JPS589142B2 - スポ−ク用ステンレス鋼 - Google Patents

スポ−ク用ステンレス鋼

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JPS589142B2
JPS589142B2 JP50061105A JP6110575A JPS589142B2 JP S589142 B2 JPS589142 B2 JP S589142B2 JP 50061105 A JP50061105 A JP 50061105A JP 6110575 A JP6110575 A JP 6110575A JP S589142 B2 JPS589142 B2 JP S589142B2
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JP
Japan
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spokes
less
stainless steel
strength
steel
Prior art date
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Expired
Application number
JP50061105A
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English (en)
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JPS51137611A (en
Inventor
宗光彦
藤倉正国
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Publication of JPS589142B2 publication Critical patent/JPS589142B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自転車、オートバイなどに使用されるスポーク
として好適なステンレス鋼に関する.自転車、オートバ
イなどに使われているスポークは一般にJISG350
6に規定されている硬鋼線(中〜高炭素鋼)に電気亜鉛
メッキを施したものが使われているが、電気亜鉛メッキ
工程におけるコストアップ、公害の発生などが問題とな
っている.また一方において自転車、オートバイなどの
高級化指向は時代の趨勢であり、これにともなってスポ
ーク用材についても中炭素鋼からステンレス鋼化への要
求が高まっている。
スポーク用材料に要求される特性としては(1)耐食性
:JISZ2371に定められた塩水噴霧試験を3回行
ない、さびが発生しないこと。
(2)強度:スポークに加工後の首強度14番線(直径
1.97mm)で260kg以上、およびスポークに加
工後のくり返し曲げ破断までの回数が10回以上である
こと。
(3)伸線加工性が良好であること。
(4)遅れ破壊特性が良好であること。
などがあげられる。
そこで本発明者等はこれらの要求を満たすステンレス鋼
を開発するために種々検討の結果以下の組成および組織
状態とすることにより目的が達成できることを見い出し
た。
(1)炭素:0.10%以下、シリコン1.0%以下、
1 マンガン3〜5%、銅1.0%以下、クロム16〜
18%、残余鉄および不純物よりなる高強度ステンレス
鋼、および (2)焼入れ状態でマルテンサイトとフエライトとの2
相絹織をもつ炭素0.10%以下、シリコン1.0以下
、マンガン3〜5%、銅1.0%以下、クロム16〜1
8%,残余鉄および不純物よりなるスポーク用ステンレ
ス鋼である。
本発明によるスポーク用ステンレス鋼において合金成分
を前記に限定した理由を以下に示す.(1)炭素:0.
10%以下 炭素は鋼の強度を向上せしめるが、耐食性を劣化せしめ
るので0.10%以下に限定する。
強度と耐食性を満足する最良の範囲は0.04〜0.1
0%である。
(2)シリコン:1.0%以下 シリコンは溶解精錬時に脱酸剤として添加するが、1.
0%を越える含有は鋼の清浄度を低下せしめる。
(3)マンガン=3.0%〜5.0% マンガンは溶解精錬時に脱酸剤として添加すると共に、
オーステナイト形成元素として高温時のオーステナイト
+フエライト組織から焼入れ後、マルテンサイト+フエ
ライト組織に変態せしめるだめの重要な元素で、3%未
満では効果がなく、5%を越えると焼入れ時にオーステ
ナイトが残留するようになり強度が低下する。
(4)鋼:1.0%以下 銅は冷間加工性を改善する元素であり、1.0%以下の
範囲で含有せしめる。
(5)クロム:16〜18% クロムは銅の耐食性を得るために重要な元素で16%以
上含有せしめるが、18%を越えて含有せしめるとフエ
ライト相が多くなり期待する強度が得られなくなる。
(6)不純物 本発明スポーク用ステンレス鋼においてリン、イオウ、
ニッケル、モリブデン、窒素その他を不純物として含有
するが,冷間加工性、耐食性、強度および価格等を考慮
してリン、イオウはそれぞれ0.04%以下、ニッケル
は0. 5 %以下、モリブデンは0.2%以下、窒素
は0.05%以下とする必要がある。
なお、本発明スポーク用ステンレス鋼は前記の各成分を
バランスさせて高温時にオーステナイト+フエライト組
織を有し、焼入れ時にマルテンサイト+フエライト組織
を有するが、これは所要の耐食性、強度、加工性を得る
ために必要であって例えば焼入れ時にオーステナイトが
残留すれば強度が低下する。
したがって焼入れ時の組織は残留オーステナイトを実質
的に有しないマルテンサイト+フエライト組織であるこ
とが必要である。
また、本発明スポーク用ステンレス鋼の最終熱処理は9
50〜1025℃の温度範囲で行なうことが望ましい。
これは本発明スポーク用ステンレス鋼が約1000℃で
オーステナイト相が最大となり焼入れ時の組織がマルテ
ンサイト60〜75チ+フエライト40〜25%となっ
て、第1図に示すように強度(引張強さ)が最大値を示
すためである。
実施例 第1表に示す供試材を最終熱処理後スポーク(直径1.
97mm×長さ280mm)に加工して各試験に供した
第1表においてA,Bは本発明スポーク用ステンレス鋼
、Cは比較鋼でいずれも1000℃×30min−AC
の最終熱処理を施したものである。
またDはスポーク用として従来から用いられている硬鋼
線(JIS,SWRH57B)で電気亜鉛メッキ後試験
に供した。
第2表はこれらの供試材の各種試験結果を示すものであ
る。
なお、試験方法は以下のとおりである。
(1)14番線(直径1.97mm)のスポークの首部
を治具で固定して引張り破断したときの荷重を測定。
(2)JIS,Z2371にもとづく塩水噴霧試験を3
回行ない、さびの発生状況を観察。
○:さび発生なし△:さび少々発生 (3)曲げ半径4mmでスポークの90°曲げ部を一直
線一反対方向へ90°曲げ一直線とくり返し、破断まで
の回数を測定。
第2図は第1表のA材(本発明材)について冷間加工を
施した後、引張試験を行った結果について加工率と引張
強さの関係を示した図である。
また第3図は供試材AおよびDの0.1N,HCl水溶
液中での首部の遅れ破壊試験結果を示す。
以上の結果にあきらかなように、本発明によるスポーク
用ステンレス鋼は、スポークとして要求される各種特性
を充分満足し、しかも遅れ破壊特性は従来材である硬鋼
線に比較して優れた特性を有することを示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明鋼の引張強さに及ぼす熱処理温度の影響
を示す図、第2図は引張強さと冷間加工率との関係を示
す図、第3図は0.1N,HCl水溶液による首部の遅
れ破壊試験における破断時間一応力曲線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 C:0.10%以下、Si:1.0%以下、Mn:
    3〜5%、Cu:1.0%以下、Cr:16〜18%残
    余が実質的にFeからなり、マルテンサイトとフエライ
    トとの2相組織で構成されたことを特徴とするスポーク
    用ステンレス鋼。
JP50061105A 1975-05-23 1975-05-23 スポ−ク用ステンレス鋼 Expired JPS589142B2 (ja)

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JPS51137611A JPS51137611A (en) 1976-11-27
JPS589142B2 true JPS589142B2 (ja) 1983-02-19

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FR2700174B1 (fr) * 1993-01-07 1995-10-27 Gerard Jacques Materiaux et procedes pour la realisation de structures porteuses, et de leurs accessoires, a hautes caracteristiques mecaniques et corrosion, notamment dans le domaine du cycle.
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