JPS5850173B2 - ポリエステルフイルムの製造方法 - Google Patents
ポリエステルフイルムの製造方法Info
- Publication number
- JPS5850173B2 JPS5850173B2 JP51038772A JP3877276A JPS5850173B2 JP S5850173 B2 JPS5850173 B2 JP S5850173B2 JP 51038772 A JP51038772 A JP 51038772A JP 3877276 A JP3877276 A JP 3877276A JP S5850173 B2 JPS5850173 B2 JP S5850173B2
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- JP
- Japan
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- film
- gas
- air knife
- cooling roll
- point
- Prior art date
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリエステルフィルムの製造方法に関する。
更に詳しくは、熱可塑性ポリエステルの薄膜状溶融押出
物を回転している冷却ロール面に密着固化させてフィル
ムを製造するlこ際し、フィルムの幅の減少を抑え、フ
ィルムと冷却ロールとの間に空気が巻込まれるのを阻止
し、フィルムを均一に冷却することにより均質なフィル
ムを製造する方法を提供しようとするものである。
物を回転している冷却ロール面に密着固化させてフィル
ムを製造するlこ際し、フィルムの幅の減少を抑え、フ
ィルムと冷却ロールとの間に空気が巻込まれるのを阻止
し、フィルムを均一に冷却することにより均質なフィル
ムを製造する方法を提供しようとするものである。
従来、熱可塑性重合体を薄膜状に溶融押出し冷却ロール
面に密着固化させてフィルムを製造するに際し、冷却ロ
ールとフィルムの間に空気を抱込んでフィルムに厚み斑
を生ずるのを防ぐためlこ、静電荷lこよりフィルムを
冷却ロールに密着させる方法が知られているが、該方法
ではフィルムの生産速度を増大(例えば約30m/am
以上)すると、フィルムと冷却ロールとの間への空気の
抱込みを防ぎきれないという欠点がある。
面に密着固化させてフィルムを製造するに際し、冷却ロ
ールとフィルムの間に空気を抱込んでフィルムに厚み斑
を生ずるのを防ぐためlこ、静電荷lこよりフィルムを
冷却ロールに密着させる方法が知られているが、該方法
ではフィルムの生産速度を増大(例えば約30m/am
以上)すると、フィルムと冷却ロールとの間への空気の
抱込みを防ぎきれないという欠点がある。
また冷却ロール面上シこキャストされたフィルム上から
もう一つのロールで、フィルムを冷却ロール面(こ密着
させる方法も提案されているが、ダイリップより押出さ
れるフィルムは両端の厚さが大きい傾向があり、製膜条
件が変ることlこフィルムの幅方向の厚さくこ合わせて
押圧ロールを設けることは困難であり、無理にフィルム
を押しつけるとフィルム表面lこ傷がつき易いという欠
点がある。
もう一つのロールで、フィルムを冷却ロール面(こ密着
させる方法も提案されているが、ダイリップより押出さ
れるフィルムは両端の厚さが大きい傾向があり、製膜条
件が変ることlこフィルムの幅方向の厚さくこ合わせて
押圧ロールを設けることは困難であり、無理にフィルム
を押しつけるとフィルム表面lこ傷がつき易いという欠
点がある。
また、エアナイフにより薄膜を冷却ロール面に密着させ
る方法も種々提案されている。
る方法も種々提案されている。
これらの方法では静電密着法にくらべ、空気を抱込まな
いで、より高速化することができるけれども、ポリエス
テルフィルムを製造する場合には不満足な点が多かった
。
いで、より高速化することができるけれども、ポリエス
テルフィルムを製造する場合には不満足な点が多かった
。
例えば、ポリエステルを製膜する際の溶融粘度はポリプ
ロピレン等の場合よりも著しく低く、押出しダイリップ
と冷却ロールとの間隔が大きいと薄膜の巾を正確Eこコ
ントロールすることが困難であるのみならず、巾方向の
収縮が均一でないために薄膜の厚さが不均一となり、得
