JPS59194155A - 自動変速機の変速制御方法 - Google Patents

自動変速機の変速制御方法

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JPS59194155A
JPS59194155A JP58068802A JP6880283A JPS59194155A JP S59194155 A JPS59194155 A JP S59194155A JP 58068802 A JP58068802 A JP 58068802A JP 6880283 A JP6880283 A JP 6880283A JP S59194155 A JPS59194155 A JP S59194155A
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JP
Japan
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gear
shift
speed
valve
lock
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JP58068802A
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Inventor
Tsuyoshi Yoshida
強 吉田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一方向クラッチを有する歯車変速機構を備える
自動変速機の変速制御に関する。
たとえば特願昭54−11192号に開示された電子制
御自動変速機では、直結クラッチ付のトルクコンバータ
に接続された油圧回路の複数個のソレノイド弁を電子制
御装置で開閉制御して、ソレノイド弁の開閉の組合せで
変速段を設定する。
上記特許出願の自動変速機では、従来3速(第3速まで
の車)あるいはオーバドライブ(第4速オーバドライブ
を有する車)のある速度以上でロックアツプしていた所
を、各変速段にてロックアツプ可能としトルクコンバー
タによる変速効果が効力を発揮する領域ではトルクコン
バータ状態として動力制能の低下を防止し、効力を発揮
せぬ領域ではロックアツフ状態とし、さらに以上のロッ
クアツプ制御を各変速段に適用してロックアツプの使用
製広範囲として燃費を有利にしている。
この自動変速機では、Dレンジにおいて、3速およびオ
ーバドライブではアクセル解放時にエンジンブレーキが
かかる。しかし、2速ではエンジンブレーキはかからな
い。
市街地や高速道路などで、燃費向」〕のために慣性走行
を行なおうとすると、Nレンジに入れる必要があり、慣
性走行するために手数がかかり、慣性走行をしにくい。
本発明は慣性走行の操作性を向上することを目的とする
。
この目的を達成するため本発明においては、一方向クラ
ッチにより2速ではエンジンブレーキがかからないこと
に着目して、Dレンジでパワーオフ(スロットル開度が
アイドル回転相当値)のときに、スイッチで慣性走行が
指示されていると、変速段を2速に設定する。
これによれば、上述のように2速ではエンジンブレーキ
がかからず、ニュー1〜ラル状態で慣性走行する。ドラ
イバはワンタッチアクションなどでスイッチを慣性走行
指定に操作すればよいので、操作は極く簡単である。ア
クセルを踏込むと慣性走行条件が成立しないので、変速
段は、車の走行状態およびエンジンの動作状態に応じた
所定の速度段に自動設定される。
以下に添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、制御対象であるオーバドライブ装置付流体式
自動変速機の一例を示す概略図である。
この自動変速機は直結クラッチ付のトルクコンバータ1
.オーバドライブ機構2.前進3段で後進が1段の歯車
変速機構3を含んでおり、i−ルクコンバータ1はポン
プ5.タービン6およびステータ7を含む周知のもので
あり、ポンプ5は機関クランク軸8と連結され、タービ
ン6はタービン軸9に連結されている。タービン軸9は
1−ルクコンバータ1の出力軸をなすものであり、これ
はまたオーバドライブ機構2の入力軸となっており、オ
ーバドライブ機構における遊星歯車装置のキャリア10
に連結されている。また機関クランク軸8とタービン軸
9の間には直結クラッチ50が設けられており、直結ク
ラッチ50作動時には機関クランク軸8とタービン軸9
を機械的に連結する。
キャリア10によって回転可能に支持されたプラネタリ
ピニオン14はサンギア11およびリングギア15と噛
み合っている。サンギア11とキャリア10の間には、
オーバドライブ多板クラッチCoとオーバドライブ一方
向クラッチF。が設けられており、更にサンギア11と
オーバドライブ3− 機構を包含するハウジングあるいはオーバドライブケー
ス16の間にはオーバドライブ多板ブレーキBoが設け
られている。
オーバドライブ機構2のリングギア15は、歯車変速機
構3の入力軸23に連結されている。入力軸23と中間
軸29の間にはフロント多板クラッチC1が設けられて
おり、また入力軸23とサンギア軸30の間にはリバー
ス用の多板クラッチC2が設けられている。サンギア軸
30とトランスミッションケース18の間には多板ブレ
ーキB1と一方向りラッチF1を介して多板ブレーキB
2が設けられている。サンギア軸30に設けられたサン
ギア32はキャリア33.該キャリアによって担持され
たプラネタリピニオン34.該ピニオンと噛合ったリン
グギア35.他の−っのキャリア36.該キャリアによ
り担持されたプラネタリピニオン37.該ピニオンと噛
合うリングギア38と共に二列の遊星歯車機構を構成し
ている。
一方の遊星歯車機構におけるリングギア35は中間軸2
9と連結されている。またこの遊星歯車機4− 構におけるキャリア33は他方の遊星歯車機構における
リングギア38と連結されており、これらキャリアおよ
びリングギアは出力軸39と連結されている。また該他
方の遊星歯車機構におけるキャリア36とトランスミッ
ションケース18の間には多板ブレーキB3と一方面ク
ラッチF2が設けられている。
かかるオーバドライブ装置付流体式自動変速機は、以下
に詳細に説明される油圧制御装置によりエンジンの出力
および車の速度に応じて各クラッチおよびブレーキの係
合または解放が行なわれ、オーバドライブ(0/D)を
含む前進4段の変速または手動切換による後進1段の変
速を行なうようになっている。
変速ギア位置とクラッチおよびブレーキの作動状態を第
1表に示す。第1表で○は各クラッチおよびブレーキが
係合状態にあり、また×はそれらが解放状態にあること
を示す。
上記自動変速機のクラッチC8,C,、C2およびブレ
ーキBO+ B 1 + B2 + B3およびトルク
コンバータの直結クラッチ50を選択的に作用させ、自
動変速操作を行なう油圧回路を第2図に示す。この第2
図に示す油圧回路は油溜め100.油ポンプ101.圧
力調整弁102.補助圧力調整弁103.カットバック
弁190.スロッ)−ル弁200.マニュアル弁210
.1.−2シフト弁220.2−3シフ1−弁230.
