JPS5947228A - 分岐ポリカ−ボネ−トの製造方法 - Google Patents
分岐ポリカ−ボネ−トの製造方法Info
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- JPS5947228A JPS5947228A JP15680382A JP15680382A JPS5947228A JP S5947228 A JPS5947228 A JP S5947228A JP 15680382 A JP15680382 A JP 15680382A JP 15680382 A JP15680382 A JP 15680382A JP S5947228 A JPS5947228 A JP S5947228A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は分岐ポリカーボネートの製造方法に関する。さ
らに詳しくは、2価フェノールとホスゲンとから合成さ
れた低分子量の線状ポリカーボネートに、3価以上の多
価フェノールと1価フェノールを添加して反応せしめ、
ついで2価フェノールを加えて重合反応を完結せしめる
ことを特徴とする分岐した芳香族ポリカーボネートを製
造する方法
らに詳しくは、2価フェノールとホスゲンとから合成さ
れた低分子量の線状ポリカーボネートに、3価以上の多
価フェノールと1価フェノールを添加して反応せしめ、
ついで2価フェノールを加えて重合反応を完結せしめる
ことを特徴とする分岐した芳香族ポリカーボネートを製
造する方法
【関する。
エンジニアリングプラスチックスとして広く用いられて
いるポリカーボネート樹脂の多くは、2価フェノールと
ホスゲンとを反応せしめて生成した直鎖状重合体である
が、この直鎖状重合体は溶融加工条件下ではニュートン
流動挙動を示し、吹込成形、押出成形を行なう際には自
重によるダレが生じやすく、大型の製品を作ることが困
難である。そのために、かかる成形用途には溶融加工条
件下で非ニユートン流動性を示し、溶融時にダレを生じ
難い分岐ポリカーボネートが要求される。 この非ニユートン流動性は、次式 %式% から求められる構造粘性指数Nの値で評価できる。Nが
1のときにはニュートン流動を示し、1より大きくなる
ほど非ニユートン流動性が犬きくなることを示す。 本発明者は、上記の構造粘性指数Nと吹込成形、押出成
形時のダレとの関係を調べた結果、Nが1.2〜1.3
の線状性の強いポリカーボネートに比し、Nが1.4〜
3.5の分岐したポリカーボネート樹脂がいずれの成形
時にもダレが生じ難く、大型成形品に容易如成形しうる
ことが明らかとなった。 従って、本発明の目的は吹込成形、押出成形等に優れた
成形性を示す、構造粘性指数Nが1.4〜3.5の分岐
したポリカーボネート樹脂の製造方法を提供することに
ある。 従来から、分岐剤として3価以上の多価フェノールを用
いる分岐ポリカーボネートの製造法は種々知られている
が、この分岐化が過ぎると網状化し、有機溶剤に不溶と
なり、また3価以上の多価フェノールの反応性は2価フ
ェノールのそれに比べて低いなどの理由で、高収率でN
の高い分岐ポリカーボネートを得ることは容易でないと
いう問題がある。例えば、英国特許第923.863号
明細書には、2価フェノールとハロケン化カルホニルと
の反応中に7エノールとホルムアルデヒドの反応で得ら
れたポリヒドロキシ化合物を添加する方法が開示されて
いる。しかし、この方法では溶剤不溶物が生じたり、そ
うでなくても熱硬化性生成物となることがあり、安定し
て分岐ポリカーボネートを製造することが難しい。 その改良法として、例えば特公昭44−171、49号
公報に2価フェノールに対して3価フェノール等の多官
能化合物をホスゲン吹込み前に加え、ホスゲンの吹込速
度1反応部度を制御して重合する方法が開示されている
が、この方法は条件設定が複雑なので工業的実施が難し
く、かつ溶液重合を対象としている。一方界面重合によ
る方法としては、特公昭47−23918号公報1%公
昭49−16277号公報に3価以上の多価フェノール
と1価フェノールとの同時的存在下に、2価フェノール
とホスゲン等の炭酸銹導体を反応せしめる方法;特公昭
53−28193号公報に:2価フェノールと1価フェ
ノールの同時存在下にホスゲン化して低分子量ポリカー
ボネートを生成し、ついで触媒と3価以上の多価フェノ
ールを加える方法が開示されて−5= いるが、これらの方法ではとくにビスフェノールに比べ
て反応性の低い3価以上の多価フェノールを用いた際に
は、本発明の目的とするようなNの高いポリカーボネー
トは得られない。 また、この反応終了後のポリマー溶液(有機相)には、
反応に使用したアルカリ、2価フェノール等や反応の副
生成物である食塩、炭酸ソーダ等を含んだ水溶液が小さ
な液滴となって安定に分散しており、水洗等によってそ
れらを取除き精製する必要があるが、その精製性が悪い
欠点がある。さらに、最後に述べた方法では分岐剤は4
価以上の多価フェノールに限られている。 本発明者は、゛上述の如き従来方法の諸欠陥を克服して
本発明の目的を達成すべく鋭意研究した結果、両末端に
反応基を有する低分子量の線状ポリカーボネートをまず
合成し、これに3価以上の多価フェノールと1価フェノ
ールとを添加して反応させ、次いで2価フェノールを添
加反応させて高分子量化することによって、溶剤= 6
− 不溶化の怖れなく、高収率で、高いN値を有する分岐ポ
リカーボネートを安定して得ることができることを見い
出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は2価フェノールのアルカリ水溶液と
ホスゲンとを有機溶剤の存在下に反応せしめて得られる
低分子量の線状ポリカーボネートに、まず3価以上の多
価フェノールと1価フェノールとを加えて反応せしめ、
ついで2価フェノールを加えて反応せしめることを特徴
とする分岐ポリカーボネートの製造方法である。 本発明の製造方法によれば、従来の方法では反応し難か
った、1個寸たけ2個の水酸基を有するベンゼン環をそ
の分子構造内に少くとも2個有する3価以上の多価フェ
ノールを分岐剤として用いても、高収率でしかも溶剤不
溶化の危険性がなく、Nの高い分岐ポリカーボネートを
製造することができる。しかも、生成した分岐ポリカー
ボネートの有機溶剤溶液の水洗による精製性がよいので
生産性如優れる利点がある。 更にまた、本発明の製造方法で得られた分岐ポリカーボ
ネートは高い非ニユートン流動性を示し、溶融加工時に
ダレを生じ難いので、吹込成形1押出成形に好適に用い
られ、大型成形品に加工できる利点を有する。 本発明の製造方法のかかる特長は、両末端に反応基を有
する低分子量の線状ポリカーボネートへの3価以上の多
価フェノールの付加反応と高分子量化への重縮合反応を
分けて行なうことによって初めて得られるものである。 反応の詳細が詳らかでないために、これらの特長の発現
理由の詳細は明確でないが、つぎのように推考しつる。 す々わち、低分子量の線状ポリカーボネートへの3価以
上の多価フェノールの付加反応を特定の条件下で行なう
ために、3価以上の多価フェノールの反応率が高くなり
、また1価フェノールと同時に反応せしめるために分岐
化するが綿状化し難くなるので、溶剤の不溶化の危険性
なく、Nの高い分岐ポリカーボネートが得られると推察
される。、また、その後で2価フェノールを加えて反応
を完結せしめることによって、未反応のクロロホーメー
トがなく々す、且つ未反応の2価フェノールや3価以上
の多価フェノールも非常に少なくなるので、分岐ポリカ
ーボネート溶液の水洗精製性が優れると考えられる1、 本発明に用いられる2価フェノールとしては、ビスフェ
ノール類が好捷しく、と< K 2,2− ヒス(4′
−ヒドロキシフェニル)プロパン〔以下、ビスフェノー
ルAと云う〕が好ま1〜い。またビスフェノールAの一
部又は全部を他の2価フェノールで置換シてもよい。ビ
スフェノールA以外の2価フェノールとしては、例えば
・・イドロキノン、4.4’−ジヒドロキシジフェニル
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン、ビス(4
−ヒトロキシフエニル)シクロアルカン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルホキシド、ヒス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス 9 − フェニル)フロパンの如キハロゲン化ビスフェノール類
を挙げることができる。 これらの2価フェノールはアルカリ水溶液に溶解分散さ
せて使用される。この場合、アルカリとしては苛性ソー
ダ、苛性カリなどのアルカリ金属水酸化物が好捷しく用
いられ、そのアルカリ濃度は3〜13重量%が好ましい
。溶解分散される2価フェノールとアルカリのモル比は
1 : 1.8〜1 : 3.3が好ましく、更に好ま
しくは1 : 2.2〜1 :3.1であろう本発明に
用いられる有機溶媒は、水に対して実質的に不溶で、且
つ反応に対して不活性であり、しかも反応によって生ず
