JPS5919931B2 - ジアセトキシブテンの水素化方法 - Google Patents

ジアセトキシブテンの水素化方法

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JPS5919931B2
JPS5919931B2 JP49100778A JP10077874A JPS5919931B2 JP S5919931 B2 JPS5919931 B2 JP S5919931B2 JP 49100778 A JP49100778 A JP 49100778A JP 10077874 A JP10077874 A JP 10077874A JP S5919931 B2 JPS5919931 B2 JP S5919931B2
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reactor
reaction
hydrogenation
temperature
diacetoxybutene
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/18Polyhydroxylic acyclic alcohols
    • C07C31/20Dihydroxylic alcohols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/02Esters of acyclic saturated monocarboxylic acids having the carboxyl group bound to an acyclic carbon atom or to hydrogen
    • C07C69/12Acetic acid esters
    • C07C69/16Acetic acid esters of dihydroxylic compounds

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジアセトキシブテンの水素化方法に関するもの
である。
詳しくは、本発明は、ブタジエンのアセトキシ化反応に
よつて製造されるジアセトキシブテンを担体付水素化触
媒の存在下、二段階で水素化し、水素化率を向上させる
方法に関するものである。ジアセトキシブテンを水素化
して得られるジアセトキシブタンは、溶剤として有用な
ブタンジオール、テトラヒドロフランの中間原料として
重要であり、ブタジエン、酢酸及び酸素を反応させて得
られるジアセトキシブテンをパラジウム、ニッケル等の
触媒の存在下、水添して製造することが知られている。
しかして、水素化反応は発熱反応であり、しかも水素化
反応に適用される好適な反応温度域が比較的狭いので、
副反応を避けるためにも反応温度を所定の温度に維持す
ることが重要である。
加えてジアセトキシブタンと未反応物のジアセトキシブ
テンとは、沸点差が小さいのでこれらを蒸留分離するこ
とは困難である。従つて、ジアセトキシブテンの水素化
物を加水分解してブタンジオールを製造する際、両者が
混在したまま加水分解工程に供給されることとなるので
ジアセトキシブテンの水添反応は出来るだけ水素化率を
高めることが必要である。本発明者等はジアセトキシブ
テンの工業的有利な水素化方法につき鋭意研究した結果
、反応温度を制御しつつ、二段工程で水素化反応を実施
すれば、水素化率を向上させ得ることを見出し、本発明
を達成した。
即ち、本発明はジアセトキシブテンを担体付水素化触媒
の存在下水素化し、ジアセトキシブタンを製造するため
の工業的に有用な方法を提供することを目的とし、かか
る目的は本発明に従い、担体付水素化触媒の存在下、ジ
アセトキシブテンを水素化する方法において、該触媒を
充填した2つの反応装置で連続して水素化を行ない、第
1反応装置は固定床断熱型反応装置であり、該反応装置
から流出する反応生成物の一部を冷却循環して装置内温
度を50乃至150℃に保持し、且つ第1反応器での転
換率を80〜99.5%とし、反応生成物の残部は第1
反応装置内温度より高温に保持された第2反応装置に供
給し水素化し、その際、反応生成物の第1反応装置への
循環量は第2反応装置への供給量1部に対し0.5〜2
0部(重量)とすることにより容易に達成される。
次に、本発明を更に詳細に説明する。
本発明方法に使用される原料のジアセトキシブテンは、
バラジウム系触媒の存在下、ブタジエン、酢酸及び分子
状酸素を場合により溶媒の共存下反応させて得られるも
のであり、アセトキシ化反応は、公知の方法に従つて行
われる。
一般には、ブタジエン、酢酸、酸素又ば酸素含有ガスを
パラジウム系触媒の存在下、固定床方式、流動床方式、
懸濁触媒方式などの任意の方式で反応させる。本反応に
使用される触媒としては、パラジウム塩と銅塩の如きレ
ドツクス剤とからなる均一液相触媒、パラジウム、白金
、ロジウム、イリジウム、ルテニウムの金属又は金属塩
並びにこれらに助触媒として銅、銀、亜鉛、ニツケル、
クロム、鉄、コバルト、カドミウム、錫、鉛、モリブデ
ン、タングステン、アンチモン、テルル、セレン、ビス
マス、アルカリ金属、アルカリ土類金属の金属又はその
塩を加えた固体触媒が挙げられるが、パラジウム金属と
ビスマス、セレン、アンチモン及びテルルから選ばれた
少くとも1種の助触媒金属とを担体に担持した触媒が好
適である。触媒担体としては、例えば活性炭、シリカゲ
ル、シリカアルミナ、アルミナ、粘土、ボーキサイト、
マグネシア、ケイソウ土、軽石などが挙げられる。触媒
中の触媒金属の担持量は、通常パラジウム金属は、0.
