JPS5940127B2 - コウシヨクブツウイルスセイカクブンノセイゾウホウ - Google Patents
コウシヨクブツウイルスセイカクブンノセイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS5940127B2 JPS5940127B2 JP50151547A JP15154775A JPS5940127B2 JP S5940127 B2 JPS5940127 B2 JP S5940127B2 JP 50151547 A JP50151547 A JP 50151547A JP 15154775 A JP15154775 A JP 15154775A JP S5940127 B2 JPS5940127 B2 JP S5940127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper salt
- copper
- yeast
- cell extract
- yeast cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酵母菌体抽出液から抗植物ウィルス性画分を製
造する方法に係り、更に詳しくは、酵母菌体抽出液に一
価の銅化合物を加えて銅塩反応せしめ、次いで銅塩反応
に依り生じる銅塩沈殿を分離除去することにより抗植物
ウィルス性画分を得る方法に係る゜ものである。
造する方法に係り、更に詳しくは、酵母菌体抽出液に一
価の銅化合物を加えて銅塩反応せしめ、次いで銅塩反応
に依り生じる銅塩沈殿を分離除去することにより抗植物
ウィルス性画分を得る方法に係る゜ものである。
近年、微生物工業の発達に依り有用物質の宝庫とでも言
うべき微生物菌体が、多量且つ安定的に、しかも比較的
安価に入手しうるようになつて来た。
うべき微生物菌体が、多量且つ安定的に、しかも比較的
安価に入手しうるようになつて来た。
人間は古くから微生物を利用し、多大の恩恵を受けて来
たが、まだまμ微生物の持つ一部の能力しか利用してお
らず更に有効に利用することが望まれている。特に未利
用資源の有効利用が叫ばれている昨今、微生物工業に於
いても微生物の持つ能力を、食用、薬用、工業農業と多
岐に亘り総合的に有効利用することが切望されている。
その中に於いて、植物ウィルスに依る作物の被害が極め
て大きく、産業上大きな損失となつている。
たが、まだまμ微生物の持つ一部の能力しか利用してお
らず更に有効に利用することが望まれている。特に未利
用資源の有効利用が叫ばれている昨今、微生物工業に於
いても微生物の持つ能力を、食用、薬用、工業農業と多
岐に亘り総合的に有効利用することが切望されている。
その中に於いて、植物ウィルスに依る作物の被害が極め
て大きく、産業上大きな損失となつている。
これに対し、安全な抗植物ウィルス剤として酵母菌体抽
出物(特公昭49−20490)や農業用抗ウィルス剤
(特開昭50−12230)など酵母を原料とした抗植
物ウィルス剤が提案されて(・るが、未だ実用には供さ
れていない。そこで本発明者らは、実用に供しうる抗植
物ウィルス剤の要件は、安全であり、ウィルスの感染を
効果的に阻止し、植物体内に於いてウィルスの増殖を抑
える所謂浸透移行性を有し、しかも、経済的に製造し得
るものであるという考えに基いて、酵母の未利用部分か
らの実用に供しうる抗植物ウィルス剤の製造方法につい
て鋭意研究した結果、従来酵母からのグルタチオン(以
下、GSHと称す)製造工程に於いて廃液として処理さ
れていた区分に、高い植物ウィルス感染阻止能力のある
ことを発見した。即ち、本発明は酵母菌体抽出液に一価
の銅化合物を加え銅塩反応を起こさしめ、次いで銅塩反
応により生じる銅塩沈殿を分離除去することを特徴とす
る、工業的に有利で、安全且つ抗ウィルス性の顕著な抗
ウィルス性画分の製造方法を提供するものである。本発
明に於いて用いられる酵母菌体抽出液は通常の方法で培
養して得られる通常の生もしくは乾燥酵母から水抽出さ
れたもので、抽出時のPH、温度、圧、時間などは特に
限定されない。
出物(特公昭49−20490)や農業用抗ウィルス剤
(特開昭50−12230)など酵母を原料とした抗植
物ウィルス剤が提案されて(・るが、未だ実用には供さ
れていない。そこで本発明者らは、実用に供しうる抗植
物ウィルス剤の要件は、安全であり、ウィルスの感染を
効果的に阻止し、植物体内に於いてウィルスの増殖を抑
える所謂浸透移行性を有し、しかも、経済的に製造し得
るものであるという考えに基いて、酵母の未利用部分か
らの実用に供しうる抗植物ウィルス剤の製造方法につい
