JPS592314B2 - 自己融着性絶縁塗料 - Google Patents
自己融着性絶縁塗料Info
- Publication number
- JPS592314B2 JPS592314B2 JP9631876A JP9631876A JPS592314B2 JP S592314 B2 JPS592314 B2 JP S592314B2 JP 9631876 A JP9631876 A JP 9631876A JP 9631876 A JP9631876 A JP 9631876A JP S592314 B2 JPS592314 B2 JP S592314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- weight
- resin
- parts
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱特性特に高温時において、優れた接着性を
有する自己融着性絶縁塗料に関するものである。
有する自己融着性絶縁塗料に関するものである。
一般に自己融着性絶縁塗料はコイル成形に用いられる自
己融着性絶縁電線等の最外接着層を形成するための塗料
として使用されているものである。
己融着性絶縁電線等の最外接着層を形成するための塗料
として使用されているものである。
自己融着性絶縁電線を使用するコイル成形は従来法の如
くコイル成型後、含浸ワニスを使用することなく、コイ
ル成形体をそのまま加熱するのみにて線間を熱融着1体
化することが出来得るため、その加熱接着工程が極めて
簡略化され且つ優れた省力化を有する等多大なメリット
を有するものであつた。而して、従来自己融着性絶縁電
線の最外層に設ける接着樹脂層としては、ポリビニル・
ブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、アルコー
ル可溶性ナイロン等により形成されているものであるが
、これらの樹脂は熱軟化温度が低いため、形成された接
着層は高温時において十分な接着温度を保持することが
できず、その使用温度範囲は100℃前後であつた。
くコイル成型後、含浸ワニスを使用することなく、コイ
ル成形体をそのまま加熱するのみにて線間を熱融着1体
化することが出来得るため、その加熱接着工程が極めて
簡略化され且つ優れた省力化を有する等多大なメリット
を有するものであつた。而して、従来自己融着性絶縁電
線の最外層に設ける接着樹脂層としては、ポリビニル・
ブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、アルコー
ル可溶性ナイロン等により形成されているものであるが
、これらの樹脂は熱軟化温度が低いため、形成された接
着層は高温時において十分な接着温度を保持することが
できず、その使用温度範囲は100℃前後であつた。
なお、高温時において十分な接着強度を保持するために
は熱軟化温度の高い樹脂により接着樹脂層を形成すれば
よい訳であるが、かかる接着樹脂層による自己融着性絶
縁電線は、この電線をコイルに成形した後熱融着する工
程において高温度の装置を必要とし、実際上操業が極め
て困難であつた。
は熱軟化温度の高い樹脂により接着樹脂層を形成すれば
よい訳であるが、かかる接着樹脂層による自己融着性絶
縁電線は、この電線をコイルに成形した後熱融着する工
程において高温度の装置を必要とし、実際上操業が極め
て困難であつた。
従つて従来の自己融着性絶縁電線はトランス或はテレビ
ジョンのヨークコイル等の如く比較的低温度において使
用される静止機器用に限られていたものであり、その使
用範囲は大巾に制限されていたものである。
ジョンのヨークコイル等の如く比較的低温度において使
用される静止機器用に限られていたものであり、その使
用範囲は大巾に制限されていたものである。
一方近時電気機器においては小型軽量化、信頼性向上の
点からこれらの機器に使用される絶縁電線として耐熱性
を有する自己融着性絶縁電線の出現が要望され、これに
伴い高温時においても十分な接着強度を発揮する自己融
着性絶縁塗料の研究が盛に行われているものである。
点からこれらの機器に使用される絶縁電線として耐熱性
を有する自己融着性絶縁電線の出現が要望され、これに
伴い高温時においても十分な接着強度を発揮する自己融
着性絶縁塗料の研究が盛に行われているものである。
本発明はかかる要望に応じ鋭意研究を行つた結果、見出
したものであり、分子量約10000以上を有するポリ
ヒドロキシポリエーテル樹脂100重量部に対して、ポ
リスルフォン樹脂10〜200重量部及び有機チタン化
合物をチタン重量として0.3〜6.0重量部を夫々配
合した混和物を有機溶媒に溶解したことを特徴とした自
己融着性絶縁塗料である。
したものであり、分子量約10000以上を有するポリ
ヒドロキシポリエーテル樹脂100重量部に対して、ポ
リスルフォン樹脂10〜200重量部及び有機チタン化
合物をチタン重量として0.3〜6.0重量部を夫々配
合した混和物を有機溶媒に溶解したことを特徴とした自
己融着性絶縁塗料である。
本発明自己融着性絶縁塗料を更に詳述すると、まず第1
成分としての分子量約10000以上のポリヒドロキシ
ポリエーテル樹脂とは下記一般式にて示すものである。
成分としての分子量約10000以上のポリヒドロキシ
ポリエーテル樹脂とは下記一般式にて示すものである。
(ただし式中nは正の整数、R1は−0−、−S一ーS
02−、− CH2 −、−C− 基、R2は水素或は
アルキル基である)なお該樹脂の市販品を具体的に例示
するとエポノールOL−53−B40(米国シエル社商
品名)ベークライトフエノキシPKHH 8 5 0
0,. 玲PRDA 8 08 0(米国ユニオンカー