3−4シフト弁240.ローコーストモジュレータ弁2
50.インタミゾイエイトコーストモジュレータ弁25
5.アキュムレータ弁260 、270 、280 、
チェック弁材流量制御弁290.300,305,31
0.ソレノイド弁320,330.デュアルシーケンス
弁340.クーラバイパス弁350.ロックアツプクラ
ッチコントロール弁360.ロックアツプコントロール
ソレノイド弁370、およびこれら弁間とクラッチ、ブ
レーキの油圧をサーボ連絡する油路からなる。
油溜め100より油圧ポンプ10】により汲み上げられ
た作動油は圧力調整弁102で所定の油圧(ライン圧)
に調整されて油路104および油路103′ へ供給さ
れる。油路10 :l ’  を経て補助圧力調整弁1
03に供給された圧油はスロットル弁200のスロット
ル圧に応じ所定のトルクコンバータ圧、潤滑油圧、およ
びクーラ圧に調圧される。油路】04と連絡された7− マニュアル弁210は、運転席に設けられたシフトレバ
−と連結されており、手動操作によりシフトレバ−のレ
ンジに応じてP、R,N、D、3,2゜Lの各位置に移
動される。第2表に各シフトレバ−位置における油路1
04と油路105,106,109,110と第2表 の連通状態を示す。○は連通している場合を示す。
2−3シフト弁230を制御する第1のソレノイド弁3
20は、非通電時には弁口321を閉じてオリフィス3
22を介し油路106と連絡した油路111に油圧を生
せしめ、通電時には弁口321を開いて排油口323か
ら油路111の圧油を排出させる。■−2シフト弁22
0および3−4シフト弁240を制御する第2のソレノ
イド弁330は非通電時には弁口33】を閉じてオリフ
ィス332を介し油路104と連絡した油路112の圧
油を8− 排出させる。第3表に、後記する電子回路により制御さ
れるソレノイド弁320および330の通電、非通電と
自動変速機のギヤ状態の関係を示す。
第3表 1−2シフト弁220は、一方にばね221を背設した
スプール222を備え、 第1速ではソレノイド弁330は通電され油路112は
排圧されているので、スプール222は油路113を経
て右端油室223に供給される油圧で図示右方に設定さ
れ、 第2速ではソレノイド弁330は非通電され油路112
に油圧が生じスプール222は図示左方に設定される。
第3,4速においては、後記する2−3シフト弁のスプ
ール232が図示右方に設定され油路113を通じて左
端油室が排圧されるのでスプール222は図示左方に固
定される。
2−3シフト弁2301よ一方にバネ231を背設した
スプール232を備え、 第1.2速ではソレノイド弁320が通電されており油
路111に油圧は生じていないのでスプール232は。
ばね231の作用で図示左方に設定され、第3,4速で
はソレノイド弁320が非通電され油路111に油圧が
生じ図示右方に設定される。
3−4シフI−弁240は、一方にばね241を背設し
たスプール242を備え、 第1,2速では油路114を経て油室243にライン圧
が入りスプール242は図示左方に固定される。
第3,4速では油路114が排圧されると共に第3速で
はソレノイド弁330が通電され油路112は排圧され
ているのでばね241の作用でスプール242は図示左
方に設定され、 第4速ではソレノイド弁330が非通電され油路112
に油圧が生じスプール242は図示右方しS設定される
。
スロットル弁200はアクセルペダルの踏み込み量に応
じてインジケータ弁201がス1〜ロークして該弁20
1とバルブスプール202との間のばね203を圧縮し
スロットル圧を油路124に生ぜしめる。
マニュアル弁210がN位置にあるときソレノイド弁3
30は非通電され、油路112に油圧が生じているので
3−4シフト弁240は左端油室244に油圧が供給さ
れスプール242は図示右方に設定されている。
この状態で油路104は3−4シフト弁240を介して
油路115と連絡し、ブレーキBOは係合されており、
油路120はドレインボートと連絡して排圧されクラッ
チCOは開放状態にあり、オーバドライブ機構はオーバ
ドライブのギヤ係合がなされている。
マニュアル弁210をN位置に手動シフトすると、油路
110に油圧が生じスプール232が図示左方に設定さ
れた2−3シフト弁230および油路用4を介して3−
4シフト弁240の右端油室243に油圧が供給される
。これによりN−Rシフト時1抄程の間、オー11− パトライブ機構2においては、オーバドライブのギヤ係
合が保たれ、遊星歯車機構8では後進のギヤ係合がなさ
れる。N−Rシフ1ル後1秒間が経過すると油室243
の油圧は高くなり、スプール242は図示左方へ移動し
、油路104は油路120と連絡してクラッチcoに油
圧が供給され、油路115は排圧されるので、ブレーキ
B。は開放されると共にクラッチcoは係合となり、プ
ラネタリギヤユニットは通常の後進状態となる。
また、手動でN−Dシフトをした場合、第1速では1−
2シフト弁220のスプール222は図示右方にあり、
ブレーキB1+B2に連絡する油路116゜117は排
圧され、ブレーキB3に連絡する油路118にも油圧が
供給されていないので、ブレーキB1+82+B:]は
開放されている。
また、第1速ではデュアルシーケンス弁340は油路1
05から分枝した油路108を経て右端油室341に供
給されたライン圧により、背設されたばね345を圧縮
してスプール347は図示左方に設定されている。
12− 車速か予定の大きさになったとき、コンピュータの出力
でソレノイド弁330が非通電され、■−2シフト弁2
20のスプール222は図示左方に移動し、油路1.0
5,11.7を経て供給されたライン圧は、流量制御弁
310とアキュムレータ280とを介してブレーキB2
’&除々に係合せしめると共に、油路128を経てデュ
アルシーケンス弁340の左端油室346に供給される
。これによりばね345の弾性力と油室346の漸増す
る油圧の和がランド342に加わるライン圧より大きく
なった時点でスプール347は図示右方に動かされ始め
る。設定した時間後スプール347が図示右方に移動す
ると、ブレーキB1はソレノイド弁320の通電により
2−3シフト弁230のスプール232が図示左方にあ
るので、油路106−2−3シフ1〜弁23〇−油路1
13−インタミゾイエイトコーストモジュレータl!5
5−油m124−1−2シフト弁22〇−油路116−
テユアルシーケンス弁34〇−油路125の順で油圧が
供給され係合する。
これによりエンジンブレーキの働く第2速が得られる。
この際、デュアルシーケンス弁340はブレ−キB2が
係合して変速機部が2速状態になった後ブレーキB1を
係合せしめる係合タイミングをとる作用をなす。
第3速へのシフトは、車速、スロットル開度等が所定値
に達したときコンピュータの出力で制御される。これに
おいて、ソレノイド弁320が非通電され、2−3シフ
ト弁230のスプール232は図示右方に移動し、油路
106,121.流量制御弁305を経て油圧が供給さ
れてクラッチC2が係合し、同時に1−2シフト弁22
0のスプール222が油室223の排圧とばね221の
作用で図示左方に固定される。
この第3速においては、デュアルシーケンス弁340は
油路121と分枝した油路122からランド342と該
ランド342より所定寸法だけ大径のランド343とで
形成された油室344に供給され、スプール347は図
示左方に移動されるので、油路125は排油口と連通し
て排圧されブレーキB1は解放される。
第4速へのシフトは、上記と同様にコンピュータの出力
でソレノイド弁330が非通電され、3−4シフト弁の
スプール242が図示右方に移動し、油路120が排圧
されると共に油路115に油圧が供給され、クラッチc
oが解放されると共にブレーキBOが係合してなされる
。
第4速から第3速への4−3ダウンシフトは上記3−4
シフトと逆の順序でなされ、ソレノイド弁330が通電
され3−4シフト弁240のスプール242は図示右方
に移動し、油路115が排圧されると共に、油路120
に油圧が供給され、ブレーキB。が開放されると共にク
ラッチC6が係合してなされる。
第3速から第2速への3−2ダウンシフトは、ソレノイ
ド弁320が通電され2−3シフト弁230のスプール
232は図示左方に移動し、油路121が排圧されてク
ラッチC2が解放し、これに伴ない一方向りラッチF1
の係合が終了した後、油路121から分枝した油路12
2とこれに連結された油室344が排圧され、デュアル
シーケンス弁340のスプール347は、油路128か
ら油室346に供給された油圧とばね345の弾性力で
ランド342に加えられた油圧に抗して図示右方に動か
され、油路125は油路116と連結され、ブレーキB
1の係合が行なわれる。この際、デユー15− アルシーケンス弁340は、一方向クラッチF1の係合
とブレーキB1の係合との間の係合のタイミングをとる
作用をなす。
マニュアル弁210が3位置にあるとき、第1.2.3
速は上記り位置のときと同様のシフトがなされるが、油
路106.114を径で3−4シフト弁の右端油室24
3にライン圧が入りスプール242を図示左方に固定す
るので、第4速へのシフトは生じない。またマニュアル
弁210が0位置で第4速の走行中に手動でD−3シフ
トを行なった場合、ただちに第3速にダウンシフトがな
される。
マニュアル弁210が2位置にあるとき、第1速はマニ
ュアル弁が0位置にあるときと同じであり、第2速では
油路106,1.]、6を径でブレーキB1を係合させ
エンジンブレーキがきくようにされている。
また、第3速状態で走行中2位置に手動シフトしたとき
は、予定した速度まで減速した時点でコンピュータの出
力がソレノイド弁320を通電させ、3−2ダウンシフ
トを生じさせる。
マニュアル弁210が1位置にシフトされたときは、1
6− 油路109に油圧が入り、2−3シフト弁230の右端
油室233にライン圧が供給されスプール232は図示
左方に固定され、即座に4−2または3−2ダウンンフ
トが生ずる。2−1ダウンシフトは所定の車速まで減速
したときコンピュータの出力でソレノイド弁330が非
通電されてなされる。また、同時に油路1.09の油圧
は油路107.ローコーストモジュレータ弁250、油
路123,11Bを径でブレーキB3を係合させる。
ロックアツプクラッチコントロール弁360は、ばねを
背設したスプールを有し、ロックアツプコントロールソ
レノイド弁370が消勢のときには、スプールの上端室
と下端室が同圧であるためばね力で図示の如く下方に移
動しており、直結クラッチ50の油路Aに油路1o3′
 の油圧を、油路Bに補助圧力調整弁103およびクー
ラバイパス弁350を介してトレイン油圧を与えており
、これにより直結クラッチ50を解除(非ロツクアップ
)している。ロックアツプコントロールソレノイド弁3
70が付勢のときには、ロックアツプクラッチコントロ
ール弁360においてスプールがばね力に抗して上方に
駆動され、直結クラッチ50の油路Aはドレイン油圧に
、油路Bは油路103′ の油圧になり、これにより直
結クラッチ50を結合(ロックアツプ)する。
以上に説明した第2図の油圧回路においては、一つのデ
ュアルシーケンス弁340で−2シフト時と3−2ダウ
ンシフト時とにおけるブレーキBi、ブレーキB2およ
び一方向りラッチFの作用のタイミングをとることが可
能である。
第3図に、ソレノイド弁330,320および370を
開閉制御して自動変速制御およびロックアツプ制御を行
なうデジタル電子制御装置400の概略構成を示す。デ
ジタル電子制御装置400は、中央処理ユニット又はマ
イクロプロセッサと呼ばれ、高度デジタル演算処理機能
を有する大規模集積半導体論理装置(以下において02
口と略称する)4o1を主たる構成要素とし、かつその
論理動作制御プログラム、および、各種データを固定記
憶した読取専用の記憶装置(以下においてROMと称す
る)402、ROM402の読取データおよび一時的な
入出力データを記憶し読出す読み書き記憶装置(以下に
おいてRAMと称する)403.入出力ポート404.
