JPS5934697B2 - ω−アミノアルコキシビフエニル類およびその酸付加塩 - Google Patents

ω−アミノアルコキシビフエニル類およびその酸付加塩

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JPS5934697B2
JPS5934697B2 JP51000228A JP22876A JPS5934697B2 JP S5934697 B2 JPS5934697 B2 JP S5934697B2 JP 51000228 A JP51000228 A JP 51000228A JP 22876 A JP22876 A JP 22876A JP S5934697 B2 JPS5934697 B2 JP S5934697B2
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biphenyl
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亮二 菊本
昭広 戸部
信二 殿村
英信 生駒
一男 本田
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なω−アミノアルコキシビフエニル類およ
びその酸付加塩に関する。
また本発明はω−アミノアルコキシビフエニル類および
その酸付加塩を含有する抗うつ剤に関する。
本発明化合物であるω−アミノアルコキシビフエニル類
およびその酸付加塩は強い抗レセルピン作用を有するた
め抗うつ剤として有用である。
本発明を詳細に説明すると本発明化合物であるω−アミ
ノアルコキシビフエニル類は下記一般式(1)で表わさ
れる。上記一般式(I沖でnは4または5である整数を
:表わし、Rは一般式 −N( (式中でR1および
R2は水素原子、C1〜C5の低級アルキル基またはC
1〜C,の低級ヒドロキシアルキル基を表わす。
)二1−ビロリジニル基またはモルホリノ基を表わす。
)を表わす。またビフエニル類の置換基の位置は通常2
一位または4一位である。
さらに好ましいRとしてはアミノ基;メチルア 5ミノ
基、エチルアミノ基、イソプロビルアミノ基等のC1〜
C3のモノ置換アミノ基:ジメチルアミノ基、ジエチル
アミノ基、N−メチル−N−ヒドロキシエチルアミノ基
等のC2〜C6のジ置換アミノ基、ビロリジン、モルホ
リン等を挙げることが ごできる。
次に本発明化合物の代表例を挙げる。
2−(4−アミノブトキシ)ビフエニル 4−(4−アミノブトキシ)ビフエニル 2−(4−メチルアミノブトキシ)ビフエニル 42−
(4−エチルアミノブトキシ)ビフエニル2−(4−イ
ソプロピルアミノブトキシ)ビフエニノレ2−(4−ジ
メチルアミノブトキシ)ビフエニル2−〔4−(N−メ
チル−N−ヒドロキシエチルアミノ)ブトキシ〕ビフエ
ニル2−〔4−(1−ビロリジニル)ブトキシ〕ビフエ
ニノレ2−(4−モルホリノブトキシ)ビフエニル2−
(5−アミノペンチルオキシ)ビフエニル2−(5−ジ
メチルペンチルオキシ)ビフエニルまた、上記化合物の
薬剤的に許容され得る酸付加塩も本発明の範囲に包含さ
れる。
上記の酸付加塩としては塩化水素酸、臭化水素酸、硫酸
、リン酸、硝酸、酢酸、コハク酸、アジピン酸、プロピ
オン酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、安息香酸、ト
ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等の酸の付加塩が
挙げられる。
上記化合物中、次に挙げられる化合物が抗レセルピン作
用が強く毒性も低いことから抗うつ剤としてより好適で
ある。
2−(4−アミノブトキシ)ビフエニル 2−(4−メチルアミ,ノブトキシ)ビフエニル2\−
(4−エチノげミノブトキシ)ビフエニル2−(4−ジ
メチルアミノブトキシ)ビフエニノレ2−〔4−(1−
ビロリジニル)ブトキシ〕ビフエニノレ2−(4−モル
ホリノブトキシ)ビフエニル2−(5−アミノペンチル
オキシ)ビフエニル次に本発明化合物の製造法について
説明する。
本発明化合物であるω−アミノアルコキシビフエニル類
()は下記一般式11)(上記一般式皿)中でnは上記
一般式(1)で定義したとおりであり、Xはハロゲン原
子を表わす。
)で表わされるω−ハロゲノアルコキシビフエニルと下
記一般式(5)H−ROV) (上記一般式(5)中でRは上記一般式(1)で定義し
たとおりである。
)で表わされるアミン類とを反応させて製造されうる。
上記製造法を詳細に説明すると、原料の1つであるω−
ハロゲノアルコキシビフエニル(自)はビフエニルオー
ルと炭化水素のジハロゲン誘導体をアルカリの存在下反
応させて得られる。
上記反応で消費されるアミン類(5)は、ω−ハロゲノ
アルコキシビフエニル1モルに対し1モルである。
過剰のアミン類を使用すればさらに反応速度を高めるこ
とができる。通常、アミン類はωーハロゲノアルコキシ
ビフエニル1モルに対し1〜100モル使用される。反
応は無溶媒中でも十分進行するが、反応を均一系で行う
ために不活性溶媒を用いてもよい。
