JPS5932882B2 - 針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法 - Google Patents

針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法

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JPS5932882B2
JPS5932882B2 JP55058516A JP5851680A JPS5932882B2 JP S5932882 B2 JPS5932882 B2 JP S5932882B2 JP 55058516 A JP55058516 A JP 55058516A JP 5851680 A JP5851680 A JP 5851680A JP S5932882 B2 JPS5932882 B2 JP S5932882B2
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magnetic iron
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啓三 森
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気記録用針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造
法に関するものであり、反応系における第二鉄イオンか
らの針状晶α−FeOOH粒子の生成反応を防止して、
第一鉄塩水溶液からの針状晶α−FeOOH粒子の生成
反応のみを生起させることにより、針状晶を有し、且つ
、粒度が均斉であり、また、樹枝状粒子が混在しない針
状晶α−FeOOH粒子を得、該針状晶α−FeOOH
粒子を加熱還元、酸化することにより、針状晶を有し、
且つ、粒度が均斉であり、また、樹枝状粒子が混在して
いない針状晶マグネタイト粒子並びに針状晶マグヘマイ
ト粒子を得ることを目的とする。
磁気記録媒体の製造に際して、本発明の方法により得ら
れる針状晶マグネタイト粒子又は針状晶マグヘマイト粒
子を用いた場合には、針状晶を有し、且つ、粒度が均斉
であり、また、樹枝状粒子が混在していないことに起因
して、針状晶磁性酸化鉄粒子のビークル中での分散性、
塗膜中での配向性及び充填性が極めてすぐれた磁気記録
媒体を得ることができる。近年、磁気記録再生用機器の
小型軽量化が進むにつれて磁気テープ、磁気デイスク等
の磁気記録媒体に対する高性能化の必要性が益々生じて
きている。
すなわち、高密度記録特性、高出力特性、高感度特性、
周波数特性等の諸特性の向上が要求されている。磁気記
録媒体に対する上記のような要求を満足させる為に適し
た磁性材料の特性は、高い保磁力Hcと大きな飽和磁化
σsとを有することである。
周知の如く、磁性粒子粉末の保磁力の大きさは、形状異
方性、結晶異方性、歪異方性および交換異方性のいずれ
か若しくはそれらの相互作用に依存している。また、磁
気テープ、磁気デイスク等磁気記録媒体の出力特性、感
度特性は、残留磁束密度Brに依存し、残留磁束密度B
rは、磁性粒子粉末のビークル中での分散性、塗膜中で
の配向性及び充填性に依存している。
そして、ビークル中での分散性、塗膜中での配向性及び
充填性を向上させるためには、ビークル中に分散させる
磁性粒子粉末が針状晶を有し、且つ、粒度が均斉であり
、また樹枝状粒子が混在していないことが要求される。
現在、磁気記録用材料として主に針状晶マグネタイト粒
子粉末または、針状晶マグヘマイト粒子粉末が用いられ
ている。
これらは一般に、第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを
反応させて得られるFe(0H)2を含むPHll以上
の懸濁液を空気酸化し(通常、「湿式反応]と呼ばれて
いる。)で得られる針状晶α−FeOOH粒子を、水素
等還元性ガス中300〜400℃で還元して針状晶マグ
ネタイト粒子とし、また次いでこれを、空気中200〜
300℃で酸化して針状晶マグヘマイト粒子とすること
により得られている。現在、磁気記録用磁性粒子粉末と
して使用されている針状晶マグネタイト粒子粉末、又は
、針状晶マグヘマイト粒子粉末は、その形状に由来する
異方性を最大限利用することにより、比較的高い保磁力