られたフィルムの平坦性が著しく損なわれる。
ロピレン等の場合よりも著しく低く、押出しダイリップ
と冷却ロールとの間隔が大きいと薄膜の巾を正確Eこコ
ントロールすることが困難であるのみならず、巾方向の
収縮が均一でないために薄膜の厚さが不均一となり、得
られたフィルムの平坦性が著しく損なわれる。
これを改善すべく、ダイリップと冷却ロールとを近接さ
せようとすると、溶融ポリマー薄膜がまだ流動し易い状
態にあるのにエアナイフから気流を吹付けることになり
、溶融物の空気流による振動が発生し、特にそれが薄膜
の両端部において、著しく厚さや巾の周期的な変動が起
り、製品の価値が低下するという欠点がある。
せようとすると、溶融ポリマー薄膜がまだ流動し易い状
態にあるのにエアナイフから気流を吹付けることになり
、溶融物の空気流による振動が発生し、特にそれが薄膜
の両端部において、著しく厚さや巾の周期的な変動が起
り、製品の価値が低下するという欠点がある。
このような欠点を改善すべく、特公昭4119706号
公報には、冷却ロール上に溶融フィルムをキャストした
後フィルムの両端部に気流を吹付けて固定し、次いでフ
ィルムの巾全体に、エアナイフにより気流を吹付ける方
法が提案されている。
公報には、冷却ロール上に溶融フィルムをキャストした
後フィルムの両端部に気流を吹付けて固定し、次いでフ
ィルムの巾全体に、エアナイフにより気流を吹付ける方
法が提案されている。
この方法ではフィルムの巾方向の収縮を低減できるが、
フィルムの両端部と中央部とで厚さが著しく異り、また
最初に両端部に吹付ける気流によって溶融フィルムが振
動するために、フィルムの厚さ斑は余り改良されないし
、フィルム端部の平滑性もよくない。
フィルムの両端部と中央部とで厚さが著しく異り、また
最初に両端部に吹付ける気流によって溶融フィルムが振
動するために、フィルムの厚さ斑は余り改良されないし
、フィルム端部の平滑性もよくない。
また実開昭50−117173号公報には、エアナイフ
より吹出した風の一部がダイリップ側に流れてフィルム
が振動するのを防ぐために、押出ダイとエアナイフとの
間に溶融フィルムから隔離し、かつ溶融フィルムの金山
を覆うシール板を設けたエアナイフが提案されている。
より吹出した風の一部がダイリップ側に流れてフィルム
が振動するのを防ぐために、押出ダイとエアナイフとの
間に溶融フィルムから隔離し、かつ溶融フィルムの金山
を覆うシール板を設けたエアナイフが提案されている。
しかし、この方法では、シール板の両端部を廻ってダイ
リップ側へ高速で流れる気流があり、溶融フィルムがダ
イリップと冷却ロールとの間で小刻みに振動するので、
フィルムの厚さ斑や平滑性は余り改善されない。
リップ側へ高速で流れる気流があり、溶融フィルムがダ
イリップと冷却ロールとの間で小刻みに振動するので、
フィルムの厚さ斑や平滑性は余り改善されない。
特公昭49−30694号公報ニは、高速ガス流による
フィルムの振動及びアスピレート効果を抑えるために、
押出されたフィルムの同が鏡面ロール周面に接触する通
常のフロストポインドより上方位置において、高速ガス
流を鏡面ロール周面に対して下向き角度で噴射せしめる
と共に噴射用ノズルの下方鏡面ロール周面付近の気圧を
大気圧より幾分高目lこなるようにする方法が提案され
ている。
フィルムの振動及びアスピレート効果を抑えるために、
押出されたフィルムの同が鏡面ロール周面に接触する通
常のフロストポインドより上方位置において、高速ガス
流を鏡面ロール周面に対して下向き角度で噴射せしめる
と共に噴射用ノズルの下方鏡面ロール周面付近の気圧を
大気圧より幾分高目lこなるようにする方法が提案され
ている。
この方法はアスピレート効果によるフィルムの鏡面ロー
ル上での浮上りを抑えフィルムの巾方向の厚さむらを少
くすることはできるが、押出ダイスから流下される溶融
フィルムがダイスと冷却ロールとの空間にある間に、こ
のフィルムを噴流により強制的に冷却ロールに押しつけ
るためにフィルムが振動し、フィルムの引取方向に周期
的な厚さむらを生ずる。
ル上での浮上りを抑えフィルムの巾方向の厚さむらを少
くすることはできるが、押出ダイスから流下される溶融
フィルムがダイスと冷却ロールとの空間にある間に、こ
のフィルムを噴流により強制的に冷却ロールに押しつけ
るためにフィルムが振動し、フィルムの引取方向に周期
