JPS5937002B2 - 炭化水素樹脂の製造方法 - Google Patents
炭化水素樹脂の製造方法Info
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- JPS5937002B2 JPS5937002B2 JP15557877A JP15557877A JPS5937002B2 JP S5937002 B2 JPS5937002 B2 JP S5937002B2 JP 15557877 A JP15557877 A JP 15557877A JP 15557877 A JP15557877 A JP 15557877A JP S5937002 B2 JPS5937002 B2 JP S5937002B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、色相ならびに耐熱安定性の改善された炭化飽
素樹脂の製造方法に関する。
素樹脂の製造方法に関する。
さらに詳しくは、石油類の熱分解の際に得られる沸点範
囲が140ないし280゜Cの留分をα3β一不飽和ジ
カルボン酸無水物と接触処理した後に重合する方法に関
する。石油類の熱分解の際に得られる不飽和炭化水素含
有留分をフリーデルクラフツ型触媒で重合し、炭化水素
樹脂を製造する方法はよく知られている。
囲が140ないし280゜Cの留分をα3β一不飽和ジ
カルボン酸無水物と接触処理した後に重合する方法に関
する。石油類の熱分解の際に得られる不飽和炭化水素含
有留分をフリーデルクラフツ型触媒で重合し、炭化水素
樹脂を製造する方法はよく知られている。
炭化水素樹脂には、主として沸点範囲が−20ないし+
100′Cの不飽和炭化水素含有留分を重合して得られ
る脂肪族系炭化水素樹脂と、主として沸点範囲が140
ないし280゜Cの不飽和炭化水素含有留分を重合して
得られる芳香族系炭化水素樹脂の二種類がある。これら
の炭化水素樹脂のうち、芳香族系炭化水素樹脂は脂肪族
系炭化水素樹脂にくらべてとくに色相ならびに耐熱安定
性が悪く、臭気の面でも劣つている。そのためにホット
メルト接着剤、感圧接着剤あるいは熱溶融型トラフィッ
クペイントなどのように、優れた色相、耐熱安定性もし
くは臭気の要求される用途には使用し難い。従来、炭化
水素樹脂の製造方法において、石油類の熱分解によつて
得られるC5留分を含む不飽和炭化水素含有留分から炭
化水素樹脂の色相を悪化させる成分として知られている
シクロペンタジエンあるいはメチルシクロペンタジエン
などのようなシクロペンタジエン類成分を重合前の前処
理によつて除去する方法として、特公昭34一5442
号公報には予備加熱処理でシクロペンタジエン類成分を
二量化することによつて除去する方法、および特公昭4
3−21737号公報には常温で無水マレイン酸と付加
生成物を形成させて除去する方法がそれぞれ提案され、
炭化水素樹脂の色相を向上させる方法として公知である
。
100′Cの不飽和炭化水素含有留分を重合して得られ
る脂肪族系炭化水素樹脂と、主として沸点範囲が140
ないし280゜Cの不飽和炭化水素含有留分を重合して
得られる芳香族系炭化水素樹脂の二種類がある。これら
の炭化水素樹脂のうち、芳香族系炭化水素樹脂は脂肪族
系炭化水素樹脂にくらべてとくに色相ならびに耐熱安定
性が悪く、臭気の面でも劣つている。そのためにホット
メルト接着剤、感圧接着剤あるいは熱溶融型トラフィッ
クペイントなどのように、優れた色相、耐熱安定性もし
くは臭気の要求される用途には使用し難い。従来、炭化
水素樹脂の製造方法において、石油類の熱分解によつて
得られるC5留分を含む不飽和炭化水素含有留分から炭
化水素樹脂の色相を悪化させる成分として知られている
シクロペンタジエンあるいはメチルシクロペンタジエン
などのようなシクロペンタジエン類成分を重合前の前処
理によつて除去する方法として、特公昭34一5442
号公報には予備加熱処理でシクロペンタジエン類成分を
二量化することによつて除去する方法、および特公昭4
3−21737号公報には常温で無水マレイン酸と付加
生成物を形成させて除去する方法がそれぞれ提案され、
炭化水素樹脂の色相を向上させる方法として公知である
。
これらの方法のうちで、前者の方法は、処理操作が煩
5雑であることの他に、重合原料の不飽和炭化水素含有
留分中の不飽和炭化水素成分がシクロペンタジエン類成
分との付加生成物として除去されるためにシクロペンタ
ジエ7類成分以外の不飽和炭化水素成分の消失が大きい
こと、ならびにこの方法 1.を脂肪族系不飽和炭化水
素含有留分の重合に適用した場合には、ある程度の色相
向上効果は認められるが、本発明の方法で原料として用
いるシクロペンタジエン類をかなりの割合で含有する沸
点範囲が140ないし280℃の芳香族系不飽和炭化
1水素含有留分の重合に、この方法を適用しても、色相
、耐熱安定性ならびに臭気の点で優れた炭化水素樹脂は
得られない。また、後者の方法では、同公報に記載され
ているように、原料の不飽和炭化水素含有留分としてシ
クロペンタジエン類成分 :を多量に含有する不飽和炭
化水素含有留分を使用するので、このシクロペンタジエ
ン類成分と付加生成物を形成させるためには、無水マレ
イン酸等のα,β一不飽和ジカルボン酸無水物を多量に
使用しなければならないこと、その結果多量の付加生成
物を蒸留除去しなければならないなどの煩雑な操作が必
要であることの他に、この方法では多量のα,β一不飽
和ジカルボン酸を使用するために装置の腐食が起り易い
という欠点がある他に、経済性にも劣つている。また、
