによ り、交流入力電圧の変化により!次巻線の両部分の両端間に印加される電圧が変 化しても、可飽和リアクトル負荷回路20によって出力電圧が実質的に一定に維 持されるようにすることができる。
1次巻線部分22aおよび22bと、2次巻線22c −22f間の漏洩インダ クタンスは、変圧器の可磁化磁心122を矩形の閉ループ磁心として構成するこ とにより、変圧器22に導入することができる。1次巻線は磁心122の1つの 脚に巻かれ、出力巻線22b〜22 eは他の脚上に同心的に巻かれている。可 磁化磁心122は、その磁心材料のB−H特性の屈曲点よりも下の高透磁率領域 で動作するように設計されている。従って変圧器22は高漏洩の実質的に非飽和 変圧器を構成している。
可飽和リアクトル負荷回路20は、キャパシタ23、変圧器22の補償用駆動巻 線22gおよび可飽和リアクトル21で構成すれている。可飽和リアクトル2I は可磁化磁心121上に配設され尺巻線21aを持っている。リアクトル巻線2 1aは、キャパシタ23の両端間に変圧器の補償用駆動巻線22gと直列に結合 されている。リアクトル巻線21aと変圧器の2次出力巻線22fは導電的に結 合されているが、磁心21中の磁束が出力巻線22fと実質的に鎖交することが 無い様に磁気的には分離されている。
キャパシタ23は2次出力巻線22fの両端間に結合されている。従って、出力 巻線22fの両端間に生ずる調整された出力電圧Voutは、端子50と51間 のキャノマシタ230両端間にも発生する。電圧Voutは第2図すと第2図C に例示されている。
補償用駆動巻線22gは変圧器22の1次巻線の両部分22aと22bのそれぞ れに磁気的に密に結合している。巻線22gの両端間に発生する電圧Vcdは1 次巻線電圧Vpと同相の矩形波電圧で1次電圧Vpの振幅を巻線22g対巻線2 2aの巻数比倍した振幅を持っている。1次電圧Vpと補償用電圧Vcdの訓電 圧は上記の様な理由で第2図aに1つの波形として例示されている。調整されて い々いDC電圧Vinの振幅の変動によって1次電圧Vpの振幅が変ると、補償 用駆動電圧Vcdの振幅はそれに対応して変化するが位相は1次電圧と同相に保 たれる。
可飽和リアクトル巻線21aの両端間に生ずる電圧は波形Verとして第2図す に示されている。このリアクトル電圧vIIrは、キャパシタ電圧すなわち出力 電圧Voutと変圧器の補償用駆動電圧Vcdとの代数和に等しい。
この出力電圧Voutを調整するために、可飽和リアクトル21の磁心121は この出力電圧の各半サイクル期間中に磁気的非飽和の状態では、可飽和リアクト ル巻線21aのインダクタンスは比較的大きくたとえば50〜100ミリへンリ である。磁気飽和した状態では、巻線21aのインダクタンスは比較的小さくた とえば0.5〜2ミリヘンリイである・従って、巻線21aの飽和インダクタン スすなわち磁心12+が飽和したとき呈するインダクタンスは、巻線21aの非 飽和インダクタンスすなわち磁心121が飽和していないときに呈するインダク タンスの50分の1から100分の1の小さな値である。
第2図すに電流isrで示されるように、時点Ta−TbおよびTf−Tg間の りアクドル磁心121の非飽和期間の間、リアクトル巻線2Ia中のこのリアク トル電流isr Id Oニ近い値で、リアクトル磁心中に磁束を発生させる小 さな磁化電流のみが流れている。リアクトル巻線23.の両端間に印加された電 圧vsrは、リアクトル磁心12+中の磁束の方向をたとえば時点Taにおける 磁束方向から逆転させ、次いで逆方向に磁束を増加させる。期間Ta−Tb内に おけるリアクトル磁心12+の磁束密度値はその大部分がその磁心材料のB−H 特性の非飽和領域にある。
一時点Tbに近づくと、リアクトル巻線21.の両端間に印加される電圧は、リ アクトル磁心121中の磁束を、その材料の磁束密度の値がB−H特性の屈曲点 の上方に相当する成る点の、すなわち動作の飽和領域へ持って来る。
