JPS5947258B2 - 酸素センサおよびその製法 - Google Patents
酸素センサおよびその製法Info
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- JPS5947258B2 JPS5947258B2 JP53016547A JP1654778A JPS5947258B2 JP S5947258 B2 JPS5947258 B2 JP S5947258B2 JP 53016547 A JP53016547 A JP 53016547A JP 1654778 A JP1654778 A JP 1654778A JP S5947258 B2 JPS5947258 B2 JP S5947258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zro2
- temperature
- monoclinic
- oxygen sensor
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はZrO2−Y2o3系磁器から成る固体電解質
を用いた酸素センサ、特に自動車などのような内燃機関
の排ガスセンサ用として用いられるZrO2酸素センサ
の構造および製法に関する。
を用いた酸素センサ、特に自動車などのような内燃機関
の排ガスセンサ用として用いられるZrO2酸素センサ
の構造および製法に関する。
近年、自動車などのような内燃機関の排ガス規制対策と
して、排ガス中の酸素濃度を検出して燃料供給系をフィ
ードバック制御する方式が注目を集めている。この排ガ
ス中の酸素濃度を検出するためのサンサとしては、1内
燃機関へ供給される空気燃料がある比率のときに出力が
ステップ状に変化すること、2最低使用温度が約300
度C程度という広い温度範囲にわたつて使用できること
、の理由から、ZrO2−Y2o3系磁器より構成され
る固体電解質を用いたものが一般に使われている。この
酸素センサを自動車用として用いる場合、走行条件によ
つては30〜50度C /secという過酷な熱衝撃に
耐えることが要求される。
して、排ガス中の酸素濃度を検出して燃料供給系をフィ
ードバック制御する方式が注目を集めている。この排ガ
ス中の酸素濃度を検出するためのサンサとしては、1内
燃機関へ供給される空気燃料がある比率のときに出力が
ステップ状に変化すること、2最低使用温度が約300
度C程度という広い温度範囲にわたつて使用できること
、の理由から、ZrO2−Y2o3系磁器より構成され
る固体電解質を用いたものが一般に使われている。この
酸素センサを自動車用として用いる場合、走行条件によ
つては30〜50度C /secという過酷な熱衝撃に
耐えることが要求される。
このため、ZrO2−Y2o3系磁器としては立方晶系
のZrO2相と単斜晶系のZrO2相との混合相を用い
て、その熱膨張係数を小さくし、耐熱衝撃性を高めるこ
とがおこなわれている。しかしながら、ZrO2−Y2
O3系磁器として土述のような混合相を用いた場合、比
較的狭い温度範囲での急激な温度サイクルに対しては安
定であるが、自動車用などの要求される室温から900
度C程度までの広い温度範囲の温度サイクルに対しては
比較的不安定で、しばしば磁器が割れるなどの事故が発
生した。−方、ZrO2−Y2O3系磁器として立方晶
系のZrO2相のみを用いた場合には、室温から900
度C程度までの広い温度範囲のゆるやかな温度サイクル
に対しては安定であるが、その熱膨張係数が100〜1
20×10−7ACと大きいために30〜50度C/S
ecのような急激な熱衝撃に対しては不安定であつた。
のZrO2相と単斜晶系のZrO2相との混合相を用い
て、その熱膨張係数を小さくし、耐熱衝撃性を高めるこ
とがおこなわれている。しかしながら、ZrO2−Y2
O3系磁器として土述のような混合相を用いた場合、比
較的狭い温度範囲での急激な温度サイクルに対しては安
定であるが、自動車用などの要求される室温から900
度C程度までの広い温度範囲の温度サイクルに対しては
比較的不安定で、しばしば磁器が割れるなどの事故が発
生した。−方、ZrO2−Y2O3系磁器として立方晶
系のZrO2相のみを用いた場合には、室温から900
度C程度までの広い温度範囲のゆるやかな温度サイクル
に対しては安定であるが、その熱膨張係数が100〜1
