JPS5854479Y2 - 荷物昇降装置に於ける荷台の昇降制御機構 - Google Patents

荷物昇降装置に於ける荷台の昇降制御機構

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JPS5854479Y2
JPS5854479Y2 JP18444979U JP18444979U JPS5854479Y2 JP S5854479 Y2 JPS5854479 Y2 JP S5854479Y2 JP 18444979 U JP18444979 U JP 18444979U JP 18444979 U JP18444979 U JP 18444979U JP S5854479 Y2 JPS5854479 Y2 JP S5854479Y2
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俊 原沢
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有限会社 原沢製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば養蚕農家に於いて、桑葉、蚕、繭その他
の荷物を高所、低所間で昇降し得るようにした荷物昇降
装置に於ける荷台の昇降制御機構に関するものである。
例えば2階と1階の作業場間で荷物を昇降する場合には
、夫々2階並びに1階に於いて荷物を授受し所定の位置
に運ぶ為の最低2人の作業員が必要となる。
かかる際、荷台の昇降操作をかかる2人の作業員の両者
が行なえないと、片方の操作者は常時荷台の昇降状態を
確認しつつ作業を行なわなければならす、また荷台が昇
降範囲の上端及び下端に於いて自動的に停止する構成で
ないと、操作する者は荷台の昇降中ずつと操作位置に待
機していなければならないので、荷物の授受並びOこそ
れに附帯する作業(こ際して無1駄な時間を生じ、作業
を能率的に行なうことができない。
本考案は巻胴によって荷台を昇降する荷物昇降装置に於
いて、該巻胴を駆動する電動機の正、逆回転切換スイッ
チの作動軸に作動杆を固定して上、下方向に揺動自在と
すると共に、該作動杆の両側端部と、案内支柱の上部に
設けた連動支持部との間に該作動杆を揺動させる紐状体
を張設して、該紐状体によって前記電動機を制御するこ
とにより、高所並び(こ低所のいずれの位置でも荷台の
昇降操作を行なえるようにすると共に、荷台が昇降範囲
の上、下端部近傍に達した場合には前記紐状体の移動、
即ち前記切換スイッチの作動杆の揺動を、荷台に設けた
ストッパー杆によって行なうようにすることにより、前
記荷台の昇降範囲の上、下端部に於ける昇降の停止を自
動的に行なえるようにしたものである。
ところで前記荷台昇降用の電動機を分相始動単相誘導電
動機、コンデンサ始動単相誘導電動機等の、一定回転速
度以上では動作しない自始動・装置を備えた単相誘導電
動機とした場合Oこ於いて、作業員が勘違いをして誤操
作をしたり、あるいはその他の理由によって電動機が回
転している最中に前記紐状体が移動して作動杆を回動さ
せ、切換スイッチが正回転でONの一端から、揺動して
OFFとなった後、電動機の回転速度が例えば同期速度
の70〜80%whである状態で他端の、逆回転でON
状態となると、遠心力スイッチ等による自始動装置が作
動せず、逆転力が生じないので、更に正回転で回転し続
けてしまう。
この場合、前記ストッパー杆による荷台の自動停止機構
が、正常時自動停止系統だけであると、前述した様に作
動杆が正常時とは逆方向に揺動じた状態となる異常時り
こは、荷台が昇降範囲の上、下端部に達しても該作動杆
を揺動させることができず、従って電動機をOFFとす
ることができないので、電動機を始めとしてその他の機
構要素を損傷してしまう。
本考案は前記正常時自動停止系統に加えて、異常時自動
停止系統をも設けることにより、誤操作やその他の誤動
作があった場合にも電動機、即ち荷台の自動昇降停止を
確実に行なえるようにしたものである。
以下本考案を実施例に基づいて詳細に説明すると次の通
りである。
符号1は案内支柱2を立設した基台であり、該基台1に
例えば遠心力スイッチ等により一定の回転速度以上では
始動巻線に通電せずに、動作しない自始動装置を備えた
単相誘導電動機3によって駆動する巻胴4を装置し、該
巻胴4(こ巻き付けたワイヤ5を前記案内支柱2の上部
に設けた定滑車6を通して前記案内支柱2に昇降自在(
こ装置した荷台7に固定して荷物昇降装置を構威し、該
