JPS5937078B2 - アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオンの醗酵製造方法 - Google Patents
アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオンの醗酵製造方法Info
- Publication number
- JPS5937078B2 JPS5937078B2 JP3663481A JP3663481A JPS5937078B2 JP S5937078 B2 JPS5937078 B2 JP S5937078B2 JP 3663481 A JP3663481 A JP 3663481A JP 3663481 A JP3663481 A JP 3663481A JP S5937078 B2 JPS5937078 B2 JP S5937078B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sterols
- immobilized
- dione
- add
- microbial cells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明ハアンドロストー1.4−ジエン−3゜17−ジ
オンの醗酵製造方法に関し、さらに詳しくは、固定化増
殖生菌体を用いてステロール類を選択的にアンドロスト
−1,4−ジエン−3゜17−ジオン(以下”ADD’
”と略称する)に変換する方法に関する。
オンの醗酵製造方法に関し、さらに詳しくは、固定化増
殖生菌体を用いてステロール類を選択的にアンドロスト
−1,4−ジエン−3゜17−ジオン(以下”ADD’
”と略称する)に変換する方法に関する。
ADDは卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどの女性ホルモ
ンの重要な中間体であり、婦人科疾患の治療薬や経口避
妊薬(ピル)等の原料として有用な公知の化合物であり
、従来からステロール類の醗酵生産法によって製造され
ている。
ンの重要な中間体であり、婦人科疾患の治療薬や経口避
妊薬(ピル)等の原料として有用な公知の化合物であり
、従来からステロール類の醗酵生産法によって製造され
ている。
例えば、特公昭46−17951号公報及び特公昭50
−11998号公報には、ミコバクテリウム属、アース
ロバフタ−属又はノカルディア属に属する微生物を、キ
レート剤や、ニッケル、コバルト等の阻害剤の共存下で
、ステロールを含む培地中で培養することによりADD
を製造する方法が開示されており、また、特開昭55−
10号公報、特開昭55−138394号公報、米国特
許第3684657号明細書及び米国特許第37597
91号明細書には、ミコバクテリウム属に橘する微生物
を親株とした、アントロスタン系化合物の分解酵素を欠
失する突然変異株を用いて、ステロールを含む培地中で
培養することによりADDを製造する方法が記載されて
いる。
−11998号公報には、ミコバクテリウム属、アース
ロバフタ−属又はノカルディア属に属する微生物を、キ
レート剤や、ニッケル、コバルト等の阻害剤の共存下で
、ステロールを含む培地中で培養することによりADD
を製造する方法が開示されており、また、特開昭55−
10号公報、特開昭55−138394号公報、米国特
許第3684657号明細書及び米国特許第37597
91号明細書には、ミコバクテリウム属に橘する微生物
を親株とした、アントロスタン系化合物の分解酵素を欠
失する突然変異株を用いて、ステロールを含む培地中で
培養することによりADDを製造する方法が記載されて
いる。
しかし、これらの従来提案されている方法はいずれも、
微生物菌体を栄養培地中で遊離分散させた状態で増殖培
養するものであるため、培養終了時に微生物菌体と目的
生成物とを別々に培地から分離しなければならず、その
上分離した菌体はそのまま廃棄し、次の培養のためには
新たに微生物菌体を前培養した後醗酵生産に使用しなけ
ればならないという煩雑な操作を行なう必要がある。
微生物菌体を栄養培地中で遊離分散させた状態で増殖培
養するものであるため、培養終了時に微生物菌体と目的
生成物とを別々に培地から分離しなければならず、その
上分離した菌体はそのまま廃棄し、次の培養のためには
新たに微生物菌体を前培養した後醗酵生産に使用しなけ
ればならないという煩雑な操作を行なう必要がある。
しかも、かかる従来の醗酵生産法では、ADDに加えて
アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン(以下”4
−AD”という)が多量に副生ずるため、目的とするA
DDの収率が悪く、しかも、培養に要する時間が前培養
時間を含めて240時間乃至250時間と長い等の重大
な欠点があった。
アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン(以下”4
−AD”という)が多量に副生ずるため、目的とするA
DDの収率が悪く、しかも、培養に要する時間が前培養
時間を含めて240時間乃至250時間と長い等の重大
な欠点があった。
本発明者らは上記の如き欠点のないADDの効果的な製
造方法につき鋭意研究を重ねた結果、使用すべき微生物
菌体を天然または合成高分子ゲルに増殖可能な状態で包
括固定化し、ステロール類を基質として、該ゲルに包括
固定化された該微生物菌体を増殖培養すると、4−AD
が殆んど副生せずADDが選択的(又は優先的)に生成
し、ADDが好収率で得られ、しかも包括固定化された
微生物菌体は前培養することなく何回も繰返して使用す
ることができることが見い出され、本発明を完成するに
至った。
造方法につき鋭意研究を重ねた結果、使用すべき微生物
菌体を天然または合成高分子ゲルに増殖可能な状態で包
括固定化し、ステロール類を基質として、該ゲルに包括
固定化された該微生物菌体を増殖培養すると、4−AD
が殆んど副生せずADDが選択的(又は優先的)に生成
し、ADDが好収率で得られ、しかも包括固定化された
微生物菌体は前培養することなく何回も繰返して使用す
ることができることが見い出され、本発明を完成するに
至った。
しかして、本発明によれば、ステロール類を基質として
、高分子固体担体に包括固定化されたステロール類の側
鎖分解能を有する微生物菌体を、栄養培地中で培養し、
該ステロールをアンドロスト−1,4−ジエン−3,1
7−ジオン(八DD)に選択的に変換せしめることを特
徴とするアンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジ
オン(ADD)の製造方法が提供される。
、高分子固体担体に包括固定化されたステロール類の側
鎖分解能を有する微生物菌体を、栄養培地中で培養し、
該ステロールをアンドロスト−1,4−ジエン−3,1
7−ジオン(八DD)に選択的に変換せしめることを特
徴とするアンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジ
オン(ADD)の製造方法が提供される。
本発明の方法において基質として用いられる「ステロー