後者の方法では、同公報の実施例からも明らかなように
、沸点範囲が20ないし100℃の不飽和炭化水素含有
留分から得られた脂肪族系炭化水素樹脂および沸点範囲
が100ないし200℃の不飽和炭化水素含有留分から
得られた芳香族系炭化水素樹脂の色相(カードナー)は
、いずれもそれぞれ9ないし12および14ないし18
と良好でなく、とくに芳香族系不飽和炭化水素含有留分
の重合にこの方法を適用しても色相、とりわけ耐熱安定
性および臭気の点で優れた炭化水素樹脂は得られないと
いう欠点がある。さらに、後者の方法において、シクロ
ペンタジエン類成分を多量に含む原料の不飽和炭化水素
含有留分をα,β一不飽和ジカルボン酸無水物で処理す
ることによつて生成したシクロペンタジエン類とα,β
一不飽和ジカルボン酸無水物との付加生成物を蒸留等に
より分離除去することなくそのまま重合しても、色相、
耐熱安定性ならびに臭気の点で優れた炭化水素樹脂は得
られない。また、特公昭36−19287号公報には、
石油類の熱分解の際に得られる沸点範囲が20ないし2
80℃の不飽和炭化水素含有留分とα,β−不飽和ジカ
ルボン酸無水物を共重合することにより酸価およびケン
価の高い炭化水素樹脂を製造する方法が提案されており
、その際得られる炭化水素樹脂の色相が淡色であること
が記載されている。
5雑であることの他に、重合原料の不飽和炭化水素含有
留分中の不飽和炭化水素成分がシクロペンタジエン類成
分との付加生成物として除去されるためにシクロペンタ
ジエ7類成分以外の不飽和炭化水素成分の消失が大きい
こと、ならびにこの方法 1.を脂肪族系不飽和炭化水
素含有留分の重合に適用した場合には、ある程度の色相
向上効果は認められるが、本発明の方法で原料として用
いるシクロペンタジエン類をかなりの割合で含有する沸
点範囲が140ないし280℃の芳香族系不飽和炭化
1水素含有留分の重合に、この方法を適用しても、色相
、耐熱安定性ならびに臭気の点で優れた炭化水素樹脂は
得られない。また、後者の方法では、同公報に記載され
ているように、原料の不飽和炭化水素含有留分としてシ
クロペンタジエン類成分 :を多量に含有する不飽和炭
化水素含有留分を使用するので、このシクロペンタジエ
ン類成分と付加生成物を形成させるためには、無水マレ
イン酸等のα,β一不飽和ジカルボン酸無水物を多量に
使用しなければならないこと、その結果多量の付加生成
物を蒸留除去しなければならないなどの煩雑な操作が必
要であることの他に、この方法では多量のα,β一不飽
和ジカルボン酸を使用するために装置の腐食が起り易い
という欠点がある他に、経済性にも劣つている。また、
後者の方法では、同公報の実施例からも明らかなように
、沸点範囲が20ないし100℃の不飽和炭化水素含有
留分から得られた脂肪族系炭化水素樹脂および沸点範囲
が100ないし200℃の不飽和炭化水素含有留分から
得られた芳香族系炭化水素樹脂の色相(カードナー)は
、いずれもそれぞれ9ないし12および14ないし18
と良好でなく、とくに芳香族系不飽和炭化水素含有留分
の重合にこの方法を適用しても色相、とりわけ耐熱安定
性および臭気の点で優れた炭化水素樹脂は得られないと
いう欠点がある。さらに、後者の方法において、シクロ
ペンタジエン類成分を多量に含む原料の不飽和炭化水素
含有留分をα,β一不飽和ジカルボン酸無水物で処理す
ることによつて生成したシクロペンタジエン類とα,β
一不飽和ジカルボン酸無水物との付加生成物を蒸留等に
より分離除去することなくそのまま重合しても、色相、
耐熱安定性ならびに臭気の点で優れた炭化水素樹脂は得
られない。また、特公昭36−19287号公報には、
石油類の熱分解の際に得られる沸点範囲が20ないし2
80℃の不飽和炭化水素含有留分とα,β−不飽和ジカ
ルボン酸無水物を共重合することにより酸価およびケン
価の高い炭化水素樹脂を製造する方法が提案されており
、その際得られる炭化水素樹脂の色相が淡色であること
が記載されている。
しかし、この方法のように、石油類の熱分解の際に得ら
れる沸点範囲が20ないし280℃の不飽和炭化水素含
有留分中のシクロペンタジエン類成分の含有率を調整す
ることなくそのままα,β一不飽和ジカルボン酸無水物
の共存下に重合しても、同公報の実施例の記載からも明
らかなように、得られた炭化水素樹脂は色相の点で充分
に良好であるとは言い難く、耐熱安定性ならびに臭気の
点でも優れた炭化水素樹脂を製造することはできない。
一般に、芳香族系炭化水素樹脂を製造する方法において
重合原料である不飽和炭化水素含有留分としては、石油
類の熱分解の際に生成する沸点範囲が−20ないし+2
80℃の不飽和炭化水素含有留分を蒸留することによつ
て得られる沸点範囲が140ないし280℃の任意の不
飽和炭化水素含有留分が使用される。石油類の熱分解の
際に生成する不飽和炭化水素含有留分中には、シクロペ
ンタジエン、メチルシクロペンタジエン、フルベン、メ
チルフルベン、ジメチルフルベンなどのシクロペンタジ
エン類成分およびシンクロペンタジエン、メチルジシク
ロペンタジエン、ジメチルジシクロペンタジエンなどの
シンクロペンタジエン類成分が他の不飽和炭化水素成分
とともに含まれている。この不飽和炭化水素含有留分を
蒸留することにより、沸点範囲が140ないし280℃
の任意の範囲の不飽和炭化水素含有留分を得る際には、
蒸留中に前記シンクロペンタジエン類成分が徐々に分解
して生成するシクロペンタジエン、メチルシタロペンタ
ジエンの他に、前記フルベン、メチルフルベン、ジメチ