クロックパルス発振器405、分周器406、および、
読み書き記憶装置を指定するシステムコントローラ40
7で構成される。
CPU401とROM402およびRAM403は、ア
ドレスライン、データラインおよびクロックパルスライ
ンが共通につながれており、基本クロックは発振器40
5より発生され、各装置401〜403,406の基本
クロック入力端子に印加される。分周器406はこの基
本クロックを分周してCPU401の割込端子に印加す
る。この実施例においては、割込は、車の走行状態より
坂路走行への変化、又は坂路走行から平担路走行への変
化を検出し、これに対応して走行レンジ切換の拘束又は
走行レンジ切換の制御条件を変更するために、前記分周
器406の出力パルス周期で行なわれる。CPU401
における割込動作の概略を第4図に従って説明すると、
後述するROM402のプログラムは、プログラムカウ
ンタによって一番地づつ進められる。割込機能とはCP
U40]の割込端子にパルスが印加されたとき、プログ
ラムカラ19− ンタの番地をある特定番地(第4図では3CH番地)へ
強制的に移動される機能であり、この割込機能を遂行さ
せる割込命令はCPU401に保持し、割込を実行する
とエラーになるようなプログラム番地では、割込命令を
実行しないようにしている。割込命令は割込が可能なプ
ログラムの番地ABHまで保持され、そこで割込が認識
され、プログラムカウンタのコードが特定の割込番地(
第4図では3CH番地)に変わり、その番地のプログラ
ムの実行が終了すると、割込命令認識番地の次の番地A
CHへ戻る。
ROM402にはこのような割込検出および割込実行の
プログラムの他に、後述するところの、平担路走行にお
ける走行速度レンジ判断プログラムおよびその参照デー
タ、走行速度レンジ切換プログラム、坂路走行検出プロ
グラムおよびその参照データ、走行速度レンジ切換拘束
プログラム、拘束解除プログラム等々のプログラムデー
タ、および、それらの判断、検出に供する参照データ、
ならびに、非ロツクアップ拘束プログラム、ロックアツ
プ一時解除プログラム、スロットル開度加速検出プロ2
0− ダラム等のプログラムデータおよびその実行に参照する
定数データが格納されている。これらのプログラムの実
行は、主に、シフトレバ−位置(L。
2.3.D、R等)、車速(自動変速機の出力依の回転
速度)およびスロットル開度の各状態に応じて行なわれ
、プログラムの実行によりソレノイド弁320,330
および370が開閉制御される。
そのため、入出力ポート404に、シフトレバ−位置セ
ンサ410.車速信号発生器42o、スロットル開度セ
ンサ430.およびソレノイドドライバ440,441
,442が接続されている。なお、第3図および以下の
説明においては、入出カポ−1〜404および分周器4
06がROM402.RAM403と別体となっている
ものとして説明するが、入出力ポートが1チツプ内に収
められたROMおよびRAM、更には分周器および入出
力ポートが1チツプ内に収められたRAMも存在する。
したがって図面上の表示ならびに以下の構成の説明は、
1つの表現方式に従うものであって、各装置又は素子を
すべてその通りに組合わせる必然性がない場合もあるこ
とに注目されたい。
第5a図に、第3図に示すデジタル電子制御装置400
の、基本部分の一具体例を示す。この例においては、R
OM402は2つのチップ402−1と402−2で構
成されている。
+5Vの定電圧が各部に印加され、かつスイッチ407
が閉じられることにより、ROM402−1,402−
2に格納したプログラムに従って、後述する各動作が繰
り返し続行される。+5vの定電圧は、第5b図に示す
定電圧回路より与えられる。
車速ゼネレータ420は、第5c図に示すように、変速
機の出力軸に連結した永久磁石の回転を検出する誘導コ
イル421とパルス化回路422で構成されており、出
力軸の回転数に比例する周波数のパルスがパルス化回路
422より出力される。この出力パルスは、カウンタC
OUのカウントパルス入力端CLKに与えられる。カウ
ンタCo1tのカウントコードはラッチLOTに与えら
れる。RAM403の出力端Tj、mar OUTより
定周期のパルスが分周器FDHに与えられている間、こ
のラッチ動作とカウント動作が継続される。したがって
、ラッチLOTの出力コードが車速を表わす。
ROM402− ]の]入カポー1−PAO〜PBに、
第5d図に示す如くコネクタ451,452を介してシ
フ1〜レバ一位置センサ410のスイッチと、慣性走行
指示スイッチ500が接続される。また、RAM403
のポートPAO〜PA7に、第5f図に示す如くコネク
タ453,454を介してスロットル開度センサ430
が接続され、同様にRAM403のPBO〜7ポートに
第5g図に示す如きソレノイドドライバ440〜442
が接続される。
スロットル開度センサ430は、スロットルバルブの回
動軸と連結され、その回動軸と共に回転する軸431と
、それに固着されたロータリ接点(複数)と、接点数と
等しい固定接片を有する、ポテンショメータタイプのデ
ジタルコード発生器であり、その端子リード引出側の平
面図を第6a図に示し、そのVIB−VIB線断面図を
第6b図に示す。
このデジタルコード発生器430は、4ビツトコードで
0〜15の16ステツプのスロットル開示を表わすよう
にしたものであり、第1桁から第4桁のそれぞれのピッ
1へ信号を出力する4本の出力リード432123− 〜4324と一本のアース接続リード432Gが円板状
のプリン1へ基板433の分割プリント電極のそれぞれ
に接続されている。プリン1へ基板433の拡大平面図
を第6c図に示す。
プリン1一基板433には第1桁〜第4桁の各ビット出
力を得るための分割電極4331〜4334と、アース
電位に維持される分割電極433Qが形成されており、
4個の分割電極4331〜4334は、プリント基板4
33を90°毎に4分割した場合、各分割部分に配置さ
れている。このプリント基板433は、ハウジングベー
ス434に固着されている。軸431には弾性材で作ら
れたスライダ435が固着されている。このスライダ4
35の平面図を第6d図に示す。このスライダ435に
は、90°の間隔で4本のアーム4351〜4354が
形成されており、かつアーム4351と4354の間に
もう1つのアーム435Gが形成されている。これらの
アーム4351〜4354と435 Glのそれぞれの
先端部には、接点部材4361〜4364 。
436Gのそれぞれが固着されており、第6b図に示す
ように、ハウジングにプリン1〜基板433を固着24
− し、かつ軸431を固着した状態において、接点部材4
361〜4364のそれぞれは、分割電極4331〜4
334のそれぞれの最も外方にある凹凸の電極部分に位
置してその部分に接触し、接点部材436Qは分割電極
433Qの最も内側の弧状部に接触する。
つまり、軸431の回動範囲(90°)において、接点
部材4361〜4364のそれぞれは、分割電極433
1〜4334のそれぞれの、最外方電極パターンに応じ
て、各分割電極に接触したり、あるいはしなかったりす
る。たとえば分割電極4331について見ると、それに
接点部材4361が接触しているときはアース電位であ
り、それにスルー糸−ルメッキおよび裏面電極を介して
接続された接続リード゛4321はアース電位であるが
、接点部材4361が接触していないときには接続リー
ト4321および分割電極4331は+5vのレベルで
ある。これは第6e図に示すように、コネクタ453お
よび454を介してリード4321に+5vの電圧が印
加されるからである。各分割電極4331〜4334に
は、このように、軸431つまりはスライダ435の回
転角に応じてアースレベル又は+5Vレベルとなる電極
パターンが形成されている。この実施例においては、軸
431の90°の回動範囲を16分割してスロットル開