説明の目的で、動作の磁気的飽和領域とは、B−H特性の屈曲点よりも上方にあ ってB−H特性のこの屈曲点よりも下方におけるこの磁心材料の透磁率に比べて 充分低い透磁率を呈する領域と考えることができる。リチウムビスマス・フェラ イトの様なりアクドル磁心用可磁化材料の場合には、たとえば磁化力Hが50− 100エルステツドである屈曲点から遥かに離れた点におけるこの材料の相対透 磁率は、その曲線の屈曲点よシ下方の点におけるたとえば500−3000とい う相対透磁率の値に比べ、極めて低くたとえば2−10という値である。
期間Tb−TrおよびTg−Tkの間、リアクトル巻線21aが低い飽和インダ クタンスを呈すると、第2図すに示した循環電流6oと61がリアクトル巻線2 1aとキャパシタ23の間を流れる。この循環電流60と61を生成する共振回 路の固有周波数は、大部分がキャパシタ23の値と、リアクトル巻線21aの飽 和インダクタンスと端子50と51から見た高リアクタンス変圧器22の等価電 源インダクタンスとで形成される並列インダクタンスの値とによって決定される 。この固有周波数は、交流入力電圧源11の水平偏向周波数1/T Hよりも高 い。
期間Tb−TfおよびTg−Tkの間に、第2図すの循環電流60と61が可飽 和リアクトル巻線21aとキャパシタ23間ヲffiれると、キャパシタ23と 変圧器の2次出力巻線22fの両端間に生ずる出力電圧Voutは第2図Cの時 点TeとTjで極性を反転し、循環電流期間の終点である時点TfとTkにおい て逆極性の電圧に充電する。
1次電圧Vpの零交叉の時点は変圧器巻線22gの両端間に生ずる同相の補償用 原動電圧Vcdの零交叉時点と同一時点TcおよびThであるが、出力電圧Vo utの零交叉時点は第2図Cの時点ToとTjである。従って、1次電圧Vpと 負荷回路20によって生じている出力電圧Voutとの間には、△θ=2π△t /Thの位相遅れに相当する時間遅れ△tがある。
キャパシタ23の電流はic == iw + ierである。非飽和期間Ta −TbとTf−Tgの間、ダイオード38と39を流れる比較的小さな電流を無 視できるとして、キャパシタ23は変圧器の2次出力巻線22fを流れる第2図 dの電流iwによって充電される。この電流iwは、高漏洩変圧器22によって 定まる等価電源インダクタンス中を流れる電流のうち、2次出力巻線22c − 22fに結合されている負荷回路に分流しない部分を表わしている。非飽和期間 Ta −TbとTf−Tgの間キャパシタ23が形成する共振回路の個有周波数 は、キャパシタ23の値と端子50と51の間から見た高リアクタンス変圧器2 2の電源インダクタンスの値とによって決まる。この個有周波数は水平偏向周波 数17Tl(よりも低い周波数である。
、出力電圧Voutの調整を行なうために、負荷回路20はこの出力電圧の位相 を1次電圧Vpに対しである変化量△θだけ遅れさせる。この位相遅れ△θは、 電力が交流入力電圧源11から変圧器の2次出力巻線22Q −22fに結合さ れている負荷回路へ伝達されるようにするために必要である。この位相遅れは、 入力電圧の振幅と2次出力巻線に対する負荷の程度との関数である。
可飽和リアクトル21は、第2図a〜第2図dの非飽和期間Ta −Tbおよび Tf −Tgの期間の比較的大きなインダクタンスから飽和期間Tb −Tfお よびTg −Tkにおける比較的小さなインダクタンスに切換わる。この切換わ りは可飽和リアクトル磁心121の磁気飽和特性の関数である。この切換わシ作 用によって、鉄共振負荷回路20は、入力電圧Vinの変化と変圧器22の2次 出力巻線の負荷の変化とに応動して、出力電圧振幅または半サイクルの面積或い はその両者に大きな変化を生ずることなしに、1次電圧Vpに対する出力電圧V outの位相角△θを調整する。
第3図a−第3図eは、アルタ端子Uのビーム電流負荷が0の場合に電源回路1 0によって発生する電流と電圧の波形を定格線路DC入力電圧Vinのときは実 線波形でまた高い線路入力電圧のときは破線波形で示している。第4図a〜第4 図eは、定格線路入力電圧のときにおける電源回路10によって発生する電圧と 電流の波形を、アルタ端子Hにおけるビーム電流負荷が大きい場合は実線波形で 、まだアルタ端子Uにおけるビーム電流負荷が0または小さいときは破線波形で 示している。