ル類」とは下記式 。
ル類」とは下記式 。
式中、Rは炭素原子数C8〜C1o個の鎖状炭化水素基
を表わし、B環及び/又はC環は二重結合を有していて
もよい、 で示される基本骨格構造を有するステロイドを総称する
ものであり、例えば、コレステロール、スチグマステロ
ール、α−1β−もしくはγ−シトステロール、カンペ
ステロール、エルゴステロール、ブラシツカステロール
、フコステロール、ラノステロール、アグノステロール
等によって代表されるステロール:それのC−3工ステ
ル誘導体、例えばコレステリルオレエート、コレステリ
ルパルミテート、コレステリルサルフェート、コレステ
リルアセテート、コレステリルヘミスクシネート、コレ
ステリルベンゾエート、コレステリルホスフェート等:
C−3エーテル誘導体、例えばポIJ 、tキシエチレ
ンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリン
アルコールエーテル、等:或いはこれらの酸化誘導体、
例えばコール酸、リトコール酸、デオキシコール酸、4
−コレステノー3−オン、■、4−コレスタジェンー3
−オン、4.22−コレスフジエン−3−オン、19−
ヒドロキシコレステロール等が包含され、これらはそれ
ぞれ単独で又は2種もしくはそれ以上組合わせ用いるこ
とができる。
を表わし、B環及び/又はC環は二重結合を有していて
もよい、 で示される基本骨格構造を有するステロイドを総称する
ものであり、例えば、コレステロール、スチグマステロ
ール、α−1β−もしくはγ−シトステロール、カンペ
ステロール、エルゴステロール、ブラシツカステロール
、フコステロール、ラノステロール、アグノステロール
等によって代表されるステロール:それのC−3工ステ
ル誘導体、例えばコレステリルオレエート、コレステリ
ルパルミテート、コレステリルサルフェート、コレステ
リルアセテート、コレステリルヘミスクシネート、コレ
ステリルベンゾエート、コレステリルホスフェート等:
C−3エーテル誘導体、例えばポIJ 、tキシエチレ
ンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリン
アルコールエーテル、等:或いはこれらの酸化誘導体、
例えばコール酸、リトコール酸、デオキシコール酸、4
−コレステノー3−オン、■、4−コレスタジェンー3
−オン、4.22−コレスフジエン−3−オン、19−
ヒドロキシコレステロール等が包含され、これらはそれ
ぞれ単独で又は2種もしくはそれ以上組合わせ用いるこ
とができる。
これらステロール類は必ずしも純粋に単離された形で用
いる必要はなく、例えば、羊毛脂、ラノリン、ラノリン
の加水分解生成物(ウールアルコール)、魚油やイカ油
からのアルカリ洗浄油、植物油の脱臭スカム脱スラッジ
、トール油、等のステロール含有天然物及び加工物もま
た基質として使用することができる。
いる必要はなく、例えば、羊毛脂、ラノリン、ラノリン
の加水分解生成物(ウールアルコール)、魚油やイカ油
からのアルカリ洗浄油、植物油の脱臭スカム脱スラッジ
、トール油、等のステロール含有天然物及び加工物もま
た基質として使用することができる。
一方、かかるステロール類の変換のために使用される微
生物菌体は、ステロール類のC−17側鎖〔上記式(I
)における基R〕を分解する能力を有するものであり、
かかる側鎖分解能力を有するものであれば、その分類学
上の位置に拘束されることなく、広範囲の微生物菌体か
ら選ぶことができる。
生物菌体は、ステロール類のC−17側鎖〔上記式(I
)における基R〕を分解する能力を有するものであり、
かかる側鎖分解能力を有するものであれば、その分類学
上の位置に拘束されることなく、広範囲の微生物菌体か
ら選ぶことができる。
ステロールの側鎖分解能を有する微生物菌体としては多
数のものが知られており〔例えばAgric、Biol
、Chem−*42,411(1978) 、J。
数のものが知られており〔例えばAgric、Biol
、Chem−*42,411(1978) 、J。
Amer、Chem、Soc、87 * 1387(1
965)、Agric。
965)、Agric。
Biol 、Chem、33.1644(1969)等
参照〕、そのような能力が未知の菌体であっても、例え
ば次の如きスクリーニング法によって容易に検定するこ
とができる。
参照〕、そのような能力が未知の菌体であっても、例え
ば次の如きスクリーニング法によって容易に検定するこ
とができる。
供試菌体の生育に適合した栄養培地中に、ステロール(
例えばコレステロール)を0.1〜0.5%の濃度にな
るように加え且つ供試菌体を接種して、1〜8日間30
℃で試験管培養し培養終了後培養液をそれと等体積の酢
酸エチルで抽出し、抽出物を薄層クロマトグラフィーに
より(展開溶媒クロロホルム)展開した後、ヨウド発色
により基質ステロールの消費とそれに伴う生成物スポッ
トを確認することにより、供試菌体が側鎖分解能で大ま
かに側鎖分解能を持つ菌体を選別する。
例えばコレステロール)を0.1〜0.5%の濃度にな
るように加え且つ供試菌体を接種して、1〜8日間30
℃で試験管培養し培養終了後培養液をそれと等体積の酢
酸エチルで抽出し、抽出物を薄層クロマトグラフィーに
より(展開溶媒クロロホルム)展開した後、ヨウド発色
により基質ステロールの消費とそれに伴う生成物スポッ
トを確認することにより、供試菌体が側鎖分解能で大ま
かに側鎖分解能を持つ菌体を選別する。
更にこれと同一条件下で大量培養行い、生成物を確認す
ることによってステロール類の側鎖分解能を有する微生
物菌体の検定が完了する。
ることによってステロール類の側鎖分解能を有する微生
物菌体の検定が完了する。
そのようなステロール類の側鎖分解能を有する微生物菌
体として具体的には、アースロバフタ−属、ノカルディ
ア属、ミコバクテリウム属、バチルス属、シュードモナ
ス属、コリネバクテリウム属、フザリウム属、ブレビバ
クテリウム属、プロタミノバクタ−属、ミクロバクテリ
ウム属、セラティア属、アゾトバクタ−属及びアルカリ
土類金属に属するものが挙げられ、特に下記に例示する
ものが好適な例として記載することができる。
体として具体的には、アースロバフタ−属、ノカルディ
ア属、ミコバクテリウム属、バチルス属、シュードモナ
ス属、コリネバクテリウム属、フザリウム属、ブレビバ
クテリウム属、プロタミノバクタ−属、ミクロバクテリ
ウム属、セラティア属、アゾトバクタ−属及びアルカリ
土類金属に属するものが挙げられ、特に下記に例示する
ものが好適な例として記載することができる。
下記に例示する微生物菌体はいずれも公的保存機関に保
存されており、第三者が自由に分譲を受けることができ
るものである。
存されており、第三者が自由に分譲を受けることができ
るものである。
下記の例示においてカッコ内がその寄託番号であ゛り各
略号は次の意味を有する: ATCC:アメリカン・タイプ・カルチュア・コン
レクション(アメリカ合衆国) IFO:財団法人醗酵研究所(大阪) N■:ナガオ・インステイチュート(東京)IAM:東
京大学応用微生物研究所(東京)(1)アースロバフタ
−属 アースロバフタ−・シンプレックス(ATCC6946