度を16段階で表わすようにされており、各分割電極4
331〜4334の電極パターンは、軸431の回動角
に対応して、第6e図に示すように、プレイパターンで
アースレベル「0」と+5vレベル「1」となるように
されており、接続リード4321〜4324の出力O1
〜θ4の4ピッ1−でスロットル角度θ〜15のそれぞ
れを表わすようにされている。このようなプレイパター
ンとするのは、接点部材4361〜4364が瞬間ある
いは一時的に分割電極433□〜4334と非接触状態
になっても、その時点にコード01〜04で表わされる
スロットル開度が実際の開度と大差がないようにするた
めである。今、たとえばスロットル開度3(0010)
から4(0110)にかわるとき、接点部材4363が
分割電極4333に接触するまでの過渡状態において開
度コードは0010のままで開度3を表わし、開度4前
後から離れた開度を表わすことがない。通常の2進コー
ドの場合には、たとえば開度3は0011で表わされ開
度4は0100で表わされるが、0011から0100
に変わる間に、0111(開度7)。
01.01(開度5)、0000(開度0)、又は00
01.(開度I)などの、開度3,4とは離れた開度を
表わすコードを生ずることがあるが、前述のスロットル
開度センサ430では、このような飛び離れたコードを
生ずることはない。
第7a図に同じ構造のソレノイドバルブ320,330
゜370の1つ、の背面を示し、その■B−■B線断面
図を第7b図に示す。このソレノイドバルブは、バルブ
プレート437とキャリア438をスポット溶接により
接合し、バルブプレート437にオリフィスプレート4
39をプロジェクション溶接により接合した後、キャリ
ア438の穴にスリーブ440を挿入してその先端をバ
ルブプレート437に当て、次いでスリーブ440の後
端にコア441の先端を押し伺けてコイルケース442
を装着した状態、でバックプレー1へ443に、かしめ
によりキャリア438およびコア441の尾端を固着し
たものである。なお、444はプランジャ、445は圧
縮スプリングである。このツレ27− ライドバルブでは、バルブプレート437の厚みとスリ
ーブ440の長さの和でオリフィスプレート439とプ
ランジャ441の距離すなわちプランジャ作動空間が決
定されており、その精度はバルブプレート437の厚み
とスリーブ440の長さの精度のみに依存し、プランジ
ャ441の長さ誤差やバックプレーh443の厚み誤差
はプランジャ444の作動空間の決定には影響を及ぼさ
ない。
この実施例においては、シフ1へレバー(210)のポ
ジションがドライブrDJで平担路走行のときの、第1
速から第2速へ(1−2シフト)、第2速から第3速へ
(2−3シフト)、第3速から第4速へ(3−4シフト
)およびそれらの逆へ(4−3シフト)、(3−2シフ
ト)。
(2−1シフト)の変速における境界の速度は第8a図
に示すようにPDOOI〜PDOO6と定められており
、ROM402の6個のメモリ領域にそれぞれスロット
ル開度をアドルスとしてPDOOI〜PDOO6の車速
値がメモリされている。この第8a図に示すパターンは
シフトレバ−がrDJ位置にあって平担路走行において
変速段切換のための参照データとされ、また28− 坂路走行の場合には、坂路傾斜に応じてそのパターンに
変更を加えて変速段切換のための参照データが作成され
、シフトレバ−がr3J 、 r2Jおよび「1」位置
にあるときには、それぞれ3−4.2−3および1−2
の変速段切換を拘止するパターンに変更される。つまり
、第8a図に示すパターンが標準パターンである。この
パターンの変更は、シフトレバ−のポジションPO51
あるいは割込プログラムで検出した坂路傾斜(Sl、0
PE2,5LOPE4および5LOPE8の3種)に基
づいて、標準パターンをROM402−1,402−2
からRAM403に書き込むときに行なわれる。すなわ
ち、シフトレバ−が「3」位置にあるときには、標準パ
ターンをRAM403に書き込むときに、PDOO5と
PDOO6を、第8b図に示すように、その車ではシフ
トレバ−ポジション「3」および緩傾斜坂路5LOPE
8ではスロットル開度THROに関係しない一定車速す
なわちエンジン最高回転速度に対応するその車における
第3速で出し得る最高速度(PDOO5で140Km/
h)に書き替え、シフ1〜レバーポジシヨン「2」およ
び中値斜板路5LOPIE4のときには、RAMlIO
3に第8C図に示すように、PO005,PO006,
PDOO3およびPDOO4を、スロワ1−ル開度TI
IROに関係しない一定車速すなわちエンジン最高回転
速度に対応するその車における第2速および第3速で出
し得る最高速度に書き替えて速度段切換のための参照デ
ータを作成する。同様にしてシフ1〜レバーポジシヨン
がrLJのときおよび急傾斜坂路2のときには、第8d
図に示すように、すべてのパターンPDOOI〜PDO
O6を、スロットル開度THROに関係のない、各速度
段に対応する最高車速値として書き込む。これらの各種
モードのパターンPDOOI〜PDOO6を参照した速
度段切換えは、次のようにして行なわれる。
すなわち、分周器406(第3図)の出力パルスに基づ
いて周期的に行なわれる割込プログラムの実行により坂
路が検出され、それに従って前述した第8a図〜第8d
図に示す各パターンPDOOI−PDOO6が特定され
、現在の速度段SRとスロットル開度θを参照して、そ
れらが例えば0 =9,5R=2であると、その速度領
域の境界パターンPDOO2とPDOO3の0=9の車
速値Yl = 15とX2=70を読み取って実際の車
速値ASと比較し、As<15=Y1であれば2−1変
速指令を発し、AS≧70=X2であると2−3変速指
令を発つし、15≦AS<70であると現状固定のため
変速指令を発しない。シフトレバ−ポジションが他の位
置であるときや坂路8〜2であるときには、それらに対
応したモード(第8b図〜第8d図)のパターンPDO
OI〜PDOO6の2つ(高速切換側と低速切換の境界
)の車速値が、現在の速度段を参照して選択され、実際
の車速がこれらの車速値と比較される。
しかしながらシフトレバ−rDJで平担路走行であると
きにすべての速度段への切換が自動時におこなわれるの
に対して、シフ1へレバーポジションがr3J 、r2
J 、rLJであるときや、坂路走行であるときには、
それらに応じて高速側の参照パターンデータつまり車速
比較データが各速度段においてエンジン最高回転に対応
する車速値に決定されているので、万一運転者が、例え
ばシフl−レバーポジション「3」のまま加速し、第3
速の最高速度に達すると変速が行なわれてエンジンのオ
ーバラン(過回転)を防止するようになってい=31− る。シフトダウンパータンPDOO2,PDOO4,P
DOO6もシフトさせるのは、適切なエンジンブレーキ
を得るためである。このように参照データであるシフト
アップパターンをスロッ1−ルバルブの開度にかかわり
なく高い車速値に固定することにより、坂路走行におい
て一時的な変速切換によるハンチングがなくなる。なお
、念のため上記した変速段の選択をも少し具体的に説明
すると、5LOP=2 (第8d図)のときは、車が坂
路を2速で走行している際、変速比が適切でないので1
速で走行するようにパターンPDOOI〜PDOO6が
定められている(第8d)。よって1−2変速点X 1
 、2−1変速点¥2を高速側(第8d図の例ではX 
L =65Km/h。
Y 2 =96Km/h、X # =140に+n/h
、Y 3 =129Km/h)へ各々固定されている。
5LOPE= 4のときは、車が坂路を3速で走行して
いる際は変速比が適切でないから、2速又は1速で走行
するように各パターンが定まっている。よって1−2変
速、2−1変速については平担路における変速パターン
PDOOI、 PDOO2を用い、2−3変速点X2.