溶媒としては水、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジ
メチルフラン、ジメチルスルホキシド、低級アルコール
またはこれら2種以上の溶媒の混合物が用いられる。反
応温度は特に限定されないが、通常室温から150℃で
ある。
反応時間は、反応温度および原料の反応性により異なる
が通常40時間以下である。
また、反応により生ずるハロゲン化水素を補集して反応
を促進させるために塩基類を添加してもよい。
塩基類としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の無機塩基類、ビリジ
ン、トリエチルアミン等の第三級アミン類が使用される
。塩基類の使用量はω−ハロゲノアルコキシビフエニル
1モルに対し通常1〜5モルである。上記した塩基類を
添加しない場合には、ω−アミノアルコキシビフエニル
類は、反応で生成するハロゲン化水素とさらに反応して
その酸付加塩に変化する。
望ましい酸付加塩を得るためには過剰のアミン類および
溶媒を留去し、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
強塩基水溶液を加えてωーアミノアルコキシビフエニル
類の酸付加塩を遊離のω−アミノアルコキシビフエニル
類とし、エーテル、クロロホルム、ベンゼン等の溶媒で
これを抽出する。さらに望ましい酸を加えて中和すると
、目的とするω−アミノアノレコキシビフエニノレ類の
酸付加塩を得ることができる。上記反応によつて得られ
るω−アミノアルコキシビフエニル類およびその酸付加
塩はアルコール−エーテル等の適当な溶媒を用いて再結
晶することにより精製される。
次に本発明化合物であるω−アミノアルコキシビフエニ
ル類およびその酸付加塩の薬理効果について説明する。
ω−アミノアルコキシビフエニル類およびその酸付加塩
は中枢神経系において抗うつ剤に特有な抗レセルピン作
用、抗けいれん作用等の興昧ある活性を有する。
下記の各種作用に関しDdY系雄性マウスを使用して薬
理試験を行つた。
抗レセルピン作用はレセルピン(5mg/Kgi.p.
)による体温下降に対する拮抗から判定した。
(P−S−JISpencerinOAntidepr
essantDrugs″S●Garattinian
dM−N−G−DuhesνEd・,Excerpta
MedicaFOundatiOn,Amsterda
m,P.l94〜204(1967))LD5OはLi
tchfield−WilcOxOn法で求めた。中枢
抑制作用は筋弛緩作用と自発運動量の検討により判断し
た。(S−COurvOisier,R−DucrOt
,L−JulOu;ゞPsychOtrOpicDru
gs″Ed−ByS.Garattini,.Ghet
ti,P.373,(1957))自発運動量はANI
MF)X装置で測定した。抗けいれん作用は電気シヨツ
クをマウスに与ええることにより生ずる強直性けいれん
に対する拮抗の有無から判定した。(L.S.GOOd
mlan,M.SinghGrewal,W.C.Br
OwnandE●A−Swinyard,J◆Phar
macOl,Exptal.Therap,,lO8,
l68(1953))抗トレモリン作用はトレモリン投
与により生ずる振せんの抑制の強さから判定した。
(G.M.Everett,L.E.BlOucusa
ndJ●M●Shep一Pard,Sciencel2
4,79(1956))結果を表−1および表−2に示
す。比較のために、アミトリプチリンの薬理効果も併せ
て記載する。ED5Oは各々の反応を50(1)抑制す
る用量を示す。
上記表−1より抗レセルピン作用に関しては、2−(4
−メチルアミノブトキシ)ビフエニル・塩酸塩はアミト
リプチリンと同等の効果を示すが、その毒性はアミトリ
プチリンより低いことがわかる。
上記表−2より2−(4−アミノブトキシ)ビフエニル
・塩酸塩および2−(4−メチルアミノブトキシ)ビフ
エニル・塩酸塩の抗けいれん作用は、アミトリプチリン
のそれと同等あるいは優り、その筋弛緩作用あるいは中
枢性抗コリン作用を示す抗トレモリン作用はアミトリプ
チリンのそれに比べかなり弱く、安全性、副作用の面で
上記ω−アミノアルコキシビフエニル類はアミトリプチ
リンに優るものと考えられる。
温血動物におけるうつ状態を軽減させる効果を有する本
発明化合物はいかなる方法でも投与できる。
すなわち皮下注射、静脈内注射、筋肉注射、腹腔内注射
等の非経口投与もまた経口投与も可能である。
投与量は患者の年令、健康状態、体重、うつ状態の程度
、同時処理があるならばその種類、処置頻度、所望の効
果の性質等により決定される。
一般的に有効成分の1日投与量は0.5〜50η/Kg
体重、通常1〜30即/Kg体重であり、1回あるいは
それ以上投与される。本発明化合物を経口投与する場合
は錠剤、カプセル剤、粉剤、液剤、エリキシル剤等の形
体で、また非経口投与の場合は液体あるいは懸濁等の殺
菌した液状の形体で用いられる。
上述の様な形体で用いられる場合、固体あるいは液体の
毒性のない製剤的担体が組成に含まれ得る。固体担体の