を得、その配向性を利用して比較的大きな角型(Br/
Bm)を得ているものであるが、更に、針状晶マグネタ
イト粒子粉末並びに針状晶マグヘマイト粒子粉末の特性
をよりすぐれたものとすべく、研究開発がすすめられて
いる。
上述したように、針状晶を有し、且つ、粒度が均斉であ
り、また、樹枝状粒子が混在しない針状晶磁性酸化鉄粒
子粉末は、現在、最も要求されているところであり、こ
のような特性を備えた磁性酸化鉄粒子粉末を得るために
は、出発原料である針状晶α−FeOOH粒子が針状晶
を有し、且つ、粒度が均斉であり、また樹枝状粒子が混
在しないことが必要である。
従来、PHll以上のアルカリ領域で針状晶α一FeO
OH粒子を製造する方法として最も代表的な公知方法は
、第一鉄塩溶液に当量以上のアルカリ水溶液を加えて得
られるFe(0H)2を含む水溶液をPHll以上にて
80℃以下の温度で酸化反応を行うことにより、針状晶
α−FeOOH粒子を得るものである。
この方法により得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末
は、長さ0.5〜1.5μ程度の針状形態を呈した粒子
であるが、樹枝状粒子が混在しており、また、粒度から
言えば、均斉な粒度を有した粒子であるとは言い難い。
このように、粒度が不均斉であり、また、樹枝状粒子が
混在している針状晶α−FeOOH粒子が生成する原因
について以下に考察する。
針状晶α−FeOOH粒子を生成する際に用いられる第
一鉄塩水溶液は、一般に少量の第二鉄イオンを含有する
ものである。
即ち、当業界において、第一鉄塩水溶液原料として鉄鋼
の酸洗工程、チタン白製造工程から副生される硫酸第一
鉄及び塩化第一鉄等が用いられてぃるが、これは不純物
として第二鉄イオンを含有しており、また、第一鉄塩水
溶液は、空気中の酸素等により酸化されると液中に第二
鉄イオンが生成する。
上述したことは例えば特公昭43−24770号公報の
次のような記載からも明らかである。
[酸洗廃液は、通常、鉄を第1鉄イオンの形で含有する
と判断されるが、実際に(は第2鉄イオンを含有するも
のが多く存在する。また酸洗廃液の類似液例えば鉄分の
一部が塩類結晶として除去された酸洗廃液、工業ガス中
のアンモニアの吸収のために使用された酸洗廃液、鉱石
の還元焼成物中の鉄分の抽出のために使用された硫酸あ
るい(ま塩酸、工業用硫酸第1鉄を水に溶解したものな
どでそれぞれの処理、あるいは貯蔵中に酸化されて第2
鉄イオンを含有するに至つたものも多い。」上述したよ
うに第二鉄イオンを含有する第一鉄塩水溶液を用いて針
状晶α−FeOOH粒子を製造した場合には、二つの異
なつた反応、即ち、第一鉄塩水溶液からの針状晶α−F
eOOH粒子の生成反応と第二鉄イオンからの針状晶α
−FeOOH粒子の生成反応が同時に生起し、その結果
、粒度が不均斉であり、また、抽枝状粒子が混在してい
る針状晶α−FeOOH粒子が得られるものと考えられ
る。第一鉄塩水溶液からの針状晶α−FeOOH粒子の
生成反応過程は第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とが反
応してFe(0H)2を生成し、該Fe(0H)2が酸
化されて針状晶α−FeOOH粒子が生成するものであ
る。
一方、第二鉄イオンからの針状晶α−FeOOH粒子の
生成反応過程は第二鉄イオンがアルカリと反応すると同
時に針状晶α−FeOOH粒子が生成するものである。
この事実は、例えば「電気化学および工業物理化学(電
気化学協会発行)37巻第5号1969年」の第333
頁に次のように記載されている。
「第2鉄塩溶液に当量以下、アルカリを加えた場合は、
・・・・・・・・・o当量以上にアルカリを加えた場合
は主としてα−FeOOHが生じる。第1鉄塩にアルカ
リを加えれば、主としてFe(0H)2のコロイドを生
じる」。上述した粒度が不均斉であり、また、樹枝状粒
子が混在している針状晶α−FeOOH粒子を加熱還元
、酸化して得られた針状晶マグネタイト粒子、又は針状
晶マグヘマイト粒子もまた粒度が不均斉であり、また、
樹枝状粒子が混在したものとなる。
このような磁性酸化鉄粒子粉末を用いて磁気記録媒体を
製造した場合には、ビークル中での分散性、塗膜中での
配向性及び充填性が悪く、従つて、残留磁束密度(Br
)が低下することとなる。本発明者(ま、上述した従来
技術に鑑み、針状晶を有し、且つ、粒度が均斉であり、
また、樹枝状粒子が混在しない針状晶α−FeOOH粒