て鋭意研究した結果、従来酵母からのグルタチオン(以
下、GSHと称す)製造工程に於いて廃液として処理さ
れていた区分に、高い植物ウィルス感染阻止能力のある
ことを発見した。即ち、本発明は酵母菌体抽出液に一価
の銅化合物を加え銅塩反応を起こさしめ、次いで銅塩反
応により生じる銅塩沈殿を分離除去することを特徴とす
る、工業的に有利で、安全且つ抗ウィルス性の顕著な抗
ウィルス性画分の製造方法を提供するものである。本発
明に於いて用いられる酵母菌体抽出液は通常の方法で培
養して得られる通常の生もしくは乾燥酵母から水抽出さ
れたもので、抽出時のPH、温度、圧、時間などは特に
限定されない。
本発明は、該酵母菌体抽出液に、−価の銅化合物を添加
して銅塩反応せしめるのであるが、本発明に言う銅塩反
応とは、例えば臭化第一銅塩化第一銅、亜酸化銅、亜硫
酸銅などの一価の銅化合物を酸性下に於いて反応系に添
加し、GSH、ペプチド、タンパクなどを銅塩として沈
殿させる反応を言う。
して銅塩反応せしめるのであるが、本発明に言う銅塩反
応とは、例えば臭化第一銅塩化第一銅、亜酸化銅、亜硫
酸銅などの一価の銅化合物を酸性下に於いて反応系に添
加し、GSH、ペプチド、タンパクなどを銅塩として沈
殿させる反応を言う。
この銅塩反応のPH、温度、一価の銅化合物の添加量等
の反応条件は、原料酵母、培養条件抽出方法などに依つ
て異なるが、好ましくは酵母菌体抽出液中の全システイ
ン残基と当量ないし2当量に相当する一価の銅化合物を
PHO.5乃至PH2の酸性下に添加する。
の反応条件は、原料酵母、培養条件抽出方法などに依つ
て異なるが、好ましくは酵母菌体抽出液中の全システイ
ン残基と当量ないし2当量に相当する一価の銅化合物を
PHO.5乃至PH2の酸性下に添加する。
該銅塩反応に依り、GSH、ペプチド、タンパクなどが
銅塩として沈殿するので、傾斜法、沢過法、遠心分離法
などの方法で沈殿物を除去する。該沈殿からは、後処理
してGSHlペプチド、タンパクなどが得られる。かく
して得られた沈殿除去した上澄を中和するだけで抗植物
ウイルス剤として供し得るが、相当量の塩類を含むので
脱塩するのが望ましい。勿論、更に、透析法、電気透析
法ゲル▲過法、イオン交換法、有機溶剤沈殿法あるいは
不溶塩形成法、その他の方法で精製することもできる。
本発明の方法に従うなら、従来廃棄していた酵母の未利
用区分からウイルス感染阻止能力に優れ、且つ、浸透移
行性を有する経済的で実用に供しうる抗植物ウイルス剤
を提供でき、その産業上の価値は著大である。
銅塩として沈殿するので、傾斜法、沢過法、遠心分離法
などの方法で沈殿物を除去する。該沈殿からは、後処理
してGSHlペプチド、タンパクなどが得られる。かく
して得られた沈殿除去した上澄を中和するだけで抗植物
ウイルス剤として供し得るが、相当量の塩類を含むので
脱塩するのが望ましい。勿論、更に、透析法、電気透析
法ゲル▲過法、イオン交換法、有機溶剤沈殿法あるいは
不溶塩形成法、その他の方法で精製することもできる。
本発明の方法に従うなら、従来廃棄していた酵母の未利
用区分からウイルス感染阻止能力に優れ、且つ、浸透移
行性を有する経済的で実用に供しうる抗植物ウイルス剤
を提供でき、その産業上の価値は著大である。
以下、実施例、比較例、試験例を挙げて本発明を説明す
る。
る。
実施例1〜3,比較例1
サツカロミセス・セルビシエの酵母ミルクを75℃、5
分間加熱抽出し、▲過して酵母菌体抽出液(比較例1)
を得た。
分間加熱抽出し、▲過して酵母菌体抽出液(比較例1)
を得た。
該酵母菌体抽出液に硫酸を加えてPHO.7とした後、
亜酸化銅を2.3η/mlになるように添加し、室温で
2時間銅塩反応せしめ、生成した銅塩沈殿を▲過除去し
て、黄色の上澄(実施例1)を得た。該上澄をビスキン
体※グチユーブを用いて流水に対し、2日間透析して残
留区分(実施例2)、及び終濃度75%になるようメタ
ノールを加えて生じた沈殿区分(実施例3)をそれぞれ
得た。実施例4、5;比較例2 キヤンデイダ・ユチリスの乾燥粉末1007に水900
7を加え90℃に加熱して3分間抽出し、遠心分離して
酵母菌体抽出液(比較例2)を得た。
亜酸化銅を2.3η/mlになるように添加し、室温で
2時間銅塩反応せしめ、生成した銅塩沈殿を▲過除去し
て、黄色の上澄(実施例1)を得た。該上澄をビスキン
体※グチユーブを用いて流水に対し、2日間透析して残
留区分(実施例2)、及び終濃度75%になるようメタ
ノールを加えて生じた沈殿区分(実施例3)をそれぞれ