るポリカーボネートを溶解する有機化合物である。その
具体例として、塩化メチレン、テトラクロルエタン。 1.2−ジクロルエチレン、クロロホルム、四塩化炭素
、トリクロルエタン、ジクロルエタン等の塩素化脂肪族
炭化水素;クロルベンゼン、ジ 10− クロルベンゼン、クロルトルエン等tv 塩素化芳香族
炭化水素;アセトフェノン、シクロヘキサノン、アニソ
ール等をあげることができる。これらは琳独または混合
物として用いることができる。これらのうち塩化メチレ
ンが最も好ましい。 本発明においては、先ず2価フェノールのアルカリ水溶
液とホスゲンとを有機溶媒の存在下で反応せしめて低分
子量の線状ポリカーボネートを生成する。その際、2価
フェノールとホスゲンのモル比は1 : 1+1〜1
: 1.5であり、反応は2価フェノールを溶解した前
記のアルカリ水溶液K、有機溶媒の存在下25℃以下で
ホスゲンを吹き込むことによって行なうことが好ましい
。この反応によって得られる線状ポリカーボネートの好
ましい分子量は、1,015〜1.200の相対粘度(
塩化メチレン溶媒を用いて、ポリマー濃度0.7y、/
1ooyで測定)である。 低分子量の線状ポリカーボネートの相対粘度が1.01
5未満では構造粘性指数の高い分岐ポリカーボネートが
得難く、一方1.200を超える範囲では後の重縮合反
応においてゲル化し易い傾向になるので好ましくない。 かくして得られる低分子量の線状ポリカーボネートは次
いで多価フェノールと反応させるが、このものは上述の
ように従来公知の方法で行なわれている1価フェノール
の共存下でホスゲンと反応させるのではなくて、2価フ
ェノールのみとホスゲンとの反応によって製造するので
両末端に反応基を残せることができ、有利である。 本発明においては、次いで上述の低分子量の線状ポリカ
ーボネートを含む反応混合液そのま\r或は水相の一部
を抜き取った残液IC,3価以上の多価フェノールと1
価フェノールをそのま\2或は前記のアルカリ水溶液ま
たは有機溶媒に溶解して添加し、反応させる。 本発明に用いられる3価以上の多価フェノールとしてハ
、例えばフロログルシン、フロログルシド、4.6−シ
メチルー2.4.6−トリ(4′−ヒドロキシフェニル
)−へブテン−2、4,6−ジメチル−2,4,6−ト
リ(4′−ヒドロキシフェニル)−へブタン、 1,3
.5− )リー(4′−ヒドロキシフェニル)−ベンゼ
ン、 1.t、t −) II −(4′−ヒドロキシ
フェニル)−エタン、2.2−ビス−C4,4−ビス(
4′−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシル]−プロパ
ン、2,6−ビス−(2′−ヒドロキシ−57−メチル
−ベンジル)−4−メチル−フェノール、2.6−ビス
−(2′−ヒドロキシ−5′−イソプロピル−ベンジル
)−4−イソプロピルフェノール、ビス−〔2−ヒドロ
キシ−a −(2’−ヒドロキシ−5′−メチルベンジ
ル)−5−メチル−フェニルコメタン、テト7−(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、トリー(4−ヒドロキシ
フェニル)フェニルメタン。 トリスフェノール、ビス(2,4−ジヒドロキシフェニ
ル)ケトン、1.4−ビス−(4/、4f−ジヒドロキ
シ) I7 フェニル−メチル)−ベンゼン等が挙げら
れるが、これらはハロゲン置換基を有していてもよい。 これらは混合して用いても差支えない。 13 − また、本発明に用いられる1価フェノールとしては、例
えばフェノール、 C1〜C4のアルキル置換基を有す
るアルキルフェノール類、特にp−クレゾール、p−t
−プチルフェノールカ挙げられる。これらはハロゲンで
置換されていてもよい。 これらのフェノール類の使用量は、分岐ポリカーボネー
トを製造するのに使用される2価フェノールの全量、す
なわち、低分子量の線状ポリカーボネートの製造に使用
される量と最後に使用される量との合計に基づいて定め
られる。 実施例3および4に述べるように、最後に使用される2
価フェノールとして低分子量ポリカーボネート製造直後
の反応混合液から抜き取った水相中に溶解している未反
応2価フェノールが充幽される場合には、2価フェノー
ルの全量は低分子量ポリカーボネートの製造に使用され
る量に一致する。かくて、3価以上の多価フェノールの
使用量は2価フェノールの全量に基づいて0.1〜2.
0モルチ、好ましくは0.3〜1.5モ 14− モル係である。また1価フェノールの使用量は目的とす
る分岐ポリカーボネートの平均分子量に対応して決めら
れるが、通常0.5〜10モルチモルに好ましくは2〜
6モルモルある。3価以上の多価フェノール使用量が0
.1モル係未満では分岐化反応が十分に進まず、目的と
する構造粘性指数Nの高い分岐ポリカーボネートは得ら
れない。また、3価以上の多価フェノールの使用量が2
.0モル係を超えると、ゲル化して溶剤に不溶化する危
険性が生ずる。ここで、3価以上の多価フェノールを反
応せしめる際に共存反応1〜難くなり、従って目的とす
る構造粘性指数Nの高い分岐ポリカーボネートは得られ
難い。 この段階で、反応混合液中の有機溶媒相と水相の体積比
は1 : 0.1〜1.2の範囲内にあることが好まし
い。その理由は明かでないが、この体積比が0.1未満
ではゲル化することが多く、また1、2を超えると3価
以上の多価フェノールが反応しK<<なって、いずれも
目的とするNの高い分岐ポリカーボネートを安定して製
造することが難しい。 次に、反応混合液に触媒を添加して、5〜20分間反応
を行なうつこ\で使用される触媒は、第3級アミンまた
は第4級アンモニウム塩であって、具体的にはトリエチ
ルアミン、トリメチルドデシルベンジルアンモニウムク
ロリド。 ジメチルベンジルフェニルアンモニウムクロリド、トリ
メチルドデシルベンジルアンモニウムヒドロキシド等を
例示することができる。その好ましい添加量は前記の2
価フェノールの全量に基づいて0.01〜1モルチモル
り、更に好ましくは0.05〜0.5モル係である。 最後妊、反応混合液に2価フェノールをアルカリ水溶液
に溶解して添加し、攪拌を継続して重合を完結する。こ
\で使用する2価フェノールのアルカリ水溶液は、実施
例3および4に述述べるように、低分子量の線状ポリカ
ーボネートを製造した直後の水相の一部であっても差支
えない。また、と\で使用するアルカリ水溶液中のアル
カリの濃度は3〜13重量%が好ましく、使用する2価
フェノールの量は、前記の2価フェノールの全量に基づ
いて1〜20モルチモルに好捷しくは6〜18モル係で
ある。 反応終了後の反応混合液の水相には、アルカリ金属の水
酸化物、炭酸塩、塩化物などの副生成物が多量に含まれ
ているので、これらを完全忙除去することが好ましい。 このために、反応混合液を七のま\、または有機溶剤で
希釈し、塩酸等の酸を加え酸性としたのち、必要に応じ
親水性の炉材で濾過を行ない、水相と有機相に分離し、
更に有機相は無機イオンが検出されなくなるまで充分に
水洗精製することが好ましい1、水洗nmの終った有機
相から有機溶媒を除去すると固体の分岐ポリカーボネー
トを得ることができる。 ・ 以下に、実施例によって本発明をさらに説明 17− するが、本発明はこれらに限定されるものでない。なお
、例中の特性は次の方法で測定した。 〔構造粘性指数Nの測定〕 予備乾燥したポリカーボネートを、押出機(ゼネラル・
エレクトリンク(株)11=モデル煮9T51Y106
)にて3oo℃で押出し、ベレンlト化した。該ベレツ
トを乾燥後高化式フローテスター(島津製作所(株)製
)のシリンダーに入れ、280〜300℃の一定温度で
の加えた圧力P(100〜aooKp/cd、s点)と
夫々の溶融樹脂の流動量Q(cc/sθC)を測定し、
夫々の値を両対数グラフにプロントして得られる回帰直
線の勾配からNを求めた。構造粘性指数Nは大きいほど
非ニユートン流動性が大きく、吹込成形や押出成形に適
することを表わす。 〔相対粘度の測定〕 乾燥した試料0,700 ?を塩化メチレン100Mに
溶解し、オストヮルド粘度計にて20℃で測定した。 18− 〔未反応ビスフェノールAの定量〕 反応混合液から水相1−を分離し、希アルカリ水溶液に
て200〜1000倍に希釈後分光光度計(日立製作所
(株)製;200−to型)を用い294 nm の
吸光変人を測定し、下記式(1)からビスフェノールA
の量を求めた。 ビスフェノールA (fl/l) = 0.0455
A ・・・・・・(1)〔未反応フロログルシンの定
量〕 ゛ 反応混合液から水相/dを分離し、希アルカリ水溶
液にて200倍に希釈後、分光光度針(上記と同じ)を
用い348 n’rn の吸光度Aを測定し、下記式
(2)からフロログルシンの量を求めた。 フロログルシン(り/l)= 0,0191A ・
・・・・・(2)C未f5を応フロログルシドの定量〕 反応混合液から水相1dを分離し、希アルカリ水溶液に
て200倍に希釈後、分光光度計(上記と同じ)を用い
857 nm の吸光度Aを測定し、下記式(3)から
、70ログルシドの量を求めた。 700グルシドU/l−) = 0.0303A+0.