子粉末を得るべく、種々検討した結果、本発明に到達し
たのである。即ち、本発明は、第一鉄塩水溶液とアルカ
リ水溶液とを反応させて得られたFe(0H)2を含む
PHll以上の懸濁液に酸素含有ガスを通気して酸化す
ることにより針状晶α−FeOOH粒子を生成し、次い
で、該針状晶α−FeOOH粒子を加熱還元して針状晶
マグネタイト粒子とする、又は、更に酸化して針状晶マ
グヘマイト粒子とする針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造
法において、上記アルカリ水溶液にあらかじめFeに対
しSn換算で0.1〜2.0原子%の水可溶性第一錫塩
を存在させておくこと、又は、更に上記懸濁液にあらか
じめFeに対しCa換算で0.1〜2.0原子%のカル
シウム化合物を存在させておくことにより針状晶α−F
eOOH粒子を生成し、次いで該針状晶α−FeOOH
粒子を加熱還元して針状晶マグネタイト粒子を得、又は
、更に酸化して針状晶マグヘマイト粒子を得ることより
なる針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法である。
先ず、本発明の完成するに至つた技術的背景及び本発明
の構成について述べる。
本発明者は、従来法によりPHll以上のアルカリ領域
で得られた針状晶α−FeOOH粒子の粒度が不均斉で
あり、また、樹枝状粒子が混在しているのは、前述した
通り、第一鉄塩水溶液が第二鉄イオン含有している為に
、針状晶α−FeOOH粒子粉末の生成に際して二つの
異なつた反応過程を経由することに起因すると考えた。
そして、本発明者は、第二鉄イオンからの針状晶α−F
eOOH粒子粉末の生成を防止すれば、粒度が均斉であ
り、また、樹枝状粒子が混在しない針状晶α−FeOO
H粒子粉末を得ることができると考えた。
そこで、本発明者は、生成物α−FeOOH粒子粉末の
針状晶に悪影響を及ほさず、且つ、第一鉄塩水溶液中の
第二鉄イオンを還元して第一鉄イオンにする方法につい
て、種々検討を重ねた結果、第一鉄塩水溶液とアルカリ
水溶液とを反応させて得られたFe(0H)2を含むP
Hll以上の懸濁液に酸素含有ガスを通気して酸化する
ことにより、針状晶α−FeOOH粒子粉末を製造する
方法において、上記アルカリ水溶液にあらかじめFeに
対しSn換算で0.1〜2.0原子%の水可溶性第一錫
塩を存在させた場合には、第一鉄塩水溶液中の第二鉄イ
オンを還元して第一鉄イオンとすることができ、従つて
、第二鉄イオンからの針状晶α−FeOOH粒子粉末の
生成を防止することができるので、その結果、粒度が均
斉で、また、樹枝状粒子が混在しない針状晶α−FeO
OH粒子粉末を得ることができるという知見を得た。ア
ルカリ水溶液中に存在させる水可溶性第一錫塩の作用効
果を以下に説明する。水可溶性第一錫塩はアルカリ水溶
液中で次のように反応して亜錫酸イオン〔Sn(0H)
4〕2−となる。
この亜錫酸イオンは強い還元力を有し、第二鉄イオンを
含有する第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とが反応する
際に第二鉄イオンを第一鉄イオンに還元する。
その結果、第二鉄イオンからの針状晶α−FeOOH粒
子粉末の生成反応が抑制され、粒度が均斉であり、また
、樹枝状粒子が混在しない針状晶α−FeOOH粒子粉
末が得られるものと考えられる。
上述した方法により、生成物針状α−FeOOH粒子粉
末の針状晶に悪影響を及ほすことなく、粒度が均斉であ
り、また、樹枝状粒子が混在しない針状晶α−FeOO
H粒子粉末を得ることができるが、更に、本発明者は上
記針状晶α−FeOOH粒子粉末の軸比の向上をはかる
べく検討を重ねた。
そして、本発明者は前記した粒度を均斉化し、また、樹
枝状粒子の混在をふせぐという水可溶性第一錫塩の特性
を害することなく、軸比の向上をはかることができる金
属イオンについて検討を重ね、多数の異種金属イオンの
中からCaが有効であるという知見を得た。即ち、本発
明者は、第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応させ
て得られたFe(0H)2を含むPHll以上の懸濁液
に酸素含有ガスを通気して酸化することにより、針状晶
α−FeOOH粒子粉末を製造する方法において、上記
アルカリ水溶液にあらかじめFeに対しSn換算で0.