的な厚さむらを生ずる。
更に実公昭44−19914号公報には、エアナイフの
空気吹出口開度を調節できるようにし、吹出口を構成す
る二枚のリップのうち押出ダイに遠い側のリップがそれ
と相対するリップより突出している構造のエアナイフが
提案されている。
空気吹出口開度を調節できるようにし、吹出口を構成す
る二枚のリップのうち押出ダイに遠い側のリップがそれ
と相対するリップより突出している構造のエアナイフが
提案されている。
しかしながら、このエアナイフをポリエステルの製膜に
適用しようとすると、ポリエステルの場合には製膜時の
溶融粘度が低いために、フィルム巾の減少が起り易く、
これを防ぐためには充分固化しないうち(こ気体を吹付
けて固化を促進する必要があり、その際、押出しダイか
ら遠い側のリップがそれと相対するリップよりも突出し
ているために、成形すべきフィルムに衝突した気体噴流
が押出しダイ方向にも流れ、ダイに当ってはね返り、ダ
イとエアナイフの周辺の空気の流れを乱して、未固化状
態のフィルムが振動し、その結果、得られたフィルムの
厚さの不均一や平滑性の不良は充分改良することができ
ない。
適用しようとすると、ポリエステルの場合には製膜時の
溶融粘度が低いために、フィルム巾の減少が起り易く、
これを防ぐためには充分固化しないうち(こ気体を吹付
けて固化を促進する必要があり、その際、押出しダイか
ら遠い側のリップがそれと相対するリップよりも突出し
ているために、成形すべきフィルムに衝突した気体噴流
が押出しダイ方向にも流れ、ダイに当ってはね返り、ダ
イとエアナイフの周辺の空気の流れを乱して、未固化状
態のフィルムが振動し、その結果、得られたフィルムの
厚さの不均一や平滑性の不良は充分改良することができ
ない。
近年、フィルム製膜設備の巾広化や高速化の傾向が強く
なり、それに伴い、このような欠点が顕著になる傾向が
あり、従って、このような欠点のない製膜方法が強く要
望されている。
なり、それに伴い、このような欠点が顕著になる傾向が
あり、従って、このような欠点のない製膜方法が強く要
望されている。
本発明者はこのような欠点のない製膜方法(こついて鋭
意研究の結果、 ■ エアナイフの吹出口リップの開度tと吹出口を形成
する二枚のリップの突出部の長さの差△lとを特定の関
係に保ち、該リップの突出部の長さは押出ダイlこ近い
側の長さを犬にし、■ エアナイフのリップの先端と、
溶融状態にある薄膜が冷却ロール面と接触を開始する点
(以下、この点をF点という。
意研究の結果、 ■ エアナイフの吹出口リップの開度tと吹出口を形成
する二枚のリップの突出部の長さの差△lとを特定の関
係に保ち、該リップの突出部の長さは押出ダイlこ近い
側の長さを犬にし、■ エアナイフのリップの先端と、
溶融状態にある薄膜が冷却ロール面と接触を開始する点
(以下、この点をF点という。
)との距離りをtと特定の関係に保ち、
■ 気体の吹付は位置を、溶融状態にある薄膜が自然に
冷却ロールに接触を開始する位置とするならば、このよ
うな欠点が改善されることを見出し、本発明に到達した
。
冷却ロールに接触を開始する位置とするならば、このよ
うな欠点が改善されることを見出し、本発明に到達した
。
即ち、本発明は、熱可塑性ポリエステルを回転している
冷却ロール面に薄膜状に溶融押出し、エアナイフから噴
射された気体により該薄膜を冷却ロール面fこ密着固化
させてフィルムを製造するlこ際し、 (a) 押出ダイスリット先端と冷却ロール面との最
短距離を10mm以上30皿以下に保ち、(b) 溶
融状態にある薄膜が冷却ロール面と接触を開始する点(
F点)が、前記エアナイフから気体を噴射したときと気
体を噴射しないときとで実質上変動しないように、前記
エアナイフから気体を噴射し、 (c) エアナイフの気体吹出口を形成する二枚のリ
ップの突出部の長さは押出ダイEこ近い側の長さを犬に
し、該気体吹出口の開度t(単位・mm)、該気体吹出
口を形成する二枚のリップの突出部の長さの差△l(単
位・朋)、F点とリップ先端との最短距離h(単位・m
7IL)、及び「吹出口を形成する二枚のリップのうち
冷却ロールに近接したリップの気体を噴射する側(内側
)の先端とF点とを結ぶ直線」と「F点を通る冷却ドラ
ムの法線」とのなす角度を該法線を基準にして押出ダイ