第3図a、bおよびdと、第4図aXbおよびdに示されるように、1次巻線電 圧Vpが定格線路電圧から高い線路電圧に増大すると、才たけ高電圧巻線22c のような変圧器2次出力巻線の負荷が減少すると、負荷回路20は、電圧Vpに 対するVoutの位相遅れ△θを、入力電圧振幅の増大の場合には△θ1から△ θ2へとまだ負荷減少の場合にはΔθaから△θbへと減少させてこれに応動す る。
負荷回路20は、1次電圧Vpと変圧器2次出力巻線負荷の変動に応じて、位相 遅れ△θの一部を少なくとも一時的には、第2図すにおける循環電流60と61 の飽和期間Tb−Tf およびTg −Tkの期間および非飽和期間’ra − ’FbおよびTf −Tgの期間を変化させることによって調整する。たとえば 非飽和期間の長さが一時的に減少すると出力電圧Voutの位相遅れ△θが減少 する。
前述のように、たとえば第2図すとCの時点Tbに、リアクトル磁心121は実 質的に飽和し、リアクトル巻線21aのインダクタンスはその非飽和時のインダ クタンスに比べて可成シ低い飽和インダクタンスに大幅に減少する。
キャパシタ23はこの飽和期間Tb −Tfの期間中、高リアクタンス変圧器2 2が呈する電源インダクタンスと可飽和リアクトル巻線21aの飽和インダクタ ンスとより成る並列インダクタンスと共振回路を形成する。
循環電流60の持続時間は、リアクトル磁心121の飽和期間中に形成される上 記の共振回路の個有周波数のみなら、ず、飽和開始の時点Tbにおけるキャパシ タ23両端間の電圧Vout、および飽和期間Tb −’l’fの間に2次出力 巻流22fからキャパシタ23に流入する電流iwの量の関数である。飽和終了 時のキャパシタ電圧の大きさが大きいほど、また一般に飽和期間Tb−Tfの間 に巻線22fからキャパシタ23に流れる電流の平均な値が小さいほど、循環電 流60の持続時間は長くなる。
1次電圧Vpの振幅がたとえば漸次増大すると出力電圧Voutも増大しようと する。出力電圧Voutの振幅のこの漸次増大は、非飽和期間Ta−TbとTf  −Tgの持続時間を短縮させるように働き、位相遅れ△θを減少させる。
変圧器巻線22fから鉄共振負荷回路20に供給される電流iwも1次電圧Vp の漸増によって漸次変化する。この電流iwの漸次変化は、可飽和リアクトル2 0をより長い時間飽和状態に維持して循環電流60と61の持続時間を漸次長く するようなものである。
数動作サイクルの後、循環電流の長大化と非飽和期間Ta −TbとTf −T gの短縮化とが同等となり、新しい平衡位相遅れ△θと漸次高くなった出方電圧 振幅が決定される。出力電圧の増大は、非飽和期間の持続時間がこの新しい平衡 状態でより短くなるからである。
負荷回路20は、1次電圧Vpの増大に応動して、非飽和期間の変化が比較的小 さくまだ出力電圧の変化が比較的小さな平衡動作状態が再設定されるように位相 遅れ△θを充分減少させるよう設計されることによって、出方電圧の調整を行な う。
適正な負荷回悌の応答を得る一つの方法は、循環電流期間の間中比較的小さな飽 和インダクタンスを呈するように可飽和リアクトル21を設計することである。
飽和インダクタンスが小さい、たとえば500マイクロヘンリイ未満で、従って 循環電流の振幅が比較的大きいと、1次電圧の相異なる振幅に対する循環電流の 持続時間の違いは比較的小さい。従って、非飽和期間の持続時間およびそれに伴 って出力電圧の振幅の違いも比較的小さい。
比較的小さな飽和インダクタンスは比較的大きな循環電流を流すので、可飽和リ アクトル巻線21a中の工2R損を増大させ、またリアクトル巻線からりアクド ル磁心への伝達熱量が増大するので可飽和リアクトル磁心121の動作温度が上 昇することになる。この発明の一つの特徴は、可飽和リアクトル巻線21aに比 較的大きな循環電流を流す必要なしに比較的良好な出力電圧の調整を行なうこと である。
