JPS5936708B2 - 布帛の熱セツト方法 - Google Patents

布帛の熱セツト方法

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JPS5936708B2
JPS5936708B2 JP13814779A JP13814779A JPS5936708B2 JP S5936708 B2 JPS5936708 B2 JP S5936708B2 JP 13814779 A JP13814779 A JP 13814779A JP 13814779 A JP13814779 A JP 13814779A JP S5936708 B2 JPS5936708 B2 JP S5936708B2
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JP
Japan
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temperature
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JP13814779A
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JPS5663066A (en
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美夫 阿部
俊六 遠山
高三郎 一色
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリブチレンテレフタレート系繊維からなる布
帛の熱セツト法に関する。
すなわち、くり返し構造単位の小なくとも8”0モル%
がポリブチレンテレフタレートであるポリマ鎖からなる
合成高分子によって構成されている繊維より主としてな
る布帛の熱セツト方法に関する。
ポリブチレンテレフタレートからなる繊維はかなり以前
から知られており、たとえば、特開昭48−31247
.49−55920等に具体的なその繊維の製糸方法が
示されている。
しかし、これまで各種既存繊維の中にあって、衣料用繊
維としての価値が積極的に認められているとは言い難い
我々は、最近ポリブチレンテレフタレート繊維の衣料用
繊維としての価値に着目して、詳細な検討を重ねて来た
ポリブチレンテレフタレートを主体とする繊維からなる
布帛の高次加工を進める中で、我々は思わぬ困難にぶつ
力)つた。
すなわち、この繊維からなる布帛を熱セットする際、こ
れまでの合成繊維であるナイロン、ポリエチレンテレフ
タレート繊維からなる布帛を熱セットする場合と状況が
かなり異なり、同じような考え方では適正な熱セットが
困難であることを見出すに至ったのである。
つまり通常のセット条件では、ピンテンターから布帛を
はずした場合に、急激に収縮してセット幅にセットされ
ないことが観察された。
かかる理由から、我々はポリブチレンテレフタレートか
ら主としてなる繊維布帛を実用的に使用可能ならしめる
ため、その実用的熱セツト条件の詳細な検討を行ない、
本発明に至った。
すなわち、本発明は、くり返し構造単位の少なくとも8
0モル%がポリブチレンテレフタレートであるポリマか
らなる繊維により主として構成されている布帛を、15
0〜190℃で最終仕上げ目標幅熱セットするに際して
、下記に定義されるセット幅設定率を、1.02〜1.
08とすることを特徴とする布帛の熱セツト方法。
セット幅に) セット幅設定率= □ 仕上げ目標@に) である。
(ここで、セット幅とはピンテンターのピン設定幅であ
り、仕上げ目標幅とは製品規格仕上げ幅である。
)以下、本発明の詳細な説明する。本発明で言う布帛は
、ポリブチレンテレフタレート系繊維から主としてなる
布帛であって、本発明の効果が発揮される範囲内で他の
繊維が混用(交織、交編、混紡など)されていても差し
つかえない。
すなわち、一部ウール、綿などの天然繊維、ナイロン、
ポリエチレンテレフタレートなどの合成繊維が混入され
ていても差しつかえない。
またポリブチレンチレフクレート系繊維としては、ポリ
ブチレンテレフタレート繊維はもちろんのこと、くり返
し構造単位の20モル%まで他の化学構造単位が共重合
されていても差しつかえない。
たとえば、染着座席として数モル%の5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸ジ(4−ヒドロキシブチル)などスル
ホイソフタル酸系化合物を共重合したポリマなどが挙げ