方向に測定した値θ(単位・度)が、次式 tζ△lく5t ・・・・・・・・・(式1)2≦h
≦8t ・・・・・・・・・(式2)Oo<θく35°
・・・・・・・・・(式3)を満足するようにエアナイ
フを設けて 製膜することを特徴とするポリエステルフィルムの製造
方法である。
冷却ロール面に薄膜状に溶融押出し、エアナイフから噴
射された気体により該薄膜を冷却ロール面fこ密着固化
させてフィルムを製造するlこ際し、 (a) 押出ダイスリット先端と冷却ロール面との最
短距離を10mm以上30皿以下に保ち、(b) 溶
融状態にある薄膜が冷却ロール面と接触を開始する点(
F点)が、前記エアナイフから気体を噴射したときと気
体を噴射しないときとで実質上変動しないように、前記
エアナイフから気体を噴射し、 (c) エアナイフの気体吹出口を形成する二枚のリ
ップの突出部の長さは押出ダイEこ近い側の長さを犬に
し、該気体吹出口の開度t(単位・mm)、該気体吹出
口を形成する二枚のリップの突出部の長さの差△l(単
位・朋)、F点とリップ先端との最短距離h(単位・m
7IL)、及び「吹出口を形成する二枚のリップのうち
冷却ロールに近接したリップの気体を噴射する側(内側
)の先端とF点とを結ぶ直線」と「F点を通る冷却ドラ
ムの法線」とのなす角度を該法線を基準にして押出ダイ
方向に測定した値θ(単位・度)が、次式 tζ△lく5t ・・・・・・・・・(式1)2≦h
≦8t ・・・・・・・・・(式2)Oo<θく35°
・・・・・・・・・(式3)を満足するようにエアナイ
フを設けて 製膜することを特徴とするポリエステルフィルムの製造
方法である。
本発明方法で用いる熱可塑性ポリエステルは、そのジカ
ルボン酸成分のうち90モル%以上が芳香族ジカルボン
酸成分であるものが好ましく用いられる。
ルボン酸成分のうち90モル%以上が芳香族ジカルボン
酸成分であるものが好ましく用いられる。
またそのジオール成分はその90モル%以上が脂肪族グ
リコール成分であるものが好まし0)。
リコール成分であるものが好まし0)。
特にそのジカルボン酸成分やジオール成分はそれぞれ9
0モル%以上が単一成分(例えば、ジカルボン酸成分に
あっては、テレフタル酸成分、またはナフタリン−2,
6−ジカルボン酸成分等、ジオール成分にあっては、エ
チレングリコール成分、またはテトラメチレングリコー
ル成分等)で占められるものが好ましい。
0モル%以上が単一成分(例えば、ジカルボン酸成分に
あっては、テレフタル酸成分、またはナフタリン−2,
6−ジカルボン酸成分等、ジオール成分にあっては、エ
チレングリコール成分、またはテトラメチレングリコー
ル成分等)で占められるものが好ましい。
好ましく用いられるポリエステルとしてポリエチレンテ
レフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート、
ポリテトラメチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシ
レート等が例示される。
レフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート、
ポリテトラメチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシ
レート等が例示される。
熱可塑性ポリエステルは1種のみを用いても2種以上を
併用してもよい。
併用してもよい。
熱可塑性ポリエステルが90重量%以上を占め、他のポ
リマーが10重量%以下であるようなブレンド物も本発
明方法で用いる熱可塑性ポリエステルIこ包含される。
リマーが10重量%以下であるようなブレンド物も本発
明方法で用いる熱可塑性ポリエステルIこ包含される。
本発明方法では、押出ダイスリット先端と冷却ロール面
との最短距離を101nrIL以上30rIL1rL以
下に保つ。
との最短距離を101nrIL以上30rIL1rL以
下に保つ。
該距離が10間未満であると、冷却ロール(こフィルム
の巻付きが生ずると、該フィルムが押出ダイに融着し易
く、再び安定な生産状態にするのに多大の時間を要する
ので好ましくない。
の巻付きが生ずると、該フィルムが押出ダイに融着し易
く、再び安定な生産状態にするのに多大の時間を要する
ので好ましくない。
また該距離が30mmよりも大きいと、溶融押出された