000015・・・・・・(3) 〔未反応ヒス−(2,4−ジヒドロキシフェニル〕ケト
ンの定量〕 反応混合液から水相1mlを分離し、希アルカリ水溶液
建て200倍に希釈後、分光に変針(上記)を用い32
3 nm の吸光度Aを測定し、下記式(4)からビ
ス−(2,4−ジヒドロキシフェニル)ケトンの量を求
めた。 ビス−(2,4−ジヒドロキシフェニル)ケトン(めン
Z)=o、0148A+0.00007・・・・・・(
4) 〔精製性の評価〕 反応混合液に塩化メチレンを加えて、ポリカーボネート
の濃度が7重量%になるように希釈したのち、有機相と
水相に分離した。この有機相1.5 tに0.01 N
の塩酸0,5tを加えて十分に混合したのち静置分離し
た。つぎに水洗を行なった。すなわち、上記有機相に1
,5tの純水を加えて十分に混合したのち、F紙(東洋
F紙(株)製、定性ヂ紙A2)で濾過して静置分離した
。更に、水洗排水中の塩素イオンが硝酸銀によって検出
されなくなるまで、同様人操作で水洗をくり返した。精
製性は該水洗の回数が少ないほど良好であることを表わ
す。 実施例1゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ノロフラスコに、ビスフェノールA 114 f
((1,5モル)を溶解した12.3チNaOH水溶液
394m/と塩化メチレン378dを入れ、かきオぜ
ながら20〜25℃でホスゲン69.39 (0,7
モル)を約40分を要して導入し、オリゴマーを生成せ
しめた。反応混合液中の未反応ビスフェノールAは4.
15 r(o、otszモル)であり、生成オリゴマー
の相対粘度は1.0115であった。 このオリゴマー反応混合液にp −t−ブチルフェノー
ル3.15 ? (0,021モル)と70ログルシン
0.639 (0,005モル)を溶解した10%Na
OH水溶g6rnlを加え、5分間かきま 21− ぜたのちトリエチルアミン0.23 f(0,0023
モル)を加え、10分間かきまぜて70ログルクンを反
応せしめた。然る後、ビスフェノールA 、22.89
(0,1モル)を溶解した4 % NaOH水溶液2
37プを加え、40分間かきまぜを続けて重縮合反応を
完結せしめた。 反応終了後の未反応クロログルシンの量は0.03 F
であった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精
製性の評価方法に従って水洗精製したところ、水洗は4
回を要した。この精製後、塩化メチレンを蒸発してポリ
マーを回収した。生成ポリマーの相対粘度は1.444
であり、この構造粘性指数Nは1.72であった。 実施例2゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をと9つけた2
tの三ンロフラスコに、ビスフェノールA I 14
F (0,5モル)を溶解した12+3% NaOH水
溶液 394 mlと塩化メチレン378Mノを入れ、
かきまぜながら20〜25℃でホス22− ゲン69.39 (0,7モル)を約40分を要して導
入し、オリゴマーを生成せしめた。反応混合液中の未反
応ビスフェノールAは4.059(0,0178モル)
であり、生成オリゴマーの相対粘度は1.098であっ
た。このオリゴマー反応混合液に7エノール1.971
(0,021モル)と70ログルシンQ、91 f
(0,0072モル)を溶解した10チNaOH水溶液
9mノを加え、5分間かき壕ぜたのちトリエチルアミ
ン0.239 (0,0023モル)を加え、10分間
かきまぜてフロログルシンを反応せしめた。然る後、ビ
スフェノールA 22.8 f (0,1モル)を溶解
した4 % NaOH水溶液 237 mlを加え、約
40分間かきまぜを続けて重縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応フロログルシンの量は0.02 ?
であった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、f
lf製性の評価方法に従って水洗精製したところ、水洗
は4回を要した。生成ポリマーの相対粘度は1,526
であり、この構造粘性指数Nは2.04であった。 実施例3゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ノロフラスコに、ビスフェノールA114り(0゜
5モル)を溶解した8、6チNaOH水溶液 603m
1と塩化メチレン378 m/を入れ、かきまぜながら
20〜25℃でホスゲン56.3 F (0,57モル
)を約40分を要して導入し、オリゴマーを生成せしめ
た。反応混合液中の未反応ビスフェノールAは12.8
f(0,0561モル)であり、生成オリゴマーの相
対粘度は1.105であった。 このオリゴマー反応混合液から水相422tulを分離
し、残りの反応混合液(ビスフェノールp、 a、s
a y (o、o t a sモル)含有)にp−を−
ブチルフェノール3.38 F (0,0225モル)
とフロログルシン0.76 t (0,006モル)を
溶解した1 04 Na0I(水溶液 8 ynlを加
え、5分間かきまぜたのちトリエチルアミン0.1 ’
a f(0,0019モル)を加え、10分間かきオぜ
て70口グルシンを反応せしめた。然る後、上記の分離
しだ水相422ゴを加え、40分間かきまぜを続けて重
縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応70口グルシンの量は0.012で
あった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精製
性の評価方法だ従って水洗精製したところ、水洗は4回
を要した。生成ポリマーの相対粘度は1.556であシ
、この構造粘性指数Nは2.51であった。 実施例4゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
L三ツロフラスコに、ビスフェノールA 114 f
(0,5モル)を溶解した816チNaOH水溶液 6
03dと塩化メチレフ378m1を入れ、かきまぜなが
ら20〜25℃でホスゲン56.39 (0,57モル
)を約40分を要して導入し、オリゴマーを生成せしめ
た。反応混合液中の未反応ビスフェノールA唸13.3
f25− (0,0583モル)であり、生成オリゴマーの相対粘
度は1.103であった。 このオリゴマー反応混合液から水相422dを分離し、
残りの反応混合液(ビスフェノールA 3&9 B ?
(0,0175モル)含有)にp−を−ブチルフェノ
ール3.381 (0,0235モル)と70ログルシ
ド0.35 it’ (0,0015モル)を溶解した
1 0 % NaOH水溶液 4dを加え、5分間かき
まぜたのちトリエチルアミン0,15 r(0,001
5モル)を加え、10分間かきまぜてフロログルシドを
反応せしめた。然る後、上記の分離した水相422耐を
加え、40分間かきまぜを続けて重縮合反応を完結せし
めた。 反応終了後の未反応70ログルシドの量はo、o i
rであった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、
精製性の評価方法に従って水洗精製したところ、水洗は
4回を要した。生成ポリマーの相対粘度は1.388で
あシ、この構造粘性指数Nは1.71であった。 26− 実施例5゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ンロフラスコに、ビスフェノールA I 14 F
(0,5モル)を溶解した12.3%NaOH水溶液
394−と塩化メチレフ37Bmlを入れ、かきまぜ
ながら20〜25℃でホスゲンs a、a f (0,
57モル)を約40分を要して導入し、オリゴマーを生
成せしめた。反応混合液中の未反応ビスフェノールAi
d4.27f(o、o 187モル)であり、生成オリ
ゴマーの相対粘度は1,093であった。 このオリゴマー反応混合液にフェノール1.97F (
0,021モル)とビス−(2,4−ジヒドロキシフェ
ニル)ケトン0,89 f (0,0036モル)を溶
解したl O% NaOH水溶液 5rLlを加え、5
分間かきまぜたのちトリエチルアミン0.23f (0
,0023モル)を加え、10分間かきまぜてビス(2
,4−ジヒドロキシフェニル)ケトンを反応せしめた。 然る後、ビスフェノールA22.8 r (o、tモル
)を溶解した4 ’% NaOH水溶液237−を加え
、約40分間かきまぜを続け/ て重縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応ビス(2,4−ジヒドロキシフェニ
ル)ケトンは0.03 Fであった。反応混合液から塩
化メチレン相を分離し、精製性の評価方法だ従って水洗
精製したところ、水洗回数は4回を要した。生成ポリマ
ーの相対粘度1.452であり、その構造粘性指数Nは
2.10であった、 比較例1゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ンロフラスコに、ビスフェノールA 114 y(
0,5モル)を溶解した12.3%NaOH水溶液 3
94m/と塩化メチレン378dを加え、かきまぜなが
ら20〜25℃でホスゲン69.39 (0,7モル)
を約40分を要して導入し、オリゴマーを生成せしめた
。反応混合液中の未反応ビスフェノールAは4.25
t(0,01,86モk )であり、生成オリゴマーの
相対粘度は1.093であったっ この第11 コマ−混合液にp−t−ブチルフェノール
4.05 ? (0,0178モル)を加え、5分間か
きまぜたのちトリエチルアミン0.231(0,002
3モル)を加え、10分間かきまぜて反応せしめた。然
る後、ビスフェノールA’ 22.82(0,1モ
ル)を溶解した4%NaOH水溶液237 mlを加え
、40分間かきまぜを続けて重縮合反応を完結せしめた
。 反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精製性の杆価
方法に従って水洗精製したところ、水洗回数は4回を要
した。生成ポリマーの相対粘度は1.374であり、で
の構造粘性指数Nは1.27であった。 比較例2゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ソロフラスコに、ビスフェノールA I 14 f
(0,5モル)ドア0ログルシン0.76 F (0
,006モル)を溶解した8、6%29− NaOH水溶液 611dとp−t−ブチルフェノール
3.38 f (0,0225モル)を溶解した塩化メ
チレン378ゴを入れ、かきまぜながら20〜25℃で
ホスゲン56.3 F (0,57モル)を約40分を
要し導入したのち、トリエチルアミ70.19 F (
0,00L 9%ル)を加え、50分間かきまぜを続は
反応せしめた。 反応終了後の未反応フaログルシンの量は0.751で
あり、70口グルシンはほとんど反応していなかった。 反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精製性の評価
方法に従って水洗したところ、水洗は5回を要した。生
成ポリマーの相対粘度は1.419であシ、その構造粘
性指数Nは1.30であった。 比較例3゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ンロフラスコに、ビスフェノールA 114 f!
