JPS5935976B2 - 端子、コネクタ−用銅合金およびその製造法 - Google Patents
端子、コネクタ−用銅合金およびその製造法Info
- Publication number
- JPS5935976B2 JPS5935976B2 JP57154202A JP15420282A JPS5935976B2 JP S5935976 B2 JPS5935976 B2 JP S5935976B2 JP 57154202 A JP57154202 A JP 57154202A JP 15420282 A JP15420282 A JP 15420282A JP S5935976 B2 JPS5935976 B2 JP S5935976B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- connectors
- copper alloy
- terminals
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は端子、コネクター用銅合金およびその製造法に
関するものである。
関するものである。
一般に、端子、コネクター材料としては、黄銅およびり
ん青銅がその主なものであるが、黄銅は成形加工性が非
常に良いといラ長所があるが、耐応力腐蝕割れ性が極端
に悪いため、その信頼性から5 使用することが見直さ
れ、その代りに、信頼性の高いりん青銅が多く使用され
始めてきている。
ん青銅がその主なものであるが、黄銅は成形加工性が非
常に良いといラ長所があるが、耐応力腐蝕割れ性が極端
に悪いため、その信頼性から5 使用することが見直さ
れ、その代りに、信頼性の高いりん青銅が多く使用され
始めてきている。
そして、電子部品の中でもICの集積度が密となり、薄
く小型化されてくるに従い端子コネクター部も薄く小型
化され、電気装置そのものが軽く、10薄く、かつ短小
化されるようになると、使用する材料自体も薄いものが
必要となり、黄銅の使用が見直されてきていることもあ
つて、りん青銅の需要量が急激に伸長してきている。し
かし、りん青銅は日本工業規格に示されてい15るよう
に、3.0wを%以上の錫が含有されており、錫自体が
高価であるためにりん青銅が高価となることと、高温下
での耐クリープ特性が弱いという欠点を併せもつている
。
く小型化されてくるに従い端子コネクター部も薄く小型
化され、電気装置そのものが軽く、10薄く、かつ短小
化されるようになると、使用する材料自体も薄いものが
必要となり、黄銅の使用が見直されてきていることもあ
つて、りん青銅の需要量が急激に伸長してきている。し
かし、りん青銅は日本工業規格に示されてい15るよう
に、3.0wを%以上の錫が含有されており、錫自体が
高価であるためにりん青銅が高価となることと、高温下
での耐クリープ特性が弱いという欠点を併せもつている
。
本発明は上記に説明したりん青銅の欠点を解消20し、
かつ、りん青銅より優れたばね限界値を有する端子、コ
ネクター用銅合金およびその製造法を提供するものであ
る。
かつ、りん青銅より優れたばね限界値を有する端子、コ
ネクター用銅合金およびその製造法を提供するものであ
る。
本発明に係る端子、コネクター用銅合金およびその製造
法は、(1)5n1.5〜2.5wを%、FeΣ 0.
05〜0.15wを96、P0.02〜0.05wを“
を含有し、残部実質的にCuおよび不純物よりなること
を特徴とする端子、コネクター用銅合金を第1の発明と
し、(2)5n1.5〜2.5wをチ、Fe0.05〜
0.15wを%、P0.02〜0.05wt%n を含
有し、残部実質的にCuおよび不純物よりなる銅合金鋳
塊を、加工率80911以上の熱間圧延終了後、700
℃以上の温度から25℃/分以上の冷却速度で400℃
の温度まで冷却し、さらに、加工率80q6以上の冷間
圧延を行ない、450〜35550℃の温度で5〜18
0分の焼鈍を行なつてから、調質仕上圧延を行なつた後
で、300〜550℃の温度で5〜60秒の局部応力除
去チッシヨンアニールを行なうことを特徴とする端子、
コネクター用鋼合金の製造法を第2の発明とする2つの
発明よりなるものである。
法は、(1)5n1.5〜2.5wを%、FeΣ 0.