ルフルベンなどのシクロペンタジエン類成分が留出する
ので、重合原料である沸点範囲が140ないし280℃
の任意の範囲の不触和炭化水素含有留分中には前記シク
ロペンタジエン類成分が約1ないし7重量%の範囲で含
まれているのが通常である。本発明者らは、このように
かなり多量のシクロペンタジエン類成分を含有する沸点
範囲が140ないし280℃の任意の範囲にある不飽和
炭化水素含有留分から、高級分野のホツトメルト接着剤
、感圧接着剤などの粘着付与剤樹脂として使用すること
のできる色相、耐熱安定性ならびに臭気の点で改善され
た芳香族系炭化水素樹脂を製造する方法について鋭意検
討した結果、本発明に到達したものである。
れる沸点範囲が20ないし280℃の不飽和炭化水素含
有留分中のシクロペンタジエン類成分の含有率を調整す
ることなくそのままα,β一不飽和ジカルボン酸無水物
の共存下に重合しても、同公報の実施例の記載からも明
らかなように、得られた炭化水素樹脂は色相の点で充分
に良好であるとは言い難く、耐熱安定性ならびに臭気の
点でも優れた炭化水素樹脂を製造することはできない。
一般に、芳香族系炭化水素樹脂を製造する方法において
重合原料である不飽和炭化水素含有留分としては、石油
類の熱分解の際に生成する沸点範囲が−20ないし+2
80℃の不飽和炭化水素含有留分を蒸留することによつ
て得られる沸点範囲が140ないし280℃の任意の不
飽和炭化水素含有留分が使用される。石油類の熱分解の
際に生成する不飽和炭化水素含有留分中には、シクロペ
ンタジエン、メチルシクロペンタジエン、フルベン、メ
チルフルベン、ジメチルフルベンなどのシクロペンタジ
エン類成分およびシンクロペンタジエン、メチルジシク
ロペンタジエン、ジメチルジシクロペンタジエンなどの
シンクロペンタジエン類成分が他の不飽和炭化水素成分
とともに含まれている。この不飽和炭化水素含有留分を
蒸留することにより、沸点範囲が140ないし280℃
の任意の範囲の不飽和炭化水素含有留分を得る際には、
蒸留中に前記シンクロペンタジエン類成分が徐々に分解
して生成するシクロペンタジエン、メチルシタロペンタ
ジエンの他に、前記フルベン、メチルフルベン、ジメチ
ルフルベンなどのシクロペンタジエン類成分が留出する
ので、重合原料である沸点範囲が140ないし280℃
の任意の範囲の不触和炭化水素含有留分中には前記シク
ロペンタジエン類成分が約1ないし7重量%の範囲で含
まれているのが通常である。本発明者らは、このように
かなり多量のシクロペンタジエン類成分を含有する沸点
範囲が140ないし280℃の任意の範囲にある不飽和
炭化水素含有留分から、高級分野のホツトメルト接着剤
、感圧接着剤などの粘着付与剤樹脂として使用すること
のできる色相、耐熱安定性ならびに臭気の点で改善され
た芳香族系炭化水素樹脂を製造する方法について鋭意検
討した結果、本発明に到達したものである。
本発明は、シクロペンタジエン、メチルシクロペンタジ
エン、フルベン、メチルフルベン、ジメチルフルベンな
どのシクロペンタジエン類成分を含有する沸点範囲が1
40ないし280℃にある任意の芳香族系不飽和炭化水
素含有留分を、蒸留等の操作によつて前記シクロペンタ
ジエン類成分の含有率を特定の範囲に調整して得られる
不飽和炭化水素含有留分を、シクロペンタジエン類成分
に対して特定量のα,β一不飽和zジカルボン酸無水物
と接触処理した後、重合することにより、前述の目的を
充足する炭化水素樹脂が製造できることを見いだしたこ
とに基づくものである。すなわち、本発明は、石油類の
熱分解の際に得〉られる沸点範囲が140ないし280
℃の任意の範囲にあり、かつシクロペンタジエン類成分
を含有する不飽和炭化水素含有留分中のシクロペンタジ
エン類成分の含有率を0.01ないし0.7重量?の範
囲に調整した前記沸点範囲の不飽和炭化水素3含有留分
を、シクロペンタジエン類成分1モルに対して0.8な
いし3モルの範囲のα,β一不飽和ジカルボン酸無水物
と接触処理した後もしくは両者の共存下に、フリーデル
クラフツ型触媒で重合することを特徴とする色相ならび
に耐熱安定性の3改善された炭化水素樹脂の製造方法で
ある。
エン、フルベン、メチルフルベン、ジメチルフルベンな
どのシクロペンタジエン類成分を含有する沸点範囲が1
40ないし280℃にある任意の芳香族系不飽和炭化水
素含有留分を、蒸留等の操作によつて前記シクロペンタ
ジエン類成分の含有率を特定の範囲に調整して得られる
不飽和炭化水素含有留分を、シクロペンタジエン類成分
に対して特定量のα,β一不飽和zジカルボン酸無水物
と接触処理した後、重合することにより、前述の目的を
充足する炭化水素樹脂が製造できることを見いだしたこ
とに基づくものである。すなわち、本発明は、石油類の
熱分解の際に得〉られる沸点範囲が140ないし280
℃の任意の範囲にあり、かつシクロペンタジエン類成分
を含有する不飽和炭化水素含有留分中のシクロペンタジ
エン類成分の含有率を0.01ないし0.7重量?の範
囲に調整した前記沸点範囲の不飽和炭化水素3含有留分
を、シクロペンタジエン類成分1モルに対して0.8な
いし3モルの範囲のα,β一不飽和ジカルボン酸無水物
と接触処理した後もしくは両者の共存下に、フリーデル
クラフツ型触媒で重合することを特徴とする色相ならび
に耐熱安定性の3改善された炭化水素樹脂の製造方法で
ある。
本発明の方法において、炭化水素樹脂の製造原料として
使用される不飽和炭化水素含有留分は、石油類の水蒸気
分解、気相分解、サンドクラツキング、ハイドロホーミ
ングなどの熱分解において4副生する沸点範囲が140