巻胴4によって前記荷台7を前記案内支柱2に沿って昇
降させる構成とする。
かかる構成の荷物昇降装置に於いて、前記案内支柱2の
下部位置に前記電動機3の正、逆回転切換スイッチ8を
設置すると共に、該切換スイッチ8の作動軸9(こ作動
杆10を固定して上、f方向に揺動自在とし、該作動杆
10の揺動範囲の両端に於いて前記電動機3を夫夫正回
転、逆回転でONとする構成とする。
尚、前記作動軸9は例えば前記電動機3を前述の如くO
Nとする位置で適宜の保持機構により一定の保持力で保
持し得る構成とし、また前記作動杆10が揺動範囲の端
部間で水平状態となる位置において前述の如く一定の保
持力で保持して前記電動機3をOFF状態に維持する構
成とする。
前記案内支柱2の上部には後記紐状体12の連動支持部
11を設け、前記作動杆10の両側端部孕、bと該連動
支持部11間(こ前記揺動杆10を揺動させるロープ、
ワイヤ等の紐状体12を張設する。
前記連動支持部11は前記作動杆10の両側端部a。
b側の紐状体部分c、dを連動させる構成であれば、第
2図aに示すように、前記作動杆10と同様の揺動杆1
3で構成しても良いが、この場合には紐状体12を2つ
に分割し、夫々前記揺動杆13の両端部並びに作動杆1
0の両側端部a、b側の4ケ所に於いて紐状体12を固
定しなければならないこと、並びに揺動杆13の構成で
は強度を十分とすることができない等の欠点があるので
、第2図す、cに示すように大径の単一の、あるいは複
数個の小径の滑車14で構成するか、あるいは第2図d
に示すように案内溝15を形成した案内枠16を前記案
内支柱2の上部に固定するというように、前記紐状体1
2を案内しつつ支持し得る構成とするのが望ましく、こ
のようにすることにより、前記紐状体12を一本で構成
することができ、製作の容易さと十分な強度を達成する
ことができる。
前記荷台7にはストッパー杆17を突設し、該ストッパ
ー杆17に設けた摺動部18゜18′を夫々前記両側の
紐状体12、即ち紐状体部分c、dに摺動自在に嵌める
と共に、該紐状体部分c、dの上部並びに下部には前記
摺動部18゜18′を摺動不能とするための突出部等の
動作部19.19’、20.20’を設けて、いずれか
一方の前記摺動部18と、それに対応する上、下の動作
部19.20とにより正常時自動停止系統を構成すると
共に、他方の前記摺動部18と、それ(こ対応する上、
下の動作部19’、20’とにより異常時自動停止系統
を構成する。
そして前記異常時自動停止系統に於ける前記摺動部18
′と、上、丁動作部19’、20’間には圧縮スプリン
グ21゜22を介在させる。
該圧縮はね21.22は図に示すよう(こコイルばねと
する他、空気式ばねその他周知の如何なる構成の圧縮ば
ねを用いても良い。
また該圧縮ばね21.22は一例として示すように前記
上部動作部19′の下側並びに下部動作部20′の上側
に取り付けるようにしても良いし、他側として仮想線で
示すように前記摺動部18′の上側並びに下側に固定す
るようにしても良い。
尚、実施例図では正常時自動停止系統に於ける摺動部1
8と上、下動件部19.20間にも圧縮スプリング21
’、22’を介在させているが、これは正常時自動停止
系統と異常自動停止系統の動作位置を一致させ、即ちい
ずれかの自動停止系統により動作させて作動杆10をO
FF状態である水平に確実に揺動させるものであり、こ
のように動作位置を一致させる方法はこの他、摺動部1
8あるいは仮想線で示すように動作部19.20の位置
を調整して行なっても良い。
かかる構成に於いて、紐状体部分c、dのいずれか一方
を上方あるいは下方に移動して作動杆10を揺動させる
ことOこより切換スイッチ8を作動し、該作動杆10の
揺動範囲の端部に於いて前記電動機3を正回転あるいは
逆回転ζこON状態とすることができ、以って荷台7を
案内支柱2に沿って昇降させることができる。
このようにして切換スイッチ8を作動することのできる
紐状体12は案内支柱2の上部(こ設けた案内支持部1
1と、該案内支柱2の下部に設けた作動杆10の端部a
6間に張設しているので、前記切換スイッチ8の操作を
、案内支柱2の上、下部あるいは中間部のいずれの位置
に於いても行なうことができる。
従って高所あるいは低所にいる作業員のどちらでも荷台
7の昇降を制御することができ、一方の作業員が常時該
荷台7の昇降状態を注意している必要もないので、荷物
の授受並びにそれに附帯rる作業に際して無駄な時間を
生じることがなく、作業を円滑にびに迅速に行なうこと
ができる効果を奏する。