05〜0.15wを96、P0.02〜0.05wを“
を含有し、残部実質的にCuおよび不純物よりなること
を特徴とする端子、コネクター用銅合金を第1の発明と
し、(2)5n1.5〜2.5wをチ、Fe0.05〜
0.15wを%、P0.02〜0.05wt%n を含
有し、残部実質的にCuおよび不純物よりなる銅合金鋳
塊を、加工率80911以上の熱間圧延終了後、700
℃以上の温度から25℃/分以上の冷却速度で400℃
の温度まで冷却し、さらに、加工率80q6以上の冷間
圧延を行ない、450〜35550℃の温度で5〜18
0分の焼鈍を行なつてから、調質仕上圧延を行なつた後
で、300〜550℃の温度で5〜60秒の局部応力除
去チッシヨンアニールを行なうことを特徴とする端子、
コネクター用鋼合金の製造法を第2の発明とする2つの
発明よりなるものである。
本発明に係る端子、コネクター用鋼合金およびその製造
法(以下単に本発明銅合金、本発明法といラことがある
。
法(以下単に本発明銅合金、本発明法といラことがある
。
)について詳細に説明する。先ず、本発明鋼合金の含有
成分および成分割合について説明する。SnはCu中に
固溶することによつて、強度とばね限界値を向上さゼる
元素であり、含有量が1.5wt゛未満ではFe?.P
どが共存して含まれていても強度とばね限界値の向上が
期待できず、また、2.5wt96を越えて含有される
と日本工業規格のりん青銅1種のSn含有量3.0wt
c$以上の合金に比して経済的な長所がなく、強度とば
ね限界値の大幅な向上は期待できない。
成分および成分割合について説明する。SnはCu中に
固溶することによつて、強度とばね限界値を向上さゼる
元素であり、含有量が1.5wt゛未満ではFe?.P
どが共存して含まれていても強度とばね限界値の向上が
期待できず、また、2.5wt96を越えて含有される
と日本工業規格のりん青銅1種のSn含有量3.0wt
c$以上の合金に比して経済的な長所がなく、強度とば
ね限界値の大幅な向上は期待できない。
よつて、Sn含有量は、1.5〜 2.5wt%とする
。FeはPと共存して含有されることによつて、りん化
鉄を形成し、ばね限界値を向上し、さらに、高温での優
れたクリープ特性を保有させる効果があり、Fe含有量
が0.05wt%未満ではPが0.02〜 0.05w
t%含有されていても、ばね限界値を向上させる効果は
少なく、また、0.15wt俤を越えて含有されるとP
が0.02〜 0.05wt俤含有されてもFeは母相
中に固溶し導電率を低下する。よつて、Fe含有量は、
0.05〜0.15wt%とする。Pは含有量が0.0
2wt%未満ではFeと共存含有されていてもばね限界
値の向上と、クリープ特性の改善は望めず、また、0.
05wt%を越えて含有されるとFe含有量の0.05
〜0.15wt俤とでりん化鉄を形成しきれないPが母
相中に残存し導電率を低下させる。
。FeはPと共存して含有されることによつて、りん化
鉄を形成し、ばね限界値を向上し、さらに、高温での優
れたクリープ特性を保有させる効果があり、Fe含有量
が0.05wt%未満ではPが0.02〜 0.05w
t%含有されていても、ばね限界値を向上させる効果は
少なく、また、0.15wt俤を越えて含有されるとP
が0.02〜 0.05wt俤含有されてもFeは母相
中に固溶し導電率を低下する。よつて、Fe含有量は、
0.05〜0.15wt%とする。Pは含有量が0.0
2wt%未満ではFeと共存含有されていてもばね限界
値の向上と、クリープ特性の改善は望めず、また、0.