3−2変速点Y2を高速−32= 側(第8c図の例ではX 2 = 1106K/h、 
Y 2 = 96にm/h)に固定する。更に5LOP
=2の場合と同様に3−4変速点X3,4−3変速点Y
3についてもX2゜Y2より高速側へ固定する。5LO
P = 8 (第8b図)のときは、車が4速で走行し
ている際は変速比が適切でないから、3速、2速又は1
速で走行するように各パターンが定められる。よって、
■−2変速。
2−1変速、2−3変速、3−2変速については平担路
における変速パターンPD001〜PDOO4を用い、
3−4変速X3,4〜3変速Y3を高速側(第8b図の
例ではX 3 = 140km/h、 Y 3 = 1
.29Km/h) ヘ固定する。
シフトレバ−位置センサー410によって読込まれたシ
フトレバ−位置は、PO512としてRAM403又は
CPU401の内部RAMの所定アドレスに記憶され前
回に記憶されたPO512は、前回のシフトレバー位置
としてPO51lのメモリアドレスへ記憶される。
シフトレバ−が「N」およびrRJの場合は、そのまま
プログラムの先頭に戻るが、プログラムの先頭へ戻る前
にソレノイド320.330について必要なコントロー
ルを行なう。現在の変速段は、RAM403又はCPU
、401の内部RAMの所定アドレスに記憶されている
。
変速段は、本実施例においては、■速、2速、3速、4
速の4段であるから、変速する場合に、比較すべき変速
点は3点あることになる。
たとえば現変速段が第1速の場合、現実の変速を無視す
れば可能な変速は、■−2変速、1−3変速。
1−4変速である。
現変速段が2速の場合は、2−1変速、2−3変速。
2−4変速、現変速段が3速の場合は、3−4変速。
3−2変速、3−1変速、現変速段が4速の場合は、4
−3変速、4−2変速、4−1変速である。
以上のようにして、現変速段に対して3つの変速点を作
ることができる。
この3つの変速点をPAXI、PAX2.PAX3とす
ると、現変速段に対して6つの変速点(1−2: X 
1 、2−] :]Yl、2−3:X2.3−2:Y2
3−4:X3,4−3:Y3)の中から必要な3つの変
速点(PAXI。
PAX2.PAX3)を決定することができる。これを
第4表に示す。
第4表 シフトレバ−位置による変速点の変更は、たとえば前述
の第8a図、第8b図に示すように固定する(第8a図
ではrDJ レンジ、及び第8b図では「3」レンジの
例が示しである)。シフトレバ−rl)Jのときは変更
しない。「3」レンジの時は、3−4変速が行なわれな
いように、FAX3(3−4変速点)を高速側(例えば
223Km/h)へ固定する。「2」レンジのときは、
第8C図に示すように、2−3変速。
3−4変速が行なわれないようにPAX2(2−3変速
点)とPAX3 (3−4変速点)を高速側へ固定する
。「L」レンジの時は、第8d図に示すように、■−2
変速。
2−3変速および3−4変速が行なわれないように35
− PAXl、 (]、 −2変2変速とFAX2(2−3
変速点)とPAX3 (3−4変速点)を高速側へ固定
する。次に車速(RPM)と3つの変速点を比較し、そ
の時点の車速による変速段を決定する。
すなわち変速段は、車速(RPM) 、シフトレバー位
置(PO5i2)および道路状況(SLOP)とにより
決定する。
このようにして現変速段に対する次の変速段が決定され
ると、第3表に示すようにソレノイド弁320および3
30を動作させる設定が行なわれる。
次に前述の割込みについて説明する。この割込はすでに
触れたように、坂路検出と坂路解除をするものである。
まず坂路検出を説明すると、車の走行中の運動方程式は
次のように表わされる。
T=μrW+uaSV2+CEW/100+0.278
(W+ΔW)/ g −dV/d t・・・(1) ここで、 T:車のけん引力(Kg) μa:空気抵抗係数 W:車の重量(Kg) ΔW:車の回転部分の相当重量(Kg)36− 8:車の前面投影面積(m2) ■:車速(Km/h) dV/dt :車の加速度(Km/h 5ee)α:路
面の勾配(%) α= sinβ ; βは路面傾斜) g:重量の加速度(9/8m/sec” )平担路を定
常走行しているときのけン引力をTOとおくと、(8)
式より、 TO=μrW+μaSV2・=(2) (1)、(2)式の関係をT−V線図上にえかくと第9
a図のようになる。いま、曲線T上である走行状態Aを
考えると、そのときの車速はV△、けん引力はTΔで表
わされ、また同一速度V△なる定常走行状態はTo曲線
上の走行状態Aoで表わされけん引力はTAoである。
走行状態AとA。
におけるけん引力の差T△−TAOは平担路定常走行状
態に対する車への負荷状態を表わし、(1)。
(2)式より次のように導かれる。
T A T A O= rtW/1.OO+0.278
(W+ΔW)/ g −dV/d t−(3)(3)式
の関係をα対d v / d を線図上に表わすと第9
b図のように直線LAであられされる。
当然のことながら第9b図上で平担路定常走行状態が原
点0で表わされ、その他のどのような走行状態も第9b
lで一義的に表わすことができることは明白である。
走行状態がAであるときは第9b図から明らかなように
平担路走行の場合は力U速度 g  (TA  TAO) / (0,278(W+Δ
W)の加速状態にあり、もし加速度が零である場合には
勾装置00(TA−TAO)/Wの坂路を走行している
ことになる。
同様にして路面勾配がα1であるときには、加速度は(
dV/dt)1である。したがって、どのような走行状
態においても、けん引力Tと車速Vおよび加速度dv/
dtを検出することにより坂路の勾配を一義的に知るこ
とができる。
尚、これまでは車の重量Wに関しては一定という暗黙の
仮定のもとに説明してきたが、(3)式から明らかなよ
うに、重量Wは勾配α、加速度dV/dtと共に車への
負荷としては等価の関係にあり、図上で破線LA’ は
L△よりも重量が増した状態を表わし、LΔとLA’ 
の間では同じ加速度(dV/dt)1を検出した場合で
あってもα1′ というように異なった坂路を走行して
いることになる。又、同じ坂路α1を走行している場合
には異った加速度(dV/dt)1 。
(dV/dt) 1’  を検出することし;なる。
したがって以下においては、車の重量についてはふれず
に坂路を検出して変速を制御する態様について説明を進
めて行くが、坂路を「車の重量」又は「坂路と車の重量
を組合せたもの」とおきかえて読んでもよいことは明ら
かである。
以上が坂路検出の原理である。
けん引力Tに対しては、車軸駆動軸のトルク。
スロッ1−ルバルブの開度、エンジンの吸気管負圧等々
を検出することにより代用することもできる。
以後はスロットル開示を用いて説明を進めていく。
1stギアでの色々な走行状態をスロツ1〜ルバルブ開
度−車速線図」二に表わしたものが第1.Oa図。
39− 第10b図および第toe図である。これらの図面に示
す如く、スロットル開度と車速から定まる登坂路走行領
域、平担路走行領域(解除条件領域)および降坂路走行
領域を定めて、各領域は、ROM401−]。
402−2にスロットル開度をアドレスとして各領域の
低速側の車速値と高速側の車速値をメモリしておくこと
により参照データとして保持されており、坂路検出にお
いて、ソレノイド320,330の付勢状態に対応する
変速段レジスタのメモリデータを参照して走行ギア段を
把握し、スロットル開度に対応する上記走行ギア段のR
OMデータの登板路の低速側L1に対して実際の車速を
比較して、坂路走行か否かを求める。
解除条件検出ならびに坂路走行解除においては、現在保
持している坂路検出データが5LOPE = 8 、4
 、2のいずれかにあるかを見て、ROMデータの解除
条件の車速データの低速側SL、以上に実車速が入って
いるか否かで平担路走行か否かを判断し、解除条件が満
されていると、坂路走行(第8b図、第8c図あるいは
第8d図)を解除する。つまり、変速参照40− データを第8a図に示す形に戻す。このようにROMデ
ータを用いて、負荷状況に応じて変速段のシフトアップ
を各走行段に応じた範囲で拘束するのは、坂路走行や重
負荷走行における変速のIIJ繁なアップダウンを防止
するためである。
このように坂路および負荷に応じた変速制御をすること
により、ハンチングのない走行速度で、しかも坂路傾斜
や重負荷に適合した加減速特性が得られ、アクセルを踏
んでも減速してしまうとか、あるいはエンジンブレーキ
が弱いためブレーキを頻繁に使用してブレーキ焼付を起
こすとか、という従来の問題点が改善され、円滑かつ合
理的な自動変速制御が行なわれる。
シフトレバ−がN位置からD位置に、あるいはN位置か
らN位置に変更されたときの衝撃を防止するため、ソレ
ノイド弁320および330のNからDへの変更(第3
表)およびNからRへの変更(第4表)においては、そ
れらの付勢の切換をシフトレバ−の位置変更より一定時
間、たとえば1秒遅らせる。この1秒の時限は、ROM
、’!02に格納された、0.01秒の時限(タイマー
)プログラムを100回遂行することにより得られる。
各変速段にそれぞれロックアツプ運転が有利な領域があ