バイト社商品名)、EPX− 2 5、EPX − 2
6(旭電化工業株式会社商品名)等がある。
02−、− CH2 −、−C− 基、R2は水素或は
アルキル基である)なお該樹脂の市販品を具体的に例示
するとエポノールOL−53−B40(米国シエル社商
品名)ベークライトフエノキシPKHH 8 5 0
0,. 玲PRDA 8 08 0(米国ユニオンカー
バイト社商品名)、EPX− 2 5、EPX − 2
6(旭電化工業株式会社商品名)等がある。
又、ポリヒドロキシポリエーテル樹脂の分子量を約10
000以上に限定した理由は分子量が約10000未満
のものを使用した場合には塗着被膜が可塑性が乏しくな
るためである。
000以上に限定した理由は分子量が約10000未満
のものを使用した場合には塗着被膜が可塑性が乏しくな
るためである。
次に本発明における第2成分としてのポリスルフオン樹
脂とは下記一般式にて示すものである。
脂とは下記一般式にて示すものである。
(但し式中mは正の整数)なお、該樹脂の市販品を具体
例的に例示するとP−1700,.P−3500(米国
ユニオンカーバイト社商品名)等がある。
例的に例示するとP−1700,.P−3500(米国
ユニオンカーバイト社商品名)等がある。
又本発明においてポリスルフオン樹脂をポリヒドロキシ
ポリエーテル樹脂100重量部に対して10〜200重
量部に限定した埋由は、10重量部未満の場合には、塗
着被膜が高温時において十分な接着強度を示さず、又2
00重量部を越した場合には塗着被膜が常温において接
着性に欠け、且つ十分な強度を示さないためである。
ポリエーテル樹脂100重量部に対して10〜200重
量部に限定した埋由は、10重量部未満の場合には、塗
着被膜が高温時において十分な接着強度を示さず、又2
00重量部を越した場合には塗着被膜が常温において接
着性に欠け、且つ十分な強度を示さないためである。
このようにポリスルフオン樹脂を添加することによつて
長期にわたり優れた耐熱性を保持する自己融着性塗料を
えるものである。
長期にわたり優れた耐熱性を保持する自己融着性塗料を
えるものである。
更に本発明における第3成分としての有機チタン化合物
は、ポリヒドロキシポリエーテル樹脂と容易に半硬化状
態を形成し得るものであり、例えばチタン酸の低級アル
キルエステルをエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、トリエタノ一ルアミン、ジエチレングリコール、
オクチレングリコール、アセト酢酸エステル等と反応せ
しめたチタニウム化合物が使用される。
は、ポリヒドロキシポリエーテル樹脂と容易に半硬化状
態を形成し得るものであり、例えばチタン酸の低級アル
キルエステルをエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、トリエタノ一ルアミン、ジエチレングリコール、
オクチレングリコール、アセト酢酸エステル等と反応せ
しめたチタニウム化合物が使用される。
なおオクチレングリコールのチタニウムキレート化合物
としては、オルガチツトOG(7 0%ブタノール溶液
、チタン含有量5.2±0.5重量%)(松本製菓工業
(株)商品名)があり、アセト酢酸エステルのチタニウ
ムキレ一卜化合物としてはオルガチツトEAA (7
5%イソプロピルアルコール溶液、チタン含有量9.9
±0.2 5重量%)(松本製菓工業(株)商品名)が
ある。
としては、オルガチツトOG(7 0%ブタノール溶液
、チタン含有量5.2±0.5重量%)(松本製菓工業
(株)商品名)があり、アセト酢酸エステルのチタニウ
ムキレ一卜化合物としてはオルガチツトEAA (7
5%イソプロピルアルコール溶液、チタン含有量9.9
±0.2 5重量%)(松本製菓工業(株)商品名)が
ある。
又本発明においてチタン化合物の配合量を該化合物中の
チタン重量としてポリヒドロキシポリエーテル樹脂10
0重量部に対して0.3 〜 6.0重量部と限定した
理由に0.3重量部未満の場合にはポリヒドロキシポリ
エーテル樹脂を架橋化する効果が乏しく、6重量部を越
えた場合には逆に耐熱性を改良することなく接着強度を
低下せしめるようになるためである。
チタン重量としてポリヒドロキシポリエーテル樹脂10
0重量部に対して0.3 〜 6.0重量部と限定した
理由に0.3重量部未満の場合にはポリヒドロキシポリ
エーテル樹脂を架橋化する効果が乏しく、6重量部を越
えた場合には逆に耐熱性を改良することなく接着強度を
低下せしめるようになるためである。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1〜6及び比較例1〜6直径0.5m71Lの銅
線にポリエステルイミドワニス(日触スケネクタデイ社
製商品名アイソミツド)を塗布焼付けて厚さ25μの皮
膜を有する絶縁電線を得た。
線にポリエステルイミドワニス(日触スケネクタデイ社
製商品名アイソミツド)を塗布焼付けて厚さ25μの皮
膜を有する絶縁電線を得た。
次に第1表に示す組成による本発明自己融着性※而して
これらの自己融着性絶縁電線の接着強度を測定するため
に、直径5mmの丸棒に該絶縁電線〈絶縁塗料(実施例
1〜5及び比較例自己融着絶縁塗料(比較例1〜6)を
上記の絶縁電線の外側に炉長3m、温度300℃の焼付
炉を用いて線速15m/分の速度で夫々塗布焼付し、皮
膜厚さ12μの接着樹脂層を設けた自己融着性絶縁電線
を得た。
これらの自己融着性絶縁電線の接着強度を測定するため
に、直径5mmの丸棒に該絶縁電線〈絶縁塗料(実施例
1〜5及び比較例自己融着絶縁塗料(比較例1〜6)を
上記の絶縁電線の外側に炉長3m、温度300℃の焼付
炉を用いて線速15m/分の速度で夫々塗布焼付し、皮
膜厚さ12μの接着樹脂層を設けた自己融着性絶縁電線