(0,5モル)を溶解した8、6チNaOH水溶液 6
03dと塩化メチレン378d−30+ とを入れ、かきまぜながら20〜25℃でホスゲン56
.3 f (0,57モル)を約40分を要して導入し
、オリゴマーを生成せしめた。反応混合液中の未反応ビ
スフェノールAは12.59(0,0548モル)であ
り、生成オリゴマーの相対粘度は1.112であった。 このオリゴマー反応混合液から水相422m1を分離し
、残りの反応混合液(ビスフェノールA 3.73 F
(0,016モル)含有) ic p −t −ブチ
ルフェノール3.389’ (0,0225モル)とフ
ロログルシン1.581f (0,0125モル)を溶
解した10%NaOH水溶液 15m1を加え。 5分間かきまぜたのちトリエチルアミン0.19f (
0,0019モル)を加え、10分間かきまぜて70ロ
グルシンを反応せしめた。然る後、上記の分離した水相
422dを加え、かきまぜると反応途中で塩化メチレン
に不溶のゲル状物が生じた。 比較例4゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかき捷ぜ機をとりつけた2
を三ノロフラスコに、ビスフェノールA 1 ]、 4
f (0,5モル)を溶解した8、6%Na0I(水
溶液 603 mlと塩化ブチルy 378 mlとを
入れ、かきまぜながら20〜25℃でホスゲン56.3
f (0,57モル)を約40分を要して導入し、オ
リゴマーを生成せしめた。反応混合液中の未反応ビスフ
ェノールAは12,6 ?(0,0551モル)であり
、生成オリゴマーの相対粘度は1.108であった。 このオリゴマー反応混合液から水相422 mlを分離
し、残りの反応混合液(ビスフェノールA 3.76
t (0,016モル)含有)にp−t−ブチルフェノ
ール3.38 r (0,0225モル)とフロログル
シン0.769 (0,006モル)を溶解した10%
NaOH水溶液 8dとビスフェノールA 9.94
f (0,Q 4’ 35モル)を溶解した1 0 %
Na1l(水溶g 34.syとを加え、5分間か
きまぜたのちトリエチルアミン0.19 r(0,00
19モル)を加え、10分間かきまぜた。然る後、上記
の分離した水相422 mlを加え、約40分間かきま
ぜを続けて重縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応70ログルシンの量は0.74 f
であった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精
製評価方法に従って水洗精製したところ水洗は5回を要
した。生成ポリマーの相対粘度は1.378 、構造粘
性指数Nは1.28であった。 比較例5゜ ホスゲン吹込管、@変針及びか′f!まぜ機をとりつけ
た2を三ンロフラスコに1ビスフエノールA 114
F (0,5モル)を溶解した1263チNaOH水溶
液 394dと塩化ブチル:/ 378 Wniを入れ
、かきまぜながら20〜25℃でホスゲン69.3 F
(0,7モル)約40分を要して導入し、オリゴマー
を生成せしめた。反応混合液中の未反応ビスフェノール
Aは4,02 r (0,017633− モル)であり、生成オリゴマーの相対粘度は1.092
であった。 このオリゴマー混合液にp−t−ブチルフェノール3.
382(0,0225モル)と70ログルシン0.91
F (0,0072モル)を溶解した1 0 % N
aOH水溶液 9dと1.s S N!LOH水溶液1
73 rrrlを加え、5分間かきまぜたのち、トリエ
チルアミン0.23 f (0,0023モル)を加え
、10分間かきまぜた。然る後、ビスフェノールA 2
2.8 F (0,1モル)を溶解した13チNaOH
水溶液 romlを加え、約40分間かきまぜを続けて
重縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応70ログルシンの量ハ0.9 Of
であった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精
製の評価方法に従って水洗精製したところ水洗は8回を
要した。生成ポリマーの相対粘度は1.372であわ、
この構造粘性指数Nは1.29であった。 特杵出願人 帝人化成株式会社 代理人 弁理士 前 1) 純 博C)手 続
補 正 書 昭和57年11月77日 特許庁長官 殿 】 事件の表示 特願昭57−156803号 2 発明の名称 分岐ポリカーボネートの製造方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都港区西新橋l−6−21 (大和銀行虎)門ビル) 帝人化成株式会社 代表者 山 崎 芳 樹 4、 代 理 人 東京都千代田区内辛町2丁
目1番1号(飯野ビル) 帝 人 株 式 会 社 内明細をの[特許
請求の範囲j及び [発明の詳細な説明−」の欄 6 補正の内存 (+1 明細書第1〜2頁の特許請求の範囲を別紙の
通り訂正する。 (2) 同第7頁11行に、「従来の方法」とあるを
「殊に従来の方法」K訂正する。 (3)同第7頁12行に、「1個または2個」とあるを
12個以上」に訂正する。 (4) 同第7頁13〜14行に、「2個」とあるを
「1個」に訂正する。 (5) 同第11頁下から5行に、「の好ましい分子量
は、」とあるを「は好ましくは」に訂正する。 (6) 同第11頁下から3行に、「である。」とあ
るな「を有するものである。」に訂正する。 (7) 同第18頁10行に、[l OOJとあるな
「20」に訂正する。 (8) 同第19頁9行に、「水相/ ml Jとあ
るを「水相1ゴ」に訂正する。 以 上 2、特許請求の範囲 】 2価フェノールのアルカリ水溶液とホスゲンとを有
機酷刑の存在下に反応せしめて得られる低分子量の線状
ポリカーボネートに、まず3価以上の多価フェノールと
1価フェノールとを加えて反応せしめ、ついで2価フェ
ノールを加えて反応せしめることを特徴とする分岐ポリ
カーボネートの製造法。 2 低分子量の線状ポリカーボネ−1・と3価以上の多
価フェノール及び1価フェノールを反応せしめる際に、
3価以上の多価フェノールの童が2価フェノールの全量
に基づ〜・て0,1〜2.0モル係であり、かつ共存す
る2価フェノールが3価以上の多価フェノールの水酸基
1個当り0〜3モルであり、かつ反応混合液を構成する
有機相と水相の体積比が] : 0.1・〜] ; 1
.3であることを特徴とする特許請求の範囲第1g4記
載の製造方法。 33価以上の多価フェノールが、2個以上の1−−□−
□□−−□−−−−−−−□嗜1ト水酸基を有するベン
ゼン環をその分子構造内 1− に少なくとも1個有する3価以上の多価フェノールであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
記載の製造方法。 2−
いるポリカーボネート樹脂の多くは、2価フェノールと
ホスゲンとを反応せしめて生成した直鎖状重合体である
が、この直鎖状重合体は溶融加工条件下ではニュートン
流動挙動を示し、吹込成形、押出成形を行なう際には自
重によるダレが生じやすく、大型の製品を作ることが困
難である。そのために、かかる成形用途には溶融加工条
件下で非ニユートン流動性を示し、溶融時にダレを生じ
難い分岐ポリカーボネートが要求される。 この非ニユートン流動性は、次式 %式% から求められる構造粘性指数Nの値で評価できる。Nが
1のときにはニュートン流動を示し、1より大きくなる
ほど非ニユートン流動性が犬きくなることを示す。 本発明者は、上記の構造粘性指数Nと吹込成形、押出成
形時のダレとの関係を調べた結果、Nが1.2〜1.3
の線状性の強いポリカーボネートに比し、Nが1.4〜
3.5の分岐したポリカーボネート樹脂がいずれの成形