得た。実施例4、5;比較例2 キヤンデイダ・ユチリスの乾燥粉末1007に水900
7を加え90℃に加熱して3分間抽出し、遠心分離して
酵母菌体抽出液(比較例2)を得た。
該抽出液を硫酸でPHlとした後、亜硫酸銅を4.0η
/mlになるように添加し、室温で1時間銅塩反応せし
め、生成した銅塩沈殿を遠心除去して黄色上澄(実施例
4)を得た。該上澄にまず25%濃度になるようメタノ
ールを加え、生じた沈殿を遠心除去後、更に士澄に終濃
度75%になるようにメタノールを加えて生じた沈殿区
分(実施例5)を得た。試験例 検体としてニコチアナ・グルチノーザの14乃至15葉
期の最大葉を中心に、上位葉、中位葉、下位葉の3枚の
葉を付けた苗を用い、比較例及び実施例処理区は各薬剤
の0.5%水溶液を、また対照区は水をそれぞれ中位葉
の表裏にのみ散布し、乾燥後タバコ王ザイクウイルスを
常法のカーボランダム法に従い3葉の表に接種した接種
4日後、各中位葉上に形成された斑点数を数え、下式に
依り感染阻止率を求め薬効を判断した。
/mlになるように添加し、室温で1時間銅塩反応せし
め、生成した銅塩沈殿を遠心除去して黄色上澄(実施例
4)を得た。該上澄にまず25%濃度になるようメタノ
ールを加え、生じた沈殿を遠心除去後、更に士澄に終濃
度75%になるようにメタノールを加えて生じた沈殿区
分(実施例5)を得た。試験例 検体としてニコチアナ・グルチノーザの14乃至15葉
期の最大葉を中心に、上位葉、中位葉、下位葉の3枚の
葉を付けた苗を用い、比較例及び実施例処理区は各薬剤
の0.5%水溶液を、また対照区は水をそれぞれ中位葉
の表裏にのみ散布し、乾燥後タバコ王ザイクウイルスを
常法のカーボランダム法に従い3葉の表に接種した接種
4日後、各中位葉上に形成された斑点数を数え、下式に
依り感染阻止率を求め薬効を判断した。
Claims (1)
- 1 酵母菌体抽出液に一価の銅化合物を加えて銅塩反応
せしめ、次いで銅塩反応に依り生じる銅塩沈殿を分離除
去することを特徴とする抗植物ウィルス性画分の製造法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50151547A JPS5940127B2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | コウシヨクブツウイルスセイカクブンノセイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50151547A JPS5940127B2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | コウシヨクブツウイルスセイカクブンノセイゾウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5276427A JPS5276427A (en) | 1977-06-27 |
| JPS5940127B2 true JPS5940127B2 (ja) | 1984-09-28 |
Family
ID=15520888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50151547A Expired JPS5940127B2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | コウシヨクブツウイルスセイカクブンノセイゾウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940127B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2485990T3 (es) * | 2008-01-11 | 2014-08-14 | Ajinomoto Co., Inc. | Uso de potenciador de resistencia a la enfermedad para plantas y procedimiento de control de una enfermedad de planta usando el mismo |
-
1975
- 1975-12-17 JP JP50151547A patent/JPS5940127B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5276427A (en) | 1977-06-27 |
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