JPS59114B2 - 電子楽器の楽音形成回路 - Google Patents
電子楽器の楽音形成回路Info
- Publication number
- JPS59114B2 JPS59114B2 JP53041637A JP4163778A JPS59114B2 JP S59114 B2 JPS59114 B2 JP S59114B2 JP 53041637 A JP53041637 A JP 53041637A JP 4163778 A JP4163778 A JP 4163778A JP S59114 B2 JPS59114 B2 JP S59114B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- envelope
- musical tone
- output
- rectangular wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は押鍵後の時間経過と共に音色の変化するような
電子楽器の楽音形成回路に関する。
電子楽器の楽音形成回路に関する。
自然楽器では楽音が急激に立上つてから徐々に減衰する
とき、周波数スペクトルが時間経過と共に変化してその
楽器特有の音色を形成している。例えばピアノのような
打弦楽器において速い打鍵をしたとき、音の立上りでは
多くの高調波を含んでいて、その後振幅が減少するに従
い含有されている高調波倍数が減少して行く。また遅い
打鍵のときは当初から高調波倍数が少なくなつている。
一方、従来の電子楽器では電子回路により高調波成分を
適宜含有させて楽音を得ている。第1図は電子楽器にお
ける従来構成を示す。鍵KYを押鍵したとき、その速度
又は強度に応じた出力をタッチレスポンス回路TRSよ
り得て、エンベロープ・信号形成回路EVPによりΞ角
形状のエンベロープ信号を得る。音源回路TGからの矩
形波はゲートGTにおいてエンベロープ信号による振幅
制御を受け、次にフィルタを含む楽音変換回路TCVに
より所望の楽音に変換されている。このような楽音形成
回路では音源TGからの矩形波が対称波形のとき偶数次
高調波を含まず、またゲートGTの出力波形図を見ると
判るように押鍵後の時間経過と共に振幅が変化するのみ
であるから、奇数次高調波含有量に変化が起らない。ま
た押鍵が弱い場合も破線で示すように当初の小振幅矩形
波から振幅が一方的に減少するのみであるから、押鍵後
の時間経過と共に音色の変化するような楽音を得ること
ができず、単調なものとなつていた。本発明の目的は前
述の欠点を改善し、比較的簡易な構成により押鍵後の時
間経過と共に音色の変化するような電子楽器の楽音形成
回路を提供することにある。以下図面に示す本発明の実
施例について説明する。
とき、周波数スペクトルが時間経過と共に変化してその
楽器特有の音色を形成している。例えばピアノのような
打弦楽器において速い打鍵をしたとき、音の立上りでは
多くの高調波を含んでいて、その後振幅が減少するに従
い含有されている高調波倍数が減少して行く。また遅い
打鍵のときは当初から高調波倍数が少なくなつている。
一方、従来の電子楽器では電子回路により高調波成分を
適宜含有させて楽音を得ている。第1図は電子楽器にお
ける従来構成を示す。鍵KYを押鍵したとき、その速度
又は強度に応じた出力をタッチレスポンス回路TRSよ
り得て、エンベロープ・信号形成回路EVPによりΞ角
形状のエンベロープ信号を得る。音源回路TGからの矩
形波はゲートGTにおいてエンベロープ信号による振幅
制御を受け、次にフィルタを含む楽音変換回路TCVに
より所望の楽音に変換されている。このような楽音形成
回路では音源TGからの矩形波が対称波形のとき偶数次
高調波を含まず、またゲートGTの出力波形図を見ると
判るように押鍵後の時間経過と共に振幅が変化するのみ
であるから、奇数次高調波含有量に変化が起らない。ま
た押鍵が弱い場合も破線で示すように当初の小振幅矩形
波から振幅が一方的に減少するのみであるから、押鍵後
の時間経過と共に音色の変化するような楽音を得ること
ができず、単調なものとなつていた。本発明の目的は前
述の欠点を改善し、比較的簡易な構成により押鍵後の時
間経過と共に音色の変化するような電子楽器の楽音形成
回路を提供することにある。以下図面に示す本発明の実
施例について説明する。
第2図は本発明の第1実施例を示す図でKSWは押鍵開
閉器、TRSはタッチレスポンス回路、EVPはエンベ
ロープ信号形成回路、TGは音源、DFCは占有比変化
回路、GTはゲート回路を示す。タッチレスポンス回路
TRSを形成するCR素子の充放電により得られたタッ
チレスポンス信号は、エンベロープ信号形成回路EVP
に印加され、そのダイオードとCR素子とにより公知の
動作で三角波状のエンベロープ波形が得られる。占有比
変化回路DFCは微分回路を形成するコンデンサCd、
抵抗Rd、波形の下半部のみを取出すダイオードD、信
号印加結合抵抗Re、Rcとで構成され、ゲート回路G
TはトランジスタQgと抵抗Rgとで構成されている。
第3図に動作設明用波形図を示す。
閉器、TRSはタッチレスポンス回路、EVPはエンベ
ロープ信号形成回路、TGは音源、DFCは占有比変化
回路、GTはゲート回路を示す。タッチレスポンス回路
TRSを形成するCR素子の充放電により得られたタッ
チレスポンス信号は、エンベロープ信号形成回路EVP
に印加され、そのダイオードとCR素子とにより公知の