る。これを第10e図に示す。
なお実線は変速の境界を示し、斜線が、それぞれ右方か
ら第2速、第3速および第4速におけるロックアツプ運
転が有利な領域を示す。なお、第1速においては、ロッ
クアツプ運転が有利な領域が少なく、しかもすぐに第2
速に変更するので、ロックアツプ運転をせず常にトルク
コンバータを接続するロックアツプ解除運転とする。
それ故、第1速領域にはロックアツプ運転が有利な領域
は示していない。
このような、ロックアツプ運転が有利な領域が各速度段
に存在するのに対応して、第10f図のようにロックア
ツプ運転領域を定めている。
第10f図において、実線は右方からそれぞれ第2速。
第3速および第4速におけるロックアツプとする境界を
示し、点線は右方からそれぞれ第2速、第3速および第
4速におけるロックアツプ解除とする境界を示す。
このようにロックアツプとロックアツプ解除の境界詮離
しているのは、車速のわずかな変動でロックアツプとロ
ックアツプ解除が交互に繰り返えされるという不安定状
態を避けるためである。
このようにロックアツプ運転およびロックアツプ解除の
境界を定めることにより、2以上の変速段で該境界を参
照して自動的にロックアツプとロックアツプ解除をしう
る。
第4c図に示す各境界は、スロットル開度をアドレスと
してロックアツプとする最低の車速値をROMに固定メ
モリしている。
以下説明の便宜」二、ROMの各変速段についてのロッ
クアツプ境界およびロックアツプ解除境界を記憶したメ
モリ領域をテーブルと称し、次の第5表のように名称を
付す。
走行中においては、変速段が第2速であるとロックアツ
プ状態であるか否かを見て、ロックアツプ状態であると
テーブルA 7 cを特定してその時点のスロットル開
度をアドレスとして 43− 第5表 テーブルA 7 cの最高車速を読み出してその時点の
車速と比較し、後者が前者以下であるとロックアツプ解
除(直結クラッチ解除)とし、後者が前者を越えている
ときにはそのままロックアツプ状態を継続する。ロック
アツプ解除状態であるときにはテーブルA L uを特
定してその時点のスロットル開度をアドレスとしてテー
ブルA L L+の最低速度を読み出してその時点の車
速と比較し、後者が前者以上であるとロックアツプ(直
結クラッチオン)とし、後者が前者に達していないとき
にはそのままロックアツプ解除状態を継続とする。
44− 第3速の場合には、ロックアツプ状態のときにはテーブ
ル8丁Cを参照し、ロックアツプ解除状態のときにはテ
ーブルBLuを参照し、また第4速の場合には、ロック
アツプ状態のときにはテーブルC丁cを参照し、ロック
アツプ解除状態のときにはテーブルCL uを参照する
。更に、スロットル開度が実質上零のとき、すなわちア
クセルペダルを解放した状態においては、ロックアツプ
解除すなわちトルクコンバータ接続を行なう。これは加
速中に急激にアクセルペダルを解放した場合や、エンジ
ンブレーキ時に、仮にロックアツプであるとエンジンに
衝撃が加わり急激な車速変化を生ずるので、これを防止
するためである。
ロックアツプはスロットル開度0で解除し、かつ変速の
直前から変速の直後まで所定時間の間解除される。変速
の前のロックアツプ解除時限(ロックアツプ解除から変
速までの時間)および変速の後のロックアツプ解除拘束
時限(変速してからロックアツプ是非の判定を開始する
までの時間)は、いずれもスロットル開度およびスロッ
トル開度の変化分を変数(アドレス)として、第12a
図〜12d図に示す如く定められており、ROM402
にメモリされている。そして「変速」となるとまずスロ
ットル開度をRAM403又はCPU/101の内部R
AMにメモリし、次いで0.1秒後のスロットル開度を
取込んでその値よりメモリスロットル開度を減算してス
コツ1〜ル開度変化分を求めてRAM/103又はCP
U401の内部111AMにメモリして、現在のスロッ
トル開度をアドレスとしてRO旧02より第12a図に
示すデータを読み出し、かつスロットル開度変化分をア
ドレスとしてROM402より第1.2b図に示すデー
タを読み出して、これらを加えた値に時限を設定し、0
.01秒の時限プログラムをくり返し遂行して設定時限
となると変速を行なう。そして変速を行なうと前述と同
様にしてスロットル開度を読み、スロットル開度変化分
を求めてROM402より第12c図および第12d図
のデータを読んでそれらを加えた時限を設定し、時限オ
ーバーとなると、変速によってかわった変速段における
ロックアツプ制御を開始する。このようにスロットル開
度およびスロットル開度変化率でロックアツプ解除およ
び解除拘束時限を定めるのは、変速時およびロックアツ
プ投入時のショックを低減するためである。
次にフローチャー1〜を参照して上記実施例の全体的な
動作を説明する。
まず、前述した各動作において参照されるROM402
に固定メモリされたデータを要約し、各データのメモリ
領域を説明の便宜上テーブル又は固定レジスタと称する
と、それらのメモリ内容は次の第6表に示す通りである
。
47− −48〜 同様に、RAM403又はCPU101(7)内部RA
M(7)、一時データをメモリする領域を説明の便宜上
テーブル又はレジスタと呼ぶこととし、次の第7表に示
すようなデータが適宜メモリされるものとする。なお、
実際にはRAM403又はCPU401の内部RAMの
1つのアドレスに時系列で別個のデータを一時メモリす
ることがあり、必ずしも第7表に示す如く各メモリ領域
がただ1つ又は1組のデータにのみ割り当てられるわけ
ではないことに注意されたい。
つまり、1つのあるいは1グループのアドレスを、時系
列で異なったテーブル名あるいはレジスタ名で使用する
こともある。
第7表 第13a図から第]、3e図に、第6表および第7表に
示すテーブル又はレジスタを参照した、デジタル電子制
御装置の動作を示し、第13f図および第13g図に、
割込で行なう自動坂路検出設定および解除設定の動作を
示す。以下、これらの図面を参照してデジタル電子制御
装置400の動作を説明する。
イグニッションキーの装着に応答してデジタル電子制御
装置400の電源が投入され、装置400は電源投入に
応答して、その制御対象機器1回路の電源を、ROM4
02に固定メモリされている電源投入シーケンスプログ
ラケデータに基づいて遂次投入する(第1.3a図の5
TART)。そして第7表に示すテーブルおよびレジス
タをすべてクリアする。次に初期設定として、シフ1へ
レバーポジションを読んで5l− POSレジスタ1にメモリする(第13a図の初期設定
)。
次に丸A以下のフロに進み、スロットル開度および車速
を読んでそれぞれT )I RQレジスタ1および車速
レジスタ1にメモリする。先にPOSレジスタ1に読み
込んでいるレバー位置(N:ニュートラル)からレバー
位置が変更(車ドライブ)されるのを検出するため、ま
ず、POSレジスタ1の内容をPOSレジスタ2にレモ
リし1次いでシフトレバ−位置を読んでPOSレジスタ
1にメモリする。
(a)  そして、POSレジスタ1の内容を見て、そ
れがNであると未だ車ドライブ設定(シフトレバー位置
の変更)がなされていないので、5OLIレジスタ。
5OL2レジスタおよびS OL 3レジスタのメモリ
をすべてクリアし、ソレノイド弁320,330および
370をすべてi+=通電とする。なお、イグニッショ
ンキー装着直後は前述の通り、それらのレジスタはクリ
アされており、したがってソレノイド弁320,330
および370のいずれも非通電であるので、クリアを再
度行なう必要はないが、これは、Nより他のシフ1〜レ
バ一位置からNにシフトされたときに、N条52− 件に設定する、という意味がある。
(b)  POSレジスタ1がRでPOSレジスタ2が
Nであると、(ステップ4 = YES)、シフl−レ
バーがN−Rシフト(NからHにシフ1−2以下同じ)
されたことになるので、ショック防止のためまずタイマ
ーレジスタNにROMレジスタJのショック防止時限を
メモリする。そして、N設定として丸Aに戻り、ステッ
プ1゜2でPO5I、2レジスタのいずれもRをメモリ
し、これによりステップ3,4および5を通過してステ
ップ6でYESとなり、タイマレジスタNの内容から1
を引いて残値をそれに更新メモリしくカウントダウン)
、0.01秒のタイマープログラムを実行し、それがタ
イマーオーバとなると、タイマーレジスタNの内容がO
(タイムオーバ)となっていないと丸A−ステップ1〜
6を経て、またタイマーレジスタNのカウントダウンと
0.01秒のタイマープログラムの実行を行なう。以下
同様である。そしてタイマーレジスタNのメモリが0と
なると、ショック防止時間が経過したことになるので、
九Bに進み、R走行セット(第13b図の九B−丸A)
。なお、前述の時限動作中にシフトレバ−ポジションが
かわると、そのとき必ずNになるので、一度前記(a)
となる。
(c)  POSレジスタ1がDでPOSレジスタ2が
Nであると(ステップ丸5 = YES)、シフシレバ
ーがN−Dとシフトされたことになるので、ショック防
止のためまずはタイマーレジスタNにROMレジスタJ
