JPS5913655Y2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS5913655Y2
JPS5913655Y2 JP4018983U JP4018983U JPS5913655Y2 JP S5913655 Y2 JPS5913655 Y2 JP S5913655Y2 JP 4018983 U JP4018983 U JP 4018983U JP 4018983 U JP4018983 U JP 4018983U JP S5913655 Y2 JPS5913655 Y2 JP S5913655Y2
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JP
Japan
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vibrato
frequency
output
line
clock pulse
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JP4018983U
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JPS58175591U (ja
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征二 亀山
定明 江沢
達憲 近藤
宏徳 渡辺
徹 青山
清己 高氏
弘志 北川
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Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案は鍵盤の押鍵により発音されるべき楽音の基本周
波数が各鍵に割り当てられたキーデータにより読み出さ
れた周波数ナンバに比例するような電子楽器に自然で表
現力のよい遅延ビブラートを付加する回路を設けた電子
楽器に関するものである。
通常、バイオリン、ビオラ、チェ口等を演奏する場合、
ビブラートを付加しながら演奏することがよく行なわれ
る。
ビブラートは6〜8Hzの速度の楽音の周波数変調であ
り、その深さは楽音の基本周波数から±15〜±30セ
ント程度に亘っている。
極端に速いパッセージを演奏する際には、ビブラートは
付加しないが、緩やかなパッセージを演奏する際には弾
き初めは速度の遅い、浅めのビブラートから始まり、次
第に速く深くビブラートを成長させる奏法が用いられる
このようなビブラートの成長過程をもつものを「遅延ビ
ブラート」と称するものである。
従来の遅延ビブラート効果では1鍵ずつ順次ずらして押
圧して楽音を積み重ねる奏法において押圧した鍵の楽音
に対し個々にビブラート成長効果を付加することができ
ず、常に発音中のもの全体に付加する非独立方式の遅延
ビブラート効果であったため、細かい表現力に欠ける嫌
いがあった。
さらに従来はビブラート成長が達成されるまでの速度は
ビブラートの速度とは全く関連がなく積々のビブラート
の速度に対してビブラート成長が達成されるまでの速度
が一定であるため不自然な感じを免れなかった。
一方、1975年8月11日に出願された米国特許番号
第4085644号(1978年4月25日)で説明さ
れる電子楽器においては、マスタテ゛−タセットを算出
し、そのデータをバッファメモリに移し、該バッファメ
モリの内容を読み出すことにより楽音が発生される。
バッファメモリへのデータの転送は鍵盤のキーが押され
る度に行なわれ、発生された楽音の基本周波数は押圧し
たキーにより選択される周波数ナンバRに比例する。
楽音の基本周波数を周波数ナンバRに基づいて発生する
装置は1975年11月24日に出願された米国特許番
号第4067254号(1978年1月10日)に詳細
に説明されている。
本考案の目的は上述の押鍵により発音される楽音の基本
周波数が各鍵のキーデータにより読み出された周波数ナ
ンバに比例する電子楽器に自然で表現力のよい遅延ビブ
ラートを付加する回路を設けた電子楽器を提供すること
である。
前記目的を達成するため、本考案の電子楽器は鍵盤の押
鍵により発音されるべき楽音の基本周波数が各鍵に割り
当てられたキーテ゛−夕により読み出された周波数ナン
バに比例するような電子楽器において、クロックパルス
発生器の出力クロックパルスを入力とするクロックパル
ス周波数スケーラと、カウンタと、ビブラートデータの
開始を指示する信号を検出するビブラート開始検出回路