時にもダレが生じ難く、大型成形品に容易如成形しうる
ことが明らかとなった。 従って、本発明の目的は吹込成形、押出成形等に優れた
成形性を示す、構造粘性指数Nが1.4〜3.5の分岐
したポリカーボネート樹脂の製造方法を提供することに
ある。 従来から、分岐剤として3価以上の多価フェノールを用
いる分岐ポリカーボネートの製造法は種々知られている
が、この分岐化が過ぎると網状化し、有機溶剤に不溶と
なり、また3価以上の多価フェノールの反応性は2価フ
ェノールのそれに比べて低いなどの理由で、高収率でN
の高い分岐ポリカーボネートを得ることは容易でないと
いう問題がある。例えば、英国特許第923.863号
明細書には、2価フェノールとハロケン化カルホニルと
の反応中に7エノールとホルムアルデヒドの反応で得ら
れたポリヒドロキシ化合物を添加する方法が開示されて
いる。しかし、この方法では溶剤不溶物が生じたり、そ
うでなくても熱硬化性生成物となることがあり、安定し
て分岐ポリカーボネートを製造することが難しい。 その改良法として、例えば特公昭44−171、49号
公報に2価フェノールに対して3価フェノール等の多官
能化合物をホスゲン吹込み前に加え、ホスゲンの吹込速
度1反応部度を制御して重合する方法が開示されている
が、この方法は条件設定が複雑なので工業的実施が難し
く、かつ溶液重合を対象としている。一方界面重合によ
る方法としては、特公昭47−23918号公報1%公
昭49−16277号公報に3価以上の多価フェノール
と1価フェノールとの同時的存在下に、2価フェノール
とホスゲン等の炭酸銹導体を反応せしめる方法;特公昭
53−28193号公報に:2価フェノールと1価フェ
ノールの同時存在下にホスゲン化して低分子量ポリカー
ボネートを生成し、ついで触媒と3価以上の多価フェノ
ールを加える方法が開示されて−5= いるが、これらの方法ではとくにビスフェノールに比べ
て反応性の低い3価以上の多価フェノールを用いた際に
は、本発明の目的とするようなNの高いポリカーボネー
トは得られない。 また、この反応終了後のポリマー溶液(有機相)には、
反応に使用したアルカリ、2価フェノール等や反応の副
生成物である食塩、炭酸ソーダ等を含んだ水溶液が小さ
な液滴となって安定に分散しており、水洗等によってそ
れらを取除き精製する必要があるが、その精製性が悪い
欠点がある。さらに、最後に述べた方法では分岐剤は4
価以上の多価フェノールに限られている。 本発明者は、゛上述の如き従来方法の諸欠陥を克服して
本発明の目的を達成すべく鋭意研究した結果、両末端に
反応基を有する低分子量の線状ポリカーボネートをまず
合成し、これに3価以上の多価フェノールと1価フェノ
ールとを添加して反応させ、次いで2価フェノールを添
加反応させて高分子量化することによって、溶剤= 6
− 不溶化の怖れなく、高収率で、高いN値を有する分岐ポ
リカーボネートを安定して得ることができることを見い
出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は2価フェノールのアルカリ水溶液と
ホスゲンとを有機溶剤の存在下に反応せしめて得られる
低分子量の線状ポリカーボネートに、まず3価以上の多
価フェノールと1価フェノールとを加えて反応せしめ、
ついで2価フェノールを加えて反応せしめることを特徴
とする分岐ポリカーボネートの製造方法である。 本発明の製造方法によれば、従来の方法では反応し難か
った、1個寸たけ2個の水酸基を有するベンゼン環をそ
の分子構造内に少くとも2個有する3価以上の多価フェ
ノールを分岐剤として用いても、高収率でしかも溶剤不
溶化の危険性がなく、Nの高い分岐ポリカーボネートを
製造することができる。しかも、生成した分岐ポリカー
ボネートの有機溶剤溶液の水洗による精製性がよいので
生産性如優れる利点がある。 更にまた、本発明の製造方法で得られた分岐ポリカーボ
ネートは高い非ニユートン流動性を示し、溶融加工時に
ダレを生じ難いので、吹込成形1押出成形に好適に用い
られ、大型成形品に加工できる利点を有する。 本発明の製造方法のかかる特長は、両末端に反応基を有
する低分子量の線状ポリカーボネートへの3価以上の多
価フェノールの付加反応と高分子量化への重縮合反応を
分けて行なうことによって初めて得られるものである。 反応の詳細が詳らかでないために、これらの特長の発現
理由の詳細は明確でないが、つぎのように推考しつる。 す々わち、低分子量の線状ポリカーボネートへの3価以
上の多価フェノールの付加反応を特定の条件下で行なう
ために、3価以上の多価フェノールの反応率が高くなり
、また1価フェノールと同時に反応せしめるために分岐
化するが綿状化し難くなるので、溶剤の不溶化の危険性
なく、Nの高い分岐ポリカーボネートが得られると推察
される。、また、その後で2価フェノールを加えて反応
を完結せしめることによって、未反応のクロロホーメー
トがなく々す、且つ未反応の2価フェノールや3価以上
の多価フェノールも非常に少なくなるので、分岐ポリカ
ーボネート溶液の水洗精製性が優れると考えられる1、 本発明に用いられる2価フェノールとしては、ビスフェ
ノール類が好捷しく、と< K 2,2− ヒス(4′
−ヒドロキシフェニル)プロパン〔以下、ビスフェノー
ルAと云う〕が好ま1〜い。またビスフェノールAの一
部又は全部を他の2価フェノールで置換シてもよい。ビ
スフェノールA以外の2価フェノールとしては、例えば
・・イドロキノン、4.4’−ジヒドロキシジフェニル
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン、ビス(4
−ヒトロキシフエニル)シクロアルカン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルホキシド、ヒス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス 9 − フェニル)フロパンの如キハロゲン化ビスフェノール類
を挙げることができる。 これらの2価フェノールはアルカリ水溶液に溶解分散さ
せて使用される。この場合、アルカリとしては苛性ソー
ダ、苛性カリなどのアルカリ金属水酸化物が好捷しく用
いられ、そのアルカリ濃度は3〜13重量%が好ましい
。溶解分散される2価フェノールとアルカリのモル比は
1 : 1.8〜1 : 3.3が好ましく、更に好ま
しくは1 : 2.2〜1 :3.1であろう本発明に
用いられる有機溶媒は、水に対して実質的に不溶で、且
つ反応に対して不活性であり、しかも反応によって生ず
るポリカーボネートを溶解する有機化合物である。その
具体例として、塩化メチレン、テトラクロルエタン。 1.2−ジクロルエチレン、クロロホルム、四塩化炭素
、トリクロルエタン、ジクロルエタン等の塩素化脂肪族
炭化水素;クロルベンゼン、ジ 10− クロルベンゼン、クロルトルエン等tv 塩素化芳香族
炭化水素;アセトフェノン、シクロヘキサノン、アニソ
ール等をあげることができる。これらは琳独または混合
物として用いることができる。これらのうち塩化メチレ
ンが最も好ましい。 本発明においては、先ず2価フェノールのアルカリ水溶
液とホスゲンとを有機溶媒の存在下で反応せしめて低分
子量の線状ポリカーボネートを生成する。その際、2価
フェノールとホスゲンのモル比は1 : 1+1〜1
: 1.5であり、反応は2価フェノールを溶解した前
記のアルカリ水溶液K、有機溶媒の存在下25℃以下で
ホスゲンを吹き込むことによって行なうことが好ましい
。この反応によって得られる線状ポリカーボネートの好
ましい分子量は、1,015〜1.200の相対粘度(
塩化メチレン溶媒を用いて、ポリマー濃度0.7y、/
1ooyで測定)である。 低分子量の線状ポリカーボネートの相対粘度が1.01
5未満では構造粘性指数の高い分岐ポリカーボネートが