動作で三角波状のエンベロープ波形が得られる。占有比
変化回路DFCは微分回路を形成するコンデンサCd、
抵抗Rd、波形の下半部のみを取出すダイオードD、信
号印加結合抵抗Re、Rcとで構成され、ゲート回路G
TはトランジスタQgと抵抗Rgとで構成されている。
第3図に動作設明用波形図を示す。
第3図秦において、実線はCd、Rdにより微分された
矩形波、破線は速い押鍵により得られたエンベロープ波
形を正負反転して画き、1点鎖線は遅い押鍵により得ら
れたエンベロープ波形を反転して画いてある。そしてト
ランジスタQgのベース電極において微分波形の電圧値
と、エンベロープ波形の電圧値とが正負打消し合うよう
な動作を行なう。時刻TOにおいて発生した微分パルス
は、速い押鍵により得られたエンベロープ信号と比較す
ると、時刻T1において同じ値となり、T1以後はエン
ベロープ信号の方が高電圧のためトランジスタQgは導
通する。(トランジスタQgの導通時におけるベース・
エミツタ間電圧は小さい値のため無視して設明する。)
したがつてTOTlの間だけトランジスタQgは非導通
となり、第3図Bに示す第1の短いパルスPllが得ら
れる。遅い押鍵のときは第3図Cに示すように第1の長
いパルスP2lが時刻TOとT2の幅となることは1点
鎖線のエンベロープ信号との関係で明らかである。第3
図Bに示す第2の短いパルスPl2は破線のようなエン
ベロープ信号のため、Pllより若干広い幅のパルスと
なる。Pl3以後も同様に幅広のパルスとなつて行く。
第3図Cに示す第2の長いパルスP22は1点鎖線のよ
うなエンベロープ信号のためP2lより幅が広く、P2
3以降は更に幅広となることは明らかである。トランジ
スタQgのコレクタ電極には抵抗Rgを介してエンベロ
ープ信号が印加されているので、コレクタ電極より得ら
れる波形はエンベロープ波形により電圧制御された増幅
出力となつて、Pll,Pl2,Pl3,・・・・・・
及びP2l,P22P23・・・・・・の各々がエンベ
ロープ波形のラ包絡線をもつて第2図に示すように得ら
れる。
矩形波、破線は速い押鍵により得られたエンベロープ波
形を正負反転して画き、1点鎖線は遅い押鍵により得ら
れたエンベロープ波形を反転して画いてある。そしてト
ランジスタQgのベース電極において微分波形の電圧値
と、エンベロープ波形の電圧値とが正負打消し合うよう
な動作を行なう。時刻TOにおいて発生した微分パルス
は、速い押鍵により得られたエンベロープ信号と比較す
ると、時刻T1において同じ値となり、T1以後はエン
ベロープ信号の方が高電圧のためトランジスタQgは導
通する。(トランジスタQgの導通時におけるベース・
エミツタ間電圧は小さい値のため無視して設明する。)
したがつてTOTlの間だけトランジスタQgは非導通
となり、第3図Bに示す第1の短いパルスPllが得ら
れる。遅い押鍵のときは第3図Cに示すように第1の長
いパルスP2lが時刻TOとT2の幅となることは1点
鎖線のエンベロープ信号との関係で明らかである。第3
図Bに示す第2の短いパルスPl2は破線のようなエン
ベロープ信号のため、Pllより若干広い幅のパルスと
なる。Pl3以後も同様に幅広のパルスとなつて行く。
第3図Cに示す第2の長いパルスP22は1点鎖線のよ
うなエンベロープ信号のためP2lより幅が広く、P2
3以降は更に幅広となることは明らかである。トランジ
スタQgのコレクタ電極には抵抗Rgを介してエンベロ
ープ信号が印加されているので、コレクタ電極より得ら
れる波形はエンベロープ波形により電圧制御された増幅
出力となつて、Pll,Pl2,Pl3,・・・・・・
及びP2l,P22P23・・・・・・の各々がエンベ
ロープ波形のラ包絡線をもつて第2図に示すように得ら
れる。
このような非対称矩形波であつて占有比の漸次変化する
波形から、楽音交換回路TCVにより所望の楽音を得る
と高調波含有量も時間経過と共に変化して自然楽器によ
り近い音色が得られる。第4図は本発明第2実施例を示
す図であつて、占有比変化回路はトランジスタQdとQ
eとを使用し互いにエミツタ結合することにより、トラ
ンジスタQdのベース電極に対し矩形波を微分した正半
波を印加している。
波形から、楽音交換回路TCVにより所望の楽音を得る
と高調波含有量も時間経過と共に変化して自然楽器によ
り近い音色が得られる。第4図は本発明第2実施例を示
す図であつて、占有比変化回路はトランジスタQdとQ
eとを使用し互いにエミツタ結合することにより、トラ
ンジスタQdのベース電極に対し矩形波を微分した正半
波を印加している。
したがつてトランジスタのQdとQeの各エミツタ電位
がQdのベース電極に応じて変化し且つトランジスタQ
eのベース電極にはエンベロープ信号が印加されるため
、トランジスタQeのコレクタ電極の出力は図に示す波
形となる。これを交流増幅器AMPにより増幅してから
楽音変換回路TCVに印加すれば良い。この実施例は占
有比変化回路と振幅を制御する回路とを一体化した場合
である。第5図は本発明の第3実施例を示す図である。
がQdのベース電極に応じて変化し且つトランジスタQ
eのベース電極にはエンベロープ信号が印加されるため
、トランジスタQeのコレクタ電極の出力は図に示す波
形となる。これを交流増幅器AMPにより増幅してから
楽音変換回路TCVに印加すれば良い。この実施例は占
有比変化回路と振幅を制御する回路とを一体化した場合
である。第5図は本発明の第3実施例を示す図である。