と、メモリ読出し制御回路と、該読出し制御回路の出力
で読出されビブラート成長データとビブラートデータ夕
とを格納する周波数変調データメモリとを具え、前記ク
ロックパルス周波数スケーラの出力を前記カウンタに入
力し、前記カウンタの出力を前記メモリ読出し制御回路
とビブラート開始検出回路に入力するとともに、前記ク
ロックパルス周波数スケーラに制御信号として入力し、
その出力より前記カウンタの計数値に応じて速度制御さ
れたパルス列を発生し、前記カウンタの計数進展に応じ
て前記周波数変調データメモリから前記速度制御された
パルス列の関数で前記ビブラート成長データを漸次変化
させて読出していき、前記ビブラート開始検出回路の出
力信号発生に応動して前記カウンタの計数範囲が制御さ
れて前記クロックパルス周波数スケーラの出力を一定速
度のパルス列とし、前記周波数変調データメモリから前
記一定速度のパルス列の関数で前記ビブラートデータを
読出し、前記周波数変調データメモリの出力に関連して
周波数ナンバが変化することを特徴とするものである。
以下本考案の原理と実施例につき詳述する。
遅延ビブラート効果の発生過程を述べると、押鍵により
選択された音は、最初は速度の遅い浅めのビブラートで
開始され、十分なビブラートの速度と深さが達成される
まで徐々にビブラートの成長が続く。
成長じたビブラートは鍵が離された後発音が停止するま
で続く。
以下の説明では成長段階のビブラートを「ビブラート成
長」または「ビブラート成長効果」と称し、成長後のビ
ブラートを単に「ビブラート」または「ビブラート効果
」と称する。
本考案では各鍵の基本周波数が各鍵に割り当てられたキ
ーデータの周波数ナンバRに比例する電子楽器の場合、
ビブラートを付加するため、この周波数ナンバRの代り
に周波数の変調データ■に基づいて修正を加えた修正周
波数ナンバRmを用いる。
周波数の変調テ゛−夕Vは周波数ナンバRの分数値であ
る偏位周波数ナンバR′を発生するのに用いられる。
この偏位周波数ナンバR′をもとの周波数ナンバRに加
減算することにより修正周波数ナンバRmを得て前述の
ビブラート成長とビブラートを行なう。
この過程を第1図と下記第1表により説明する。
第1図において、キーが押圧された時刻t。
より時刻t3までがビブラート成長であり、時刻t3以
後がビブラートである。
図中に32の番号を付したところの偏位周波数ナンバR
′を発生させるため、変調デ゛−タ■がその符号ピッ1
−である士■とともに第1表のような5ビツト32ワー
ドメモリとして用意されている。
ビブラート成長のためのデータがビブラート成長テ゛−
夕、ビブラートのためのテ゛−夕がビブラートデータで
ある。
このうちビブラートデータ夕はビブラートの半周期分だ
けが用意されている。
ビブラート効果の実現はこのメモリの25ワードから3
2ワードを繰返し読み出し、各繰返し毎に符号ビットの
状態を反転させる操作を行なうことにより完全なビブラ
ート周期Tvを実現する。
もし第1−表のメモリを1種類のクロックパルスで読み
出したなら、弾き始めは速度の遅い浅いビブラートから
始まり、次第に速く深くビブラートを成長させるといっ
た遅延ビブラート効果は得られず、第2図に示すような
立上りのなめらかなビブラート効果が得られるのみで゛
ある。
1種類のクロックパルスで読み出すことにより、遅延ビ
ブラート効果を得ようとするならば周波数変調データを
収納するメモリはずっと大きな容量のものが必要となる
この問題を第1図に示すように周期の異なるクロックパ
ルスをビブラート成長の期間に適用することで解決して
いる。
すなわちt。
−11は周期To、t1〜t2は周期T1.t2〜t3
は周期T2.t3以後は周期T3の各クロックパルスを
使用する。
勿論、周期が時間の関数である周期T (t)というク
ロックパルスを使用することも可能である。
以下、上述の原理に基づいた本考案の構成と動作の詳細
説明を行なう。
第3図は本考案の実施例の遅延ビブラート回路30の詳
細説明図であり、たとえば米国特許番号第408564
4号(1978年4月25日)と同様の電子楽器に付加
して用いられる。
この種の電子楽器は大略すれば、キースイッチ1とこれ
に関連する周波数ナンバメモリ4とを具えている。
任意のキーが押圧されると周波数ナンバメモリ4はライ
ン14上に、選択された音の基本周波数に対応する周波
数ナンバRを送出する。
このような電子楽器においては周波数ナンバRに比例し
た周波数を発生し、この周波数でバッファメモリの内容