) (2)ノカルディア属 ノカルディア・コラリーナ(IFO3338)ノカルデ
ィア・エリスロホツス(NI9110)1(3) ミ
コバクテリウム属 ミコバクテリウム・フレイ(IFO3158)ミコバク
テリウム・フォーライトラム(ATCC6842) ミコバクテリウム・デイエルンホッフエリ(ATCC−
19340) (4)バチルス属 バチルス・スファ工+)’y ス(IFO3341)(
5)シュードモナス属 シュードモナス・プチダ(IFO3738)(6)コリ
ネバクテリウム属 コリネバクテリウム・エクイ(IAM1038)(7)
フザリウム属 フザリウム・オキシスポルム(IFO5942)(8)
ブレビバクテリウム属 ブレビバクテリウム・リポリチクム(IAM1398) (9)プロタミノバクタ−属 プロタミノバクタ−・アルボフラブス(IFO3707
) (10) セラティア属 セラディア・マルセツセンス(IFO3046)aυ
ミクロバクテリウム属 ミクロバクテリウム・ラクチクム(IAM1640) 02) ストレプトミセス属 ストレプトミセス・コエリカラー(IFO3176) 03)アゾトバクタ−属 アゾトバクタ−・ビネランデイDAM1078204)
アルカリ土類金属 アルカリゲネス・ファエカリシス(IAM1015) 本発明の方法で使用される微生物菌体は上記の例示の種
に限定されるものではなく、またこれらの菌体を親株と
して、放射線や紫外線、あるいはニトロソグアニジン誘
導体等の変異誘起剤などで処理して得られる突然変異株
を用いることも可能である。
略号は次の意味を有する: ATCC:アメリカン・タイプ・カルチュア・コン
レクション(アメリカ合衆国) IFO:財団法人醗酵研究所(大阪) N■:ナガオ・インステイチュート(東京)IAM:東
京大学応用微生物研究所(東京)(1)アースロバフタ
−属 アースロバフタ−・シンプレックス(ATCC6946
) (2)ノカルディア属 ノカルディア・コラリーナ(IFO3338)ノカルデ
ィア・エリスロホツス(NI9110)1(3) ミ
コバクテリウム属 ミコバクテリウム・フレイ(IFO3158)ミコバク
テリウム・フォーライトラム(ATCC6842) ミコバクテリウム・デイエルンホッフエリ(ATCC−
19340) (4)バチルス属 バチルス・スファ工+)’y ス(IFO3341)(
5)シュードモナス属 シュードモナス・プチダ(IFO3738)(6)コリ
ネバクテリウム属 コリネバクテリウム・エクイ(IAM1038)(7)
フザリウム属 フザリウム・オキシスポルム(IFO5942)(8)
ブレビバクテリウム属 ブレビバクテリウム・リポリチクム(IAM1398) (9)プロタミノバクタ−属 プロタミノバクタ−・アルボフラブス(IFO3707
) (10) セラティア属 セラディア・マルセツセンス(IFO3046)aυ
ミクロバクテリウム属 ミクロバクテリウム・ラクチクム(IAM1640) 02) ストレプトミセス属 ストレプトミセス・コエリカラー(IFO3176) 03)アゾトバクタ−属 アゾトバクタ−・ビネランデイDAM1078204)
アルカリ土類金属 アルカリゲネス・ファエカリシス(IAM1015) 本発明の方法で使用される微生物菌体は上記の例示の種
に限定されるものではなく、またこれらの菌体を親株と
して、放射線や紫外線、あるいはニトロソグアニジン誘
導体等の変異誘起剤などで処理して得られる突然変異株
を用いることも可能である。
本発明に従えば、上記微生物菌体は増殖可能な状態で高
分子固体担体に包括固定化して使用される。
分子固体担体に包括固定化して使用される。
しかして、この包括固定化に用いる固体担体は、微生物
菌体が該担体表面及び/又は該担体内で増殖することが
可能で、ステロール類の側鎖の分解に関与する一連の酵
素反応に実質的に悪影響を与えず、好ましくはADDの
製造過程で崩壊しない程度の機械的強度をもつ天然又は
合成の高分子物質が適している。
菌体が該担体表面及び/又は該担体内で増殖することが
可能で、ステロール類の側鎖の分解に関与する一連の酵
素反応に実質的に悪影響を与えず、好ましくはADDの
製造過程で崩壊しない程度の機械的強度をもつ天然又は
合成の高分子物質が適している。
そのような高分子物質きしては、例えば、アルギン酸、
コラーゲン、K−カラギーナン、セルロース、寒天、セ
ロファン、コロジオンなどの天然高分子物質や、ポリア
クリルアミド、ポリスチレン、ポリブタジェン、ポリウ
レタン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コールなどの合成高分子物質を挙げることができる。
コラーゲン、K−カラギーナン、セルロース、寒天、セ
ロファン、コロジオンなどの天然高分子物質や、ポリア
クリルアミド、ポリスチレン、ポリブタジェン、ポリウ
レタン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コールなどの合成高分子物質を挙げることができる。
中でも、K−カラギーナン、アルギン酸、ポリウレタン
、ポリエチレングリコールが特に適している。
、ポリエチレングリコールが特に適している。
かかる高分子物質への前記微生物菌体の包括固定化は、
包括固定化後の微生物菌体が実質的に死滅することなく
増殖可能な状態に保持され且つステロール類の側鎖分解
に関与する一連の酵素群に悪影響を与えない限り、一般
に緩和な条件下に、それ自体公知の任意の方法によって
行なうことができる。
包括固定化後の微生物菌体が実質的に死滅することなく
増殖可能な状態に保持され且つステロール類の側鎖分解
に関与する一連の酵素群に悪影響を与えない限り、一般
に緩和な条件下に、それ自体公知の任意の方法によって
行なうことができる。
例えば、菌体を懸濁した上記天然高分子体(例えば、ア
ルギン酸ナトリウム、K−カラギーナン、寒天等)の4
0〜50℃の水溶液を、0℃〜室温に放置するかもしく
はカルシウムイオン、カリウムイオン、アルミニウムイ
オン、鉄イオン等の金属イオンを適当な濃度で含む冷却
水溶液に滴下することによりゲル化し、そのゲル内に供
試菌体を固定化する方法〔Bi otechnol 、
Bi ocug +19.387(1977)、Eur
、J、Appl。
ルギン酸ナトリウム、K−カラギーナン、寒天等)の4
0〜50℃の水溶液を、0℃〜室温に放置するかもしく
はカルシウムイオン、カリウムイオン、アルミニウムイ
オン、鉄イオン等の金属イオンを適当な濃度で含む冷却
水溶液に滴下することによりゲル化し、そのゲル内に供
試菌体を固定化する方法〔Bi otechnol 、
Bi ocug +19.387(1977)、Eur
、J、Appl。
Microbiol 8 、241 (1979)]、
菌体を懸濁した合成高分子の水溶液に近紫外線や紫外線
、X線を短時間(1〜5分)照射することにより固定化
する方法CFEBSLetters 6否−9179(
1976) 、 Eur、J 、 Appl、Micr
obiol。
菌体を懸濁した合成高分子の水溶液に近紫外線や紫外線
、X線を短時間(1〜5分)照射することにより固定化
する方法CFEBSLetters 6否−9179(