ないし280℃の任意の範囲にありかつシクロペンタジ
エン類成分を含有する不飽和炭化水素含有留分、好まし
くは140ないし240℃の任意の範囲にありかつシク
ロペンタジエン類成分を含有する不飽和炭化水素含有留
分である。ここで、シクロペンタジエン類成分とは、前
述のごとくシクロペンタジエン、メチルシクロペンタジ
エン、フルベン、メチルフルベン、ジメチルフルベンな
どのシクロペンタジエン環を有する化合物である。
使用される不飽和炭化水素含有留分は、石油類の水蒸気
分解、気相分解、サンドクラツキング、ハイドロホーミ
ングなどの熱分解において4副生する沸点範囲が140
ないし280℃の任意の範囲にありかつシクロペンタジ
エン類成分を含有する不飽和炭化水素含有留分、好まし
くは140ないし240℃の任意の範囲にありかつシク
ロペンタジエン類成分を含有する不飽和炭化水素含有留
分である。ここで、シクロペンタジエン類成分とは、前
述のごとくシクロペンタジエン、メチルシクロペンタジ
エン、フルベン、メチルフルベン、ジメチルフルベンな
どのシクロペンタジエン環を有する化合物である。
製造原料として使用される前述の沸点範囲が140ない
し280℃の任意の範囲にありかつシクロペンタジエン
類成分を含有する不飽和炭化水素含有留分は、通常前述
のように石油類の熱分解の際に得られる沸点範囲が−2
0ないし+280℃の不飽和炭化水素含有留分を蒸留す
ることにより得られる。その蒸留操作の際に、原料の不
飽和炭化水素含有留分中に含まれているシンクロペンタ
ジエン、メチルジシクロペンタジエンジメチルジシクロ
ペンタジエンなどが分解して留出するために、シクロペ
ンタジエン、メチルシクロペンタジエン、フルベンなど
のシクロペンタジエン類成分は低沸点であるにもかかわ
らず、沸点範囲が140ないし280にCの不飽和炭化
水素含有留分中に含まれてくる。また、メチルフルベン
、ジメチルフルベンなどは前記沸点範囲の不飽和炭化水
素含有留分中に本質的に含まれているものである。この
ようにして得られた沸点範囲が140ないし280℃の
不飽和炭化水素含有留分中には前記シクロペンタジエ7
類成分が通常1ないし7重量%の範囲で含まれており、
とくに1.5ないし3重量%の範囲で含まれている場合
が多い。前述の沸点範囲が140ないし280℃にあり
、シクロペンタジエン類成分を含有する不飽和炭化水素
含有留分を蒸留等の処理により、低沸点前留分のシクロ
ペンタジエン類成分の含有率を0.01ないし0.7重
量%の範囲に調整することが必要であり、とくに0.0
5ないし0,5重量%の範囲に調整することが好ましい
。シクロペンタジエン類成分の含有率が0.7重量%よ
り多くなると、α,β不飽和ジカルボン酸無水物の使用
量が多くなるので経済性にも欠けるようになり、しかも
色相、耐熱安定性ならびに臭気の点で優れた炭化水素樹
脂は得られなくなる。また、シクロペンタジエン類成分
の含有率を蒸留等によつて0.01重量%より少なくす
ることは、蒸留塔に供給する前記原料留分中に存在する
シンクロペンタジエン類成分が蒸留の際に常に分解して
シクロペンタジエン類成分が生成するので困難であると
ともに、不飽和炭化水素含有留分中の重合性の他の不飽
和成分が消失するようになる。前述のごとくシクロペン
タジエン類成分の含有率を0.01ないし0.7重量%
の範囲に調製した沸 3点範囲が140ないし280℃
の不飽和炭化水素含有留分は、在として炭素数が9の炭
化水素留分を含有し、その他に炭素数が10以上の炭化
水素留分あるいは炭素数が7および8の炭化水素留分を
含有していても差しつかえない。
し280℃の任意の範囲にありかつシクロペンタジエン
類成分を含有する不飽和炭化水素含有留分は、通常前述
のように石油類の熱分解の際に得られる沸点範囲が−2
0ないし+280℃の不飽和炭化水素含有留分を蒸留す
ることにより得られる。その蒸留操作の際に、原料の不
飽和炭化水素含有留分中に含まれているシンクロペンタ
ジエン、メチルジシクロペンタジエンジメチルジシクロ
ペンタジエンなどが分解して留出するために、シクロペ
ンタジエン、メチルシクロペンタジエン、フルベンなど
のシクロペンタジエン類成分は低沸点であるにもかかわ
らず、沸点範囲が140ないし280にCの不飽和炭化
水素含有留分中に含まれてくる。また、メチルフルベン
、ジメチルフルベンなどは前記沸点範囲の不飽和炭化水
素含有留分中に本質的に含まれているものである。この
ようにして得られた沸点範囲が140ないし280℃の
不飽和炭化水素含有留分中には前記シクロペンタジエ7
類成分が通常1ないし7重量%の範囲で含まれており、
とくに1.5ないし3重量%の範囲で含まれている場合
が多い。前述の沸点範囲が140ないし280℃にあり
、シクロペンタジエン類成分を含有する不飽和炭化水素
含有留分を蒸留等の処理により、低沸点前留分のシクロ
ペンタジエン類成分の含有率を0.01ないし0.7重
量%の範囲に調整することが必要であり、とくに0.0
5ないし0,5重量%の範囲に調整することが好ましい
。シクロペンタジエン類成分の含有率が0.7重量%よ
り多くなると、α,β不飽和ジカルボン酸無水物の使用
量が多くなるので経済性にも欠けるようになり、しかも
色相、耐熱安定性ならびに臭気の点で優れた炭化水素樹
脂は得られなくなる。また、シクロペンタジエン類成分
の含有率を蒸留等によつて0.01重量%より少なくす
ることは、蒸留塔に供給する前記原料留分中に存在する
シンクロペンタジエン類成分が蒸留の際に常に分解して
シクロペンタジエン類成分が生成するので困難であると