薄膜の幅の減少が顕著になるので好ましくない。
薄膜の幅の減少が顕著になるので好ましくない。
該距離は特に12皿以上20r/1rIL以下が好まし
い。
い。
また、本発明方法では、溶融状態にある薄膜が冷却ロー
ル面と接触を開始する点(F点)がエアナイフから気体
を噴射したときと気体を噴射しないときとで実質上変動
しないように、該エアナイフから気体を噴射する。
ル面と接触を開始する点(F点)がエアナイフから気体
を噴射したときと気体を噴射しないときとで実質上変動
しないように、該エアナイフから気体を噴射する。
F点が気体の噴射により気体を噴射しないときにくらべ
変動する(これは気体の噴射によりF点がダイリップ側
へ近づくことを意味する。
変動する(これは気体の噴射によりF点がダイリップ側
へ近づくことを意味する。
)のは、気体を噴射しないときには溶融薄膜が未だダイ
と冷却ロール面との間の空間にある筈の部分の少なくと
も一部に、気体噴流が吹付けて該薄膜を強制的に冷却ロ
ール面に押しつけるからで、その際薄膜に振動が生じ、
得られたフィルムの引取り方向に周期的な厚さむらを生
ずるので好ましくない。
と冷却ロール面との間の空間にある筈の部分の少なくと
も一部に、気体噴流が吹付けて該薄膜を強制的に冷却ロ
ール面に押しつけるからで、その際薄膜に振動が生じ、
得られたフィルムの引取り方向に周期的な厚さむらを生
ずるので好ましくない。
該気体の噴射は、F点を気体を噴射しないときの位置か
ら動かさないようにしながら、できる限りF点に向けて
噴射するのが好ましい。
ら動かさないようにしながら、できる限りF点に向けて
噴射するのが好ましい。
本発明方法では、△lが前記式1を満足するようにする
。
。
△lがtよりも小さいと、ノズルから噴射された気体が
ダイリップ側にも向うため、ダイと冷却ロール面との間
にある薄膜が振動するようになるので好ましくない。
ダイリップ側にも向うため、ダイと冷却ロール面との間
にある薄膜が振動するようになるので好ましくない。
また△lが5tよりも大きいと、薄膜を冷却ロール面に
密着させるのIこ、気体の流速を著しく増大させる必要
があり、そうすると、エアナイフの突出していないリッ
プの側へ大量に高速の気体が流れるために、冷却ロール
面上で冷却固化の途中にある薄膜が浮き上って振動し易
くなるので好ましくない。
密着させるのIこ、気体の流速を著しく増大させる必要
があり、そうすると、エアナイフの突出していないリッ
プの側へ大量に高速の気体が流れるために、冷却ロール
面上で冷却固化の途中にある薄膜が浮き上って振動し易
くなるので好ましくない。
好ましい△lの範囲は2を以上3を以下である。
本発明方法では、hが前記式2を満足するようにする。
hが2皿未満であると、冷却ロールに薄膜が粘着した場
合、エアナイフと冷却ロール間に薄膜が巻込まれて取り
除くのが容易でなくなるので好ましくない。
合、エアナイフと冷却ロール間に薄膜が巻込まれて取り
除くのが容易でなくなるので好ましくない。
またhが8tよりも太きいと、薄膜を冷却ロール面に密
着させるのに、気体の流速を著しく増大させる必要があ
り、そうすると、エアナイフの突出していないリップの
側へ大量の高速の気体が流れて、冷却ロール面上で冷却
固化の途中にある薄膜が振動を起し易いので好ましくな
い。
着させるのに、気体の流速を著しく増大させる必要があ
り、そうすると、エアナイフの突出していないリップの
側へ大量の高速の気体が流れて、冷却ロール面上で冷却
固化の途中にある薄膜が振動を起し易いので好ましくな
い。
好ましいhの範囲は2(朋)以上4を以下である。
また、本発明方法ではθが前記式3を満足するようlこ
する。
する。
θが35°よりも犬になると、アスピレート効果が生じ
て薄膜が浮上り易くなるので好ましくなく、またOoよ
りも小さいとダイ側に空気が流れてダイと冷却ロール面
との間にある薄膜が振動するようになるので好ましくな
い。
て薄膜が浮上り易くなるので好ましくなく、またOoよ
りも小さいとダイ側に空気が流れてダイと冷却ロール面
との間にある薄膜が振動するようになるので好ましくな
い。
θの好ましい範囲は00以上20°以下である。
品質の均一なフィルムを得るには、エアナイフ吹出口の
リップ間隔tは0.3〜1.5mm、特に0.5〜1.
0皿にするのが好ましい。
リップ間隔tは0.3〜1.5mm、特に0.5〜1.