1976) 、 Eur、J 、 Appl、Micr
obiol。
Biotechnol 6,207(1979)]あ
るいは両末端にインシアナート基をもつ合成高分子体と
菌体懸濁液を混合するだけで菌体を高分子ゲル内に固定
化する方法CELI r 、J 、Appl 、Mi
crobiol 。
るいは両末端にインシアナート基をもつ合成高分子体と
菌体懸濁液を混合するだけで菌体を高分子ゲル内に固定
化する方法CELI r 、J 、Appl 、Mi
crobiol 。
Biotechnol、 8 、143(1979)
]等が掲げられ、これらの方法によればステロールの側
鎖分解反応に関与する一連の酵素群は何等悪影響を受け
ない。
]等が掲げられ、これらの方法によればステロールの側
鎖分解反応に関与する一連の酵素群は何等悪影響を受け
ない。
(ここに記載した例はほんの1例である。
)微生物菌体の担体への固定化量は臨界的ではなく、使
用する高分子物質の種類や微生物菌体の種類等に応じて
広範に変えることができるが、菌体、の漏出、酵素活性
、担体の機械的強度等を考慮し、一般に、−白金耳の菌
体を接種した100rIllの前培養液(20〜50時
間培養したもの)の2ml中に含まれる菌体量(その量
は微生物菌体によって異なるが大体1×102〜I X
10”個程度である)に対して、250m’if 〜
20 、!i’、好マシくは1g〜3gの高分子物質を
用いるのが有利である。
用する高分子物質の種類や微生物菌体の種類等に応じて
広範に変えることができるが、菌体、の漏出、酵素活性
、担体の機械的強度等を考慮し、一般に、−白金耳の菌
体を接種した100rIllの前培養液(20〜50時
間培養したもの)の2ml中に含まれる菌体量(その量
は微生物菌体によって異なるが大体1×102〜I X
10”個程度である)に対して、250m’if 〜
20 、!i’、好マシくは1g〜3gの高分子物質を
用いるのが有利である。
微生物菌体を包括固定化した固体担体は、一般にピース
伏、タブレット状、立方体状、フィルム状等の形状に成
型した後使用に供される。
伏、タブレット状、立方体状、フィルム状等の形状に成
型した後使用に供される。
その貯蔵保存は通常、生理食塩水、リン酸カリウム緩衝
液(pH6〜8.1〜50mM)あるいは無菌水に浸し
て、5℃〜30℃で保存したりまたは凍結して保存する
。
液(pH6〜8.1〜50mM)あるいは無菌水に浸し
て、5℃〜30℃で保存したりまたは凍結して保存する
。
上記の如く調製された固定化微生物菌体の培養に使用さ
れる栄養培地は、使用する微生物菌体に合わせて調製す
ることができるが、一般に、放線菌では酵母エキス(0
4%)、マルトエキス(1%)、pH7,0なる培地が
、カビ類ではマルトエキス(2%)、ペプトン(0,1
%)、pH7,0なる培地が、酵母類ではマルトエキス
(0,3%)、酵母エキス(0,3%)、pH7,0な
る培地が、更にバクテリアでは、肉エキス(1%)、ペ
プトン(1係)、食塩(0,5係)、pH7,0なる培
地がしばしば用いられる。
れる栄養培地は、使用する微生物菌体に合わせて調製す
ることができるが、一般に、放線菌では酵母エキス(0
4%)、マルトエキス(1%)、pH7,0なる培地が
、カビ類ではマルトエキス(2%)、ペプトン(0,1
%)、pH7,0なる培地が、酵母類ではマルトエキス
(0,3%)、酵母エキス(0,3%)、pH7,0な
る培地が、更にバクテリアでは、肉エキス(1%)、ペ
プトン(1係)、食塩(0,5係)、pH7,0なる培
地がしばしば用いられる。
基質として使用されるステロール類は一般に水に不溶乃
至難溶性のものが多く、従って、培地には、界面活性剤
、例えばポリオキシエチレンソルビクントリオレート、
ポリオキシエチレンソルビクンモノラウレート、ポリオ
キシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレンモ
ノパルミテート、ドデシルエーテルスルホン酸ナトリウ
ム、セチルトリメチルアンモニウムブロマイド等を適量
、通常0.01〜0.2重量%の濃度で添加するが、或
いはグリセリド含有物質、例えば大豆レシチン、綿実油
等を好ましくは0.2〜5重量の濃度で加えるのが有利
である。
至難溶性のものが多く、従って、培地には、界面活性剤
、例えばポリオキシエチレンソルビクントリオレート、
ポリオキシエチレンソルビクンモノラウレート、ポリオ
キシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレンモ
ノパルミテート、ドデシルエーテルスルホン酸ナトリウ
ム、セチルトリメチルアンモニウムブロマイド等を適量
、通常0.01〜0.2重量%の濃度で添加するが、或
いはグリセリド含有物質、例えば大豆レシチン、綿実油
等を好ましくは0.2〜5重量の濃度で加えるのが有利
である。
殊に、後者のグリセリド含有物質の添加はADDの収量
を増大させるのに有効であり、好適である。
を増大させるのに有効であり、好適である。
また、ステロール等の培地への溶解性を高めるため、菌
体の倍加やステロールの側鎖分解能に悪影響を及ぼさな
い範囲で水混和性有機溶媒、例えばジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、アセトン、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−フロビルアルコール、イソ
プロピルアルコール、エチレンクリコール、フロピレン
クリコール、グリセリン等を用いてもよい。
体の倍加やステロールの側鎖分解能に悪影響を及ぼさな
い範囲で水混和性有機溶媒、例えばジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、アセトン、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−フロビルアルコール、イソ
プロピルアルコール、エチレンクリコール、フロピレン
クリコール、グリセリン等を用いてもよい。
さらに、培地には必要に応じて、ニッケル、コバルトナ
どの金属の塩の如きステロイド骨格の分解に関与する酵
素の阻害剤や、α、α′−ジピリジル、0−フエナント
ロン等のキレート化剤を添加してもよい。
どの金属の塩の如きステロイド骨格の分解に関与する酵
素の阻害剤や、α、α′−ジピリジル、0−フエナント
ロン等のキレート化剤を添加してもよい。
かかる阻害剤やキレート化剤は通常0.1mM〜1mM
の範囲の濃度となる量で使用するのが好ましい。
の範囲の濃度となる量で使用するのが好ましい。
上記の培地に基質として配合するステロール類の量は臨
界的ではなく広範に変えつるが、ステロールの培地への
溶解度や転化率等を考慮して、通常0.01〜4重量%
、好ましくは0.1〜2重量%の濃度となるような量で
培地に配合するのが適当である。
界的ではなく広範に変えつるが、ステロールの培地への
溶解度や転化率等を考慮して、通常0.01〜4重量%
、好ましくは0.1〜2重量%の濃度となるような量で
培地に配合するのが適当である。
以上述べたステロール類を含む培地中での固定化画体の
培養はそれ自体公知の方法で行なうことができる。