第1図に示したように、負荷回路20は、キャノfシタ23と可飽和リアクトル 21の外に、リアクトル巻線21aと直列にキャパシタ23の両端間に結合され た補償用駆動巻線22gを持っている。従って、可飽和リアクトルの循環電流6 0と61は巻線22g中も流れる。補償用駆動巻線22gは1次巻線の部分22 aと22bに磁気的に緊密に結合している。補償用駆動巻線22gは交流入力電 圧および1次電圧に関して付加電圧Vcdの電圧源となっている。電圧Vcdは 、リアクトル巻線21aが低い飽和インダクタンスを呈するとき循環電流期間T b −TfおよびTg −Tjの期間中巻線22gと1次巻線部分22aおよび 22bとの間の電力転送に利用される。この電圧Vcdは負荷回路20の出力電 圧の調整作用を助ける。
出力電圧の調整に利用できる電圧Vcdの付加電源によって、可飽和リアクトル 21の飽和インダクタンスは、出力電圧Voutの比較的良好な調整を行ないつ \循環電流の振幅を3分の1から4分の1に減少させるために、たとえば1〜3 ミリヘンリイという可成シ大きな値に選ぶことができる。循環電流の振幅が減少 すると回路効率が改善されまだリアクトル磁心121の動作温度が低くなる。
リアクトル巻線21aの両端間に加わる電圧Verは出力電圧Voutと補償用 駆動電圧Vcdの和である。1次電圧Vpの振幅が増大すると出力電圧Vout の位相遅れは第3図dに示されるように減少する。もし補償用駆動巻線22gを 使用しない場合、循環電流をよシ低くかつりアクドル巻線の飽和インダクタンス をより高く設計すると、1次電圧振幅の増大に伴って出力電圧とその半サイクル の電圧−秒面積が実質的に増加することになる。補償用駆動巻線22gの使用に よって、リアクトル巻線21aには電圧Voutの他に電圧Vcdも印加されて 、出力電圧Vo+utの半サイクル面積の不所望な増大よシもむしろ電圧Vl! rの半サイクル面積の増大が起る。
第3図aと第3図Cの実線波形で示されるように、定格、1次電圧Vpのときは 、リアクトル電圧Verの正の半サイクルは、1次電E’=V pの正の半サイ クルが時点tO〜t3にあるのに対し、時点t2〜t5の間に生ずる。この期間 t2〜t5の間に、補償用駆動電圧Vcdの正味電圧−秒面積も正で、それは第 3図aの面積A1+から面積A1−を差引いたものに等しい。電圧Voutの正 の半サイクルの電圧ル面積と補償用駆動電圧Vcdの正味正の半サイクル面積と の差に等しい。
1次電圧Vpが増大すると、補償用電圧Vcdの振幅も第3図すに示すように1 次電圧の増大に正比例して増大し、第3図Cに破線で示したように、リアクトル 電圧Verの半サイクル電圧−秒面積を増大させる。1次電圧の増加は、また、 第3図dの破線波形で示されるように出力電圧の位相遅れを△θ1から△θ2に 減少させる。この位相遅れの減少はまた可飽和リアクトル電圧Vjrの零交叉の 時点をよシ早い時点t1とt4に変移させる。
動電圧Vcdの振幅の増大の結果、期間t1〜t4におけるリアクトル電圧Vs rの正の半サイクル期間中に補償用駆動電圧Vcd波形がカバーする正味の電圧 −秒面積は増大する。第3図すに示されたように、電圧Vcdがカバーする正味 正の面積A2+ −A2−は1次電圧Vpの増大と共に増加する。補償用駆動電 圧の正味の半サイクル電圧−秒面積の増大は、リアクトル電圧の半サイクル電圧 −秒面積の増加に対処するもので、それにより出力電圧の半サイクル電圧−秒面 積が事実上一定に保たれると共に出力電+1” V o u tの振幅を比較的 不変に保つことができる。
同じ様な効果は、変圧器2次巻線22c −22fの負荷が減少したとき、補償 用駆動巻線電圧の正味の半サイクル電圧−秒面積の増加によって生ずる。第4図 Cに示されるように、アルタ端子Uのビーム電流負荷が○のとき、期間t1′〜 t4′の破線波形で示される可飽和リアクトル電圧Verの正の半サイクル面積 は、ビーム電流負荷が可成り大きな場合の期間t2′〜ts’における破線波形 で示されるVerの上記に対応する正の半サイクル面積よりも大きい。第4図d の出力電圧Voutの遅れ量△θbへの位相遅れの減少は可飽和リアクトル電圧 Vsrの零交叉点をt1′およびt4′へとより早くする。従って、ビーム電流 負荷がOの場合の補償用駆動電圧Vcdの正味の正の半サイクル電圧−秒面積は Ab+からAb−を差引いたものに等しく、ビーム電流負荷が大きい場合のAa +からAa−を差引いたものに等しい正味の正の半サイクル電圧−秒面積よりも 大きい。負荷がより軽いときの電圧Vcdの正味の半サイクル電圧−秒面積の増 大は、電圧Verの半サイクル電圧秒の増大に備えるだめのもので、その結果、 出力電圧Voutの半サイクル電圧−秒面積を事実上一定に保ちかつ出力電圧V outの振幅を比較的不変に維持することができる。