られる。
次に熱セットの条件について説明する。
従来の合成繊維であるナイロン、ポリエステル繊維を通
常の条件で熱セットする場合、はぼセット幅(ピンテン
ターのピン設定幅)に仕上るのが通常である。
ところが、本発明で扱うところのポリブチレンテレフタ
レート系線維布帛の場合、ピンテンターで適描な温度で
熱セットしようとする場合、前述のように、ピンから布
帛をはずした時、直ちに収縮してセット幅に固定できな
いのである。
しかも意外にも温度が高まるほどこの傾向が強い。
しかし、あまりに低温では、熱セットの意味はなく、し
わのない品位良好な製品を得ることはできない。
また、高温では風合硬化が著しく、あまり高い熱セツト
温度を選ぶこともできない。
したがって、本発明における熱セットの温度として、1
50〜190℃、より好ましくは、160〜180℃が
選ばれる。
150〜160℃の範囲では、製品品位面がやや劣り、
製品の洗濯・アイロン収縮がやや大きくなる傾向であり
、許容最低温度領域である。
一方、180〜190℃の範囲では、風合がやや硬くな
り、その点から許容最高温度領域である。
160〜180℃では実質的に風合硬化も認められず、
良好な製品品位が得られる。
しかし、前述のとおり、この150〜190℃、好まし
くは160〜180℃の温度領域で熱セットした場合に
も、仕上り幅はセット幅(ピン@)より小さくなり、し
たがって、目標とする製品幅を得るには、この収縮を見
込んでセット幅を設定する必要がある。
今、セット幅(→の仕上げ目標幅(すなわち、仕上り幅
)に)に対する割合をセット幅設定率と定義する。
上述の現象かられかるとおり、必要なセット幅設定率は
、セット条件によって異なる。
すなわち、要求される風合、品位、目風からセット温度
、幅出し率を決め、これによって、セット幅設定率を設
定するのである。
ここで、幅出し率とは、通常当業者が日常的に用いる用
語であって、下記によって定義される。
第1図は、各種温度で、各種幅出し率で、ポリブチレン
テレフタレート繊維からなるタフタ(平織物)を熱セッ
トした場合の、セット幅設定率を図示したものである。
実験の詳細条件は実施例に示す。
図から理解できるように、セット温度が高いほど、セッ
ト幅設定率を大きくする必要があり、また幅出し率が大
きいほどセット幅設定率を大きくする必要があり、この
ことは同時に、あまり大きな幅出し率をとることが実用
的でなくなる。
なぜならば、セット幅設定率をあまり大きくとることは
、仕上り幅の誤差を大きくするからである。
この幅出し率の選択は、要求される風合、品位目風によ
って変えざるを得ないし、さらに織物と編み物でもかな
り異なってくるので一概に限定することは困難であるが
、一般的には第1図に示すように幅出し率は0〜6%の
範囲が実用的な範囲として選択される。
すなわち、6%を越える幅出し率では布帛のシワは十分
にとれるが、過度の緊張により風合が著しく損われ、さ
らには偏平になり、0%未満では表面にシボが発生する
ようになり、風合を損う。
またセット温度はセット可能な温度であれば限定する必
要はないが、通常はセット効率や風合の点から選択され
るべきものであり、本発明の布帛では150〜i90℃
が実用温度範囲(第1図の点線で示された温度範囲)と
して選択される。
第1図から理解されるとおり、セット幅設定率は、かか
る実用の嘔出し率、セット温度において、1.02〜1
.08の範囲に設定することにより、容易に目標とする
仕上げ幅に管理することができる。
すでに述べたように、通常のポリエステル繊維(例えば
ポリエチレンテレフタレート繊維)、ナイロンの場合、
温度によって、また通常の幅出し率領域において、セッ
ト幅(ピン幅)と仕上げ目標幅(仕上り幅)の間にはほ
とんど差はなく事実上その比は1.00に近い値を示し
第1図になるような現象は見られない。
すなわち、セット幅設定率というような考え方は全く必
要がなかったのである。
ポリブチレンテレフタレート系繊維からなる布帛を熱セ
ットする時に、本発明の熱セツト方法を適用する時、該
繊維布帛を衣料用として実用的に高次加工を経て品位良
好な布帛製品を安定して生産することができる。
実施例 1 ポリブチレンテレフタレートからなる50デニール24
フイラメントを経糸に、75デニール36フイラメント
を緯糸に、密度タテ136本/in1 ヨコ84本/i
n1織上巾112cmのタフタ(平織物)を製織した。
これをboilで5分間リラックス精練を行い130℃
で15分乾燥した。
その後160〜180℃で30秒の中間セットを行ない