のショック防止時限をメモリする。そしてN設定として
丸Aに戻り、ステップ1.2でPO5I、2レジスタの
いずれもDをメモリし、これによりステップ3〜6を通
過してステップ7でYESとなり、車が略停止であるか
否かを見て略停止であると、変速段レジスタに第1速を
示す1をメモリし、ショック防止時限を開始する。そし
て時限オーバとなるとステップ10に移る。なお、車が
略停止でないときには、あるいは、略停止でなくなった
ときには、時限開始や継続を行なう必要はなく(ショッ
クがないので)、第13e図に示す、慣性走行指示検出
−変速段制御フローを経て、慣性走行指示スイッチ50
0が関(指示なし)であれば、ステップ10に移る。ス
イッチ500が慣性走行を指示する閉のときは後述する
。
(d)  シフトレバ−が3,2又はLのときには、時
限カラン1−をしないでステップ10に移る。
(e)  シフトレバ−ポジションはステップ3,6,
7,8のいずれかで検出されるはずであるが、シフトレ
バ−の読取りが万−誤ることも考慮して、3,6〜8の
いずれでもシフトレバ−ポジションが検出されないと、
ステップ9を経てステップ2に戻るようにしている。
以上の各動作でシフトレバ−ポジションの検出と、それ
に対応した設定が行なわれる。
次にステップ10において平担路における自動変速参照
データすなわちJR準データをROMのテーブルD1〜
D3のそれぞれより読み出し、RAMテーブルD1〜D
6のそれぞれにメモリする。
そしてシフシレバーポジションおよび坂路傾斜(SLO
PE2.4.8)に応じてRAMテーブルD1〜D6の
データを書替える(第13b図)。つまり、第8a図に
示す如き標準データを、第8b図、第8c図あるいは第
8d図に示すデータに書替える。シフトレバーがDで5
5− 平担路であると書替えはない。なお、5LOPEレジス
タには、割込で行なわれる坂路検出、解除のフロー(詳
細は第13f図以下)で坂路傾斜がメモリされており、
この5LOPEレジスタのメモリデータを参照して行な
われる。
以下、このようにデータを書込んだRAMテーブルD1
〜D6と、変速段レジスタのメモリを参照して自動変速
制御が行なわれ、またROM402のテーブルA L 
u、A7c、B Lu、B TC,CL uおよびCT
cと変速段レジスタのメモリデータを参照して自動ロッ
クアツプ制御が行なわれる。これらの制御フローは、第
1.3 b図のステップ11以下である。
(f)  まず第1速で走行中であると(ステップ11
=YES)、スロットル開度(THROレジスタ1のメ
モリデータ)をアドレスとしてRAMテーブルD1の車
速を読み出し、これよりも実車速(車速レジスタ1のデ
ータ)が大きいか否かを見る(ステップ12)。そして
’/ESであると5QLI〜5OL3レジスタおよびソ
レノイド弁のオンオフを第2速に設定し、変速段レジス
タに第2速を示す2を更新メモリする。第1速に56− おいては、ロックアツプをしないが、第2速においては
ロックアツプをする可能性があるので、第13cの丸F
以下のロックアツプ判定タイミングAの時限(第2速に
変速してからロックアツプするまでの最低時間)を経て
から丸Aに戻る。
丸Aに戻ってからは、ステップ1〜11を経由してステ
ップ12でYESとなってロックアツプとすべきかの判
定が行なわれるが、すでに時限を過ぎているので、ステ
ップ1.2=’/ESに続いて[ロックアツプとすべき
」と判定され、ロックアツプ(SLO3レジスター「1
」、ソレノイド弁370通電)となっても、ロックアツ
プによるショックはまず無ム。
(g)  第2速の走行中(ステップ12=YES)に
おいては、T HROレジスタlのメモリデータをアド
レスとしてRAMテーブルD2の車速を読み出し、これ
よりも車速レジスタlの車速が小さいかを見る。つまり
、第1速への変速が必要かを見る。そして小さいと2−
1の変速を行ない変速段レジスタに1をメモリし、丸A
に戻る。大きい場合には、RAMテーブルD3の車速を
読み出し、これよりも車速レジスタ1の車速が大きいか
を見る。つまり、第3速への変速が必要かを見る。そし
て第3速への変速が必要であると、5OL3レジスタの
メモリが「1」であるか、つまりロックアツプ状態か否
かを見て、「1」であると5OL3レジスタをクリアし
て「0」としてロックアツプを解除し、変速タイミング
Bの時限を行なう。この変速タイミングB(第13b図
の丸り一九G−第13 c図の九G−丸H)においては
、まずスロットル開度の0.5秒(0,01秒タイマの
50回の実行)の間の変化を見てこれをスロットル開度
変化分として、これをアドレスとしてテーブルKbより
時限値を読み、またT HROレジスタ1のデータをア
ドレスとしてテーブルKaより時限値を読み、両者を加
えた値をタイマレジスタBにメモリし、0.01秒タイ
マプログラムをレジスタBのメモリデータが表わす回数
実行することにより、スロットル開度およびその変化割
合に対応した、ロックアツプ解除から変速(2−3)ま
でのショック防止タイミングをとる。そして変速タイミ
ングとなると、第13b図の丸H−九Fに示す〃口<、
第3速へ切換え、変速段レジスタに3をメモリし、そし
て第3速においてすぐにロックアツプとしないようにロ
ックアツプ判定タイミングAをとって丸Aに戻る。
このロックアツプ判定タイミングAも、変速タイミング
Bと同様に実行されるが、スコツ1−ル開度およびその
変化分に対応する時限値は、テーブルKcおよびテーブ
ルKdのものとされる。第3速への変速が必要でないと
きには、まずS OL 3レジスタに「1」がメモリさ
れているかでロックアツプ状態であるかを見て、Noで
あるとスロットル開度(Tl+ROレジスタ1のメモリ
データ)でアドレスしてテーブルA L uの車速を読
み、これよりも車速レジスタ1の車速が大であるかを見
る。大であるとロックアツプ要であるので第13c図の
丸Jに進んで5OL3レジスタに「1」をメモリしてソ
レノイド弁370を通電にセラ1〜し、ロックアツプと
する。すでにロックアツプであると、TIIRQレジス
タ1のスロットル開度が0であるかを見て、0であると
ショック防止のためロックアツプを解除する。0でない
ときには、車速がロックアツプ域をはずれている59− かを見るため、T HROレジスタ1のデータをアドレ
スとしてテーブルA 7 cより車速を読み、これより
も車速レジスタ1の車速が小さいか見る。そして小さけ
ればロックアツプを解除し、小さくなければロックアツ
プでよいので丸Aに戻る。
(h)  第3速で走行中の場合の、変速判定制御およ
びロックアツプ判定制御も、前記(g)で説明した第2
速走行中の場合と同様である。但し、第3速においては
、3−2変速判定でRAMテーブルD4が参照され、3
−4変速判定でRAMテーブルD5が参照され、ロック
アツプ判定でテーブルBLLIが参照され、ロックアツ
プ解除判定でテーブルB7cが参照される(第13c図
の丸り以降および第13d図の九M−丸A)。
(i)  第4速で走行中の場合も、前記(g)の第2
速走行中の場合とほぼ同様であるが、4−3変速判定で
RAMテーブルD6が参照され、上段への変速および変
速判定はなく、ロックアツプ判定でテーブルCL uが
参照され、ロックアツプ解除判定でテーブルC7cが参
照される。
60− 次に割込で坂路走行、解除を検出し、Sl、OPEレジ
スタに坂路傾斜データをメモリするフローを、第13f
図および第13g図に示し、これを説明する。
なお、第11a図〜第11c図を参照すると理解が容易
であろう。
(j)  まず変速段が第4速のとき(第11c図を参
照)、Ll(テーブルCz)および5LI(テーブルG
2)の間に車速があり、かつ前回割込時の車速が今回割
込の車速より大きいか等しくしかも前回割込時のスロッ
トル開度より今回割込時のスロットル開度が小さくなっ
ていないとき、すなわち車が加速していないときには、
アクセルが踏まれているにもかかわらず加速しない状態
(すなわち車の負荷が太きいとか、坂路を登っている状
態)であるとして5LOPEレジスタに8をメモリする
。
(k)  変速段が第3速の場合(第11c図および第
11b図参照)には、上記(J)と同様に5LOPE4
の判定が行なわれると共に、(j)で行なわれた5LO
PE8の解除の判定が行なわれる。
5LOPE4の判定の場合は、(j)と同じであるが、
テ−プルF1とF2が参照される。5LOPIE8の解
除は第1ie図の5L1(テーブルG2)より車速が大
きく、前回割込時の車速より今回割込時の車速の方が大
きいか等しく、しかも前回割込時のスロットル開度より
今回割込時のスロットル開度が小さいか等しいときは、
平担路走行であるとして5LOPEレジスタの8をクリ
アする。
(α)変速段が第2速の場合(第11a図および第11
b図参照)にも、上記(k)と同様に5LOPE2の判
定とS L OP E 4の解除の判定が行なわれる。
但し、5LOPE2の判定にはテーブルE1とF2が参
照される。またSl、0PE4解除と判定された場合、
5LOPEレジスタには8がメモリされる。5LOPE
2の解除は変速段が第2速の場合に行なわれ、その手順
は(k)の場合と同様である。このような坂路検出・解