1〜20(重量)%、他の助触媒金属は0.01〜30
(重量)%の濃度で選定される。反応は、通常40〜1
80℃、好ましくは60〜150℃の温度範囲で常圧以
上の圧力下実施される。
このようにして得られるアセトキシ化反応物から、水、
酢酸、高沸物及び触媒を分離して得られるジアセトキシ
ブテン類の混合物、或はこれらのジアセトキシブテン類
を更に異性体に蒸留分離したものを本願方法の原料とし
て使用する。
従つて、これらの原料は、1・4−ジアセトキシブテン
−2、3・4−ジアセトキシブテン−1を夫々主体とす
るもの或は両者の混合物から成るが、場合により酢酸が
混入(好ましくは10(重量)%以下)していても良く
、更に又アセトキシ化反応触媒の混入を避けることが出
来れば一部高沸物が入つていても差しつかえない。本願
水素化反応を行うのに用いられる水素は必ずしも純粋な
ものである必要は無く、不活性ガス、飽和炭化水素等で
稀釈されたものでも良い。
水素含量は特に制限されず、通常10(容量)%以上、
特に50(容量)%以上が好ましい。水素の供給源とし
ては、通常の電解水素、リホーマ一水素のほか反応系か
ら排出されるガス、例えば、反応生成物を気液分離した
後のガス相の一部を循環して使用することも出来る。
反応に使用される水素化触媒としては、パラジウム或は
ニツケル系の担体付触媒であり、パラジウム、ニツケル
の形態は特に制限されない。パラジウム触媒としては、
種々のものがあるが、一般には活性炭、アルミナ、マグ
ネシア等に担持された金属パラジウムが用いられる。ニ
ツケル系触媒としては、ラネーニツケル、還元ニツケル
等の金属ニツケル単独或はニッケルにZn,.v,.F
e,.cO,.calTil等の助触媒を添加したもの
を担体に担持したものが挙げられる。担体としては通常
アルミナ、シリカゲル、シリカアルミナ、粘土、ボーキ
サイト、マグネシア、ケイソウ土、軽石等が好適である
。水素化反応は、原料ジアセトキシブテンが多量に存在
するときは、0次反応で進行するが、反応がかなり進行
し、例えば転換率が80〜90%(無溶媒の場合)に達
しジアセトキシブテン濃度が低くなると一次反応になり
、極度に反応速度が遅くなる。
一方、ジアセトキシブテン濃度が高い状態で温度を高く
すると副反応が生起して、ジアセトキシブタンの選択率
は低下するが生成物のジアセトキシブタンは、高温でも
非常に安定である。
本願方法は、かかる知見にもとずいて水素化反応を特定
の反応条件下に保持された連続した二つの反応装置で実
施するものである。しかして、水素化反応は、一般に高
温にすぎると水添分解反応などの副反応の反応速度が増
大し、所望のジアセトキシブタンの選択率が低下し、他
方あまりに低温にすぎると十分な反応速度が得られず、
徒らに多量の触媒を必要とするので好ましくない。
従つて、2つの反応装置における反応温度は、第1反応
装置においては、50〜150℃、好ましくは60〜1
30℃の範囲で適用され、第2反応装置の温度は、第1
反応装置の出口温度より高い温度に保持されるが、あま
りに高温にすぎると副反応が惹起するので、反応温度は
、200℃以下で適用され、通常80〜170℃の範囲
で選ばれる。
反応圧力は、いずれの装置においても特に制限されない
が、反応圧力が著しく低い場合は、反応速度が遅いのみ
ならず水添分解反応が優勢となつて選択率が低下するの
で好ましくなく、又過度に圧力が高い場合には、高価な
反応装置を必要とする等の経済的な面で不利であるので
、通常は、1〜400atm1好ましくは1〜100a
tmで行われる。
又、本水素化反応を実施する際、溶媒は特に必要とする
ものではないが、溶媒を使用しても良い。
使用する溶媒としては、特に限定されないが、例えば、
飽和脂肪族炭化水素、アルコール類、工ーテル類、エス
テル類などが代表的なものである。次に、本発明方法に
従つた実施の態様を図面により説明する。図中、I,は
反応器、,は気液分離器、V,は冷却器、,は加熱器を
表わす、使用される反応器1としては、固定床断熱型反
応器であれば、特に制限されず、本反応器に前記の如き
