JPS593402B2 - テトラチオン酸アルカリの製造法 - Google Patents
テトラチオン酸アルカリの製造法Info
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- JPS593402B2 JPS593402B2 JP1881881A JP1881881A JPS593402B2 JP S593402 B2 JPS593402 B2 JP S593402B2 JP 1881881 A JP1881881 A JP 1881881A JP 1881881 A JP1881881 A JP 1881881A JP S593402 B2 JPS593402 B2 JP S593402B2
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Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテトラチオン酸アルカリの製造法に関するもの
である。
である。
テトラチオン酸アルカリは例えば、グロブリンを静脈注
射用に適したスルホ化免疫グロブリンに変性する際の変
性剤として使用されている。
射用に適したスルホ化免疫グロブリンに変性する際の変
性剤として使用されている。
テトラチオン酸アルカリの製造法としては、通常、チオ
硫酸アルカリとヨードとをC2〜4の脂肪族アルコール
溶媒中で反応させる方法が知られている( Handb
od< of Preparative Inorg、
Chem−istry+’ 1963年、第399〜4
01頁)が、この方法ではヨードの影響により溶媒のア
ルコールが酸化され、ヨードの一部がヨウ化水素となる
ため、このヨウ化水素により原料のチオ硫酸アルカリが
分解する傾向があり、そのため、種々の副反応が起り目
的生成物の収率が低くなる欠点がある。
硫酸アルカリとヨードとをC2〜4の脂肪族アルコール
溶媒中で反応させる方法が知られている( Handb
od< of Preparative Inorg、
Chem−istry+’ 1963年、第399〜4
01頁)が、この方法ではヨードの影響により溶媒のア
ルコールが酸化され、ヨードの一部がヨウ化水素となる
ため、このヨウ化水素により原料のチオ硫酸アルカリが
分解する傾向があり、そのため、種々の副反応が起り目
的生成物の収率が低くなる欠点がある。
また、反応で得たテトラチオン酸アルカリの結晶は通常
、再結晶により精製されるが、上記反応で得だ結晶の場
合には、精製され難い不純物を多く含んでいると言う欠
点もある。
、再結晶により精製されるが、上記反応で得だ結晶の場
合には、精製され難い不純物を多く含んでいると言う欠
点もある。
テトラチオン酸アルカリの結晶はその使用に際して高純
度のものが要求されることは勿論であるが、不純物含有
量が高いと貯蔵安定性が悪く、経済的にテトラチオン酸
アルカリが分解されるので、できるだけ高純度に精製さ
れていることが望ましい。
度のものが要求されることは勿論であるが、不純物含有
量が高いと貯蔵安定性が悪く、経済的にテトラチオン酸
アルカリが分解されるので、できるだけ高純度に精製さ
れていることが望ましい。
本発明者等は上記実情に鑑み、チオ硫酸アルカリとヨー
ドとの反応によりテトラチオン酸アルカリを製造するに
際し、高収率で、しかも、高純度のテトラチオン酸アル
カリを得る方法につき種々検討した結果、ある特定の化
合物を反応開始に存在させることにより本発明の目的が
達成されることを見い出し本発明を完成した。
ドとの反応によりテトラチオン酸アルカリを製造するに
際し、高収率で、しかも、高純度のテトラチオン酸アル
カリを得る方法につき種々検討した結果、ある特定の化
合物を反応開始に存在させることにより本発明の目的が
達成されることを見い出し本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、チオ硫酸アルカリとヨード
とをC2〜4の脂肪族アルコール溶媒中で回分式で反応
させてテトラチオン酸アルカリを製造するにおいて、反
応開始時にヨードに対して5モル係以上のヨウ化アルカ
リを存在させることを特徴とするテトラチオン酸アルカ
リの製造法に存する。
とをC2〜4の脂肪族アルコール溶媒中で回分式で反応
させてテトラチオン酸アルカリを製造するにおいて、反