、120℃で60分の染色のあと130℃で15分乾燥
した。
上記加工で織物幅は102.5函に収縮した。
これを目標幅100CrrLとし温度180℃で幅出し
率2%(ピン幅: 104.6crfL)セット幅設定
率1.045で仕上セットした。
その結果得られた織物(仕上り幅100crn)は良好
な寸法安定性と風合、表面品位のすぐれた物が得られた
一方仕上セット前で102.5crrL幅の同じ織物を
セットするに際し、セット幅を10ocIrL(幅出し
率−2,4%)180℃で仕上セットした物は、セット
後ピンからはずした直後幅が大きく縮み97.6crr
Lになり目標とする1 00cm幅のものが得られなか
った。
実施例 2 実施例1と同一織物を用いて、同様にセット目標幅を1
00CrrLとし、下記各条件においてセット幅設定率
を調整して、セットした。
〔処理条件〕
幅出し率二〇%、2%、6% 処理温度=120℃、140℃、160℃。
180℃、200°C 得られた布帛は、処理温度120℃、140°C220
0℃の場合を除いて、良好な風合を有するものであった
処理温度が200℃のものは、幅出し率にかかわらず、
風合が粗硬で偏平であった。
また、120℃、140℃のものはセットが甘く、目標
の風合を達成できなかった。
これらをまとめて、熱処理温度とセット幅設定率、幅出
し率の関係として第1図に示す。
たとえば、幅102.5crrLの織物から160℃で
幅出し率6%、すなわち、108.65CrrLでセッ
トすればセット幅設定率は106.3であるから、仕上
がり幅は102.2crrLとなる。
同様に幅出し率2%なら仕上がり幅は100.6Crn
、幅出し率0%なら99.6函となるので、仕上げ目標
幅を100C/rLとしようとすればセット幅設定率は
一義的に定まる。
この図から、目標幅を達成するためには、セット温度お
よび幅出し率が高くなるにつれて、セット幅設定率を高
くする必要があることがわかる。
この結果、本発明で扱う布帛のセット幅設定率は、セッ
ト温度150〜190℃の実用範囲では1.02〜1.
08にする必要があることがわかる。
実施例 3 5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルを2.5モ
ル%共重合したポリブチレンテレフタレートからなる7
5デニール36フイラメントに、1800T/Mのヨリ
を与えた撚糸を用い、タテ97本/吋ヨコ78本/吋の
密度で織上幅112ぼのジョーゼットを製織した。
これを98°Cで15分間シボ立てを行い風乾後160
〜180℃で30秒の中間セットを行い120℃で60
分の染色のあと風乾した。
上記加工で織物幅は92.2儂に収縮した。
これを加工中のシワを伸しシボ立織物としての品位を良
くするため目標幅90儂をし温度180℃で幅出しJ2
%(ピン幅94.ICIn)でセット(幅設定率1.0
45)仕上セットした。
その結果得られた織物は仕上り幅90cIrLの寸法安
定性が良く風合のすぐれた物が得られた。
一方仕上セット前で92.2cIrL幅の同じ織物をセ
ットするに際し、セット幅と仕上幅が同じになるとの従
来の考え方から、セット幅を90α幅出し率(−1,9
%)で同じ温度(180℃)で、仕上セットしたものは
、セット後ピンからはずした直後幅が太きく縮み88c
rfLになり目標とする90(m幅の物が得られなかっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は種々の幅出し率における熱処理温度とセット幅
設定率の関係を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 くり返し構造単位の少なくとも80モル%がポリブ
    チレンテレフタレートであるポリマからなる繊維により
    主として構成されている布帛を、150〜190℃で最
    終仕上げ目標幅に熱セットするに際して、下記に定義さ
    れるセット幅設定率を1.02〜1.08とすることを
    特徴とする布帛の熱セツト方法。 セット幅設定率=セット幅に)/仕上げ目標幅に)(こ
    こで、セット幅とはピンテンターのピン設定幅であり、
    仕上げ目標幅とは製品規格仕上げ幅である。 )
JP13814779A 1979-10-25 1979-10-25 布帛の熱セツト方法 Expired JPS5936708B2 (ja)

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