を読み出して楽音に変換する。
これに遅延ビブラートを付加する場合は、周波数ナンバ
Rの代りに修正周波数ナンバRmが電子楽器で使用され
る。
ライン17を介してRmが電子楽器に送出される。
米国特許番号第4067254号(1978年1月10
日)で詳細に説明されるように、ライン17上の修正周
波数ナンバRmは電子楽器の周波数発生部へ送出される
周波数発生部ではRmはD−A変換器によりアナログ電
圧に変換される。
このアナログ電圧値が電圧制御発振器(VCO)の制御
電圧として印加されることにより、選択された音の基本
周波数の遅延ビブラー1へ効果が付加された状態の発音
周波数に比例するような周波数がvCOの出力に得られ
、この出力がバッファメモリの内容を楽音に変換するた
めに使用される。
偏位周波数ナンバR′は変調テ゛−タVがライン14上
のRと乗算器5で乗算されることにより得られ、ライン
15上に送出される。
ライン15上のR′は補数器6で符号ビット±■により
制御されライン16上に±R′を送出する。
このようにして得られたライン16上の±R′は加算器
7でライン14上のRに加算される。
その和は修正周波数ナンバRmとしてライン17上に送
出される。
点線で囲んだ部分30が遅延ビブラート付加回路であり
、±R′の値の変化が遅延ビブラート効果を発生するよ
うに制御する部分である。
いま、第1図の場合を例にとり遅延ビブラート付加9回
路30の概略を説明する。
周波数変調テ゛−タメモリ15には第1表のような内容
が収納されているものとする。
速度制御回路10はライン110を介してクロックパル
ス発生器11の出力であるライン111上の発振周波数
を制御する。
ラインl 11上の周波数は遅延ビブラート全体の速度
を決定する。
すなわち周期T。
、T1.T2.T3といったクロックパルスはラインl
11上の信号に基づいてクロックパルス周波数スケー
ラ12の出力で゛あるライン112に送出されるからで
゛ある。
クロックパルス周波数スケーラ12はカウンタ13の出
力であるライン113上の信号により制御される。
カウンタ13はメモリ読み出し制御回路14ヘライン1
13を介してアドレス信号を送る。
メモリ読み出し制御回路14はこれをデコードして周波
数変調データメモリ15からアドレス信号に従ったデ゛
−夕を読み出し、ライン115.115’上に送出する
ビブラート開始検出回路16はライン113上に送出さ
れたアドレス信号からビブラートが開始されるアドレス
を検出し、RSフリップフロップ17をセットするよう
ライン116上にパルスを送出する。
これによりRSフリップフロップ17のQ端子出力で゛
あるラインl 17上の信号は“・L゛(低レベル)か
ら“H゛(高レベル)へ状態を変える。
ライン117上の信号はORゲート18の出力で゛ある
ライン118を介してカウンタ13を制御する。
すなわちライン118上の信号が“H”となることによ
り、カウンタ13からライン113を介してメモリ読み
出し制御回路14へ送出されるアドレス信号は周波数変
調テ゛−タメモリ15からビブラートデータだけを繰返
しライン115.115′上に送出するよう制御する。
一方、ライン118が“H”となることによりANDゲ
ート19がオンとなり、カウンタからの出力ライン11
3′上の信号がライン119上に送出される。
ラインl 19上の信号は周波数変調テ゛−タメモリ1
5からの符号ビット出力で゛あるライン115′上の信
号とORゲート20で論理和がとられ、新たな符号ビッ
トとしてラインl 20上に送出される。
以上の第3図の実施例ではビブラート成長からビブラー
トへ円滑に移行するように、カウンタ13の計数と周波
数変調データメモリ15からの読み出しとの間に有効に
関連性をもたしている。
第4図は第1図と関連して第3図のカウンタ13の各段
の出力Q1〜Q5および各部のタイムチャートを示す。
ビブラートの半周期分のデータである第1表の25ワー
ドから32ワードの読み出しをQ4の状態変化周期に一
致させである。
すなわち、Q4がビブラートを実施する際の符号ビット
として使用でき、従って符号ビットのために特別なもの
を用意する必要がない。
勿論第1表にビブラートの1周期分のデータを用意すれ
ば上述符号ビットにとられれることなく、また自由にビ
ブラート波形を選択することができる。
一方第1表からのビブラートデータ夕の読み出しは繰返
し行なわれる必要がある。
都合のよいことに25ワードから32ワードの間を繰返
