JPS5858063B2 - 微細食品の結着成形方法 - Google Patents
微細食品の結着成形方法Info
- Publication number
- JPS5858063B2 JPS5858063B2 JP54146436A JP14643679A JPS5858063B2 JP S5858063 B2 JPS5858063 B2 JP S5858063B2 JP 54146436 A JP54146436 A JP 54146436A JP 14643679 A JP14643679 A JP 14643679A JP S5858063 B2 JPS5858063 B2 JP S5858063B2
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- Japan
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- water
- protein
- binding
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- Expired
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は従来利用されていなかった水溶性蛋白をも利用
することによって強力な結着材を創製し、該結着材を使
用して微細な食品を結着成形する方法に関するものであ
る。
することによって強力な結着材を創製し、該結着材を使
用して微細な食品を結着成形する方法に関するものであ
る。
フレーク状若しくは小片である微細食品の利用は食品加
工分野においては重要な事項であり、結着させて活用し
様とする試みが種々なされているか未まだ満足すべき結
果が得られていないのが現状である。
工分野においては重要な事項であり、結着させて活用し
様とする試みが種々なされているか未まだ満足すべき結
果が得られていないのが現状である。
本発明者等が先きに成した発明、即ち特開昭53−26
345号及び特開昭54−62350号公報に記載の本
ズリスリ身乾燥粉末または凍結乾燥スリ身を用いて食品
を結着する技術は従来の澱粉その他による接着法に比し
て極めて有効であったが、魚肉畜肉に限定されている不
利があった。
345号及び特開昭54−62350号公報に記載の本
ズリスリ身乾燥粉末または凍結乾燥スリ身を用いて食品
を結着する技術は従来の澱粉その他による接着法に比し
て極めて有効であったが、魚肉畜肉に限定されている不
利があった。
上記先願発明では魚肉畜肉或いはその細片に粉体スリ身
を接触させて魚肉畜肉の有しているアットミオシンと、
粉体スリ身の有しているアクトミオシンとが相乗的に作
用する点を利用する方法であるから被結着物は魚肉畜肉
或いはその細片に限定されている。
を接触させて魚肉畜肉の有しているアットミオシンと、
粉体スリ身の有しているアクトミオシンとが相乗的に作
用する点を利用する方法であるから被結着物は魚肉畜肉
或いはその細片に限定されている。
本発明者等は上記の被結着物の限定による利用範囲の狭
小を拡大すべく種々研究の結果、魚肉スリ身の場合の様
に塩溶性蛋白を精製した原料を用いるのです<;魚肉畜
肉または、甲殻類筋肉や軟体動物の筋肉を水洗後凍結粉
砕乾燥して蛋白糊とし食品の結着または接着に使用した
場合に従来のスリ身を原料とした結着剤に比し遜色がな
く寧ろ優れた結着性能を有することを見出し、魚肉畜肉
以外の種々の食品にも応用出来る技術を確立した。
小を拡大すべく種々研究の結果、魚肉スリ身の場合の様
に塩溶性蛋白を精製した原料を用いるのです<;魚肉畜
肉または、甲殻類筋肉や軟体動物の筋肉を水洗後凍結粉
砕乾燥して蛋白糊とし食品の結着または接着に使用した
場合に従来のスリ身を原料とした結着剤に比し遜色がな
く寧ろ優れた結着性能を有することを見出し、魚肉畜肉
以外の種々の食品にも応用出来る技術を確立した。
本発明による蛋白糊は原料となる畜肉、魚肉または軟体
動物、甲殻類などの筋肉を精選し、15°C以下で水洗
して表面の汚物を除去して得たものを原料とする。
動物、甲殻類などの筋肉を精選し、15°C以下で水洗
して表面の汚物を除去して得たものを原料とする。
即ち魚肉の場合は皮下脂肪だけではく内皮部分、血合肉
、腹部筋肉などのゲル形成阻害因子を完全に除くことが
必要であるが水晒しの必要はなく、上記の如くして精選
された筋肉のみを原料とするものである。
、腹部筋肉などのゲル形成阻害因子を完全に除くことが
必要であるが水晒しの必要はなく、上記の如くして精選