0皿にするのが好ましい。
また薄膜を冷却ロール面に密着させるには、エアナイフ
吹出口のリップ部lこおいて10〜60m/secの風
速で気体を吹き出すのが好ましい。
吹出口のリップ部lこおいて10〜60m/secの風
速で気体を吹き出すのが好ましい。
他の製造条件が同じであれば、製膜速度が大きくなるに
つれ、気体噴流の速度を大きくする方が、得られたフィ
ルムの平滑性がよくなる傾向がある。
つれ、気体噴流の速度を大きくする方が、得られたフィ
ルムの平滑性がよくなる傾向がある。
本発明方法では、エアナイフの吹出口の両端部において
、中央部よりも高速で気体を噴射する方が、好ましくな
い副作用を伴うことなく、フィルムをロール面に密着で
きるので好ましい。
、中央部よりも高速で気体を噴射する方が、好ましくな
い副作用を伴うことなく、フィルムをロール面に密着で
きるので好ましい。
その場合、エアナイフの吹出口fこその両端からそれぞ
れ10馴以上30朋以下のところに隔壁を設けて気体の
流路を分割することにより気体の噴射速度に差異を設け
るのが好ましい。
れ10馴以上30朋以下のところに隔壁を設けて気体の
流路を分割することにより気体の噴射速度に差異を設け
るのが好ましい。
そして噴射速度は、中央部から噴射されるものよりも両
端部から噴射されるものの方が5m/5eC0〜10m
/5eC0速くするのが好ましい。
端部から噴射されるものの方が5m/5eC0〜10m
/5eC0速くするのが好ましい。
本発明方法によれば、
1)静電気的な密着方法などの方法ではフィルムと冷却
ロールの間に空気を抱込んでしまい均一なフィルムが得
られないような高速において容易に均一なフィルムを製
造しうる。
ロールの間に空気を抱込んでしまい均一なフィルムが得
られないような高速において容易に均一なフィルムを製
造しうる。
2)フィルム両端の振動に起因する厚み斑及びフィルム
幅の変動を解消しうる。
幅の変動を解消しうる。
3)キャスティングされるフィルムが薄い場合(約30
0μ以下の厚み)には特lこフィルム両端が厚くなって
(中心部の厚みの約1.5〜3倍)ダイより押出される
が、このようなフィルムの両端が極端に厚くなるのを高
速気体吹付けIこよって抑えることができる。
0μ以下の厚み)には特lこフィルム両端が厚くなって
(中心部の厚みの約1.5〜3倍)ダイより押出される
が、このようなフィルムの両端が極端に厚くなるのを高
速気体吹付けIこよって抑えることができる。
4)ダイトエアナイフの気体吹出口及び冷却ロールの相
互の位置を近づけることができるのでフィルム幅の減少
を抑えることができる。
互の位置を近づけることができるのでフィルム幅の減少
を抑えることができる。
5)冷却ロール上に白粉が析出するのを減少させること
ができる。
ができる。
等の利点がある。
次に図面を参照しながら、本発明の実施態様のいくつか
の例を説明する。
の例を説明する。
第1図〜第4図は本発明の実施態様の例の概略図である
。
。
また第5図は、エアナイフの気体供給部及び吹山部の一
例を示す概略図であり、第6図は押出ダイ、冷却ロール
、及びエアナイフリップの相互の位置関係を示す概略図
である。
例を示す概略図であり、第6図は押出ダイ、冷却ロール
、及びエアナイフリップの相互の位置関係を示す概略図
である。
これらの図面において、1はシート押出ダイ、2は冷却
ロール、3はフィルム、4はエアナイフ、5は気体吹出
口リップ、6はシール材、7は断熱材、8は気体供給用
パイプ、9は両端部気体供給用パイプ、10は流路しき
り板、11は均厚管、12は気体静圧測定用孔である。
ロール、3はフィルム、4はエアナイフ、5は気体吹出
口リップ、6はシール材、7は断熱材、8は気体供給用
パイプ、9は両端部気体供給用パイプ、10は流路しき
り板、11は均厚管、12は気体静圧測定用孔である。
押出しダイ1より吐出された溶融樹脂フィルムは冷却ロ
ール2に接触し、エアナイフのリップ5の間から吹出さ
れる気体噴流によって更Iこ強固に冷却ロールに密着す
ると同時lこ冷却固化される。
ール2に接触し、エアナイフのリップ5の間から吹出さ
れる気体噴流によって更Iこ強固に冷却ロールに密着す
ると同時lこ冷却固化される。
本発明の実施態様においては、エアナイフのリップ5は
いずれの場合も押出しダイに近い側が、その相対する側
のリップよりも冷却ロールに密着されるフィルム3tこ
近くなるように突出している。
いずれの場合も押出しダイに近い側が、その相対する側
のリップよりも冷却ロールに密着されるフィルム3tこ
近くなるように突出している。
第3図及び第4図1こおける6は、エアナイフリップと
ダイとの間の空間部を埋めるための構造物であり、この
ものはダイと冷却ロール間における溶融フィルムの振動
を更に減少させるためのものである。
ダイとの間の空間部を埋めるための構造物であり、この
ものはダイと冷却ロール間における溶融フィルムの振動