水素化触媒を充填する。
原料ジアセトキシブテン類は導管1を通り、導管7より
反応域に循環される循環液と混合され、必要に応じ加熱
器で所定温度に加熱した後、反応器1の底部に供給する
水素含有ガスは、導管2により反応器へ供給する。ジア
セトキシブテン類はそのまま反応器へ供給しても良いが
、前述の如く循環液と混合して供給するのが好ましい。
又、水素含有ガスは、新たな原料を直接反応器に供給す
るが、反応生成物を抜き出し、気液分離した後のガス相
もニユーフイードの水素と充分混合して再使用するのが
有利である。反応器1から排出する反応生成物は、導管
3を通つて冷却器Vに移送され、そこで凝縮した後、気
液分離器に送られる。気相排ガスは導管5を通つて排ガ
ス処理系に送られるか、前述の如く水′素源として、再
使用しても良い。
一方、液相部は、その一部を冷却して温度調整した後、
導管7を通つて反応器1に循環され、残部は更に水素化
するために反応器の底部に移送される。
反応器1に循環される反応液は、本発明に従い外部冷却
して反応器に循環することが必要であるが、その際反応
器より排出された時の反応器出口温度に対する反応器へ
の導入時の温度差が通常5〜90℃、好ましくは5〜5
0℃低くなるように調整し、反応器1の反応温度を50
〜150℃に維持する。反応器への原料供給を下向の気
液並流の態様で実施する場合には、反応器底部で気液分
離した後、冷却器等の手段により、適当な温度に調整し
、ポンプ等により反応器に強制循環する。
循環される反応生成物の液量は、反応域より抜き出され
て次の水素化工程に送られる反応生成物1部に対し、通
常0.1〜100部、好ましくは0.5〜20部の範囲
で選ばれる。循環液の反応器への供給は、原料ジアセト
キシブテン類と混合し、或は混合することなく行われる
が、その際、反応器の数個所に分割導入しても良X.)
又、反応器としては、固定床反応器であれば、特に制限
は無く、該反応器に前記の水素化触媒を充填する。
気液分離器から得られる反応液で反応器1へ循環された
残りの部分は必要に応じ加熱器で予熱したのち、反応器
の底部から供給され、同時に水素ガスも導管2により反
応器の底部に導入される。
反応器の頂部から得られる反応生成物は導管[相]を通
つて冷却器に送られ、更に気液分離器で気液分離したの
ち、気相排ガスは、導管Oを通つて排ガス処理系に送ら
れるか、或は水素源として回収使用され、液相部は反応
生成物を取得するために精製系に送られる。
反応器においては、反応熱の発生が非常に僅かであるの
で、外部循環冷却をする要は無いが、場合によつては、
若干除熱手段を講じても差支えない。
本反応器における反応温度は、通常200℃以下、80
〜170℃で、反応器1における温度よりも高温に調整
される。反応器1,への反応原料の供給方法は、前述の
如く、上向の気液並流方式で供給されるが、勿論下向の
並流方式でもよく、更には液状原料(循環液及びジアセ
トキシブテン類)を下向流で、又、ガス状原料(水素含
有ガス)は上向流で供給する気液交流方式を用いること
も出来る。
水素ガスは、反応器1及びに夫々別個に供給しても、各
反応器を連続して流通させ系全体で水素をリサイクルし
ても良い。
後者の場合、水素ガスが最初に供給される反応器の反応
圧は他の反応器の反応圧より高く保持される。更に、反
応器1と反応器は必ずしも別の反応器である必要は無く
、一個の固定床断熱型反応装置中に2つの反応域を設け
ることによつても同様に実施出来る。
以上述べた如く、本発明方法によれば、ジアセトキシブ
テンの水素化反応を特定の条件下に多段反応で実施する
ことにより、効率よく水素化率を向上させることが出来
る。
即ち、第1段反応においては、外部循環冷却方式により
反応熱を除熱しながら50〜150℃で反応を実施し、
転換率を80〜99.5%にすることにより、大部分の
反応を0次反応で急速に進行させ且つ低温で操作する結
果副反応を抑制し、選択率を向上させる。第2段反応に
おいては、ジアセトキシブテン濃度は低く、1次反応で
