JPS5921982B2 - マルチフイラメントの延伸方法 - Google Patents

マルチフイラメントの延伸方法

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JPS5921982B2
JPS5921982B2 JP3876076A JP3876076A JPS5921982B2 JP S5921982 B2 JPS5921982 B2 JP S5921982B2 JP 3876076 A JP3876076 A JP 3876076A JP 3876076 A JP3876076 A JP 3876076A JP S5921982 B2 JPS5921982 B2 JP S5921982B2
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JP
Japan
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multifilament
yarn
filaments
stretching
broken
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JP3876076A
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肇 荒井
栄一 林
清 中川
吉宏 近野
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマルチフィラメントの延伸方法に関する。
さらに詳しくは本発明はマルチフィラメントを延伸する
過程で発生する単数または複数の破断フィラメントの先
端を任意のフィラメント群に交絡させることによって延
伸成績を向上せしめることを特徴とするマルチフィラメ
ントの延伸方法である。
従来 マルチフィラメントはフラットヤーンまたはテク
スチャードヤーン等の種々の形態で編織加工が施されて
布帛となり、衣料用、産業用などのいろいろな用途分野
に広く有益に提供されている。
このマルチフィラメントは、紡糸した後に数倍の倍率で
延伸されて得られるのが普通であるが、マルチフィラメ
ントの延伸の際の単糸切払およびそれに起因する糸切れ
による収率の低下はマルチフィラメントを工業的に生産
する場合においては大きな問題である。
また、マルチフィラメントに単数または複数の破断フィ
ラメントが存在する場合は、これを仮ヨリ加工する時に
糸切れを惹起せしめたり、整経する時には糸切れや寄り
つきなどの弊害をもたらして高次加工性を著しく損うも
のである。
このため、■合成高分子に酸化チタンを分散する方法(
特公昭28−1208号公報)、■未延伸糸に撚を加え
て延伸する方法(特公昭39−22675号公報)、■
延伸ローラの糸条導入部を梨地加工して延伸する方法(
特公昭42−19492号公報)、■未延伸糸の給糸張
力を規定する方法(特公昭45−32778号公報バ■
その他延伸に際して、糸を予備加熱する方法や2段延伸
する方法などで単数または複数の破断フィラメントの発
生を防止し、延いてはマルチフィラメントの糸切れを防
止する方法が提案されている。
しかしながら、これらのいずれの方法によっても破断フ
ィラメントの発生を効果的に防止し破断フィラメントが
皆無であるマルチフィラメントを製造するのは極めて困
難である。
従って破断フィラメントの存在を極度にきらう加工、お
よび用途分野に対しては破断フィラメントが実質的に存
在しないマルチフィラメントの延伸パッケージのみを供
することになるため、収率が悪いうえ破断)イラメント
の発生を個々のパッケージについて詳細にチェックし選
別しなければならないという問題がある。
本発明の第一の目的は、これら従来の欠点、すなわちマ
ルチフィラメントを延伸する過程で発生する単数または
複数フィラメントの破断、およびこれによって誘発する
糸切れを防止し、複雑な装置又は方法を用いず高い延伸
成績が得られるマルチフィラメントの延伸方法を提供す
るにある。
更に本発明の第二の目的は、マルチフィラメントを仮ヨ
リ加工、整経、撚糸、製織あるいは製編環の高次加工を
施す工程において糸切れ等のトラブル発生が少ない工程
通過性の良好なマルチフィラメントを提供するにある。
即ち、本発明はマルチフィラメントを任意のローラ間で
延伸するに際し、実質的に延伸が終了しかつ延伸張力が
作用している延伸ローラ前の領域で、マルチフィラメン
トに流体を噴射して延伸時に発生した単数または複数の
フィラメントの破断部の先端を任意のフィラメント群に
交絡させることを特徴とするマルチフィラメントの延伸
方法である。
本発明になるマルチフィラメントの延伸方法を図によっ
て詳述する。
第1図は本発明のマルチフィラメントの延伸方法の好ま
しい一実施態様を示す概略図で、未延伸糸チーズ1より
解舒された未延伸糸2は案内ガイド3,3′を介して一
対の給糸ローラ4,4に供給され、延伸ピン5において
実質的に延伸が終了し、分割ローラ8を配した延伸ロー
ラ7に送られる。
この際、延伸ピン5と延伸ローラ7の間の延伸張力が作
用している領域内に流体噴射装置6を配して流体を噴射
し、延伸時に発生する破断フィラメントの先端部分を任
意のフィラメント群に交絡させ、延伸ローラ7に破断フ