された筋肉のみを原料とするものである。
畜肉の場合はコラーゲン繊維が多いので可及的に脂肪分
の少ない筋肉部分を精選する。
の少ない筋肉部分を精選する。
イカなどの軟体動物の場合には軟骨、外皮を除いた背筋
部のみを精選して原料とする。
部のみを精選して原料とする。
またエビなどの甲殻類の場合は色素を含む内皮部分を完
全に除くことが重要である。
全に除くことが重要である。
之等の諸条件は通常のスリ身が単に落し身の水晒しによ
って水溶性蛋白質を溶出させること即ち塩溶性蛋白質を
精選することによって得られているものであるのに対し
、本発明では水溶性蛋白質の溶出は単に水洗する際に表
面汚物を除くだけに止めているのであるから、ゲル形成
阻害因子である表皮平組織を予め除去することで水溶性
蛋白質の殆んどが残留するにも拘わらず、その結果、般
の予想とは逆に強力なゲル形成を得られたものであり、
この点が本発明の第1番目の特徴である。
って水溶性蛋白質を溶出させること即ち塩溶性蛋白質を
精選することによって得られているものであるのに対し
、本発明では水溶性蛋白質の溶出は単に水洗する際に表
面汚物を除くだけに止めているのであるから、ゲル形成
阻害因子である表皮平組織を予め除去することで水溶性
蛋白質の殆んどが残留するにも拘わらず、その結果、般
の予想とは逆に強力なゲル形成を得られたものであり、
この点が本発明の第1番目の特徴である。
以上の如くして得られた原料筋肉1−18℃以下の温度
で凍結するが、原料筋肉を5量率位の大きさに切断し、
且つ遠心力若しくは圧搾によって余分の水を除くことに
よって凍結効率を一層向上させることが出来るので好ま
しい手段である。
で凍結するが、原料筋肉を5量率位の大きさに切断し、
且つ遠心力若しくは圧搾によって余分の水を除くことに
よって凍結効率を一層向上させることが出来るので好ま
しい手段である。
また原料筋肉は凍結後は脆くなるので凍結状態で荒く破
砕することも可能である。
砕することも可能である。
凍結された原料筋肉を凍結粉砕してから凍結乾燥するか
、凍結乾燥後に常法により粉砕するか、伺れの順序を採
ることが出来るが、之等の方法によって蛋白糊が得られ
る点が本発明の第2番目の特徴である。
、凍結乾燥後に常法により粉砕するか、伺れの順序を採
ることが出来るが、之等の方法によって蛋白糊が得られ
る点が本発明の第2番目の特徴である。
蛋白糊はスリ身から得られる特開昭53−26345号
または特開昭54−62350号に開示されている方法
では魚肉から単に水溶性蛋白質の大部を除くか、或いは
可及的全部を除いたもの、換言すると塩溶性蛋白質を主
体とするものであるのに対し、本発明法ではゲル形成阻
害因子である皮下組織、例えば魚肉甲殻類の内皮部分、
血合肉などを除去して得られた残分であり、寧ろ水溶性
蛋白質を除去せずに得られた筋肉部分から調製され、通
常のスリ身から得られるものと比較して寧ろ結着性の強
い、即ちゲル強度の高い物質を得ることを特徴としてお
り、併せてスリ身の如き水晒工程が無いことによって歩
留まりが著しく高〈従来スリ身製造時に流出または溶出
して了って利用不可能であった蛋白質分を有効に利用す
ることを可能としたものであり省資源や公害防止の両面
から非常に有用である。
または特開昭54−62350号に開示されている方法
では魚肉から単に水溶性蛋白質の大部を除くか、或いは
可及的全部を除いたもの、換言すると塩溶性蛋白質を主
体とするものであるのに対し、本発明法ではゲル形成阻
害因子である皮下組織、例えば魚肉甲殻類の内皮部分、
血合肉などを除去して得られた残分であり、寧ろ水溶性
蛋白質を除去せずに得られた筋肉部分から調製され、通
常のスリ身から得られるものと比較して寧ろ結着性の強
い、即ちゲル強度の高い物質を得ることを特徴としてお
り、併せてスリ身の如き水晒工程が無いことによって歩
留まりが著しく高〈従来スリ身製造時に流出または溶出
して了って利用不可能であった蛋白質分を有効に利用す
ることを可能としたものであり省資源や公害防止の両面
から非常に有用である。
上記の如くして得られた蛋白糊は被結着物の表面着水量
や性状によって画一的に決定することは出来ないが適当
量の水分の存在において蛋白糊は0.2〜10重量%、
食塩は0.005〜4.0重量%を添加後、充分混合整
形し5℃Gいし常温、または50℃前後で放置すること
により強固な未加熱ゲル(生ゲル)が得られる。
や性状によって画一的に決定することは出来ないが適当
量の水分の存在において蛋白糊は0.2〜10重量%、
食塩は0.005〜4.0重量%を添加後、充分混合整
形し5℃Gいし常温、または50℃前後で放置すること