得難く、一方1.200を超える範囲では後の重縮合反
応においてゲル化し易い傾向になるので好ましくない。 かくして得られる低分子量の線状ポリカーボネートは次
いで多価フェノールと反応させるが、このものは上述の
ように従来公知の方法で行なわれている1価フェノール
の共存下でホスゲンと反応させるのではなくて、2価フ
ェノールのみとホスゲンとの反応によって製造するので
両末端に反応基を残せることができ、有利である。 本発明においては、次いで上述の低分子量の線状ポリカ
ーボネートを含む反応混合液そのま\r或は水相の一部
を抜き取った残液IC,3価以上の多価フェノールと1
価フェノールをそのま\2或は前記のアルカリ水溶液ま
たは有機溶媒に溶解して添加し、反応させる。 本発明に用いられる3価以上の多価フェノールとしてハ
、例えばフロログルシン、フロログルシド、4.6−シ
メチルー2.4.6−トリ(4′−ヒドロキシフェニル
)−へブテン−2、4,6−ジメチル−2,4,6−ト
リ(4′−ヒドロキシフェニル)−へブタン、 1,3
.5− )リー(4′−ヒドロキシフェニル)−ベンゼ
ン、 1.t、t −) II −(4′−ヒドロキシ
フェニル)−エタン、2.2−ビス−C4,4−ビス(
4′−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシル]−プロパ
ン、2,6−ビス−(2′−ヒドロキシ−57−メチル
−ベンジル)−4−メチル−フェノール、2.6−ビス
−(2′−ヒドロキシ−5′−イソプロピル−ベンジル
)−4−イソプロピルフェノール、ビス−〔2−ヒドロ
キシ−a −(2’−ヒドロキシ−5′−メチルベンジ
ル)−5−メチル−フェニルコメタン、テト7−(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、トリー(4−ヒドロキシ
フェニル)フェニルメタン。 トリスフェノール、ビス(2,4−ジヒドロキシフェニ
ル)ケトン、1.4−ビス−(4/、4f−ジヒドロキ
シ) I7 フェニル−メチル)−ベンゼン等が挙げら
れるが、これらはハロゲン置換基を有していてもよい。 これらは混合して用いても差支えない。 13 − また、本発明に用いられる1価フェノールとしては、例
えばフェノール、 C1〜C4のアルキル置換基を有す
るアルキルフェノール類、特にp−クレゾール、p−t
−プチルフェノールカ挙げられる。これらはハロゲンで
置換されていてもよい。 これらのフェノール類の使用量は、分岐ポリカーボネー
トを製造するのに使用される2価フェノールの全量、す
なわち、低分子量の線状ポリカーボネートの製造に使用
される量と最後に使用される量との合計に基づいて定め
られる。 実施例3および4に述べるように、最後に使用される2
価フェノールとして低分子量ポリカーボネート製造直後
の反応混合液から抜き取った水相中に溶解している未反
応2価フェノールが充幽される場合には、2価フェノー
ルの全量は低分子量ポリカーボネートの製造に使用され
る量に一致する。かくて、3価以上の多価フェノールの
使用量は2価フェノールの全量に基づいて0.1〜2.
0モルチ、好ましくは0.3〜1.5モ 14− モル係である。また1価フェノールの使用量は目的とす
る分岐ポリカーボネートの平均分子量に対応して決めら
れるが、通常0.5〜10モルチモルに好ましくは2〜
6モルモルある。3価以上の多価フェノール使用量が0
.1モル係未満では分岐化反応が十分に進まず、目的と
する構造粘性指数Nの高い分岐ポリカーボネートは得ら
れない。また、3価以上の多価フェノールの使用量が2
.0モル係を超えると、ゲル化して溶剤に不溶化する危
険性が生ずる。ここで、3価以上の多価フェノールを反
応せしめる際に共存反応1〜難くなり、従って目的とす
る構造粘性指数Nの高い分岐ポリカーボネートは得られ
難い。 この段階で、反応混合液中の有機溶媒相と水相の体積比
は1 : 0.1〜1.2の範囲内にあることが好まし
い。その理由は明かでないが、この体積比が0.1未満
ではゲル化することが多く、また1、2を超えると3価
以上の多価フェノールが反応しK<<なって、いずれも
目的とするNの高い分岐ポリカーボネートを安定して製
造することが難しい。 次に、反応混合液に触媒を添加して、5〜20分間反応
を行なうつこ\で使用される触媒は、第3級アミンまた
は第4級アンモニウム塩であって、具体的にはトリエチ
ルアミン、トリメチルドデシルベンジルアンモニウムク
ロリド。 ジメチルベンジルフェニルアンモニウムクロリド、トリ
メチルドデシルベンジルアンモニウムヒドロキシド等を
例示することができる。その好ましい添加量は前記の2
価フェノールの全量に基づいて0.01〜1モルチモル
り、更に好ましくは0.05〜0.5モル係である。 最後妊、反応混合液に2価フェノールをアルカリ水溶液
に溶解して添加し、攪拌を継続して重合を完結する。こ
\で使用する2価フェノールのアルカリ水溶液は、実施
例3および4に述述べるように、低分子量の線状ポリカ
ーボネートを製造した直後の水相の一部であっても差支
えない。また、と\で使用するアルカリ水溶液中のアル
カリの濃度は3〜13重量%が好ましく、使用する2価
フェノールの量は、前記の2価フェノールの全量に基づ
いて1〜20モルチモルに好捷しくは6〜18モル係で
ある。 反応終了後の反応混合液の水相には、アルカリ金属の水
酸化物、炭酸塩、塩化物などの副生成物が多量に含まれ
ているので、これらを完全忙除去することが好ましい。 このために、反応混合液を七のま\、または有機溶剤で
希釈し、塩酸等の酸を加え酸性としたのち、必要に応じ
親水性の炉材で濾過を行ない、水相と有機相に分離し、
更に有機相は無機イオンが検出されなくなるまで充分に
水洗精製することが好ましい1、水洗nmの終った有機
相から有機溶媒を除去すると固体の分岐ポリカーボネー
トを得ることができる。 ・ 以下に、実施例によって本発明をさらに説明 17− するが、本発明はこれらに限定されるものでない。なお
、例中の特性は次の方法で測定した。 〔構造粘性指数Nの測定〕 予備乾燥したポリカーボネートを、押出機(ゼネラル・
エレクトリンク(株)11=モデル煮9T51Y106
)にて3oo℃で押出し、ベレンlト化した。該ベレツ
トを乾燥後高化式フローテスター(島津製作所(株)製
)のシリンダーに入れ、280〜300℃の一定温度で
の加えた圧力P(100〜aooKp/cd、s点)と
夫々の溶融樹脂の流動量Q(cc/sθC)を測定し、
夫々の値を両対数グラフにプロントして得られる回帰直
線の勾配からNを求めた。構造粘性指数Nは大きいほど
非ニユートン流動性が大きく、吹込成形や押出成形に適
することを表わす。 〔相対粘度の測定〕 乾燥した試料0,700 ?を塩化メチレン100Mに
溶解し、オストヮルド粘度計にて20℃で測定した。 18− 〔未反応ビスフェノールAの定量〕 反応混合液から水相1−を分離し、希アルカリ水溶液に
て200〜1000倍に希釈後分光光度計(日立製作所
(株)製;200−to型)を用い294 nm の
吸光変人を測定し、下記式(1)からビスフェノールA
の量を求めた。 ビスフェノールA (fl/l) = 0.0455
A ・・・・・・(1)〔未反応フロログルシンの定
量〕 ゛ 反応混合液から水相/dを分離し、希アルカリ水溶
液にて200倍に希釈後、分光光度針(上記と同じ)を
用い348 n’rn の吸光度Aを測定し、下記式
(2)からフロログルシンの量を求めた。 フロログルシン(り/l)= 0,0191A ・
・・・・・(2)C未f5を応フロログルシドの定量〕 反応混合液から水相1dを分離し、希アルカリ水溶液に
て200倍に希釈後、分光光度計(上記と同じ)を用い
857 nm の吸光度Aを測定し、下記式(3)から
、70ログルシドの量を求めた。 700グルシドU/l−) = 0.0303A+0.