1〜2.0原子%の水可溶性第一錫塩を存在させ、且つ
、酸素含有ガスを通気して酸化する前に、上記懸濁液に
あらかじめFeに対しCa換算で0.1〜2.0原子%
のカルシウム化合物を存在させた場合には、粒度を均斉
化し、また、樹枝状粒子の混在をふせぐという特性を有
する水可溶性第一錫塩と、軸比の向上をはかるという特
性を有するカルシウム化合物の特囲を兼ね備えた針状晶
α−FeOOH粒子を得ることができることを知つたの
である。
今、本発明者が行つた数多くの実施例から、その一部を
抽出して説明すれば、次の通りである。
図1は、アルカリ水溶液への水可溶性第一錫塩の存在量
をFeに対しSn換算で0.5原子%と一定にした場合
のCaの存在量と針状晶α−FeOOH粒子の軸比(長
軸:短軸)との関係図である。
即ち、硫酸第一鉄1.5m01/l水溶液とFeに対し
Sn換算で0.5原子%を含むように硫酸第一錫を存在
させて得られた苛性ソーダ水溶液とを用いて、PH約1
3のFe(0H)2を含む懸濁液を得、該懸濁液にFe
に対しCa換算で0.1〜3.0原子%を含むように塩
化カルシウムを存在させ攪拌混合した後、温度45℃に
おいて毎分1501の空気を通気して酸化することによ
り得られた針状晶α−FeOOH粒子の軸比(長軸:短
軸)とCa存在量の関係を示したものである。
図に示されるように、水可溶性第一錫塩の存在量を一定
にした場合、Ca存在量の増加に伴つて針状晶α−Fe
OOH粒子の軸比は向上する傾向を示す。
図2はCa存在量と図1の場合と全く同一の反応条件の
もとで生成された針状晶α−FeOOH粒子の長軸との
関係を示したものである。
図に示されるように、Ca存在量の増加に伴つて針状晶
α−FeOOH粒子は、粒子の長軸方向に成長する傾向
を示している。
図5、及び図6は、それぞれ本発明の方法(後述する実
悔例7)により得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末
の電子顕微鏡写真(X2OOOO)と粒度分布を示した
ものである。
図5及び図6から明らかなように、本発明方法により得
られた針状晶α−FeOOH粒子粉末は、優れた針状晶
を有し、且つ、粒度が均斉であり、また樹枝状粒子が混
在しないものである。図1、図2、図5及び図6かられ
かるように、本発明におけるSnとCaは、その相乗効
果において、針状晶α−FeOOH粒子の粒度の均斉化
をはかり、樹枝状粒子の混在をふせぎ、且つ、粒子を長
軸方向に成長させて軸比を向上させる効果を有するもの
である。
次に、本発明方法実帷にあたつての諸条件について述べ
る。
本発明において使用される第一鉄塩水溶液としては、硫
酸第一鉄水溶液、塩化第一鉄水溶液等がある。
本発明において使用される水可溶性第一錫塩としては硫
酸第一錫、塩化第一錫を使用することができる。
本発明において、水可溶性第一錫塩はアルカリ水溶液中
に存在させなければならない。
これは、水可溶性第一錫塩が、アルカリ水溶液中で溶液
状態であり、且つ、強い還元力を有する亜錫酸イオンと
して存在することにより、アルカリ水溶液と第一鉄塩水
溶液とが反応する際に、第一鉄塩水溶液中に第二鉄イオ
ンを還元するという効果を奏させる為である。
第一鉄塩水溶液中に水可溶性第一錫塩を存在させる場合
には、針状晶α−FeOOH粒子生成に際して使用され
る第一鉄塩水溶液は、高々50℃程度、一般には常温付
近で使用される為、この温度では水可溶性第一錫塩の還
元力は充分ではない。
一方、アルカリ水溶液の場合、この温度付近で十分な還
元力を発揮することは、理論的には未だ明らかでないが
、確認実験の結果、十分な裏付けを得ている。また、水
可溶性第一錫塩を第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを
反応して得られたFe(0H)2を含むPHll以上の
懸濁液に存在させる場合には、この段階では既に第二鉄
イオンからのα−FeOOH生成反応が生起しており水
可溶性第一錫塩を存在させる意味はない。本発明におい
て、アルカリ水溶液への水可溶性第一錫塩の存在量は、
Feに対しSn換算で0.1〜2.0原子%である。
水可溶性第一錫塩の存在量が、Feに対しSn換算で0
.1原子%以下である場合には本発明の目的を十分達成
することができず、2.0原子%以上である場合にはF
e(0H)2を含む懸濁液の粘度が増し、酸化反応が極
度に抑制されるので粒状のマグネタイト粒子が混入して
くる。得られる針状晶α−FeOOH粒子粉末の粒度、
軸比を考慮した場合、0.2〜0.8原子%が好ましい
。本発明において使用されるカルシウム化合物としては
、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、酢酸カルシウム、
水酸化カルシウム、酸化カルシウム、硫酸カルシウム、
炭酸カルシウム等を使用することができるが、工業的見