応開始時にヨードに対して5モル係以上のヨウ化アルカ
リを存在させることを特徴とするテトラチオン酸アルカ
リの製造法に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明ではチオ硫酸アルカリとヨードを反応させるが、
通常、両者の使用割合は■15203のモル比が通常、
1.0以上、好ましくは1.002〜1.3の範囲で実
施され、ヨードの使用1カー≦あまり少々い場合には、
チオ硫酸アルカリの分解反応などが起り高純度の製品を
得ることができず、また、ヨードの使用量があまり多く
ても反応に対して影響はないので経済的でない。
通常、両者の使用割合は■15203のモル比が通常、
1.0以上、好ましくは1.002〜1.3の範囲で実
施され、ヨードの使用1カー≦あまり少々い場合には、
チオ硫酸アルカリの分解反応などが起り高純度の製品を
得ることができず、また、ヨードの使用量があまり多く
ても反応に対して影響はないので経済的でない。
チオ硫酸アルカリとしては通常、チオ硫酸ソーダ又はチ
オ硫酸カリが使用される。
オ硫酸カリが使用される。
溶媒として使用するC2〜4の脂肪族アルコールは通L
エタノール、プロパツール、インプロパツール、ブタ
ノール、イソブタノールが挙げられ、C1であるメタノ
ールを使用した場合には、反応生成物が溶解してし寸う
ので回収が面倒であり、まだ、05以上の脂肪族アルコ
ールの場合には、反応液が二層となり収率も低下するの
で好ましくない。
エタノール、プロパツール、インプロパツール、ブタ
ノール、イソブタノールが挙げられ、C1であるメタノ
ールを使用した場合には、反応生成物が溶解してし寸う
ので回収が面倒であり、まだ、05以上の脂肪族アルコ
ールの場合には、反応液が二層となり収率も低下するの
で好ましくない。
これらのアルコールの使用量は通常、ヨードに対して1
.5〜5重量倍である。
.5〜5重量倍である。
寸だ、本発明では反応開始時から、反応系内にヨウ化ア
ルカリを存在させるが、その使用量はヨードに対して5
モル係以上、好ましくは10モル係以上であり、あまり
使用量が少ないとヨードによるアルコールの酸化が起り
、最終的にチオ硫酸アルカリが分解を起し、目的生成物
の収率が低下するばかりか、精製し難い不純物の含有量
が増大するので、好ましくない。
ルカリを存在させるが、その使用量はヨードに対して5
モル係以上、好ましくは10モル係以上であり、あまり
使用量が少ないとヨードによるアルコールの酸化が起り
、最終的にチオ硫酸アルカリが分解を起し、目的生成物
の収率が低下するばかりか、精製し難い不純物の含有量
が増大するので、好ましくない。
ヨウ化アルカリの種類は通常、ヨウ化ソーダ又はヨウ化
カリであり、上述したチオ硫酸アルカリと同一のアルカ
リ金属塩が使用される。
カリであり、上述したチオ硫酸アルカリと同一のアルカ
リ金属塩が使用される。
反応温度は通常、−20〜40℃、好ましくは一10〜
20℃であり、あまり反応温度が高いと生成物が分解を
起すので好ましくない。
20℃であり、あまり反応温度が高いと生成物が分解を
起すので好ましくない。
本発明の反応を実施するには回分式で、通常、脂肪族ア
ルコールにヨウ化アルカリ及びヨードを加え、攪拌下、
これに、チオ硫酸アルカリの高濃度水溶液を添加するこ
とにより行なわれる。
ルコールにヨウ化アルカリ及びヨードを加え、攪拌下、
これに、チオ硫酸アルカリの高濃度水溶液を添加するこ
とにより行なわれる。
反応時間は通常、10〜120分程度であ程度
反応終了後、混合物を濾過してテトラチオン酸アルカリ
の結晶を回収するが、濾過温度は通常、30°C以下の
温度である。
の結晶を回収するが、濾過温度は通常、30°C以下の
温度である。
回収した結晶は必要に応じて、結晶に対して0.3〜1
重量倍の溶媒に使用したものと同様の脂肪族アルコール
にて1〜3回程度、洗浄したのち、通常、再結晶を行な
うことにより精製される。
重量倍の溶媒に使用したものと同様の脂肪族アルコール
にて1〜3回程度、洗浄したのち、通常、再結晶を行な
うことにより精製される。
本発明ではテトラチオン酸アルカリの精製法はどのよう
な方法でもよいが、例えば、反応で得た結晶を水に完全
溶解し、次いで、この水溶液に02〜4の脂肪族アルコ
ールを加えることにより再結晶させる方法が挙げられる