培養はそれ自体公知の方法で行なうことができる。
例えば、培養温度は通常20〜50℃、好ましくは20
〜30℃とすることができ、また、培地のpHは通常5
〜9の範囲、好ましくは6〜7の範囲に調整することが
できる。
〜30℃とすることができ、また、培地のpHは通常5
〜9の範囲、好ましくは6〜7の範囲に調整することが
できる。
培養法としては、坂ロフラスコを用いた振盪培養、ジャ
ーファーメンタ−を用いた通気攪拌培養等が容易に実施
されるが、特に固定化増殖菌体を使用することから、栄
養培地を連続的に供給する通気攪拌連続培養法が最も実
用的である。
ーファーメンタ−を用いた通気攪拌培養等が容易に実施
されるが、特に固定化増殖菌体を使用することから、栄
養培地を連続的に供給する通気攪拌連続培養法が最も実
用的である。
通気を必要とすることから培養器は種型流通式培養器を
用いるのが適当である。
用いるのが適当である。
以上述べた如き条件下に培養は約50時間〜120時間
行なうことができる。
行なうことができる。
これによってADDが大体20〜40%程度の収率で得
られる。
られる。
培養終了後の培養液からの生成したADDの回収及び精
製はそれ自体公知の方法で行なうことができる。
製はそれ自体公知の方法で行なうことができる。
例えば、回分式の培養器を用いた場合はまず、濾過によ
って固定化菌体ゲルを培養液から分離し、固定化菌体ゲ
ルは再びステロール類を含有する新しい培地にインキュ
ベートし、繰り返して用いることが可能となる。
って固定化菌体ゲルを培養液から分離し、固定化菌体ゲ
ルは再びステロール類を含有する新しい培地にインキュ
ベートし、繰り返して用いることが可能となる。
一方、培養液はpH60に調整した後、それと同体積の
ジクロルメタンで抽出した後、無水硫酸す) IJウム
で乾燥し、溶媒を除去する。
ジクロルメタンで抽出した後、無水硫酸す) IJウム
で乾燥し、溶媒を除去する。
白色の結晶が得られ、これをメチルアルコール、エチル
アルコールあるいはアセトンに溶解させる。
アルコールあるいはアセトンに溶解させる。
難溶結晶は基質ステロールであり、これを濾過して再び
反応に供する。
反応に供する。
一方、母液を除去し、塩化メチレンを展開溶媒にカラム
クロマトグラフィーによりADD及び4−ADを分離す
る。
クロマトグラフィーによりADD及び4−ADを分離す
る。
こうして得られたADD及び4−ADはそれ自体純度の
高いものであるが、更にn−へブタンを用いて再結晶す
ることにより純粋なものを得ることができる。
高いものであるが、更にn−へブタンを用いて再結晶す
ることにより純粋なものを得ることができる。
連続培養を行う際は流出した培地液を、pH6,0に調
整した後全く同様の操作を行うだけでよい0 以上ノこ述べた本発明の方法によれば、従来法とは異な
り、アンドロスト−1,4−ジエン−3゜17−ジオン
(八DD)が選択的に好収率で得られるのみならず、以
下に述べる如き利点も得られる。
整した後全く同様の操作を行うだけでよい0 以上ノこ述べた本発明の方法によれば、従来法とは異な
り、アンドロスト−1,4−ジエン−3゜17−ジオン
(八DD)が選択的に好収率で得られるのみならず、以
下に述べる如き利点も得られる。
け)本発明の方法に従って用いられる固定化微生物菌体
は、栄養培地中でインチューベーションを継続させるた
め、担体ゲル表面及び/又はゲル内の微生物生菌層を更
新することができ、従って固定化微生物菌体の触媒活性
を更に長期間保持することが可能となる。
は、栄養培地中でインチューベーションを継続させるた
め、担体ゲル表面及び/又はゲル内の微生物生菌層を更
新することができ、従って固定化微生物菌体の触媒活性
を更に長期間保持することが可能となる。
(2)固定化菌体を調整するに際して、微生物生菌体量
は担体1gに対して0.1−20■湿潤菌体と少量を用
いるだけでよく、微生物生菌体の大量培養が不要である
。
は担体1gに対して0.1−20■湿潤菌体と少量を用
いるだけでよく、微生物生菌体の大量培養が不要である
。
このことは、アンドロストー1,4−ジエンー3,17
−ジオン(ADD)の製造に際して要する菌体コストを
下げることが可能となるだけでなく、製造に要する時間
を大幅に短縮しく従来の醗酵法の約1/2)経済的にも
操作上でも有利なものである。
−ジオン(ADD)の製造に際して要する菌体コストを
下げることが可能となるだけでなく、製造に要する時間
を大幅に短縮しく従来の醗酵法の約1/2)経済的にも
操作上でも有利なものである。
(3)用いる微生物菌体により異なるがその大部分の固
定化増殖菌体は担体ゲル表面に近い個所で局在し密集化
するため高い触媒能をもったものを調製することができ
る。
定化増殖菌体は担体ゲル表面に近い個所で局在し密集化
するため高い触媒能をもったものを調製することができ
る。
たとえば、水に難溶な疎水性の高いステロール類は、相
体内部への拡散速度が非常に小さいが、担体の表面に生
菌体が局在するために、基質ステロールは容易に相体表
面の生菌体と接触することができ、効率よく変換反応を
進めることができる。
体内部への拡散速度が非常に小さいが、担体の表面に生
菌体が局在するために、基質ステロールは容易に相体表
面の生菌体と接触することができ、効率よく変換反応を
進めることができる。
更に、増殖している菌体が表面に密集しているため、ス
テロール類の側沢分解反応のような複雑な逐次反応にお
いても、副生物が少なく、最終生成物であるADDへ非
常に効率よく変換される。
テロール類の側沢分解反応のような複雑な逐次反応にお
いても、副生物が少なく、最終生成物であるADDへ非
常に効率よく変換される。
(4)上記のようにステロール類の変換に関与する生菌
体は担体表面あるいは菌体によっては担体内部に局在し
ているため、従来の醗酵法のように培地中に遊離分散し
ない。
体は担体表面あるいは菌体によっては担体内部に局在し
ているため、従来の醗酵法のように培地中に遊離分散し
ない。
従って、変換反応の終了時に相体を流過するだけで生成
物を含む培地から菌体を分離することが可能であり、特
にADDのような水に難溶な生成物が含まれている培地
では遠心分離をすることによって菌体を除去する方法が
とれないため固定化増殖菌体を用いる本発明の方法は操
作的にも非常に有利なものである。
物を含む培地から菌体を分離することが可能であり、特
にADDのような水に難溶な生成物が含まれている培地
では遠心分離をすることによって菌体を除去する方法が
とれないため固定化増殖菌体を用いる本発明の方法は操
作的にも非常に有利なものである。
更に、分離回収された固定化菌体は再びステロール類を
含む新しい培地にインキュベートすることにより、繰り
返して使用することが出来るためこの点においても経済
的に有利である。
含む新しい培地にインキュベートすることにより、繰り
返して使用することが出来るためこの点においても経済
的に有利である。
以下実施例により本発明をさらに説明する。
実施例−1
酵母エキス(1重量%)、肉エキス(1重量%)及びペ
プトン(1重量%)を含む培地をpH7,0に調整し、
120℃で20分間滅菌処理を行った。