000015・・・・・・(3) 〔未反応ヒス−(2,4−ジヒドロキシフェニル〕ケト
ンの定量〕 反応混合液から水相1mlを分離し、希アルカリ水溶液
建て200倍に希釈後、分光に変針(上記)を用い32
3 nm の吸光度Aを測定し、下記式(4)からビ
ス−(2,4−ジヒドロキシフェニル)ケトンの量を求
めた。 ビス−(2,4−ジヒドロキシフェニル)ケトン(めン
Z)=o、0148A+0.00007・・・・・・(
4) 〔精製性の評価〕 反応混合液に塩化メチレンを加えて、ポリカーボネート
の濃度が7重量%になるように希釈したのち、有機相と
水相に分離した。この有機相1.5 tに0.01 N
の塩酸0,5tを加えて十分に混合したのち静置分離し
た。つぎに水洗を行なった。すなわち、上記有機相に1
,5tの純水を加えて十分に混合したのち、F紙(東洋
F紙(株)製、定性ヂ紙A2)で濾過して静置分離した
。更に、水洗排水中の塩素イオンが硝酸銀によって検出
されなくなるまで、同様人操作で水洗をくり返した。精
製性は該水洗の回数が少ないほど良好であることを表わ
す。 実施例1゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ノロフラスコに、ビスフェノールA 114 f
((1,5モル)を溶解した12.3チNaOH水溶液
394m/と塩化メチレン378dを入れ、かきオぜ
ながら20〜25℃でホスゲン69.39 (0,7
モル)を約40分を要して導入し、オリゴマーを生成せ
しめた。反応混合液中の未反応ビスフェノールAは4.
15 r(o、otszモル)であり、生成オリゴマー
の相対粘度は1.0115であった。 このオリゴマー反応混合液にp −t−ブチルフェノー
ル3.15 ? (0,021モル)と70ログルシン
0.639 (0,005モル)を溶解した10%Na
OH水溶g6rnlを加え、5分間かきま 21− ぜたのちトリエチルアミン0.23 f(0,0023
モル)を加え、10分間かきまぜて70ログルクンを反
応せしめた。然る後、ビスフェノールA 、22.89
(0,1モル)を溶解した4 % NaOH水溶液2
37プを加え、40分間かきまぜを続けて重縮合反応を
完結せしめた。 反応終了後の未反応クロログルシンの量は0.03 F
であった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精
製性の評価方法に従って水洗精製したところ、水洗は4
回を要した。この精製後、塩化メチレンを蒸発してポリ
マーを回収した。生成ポリマーの相対粘度は1.444
であり、この構造粘性指数Nは1.72であった。 実施例2゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をと9つけた2
tの三ンロフラスコに、ビスフェノールA I 14
F (0,5モル)を溶解した12+3% NaOH水
溶液 394 mlと塩化メチレン378Mノを入れ、
かきまぜながら20〜25℃でホス22− ゲン69.39 (0,7モル)を約40分を要して導
入し、オリゴマーを生成せしめた。反応混合液中の未反
応ビスフェノールAは4.059(0,0178モル)
であり、生成オリゴマーの相対粘度は1.098であっ
た。このオリゴマー反応混合液に7エノール1.971
(0,021モル)と70ログルシンQ、91 f
(0,0072モル)を溶解した10チNaOH水溶液
9mノを加え、5分間かき壕ぜたのちトリエチルアミ
ン0.239 (0,0023モル)を加え、10分間
かきまぜてフロログルシンを反応せしめた。然る後、ビ
スフェノールA 22.8 f (0,1モル)を溶解
した4 % NaOH水溶液 237 mlを加え、約
40分間かきまぜを続けて重縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応フロログルシンの量は0.02 ?
であった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、f
lf製性の評価方法に従って水洗精製したところ、水洗
は4回を要した。生成ポリマーの相対粘度は1,526
であり、この構造粘性指数Nは2.04であった。 実施例3゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ノロフラスコに、ビスフェノールA114り(0゜
5モル)を溶解した8、6チNaOH水溶液 603m
1と塩化メチレン378 m/を入れ、かきまぜながら
20〜25℃でホスゲン56.3 F (0,57モル
)を約40分を要して導入し、オリゴマーを生成せしめ
た。反応混合液中の未反応ビスフェノールAは12.8
f(0,0561モル)であり、生成オリゴマーの相
対粘度は1.105であった。 このオリゴマー反応混合液から水相422tulを分離
し、残りの反応混合液(ビスフェノールp、 a、s
a y (o、o t a sモル)含有)にp−を−
ブチルフェノール3.38 F (0,0225モル)
とフロログルシン0.76 t (0,006モル)を
溶解した1 04 Na0I(水溶液 8 ynlを加
え、5分間かきまぜたのちトリエチルアミン0.1 ’
a f(0,0019モル)を加え、10分間かきオぜ
て70口グルシンを反応せしめた。然る後、上記の分離
しだ水相422ゴを加え、40分間かきまぜを続けて重
縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応70口グルシンの量は0.012で
あった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精製
性の評価方法だ従って水洗精製したところ、水洗は4回
を要した。生成ポリマーの相対粘度は1.556であシ
、この構造粘性指数Nは2.51であった。 実施例4゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
L三ツロフラスコに、ビスフェノールA 114 f
(0,5モル)を溶解した816チNaOH水溶液 6
03dと塩化メチレフ378m1を入れ、かきまぜなが
ら20〜25℃でホスゲン56.39 (0,57モル
)を約40分を要して導入し、オリゴマーを生成せしめ
た。反応混合液中の未反応ビスフェノールA唸13.3
f25− (0,0583モル)であり、生成オリゴマーの相対粘
度は1.103であった。 このオリゴマー反応混合液から水相422dを分離し、
残りの反応混合液(ビスフェノールA 3&9 B ?
(0,0175モル)含有)にp−を−ブチルフェノ
ール3.381 (0,0235モル)と70ログルシ
ド0.35 it’ (0,0015モル)を溶解した
1 0 % NaOH水溶液 4dを加え、5分間かき
まぜたのちトリエチルアミン0,15 r(0,001
5モル)を加え、10分間かきまぜてフロログルシドを
反応せしめた。然る後、上記の分離した水相422耐を
加え、40分間かきまぜを続けて重縮合反応を完結せし
めた。 反応終了後の未反応70ログルシドの量はo、o i
rであった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、
精製性の評価方法に従って水洗精製したところ、水洗は
4回を要した。生成ポリマーの相対粘度は1.388で
あシ、この構造粘性指数Nは1.71であった。 26− 実施例5゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ンロフラスコに、ビスフェノールA I 14 F
(0,5モル)を溶解した12.3%NaOH水溶液
394−と塩化メチレフ37Bmlを入れ、かきまぜ
ながら20〜25℃でホスゲンs a、a f (0,
57モル)を約40分を要して導入し、オリゴマーを生
成せしめた。反応混合液中の未反応ビスフェノールAi
d4.27f(o、o 187モル)であり、生成オリ
ゴマーの相対粘度は1,093であった。 このオリゴマー反応混合液にフェノール1.97F (
0,021モル)とビス−(2,4−ジヒドロキシフェ
ニル)ケトン0,89 f (0,0036モル)を溶
解したl O% NaOH水溶液 5rLlを加え、5
分間かきまぜたのちトリエチルアミン0.23f (0
,0023モル)を加え、10分間かきまぜてビス(2
,4−ジヒドロキシフェニル)ケトンを反応せしめた。 然る後、ビスフェノールA22.8 r (o、tモル
)を溶解した4 ’% NaOH水溶液237−を加え
、約40分間かきまぜを続け/ て重縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応ビス(2,4−ジヒドロキシフェニ
ル)ケトンは0.03 Fであった。反応混合液から塩
化メチレン相を分離し、精製性の評価方法だ従って水洗
精製したところ、水洗回数は4回を要した。生成ポリマ
ーの相対粘度1.452であり、その構造粘性指数Nは
2.10であった、 比較例1゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ンロフラスコに、ビスフェノールA 114 y(
0,5モル)を溶解した12.3%NaOH水溶液 3
94m/と塩化メチレン378dを加え、かきまぜなが
ら20〜25℃でホスゲン69.39 (0,7モル)
を約40分を要して導入し、オリゴマーを生成せしめた
。反応混合液中の未反応ビスフェノールAは4.25
t(0,01,86モk )であり、生成オリゴマーの
相対粘度は1.093であったっ この第11 コマ−混合液にp−t−ブチルフェノール
4.05 ? (0,0178モル)を加え、5分間か
きまぜたのちトリエチルアミン0.231(0,002
3モル)を加え、10分間かきまぜて反応せしめた。然
る後、ビスフェノールA’ 22.82(0,1モ
ル)を溶解した4%NaOH水溶液237 mlを加え
、40分間かきまぜを続けて重縮合反応を完結せしめた
。 反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精製性の杆価
方法に従って水洗精製したところ、水洗回数は4回を要
した。生成ポリマーの相対粘度は1.374であり、で
の構造粘性指数Nは1.27であった。 比較例2゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ソロフラスコに、ビスフェノールA I 14 f
(0,5モル)ドア0ログルシン0.76 F (0
,006モル)を溶解した8、6%29− NaOH水溶液 611dとp−t−ブチルフェノール
3.38 f (0,0225モル)を溶解した塩化メ
チレン378ゴを入れ、かきまぜながら20〜25℃で
ホスゲン56.3 F (0,57モル)を約40分を
要し導入したのち、トリエチルアミ70.19 F (
0,00L 9%ル)を加え、50分間かきまぜを続は
反応せしめた。 反応終了後の未反応フaログルシンの量は0.751で
あり、70口グルシンはほとんど反応していなかった。 反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精製性の評価
方法に従って水洗したところ、水洗は5回を要した。生
成ポリマーの相対粘度は1.419であシ、その構造粘
性指数Nは1.30であった。 比較例3゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかきまぜ機をとりつけた2
を三ンロフラスコに、ビスフェノールA 114 f!