地からすれば水酸化カルシウム、塩化カルシウムが好ま
しい。
本発明におけるカルシウム化合物の存在は、Fe(0H
)2を含む懸濁液中に酸素含有ガスを通気してα−Fe
OOH粒子粉末を生成する前であることが必要であり、
第一鉄塩水溶液中、アルカリ水溶液中又は、Fe(0H
)2を含む水懸濁液中に存在させることができる。
いずれの場合にも本発明の目的とする効果を得ることが
できる。尚、針状晶α−FeOOH粒子の生成反応は、
針状晶α−FeOOH核粒子の発生と該針状晶α一Fe
OOH核粒子の成長とからなるものであるが、針伏晶α
−FeOOH粒子の軸比は、針状晶α−FeOOH該粒
子の発生の段階で定まるものであり、従つて、酸素含有
ガス通気開始後、既に、一部針状晶α−FeOOH核粒
子が生成している段階でカルシウム化合物を存在させて
も意味はない。
本発明において、カルシウム化合物の存在量は、Feに
対しCa換算で0.1〜2.0原子%である。
カルシウム化合物の存在量がFeに対し0.1原子%以
下である場合には、本発明の目的を十分達成することが
できない。2.0原子%以上である場合も、本発明の目
的を達成することができるがその効果が著顕でない。
得られる針状晶α−FeOOH粒子の軸比、粒度を考慮
した場合、0.5〜1.5原子%が好ましい。以上の通
りの構成の本発明は、次の通りの効果を奏するものであ
る。即ち、本発明によれば、反応系における第二鉄イオ
ンからの針状晶α−FeOOH粒子の生成反応を防止し
て、第一鉄塩水溶液からの針状晶α一FeOOH粒子の
生成反応のみを生起させることにより、針状晶を有し、
且つ、粒度が均斉であり、また、樹枝状粒子が混在しな
い針状晶α−FeOOH粒子粉末を得ることができ、該
針状晶α一FeOOH粒子粉末を加熱還元、酸化するこ
とにより針状晶を有し、且つ、粒度が均斉であり、また
、樹枝状粒子が混在しない針状晶マグネタイト粒子、針
状晶マグヘマイト粒子を得ることができるので現在、最
も要求されている高出力、高感度、高密度記録用磁性材
料として使用することができる。
また、磁性塗料の製造に際して、本発明により得られた
針状晶マグネタイト粒子粉末または針状晶マグヘマイト
粒子粉末を用いた場合には、ビークルへの分散性が良好
であり、塗膜中での配向性及び充填性が極めてすぐれ、
好ましい磁気記録媒体を得ることができる。次に、実肩
例並びに比較例により本発明を説明する。
尚、前出の実験例及び以下の実泡例並びに比較例におけ
る粒子の軸比(長軸:短軸)、長軸は、いずれも電子顕
微鏡写真から測定した数値の平均値で示した。
また、粒度分布は、電子顕微鏡写真からの測定結果をヒ
ストグラムで示した。
く針状晶α−FeOOH粒子粉末の生成〉実帷例1〜1
4、比較例1〜4; 実絶例 1 Fe2+1.5m01/lを含む硫酸第一鉄水溶液13
.31をあらかじめ、反応器中に準備されたFeに対し
Sn換算で0.25原子%を含むように硫酸第一錫11
9を存在させた3.75−NのNaOH水溶液26.7
1に加え、PHl3.7、温度45℃においてFe(0
H)2の生成反応を行つた。
上記Fe(0H)2を含む懸濁液に温度45℃において
、毎分1501の空気を120時間通気して針状晶α−
FeOOH粒子を生成した。酸化反応終点は、反応液の
一部を抜き取り塩酸酸性に調整した後、赤血塩溶液を用
いてFe2+の青色呈色反応の有無で判定した。
生成粒子は、常法により、水洗、P別、乾燥、粉砕した
。
この針状晶α−FeOOH粒子は、電子顕微鏡観察の結
果、平均値で長軸0.401tm、長軸:短軸9:1で
あり、粒度が均斉で樹枝状粒子が混在しないものであつ
た。実顛例 2〜5 第一鉄塩水溶液の種類、水可溶性第一錫塩の種類、存在
量を種々変化させた以外は実泡例1と同様にして針状晶
α−FeOOH粒子を生成した。
この時の主要製造条件及び特性を表1に示す。実帷例2
〜5で得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末はいずれ
も電子顕微鏡観察の結果、粒度が均斉であり、また、樹
枝状粒子が混在しないものであつた。実帷例2で得られ
た針状晶α−FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡写真(×
20000)を図3に、また、粒度分布の測定結果を図
4に示す。
実絶例 6 Fe2+1.5m01/lを含む硫酸第一鉄水溶液13
.31をあらかじめ、反応器中に準備されたFeに対し
Snで0.5原子%を含むように硫酸第一錫22gを存
在させた3.75−N(7)NaOll7l<1.溶液
26.71に加え、PHl3.5、温度45℃において
Fe(0H)2の生成反応を行つた。
上記Fe(0H)2を含む懸濁液にFeに対しCa換算
で0.3原子%となるように塩化カルシウム(CaCl
2・2H20)8.89を存在させ攪拌混合した後、温
度45℃において毎分1501の空気を12.5時間通