負荷回路20の動作に関する補償用駆動電圧Vcdの作用は1次の様に−も説明 することができる。可飽和リアクトル21は、リアクトル巻線21aの両端間に 加わる電圧−秒面積の成る大きさによって磁気的に飽和するように設計されてい る。高漏洩変圧器の2次巻線22fの両端間電圧は、交流入力電圧の周波数およ び負荷回路のキャパシタ23の値の関として調整される。リアクトル巻線21a は変圧器20に結合された負荷と考えることができる。調整を行なうために、調 整された電圧Voutよりも高い電圧が変圧器出力巻線22fの両端間に誘起さ れる状態になると必ずリアクトル巻線21aは変圧器に負荷をかける。負荷回路 20によるこの出力電圧の調整は、ツェナダイオードがDC電圧を調整する場合 のツェナダイオードが呈する調整作用に類似している。
叱較的良好な調整作用が行なわれるように回路を設計しても、この補償用駆動巻 線22gを使用しなければ、1次電圧Vpが増大すると負荷回路のキャパシタ2 3の両端間の出力電圧Voutの増大が生じる。しかしVoutのこの増大量は 1次電圧の増加割合に比べれば小さな割合である。
この発明の一特徴は、補償用駆動電圧Vcdを供給することによって、出力電圧 Voutの増加の割合を、負荷回路2゜中に比較的大きな循環電流を生成するこ とを必要とせずに1次電圧Vpの増加の割合よシも大幅に小さくし得ることであ る。
変圧器の補償用駆動巻線22gは!次巻線部分22aと22bに磁気的に緊密に 結合しているので、補償用駆動電圧Vcdは同じ割合だけ上昇し、それによって 第3図Cの破線および実線で描いた電圧Verの波形で示されるようにリアクト ル巻a 21aの両端間に印加される電圧の振幅を相当増大させる。可飽和リア クトル21はこのりアクドル巻線の両端間の増大した印加電圧に応動して、出力 電圧Voutが1次電圧Vpの増大と同じ程度増大することを阻止するように、 高リアクタンス変圧器2次巻線22fに一増大した負荷をかける。補償用駆動電 圧Vcdの振幅が充分であると、1次電圧の増大による出力電圧Voutの増大 は大幅に低減する。成る状況下では、もし望むならばこの出力電圧を幾分減少す るようにすることさえできる。
補償用駆動巻線22gの使用により負荷回路20に与えられる効果に関する3番 目の説明法は次の通りである。補償用駆動巻線22gは、1次巻線部分22aと 22bに磁気的に緊密に結合しておくことにより、負荷回路2oから電力を取除 くための通路として働く。変圧器巻線22gはりアクドル巻線22aと直列にな っているから、キャパシタ23の共振放電によって可飽和リアクトル巻線21a 中に生ずる循環電流isrもこの巻線22g中を流れ、それによって負荷回路2 0から電力を除去する。補償用駆動電圧Vcdは循環電流の流通中に極性を反転 するから巻線22gによって除かれる電力の正味量は1次電圧Vpに対する出力 電圧Voutの位相遅れの関数である。負荷回路2oは、大刀電圧と負荷の変化 によシ位相遅れを変化させることによって、出力電圧Voutの調整を強化する ような具合に巻線22gを除去される電力量を変化させる。
高漏洩変圧器22”の磁心122は、たとえば、1つの脚に1次巻線部分22a と221)を巻き他の脚に2次出カ巻線22c−22fを巻いた3固型変圧器の 形に構成することができる。相異なる脚に巻かれていることによって、1次巻線 部分22aおよび22bと2次出力巻線220〜22fとの間には比較的大きな 漏洩インダクタンスを生じ、負荷回路20を含めて2次出力巻線に結合されてい る全負荷回路に変圧器22が高い電源インピーダンスを示すことができる。