ともに、不飽和炭化水素含有留分中の重合性の他の不飽
和成分が消失するようになる。前述のごとくシクロペン
タジエン類成分の含有率を0.01ないし0.7重量%
の範囲に調製した沸 3点範囲が140ないし280℃
の不飽和炭化水素含有留分は、在として炭素数が9の炭
化水素留分を含有し、その他に炭素数が10以上の炭化
水素留分あるいは炭素数が7および8の炭化水素留分を
含有していても差しつかえない。
この不飽和炭 1化水素含有留分には、スチレン、α−
メチルスチレン、β−メチルスチレン、o−ビニルトル
エン、m−ビニルトルエン、p−ビニルトルエン、イン
デン、メチルインデンなどの芳香族系不飽和炭化水素、
キシレン、エチルベンゼン、クメン、エチ 1ルトルエ
ン、n−プロピルベンゼン、トリメチルベンゼン、イン
ダン、メチルインダン、ナフタリン、メチルナフタリン
、ジメチルナフタリンなどの芳香族系飽和炭化水素など
の成分が含まれている。また、この不飽和炭化水素含有
留分からキシ シレン、エチルベンゼンあるいはスチレ
ンなどの特定の成分を除去した留分あるいはこれらの特
定の成分を含有しない不飽和炭化水素含有留分を使用す
ることもできる。本発明の方法では、前記のシクロペン
タジエン z類成分の含有率が調整された不飽和炭化水
素含有留分は重合する前にα,β一不飽和ジカルボン酸
無水物の存在下に予め接触処理を施した後重合に供する
か、もしくは前記シクロペンタジエン類成分の含有率が
調整された不飽和炭化水素含有留分はα,β一不飽和ジ
カルボン酸無水物の共存下に重合される。
メチルスチレン、β−メチルスチレン、o−ビニルトル
エン、m−ビニルトルエン、p−ビニルトルエン、イン
デン、メチルインデンなどの芳香族系不飽和炭化水素、
キシレン、エチルベンゼン、クメン、エチ 1ルトルエ
ン、n−プロピルベンゼン、トリメチルベンゼン、イン
ダン、メチルインダン、ナフタリン、メチルナフタリン
、ジメチルナフタリンなどの芳香族系飽和炭化水素など
の成分が含まれている。また、この不飽和炭化水素含有
留分からキシ シレン、エチルベンゼンあるいはスチレ
ンなどの特定の成分を除去した留分あるいはこれらの特
定の成分を含有しない不飽和炭化水素含有留分を使用す
ることもできる。本発明の方法では、前記のシクロペン
タジエン z類成分の含有率が調整された不飽和炭化水
素含有留分は重合する前にα,β一不飽和ジカルボン酸
無水物の存在下に予め接触処理を施した後重合に供する
か、もしくは前記シクロペンタジエン類成分の含有率が
調整された不飽和炭化水素含有留分はα,β一不飽和ジ
カルボン酸無水物の共存下に重合される。
これらの方法のうちでは、重合前にα,β一不飽和ジカ
ルボン酸無水物の存在下に予め接触処理を施した後重合
する方法が好ましい。α,β一不飽和ジカルボン酸無水
物としては、たとえば、無水マレイン酸、無水イタコン
酸、無水シトラコン酸、無水テトラヒドロフタル酸など
があげられる。これらのα,β一不飽和ジカルボン酸無
水物のうちでは無水マレイン酸を使用することがとくに
好ましい。これらのα,β一不飽和ジカルボン酸無水物
の使用量は、前記蒸留等の操作によつてシクロペンタジ
エン類成分の含有率が調整された重合原料中のシクロペ
ンタジエン類成分1モルに対して0.8ないし3.0モ
ルの範囲にあるノことが必要であり、とくに1.0ない
し2.0モルの範囲にあることが好ましい。
ルボン酸無水物の存在下に予め接触処理を施した後重合
する方法が好ましい。α,β一不飽和ジカルボン酸無水
物としては、たとえば、無水マレイン酸、無水イタコン
酸、無水シトラコン酸、無水テトラヒドロフタル酸など
があげられる。これらのα,β一不飽和ジカルボン酸無
水物のうちでは無水マレイン酸を使用することがとくに
好ましい。これらのα,β一不飽和ジカルボン酸無水物
の使用量は、前記蒸留等の操作によつてシクロペンタジ
エン類成分の含有率が調整された重合原料中のシクロペ
ンタジエン類成分1モルに対して0.8ないし3.0モ
ルの範囲にあるノことが必要であり、とくに1.0ない
し2.0モルの範囲にあることが好ましい。
α,β一不飽和ジカルボン酸無水物の使用量がシクロペ
ンタジエン類成分1モルに対して0.8モルより少なく
なつてもまた3.0モルより多くなつても、色相、耐熱
安定性ならびに臭気の改善された炭化水素樹脂は得られ
ない。これらのα,β一不飽和ジカルボン酸無水物は、
シクロペンタジエン類成分の含有率が調整された前記不
飽和炭化水素含有留分に、固体状態、溶融状態あるいは
溶液状態のいずれの状態で供給することもできる。シク
ロペンタジエン類成分の含有率が調整された不飽和炭化
水素含有留分とα,β一不飽和ジカルボン酸無水物との
接触処理はα,β一不飽和ジカルボン酸無水物が前記不
飽和炭化水素含有留分に溶解するならば充分であり、そ
の接触処理の際の温度はとくに限定されないが、通常は
10ないし80℃の範囲であり、好ましくは20ないし
60℃の範囲である。
ンタジエン類成分1モルに対して0.8モルより少なく
なつてもまた3.0モルより多くなつても、色相、耐熱
安定性ならびに臭気の改善された炭化水素樹脂は得られ
ない。これらのα,β一不飽和ジカルボン酸無水物は、
シクロペンタジエン類成分の含有率が調整された前記不
飽和炭化水素含有留分に、固体状態、溶融状態あるいは
溶液状態のいずれの状態で供給することもできる。シク
ロペンタジエン類成分の含有率が調整された不飽和炭化
水素含有留分とα,β一不飽和ジカルボン酸無水物との
接触処理はα,β一不飽和ジカルボン酸無水物が前記不