反応は進行するが、生成物は、比較的高温に対して安定
であるので、反応温度を高めることにより、転換率を向
上させるものである。次に本発明方法を実施例により更
に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を超えない
限り以下の実施例に限定されるものではない。実施例
1 添付図面に従つて本反応を実施した。
反応器1及びとして内径32.9mmφ、全長1500
1t7!LのSUS3l6製反応器を使用し、これに水
素化触媒を夫々4307づつ充填した。触媒は、直径3
m7!Lφ、長さ3m!のシリンダー状に成型したγ−
アルミナにパラジウム(担体に対し2.0Wt%)を担
持させたもので、寓比重0.98kg/lである。反応
原料のジアセトキシブテンは、ブタジエン、酢酸及び酸
素含有ガスを、パラジウム系触媒と80〜100℃で接
触反応させて得られた反応生成物を蒸留精製して取得し
たもので1・4−ジアセトキシブテン−2含量が98%
(重量)以上である。反応圧力10kg/CdGに保持
された反応器1に、ジアセトキシブテン86f7/Hr
を、循環される反応生成液0.751/Hrと混合し、
加熱器で75℃に予熱し、反応器1の底部に供給し、同
時に水素(純度99.9%以上)も反応器1の底部より
200N1/Hrの割合で供給した。
反応器1の上部から排出される反応液の温度は104℃
であつた。この反応液を冷却器vで冷却し、次いで、気
液分離器に供給する前にバルブで常圧にまで圧力を降下
した後、気液分離器で気液を分離し気相部は、排ガス処
理系にパージした。液状反応生成物の一部87f/Hr
を加熱器で110℃に予熱した後、反応圧10k9/C
dGに保持した反応器の底部に供給し、残部は反応器1
に循環した。
同時に水素(純度99.9%以上)を200NI/Hr
の割合で反応器の底部から供給した。反応器の上部から
排出された反応物の温度は110℃であり、この反応物
を冷却器で冷却し、バルブで常圧にまで減圧し、次いで
気液分離器で気液分離したのち液相部から目的物を取得
した。
その結果、1・4−ジアセトキシブテン−2の転換率は
ほぼ100%であり、未反応1・4−ジアセトキシブテ
ン−2は検出されなかつた。又取得した1・4−ジアセ
トキシブタンの選択率は99.0%であつた。比較例
1 前記実施例1において、反応器1の触媒量を860yと
し、反応器を用いず、1段で水素化反応を実施した以外
は同様にして1・4−ジアセトキシブテン−2を水素化
した。
その結果、反応器1の上部から排出される反応物の温度
は、107℃であり、1・4−ジアセトキシブテン−2
の転換率99.0%、1・4−ジアセトキシブタンの選
択率99.1%で1・4−ジアセトキシブタンを得た。
比較例 2 前記比較例1において反応器1の導入温度を105℃と
した以外は比較例1と同様にして1・4−ジアセトキシ
ブテン−2を水素化した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 担体付水素化触媒の存在下、ジアセトキシブテンを
    水素化する方法において、該触媒を充填した2つの反応
    装置で連続して水素化を行ない、第1反応装置は固定床
    断熱型反応装置であり、該反応装置から流出する反応生
    成物の一部を冷却循環して装置内温度を50乃至150
    ℃に保持し、且つ第1反応器での転換率を80〜99.
    5%とし、反応生成物の残部は第1反応装置内温度より
    高温に保持された第2反応装置に供給し水素化し、その
    際、反応生成物の第1反応装置への循環量は第2反応装
    置への供給量1部に対し0.5〜20部(重量)である
    ことを特徴とするジアセトキシブテンの水素化方法。
JP49100778A 1974-09-02 1974-09-02 ジアセトキシブテンの水素化方法 Expired JPS5919931B2 (ja)

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