05wt%を越えて含有されるとFe含有量の0.05
〜0.15wt俤とでりん化鉄を形成しきれないPが母
相中に残存し導電率を低下させる。
よつて、P含有量は、0.02〜 0.05wt“とす
る。次に本発明法について説明する。
る。次に本発明法について説明する。
加工率80%以上の熱間圧延を行な5のは、鋳造組織を
完全につぶし、かつ、鋳塊における偏析の影響をなくす
ためである。
完全につぶし、かつ、鋳塊における偏析の影響をなくす
ためである。
700℃以上の温度から25℃/分以上の冷却速度で4
00℃の温度まで急冷するのは、熱間加工後の状態でF
e?:.Pを母相中に完全に固溶させるためであつて、
冷却開始前の温度が700℃より低い場合は1部りん化
鉄が析出し、また、700℃以上の温度から冷却する場
合でも冷却速度が25℃/分より遅いと冷却過程で可成
のりん化鉄が析出する。
00℃の温度まで急冷するのは、熱間加工後の状態でF
e?:.Pを母相中に完全に固溶させるためであつて、
冷却開始前の温度が700℃より低い場合は1部りん化
鉄が析出し、また、700℃以上の温度から冷却する場
合でも冷却速度が25℃/分より遅いと冷却過程で可成
のりん化鉄が析出する。
即ち、熱間加工後の状態で存在するりん化鉄は、続いて
冷間加工と焼鈍を行なつた場合には母相と整合性のある
析出物とはならず、ばね限界値の向上およびクリープ特
性の改善に寄与しないことが知られている。また、冷却
される温度は400℃で充分であり、400℃以下では
りん化鉄は形成され難いのである。加工率80qb以上
の冷間圧延を行なうのは、加工組織の均Hヒのために必
要な加工率であり、加工組織が全体で均質の場合には焼
鈍によつて均一微細にりん化鉄が析出するので、この冷
間圧延は重要である。
冷間加工と焼鈍を行なつた場合には母相と整合性のある
析出物とはならず、ばね限界値の向上およびクリープ特
性の改善に寄与しないことが知られている。また、冷却
される温度は400℃で充分であり、400℃以下では
りん化鉄は形成され難いのである。加工率80qb以上
の冷間圧延を行なうのは、加工組織の均Hヒのために必
要な加工率であり、加工組織が全体で均質の場合には焼
鈍によつて均一微細にりん化鉄が析出するので、この冷
間圧延は重要である。
450〜550℃の温度で5〜180分の焼鈍を行なう
のは、450℃未満ではばね限界値の向上および久リー
フ特性を改善させるりん化鉄を析出するのに長時間を要
し実用的でなく、また、550℃を越えると析出するり
ん化鉄の量が少なく、かつ、この析出物が凝集粗大化す
るため、ばね限界値の向上が期待できない。
のは、450℃未満ではばね限界値の向上および久リー
フ特性を改善させるりん化鉄を析出するのに長時間を要
し実用的でなく、また、550℃を越えると析出するり
ん化鉄の量が少なく、かつ、この析出物が凝集粗大化す
るため、ばね限界値の向上が期待できない。
そして、焼鈍時間が5分未満ではりん化鉄の形成は未だ
平衡に達しておらず特性が不安定となり、180分を越
えて焼鈍しても目的とする特性は平衡に達しており損失
が大きくなる。次に調質仕上圧延後に、局部応力除去と
フラッグな条或いは板材を得るためのテンシヨンアニー
ルを、300〜550℃の温度で5〜60秒行なうのは
、局部応力除去には最低300℃の温度は必要であり、
また、550℃を越えると短時間でもりん化鉄が再固溶
し、目的とする特性が劣化する。
平衡に達しておらず特性が不安定となり、180分を越
えて焼鈍しても目的とする特性は平衡に達しており損失
が大きくなる。次に調質仕上圧延後に、局部応力除去と
フラッグな条或いは板材を得るためのテンシヨンアニー
ルを、300〜550℃の温度で5〜60秒行なうのは
、局部応力除去には最低300℃の温度は必要であり、
また、550℃を越えると短時間でもりん化鉄が再固溶
し、目的とする特性が劣化する。
この時間について番よ、5秒未満ではフラツトな板が得
られず、60秒を越えると生産性が阻害される。本発明
に係る端子、コネクター用銅合金およびその製造法の実
施例を説明する。
られず、60秒を越えると生産性が阻害される。本発明
に係る端子、コネクター用銅合金およびその製造法の実
施例を説明する。
実施例
電解鋼をクリプトル電気炉を用いて木炭被覆下に約12
00℃で溶解し、Feの帯片を投入し、その溶け込みを
確認後、残しておいた20%のCuを投入し、溶解温度
を1180〜1190℃まで下げ、SnとCu−15w
t%Pの中間合金を添加して、撹拌沈静後、鋳鉄製のブ
ツクモールド鋳型に鋳込み鋳塊を製造した。
00℃で溶解し、Feの帯片を投入し、その溶け込みを
確認後、残しておいた20%のCuを投入し、溶解温度
を1180〜1190℃まで下げ、SnとCu−15w
t%Pの中間合金を添加して、撹拌沈静後、鋳鉄製のブ
ツクモールド鋳型に鋳込み鋳塊を製造した。
鋳塊は60−×60−×1401の大きさである。
このようにして製造された本発明銅合金と市販のりん青
銅1種(厚さ0.32rW11)の含有成分、成分割合
を第1表に示す。
銅1種(厚さ0.32rW11)の含有成分、成分割合