気して針状晶α−FeOOH粒子を生成した。
酸化反応終点は、反応後の一部を抜き取り塩酸酸性に調
整した後、赤血塩溶液を用いてFe2+の青色呈色反応
の有無で判定した。
生成粒子は、常法により、水洗、P別、乾燥、粉砕した
。
この針状晶α−FeOOH粒子は、電子顕微鏡観察の結
果、平均値で長軸0.50μm、長軸:短軸、13:1
であり、粒度が均斉で樹枝状粒子が混在しないものであ
つた。実絶例 7〜14 第一鉄塩水溶液の種類、使用量、NaOH水溶液の濃度
、使用量、水可溶性第一錫塩の種類、存在量、カルシウ
ム化合物の種類、存在量、存在時期を種々変化させた以
外は実帷例6と同様にして針状晶α−FeOOH粒子を
生成した。
この時の主要製造条件及び特性を表1に示す。
実帷例7〜14で得られた針状晶α−FeOOH粒子粉
末は、いずれも電子顕微鏡観察の結果、優れた針状晶を
有し、且つ、粒度が均斉であり、また、樹枝状粒子が混
在しないものであつた。実絶例7で得られた針状晶α−
FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡写真(×20000)
を図5に、また、粒度分布の測定結果を図6に示す。比
較例 1 硫酸第一錫を存在させないで、他の諸条件は実施例1と
同様にして針状晶α−FeOOH粒子粉末を生成した。
この時の主要製造条件及び特性を表1に示す。
得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡写
真(×20000)を図7に、また、粒度分布の測定結
果を図8に示す。図7及び図8から明らかなように、得
られた針状晶α−FeOOH粒子粉末は、粒度が不均斉
で樹枝状粒子を混在していた。
比較例 2 硫酸第一錫を硫酸第一鉄水溶液に存在させた以外は実強
例1と同様にして針状晶α−FeOOH粒子粉末を生成
した。
得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末は、電子顕微鏡
観察の結果、平均値で長軸0.40μm、長軸:短軸7
:1であり、粒度が不均斉で樹枝状粒子が混在していた
。
得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡写
真(×20000)を図9に、また、粒度分布の測定結
果を図10に示す。
比較例 3 硫酸第一錫をFe(0H)2を含む懸濁液に存在させた
以外は実帷例1と同様にして針状晶α−FeOOH粒子
粉末を生成した。
得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末は、電子顕微鏡
観察の結果、平均値で長軸0.45μm、長軸:短軸8
:1であり、粒度が不均斉で樹枝状粒子が混在していた
。
得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡写
真(X2OOOO)を図11に、また、粒度分布の測定
結果を図12に示す。
比較例 4 Na0H水浴液中に存在させる硫酸第一錫の存在量をF
eに対しSn換算で、2.2原子%とした以外は実絶例
と同様にして生成反応を行つた。
得られた粒子粉末は電子顕微鏡観察の結果、針状晶粒子
と粒状粒子が混在していた。また、X線分析の結果、こ
の粒子粉末はα−FeOOHとマグネタイトの混合粒子
粉末であつた。く針状晶マグネタイト粒子粉末の製造法
〉実帷例15〜28、比較例5〜7; 実絶例 15 実殉例1で得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末30
09を31の一端開放型レトルト容器中に投入し、1駆
動回転させながらH2ガスを毎分32の割合で通気し、
還元温度350℃で還元して針状晶マグネタイト粒子粉
末2609を得た。
得られた針状晶マグネタイト粒子粉末は、電子顕微鏡観
察の結果、出発原料である針状晶α−FeOOH粒子の
粒子形状を継承し、平均値で長軸0.30μm1軸比(
長軸:短軸)8:1であり、粒度が均斉で樹枝状粒子が
混在しないものであつた。また、磁気測定の結果、保磁
力Hcは4500e、飽和磁化 σsは、79.7em
u/9であつた。実血例16〜28、比較例5〜7出発
原料の種類、還元温度を種々変化させた以外は、実帷例
15と同様にして針状晶マグネタイ卜粒子粉末を得た。
この時の主要製造条件及び粒子粉末の特性を表2に示す
。実細例16〜28で得られた針状晶マグネタイト粒子
粉末は、いずれも電子顕微鏡観察の結果、粒度が均斉で
樹枝状粒子が混在しないものであつた。
実顛例16で得られた針状晶マグネタイト粒子粉末の電
子顕微鏡写真(×20000)を図14に、また、粒度
分布の測定結果を図15に示す。
実強例21で得られた針状晶マグネタイト粒子粉末の電
子顕微鏡写真(×20000)を図16に、また、粒度
分布の測定結果を図17に示す。比較例5〜7で得られ
た針状晶マグネタイト粒子粉末は、いずれも電子顕微鏡