し読み出すには、同図に示すQ4.Q5をも以後44
H11に保持した信号Q41□、Q5H,をQ□、Q2
゜Q3とともに、ライン113を介してメモリ読み出し
制御回路14へ送出すればよい。
カウンタ13への入力クロックパルスの切換えはライン
113上のQ4H、Q5H信号でクロックパルス周波数
スケーラ12を制御することにより行なわれる。
すなわち、Q4H” Q5H”L“のとき周期T。
、 Q4H=“H??、Q5H== 44 L”のとき
周期T1. Q4T1: ’“L“”、 Q5H“H%
%のとき周期T2.Q4H=Q5H=“H゛のとき周期
T3の各クロックパルスをクロックパルス周波数スケー
ラ12はライン112へ送出する。
いよ各周期の比をT。
: Tl : T2 : T3= 8 :4:2:1と
して遅延ビブラート付加回路30内の主要ブロック内の
回路構成および詳細な動作を説明する。
第5図は遅延ビブラート付加回路30内のクロックパル
ス周波数スケーラ12の回路構成を示す。
クロックパルス発生器11で発生された周期T3のクロ
ックパルスはライン111を介しフリップフロップ12
−1.12−2.12−3でb分周され、各段の出力に
周期T2.T1.Toのクロックパルスを発生する。
一方ライン113を介して入力されたQ4H、Q5H信
号をデコーダ12−4は下記第2表に示すように復号し
、ANDゲート群12−5のいずれかをオンにし、OR
ゲート12−6へQ4H、Q5H信号に対応した周期の
クロックパルスを送出する。
第6図は第3図のカウンタ13およびビブラート開始検
出回路16の回路構成を示す。
ライン112上のクロックパルスはフリップフロップ1
3−1.13−2.13−3.13−4.13−5で恥
分周され、各段の出力にQl、Q2.Q3.Q4.Q5
を発生する。
Q4はビブラート時の符号ビットのためにライン113
′上に送出される。
Q4.Q5はORゲート13−6.13−7でビブラー
ト効果となるt3以後“H9tどなるライン118上の
信号によりQ4H、Q5H信号に変換され、Ql、Q2
.Q3とともにライン113上に送出される。
また、NOTゲートとANDゲートから成るビブラート
開始検出回路16はビブラートの半周期毎に各段出力Q
1〜Q3.Q4□。
Q5Hよりパルスをライン116上に送出する。
第3図に戻り、時刻t。
でキースイッチ1においてキーが押圧されると押圧キー
に対応した周波数ナンバRが周波数ナンバメモリ4から
ライン14上に出力され始める。
一方ORゲート2からキ・−押圧信号が発生し、単安定
マルチバイブレータ3をトリガする。
単安定マルチバイブレータ3はライン13上にパルスを
発生しRSフリップフロップ17をリセットし、その出
力で゛あるラインl 17の信号を“Lo“にする一方
、カウンタ13をリセットしQ1〜Q5をすべて“L”
とする。
ラインl 17上の信号が“L”であるからORゲート
18の出力であるライン118上の信号も“L”となり
、ANDゲート19をオフとする一方、カウンタ13内
のORゲート13−6.13−7の出力Q4H,Q5H
にはQ4 。
Q5がそのまま出力される。
Q4H9Q5Hはともに“L”なので゛カウンタ13へ
の入カクロツクスパルスは周期t。
となる。カウンタの計数が進むに従って、メモリ読み出
し制御回路14からは読み出しパルスがライン114上
に送出され、第1図に示すように、周波数変調データメ
モリ15のワードを1゜2、 3. 4・・・・・・と
いう順序で読み出す。
ライン115上には変調データ■1.v2.■3.v4
の各ビットが送出され、ライン115′上には符号ビッ
ト±■が送出される。
1ワードから24ワードまでは符号ビットがANDゲー
ト19がオフされてラインl 19上の信号が“L”な
ので、そのままORゲート20を介しライン120へ送
出される。
補数器6は符号ビットが“H”のときはライン15上の
偏位周波数ナンバR′を2の補数に変換して−R′を、
“L”のときはそのままライン16上に送出する。
時刻t1を過ぎるとQ4Hが“H”、 Q5Hが“L”
となりカウンタ13への入力クロックパルスは周期T1
となる。
カウンタの計数がさらに進み、時刻t2を過ぎるとQ4
Hが“L”、 Q5Hが“H”となり、カウンタ13へ
の入力クロックパルスは周期T2となる。
さらにカウンタ13の計数が進み、時刻t3を過ぎると
Q4H9Q5Hともに“H”となり、カウンタ13への
入力クロックパルスは周期T3となる。
同時にビブラート開始検出回路16からパルスがライン