巻線22gは補償用駆動電圧Vcdを発生するために、1次巻線部分22aおよ び22bが巻かれているのと同じ脚に巻かれている。
別の実施例においては、3脚型磁心122の分岐脚に巻かれた巻線22g’から 補償用駆動電圧WCdを得ることができる。第1図では、この分岐脚に巻かれた 補償用駆動巻線は破線インダクタンス22g′として示されている。分岐脚に巻 いたことによって、巻線22g′と鎖交する磁束は、1次巻線部分22aと22 bに鎖交する磁束と2次出力巻線22fに鎖交する磁束とに差を生じさせる。従 って、この分岐脚に巻かれた巻線22g′によって生ずる補償用駆動電圧Vcd は、1次電圧Vpと2次出力電圧Vout との間の差を表わし、1次電圧の変 動に従って変化して出力電圧の良好な調整作用を行う。
分岐脚に巻いた変圧器巻線に生じた補償用駆動電圧を使用する利点は、可飽和リ アクトル巻線21aの巻数を少な、<シ得ることである。しかし、その様な構成 にすると、補償用駆動巻線の巻数を、1次巻線と磁気的に緊密に結合した巻線で 必要とした巻数よシも多く設計する必要がある。
第2図a −dの波形と必ずしも同一ではないが似た様な波形を生成する高リア クタンス変圧器22の一実施例では、■次巻線の中央端子から端部端子の間で測 定したインダクタンスLpは1.5ミリヘンリイ、2次巻線22fの2次イ/ダ クタ/スLsは1方の1次巻線部分を短絡した状態で3,5 ミ!Jヘンリイ、 および上記2つの巻線間の相互インダクタンスMは2.4ミリヘンリイである。
補償用駆動巻線22gは1次巻線の画部分のそれぞれに緊密に結合されている。
巻線228対巻線22gの巻線比は1.25対1である。磁心材料はマンガン亜 鉛フェライトである。変圧器磁心の形状寸法は、実質的に磁心を磁気的非飽和に 保ちつ\上記のインダクタンス値を示す3脚型磁心など、任意適当な構成とする ことができる。
キャパシタ23のキャパシタンスはたとえば0.022マイクロフアラド、可飽 和リアクトル21の磁心材料の飽和磁束密度、断面積および巻数はそのリアクト ル巻線21aの非飽和インダクタンスが比較的太き(40ミリヘンリイ級のとき 第2図dの波形と同様なVout波形を生成するように選ばれる。巻数、平均磁 路長および断面積の如き磁心の形状および磁心材料のB−H特性は、実質的に磁 気飽和が生じたときりアクドル巻線21aのインダクタンスがピーク電流の状態 で、実質的に2ミリヘンリイ近辺またはそれより更に低い値に減少するようなも のである。適切な磁心は、リチウムビスマス・フェライトのようナフ” 2”  120VAc; Oiff’−Af 3 m 120 VAC−66VAC;国 際調査@砦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 偏向巻線と、ト走査電圧により付勢されて上記偏向巻線中に走査電流を発生させ る偏向発生器と、アルタ端子とこのアルタ端子に結合された高電圧整流装置を含 み上記アルタ端子にアルタ電圧を発生させる手段と、交流入力電圧電源と、可磁 化磁心ととの磁心上に配設された巻線を有する可飽和リアク・トルと、上記電源 と上記可飽和リアクトル巻線とに結合され交番極性1出力電圧を発生するように 上記可飽和リアクトル巻線と鎖交する交(流磁束を上記可磁化磁心中に発生させ る磁化電流を発生する手段と、上記可飽和リアクトル巻線が組合された磁心部分 中に、上記交番極性出力電圧の各サイクル期間にこの交番極性出力電圧を調整す るように上記磁心部分を磁気”的に飽和させるのを助ける磁束を発生する循環電 流を生じさせるキャパシタンスと、上記の調整された交番極性出力電圧に応動し て上記アルク電圧と上記B十走査電圧のうちの少なくとも1方を発生させる手段 と、上記可飽和リアクトル巻線に結合されていて上記交流入力電圧に関係する値 をもつ補償用電圧の電源とを具備し、上記キャパシタンスによる上記循環電流の 発生と上記可飽和リアクトルへの上記補償用電圧の印加との綜合効果によシ上記 交番極性出力電圧の調整が行なわれるようにされた、テン、ビジョン受像機用の 飽和磁心電源。
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