飽和炭化水素含有留分に溶解するならば充分であり、そ
の接触処理の際の温度はとくに限定されないが、通常は
10ないし80℃の範囲であり、好ましくは20ないし
60℃の範囲である。
接触処理の際の時間は接触温度によつても異なるが、通
常は5秒ないし2時間、好ましくは10秒ないし1時間
の範囲である。前述の方法によりα,β一不飽和ジカル
ボン酸無水物の存在下に接触処理が施された不飽和炭化
水素含有留分は重合反応に供される。前記接触処理を施
した不飽和炭化水素含有留分を単独で重合することもで
きるし、またその他に前記接触処理を施した不飽和炭化
水素留分に、必要に応じて沸点範囲が−20ないし+1
00℃の任意の範囲にありかつシクロペンタジエ7類成
分を実質的に含有しない脂肪族系不飽和炭化水素含有留
分またはこの沸点範囲にありかつシクロペンタジエン類
成分以外の脂肪族系不飽和炭化水素成分を配合した混合
不飽和炭化水素含有留分を重合原料として使用すること
もできる。共重合原料として使用できる沸点範囲が−2
0ないし+100℃の任意の範囲にありかつシクロペン
タジエン類成分を実質的に含有しない脂肪族系不飽和炭
化水素含有留分として、具体的には、たとえば、脱ブタ
ジエンC4留分、脱シクロペンタジエン類C5留分、脱
イソプレンC5留分であつてかつシクロペンタジエン類
成分を含有しない留分、C4C5留分であつてシクロペ
ンタジエン類成分を含有しない留分などをあげることが
できる。前述の方法によりα,β一不飽和ジカルボン酸
無水物と接触処理が施された不飽和炭化水素含有留分は
通常の方法、たとえば、三フツ化ホウ素あるいはその錯
体、三塩化アルミニウム、三臭化アルミニウム、四塩化
スズ、四塩化チタンなどのフリーデルクラフツ型触媒の
存在下に、通常0ないし80℃、好ましくは20ないし
50℃の温度で重合される。
常は5秒ないし2時間、好ましくは10秒ないし1時間
の範囲である。前述の方法によりα,β一不飽和ジカル
ボン酸無水物の存在下に接触処理が施された不飽和炭化
水素含有留分は重合反応に供される。前記接触処理を施
した不飽和炭化水素含有留分を単独で重合することもで
きるし、またその他に前記接触処理を施した不飽和炭化
水素留分に、必要に応じて沸点範囲が−20ないし+1
00℃の任意の範囲にありかつシクロペンタジエ7類成
分を実質的に含有しない脂肪族系不飽和炭化水素含有留
分またはこの沸点範囲にありかつシクロペンタジエン類
成分以外の脂肪族系不飽和炭化水素成分を配合した混合
不飽和炭化水素含有留分を重合原料として使用すること
もできる。共重合原料として使用できる沸点範囲が−2
0ないし+100℃の任意の範囲にありかつシクロペン
タジエン類成分を実質的に含有しない脂肪族系不飽和炭
化水素含有留分として、具体的には、たとえば、脱ブタ
ジエンC4留分、脱シクロペンタジエン類C5留分、脱
イソプレンC5留分であつてかつシクロペンタジエン類
成分を含有しない留分、C4C5留分であつてシクロペ
ンタジエン類成分を含有しない留分などをあげることが
できる。前述の方法によりα,β一不飽和ジカルボン酸
無水物と接触処理が施された不飽和炭化水素含有留分は
通常の方法、たとえば、三フツ化ホウ素あるいはその錯
体、三塩化アルミニウム、三臭化アルミニウム、四塩化
スズ、四塩化チタンなどのフリーデルクラフツ型触媒の
存在下に、通常0ないし80℃、好ましくは20ないし
50℃の温度で重合される。
重合反応終了後の反応混合物を常法によつて処理するこ
とによつて本発明の炭化水素樹脂が得られる。また、シ
ンクロペンタジエン類成分の含有率が調整された前記沸
点範囲の不飽和炭化水素含有留分をα,β一不飽和ジカ
ルボン酸無水物の共存下に重合する場合にも、同様の処
法によつて本発明の炭化水素樹脂が得られる。本発明の
方法を採用することによつて、従来の芳香族系炭化水素
樹脂の最大の欠点とされていた色相ならびに耐熱安定性
が大巾に改善される他に、臭気も改善される。さらに、
本発明の方法により原料の不飽和炭化水素含有留分を処
理することによつて、原料中の触媒毒成分が除去される
ので、従来の方法にくらべて触媒の使用量を低減させる
ことができるという利点もある。本発明の方法で製造さ
れた炭化水素樹脂は色相、耐熱安定性ならびに臭気に優
れているので、ホツトメルト接着剤、感圧接着剤あるい
は熱溶融型トラフイツクペイントなどの用途に利用され
る。
とによつて本発明の炭化水素樹脂が得られる。また、シ
ンクロペンタジエン類成分の含有率が調整された前記沸
点範囲の不飽和炭化水素含有留分をα,β一不飽和ジカ
ルボン酸無水物の共存下に重合する場合にも、同様の処
法によつて本発明の炭化水素樹脂が得られる。本発明の
方法を採用することによつて、従来の芳香族系炭化水素
樹脂の最大の欠点とされていた色相ならびに耐熱安定性
が大巾に改善される他に、臭気も改善される。さらに、
本発明の方法により原料の不飽和炭化水素含有留分を処
理することによつて、原料中の触媒毒成分が除去される
ので、従来の方法にくらべて触媒の使用量を低減させる
ことができるという利点もある。本発明の方法で製造さ
れた炭化水素樹脂は色相、耐熱安定性ならびに臭気に優
れているので、ホツトメルト接着剤、感圧接着剤あるい
は熱溶融型トラフイツクペイントなどの用途に利用され
る。
次に、実施例によつて本発明の方法を具体的に説明する
。なお、実施例および比較例において、炭化水素樹脂を
次の方法によつて評価した。(1)色相炭化水素樹脂1
09を試験管(内径16m0に取り、これを150℃に
保つた恒温槽中に浸漬し、加熱溶融した状態で直ちにカ