除フローの最後において、今回割込時の車速およびスロ
ットル開度をそれぞれ車速レジスタ2およびTHRDレ
ジスタ2にメモリする。
以上の通り、第4速のみならず第2速および第3速にお
いても、ロックアツプが好ましい領域を予め記憶装置に
メモリしておき、このメモリを参照して自動的にロック
アツプとロックアツプ解除を行なうロックアツプ制御に
おいて、アクセル解放時にはロックアツプを自動的に解
除するので、自動変速機やエンジンにショックを与える
ことは少なく、また車速の変動も少ない。
次に、本発明の主要点である慣性走行制御を説明する。
上述の変速制御およびロックアツプ制御は、第13a図
の丸Z以下のフローで行なわれ、所定の動作あるいは読
取・判定を終了する毎に、第13a図のフローの丸Aに
戻る。したがって、車走行中(車が5 km/h以上の
速Jim)でしかもシフトレバ−ポジションがDである
ときには、必らず、第13a図の丸Yから第13e図に
示す慣性走行制御フローに進む。そして、この慣性走行
フローに進むと、まず走行開始時に利用するタイマーレ
ジスタNの内容をクリアし、次にスロットル開度がO(
アイドルポジション)であるか否かを参照し、スロット
ル開度がOであると、次に慣性走行スイッチ63− 500の状態を参照する。
スイッチ500が開(慣性走行指示なし)であると、第
13a図の丸Zに進んで、上述の変速制御、ロックアツ
プ制御、状態検出2判定等に進む。スイッチ500が閉
(慣性走行指示)であると、5OLIレジスタニ「0」
を、5QL2 L/ジスタニ「1」を、また5QL3レ
ジスタに「0」をメモリし、ソレノイド弁320を非通
電に、ソレノイド弁330を通電に、またソレノイド弁
370を非通電にして、2速に速度段を設定する。
そして変速段レジスタに2速をメモリし、第13a図の
マルAに戻る。そして、シフトレバ−ポジションがDで
、スロットル開度がOで、車速が5 Km/h以上で、
しかも慣性走行指示スイッチ500が閉の間、マルA−
ステップ7−マルY−第13e図の慣性走行制御−マル
Aと巡回する。この間、変速段は2速である。
Dレンジの2速では、前述したように、一方向クラッチ
F+  (第1図)の働きにより車輪側の駆動力がエン
ジンに結合されず、エンジンブレーキがきかない。した
がって、上述の条件が成立してぃ64− る間変速段が2速に維持され、エンジンブレーキなしの
走行となる。ドライバは、市街地や高速道路等でDレン
ジ走行中に慣性走行するときにはスイッチ500を閉に
すればよい。
上述の条件:シフトレバ−ポジションがDである;車速
が5 km/h以上;スロットル開度が0(アイドルポ
ジション);慣性走行スイッチ500が閉;のいずれか
一つが否であると、この慣性走行モードは実行されない
。たとえばシフトレバ−ポジションが3,2又はLのと
きは、前述の変速およびロックアツプ制御が行なわれ、
スロットル開度が1以上では第13e図のフローで2速
設定をジャンプしてマルス以降の変速およびロックアツ
プ制御に進み、また車速か5 Km/h未満では第1.
3a図に示すフローの右下のタイマー処理フローを経て
第13e図のフローをバイパスする。慣性走行スイッチ
500が開のときには第13e図のフローで2速設定を
ジャンプしてマルス以下の、変速およびロックアツプ制
御に進む。
以上の通り本発明においては、Dレンジのときでも、ワ
ンタッチスイッチ操作で慣性走行を設定することができ
、シフトレバ−をNレンジに戻すなどの、わずられしい
操作は不要である。また、自動変速制御を乱すことはな
く、運転性を損なわない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を一態様で実施する自動変速機の構成
概要を示すブロック図、第2図はこの自動変速機の動作
を制御する油圧制御システムを示すブロック図、第3図
はこの油圧制御システムのソレノイド弁320,330
および370の通電を制御するデジタル電子制御装置の
構成を示すブロック図である。 第4図は、第3図に示す制御装置の割込動作を説明する
ためのプログラムの内容を示す説明図である。 第5a図は第3図に示す制御装置の主要部を更に詳細に
示すブロック図、第5b図は電源回路を示す回路図、第
5c図は車速検出回路を示す回路図、第5d図はシフト
レバ−位置センサ410および慣性走行指示スイッチと
、それらを入出力ポート404に接続するコネクタを示
す回路図、第5e図はスロットル開度センサの接続回路
を示す回路図、第5f図はソレノイドドライバを示す回
路図である。 第6a図はスロットル開度センサ430の平面図、第6
b図はそのVIB−VIB線断面図、第6c図はそのプ
リント基板433を拡大して示す平面図、第6d図はそ
のスライダ435を示す平面図、第6e図はスロットル
開度センサ430の出力コードを示す平面図である。 第7a図は第2図に示すソレノイドバルブ320゜33
0および370の1つを示す正面図、第7b図はその■
B−■B線断面図である。 第8a図はROM402に格納されている変速段切換参
照データを示すグラフ、第8b図、第8c図および第8
d図は、第8a図に示すデータを参照してRAM403
に書き込まれる変速段切換参照データを示すグラフであ
る。 第9a図はけん引力と車速の関係を示すグラフ、67− 第9b図は路面勾配と加速度との関係を示すグラ′ フ
である。 第10a図、第10b図、第10c図および第10d図
は、各変速段における坂路傾斜と車速の関係を示すグラ
フである。 第10e図は車速とスロットル開度、および変速段で定
まるロックアツプが適当な領域を示すグラフ、第10f
図はロックアツプが適当な領域のみでロックアツプ運転
するための、量子化したロックアツプ運転境界およびロ
ックアツプ解除境界を示すグラフである。 第11a図、第11b図および第11c図は、各変速段
における坂路走行領域および平坦路走行領域を示すグラ
フである。 第12a図は、ロックオンを解除してから変速をするま
での、スロットル開度に対する拘束時間を示すグラブ、
第12b図はスロットル開度加速度に対する拘束時間を
示すグラフである。 第12c図は、変速してからロックオンするまでの、ス
ロットル開度に対する拘束時間を示すグラ=68= フ、第12dはスロットル開度加速度に対する拘束時間
を示すグラフである。 第13a図、第13b図、第13c図、第1.3 d図
および第13e図は、ROM402に固定メモリされて
いる制御プログラムデータに基づいて、デジタル電子制
御装置400が行なう変速判定、変速制御。 ロックオン判定、ロックオン制御、慣性走行制御等の動
作を示すフローチャートである。 第13f図および第13g図は、ROM402に固定メ
モリされている割込プログラムデータに基づいて、デジ
タル電子制御袋@400が行なう坂路検出・解除の動作
を示すフローチャートである。 1:トルクコンバータ 2ニオ−パトライブ機構 3:歯車変速機構    5:ポンプ 6:タービン       7:ステータ8:クランク
軸     8:タービン軸10:キャリア  −11
:サンギア co−62:クラッチ Bo−Baミニブレーキ、−F
2 ニ一方向クラッチ 14:プラネタリピニオン15:リングギア16:ケー
ス      50:直結クラッチ100:油溜   
   102:圧力調整弁210:マニュアルシフ1−
バルブ 220:1−2シフ1−弁  230 : 2−3シフ
ト弁370:ロックアツプ制御ソレノイド弁320.3
30 :切換ソレノイド弁 400:デジタル電子制御装置 71− 声12a図 第12b区 0″閏喋ド3シi問 第12d図 殆13 C図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一方向クラッチを有する歯車変速機構を備え、Dレンジ
    の2速では一方向クラッチによりエンジンブレーキが作
    用しない自動変速機を電子制御装置で変速制御するにお
    いて; ドライバによって操作される指示スイッチにより慣性走
    行が指示されているときは、スロットル開度が実質上ア
    イドル回転相当値であってDレンジが設定されているこ
    とを条件に、自動変速機を2速に設定することを特徴と
    する自動変速機の変速制御方法。
JP58068802A 1983-04-19 1983-04-19 自動変速機の変速制御方法 Pending JPS59194155A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130652A (ja) * 1984-11-28 1986-06-18 Nissan Motor Co Ltd 変速シヨツク軽減装置付自動変速機のライン圧制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130652A (ja) * 1984-11-28 1986-06-18 Nissan Motor Co Ltd 変速シヨツク軽減装置付自動変速機のライン圧制御装置

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