を第1表に示す。
本発明合金を両而計5Tfm面削後900℃に加熱し、
厚さ15wr!nまで塾間圧延後750℃の温度から水
中冷却した。
厚さ15wr!nまで塾間圧延後750℃の温度から水
中冷却した。
その後、厚さ0.64TWIIまで冷間圧延し、500
℃にて120分焼鈍を行ない、さらに、50%加工して
厚て0.32THmの板材を得た。この板材を張力10
K9f/ Walを付加し、375℃で20秒間焼鈍し
第2表の特性を有する本発明銅合金を得た。本発明鋼合
金と比較合金を中央部の応力が耐力の80%となるよう
に、U曲げを行ない125℃および175℃で500h
r保持し、曲げぐせを次式により算出した結果を第3表
に示す。
℃にて120分焼鈍を行ない、さらに、50%加工して
厚て0.32THmの板材を得た。この板材を張力10
K9f/ Walを付加し、375℃で20秒間焼鈍し
第2表の特性を有する本発明銅合金を得た。本発明鋼合
金と比較合金を中央部の応力が耐力の80%となるよう
に、U曲げを行ない125℃および175℃で500h
r保持し、曲げぐせを次式により算出した結果を第3表
に示す。
第2表および第3表は、本発明法による本発明銅合金の
方が比較合金であるNO.2のSn含有量の多いものよ
り優れたばね限界値を有し、かつ、優れたクリープ特性
を有することを示している。
方が比較合金であるNO.2のSn含有量の多いものよ
り優れたばね限界値を有し、かつ、優れたクリープ特性
を有することを示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Sn1.5〜2.5wt%、Fe0.05〜0.1
5wt%、P0.02〜0.05wt%を含有し、残部
実質的にCuおよび不純物よりなることを特徴とする端
子、コネクター用銅合金。 2 Sn1.5〜2.5wt%、Fe0.05〜0.1
5wt%、P0.02〜0.05wt%を含有し、残部
実質的にCuおよび不純物よりなる銅合金の鋳塊を、加
工率80%以上の熱間圧延終了後、700℃以上の温度
から25℃/分以上の冷却速度で400℃まで冷却し、
さらに加工率80%以上の冷間圧延を行ない、450〜
550℃の温度で5〜180分の焼鈍を行なつた後、調
質仕上圧延を行なつてから、300〜550℃の温度で
5〜60秒の局部応力除去テンションアニールを行なう
ことを特徴とする端子、コネクター用銅合金の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57154202A JPS5935976B2 (ja) | 1982-09-04 | 1982-09-04 | 端子、コネクタ−用銅合金およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57154202A JPS5935976B2 (ja) | 1982-09-04 | 1982-09-04 | 端子、コネクタ−用銅合金およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5956553A JPS5956553A (ja) | 1984-04-02 |
| JPS5935976B2 true JPS5935976B2 (ja) | 1984-08-31 |
Family
ID=15579069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57154202A Expired JPS5935976B2 (ja) | 1982-09-04 | 1982-09-04 | 端子、コネクタ−用銅合金およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935976B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6164837A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-03 | Kobe Steel Ltd | フレキシブルプリント用銅合金 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5953339B2 (ja) * | 1980-11-14 | 1984-12-24 | 日立電線株式会社 | 半導体素子リ−ドフレ−ム用銅合金 |
| JPS58147139A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-01 | Tamagawa Kikai Kinzoku Kk | 半導体装置のリ−ド材 |
-
1982
- 1982-09-04 JP JP57154202A patent/JPS5935976B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5956553A (ja) | 1984-04-02 |
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