(0,5モル)を溶解した8、6チNaOH水溶液 6
03dと塩化メチレン378d−30+ とを入れ、かきまぜながら20〜25℃でホスゲン56
.3 f (0,57モル)を約40分を要して導入し
、オリゴマーを生成せしめた。反応混合液中の未反応ビ
スフェノールAは12.59(0,0548モル)であ
り、生成オリゴマーの相対粘度は1.112であった。 このオリゴマー反応混合液から水相422m1を分離し
、残りの反応混合液(ビスフェノールA 3.73 F
(0,016モル)含有) ic p −t −ブチ
ルフェノール3.389’ (0,0225モル)とフ
ロログルシン1.581f (0,0125モル)を溶
解した10%NaOH水溶液 15m1を加え。 5分間かきまぜたのちトリエチルアミン0.19f (
0,0019モル)を加え、10分間かきまぜて70ロ
グルシンを反応せしめた。然る後、上記の分離した水相
422dを加え、かきまぜると反応途中で塩化メチレン
に不溶のゲル状物が生じた。 比較例4゜ ホスゲン吹込管、温度計及びかき捷ぜ機をとりつけた2
を三ノロフラスコに、ビスフェノールA 1 ]、 4
f (0,5モル)を溶解した8、6%Na0I(水
溶液 603 mlと塩化ブチルy 378 mlとを
入れ、かきまぜながら20〜25℃でホスゲン56.3
f (0,57モル)を約40分を要して導入し、オ
リゴマーを生成せしめた。反応混合液中の未反応ビスフ
ェノールAは12,6 ?(0,0551モル)であり
、生成オリゴマーの相対粘度は1.108であった。 このオリゴマー反応混合液から水相422 mlを分離
し、残りの反応混合液(ビスフェノールA 3.76
t (0,016モル)含有)にp−t−ブチルフェノ
ール3.38 r (0,0225モル)とフロログル
シン0.769 (0,006モル)を溶解した10%
NaOH水溶液 8dとビスフェノールA 9.94
f (0,Q 4’ 35モル)を溶解した1 0 %
Na1l(水溶g 34.syとを加え、5分間か
きまぜたのちトリエチルアミン0.19 r(0,00
19モル)を加え、10分間かきまぜた。然る後、上記
の分離した水相422 mlを加え、約40分間かきま
ぜを続けて重縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応70ログルシンの量は0.74 f
であった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精
製評価方法に従って水洗精製したところ水洗は5回を要
した。生成ポリマーの相対粘度は1.378 、構造粘
性指数Nは1.28であった。 比較例5゜ ホスゲン吹込管、@変針及びか′f!まぜ機をとりつけ
た2を三ンロフラスコに1ビスフエノールA 114
F (0,5モル)を溶解した1263チNaOH水溶
液 394dと塩化ブチル:/ 378 Wniを入れ
、かきまぜながら20〜25℃でホスゲン69.3 F
(0,7モル)約40分を要して導入し、オリゴマー
を生成せしめた。反応混合液中の未反応ビスフェノール
Aは4,02 r (0,017633− モル)であり、生成オリゴマーの相対粘度は1.092
であった。 このオリゴマー混合液にp−t−ブチルフェノール3.
382(0,0225モル)と70ログルシン0.91
F (0,0072モル)を溶解した1 0 % N
aOH水溶液 9dと1.s S N!LOH水溶液1
73 rrrlを加え、5分間かきまぜたのち、トリエ
チルアミン0.23 f (0,0023モル)を加え
、10分間かきまぜた。然る後、ビスフェノールA 2
2.8 F (0,1モル)を溶解した13チNaOH
水溶液 romlを加え、約40分間かきまぜを続けて
重縮合反応を完結せしめた。 反応終了後の未反応70ログルシンの量ハ0.9 Of
であった。反応混合液から塩化メチレン相を分離し、精
製の評価方法に従って水洗精製したところ水洗は8回を
要した。生成ポリマーの相対粘度は1.372であわ、
この構造粘性指数Nは1.29であった。 特杵出願人 帝人化成株式会社 代理人 弁理士 前 1) 純 博C)手 続
補 正 書 昭和57年11月77日 特許庁長官 殿 】 事件の表示 特願昭57−156803号 2 発明の名称 分岐ポリカーボネートの製造方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都港区西新橋l−6−21 (大和銀行虎)門ビル) 帝人化成株式会社 代表者 山 崎 芳 樹 4、 代 理 人 東京都千代田区内辛町2丁
目1番1号(飯野ビル) 帝 人 株 式 会 社 内明細をの[特許
請求の範囲j及び [発明の詳細な説明−」の欄 6 補正の内存 (+1 明細書第1〜2頁の特許請求の範囲を別紙の
通り訂正する。 (2) 同第7頁11行に、「従来の方法」とあるを
「殊に従来の方法」K訂正する。 (3)同第7頁12行に、「1個または2個」とあるを
12個以上」に訂正する。 (4) 同第7頁13〜14行に、「2個」とあるを
「1個」に訂正する。 (5) 同第11頁下から5行に、「の好ましい分子量
は、」とあるを「は好ましくは」に訂正する。 (6) 同第11頁下から3行に、「である。」とあ
るな「を有するものである。」に訂正する。 (7) 同第18頁10行に、[l OOJとあるな
「20」に訂正する。 (8) 同第19頁9行に、「水相/ ml Jとあ
るを「水相1ゴ」に訂正する。 以 上 2、特許請求の範囲 】 2価フェノールのアルカリ水溶液とホスゲンとを有
機酷刑の存在下に反応せしめて得られる低分子量の線状
ポリカーボネートに、まず3価以上の多価フェノールと
1価フェノールとを加えて反応せしめ、ついで2価フェ
ノールを加えて反応せしめることを特徴とする分岐ポリ
カーボネートの製造法。 2 低分子量の線状ポリカーボネ−1・と3価以上の多
価フェノール及び1価フェノールを反応せしめる際に、
3価以上の多価フェノールの童が2価フェノールの全量
に基づ〜・て0,1〜2.0モル係であり、かつ共存す
る2価フェノールが3価以上の多価フェノールの水酸基
1個当り0〜3モルであり、かつ反応混合液を構成する
有機相と水相の体積比が] : 0.1・〜] ; 1
.3であることを特徴とする特許請求の範囲第1g4記
載の製造方法。 33価以上の多価フェノールが、2個以上の1−−□−
□□−−□−−−−−−−□嗜1ト水酸基を有するベン
ゼン環をその分子構造内 1− に少なくとも1個有する3価以上の多価フェノールであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
記載の製造方法。 2−
Claims (1)
- 1.2価フェノールのアルカリ水溶液とホスゲンとを有
機溶剤の存在下に反応せしめて得られる低分子量の線状
ポリカーボネートに、まず3価以上の多価フェノールと
1価フェノールとを加えて反応せしめ、ついで2価フェ
ノールを加えて反応せしめることを特徴とする分岐ポリ
カーボネートの製造法。 2゜低分子量の線状ポリカーボネートと3価以上の多価
フェノール及び1価フェノールを反応せしめる際に、3
価以上の多価フェノールの量が2価フェノールの全量に
基づいて0.1〜2.0モルチであり、かつ共存する2
価フェノールが3価以上の多価フェノールの水酸基1個
当り0〜3モルであシ、かつ反応混合液を構成する有機
相と水相の体積比が1 : 0,1〜1 : 1.3で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造
方法。 3゜ 3価以上の多価フェノールが、1個または2個以
上の水酸基を有するベンゼン環をその分子構造内に少な
くとも2個有する多価フェノールであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15680382A JPS5947228A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 分岐ポリカ−ボネ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15680382A JPS5947228A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 分岐ポリカ−ボネ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5947228A true JPS5947228A (ja) | 1984-03-16 |
| JPH0342288B2 JPH0342288B2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=15635660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15680382A Granted JPS5947228A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 分岐ポリカ−ボネ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947228A (ja) |
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1982
- 1982-09-10 JP JP15680382A patent/JPS5947228A/ja active Granted
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