を更に減少させるためのものである。
構造物6は、溶融フィルム3に対向している部分を耐熱
性の材料、たとえばポリテトラフロロエチレンを主体と
する材料などをコーティング処理するのが好ましい。
性の材料、たとえばポリテトラフロロエチレンを主体と
する材料などをコーティング処理するのが好ましい。
このような処理をすることによって溶融フィルムが、か
りに6の表面に粘着するようなことが起こっても、容易
にその粘着物を取除くことができる。
りに6の表面に粘着するようなことが起こっても、容易
にその粘着物を取除くことができる。
第5図において気体供給管8より流入した気付はバレル
11、及び4内で均一化され、流路で揃束され、リップ
5の間から吹出される。
11、及び4内で均一化され、流路で揃束され、リップ
5の間から吹出される。
また気体供給管9より流入した気体は、バレル4の両端
部に入り、リップ5とリップ10とで囲まれた三角形状
の吹出し口から噴出する。
部に入り、リップ5とリップ10とで囲まれた三角形状
の吹出し口から噴出する。
この三角形状の吹出口の長さはエアナイフの端から10
〜20mmにするのがよい。
〜20mmにするのがよい。
吹出口両端部からの噴流の速度は、フィルムの両端の厚
みによって調節すればよいが一般lこ中央部よりも大き
くする方が好ましい。
みによって調節すればよいが一般lこ中央部よりも大き
くする方が好ましい。
第4図1こ示すものはエアナイフと押出しダイとを一体
となしたものであるが、エアナイフ4とダイ1とは断熱
材7で隔離されている構造となっている。
となしたものであるが、エアナイフ4とダイ1とは断熱
材7で隔離されている構造となっている。
Iはダイからエアナイフへの熱移動を防ぎ、気体の温度
が上昇しすきないようにしたものである。
が上昇しすきないようにしたものである。
以下に、本発明における主な測定値の測定法を示す。
空気の速度)
極細のステンレス製管(1,0+ymφ)を用いてビー
ト管を作成してこれをリップの極く近くlこ位置させ、
噴流の動圧と静圧とを測定し、差圧を求めた。
ト管を作成してこれをリップの極く近くlこ位置させ、
噴流の動圧と静圧とを測定し、差圧を求めた。
差圧と風速との関係は、風速を風速計(アネモマスター
二日本科学工業製)で測定し、あらかじめ補正しておい
た。
二日本科学工業製)で測定し、あらかじめ補正しておい
た。
差圧を実測することにより風速を求めた。
フィルムの厚み変動率)
長さ方向lと2mサンプリングし、10cII1間隔で
マイクロメーターにより厚みを測定して次式より求めた
。
マイクロメーターにより厚みを測定して次式より求めた
。
フィルム幅の変動)
次のようにクラス分けを行なった。
1級二幅の変動が殆んどなく、フィルム両端部も透明で
あった。
あった。
2級:フィルム両端部が白化しており、鋸歯状(こ幅が
変動していた。
変動していた。
3級:フィルム両端部が白化、鋸歯状lこ幅が変動し、
この幅の変動のために、フィルムの中央部の厚み変動率
も大きくなっていた。
この幅の変動のために、フィルムの中央部の厚み変動率
も大きくなっていた。
4級:連続したフィルムを採増するのが困難であった。
実施例1〜7及び比較例1〜5
極限粘度(0−り四ロフェノールを溶媒として25℃で
測定)が0.640のポリエチレンテレフタレートを押
出機中で300℃に加熱溶融し、幅410mmの押出し
ダイスから押出し、表面温度が65℃の冷却ロール(直
径634mm)表面で急冷し、表1に示す条件で約10
0μのフィルムを引取った。
測定)が0.640のポリエチレンテレフタレートを押
出機中で300℃に加熱溶融し、幅410mmの押出し
ダイスから押出し、表面温度が65℃の冷却ロール(直
径634mm)表面で急冷し、表1に示す条件で約10
0μのフィルムを引取った。
この際エアナイフは第2図に示した型のものを用い、吹
出口全幅に均一速度の空気を吹出すようlこした。
出口全幅に均一速度の空気を吹出すようlこした。
この結果、得られたフィルムの厚み及び幅の均一性は表
1の通りであった。
1の通りであった。
実施例1〜7の場合、明らか(こ均一性の良好なフィル
ムが得られた。
ムが得られた。
一方、比較例に示す方法においては、所望の均一性をも
ったフィルムを得ることができなかった。
ったフィルムを得ることができなかった。
白粉の冷却ロールへの析出は比較例2.4.5以外は極
く少なかった。
く少なかった。
実施例 8
実施例5と同一の条件で溶融フィルムを冷却ロール上に
押出した。
押出した。
この際エアナイフはフィルムの両端に中心部よりも高速
の噴流を吹きつけるようにした。
の噴流を吹きつけるようにした。
空気吹出口における噴流の速度を両端において45 m
/sec、中心部の広幅の部分において実施例5と同
様に30 m /secとした。
/sec、中心部の広幅の部分において実施例5と同
様に30 m /secとした。