ィラメントを巻付けないで案内ガイド3/、/ リン
グ9、トラベラ10を経て延伸糸パーン11に巻上げる
ここで、本発明の流体噴射装置に特に限定はなく、例え
ば特公昭36−12230号公報、特公昭49−411
31号公報に開示されている種々の噴射装置の使用が可
能であり、特に糸通しが容易となる点で後者の噴射装置
を使用するのが良い。
また、噴射に供する流体はコストの面から圧縮空気を利
用するのが好ましい。
また、ここでいう交絡とは、特公昭37−1175号公
報の第25図および第26図に開示されているような非
電性の交絡を意味するだけではすく、ループ状に強固に
結合しているものも含む。
また、破断フィラメントの部分の交絡の強さは、単糸デ
ニールに相当する重量グのフックをマルチフィラメント
の糸束の中間に挿入して落下させた時に、交絡部分で停
止する程度が好ましいが特にこれに限定されるものでは
ない。
本発明によれば、延伸時に発生する破断フィラメントを
任意のフィラメント群に強固に交絡させるために延伸ロ
ーラに破断フィラメントが巻付かない。
このため、従来の延伸方法の欠点とされていた延伸ロー
ラに巻付いた破断フィラメントによって糸切れを誘発す
る現象が全く発生しないため収率が向上し、破断フィラ
メントが存在しないマルチフィラメントと同等の短糸特
性と作業性が得られる。
本発明の方法の特異点は、延伸が実質的に終了しかつ延
伸張力の作用下にある延伸ローラ前の領域でマルチフィ
ラメントに流体を噴射することである。
これによって延伸時に発生した破断フィラメントのみは
その先端部が任意のフィラメント群と強固に交絡するが
、該交絡部以外のフィラメント群にはフィラメント同志
の交絡は実質的に存在せず、マルチフィラメント全体に
過剰な集束性を付与しないのである。
そしてこのための前記延伸張力としては0.7f/d以
上が好ましい。
なお、マルチフィラメントに流体を噴射し流体の乱流作
用によってマルチフィラメントを構成する任意のフィラ
メント群を互いに絡み合わせて非電性緊密多繊条インタ
ーレース糸を製造する方法は、例えば特公昭36−12
230号公報によって既に公知である。
しかし該方法は、マルチフィラメント全体に高頻度の交
絡を均一に付与することを目的とするものであり、紡糸
あるいは延伸工程中で流体を噴射する際の糸条の張力は
極めて低く、好ましくは0.25/d以下であり、本発
明の目的および手段とは著しく異なるものである。
なお、本発明でいう延伸とは分子の配向が低いいわゆる
未延伸糸を延伸する場合のほか分子の配向が比較的に高
い、いわゆるプレオリエンテッドヤーンを延伸する場合
、および紡糸と直結して延伸する場合のすべてを含む。
この場合の延伸機はドローツイスタ−またはドローワイ
ンダーなど如何なる機種でも利用できる。
また、本発明のマルチフィラメントの製造方法は、第1
図に示したような給糸ローラ、延伸ピン、延伸ローラの
系列で延伸する方法のはカー給糸ローラ、熱板、延伸ロ
ーラの系死 または給糸ローラ、予備加熱ローラ、延伸
ローラの系列などの従来周知のすべての方法に適用でき
る。
なお、延伸を多段で行なう場合には、各々の延伸ローラ
前に単数または複数個の噴射装置を配することができる
本発明に用いるこ七のできるマルチフィラメントとして
は、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル
、ポリオレフィンなどの合成高分子または該高分子と第
3成分共重合体からなるフィラメント、あるいは半合成
高分子からなるフィラメント、再生繊維などが挙げられ
る。
特にポリエステルの場合、極限粘度(25℃の0−クロ
ルフェノール中での測定値)が0.55以下の低重合度
ポリエステル、およびエチレングリコール、テレフタル
酸以外の第3成分を共重合させた変性ポリエステルから
なるフィラメントを用いる場合に本発明の効果は顕著で
ある。
本発明の方法によって得られるマルチフィラメントの第
一の特徴は、マルチフィラメントを構成する任意のフィ
ラメントの群の長さ方向に沿って破断した単数または複
数のフィラメントの先端部分が不規則に強く交絡してい
ることである。
このため、仮ヨリ加工や周知の編織操作、例えば整経サ
イジング、ビーミング、糸管巻製織、製編工程でのしご
きによる糸だまり、寄りつき、もつれ、糸切れなどの欠
点は発生せず、破断したフィラメントが実質的に存在し
ないマルチフィラメントと実質的に同等の優れた作業特
性および走行特性を発揮する。
本発明の方法によって得られるマルチフィラメントの第
二の特徴は、破断フィラメントが存在しない部分にフィ
ラメント同志の交絡が実質的に存在せず、過剰な集束性
が存在しないことである。
このため、該マルチフィラメントを例えば仮ヨリ加工し
た場合でも嵩高性を主体とした風合は良好である。
なお、前記した破断フィラメントきは、マルチフィラメ
ントを構成するフィラメントの単数または複数が延伸時
に破断したフィラメントを意味するものであり、すべて
の単糸が破断じたものは含まない。
本発明によれば、延伸されたマルチフィラメントの集束
性を実質的に変化させることなく延伸時に発生したフィ
ラメントの破断部分をフィラメントを構成する任意のフ
ィラメント群に交絡させることができ、ドローローラへ
のフィラメントの巻付きがなく延伸糸の収率が向上する