プトン(1重量%)を含む培地をpH7,0に調整し、
120℃で20分間滅菌処理を行った。
この培地にアースロバフタ−・シンプレックス(ATC
C6946)を−白金耳接種し、30℃にて140回/
分の振盪下で24時間培養した。
C6946)を−白金耳接種し、30℃にて140回/
分の振盪下で24時間培養した。
一方、K−カラギーナン4gを100m1の生理食塩水
中に50℃に加温して溶解し、この溶液25m1に、上
記で用意した生菌体を含む前培養液2mlを加えて充分
混合した後、注射筒につめ、冷却した2係塩化カリウム
溶液に滴下し、ビーズ状(7)K−カラギーナンゲルに
固定化させた。
中に50℃に加温して溶解し、この溶液25m1に、上
記で用意した生菌体を含む前培養液2mlを加えて充分
混合した後、注射筒につめ、冷却した2係塩化カリウム
溶液に滴下し、ビーズ状(7)K−カラギーナンゲルに
固定化させた。
このゲルを滅菌水で充分洗浄後、酵母エキス(1重量%
)、肉エキス(1重量%)、ペプトン(1重量%)及び
大豆レシチン(2,5重量%)からなる培地(pH7,
0)100dに力Uえて、30℃にて140回/分の振
盪下で24時間インキュベーションを行い、その後、基
質として30079(0,3重量%)のコレステロール
を添加した。
)、肉エキス(1重量%)、ペプトン(1重量%)及び
大豆レシチン(2,5重量%)からなる培地(pH7,
0)100dに力Uえて、30℃にて140回/分の振
盪下で24時間インキュベーションを行い、その後、基
質として30079(0,3重量%)のコレステロール
を添加した。
同条件で8時間インキュベーションを行った後に、阻害
剤としてα、α′−ジピリジル15.6■(0,016
重量係)を添加し、再び同条件下で72時間インキュベ
ーションした。
剤としてα、α′−ジピリジル15.6■(0,016
重量係)を添加し、再び同条件下で72時間インキュベ
ーションした。
反応終了後、無菌状態でゲルを沖過し、培地をジクロル
メタン(50ml)で2回抽出し、この反応液をTLC
−スキャナーで定量したところ1゜4−アンドロスタジ
エン−3,17−ジオン(AD、D)が36係の収率で
得られた。
メタン(50ml)で2回抽出し、この反応液をTLC
−スキャナーで定量したところ1゜4−アンドロスタジ
エン−3,17−ジオン(AD、D)が36係の収率で
得られた。
実施例−2
実施例−1において調製した固定化菌体ゲルを再びコレ
ステロールを含む新しい培地に加えて、実施例−1と全
く同様の操作を行い、固定化菌体ゲルを繰り返し使用し
たところ、ADD収率は低下せず、この間における菌体
のゲルからの漏れも見られなかった。
ステロールを含む新しい培地に加えて、実施例−1と全
く同様の操作を行い、固定化菌体ゲルを繰り返し使用し
たところ、ADD収率は低下せず、この間における菌体
のゲルからの漏れも見られなかった。
その結果を下記表−1に示す。実施例−3
実施例−1と同様の操作で前培養を行い、この前培養液
2mlを、2係のアルギン酸ナトリウム水溶液50rf
Llに加えて混合し、地射筒から、50mMの塩化カル
シウムの冷却した水溶液中に滴下して、ビーズ状のアル
ギン酸カルシウム固定化菌体を調整した。
2mlを、2係のアルギン酸ナトリウム水溶液50rf
Llに加えて混合し、地射筒から、50mMの塩化カル
シウムの冷却した水溶液中に滴下して、ビーズ状のアル
ギン酸カルシウム固定化菌体を調整した。
このゲルを滅菌水で充分洗浄した後、実施例−1と同様
の操作でこのゲルをインキュベーションしたところ、A
DDが25%の収率で得られた。
の操作でこのゲルをインキュベーションしたところ、A
DDが25%の収率で得られた。
実施例−4
トルエンジイソシアネート2モルを平均分子量が約20
00−3000のポリエチレンオキシド1モルと混合し
、80℃で約3時間反応させ、両末端に各1つのインシ
アネート基を有し、主鎖にポリエチレンオキシドを有す
る平均分子量が約2500〜3500のポリウレタンを
調整した。
00−3000のポリエチレンオキシド1モルと混合し
、80℃で約3時間反応させ、両末端に各1つのインシ
アネート基を有し、主鎖にポリエチレンオキシドを有す
る平均分子量が約2500〜3500のポリウレタンを
調整した。
一方、実施例−1と同様の操作でアースロバフタ−・シ
ンプレックス(ATCC6946)を前培養し、この前
培養液2mlに上記の様にして調整したポリウレタンI
gを加えて充分混合し、菌体をゲル内に固定化した後、
4℃で約1時間放置し、ゲルを充分硬化させ、得た固定
化物を3X3X3mmの立方体に切断した。
ンプレックス(ATCC6946)を前培養し、この前
培養液2mlに上記の様にして調整したポリウレタンI
gを加えて充分混合し、菌体をゲル内に固定化した後、
4℃で約1時間放置し、ゲルを充分硬化させ、得た固定
化物を3X3X3mmの立方体に切断した。
こうして調整した固定化ゲル菌体を実施例−1と全く同
様の方法でコレステロールを含む培地でインキュベーシ
ョンしたところ、ADDが30係の収率で得られた。
様の方法でコレステロールを含む培地でインキュベーシ
ョンしたところ、ADDが30係の収率で得られた。
実施例−5
実施例−1と同様の操作でアースロバフタ−・シンプレ
ックス(ATCC6946)を前培養を行い、この前培
養液2mlにアクリルアミド1gおよびNN’〜メチレ
ンビスアクリルアミド50■を溶解した。
ックス(ATCC6946)を前培養を行い、この前培
養液2mlにアクリルアミド1gおよびNN’〜メチレ
ンビスアクリルアミド50■を溶解した。
次いでこの液にNNN’N’−テトラメチレンジアミン
5重量%水溶液1mlおよび過硫酸カリウム2,5重量
多水溶液1rILlを加えた後、窒素ガス雰囲気下で0
℃に5分間、さらに室温下に1時間放置し、菌体の固定
化物を得た。
5重量%水溶液1mlおよび過硫酸カリウム2,5重量
多水溶液1rILlを加えた後、窒素ガス雰囲気下で0
℃に5分間、さらに室温下に1時間放置し、菌体の固定
化物を得た。
この固定化物を2 X 2 X 2mmの立方体に切断
して用いた他は実施例−1と全く同様の操作でコレステ
ロールを含む培地でインキュベーションを行ったところ
、ADDが20%の収率で得られた。
して用いた他は実施例−1と全く同様の操作でコレステ
ロールを含む培地でインキュベーションを行ったところ
、ADDが20%の収率で得られた。
実施例6〜17
各種微生物菌体の培養に適した培地中で実施例−1の如
く培養した前培養液2mlを用いて、実施例−1で示し
た方法でに一カラギーナン固定化菌体ゲルを得た。
く培養した前培養液2mlを用いて、実施例−1で示し
た方法でに一カラギーナン固定化菌体ゲルを得た。
これを下記表−2に示す培地組成をもった培地ニインキ
ユベーションして、コレステロールカラADDへの変換
を試みた。
ユベーションして、コレステロールカラADDへの変換
を試みた。
その結果を下記表−3に示す。
ただし、各地中の大豆レシチン濃度はいずれも2.5重
量係とし、αα′αジーリジル濃度は0.016重量%
である。
量係とし、αα′αジーリジル濃度は0.016重量%
である。
また、基質コレステロール濃度は0.3%である。