116上に発生し、RSフリップフロップ17をセット
する。
これによりラインl 17およびl 18が“R99と
なり、ANDゲート19をオンとする一方、カウンタ1
3内のORゲート13−6,13−7にもこの信号が送
られるので、これ以後Q4H、Q5Hは“H”を保持す
ることとなる。
ライン113′上のQ4はANDゲート19を介しライ
ン119へ送出される。
Q4H5Q5Hが“R99を保持することから、これ以
後の周波数変調データメモリ15からの読み出しは、2
5ワードから32ワードまでを繰返すこととなる。
一方この時の符号ビットとなるラインl 19上のQ4
がORゲート20を介しライン120へ出力される。
第7図は第3図の乗算器5の詳細説明図である。
たとえば、周波数ナンバRは12ビツト2進数r1〜r
1□で構成できる。
乗算器5では上位5ビツトであるr8〜r1□が使用さ
れ、適宜ANDゲート群5−1〜5−4へ並列に入力さ
れる。
5−1,5−2.5−3−5−4はそれぞれ変調データ
v4゜v3.v2.■、の各信号により制御され、その
出力はそれぞれ周波数ナンバRに対し、およそR/12
8゜R/256. R1512,R/1024の値に対
応する。
これらの出力は加算器5−5. 5−6. 5−7で加
算され、加算器5−7の出力にr″1〜r″6が得られ
る。
変調データv (vl 〜V4 )とr″1〜r″6と
の関係を第3表に示す。
第3表から明らかなように変調テ゛−夕Vの値に比例し
た基本周波数からのセントすれが正方向、負方向いずれ
においても達成でき、■の値を適宜選択することにより
、自由に周波数変調効果を付加することができる。
このようにして得られたr//、〜r″6は変調深さD
EPスイッチ5−9により制御されるシフトゲート5−
8へ入力される。
DEP・スイッチは周波数変調の深さを決めるものであ
る。
V1側へオンすればr“1〜r″6がそのままライン1
5上にr/1〜r/6として出力されるが、■2側ヘオ
ンすればr″1がr/2へ、r″2がr/3へ、・・・
・・・・・・という具合に2倍されてライン15上に出
力されるので、基本周波数からのセントずれも2倍近く
拡大され、より深い周波数変調効果が得られる。
図示はしないがr″2がr/1へ、r″3がr/2へ・
・・・・・というように出力される同様のシフトゲート
を設ケレハ、%倍されて出力されるのでセントずれもH
に縮小され、浅めの周波数変調効果が得られる。
このようなシフ)−ゲートは補数器6の出力を制御する
ように配置しても勿論よい。
一方、このような周波数変調深さの調節は周波数変調デ
ータメモリ15と乗算器5との間に新たな乗算器を設け
て変調データ■の値を深さ調節データにより制御するこ
とによっても達成できる。
以上記述したようにして遅延ビブラート効果が実現でき
る。
もしビブラート成長の部分が不要でビブラート効果だけ
得たいならば第3図のビブラートVIBスイッチ32を
オンにすればよい。
これによりORゲート18を介したライン118上の信
号は“H”となりビブラート効果のみが付加される。
第8図は第3図の遅延ビブラート付加回路30内の点線
で囲んで示したクロックパルス発生部31の他の実施例
である。
単安定マルチバイブレーク3からの出力で゛あるライン
13上のパルスが時定数回路21へ入力される。
時定数回路21はその出力ランイl 21へ時定数曲線
に従った電圧を発生する。
これが定常時のビブラート速度を決定する速度制御電圧
発生器22からの出力であるライン122上の電圧と電
圧加算器23で加算される。
この加算電圧がライン123上に送出され電圧制御発振
器24を制御する。
電圧制御発振器24の出力であるライン124上の信号
には最初低い周波数であり次第に周波数が高くなるとい
った遅延ビブラートに適したクロックパルスが得られる
これをカウンタ13への入力クロックパルスとするもの
である。
第9図は1キーずつ順次ずらして押圧して、楽音を積み
重ねる奏法において、押圧したキーの楽音に対し個々に
ビブラート成長を付加する独立方式の遅延ビブラート効
果を実現する場合の実施例である。
いまキースイッチ1から押圧キーに対応したキーデータ
が同時に最大に種、その出力ライン11−1.11−2
・・・、11−にへ出力されるとする。
それぞれの出力に対し遅延ゼブラート付加回路30−1
.30−2.・・・、30−kが用意される。
これらはキースイッチ1からのキー押圧信号によりトリ
ガされる単安定マルチバイブレータ3−1. 3−2.