ードナー標準色と比較し、カードナー値で示した。
。なお、実施例および比較例において、炭化水素樹脂を
次の方法によつて評価した。(1)色相炭化水素樹脂1
09を試験管(内径16m0に取り、これを150℃に
保つた恒温槽中に浸漬し、加熱溶融した状態で直ちにカ
ードナー標準色と比較し、カードナー値で示した。
(2)耐熱安定性
炭化水素樹脂59を試験管(内径16mw!)に取り、
これを200℃に保つた恒温槽中に3時間浸漬した後、
カードナー標準色と比較し、カードナー値で示した。
これを200℃に保つた恒温槽中に3時間浸漬した後、
カードナー標準色と比較し、カードナー値で示した。
(3)臭気
加熱溶融時(200℃)の臭気の弱いものから強い刺激
臭を示すものまでをA,B,Cの3段階に分けて評価し
た。
臭を示すものまでをA,B,Cの3段階に分けて評価し
た。
実施例 1
沸点範囲が140ないし240℃のナフサ分解留分(4
)は次の組成を有する。
)は次の組成を有する。
この分解留分囚を出発原料油とし、これを表1に示す蒸
留塔にフイードし、表1に記載の運転条件で蒸留を行い
、塔頂よりシクロペンタジエン類成分を含有する低沸点
留分を、また塔底より高沸点留分を除去し、シクロペン
タジエン類成分の含有率の低い主留分を7段から取り出
した。
留塔にフイードし、表1に記載の運転条件で蒸留を行い
、塔頂よりシクロペンタジエン類成分を含有する低沸点
留分を、また塔底より高沸点留分を除去し、シクロペン
タジエン類成分の含有率の低い主留分を7段から取り出
した。
この蒸留によつて出発原料油(4)の低沸点留分を8重
量%、また高沸点留分を21重量?除去し、次の組成を
もつ主留分を得た。
量%、また高沸点留分を21重量?除去し、次の組成を
もつ主留分を得た。
次にこの主留分に無水マレイン酸を0.5重量%(シク
ロペンタジエン類成分の2.0モル当量)を加えて攪拌
下に25℃で30分間処理した。
ロペンタジエン類成分の2.0モル当量)を加えて攪拌
下に25℃で30分間処理した。
次いでこの処理留分に三弗化ホウ素フエノール錯体触媒
0.5重量%を加えて35℃で2時間重合した後、カセ
イソーダ水溶液で触媒を分解し、水洗した後、蒸留によ
り未反応油および低重合物を留去し、表3に記載の性状
を有する炭化水素樹脂を得た。実施例2〜5、比較例1
実施例1で使用したナフサ分解留分(4)を、表3に記
載の蒸留条件に変えた以外は、実施例1と同留分を得た
。
0.5重量%を加えて35℃で2時間重合した後、カセ
イソーダ水溶液で触媒を分解し、水洗した後、蒸留によ
り未反応油および低重合物を留去し、表3に記載の性状
を有する炭化水素樹脂を得た。実施例2〜5、比較例1
実施例1で使用したナフサ分解留分(4)を、表3に記
載の蒸留条件に変えた以外は、実施例1と同留分を得た
。
次いで主留分を表3Iq鷹の条件で無水マレイン酸で処
理した後、実施例1と同様に重合および後処理を行つて
表3に記載の性状を有する炭化水素樹脂を得た。実施例
6〜8、比較例2,3 実施例4で無水マレイン酸処理に使用した主留分を表3
に記載の条件で処理を行つた後、実施例1と同様に重合
および後処理を行つて表3に記載の性状を有する炭化水
素樹脂を得た。
理した後、実施例1と同様に重合および後処理を行つて
表3に記載の性状を有する炭化水素樹脂を得た。実施例
6〜8、比較例2,3 実施例4で無水マレイン酸処理に使用した主留分を表3
に記載の条件で処理を行つた後、実施例1と同様に重合
および後処理を行つて表3に記載の性状を有する炭化水
素樹脂を得た。
実施例 9
実施例1で得た主留分を実施例1と同様に無水マレイン
酸で処理した。
酸で処理した。
次いでこの処理留分80重量部と表2に記載した沸点範
囲が−20ないし+20℃のナフサ分解留分(重合可能
成分93.6重量%)20重量部との混合留分を原料と
し、三弗化ホウ素フエノール錯体触媒0.5重量部を加
えて実施例1と同様に重合および後処理を行つた。その
結果、表3に記載した性状を有する炭化水素樹脂を得た
。実施例 10,11 実施例1で得た主留分を表3に記載のα,β一不飽和ジ
カルボン酸無水物で処理し、実施例1と同様に重合およ
び後処理を行つて表3に記載の性状を有する炭化水素樹
脂を得た。
囲が−20ないし+20℃のナフサ分解留分(重合可能
成分93.6重量%)20重量部との混合留分を原料と
し、三弗化ホウ素フエノール錯体触媒0.5重量部を加
えて実施例1と同様に重合および後処理を行つた。その
結果、表3に記載した性状を有する炭化水素樹脂を得た
。実施例 10,11 実施例1で得た主留分を表3に記載のα,β一不飽和ジ
カルボン酸無水物で処理し、実施例1と同様に重合およ
び後処理を行つて表3に記載の性状を有する炭化水素樹
脂を得た。
実施例 12〜14
実施例1で得た主留分を70℃で溶融した無水マレイン
酸を用いて表3に記載の条件で処理した後、実施例1と
同様に重合および後処理を行つて表3に記載の性状を有
する炭化水素樹脂を得た。
酸を用いて表3に記載の条件で処理した後、実施例1と
同様に重合および後処理を行つて表3に記載の性状を有
する炭化水素樹脂を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 石油類の熱分解の際に得られる沸点範囲が140な
いし280℃の任意の範囲にあり、かつシクロペンタジ
エン類成分を含有する不飽和炭化水素含有留分中のシク
ロペンタジエン類成分の含有率を0.01ないし0.7
重量%の範囲に調整した前記沸点範囲の不飽和炭化水素