次に、まず第4図aに示すよう(こ紐状体12により作
動杆10を図中右側に揺動させて傾け、電動機3を正回
転させて荷台7を上昇させると、荷台7の上昇につれて
ストッパー杆17も上昇し、その摺動部18.18’が
夫々紐状体部分c、dを摺動しつつ上昇する。
しかして荷台7が昇降範囲の上端近傍に達すると、正常
時自動停止系統の摺動部18が動作部19に当接して紐
状体12を動かすので、作動杆10は図中反時計回りに
揺動し、従って該作動杆10は第4図すに示すように揺
動範囲の端部から復帰して切換スイッチ8がOFFとな
り、電動機3が停止して荷台7の上昇力用動的に停止す
る。
また荷台7の下降は第5図aに示すように作動杆10を
図中左側に揺動して傾けた状態で行なうが、この場合に
も荷合7が昇降範囲の下端近傍に達すると、やはり正常
時自動停止系統の摺動部18が動作部20に当接して紐
状体12を動かし、作動杆10を図中時計回りに揺動す
るので、作動杆10は第5図すに示すように揺動範囲の
端部から復帰して切換スイッチ8がOFFとなり、電動
機3が停止して荷台7の下降力相動的に停止する。
以上の様(こ正常状態の使用の場合には、正常時自動停
止系統の摺動部18だけが上、下の動作部19.20に
当接して紐状体12を動かし、昇降範囲の上、下端に於
いて前記荷台7の昇降停止を行なうものである。
ここで今、前述の如く第5図aに示すよう(こ荷台7を
下降させている状態に於いて、作業者が勘違いをして操
作したり、突風等により紐状体12が動いて作動杆10
を図中時計回りに揺動させて第6図に示すように右側に
傾いた状態となってしまった場合を考える。
このような状態は正常時(こ於いては第4図alこ示す
ように荷台7を上昇させる方向に電動機3を回転させる
ON状態であるが、かかる電動機3の回転速度が例えば
同期速度の70〜80饅以上のうちにこのような状態の
変化が起こると、遠心力スイッチ等による自始動装置が
作動しないので逆転力が生じず、従って電動機3はそれ
までと同じ回転方向で回転を持続し、荷台7の下降が更
に進行する。
尚、以上は上昇についても同様である。このような異常
状態に於ける荷台7の昇降では、前記作動杆10が既に
正常時自動停止動作方向lこ揺動じてしまっている状態
であるので、正常時自動停止系統では、昇降範囲の上、
下端(こ於ける荷台7の自動停止を行なうことができな
い。
しかるlこ、前述した様な異常状態に於いて荷台7が揺
動範囲の下端近傍に至ると異常時自動停止系統の摺動部
18′が圧縮ばね22を介して動作部20′に当接して
紐状体12を動かして作動杆10を図中反時計回りに揺
動じ、しかして切換スイッチ8がOFFとなり、電動機
3が停止して荷台7の下降が自動的に停止する。
上昇の場合にも摺動部18′が圧縮ばね21を介して動
作部19′(こ当接することにより同様に自動停止する
尚、前記圧縮はね21.22の弾力は前記摺動部18′
によって動作部19’、20’を移動する際に該圧縮は
ね21゜22が大きく変形しないような強さとする。
本考案は以上のように正常時自動停止系統に加えて異常
時自動停止系統を設けているので、昇降範囲の上、下端
lこ於ける荷台の昇降停止をいかなる場合にも確実に自
動的に行なえる大きな特徴がある。
以上の様にして荷台7が昇降範囲の上、下端で自動停止
した状態は正常時、異常時のいずれの場合(こも、上端
の場合には第4図すに示す状態、下端の場合には第5図
すに示す状態であり、即ち作動杆10は水平あるいは略
水平である。
このような状態に於いてまず荷台7を上端位置から下降
させるには、第4図すの状態の作動杆10を第5図aの
状態に、即ち図中反時計回りに揺動しなければならない
この場合揺動力向側では摺動部18′が圧縮ばね21を
介して動作部197をこ当接しているが、該圧縮ばね2
1の弾力よりも強い力で紐状体12を動かすと、圧縮ば
ね21が第4図cに示すように圧縮変形するので作動杆
10を反時計回りに揺動させることができ、従って荷台
7の下降を行なうことができる。
また荷台Iを下端位置から上昇させる場合には紐状体1
2を動かして圧縮ばね22を第5図Cに示すように圧縮
変形することにより作動杆10を図中時計回りに揺動し
て第4図aに示す状態とすることができ、以って荷台7
を上昇させることができる。
本考案はこのように異常時自動停止系統に於ける前記摺
動部18′と、上、丁動作部19’、20’間に圧縮ス
プリング21.22を介在させたので、昇降範囲の上、
下端に於ける自動停止後の荷台7の再起動を、前記圧縮