pHはいずれも7.0である。
実施例 18〜23
基質としてコレステロールのかわりに下記表−4に示し
たステロール類を用いた他は、実施例1と全く同様の操
作を行い、K−カラギーナン固定化増殖菌アースロバフ
タ・シンプレックス(ATCC6946)を用いて、イ
ンキュベーションを行った。
たステロール類を用いた他は、実施例1と全く同様の操
作を行い、K−カラギーナン固定化増殖菌アースロバフ
タ・シンプレックス(ATCC6946)を用いて、イ
ンキュベーションを行った。
その結果を下記表−4に示す。実施例 24
平均分子量約2000のマレイン化ポリブタジェン10
0gを、30gの2−ヒドロキシエチルメタアクリレー
トと共にトルエン中で反応してマレイン化ポリブタジェ
ンのモノエステル誘導体を得た。
0gを、30gの2−ヒドロキシエチルメタアクリレー
トと共にトルエン中で反応してマレイン化ポリブタジェ
ンのモノエステル誘導体を得た。
これにベンゾインエチルエーテルを1.5g加えた液状
のマレイン化ポリブタジェン(以下PBM−2000と
略す)を得た。
のマレイン化ポリブタジェン(以下PBM−2000と
略す)を得た。
実施例1と同様の操作でアースロバフタ−・シンプレッ
クス(ATCC6946)を前培養し、この前培養液2
rni!を上記の様にして合成したPBM−2000の
樹脂1gを溶解したベンゼン溶液3M中に加え、界面活
性剤であるTween −85(0,2%)共存下で充
分混合した後に4×4−に枠組みされた透明なポリエス
テルフィルム状に流し込み同フィルムで上下を被った後
、300−360nmの近紫外線を3分間照射した。
クス(ATCC6946)を前培養し、この前培養液2
rni!を上記の様にして合成したPBM−2000の
樹脂1gを溶解したベンゼン溶液3M中に加え、界面活
性剤であるTween −85(0,2%)共存下で充
分混合した後に4×4−に枠組みされた透明なポリエス
テルフィルム状に流し込み同フィルムで上下を被った後
、300−360nmの近紫外線を3分間照射した。
こうして、PBM−2000なる樹脂に固定化されたア
ースバクター・シンプレックスのフィルム状ゲルヲ得た
。
ースバクター・シンプレックスのフィルム状ゲルヲ得た
。
これを5×5−に切断して無菌水で洗浄後実施例1と同
様の方法でコレステロールを含む培地に加えてインキュ
ーベーションを行ったところ15%の収率でADDが5
%の収率で4−ADが得られた。
様の方法でコレステロールを含む培地に加えてインキュ
ーベーションを行ったところ15%の収率でADDが5
%の収率で4−ADが得られた。
実施例 25
寒天200■を1077Zlの蒸留水に加え煮沸溶解し
たのち、50℃にまで冷却する。
たのち、50℃にまで冷却する。
溶液が50°Cになった時点で、実施例1と全く同様の
方法でアースロバフタ−・シンプレックス(ATCC6
946)の前培養を行った培養液1aを加え充分混合し
た後、無菌状態を保ったまま室温で20時間放置した。
方法でアースロバフタ−・シンプレックス(ATCC6
946)の前培養を行った培養液1aを加え充分混合し
た後、無菌状態を保ったまま室温で20時間放置した。
こうして得られたゲルを3X3X3關の立方体に切断し
、これをグルタルアルデヒド(1%水溶液)に10分間
浸し次いでヘキサメチレンジアミン(1%水溶液)に5
分間浸した後、無菌水で洗浄した。
、これをグルタルアルデヒド(1%水溶液)に10分間
浸し次いでヘキサメチレンジアミン(1%水溶液)に5
分間浸した後、無菌水で洗浄した。
こうして得られたゲルを用いて実施例1と同様の方法で
コレステロールを含む培地にインキュベーションを行っ
たところ30%の収率でADDが4%の収率で4−AD
が得られた。
コレステロールを含む培地にインキュベーションを行っ
たところ30%の収率でADDが4%の収率で4−AD
が得られた。
比較例
酵母エキス(1重量%)、肉エキス(1重量%)及びペ
プトン(1重量%)含む培地をpH7,0に調整し、1
20℃で20分間滅菌処理を行った。
プトン(1重量%)含む培地をpH7,0に調整し、1
20℃で20分間滅菌処理を行った。
この培地にアースロバフタ−・シンプレックス(ATC
C6946)を−白金耳接種し、30℃にて140回/
分の振盪下で24時間培養した。
C6946)を−白金耳接種し、30℃にて140回/
分の振盪下で24時間培養した。
この培養液2aを、酵母エキス(1重量%)、肉エキス
(1重量%)、ペプトン(1重量%)及び大豆レシチン
(2,5重量%)からなる培地(pH7,0)100r
ILlに加えて、30℃にて140回/分の振盪下で2
4時間インキュベーションを行い、その後、基質として
3007Q(0,3重量%)のコレステロールを添加し
た。
(1重量%)、ペプトン(1重量%)及び大豆レシチン
(2,5重量%)からなる培地(pH7,0)100r
ILlに加えて、30℃にて140回/分の振盪下で2
4時間インキュベーションを行い、その後、基質として
3007Q(0,3重量%)のコレステロールを添加し
た。
同条件で8時間インキュベーションを行った後に、阻害
剤としてαα′αジーリジル15.6即(0,016重
量%)を添加し、再び同条件下で72時間インキュベー
ションした。
剤としてαα′αジーリジル15.6即(0,016重
量%)を添加し、再び同条件下で72時間インキュベー
ションした。
反応終了後、培地をジク頃しメタン(50m7)で2回
抽出し、この反応液をTCL−スキャナーで定量したと
ころ1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオン(
ADD)の収率は29%であった。
抽出し、この反応液をTCL−スキャナーで定量したと
ころ1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオン(
ADD)の収率は29%であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ステロール類を基質として、高分子固体担体に包括
固定化されたステロール類の側鎖分解能を有する微生物
菌体を、栄養培地中で培養し、該ステロールをアンドロ
スト−1,4−ジエン−3゜17−ジオンに選択的に変
換せしめることを特徴とするアンドロスト−1,4−ジ
エン−3,17−ジオンの製造方法。 2 該微生物菌体が、アースロバフタ−属、ノカルディ
ア属、ミコバクテリウム属、バチルス属、シュードモナ
ス属、コリネバクテリウム属、フザリウム属、ブレビバ
クテリウム属、プロタミノバクタ−属、ミクロバクテリ
ウム属、セラティア属、アゾトバクタ−属又はアルカリ
土類金属に鶏する菌種である特許請求の範囲第1項記載
の方法。 3 該ステロール類が、ステロール、そのC−3工ステ
ル誘導体、そのC−3工−テル誘導体又はこれらの酸化
誘導体である特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 該固体担体が天然又は合成の高分子物質である特許