・・・、3−にのそれぞ゛れの出力パルスにより動作す
る。
各遅延ビブラート付加回路がら得られた変調データV(
i) (i=1. 2.・・・、にとする。
以下同様)はデータセレクタ26で、符号ビット±v
(i)はデータセレクタ27で、時分割制御信号発生器
29からライン129上に送出される時分割信号により
シリアル信号に変換され、それぞれ乗算器5、補数器6
へ送出される。
一方ライン11上にキーデータもデータセレクタ25に
よりラインl 29上の時分割信号でシリアル信号に変
換され、ライン125に出力される。
これを新たに設けたメモリ読み出し制御回路28が復号
し、対応する周波数ナンバRを周波数ナンバメモリ4か
ら読み出す。
こうしてラインI4上に読み出される周波数ナンバR(
i)は乗算器5および補数器6で上述の変調データv
(i)および符号ビット±v (i)と時間的に同期が
とられて処理され、ライン16上に偏位周波数データ±
R’(i)を発生する。
加算器7では±R’(i)とライン14上のR(i)と
の和がとられ、修正周波数ナンバRm(i)をライン1
7上に送出する。
Rm(i)はライン129上の時分割信号ともども周波
数発生部へ送られ、周波数発生部において直列−並列変
換されたRm(1)、Rm(2)、 ・・、 Rm(k
)をもとに、独立した遅延ビブラートが発生される。
第9図ではクロックパルス発生器11および速度制御回
路1oを遅延ビブラート付加回路30−1..30−2
.・・・、30−kにそれぞれ設けたが、これを取出し
て共通に使用しうろことは言うまで゛もない。
第10図は独立方式の遅延ビブラート効果を実現する他
の実施例の説明図である。
同図では、便宜上周波数変調データメモリ15には1周
期分のビブラートテ゛−夕が格納されているとする。
第9図で個々に用意した遅延ビブラート付加回路30−
1.30−2.・・・、30−kから、メモリ読み出し
制御回路14、周波数変調データメモリ15、クロック
パルス周波数スケーラ12中のh分周器12−1.12
−2.12−3.クロックパルス発生器11.速度制御
回路10を共通に使用するために取り出した残りの回路
を新たに遅延ビブラート付加回路30’として用意する
クロックパルス周波数スケーラ12中のち分周器群はク
ロックパルス発生器11中に設けることにする。
結局、クロックパルス発生器11からはその出力ライン
111−1. l 11−2.111−3.111−4
にそれぞれ同期T。
、T□、I2.I3のクロックパルスが送出される。
これらのクロックパルスは遅延ビブラート付加回路30
’−1、30’−2、・・・、30’−kにそれぞれ入
力される。
従って遅延ビブラート付加回路30′内のクロックパル
ス周波数スケーラ12はデコーダ12−4、ANDゲー
ト群12−5、ORゲート12−6より構成され、ライ
ンl 11−1. l 11−2゜111−3. 11
1−4がANDゲート群12−5の対応する入力端子へ
接続される。
遅延ビブラート付加回路30′からはメモリ読み出し制
御回路14へ送出するアドレス信号がライン113−1
,113−2.・・・、113−に上に送出される。
これらのアドレス信号はデータセレクタ31においてラ
イン129上の時分割信号でシリアル信号に変換されラ
インl 31上にライン113(i)の信号として送出
される。
メモリ読み出し制御回路14ではラインI 31上のラ
インl 13 (i)の信号を復号して、周波数変調テ
゛−タメモリ15より変調データv (i)、符号ビッ
ト±v (i)を読み出し、それぞれ乗算器5、補数器
6へ送出する。
以下第9図の実施例と同様に処理される。
以上説明したように、本考案によれば、鍵盤の押鍵によ
り発音されるべき楽音の基本周波数が各鍵のキーコード
をもとに読み出した周波数ナンパに比例するような電子
楽器において、前記周波数ナンバにあらかじめ用意され