と共に、延伸以後および高次加工工程での作業性が向上
する。
また、マルチフィラメントの交絡部分は破断フィラメン
トが交絡している一部に限られているから得られたマル
チフィラメントの風合いは良好である。
以下に実施例を挙げて本発明を詳述する。
なお、実施例中の1級収率とは、定量(重量)のマルチ
フィラメントを延伸し巻上げる過程において、糸切れお
よび破断フィラメントが発生しなかった正常な延伸糸パ
ーンの本数を百分率で表わした値である。
実施例 1 第1図に示す装置において、酸化チタンを0.5wt%
含有する極限粘度0.66(0−クロロフェノール25
℃中で求めた値)のポリエチレンテレフタレートの未延
伸糸を、120℃に加熱された金属製の延伸ピンを介し
て延伸倍率3.45倍で延伸し、600m/minの延
伸速度で75デニール、72フイラメントの延伸糸パー
ンを得た。
この場合、第1図に示す流体の噴射装置は特公昭49−
41131号公報と類似で、φ1=1.5− φ2=0
.8van、 5W=0.05mm、 A=130
°である装置を使用し、エアー圧力20kg/caの圧
空を送り込んで延伸張力1.2S’/d下のマルチフィ
ラメントに延伸ローラ前で流体処理を施した。
得られたマルチフィラメントは一般の織物用の整経機に
より整経したところ、糸切れは1.2×107m当り1
回にすぎなかった。
比較実施例 1 実施例1において、流体処理を行なわずに巻上げ、延伸
撚糸過程で糸切れしたものは除外しドローローラで破断
フィラメントが巻付いただけで所定の長さに延伸された
パーンを実施例1と同様に整経したところ、1.2 X
i o7当り14回の糸切れを生じた。
実施例 2 第1図に示す装置において、酸化チタンを含有してない
極限粘度0.66(0−クロロフェノール中25℃で求
めた値)のポリエチレンテレフタレートの未延伸糸を、
120℃に加熱された金属製の延伸ピンを介して延伸倍
率3.3倍で延伸し、600m/minの延伸速度で7
5デニール、72フイラメントの延伸糸パーンを得た。
この場合、第1図に示す流体の噴射装置としては実施例
1と同じものを用い、エアー圧力2.5kg/crAの
圧空を送り込んで延伸張力1.IL?/dのマルチフィ
ラメントに延伸ローラ前で流体処理を施した。
その結果、延伸糸パーンの1級収率は98チと極めて高
いものであった。
これに対し前記工程で流体処理を施さなかったマルチフ
ィラメントからの延伸糸パーンの1級収率は90チと低
いものであった。
実施例 3 第1図に示す装置において、分子量20,000のナイ
ロン6の未延伸糸を加熱してない酸化チタン製の延伸ピ
ンを介して延伸倍率4.5倍で延伸し、360 m /
minの延伸送度で210デニーハ24フイラメント
の延伸糸パーンを得た。
この場合、第1図に示す装置の流体の噴射装置は実施例
1と同じものを使用して、エアー圧力2.0 kg/c
rilの圧空を送り込んで延伸張力1.3f/dのマル
チフィラメントに延伸ローラ前で流体処理を施した。
その結果、延伸糸パーンの1級収率は99.3%と極め
て高いものであった。
なお、延伸機の供給ローラおよびドローローラはクロム
メッキの鏡面仕上げをしたものを用いた。
比較実施例 2 実施例3においてナイロン6マルチフィラメントに流体
処理を施さないで、通常の延伸だけを行なったところ、
得られた延伸糸パニンの1級収率は95.2%と極めて
低いものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマルチフィラメントを得るための好ま
しい一実施態様を示す概略図である。 1:未延伸糸チーズ、2:未延伸糸、3 、3’。 3″:案内ガイド、4 、4’:給糸ローラ、5:延伸
ピン、6:流体噴射装置、7:延伸ローラ、8:分割ロ
ーラ、9:リング、10: トラベラ−111:延伸糸
パーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マルチフィラメントを任意のローラ間で延伸するに
    際し、実質的に延伸が終了しかつ延伸張力が作用してい
    る延伸ローラ前の領域で、マルチフィラメントに流体を
    噴射して延伸時に発生した単数または複数のフィラメン
    トの破断部の先端を任意のフィラメント群に交絡させる
    ことを特徴とするマルチフィラメントの延伸方法。
JP3876076A 1976-04-08 1976-04-08 マルチフイラメントの延伸方法 Expired JPS5921982B2 (ja)

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JPS52124922A JPS52124922A (en) 1977-10-20
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JPS5953716A (ja) * 1982-09-22 1984-03-28 Toray Ind Inc ポリエステル繊維の延伸法
JPS6094616A (ja) * 1983-10-24 1985-05-27 Toray Ind Inc 仮撚加工用ポリアミド中間配向糸の製造方法

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