により強固な未加熱ゲル(生ゲル)が得られる。
また混合後に60’C以上の高温で適当時間加熱するこ
とによって生ゲルより強固な加熱ゲルを得られる。
とによって生ゲルより強固な加熱ゲルを得られる。
結着物は魚肉畜肉に限定されることなく、ボイルしたカ
ニフレーク、塩蔵魚卵、野菜、豆類その他卵黄の成形等
あらゆる微細な食品の成形を可能としたもので産業上の
利用価饋は太きい。
ニフレーク、塩蔵魚卵、野菜、豆類その他卵黄の成形等
あらゆる微細な食品の成形を可能としたもので産業上の
利用価饋は太きい。
本発明に基づく蛋白糊から得られる生ゲルまたは加熱ゲ
ルは、従来はスリ身またはスリ舟状にした水溶性蛋白質
を水晒しによって除去したものからでないと得られなか
ったのに対し、本発明においては水晒しを行なわないか
ら水溶性蛋白質の大部分を喪失することなくゲル中に水
溶性蛋白質を含有せしめたものを用いることによって強
固な結着力を発揮させる事に成功したものである。
ルは、従来はスリ身またはスリ舟状にした水溶性蛋白質
を水晒しによって除去したものからでないと得られなか
ったのに対し、本発明においては水晒しを行なわないか
ら水溶性蛋白質の大部分を喪失することなくゲル中に水
溶性蛋白質を含有せしめたものを用いることによって強
固な結着力を発揮させる事に成功したものである。
本発明においては上記の如く水晒しを行なわないことと
、従来スリ身の場合に除去していたウロコ皮脂肪などの
他に、内皮色素蛋白などのゲル形成阻害因子を予め除去
する事により強力なゲル形成が行なわれゲル強度が犬と
なり、保水力が著しく増大し、また適度に残存する水溶
性蛋白質の熱凝固による硬さが得られ、従来にない結着
または接着剤としての性能が得られることを確認した。
、従来スリ身の場合に除去していたウロコ皮脂肪などの
他に、内皮色素蛋白などのゲル形成阻害因子を予め除去
する事により強力なゲル形成が行なわれゲル強度が犬と
なり、保水力が著しく増大し、また適度に残存する水溶
性蛋白質の熱凝固による硬さが得られ、従来にない結着
または接着剤としての性能が得られることを確認した。
次に実施例を挙げて更に具体的に説明する。
実施例 1
解凍後、自然ドリップを除いた冷凍ニシンバラ子100
重量部に対し、カレイ蛋白糊を1,2゜3.5.10重
量部並びに食塩を蛋白糊100重量部に対し2,5,5
,10,20,30,40重量部添加し、5°Cにて1
夜間放置後、結着状態を見た処、蛋白糊1%では稍々コ
ワレ易く、蛋白糊3〜5%で食塩添加量10〜30%(
バラ子に対し0.3〜1.5重量部)ではカズノコと変
わらない強力な結着力を得た。
重量部に対し、カレイ蛋白糊を1,2゜3.5.10重
量部並びに食塩を蛋白糊100重量部に対し2,5,5
,10,20,30,40重量部添加し、5°Cにて1
夜間放置後、結着状態を見た処、蛋白糊1%では稍々コ
ワレ易く、蛋白糊3〜5%で食塩添加量10〜30%(
バラ子に対し0.3〜1.5重量部)ではカズノコと変
わらない強力な結着力を得た。
また10%区ではカマボコ的弾力の無いゲルの中にバラ
子が分散して新規な食品となった。
子が分散して新規な食品となった。
食塩添加量が蛋白糊対比30%を超えるとゲル形成の速
度が著しく速く食塩の添加量に対応してゲル強度の強く
なることも判った。
度が著しく速く食塩の添加量に対応してゲル強度の強く
なることも判った。
各試験の結果を次表に纏めて示す。
実施例 2
蛋白糊の原料となる筋肉についてウサギ、牛、カレイ、
アジ、シバエビ、ヤリイカ、にて実施例1と同様にして
実施した結果ゲル強度はウサギ〉カレイ〉牛〉アジの順
にて強力な結着性が得られた。
アジ、シバエビ、ヤリイカ、にて実施例1と同様にして
実施した結果ゲル強度はウサギ〉カレイ〉牛〉アジの順
にて強力な結着性が得られた。
シバエビ、ヤリイカは蛋白質そのものの相違からを椎動
物と比べるとゲル強度は弱いが保水力は完全に認められ
、目的によって有効であることが判った。
物と比べるとゲル強度は弱いが保水力は完全に認められ
、目的によって有効であることが判った。
実施例 3
加熱したニワトリ卵黄粉末30重量部に水70部を加え
て、均一に混練後、蛋白糊を0.2 、0.5゜1.0
、2.0重量部と食塩を蛋白糊100重量部に対し5
,10,20.30重量部を加えて更によく混合整形後
、常温にて6時間放置し、90°Cにて10分間加熱し
た処、任意の形状の卵黄成形物を得た。
て、均一に混練後、蛋白糊を0.2 、0.5゜1.0
、2.0重量部と食塩を蛋白糊100重量部に対し5
,10,20.30重量部を加えて更によく混合整形後