スプリング21.22の弾力(こ抗して紐状体を動かす
ことにより極めて容易に行なうことができる特徴がある
本考案は以上の通り、荷台の昇降操作を高所低所のいず
れの個所でも行なえるので、一方の操作者のみが常時荷
台の昇降を操作する必要がなく、また荷台は昇降範囲の
上端及び下端Oこ於いて自動的に停止するので、操作者
が荷台の昇降中ずつと操作位置に待機している必要もな
いので荷物の授受並びにそれに附帯する作業に際して無
駄な時間を生じることなく、作業を極めて能率的に行な
うことができる効果がある。
殊に本考案は昇降範囲の上端及び下端に於ける荷台の自
動昇降停止系統を、極めて簡単でしかも合理的な構成に
より、正常時自動停止系統と異常時自動停止系統の2組
設けているので、誤操作をした場合を含め、いかなる場
合に於いても荷台の昇降停止を確実に行なうことができ
、従って電動機を始めとして昇降機構要素の損傷を完全
に防止することができる上、安全であり、加えて自動昇
降停止後の再起動もワンタッチで容易Oこ行なうことが
でき、この為熟練者でなくとも安全に使用することがで
きる大きな特徴がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は全体の概観
説明図、第2図a、b、c、dは連動支持部の具体例を
示す要部拡大斜視図、第3図はストッパー杆の具体例を
示す要部拡大斜視図、第4図a、b、c並びに第5図a
、b、cは通常時に於ける本考案の動作説明図、第6図
は異常時に於ける本考案の動作説明図である。 符号、1・・・・・・基台、2・・・・・・案内支柱、
3・・・・・・電動機、4・・・・・・巻胴、5・・・
・・・ワイヤ、6・・・・・・定滑車、7・・・・・・
荷台、8・・・・・・切換スイッチ、9・・・・・・作
動軸、10・・・・・・作動杆、11・・・・・・連動
支持部、12・・・・・・紐状体、13・・・・・・揺
動杆、14・・・・・・滑車、15・・・・・・案内溝
、16・・・・・・案内枠、17・・・・・・ストッパ
ー杆、ia、is’・・・・・・摺動部、19.19’
、20.20’・・・・・・動作部、21.21’、2
2,22’・・・・・・圧縮スプリング、c、d・・・
・・・紐状体部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 案内支柱を立設した基台に、一定の回転速度以上では動
    作しない自始動装置を備えた単相誘導電動機によって駆
    動する巻胴を装置し、該巻胴に巻き付けたワイヤを前記
    案内支柱の上部に設けた定滑車を通して前記案内支柱に
    昇降自在に装置した荷台に固定し、かかる構成に於いて
    前記巻胴によって前記荷台を前記案内支柱に沿って昇降
    させる構成とした荷物昇降装置に於いて、前記案内支柱
    の下部位置に前記電動機の正、逆回転切換スイッチを設
    置すると共に、該切換スイッチの作動軸(こ作動杆を固
    定して上、下方向に揺動自在とし、該作動杆の揺動範囲
    の両端に於いて前記電動機を夫夫正回転、逆回転でON
    とする構成とすると共に、前記案内支柱の上部には紐状
    体の連動支持部を設け、前記作動杆の両側端部と該連動
    支持部間に該作動杆を揺動させる紐状体を張設すると共
    Gこ、前記荷台にはストッパー杆を突設し、該ストッパ
    ー杆に設けた摺動部を夫々前記両側の紐状体に摺動自在
    に嵌めると共に、該両側の紐状体の上部並びに下部には
    前記摺動部を摺動不能とするための動作部を設けて、い
    ずれか一方の前記摺動部と、それに対応する上、下の動
    作部とにより正常時自動停止系統を構成し、また他方の
    前記摺動部と、それに対応する上、下の動作部と(こよ
    り異常時自動停止系統を構成すると共に、前記異常時自
    動停止系統に於ける前記摺動部と上、下の動作部間には
    圧縮ばねを介在させたことを特徴とする荷物昇降装置に
    於ける荷台の昇降制御機構。
JP18444979U 1979-12-28 1979-12-28 荷物昇降装置に於ける荷台の昇降制御機構 Expired JPS5854479Y2 (ja)

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JPS56100488U JPS56100488U (ja) 1981-08-07
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