観察の結果、粒度が不均斉であり、また、樹枝状粒子が
混在していた。〈針状晶マグヘマイト粒子粉末の製造法
〉実帷例29〜42、比較例8〜10; 実絶例 29 実帷例15で得られた針状晶マグネタイト粒子粉末12
09を空気中270℃で90分間酸化して針状晶マグヘ
マイト粒子粉末を得た。
得られた針状晶マグヘマイト粒子は、電子顕微鏡観察の
結果、出発原料である針状晶α−FeOOH粒子の形状
を継承し、平均値で長軸0.30μm、軸比(長軸:短
軸)8:1で、粒度が均斉であり、また樹枝状粒子が混
在しないものであつた。また、磁気測定の結果、保磁力
Hcは4150e、飽和磁化σsは71.7emu/9
であつた。
実絶例30〜42、比較例8〜10;針状晶マグネタイ
ト粒子粉末の種類を種々変化させた以外は、実施例29
と同様にして針状晶マグヘマイト粒子粉末を得た。
この粒子粉末の諸特性を表3に示す。実確例30〜42
で得られた針状晶マグヘマイト粒子粉末は、いずれも電
子顕微鏡観察の結果、針状晶がすぐれており、粒度が均
斉であり、また、樹枝状粒子が混在しないものであつた
。
実血例30で得られた針状晶マグヘマイト粒子粉末の電
子顕微鏡写真(X2OOOO)を図18に、また、粒度
分布の測定結果を図19に示す。
実晦例35で得られた針状晶マグヘマイト粒子粉末の電
子顕微鏡写真(X2OOOO)を図20に、また、粒度
分布の測定結果を図21に示す。比較例8〜10で得ら
れた針状晶マグヘマイト粒子粉末は、いずれも電子顕微
鏡観察の結果、粒度が不均斉であり、また、樹枝状粒子
が混在していた。比較例8で得られた針状晶マグヘマイ
ト粒子粉末の電子顕微鏡写真(X2OOO)を図22に
、また、粒度分布の測定結果を図23に示す。
【図面の簡単な説明】
図1は、アルカリ水溶液への水可溶性第一錫塩の存在量
をFeに対しSn換算で0.5原子%と一定にした場合
のCa存在量と針状晶α−FeOOH粒子の軸比(長軸
:短軸)との関係図である。 図2はCa存在量と図1の場合と同一の反応条件のもと
で生成された針状晶α−FeOOH粒子の長軸の関係を
示したものである。図3及び図4は、それぞれ、実施例
2で得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末の電子顕微
鏡写真(X2OOOO)と粒度分布のヒストグラムを示
したものである。図5及び図6は、それぞれ、実絶例7
で得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡
写真(X2OOOO)と粒度分布のヒストグラムを示し
たものである。図7及び図8は、それぞれ、比較例1で
得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡写
真(X2OOOO)と粒度分布のヒストグラムを示した
ものである。図9及び図10は、それぞれ、比較例2で
得られた針状晶α一FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡写
真(X2OOOO)と粒度分布のヒストグラムを示した
ものである。図11及び図12は、それぞれ、比較例3
で得られた針状晶α−FeOOH粒子粉末の電子顕微鏡
写真(×20000)と粒度分布のヒストグラムを示し
たものである。図13は、比較例4で得られた粒子粉末
の電子顕微鏡写真(×20000)を示したものである
。図14及び図15は、それぞれ、実帷例16で得られ
た針状晶マグネタイト粒子粉末の電子顕微鏡写真(×2
0000)と粒度分布のヒストグラムを示したものであ
る。図16及び図17は、それぞれ、実施例2′1で得
られた針状晶マグネタイト粒子粉末の電子顕微鏡写真(
X2OOOO)と粒度分布のヒストグラムを示したもの
である。図18及び図19は、それぞれ、実晦例30で
得られた針状晶マグヘマイト粒子粉末の電子顕微鏡写真
(X2OOOO)と粒度分布のヒストグラムを示したも
のである。図20及び図21は、それぞれ、実施例35
で得られた針状晶マグヘマイト粒子粉末の電子顕微鏡写
真(X2OOOO)と粒度分布のヒストグラムを示した
ものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応させて得
    られたFe(OH)_2を含むpH11以上の懸濁液に
    酸素含有ガスを通気して酸化することにより針状晶α−
    FeOOH粒子を生成し、次いで該針状晶α−FeOO
    H粒子を加熱還元して針状晶マグネタイト粒子とする針
    状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法において、上記アルカ
    リ水溶液にあらかじめFeに対しSn換算で0.1〜2
    .0原子%の水可溶性第一錫塩を存在させることにより
    針状晶α−FeOOH粒子を生成し、次いで、該針状晶