第5図における占有比変化回路DFCはトランジスタQ
d−Qeの共通エミッタ抵抗が負電源に接続されていて
、矩形波の微分出力とエンベロープ信号との差動増幅回
路を構成している。したがつてトランジスタQeのコレ
クタ出力は第3図のBまたはCに示すような波形であり
、第5図のゲート回路GTは電圧制御型増幅器となつて
エンベロープ波形により制御された波形が得られる。こ
のようにして本発明によると比較的簡易な構成により音
源からの矩形波について、その占有比をエンベロープ波
形に応じ、また押鍵の強さ、速さに応じて変化させてい
るため、押鍵後の時間経過と共に楽音出力に含有されて
いる高調波成分が変化し、更に押鍵状態によつて変化度
合が異なり、音色の変化は自然楽器に近いものが得られ
る。
d−Qeの共通エミッタ抵抗が負電源に接続されていて
、矩形波の微分出力とエンベロープ信号との差動増幅回
路を構成している。したがつてトランジスタQeのコレ
クタ出力は第3図のBまたはCに示すような波形であり
、第5図のゲート回路GTは電圧制御型増幅器となつて
エンベロープ波形により制御された波形が得られる。こ
のようにして本発明によると比較的簡易な構成により音
源からの矩形波について、その占有比をエンベロープ波
形に応じ、また押鍵の強さ、速さに応じて変化させてい
るため、押鍵後の時間経過と共に楽音出力に含有されて
いる高調波成分が変化し、更に押鍵状態によつて変化度
合が異なり、音色の変化は自然楽器に近いものが得られ
る。
第1図は電子楽器における従来の楽音形成回路の構成と
波形を示す図、第2図は本発明の第1実施例の構成と波
形を示す図、第3図は第2図の動作説明図、第4図、第
5図は本発明の第2・第3実施例の構成を示す図である
。 KY・・・・・・鍵、KSW・・・・・・押鍵開閉器、
TRS・・・・・・タツチレスポンス回路、EVP・・
・・・・エンベロープ信号形成回路、DFC・・・・・
・占有比変化回路、GT・・・・・・ゲート回路、TC
V・・・・・・楽音変換回路、TG・・・・・・音源。
波形を示す図、第2図は本発明の第1実施例の構成と波
形を示す図、第3図は第2図の動作説明図、第4図、第
5図は本発明の第2・第3実施例の構成を示す図である
。 KY・・・・・・鍵、KSW・・・・・・押鍵開閉器、
TRS・・・・・・タツチレスポンス回路、EVP・・
・・・・エンベロープ信号形成回路、DFC・・・・・
・占有比変化回路、GT・・・・・・ゲート回路、TC
V・・・・・・楽音変換回路、TG・・・・・・音源。
Claims (1)
- 1 押鍵の速度又は強度に応じた出力をタッチレスポン
ス回路出力より得てエンベロープ信号を形成し、音源か
らの矩形波を前記エンベロープ信号によつて振幅制御す
ることにより楽音を得る電子楽器の楽音形成回路におい
て、音源からの矩形波をエンベロープ形成回路からの出
力信号レベルに応じた占有比の矩形波に変換する占有比
変化回路を具備し、該占有比変化回路出力が振幅制御す
る回路に印加されることを特徴とする楽音形成回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53041637A JPS59114B2 (ja) | 1978-04-08 | 1978-04-08 | 電子楽器の楽音形成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53041637A JPS59114B2 (ja) | 1978-04-08 | 1978-04-08 | 電子楽器の楽音形成回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54133318A JPS54133318A (en) | 1979-10-17 |
| JPS59114B2 true JPS59114B2 (ja) | 1984-01-05 |
Family
ID=12613833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53041637A Expired JPS59114B2 (ja) | 1978-04-08 | 1978-04-08 | 電子楽器の楽音形成回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59114B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6134909U (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-04 | フルヤ工業株式会社 | 締付調節具 |
-
1978
- 1978-04-08 JP JP53041637A patent/JPS59114B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6134909U (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-04 | フルヤ工業株式会社 | 締付調節具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54133318A (en) | 1979-10-17 |
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