。
な方法でもよいが、例えば、反応で得た結晶を水に完全
溶解し、次いで、この水溶液に02〜4の脂肪族アルコ
ールを加えることにより再結晶させる方法が挙げられる
。
この再結晶の操作は通常、テトラチオン酸アルカリの結
晶に対して、0.8〜1.8重量倍の水に完全溶解した
のち、テトラチオン酸アルカリに対して、3〜20重量
倍、好ましくは4〜12重量倍の上述した反応溶媒とし
て使用したC2〜4の脂肪族アルコールを加え、溶解し
ているテトラチオン酸アルカリの実質的全部を析出させ
る。
晶に対して、0.8〜1.8重量倍の水に完全溶解した
のち、テトラチオン酸アルカリに対して、3〜20重量
倍、好ましくは4〜12重量倍の上述した反応溶媒とし
て使用したC2〜4の脂肪族アルコールを加え、溶解し
ているテトラチオン酸アルカリの実質的全部を析出させ
る。
晶析の温度は通常、−20〜40℃、好ましくは一10
〜20℃である。
〜20℃である。
本発明の反応で得だテトラチオン酸アルカリを再結晶す
る場合には、晶析時の脂肪族アルコールの水溶液への添
加速度を遅くした方が望しく、例えば、0.03〜0.
3(アルコールg/水g・分)、好ましくは0.04〜
0.2(アルコールg/水g・分)の範囲に調節すると
、特に、高純度のテトラチオン酸アルカリの結晶が得ら
れるので好ましい。
る場合には、晶析時の脂肪族アルコールの水溶液への添
加速度を遅くした方が望しく、例えば、0.03〜0.
3(アルコールg/水g・分)、好ましくは0.04〜
0.2(アルコールg/水g・分)の範囲に調節すると
、特に、高純度のテトラチオン酸アルカリの結晶が得ら
れるので好ましい。
晶析後の混合物は常法により濾過したのち、必要に応じ
て、結晶を結晶に対して、0.3〜1重量倍の溶媒に使
用したアルコールと同様な02〜4の脂肪族アルコール
で1〜3回洗浄し、次いで、減圧下、20℃以下の温度
で乾燥することにより高純度のテトラチオン酸アルカリ
の結晶が回収される。
て、結晶を結晶に対して、0.3〜1重量倍の溶媒に使
用したアルコールと同様な02〜4の脂肪族アルコール
で1〜3回洗浄し、次いで、減圧下、20℃以下の温度
で乾燥することにより高純度のテトラチオン酸アルカリ
の結晶が回収される。
以上、本発明によれば、チオ硫酸アルカリとヨードとを
脂肪族アルコール溶媒中で反応させるに際し、反応開始
時にヨウ化アルカリを存在させることにより、種々の副
反応が抑制され、極めて高収率でテトラチオン酸アルカ
リを得ることができる。
脂肪族アルコール溶媒中で反応させるに際し、反応開始
時にヨウ化アルカリを存在させることにより、種々の副
反応が抑制され、極めて高収率でテトラチオン酸アルカ
リを得ることができる。
また、得られるテトラチオン酸アルカリは例えば、水へ
の溶解及びアルコール添加による晶析と言う再結晶によ
り極めて高純度品に精製することもできる。
の溶解及びアルコール添加による晶析と言う再結晶によ
り極めて高純度品に精製することもできる。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定され
るものではない。
発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定され
るものではない。
実施例 1
攪拌機及び温度調節器を有する101反応器に、95%
インプロパノ−・ル3240m1及び第1表に示す使用
量のヨウ化ソーダを仕込み、更に、ヨード1036.6
.9を15℃の温度で混合し、攪拌下、ヨードを溶解し
たのち、5℃に冷却し、チオ硫酸ソーダ(5水和物)2
024.6gを水1220gに溶解した濃厚水溶液を1
時間かけて滴下し、更に、0.5時間攪拌を続けて反応
を行なった。
インプロパノ−・ル3240m1及び第1表に示す使用
量のヨウ化ソーダを仕込み、更に、ヨード1036.6
.9を15℃の温度で混合し、攪拌下、ヨードを溶解し
たのち、5℃に冷却し、チオ硫酸ソーダ(5水和物)2
024.6gを水1220gに溶解した濃厚水溶液を1
時間かけて滴下し、更に、0.5時間攪拌を続けて反応
を行なった。
反応終了後、混合物を5℃の温度で濾過し、回収した粗
結晶を490r/11のインプロパツールで2回洗浄し
たのち、この結晶を水1130mlに10°Cの温度で
完全に溶解したのち、10℃に冷却し、次いで、攪拌下