例としては通常のゼラチンタイプのカプセルが用いられ
る。
また有効成分を補助薬とともにあるいはそれなしに錠剤
化、粉末包装される。これらのカプセル、錠剤、粉末は
一般的に5〜9501)、好ましくは25〜90(:f
)重量の有効成分を含む。
すなわちこれらの投与形式では5〜500η、好ましく
は25〜250〜の有効成分を含有するのがよい。
液状担体としては水あるいは石油、ビーナツ油大豆油、
ミネラル油、ゴマ油等の動植物起原の、または合成の油
等が用いられる。
また、一般に生理食塩水、デキストロースあるいは類似
のシヨ糖溶液、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール等のグリコール類が液状
担体として好ましく、とくに生理食塩水を用いた注射液
の場合には通常0.5〜20#)、好ましくは1〜10
(f)重量の有効成分を含むようにする。
経口投与の液剤の場合、0.5〜1001)重量の有効
成分を含む懸濁液あるいはシロツプがよい。
この場合の担体としては香料、シロツプ、製剤学的ミセ
ル体等の水様賦形剤を用いる。次に実施例にて本発明化
合物の製造法を具体的に説明する。
実施例 1 2−(4−プロモブトキシ)ビフエニル5.0f1(−
0.016m01)をエタノール100m1および40
0f)ジメチルアミン水溶液20m1に溶解する。
室温にて8時間放置後、溶媒および過剰のジメチルアミ
ンを減圧留去する。得られた油状物質に2N一水酸化ナ
トリウム水溶液を加え、エーテルで抽出する。エーテル
を留去して得られる粘稠油状物質に2N一塩酸を加え、
減圧留去すると2一(4−ジメチルアミノブトキシ)ビ
フエニル・塩酸塩が得られる。これをエタノール−エー
テルより再結晶して精製する。
実施例 2 2−(4−プロモブトキシ)ビフエニル5.09をイソ
プロビルアミン109に溶解し、室温で5時間反応させ
る。
イソプロピルアミンを留去して得られる油状物質に2N
一水酸化ナトリウム水溶液を加え、エーテルで抽出する
。エーテルを留去して得られる粘稠油状物質に2N一塩
酸を加え、減圧留去すると、2−(4−イソプロピルア
ミノブトキシ)ビフエニル・塩酸塩が得られる。
これをエタノール−エーテルより再結晶して精製する。
実施例 3 2−(4−プロモブトキシ)ビフエニル5.09をエタ
ノール100dおよびN−メチル−N−ヒドロキシエチ
ルアミン3.09に溶解し、還流下、4時間反応させる
溶媒を減圧留去後、2N一水酸化ナトリウム水溶液を加
え、エーテルで抽出する。エーテル層に塩化水素を吹き
込み析出する沈澱物を▲取し、エタノール−エーテルで
再結晶すると、2−〔4−(N−メチル−N−ヒドロキ
シエチルアミノ〕ブトキシ)ビフエニル・塩酸塩が得ら
れる。その他各種ω−アミノアルコキシビフエニル類お
よびその酸付加塩を上記実施例に従つて合成した。
結果を実施例1〜3の結果と併せて表−3に示す。なお
本発明に包含される化合物は、本発明の要旨を超えない
限りこれら実施例で合成された化合物に限定されるもの
ではない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(上記一般
    式( I )中でnは4または5である整数を表わし、R
    は一般式▲数式、化学式、表等があります▼(式中でR
    _1およびR_2は水素原子、C_1〜C_5の低級ア
    ルキル基またはC_1〜C_5の低級ヒドロキシアルキ
    ル基を表わす。 )、1−ピロリジニル基またはモルホリノ基を表わす。
    )で表わされるω−アミノアルコキシビフェニル類およ
    びその酸付加塩。2 下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(上記一般式
    (II)中でnは4または5である整数数を表わし、Rは
    一般式▲数式、化学式、表等があります▼(式中でR_
    1およびR_2は水素原子、C_1〜C_3のアルキル
    基、C_1〜C_3のヒドロキシアルキル基を表わす。 )、1−ピロリジニル基またはモルホリノ基を表わす。
    )で表わされる特許請求の範囲第1項記載のω−アミノ
    アルコキシビフェニル類およびその酸付加塩。3 2−
    (4−アミノブトキシ)ビフェニルである特許請求の範
    囲第2項記載の化合物。 4 2−(4−メチルアミノブトキシ)ビフェニルであ
    る特許請求の範囲第2項記載の化合物。 5 2−(4−エチルアミノブトキシ)ビフェニルであ
    る特許請求の範囲第2項記載の化合物。 6 2−(4−ジメチルアミノブトキシ)ビフェニルで
    ある特許請求の範囲第2項記載の化合物。 7 2−〔4−(1−ピロリジニル)ブトキシ〕ビフェ
    ニルである特許請求の範囲第2項記載の化合物。 8 2−(4−モルホリノブトキシ)ビフェニルである
    特許請求の範囲第2項記載の化合物。 9 2−(5−アミノペンチルオキシ)ビフェニルであ
    る特許請求の範囲第2項記載の化合物。
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