含有留分を、シクロペンタジエン類成分1モルに対して
0.8ないし3.0モルの範囲のα,β−不飽和ジカル
ボン酸無水物と接触処理した後もしくは両者の共存下に
、フリーデルクラフツ型触媒で重合することを特徴とす
る色相ならびに耐熱安定性の改善された炭化水素樹脂の
製造方法。 2 不飽和炭化水素含有留分として、沸点範囲が140
ないし280℃の任意の範囲にあり、かつシクロペンタ
ジエン類成分の含有率を0.05ないし0.5重量%の
範囲に調整した不飽和炭化水素含有留分を使用すること
を特徴とする特許請求の範囲1の方法。 3 α,β−不飽和ジカルボン酸無水物を不飽和炭化水
素含有留分中のシクロペンタジエン類成分1モルに対し
て1.0ないし2.0モルの範囲で使用することを特徴
とする特許請求の範囲1または2の方法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15557877A JPS5937002B2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | 炭化水素樹脂の製造方法 |
| NL7812514A NL7812514A (nl) | 1977-12-26 | 1978-12-22 | Werkwijze voor het bereiden van koolwaterstofharsen met een verbeterde kleur en thermische stabiliteit. |
| GB7849855A GB2012287B (en) | 1977-12-26 | 1978-12-22 | Process for producing hydrocarbon resins having colour and thermal stability |
| US05/973,445 US4230840A (en) | 1977-12-26 | 1978-12-26 | Process for producing hydrocarbon resins having improved color and thermal stability |
| FR7836306A FR2412573A1 (fr) | 1977-12-26 | 1978-12-26 | Procede de fabrication de resines d'hydrocarbures |
| CA000318616A CA1134994A (en) | 1977-12-26 | 1978-12-27 | Process for producing hydrocarbon resins having improved color and thermal stability |
| IT31333/78A IT1101749B (it) | 1977-12-26 | 1978-12-27 | Procedimento per produrre resine di idrocareupi aventi un colore migliorato e una stabilita' termica migliorata |
| DE2856335A DE2856335C2 (de) | 1977-12-26 | 1978-12-27 | Verfahren zur Herstellung von Kohlenwasserstoffharzen durch Behandlung von Erdöl-Crack- oder Reformierfraktionen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15557877A JPS5937002B2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | 炭化水素樹脂の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5487790A JPS5487790A (en) | 1979-07-12 |
| JPS5937002B2 true JPS5937002B2 (ja) | 1984-09-07 |
Family
ID=15609101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15557877A Expired JPS5937002B2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | 炭化水素樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937002B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5764622A (en) * | 1980-10-06 | 1982-04-19 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Separating method of dicyclopentadiene |
-
1977
- 1977-12-26 JP JP15557877A patent/JPS5937002B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5487790A (en) | 1979-07-12 |
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