、イソプロパツール8100mlを120分かけて滴下
しく添加速度O,04S(アルコールg/水g・分〕、
0.5時間攪拌を続は晶析を行なった。
結晶を490r/11のインプロパツールで2回洗浄し
たのち、この結晶を水1130mlに10°Cの温度で
完全に溶解したのち、10℃に冷却し、次いで、攪拌下
、イソプロパツール8100mlを120分かけて滴下
しく添加速度O,04S(アルコールg/水g・分〕、
0.5時間攪拌を続は晶析を行なった。
晶析後の混合物を濾過したのち、回収した結晶を490
m1のインプロパツールで2回洗浄し、更に、結晶を乾
燥してテトラチオン酸ソーダ1000gを回収した。
m1のインプロパツールで2回洗浄し、更に、結晶を乾
燥してテトラチオン酸ソーダ1000gを回収した。
このようにして得たテトラチオン酸ソーダの結晶につき
、チオ硫酸ソーダに対する収率及び純度を求め、また、
この結晶の保存安定性のテストを行ない、第1表に示す
結果を得だ。
、チオ硫酸ソーダに対する収率及び純度を求め、また、
この結晶の保存安定性のテストを行ない、第1表に示す
結果を得だ。
注)保存安定性テスト
テトラチオン酸ソーダの結晶を5°Cの温度で90日間
保存したのち、20°Cの温度で10wt%水溶液とし
た際の状態を観察した。
保存したのち、20°Cの温度で10wt%水溶液とし
た際の状態を観察した。
なお、本テストで白濁するものは、スル
ホン免疫グロブリンの製造時に悪影響を及ぼす化合物で
あり(構造不明)、また、テトラチオン酸ソーダの結晶
から容易に分離することはできない。
あり(構造不明)、また、テトラチオン酸ソーダの結晶
から容易に分離することはできない。
実施例 2
実施例1の方法において、反応、晶析及び洗浄に使用し
た脂肪族アルコールを第2表に示すアルコールに代えて
同様に反応及び再結晶を行なった場合の結果を第2表に
示す。
た脂肪族アルコールを第2表に示すアルコールに代えて
同様に反応及び再結晶を行なった場合の結果を第2表に
示す。
Claims (1)
- 1 チオ硫酸アルカリとヨードとをC2〜4の脂肪族ア
ルコール溶媒中で回分式で反応させてテトラチオン酸ア
ルカリを製造する方法において、反応開始時にヨードに
対して5モル係以上のヨウ化アルカリを存在させること
を特徴とするテトラチオン酸アルカリの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1881881A JPS593402B2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | テトラチオン酸アルカリの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1881881A JPS593402B2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | テトラチオン酸アルカリの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57135703A JPS57135703A (en) | 1982-08-21 |
| JPS593402B2 true JPS593402B2 (ja) | 1984-01-24 |
Family
ID=11982146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1881881A Expired JPS593402B2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | テトラチオン酸アルカリの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593402B2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-10 JP JP1881881A patent/JPS593402B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57135703A (en) | 1982-08-21 |
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