請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3663481A JPS5937078B2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオンの醗酵製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3663481A JPS5937078B2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオンの醗酵製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57152898A JPS57152898A (en) | 1982-09-21 |
| JPS5937078B2 true JPS5937078B2 (ja) | 1984-09-07 |
Family
ID=12475264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3663481A Expired JPS5937078B2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオンの醗酵製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937078B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3521111A1 (de) * | 1985-06-10 | 1986-12-11 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Verfahren zur herstellung von 4-androsten-3,17-dion und 1,4-androstadien-3,17-dion |
| US5418145A (en) * | 1985-12-13 | 1995-05-23 | Schering Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 4-androstene-3,17-dione and 1,4-androstadiene-3,17-dione |
| KR101116180B1 (ko) | 2009-03-31 | 2012-03-06 | 이화여자대학교 산학협력단 | 미생물을 이용하여 스테롤포함 천연물을 발효하여 얻어진 안드로겐 함유 발효생성물 및 이의 제조방법 |
-
1981
- 1981-03-16 JP JP3663481A patent/JPS5937078B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57152898A (en) | 1982-09-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3759791A (en) | Selective microbiological preparation of androst-4-ene-3,17-dione | |
| US3684657A (en) | Selective microbiological degradation of steroidal 17-alkyls | |
| Koshland Jr et al. | Enzyme Catalysis and Enzyme Specificity-Combination of Amino Acids at the Active Site of PHOSPHOGLUCOMUTASE1 | |
| JPS6029470B2 (ja) | 9α−ヒドロキシアンドロステンジオンを生産する微生物 | |
| US5166055A (en) | Microbiological preparation of 9-alpha-hydroxy-17-keto steroids | |
| JPS63102671A (ja) | 欠陥性ブロック突然変異種の製造法および新規微生物菌株 | |
| FR2531101A1 (fr) | Procede de transformation de steroides | |
| US2960436A (en) | Synthesis of steroids by diplodia natalensis | |
| CA1069073A (en) | Method for the preparation of cholesterol oxidase | |
| JP2663294B2 (ja) | ビタミンd類の製造方法 | |
| JPS5934353B2 (ja) | ミコバクテリウムフオルトウイトウムの新規な突然変異微生物 | |
| JPS6141547B2 (ja) | ||
| HU176627B (en) | Process for producing 3a-alpha-h-4-alpha-bracket-3-comma above-propionic acid-bracket closed-7a-beta-methyl-hexahydro-1,5-indanedione by microbiologicaltransformation of sytosterine | |
| US3623954A (en) | Process for making 6-hydroxy-3-keto-{66 1,4-steroids of the pregnane and androstane series | |
| US3080298A (en) | Method of 9alpha-hydroxylating steroids | |
| EP0518661B1 (en) | Microbial conversion of bile acids | |
| US3554870A (en) | Process for preparing estrololactone | |
| JPS584552B2 (ja) | インダノン及びインダノンヘミアセタ−ルの微生物による製造 | |
| JPS608120B2 (ja) | 微生物による化合物の製法 | |
| US5298398A (en) | Preparation of 9-α-hydroxy-17-keto steroids using Mycobacterium species CBS 482.86 | |
| KR0169498B1 (ko) | 신규 미생물 및 3알파, 7알파-디히드록시-12-케토-5베타-콜란산의 제조방법 | |
| JPH0120878B2 (ja) | ||
| US4755463A (en) | Process for preparing steroids | |
| RU2205224C2 (ru) | Способ получения андрост-4-ен-3,17-диона из стеринов растительного и животного происхождения или их производных | |
| US3373084A (en) | Synthesis of steroids |