を得た。
又、従来品と比較するため、ポリビニルブチラール樹脂
(積水化学製商品名BH−4)を接着層に使用したもの
についても同様に調製した。を巻きつけ長さ70mmの
螺旋状コイルを形成した後200℃において30分間加
熱して線相互を接着し、これをASTMD−2519に
基いて常温及び150℃における接着強度を測定した結
果は第2表に示す通りである。又本発明方法による自己
融着性絶縁塗料を適用した自己融着性絶縁電線と比較す
るために、上記と同様に直径0.5mmの銅線にポリエ
ステルイミドワニスを塗布焼付して得た絶縁電線を上記
と同様にして長さ70mmの螺旋状のコイルを形成し、
このコイルをエポキシフエノール含浸ワニス(米国PD
GeOrge社製商品名Pedigrec廃923)中
に浸漬、風乾した後160℃において3時間加熱固着さ
せた含浸ワニスコイル(比較例7)についても、上記同
様に常温及び150℃における接着強度を測定し、その
結果を第2表に併記した。
(積水化学製商品名BH−4)を接着層に使用したもの
についても同様に調製した。を巻きつけ長さ70mmの
螺旋状コイルを形成した後200℃において30分間加
熱して線相互を接着し、これをASTMD−2519に
基いて常温及び150℃における接着強度を測定した結
果は第2表に示す通りである。又本発明方法による自己
融着性絶縁塗料を適用した自己融着性絶縁電線と比較す
るために、上記と同様に直径0.5mmの銅線にポリエ
ステルイミドワニスを塗布焼付して得た絶縁電線を上記
と同様にして長さ70mmの螺旋状のコイルを形成し、
このコイルをエポキシフエノール含浸ワニス(米国PD
GeOrge社製商品名Pedigrec廃923)中
に浸漬、風乾した後160℃において3時間加熱固着さ
せた含浸ワニスコイル(比較例7)についても、上記同
様に常温及び150℃における接着強度を測定し、その
結果を第2表に併記した。
なお接着樹脂層の可撓性について0.5mmの丸棒に1
0回巻付け亀裂の有無を測定したが何れも良好であつた
。上表より明らかの如く本発明自己融着性絶縁塗料を適
用した自己融着性絶縁電線は従来の自己融着性絶縁電線
及び汎用の含浸ワニス処理用絶縁電線に比して優れた耐
熱特性を有すると共に、コイル形成時における加熱接着
工程が極めて容易である等電気機器用電線として極めて
有用なものである。
0回巻付け亀裂の有無を測定したが何れも良好であつた
。上表より明らかの如く本発明自己融着性絶縁塗料を適
用した自己融着性絶縁電線は従来の自己融着性絶縁電線
及び汎用の含浸ワニス処理用絶縁電線に比して優れた耐
熱特性を有すると共に、コイル形成時における加熱接着
工程が極めて容易である等電気機器用電線として極めて
有用なものである。
Claims (1)
- 1 分子量約10000以上を有するポリヒドロキシポ
リエーテル樹脂100重量部に対して、ポリスルフォン
樹脂10〜200重量部及び有機チタン化合物をチタン
重量として0.3〜6.0重量部を夫々配合した混和物
を有機溶媒に溶解したことを特徴とする自己融着性絶縁
塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9631876A JPS592314B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 自己融着性絶縁塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9631876A JPS592314B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 自己融着性絶縁塗料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5321785A JPS5321785A (en) | 1978-02-28 |
| JPS592314B2 true JPS592314B2 (ja) | 1984-01-18 |
Family
ID=14161662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9631876A Expired JPS592314B2 (ja) | 1976-08-12 | 1976-08-12 | 自己融着性絶縁塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592314B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61169099A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波送受波器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56123605A (en) * | 1980-03-01 | 1981-09-28 | Toshiba Chem Prod | Selffadhesive insulated wire |
-
1976
- 1976-08-12 JP JP9631876A patent/JPS592314B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61169099A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波送受波器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5321785A (en) | 1978-02-28 |
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