たメモリの内容に従って分数周波数ナンバを加減算し、
前記メモリの各ワードの読み出し時間を変化させること
により遅延ビブラート効果を得るものである。
このような構成をとることにより遅延ビブラート速度お
よび深さを自由に選択できるので自然な遅延ビブラート
効果が容易に得られる。
また、1鍵ずつ順次ずらして押圧して楽音を積み重ねる
奏法においても、押圧した鍵の楽音に対し従来と異なり
個々に独立して遅延ビブラートを付加することができる
から自然で微妙な遅延ビブラート効果が得られ表現力を
増大する。
また、速度制御が遅延ビブラーI・全体に亘って均一に
行なうことができるので、速い遅延ビブラートのときは
ビブラート成長も速く、また遅延ビブラートのときはビ
ブラート成長も遅く達成できるので自然な遅延ビブラー
ト効果が得られる。
さらに、本考案の構成においてはすべてテ゛ジタル素子
が用いられているため、集積回路化、小形化に適合して
いるという利点もあげられる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の原理説明図、第3図は本考案
の実施例の構成を示す説明図、第4図は第3図の実施例
のタイムチャート、第5図〜第7図は第3図の実施例の
要部の詳細説明図、第8図〜第10図は本考案の他の実
施例の構成を示す説明図であり、図中、1はキースイッ
チ、3は単安定マルチバイブレータ、4は周波数ナンバ
メモリ、5は乗算器、6は補数器、7は加算器、10は
速度制御回路、11はクロックパルス発生器、12はク
ロックパルス周波数スケーラ、13はカウンタ、14゜
28はメモリ読み出し制御回路、15は周波数変調テ゛
−タメモリ、16はビブラート開始検出回路、17はR
Sフリップフロップ、21は時定数回路、22は速度制
御電圧発生器、23は電圧加算器、24は電圧制御発振
器、25.26.27.31はテ゛−タセレクタ、29
は時分割制御信号発生器、30,30−1〜30−k。 30’−1〜30’−には遅延ビブラート付加回路を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍵盤の押鍵により発音されるべき楽音の基本周波数が各
    鍵に割り当てられたキーデータにより読み出された周波
    数ナンバに比例するような電子楽器において、クロック
    パルス発生器の出力クロックパルスを入力とするクロッ
    クパルス周波数スケーラと、カウンタと、ビブラートデ
    ータの開始を指示する信号を検出するビブラート開始検
    出回路と、メモリ読出し制御回路と、該読出し制御回路
    の出力で読出されるビブラート成長テ゛−夕とビブラー
    トデータとを格納する周波数変調データメモリとを具え
    、前記クロックパルス周波数スケーラの出力を前記カウ
    ンタに入力し、前記カウンタの出力を前記メモリ読出し
    制御回路とビブラート開始検出回路に入力するとともに
    、前記クロックパルス周波数スケーラに制御信号として
    入力し、その出力より前記カウンタの計数値に応じて速
    度制御されたパルス列を発生し、前記カウンタの計数進
    展に応じて前記周波数変調データメモリから前記速度制
    御されたパルス列の関数で前記ビブラート成長データを
    漸次変化させて読出していき、前記ビブラート開始検出
    回路の出力信号発生に応動して前記カウンタの計数範囲
    が制御されて前記クロックパルス周波数スケーラの出力
    を一定速度のパルス列とし、前記周波数変調テ゛−タメ
    モリから前記一定速度のパルス列の関数で前記ビブラー
    トデータ夕を読出し、前記周波数変調データメモリの出
    力に関連して周波数ナンバが変化することを特徴とする
    電子楽器。
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