、常温にて6時間放置し、90°Cにて10分間加熱し
た処、任意の形状の卵黄成形物を得た。
この場合、蛋白糊と食塩とが共に少ない方が脆さがあり
、添加量を多くすると半熟状の粘りのある卵黄成形物が
得られた。
、添加量を多くすると半熟状の粘りのある卵黄成形物が
得られた。
結果を次表に示す。
実施例 4
ムキエビ100重量部に対し、蛋白糊3重量部と食塩0
.5重量部とを添加混合したものと、同じムキエビ10
0重量部に対し、スリ身粉末3重量部と食塩0.5重量
部とを添加混合したものを各々生ゲル、加熱ゲルを形成
させて対比した処、蛋白糊の場合は硬さのあるゲルが生
成し、又各々5゜10.15%加水した時のゲルの保水
性はスリ身粉末より、蛋白糊の方が寧ろ良好であった。
.5重量部とを添加混合したものと、同じムキエビ10
0重量部に対し、スリ身粉末3重量部と食塩0.5重量
部とを添加混合したものを各々生ゲル、加熱ゲルを形成
させて対比した処、蛋白糊の場合は硬さのあるゲルが生
成し、又各々5゜10.15%加水した時のゲルの保水
性はスリ身粉末より、蛋白糊の方が寧ろ良好であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 微細な食品フレーク若しくは小片に、ゲル形成阻害
因子を除いた水晒しを行なわない動物筋原繊維を凍結状
態で粉砕乾燥した粉末蛋白質糊料(以下、蛋白糊と略記
する)0.2〜10重量%と食塩0.005〜4重量%
とを添加混合、整形し蛋白糊の変性により結着成形させ
る未加熱にて得られる微細食品の結着成形方法。 2 微細な食品フレーク若しくは小片に、ゲル形成阻害
因子を除いた水晒しを行なわない動物筋原繊維を凍結状
態で乾燥粉末とした蛋白糊0.2〜10重量%と食塩0
.005〜4重量%とを添加、混合、整形し更に60℃
以上の温度に加熱することにより蛋白糊を熱変性させる
加熱して得られる微細食品の結着成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54146436A JPS5858063B2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 微細食品の結着成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54146436A JPS5858063B2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 微細食品の結着成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5672653A JPS5672653A (en) | 1981-06-16 |
| JPS5858063B2 true JPS5858063B2 (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=15407616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54146436A Expired JPS5858063B2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 微細食品の結着成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5858063B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0191748A (ja) * | 1987-09-30 | 1989-04-11 | Kanebo Ltd | 成形食品の製法 |
| PL1703807T3 (pl) * | 2003-12-16 | 2012-03-30 | Proteus Industries Inc | Produkt żywnościowy i proces redukcji zawartości oleju i tłuszczu w obrabianej termicznie żywności |
-
1979
- 1979-11-14 JP JP54146436A patent/JPS5858063B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5672653A (en) | 1981-06-16 |
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