こうして得られたフィルム厚みの変動率は2.7%、フ
ィルムの幅の変動は1級であり、フィルムの均一性が大
幅に改善された。
ィルムの幅の変動は1級であり、フィルムの均一性が大
幅に改善された。
第1図〜第4図は本発明の実施態様の例の概略図である
。 第5図はエアナイフの気体供給部及び吹出部の−、例を
示す概略図である。 また第6図は押出ダイ、冷却ロール、及びエアナイフリ
ップの相互の位置関係を示す概略図である。
。 第5図はエアナイフの気体供給部及び吹出部の−、例を
示す概略図である。 また第6図は押出ダイ、冷却ロール、及びエアナイフリ
ップの相互の位置関係を示す概略図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性ポリエステルを、回転している冷却ロール
面lこ薄膜状lこ溶融押出し、エアナイフから噴射され
た気体lこより該薄膜を冷却ロール面に密着固化させて
フィルムを製造するに際し、(a) 押出ダイスリッ
ト先端と冷却ロール面との最短距離を10mm以上30
rIL7IL以下に保ち、(b) i融状態にある薄
膜が冷却ロール面と接触を開始する点(F点)が、前記
エアナイフから気体を噴射したときと気体を噴射しない
ときとで実質上変動しないよう番こ、前記エアナイフか
ら気体を噴射し、 (c) エアナイフの気体吹出口を形成する二枚のリ
ップの突出部の長さは押出ダイに近い側の長さを大にし
、該気体吹出口の開度t(単位・mO1該気体吹出口を
形成する二枚のリップの突出部の長さの差△l(単位・
molF点とリップ先端との最短距離h(単位・朋)及
び「吹出口を形成する二枚のリップのうち冷却ロールに
近接したリップの気体を噴射する側(内側)の先端とF
点とを結ぶ直線」と「F点を通る冷却ドラムの法線」と
のなす角度を該法線を基準lこして押出ダイ方向に測定
した値 θ(単位・度)が、次式 %式% を満足するようiこエアナイフを設けて 製膜することを特徴とするポリエステルフィルムの製造
方法。 2 エアナイフの吹出口の両端部において中央部よりも
高速で気体を噴射することを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の方法。 3 エアナイフの吹出口lこその両端からそれぞれ10
皿以上30朋以下のところに隔壁を設けて気体の流路を
分割し、両端部から噴射する気体の速度を中央部から噴
射される気体の速度よりも5m/5ec0以上10m/
Sec、以下高くすることを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51038772A JPS5850173B2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51038772A JPS5850173B2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52123452A JPS52123452A (en) | 1977-10-17 |
| JPS5850173B2 true JPS5850173B2 (ja) | 1983-11-09 |
Family
ID=12534572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51038772A Expired JPS5850173B2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850173B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030262B2 (ja) * | 1980-11-21 | 1985-07-15 | イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− | ヘリをピニングするキヤストウエブの空気によるゲ−ジ調整 |
| JPS6395930A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-26 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 液晶性ポリエステルフイルムの製造方法 |
| JPH0252721A (ja) * | 1988-08-17 | 1990-02-22 | Asahi Chem Ind Co Ltd | フィルム成形法 |
-
1976
- 1976-04-08 JP JP51038772A patent/JPS5850173B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52123452A (en) | 1977-10-17 |
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