    α−FeOOH粒子を加熱還元して針状晶マグネタイト
    粒子を得ることを特徴とする針状晶磁性酸化鉄粒子粉末
    の製造法。 2 アルカリ水溶液にあらかじめ存在させる水可溶性第
    一錫塩の存在量がFeに対しSn換算で0.2〜0.8
    原子%である特許請求の範囲第1項記載の針状晶磁性酸
    化鉄粒子粉末の製造法。 3 第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応させて得
    られたFe(OH)_2を含むpH11以上の懸濁液に
    酸素含有ガスを通気して酸化することにより針状晶α−
    FeOOH粒子を生成し、次いで該針状晶α−FeOO
    H粒子を加熱還元、酸化して針状晶マグヘマイト粒子と
    する針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法において、上記
    アルカリ水溶液にあらかじめFeに対しSn換算で0.
    1〜2.0原子%の水可溶性第一錫塩を存在させること
    により針状晶α−FeOOH粒子を生成し、次いで、該
    針状晶α−FeOOH粒子を加熱還元、酸化して針状晶
    マグヘマイト粒子を得ることを特徴とする針状晶磁性酸
    化鉄粒子粉末の製造法。 4 アルカリ水溶液にあらかじめ存在させる水可溶性第
    一錫塩の存在量がFeに対しSn換算で0.2〜0.8
    原子%である特許請求の範囲第3項記載の針状晶磁性酸
    化鉄粒子粉末の製造法。 5 第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応させて得
    られたFe(OH)_2を含むpH11以上の懸濁液に
    酸素含有ガスを通気して酸化することにより針状晶α−
    FeOOH粒子を生成し、次いで、該針状晶α−FeO
    OH粒子を加熱還元して針状晶マグネタイト粒子とする
    針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法において、上記アル
    カリ水溶液にあらかじめFeに対しSn換算で0.1〜
    2.0原子%の水可溶性第一錫塩を存在させ、且つ、酸
    素含有ガスを通気して酸化する前に、上記懸濁液にあら
    かじめFeに対しCa換算で0.1〜2.0原子%のカ
    ルシウム化合物を存在させておくことにより針状晶α−
    FeOOH粒子を生成し、次いで、該針状晶α−FeO
    OH粒子を加熱還元して針状晶マグネタイト粒子を得る
    ことを特徴とする針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法。 6 アルカリ水溶液にあらかじめ存在させる水可溶性第
    一錫塩の存在量がFeに対しSn換算で0.2〜0.8
    原子%であり、且つ、懸濁液にあらかじめ存在させるカ
    ルシウム化合物の存在量がFeに対しCa換算で0.5
    〜1.5原子%である特許請求の範囲第5項記載の針状
    晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法。 7 第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応させて得
    られたFe(OH)_2を含むpH11以上の懸濁液に
    酸素含有ガスを通気して酸化することにより針状晶α−
    FeOOH粒子を生成し、次いで、該針状晶α−FeO
    OH粒子を加熱還元、酸化して針状晶マグヘマイト粒子
    とする針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法において、上
    記アルカリ水溶液にあらかじめFeに対しSn換算で0
    .1〜2.0原子%の水可溶性第一錫塩を存在させ、且
    つ、酸素含有ガスを通気して酸化する前に、上記懸濁液
    にあらかじめFeに対しCa換算で0.1〜2.0原子
    %のカルシウム化合物を存在させることにより針状晶α
    −FeOOH粒子を生成し、次いで、該針状晶α−Fe
    OOH粒子を加熱還元、酸化して針状晶マグヘマイト粒
    子を得ることを特徴とする針状晶磁性酸化鉄粒子粉末の
    製造法。 8 アルカリ水溶液にあらかじめ存在させる水可溶性第
    一錫塩の存在量がFeに対しSn換算で0.2〜0.8
    原子%であり、且つ、懸濁液にあらかじめ存在させるカ
    ルシウム化合物の存在量がFeに対しCa換算で0.5
    〜1.5原子%である特許請求の範囲第7項記載の針状
    晶磁性酸化鉄粒子粉末の製造法。
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