20×10−7ACと大きいために30〜50度C/S
ecのような急激な熱衝撃に対しては不安定であつた。
このように、従来技術では自動車に用いる際要求される
広い温度範囲での急激な熱衝撃に対して安定なZrO2
−Y2O3系磁器を得ることは困難であつた。
広い温度範囲での急激な熱衝撃に対して安定なZrO2
−Y2O3系磁器を得ることは困難であつた。
本発明は、自動車排ガスセンサとして適した、対熱衝撃
に対する安定な酸素センサを提供することを目的として
いる。
に対する安定な酸素センサを提供することを目的として
いる。
本発明の他の1つの目的は上述した安定なZrO2−Y
2O3系磁器を用いた酸素センサを容易に製造できる製
法を提供するにある。
2O3系磁器を用いた酸素センサを容易に製造できる製
法を提供するにある。
本発明のZrO2酸素センサは、ZrO2−Y2O3系
磁器から成る固体電解質を用いた酸素センサにおいて、
上記磁器は室温で立方晶系の第1のZrO2相と室温で
単斜晶系の第2のZrO2相の混合相から構成されてお
り、かつ、上記第2のZrO2相中のY2O3の平均濃
度が0.01〜1m0t%であることを特徴としている
。
磁器から成る固体電解質を用いた酸素センサにおいて、
上記磁器は室温で立方晶系の第1のZrO2相と室温で
単斜晶系の第2のZrO2相の混合相から構成されてお
り、かつ、上記第2のZrO2相中のY2O3の平均濃
度が0.01〜1m0t%であることを特徴としている
。
また、本発明のZrO2酸素センサの製法は、ZrO2
粉末とY2O3粉末とを混合、成形、焼成する工程から
成るZrO2酸素センサの製造方法において、上記Zr
O2粉末として平均粒径が0.05〜0.3μmのもの
を用・屯かつ、焼成温度を1350・〜1550度Cの
範囲にすることを特徴としている。種々検討した結果、
従来法で得られる立方晶と単斜晶の混合系から成るZr
O2−Y2O3系磁器が割れやすいのは、磁器の焼結性
を高める目的で焼成温度1700〜1900度C程度に
しているために焼成中にZrO2中へのY2O3の拡散
が激しくおこり、単斜晶系のZrO2中のY2O3濃度
が約3〜4m0t%と高くなつて、単斜晶系二正方晶系
の相転移温度が500〜600度C程度となり、室温か
ら900度Cまでの温度サイクル時に相転移のおこるこ
とにあることがわかつた。
粉末とY2O3粉末とを混合、成形、焼成する工程から
成るZrO2酸素センサの製造方法において、上記Zr
O2粉末として平均粒径が0.05〜0.3μmのもの
を用・屯かつ、焼成温度を1350・〜1550度Cの
範囲にすることを特徴としている。種々検討した結果、
従来法で得られる立方晶と単斜晶の混合系から成るZr
O2−Y2O3系磁器が割れやすいのは、磁器の焼結性
を高める目的で焼成温度1700〜1900度C程度に
しているために焼成中にZrO2中へのY2O3の拡散
が激しくおこり、単斜晶系のZrO2中のY2O3濃度
が約3〜4m0t%と高くなつて、単斜晶系二正方晶系
の相転移温度が500〜600度C程度となり、室温か
ら900度Cまでの温度サイクル時に相転移のおこるこ
とにあることがわかつた。
この単斜晶系二正方晶系の相転移によつてZrO2の体
積は約7%変化するため、温度サイクルによつて相転移
をくり返すと磁器にクラツクが入り、割れる。本発明の
ZrO2酸素センサにおいては、磁器の焼成温度を低く
することによつて単斜晶系のZrO2中へのY2O3の
拡散をできるだけおさえ、単斜晶系のZrO2中のY2
O3平均濃度を少くしている。単斜晶系のZrO2中へ
のY2O3の拡散をおさえることにより、磁器の相転移
温度を高くして実用温度範囲では相転移が起らなくする
ことが可能となる。このように、立方晶系のZrO2相
とY2O3含有量の少い単斜晶系のZrO2の混晶を用
いることにより、磁器の熱膨張係数を小さくし、かつ、
相転移をおさえることができるため、本発明のZrO2
−Y2O3系磁器を用いた酸素センサは広い温度範囲に
おける急激な熱衝撃に対して安定である。本発明のZr
O2酸素センサを自動車用として用いる場合、室温から
約900度Cまでの温度範囲にわたつて磁器が熱的に安
定なことが要求される。
積は約7%変化するため、温度サイクルによつて相転移
をくり返すと磁器にクラツクが入り、割れる。本発明の
ZrO2酸素センサにおいては、磁器の焼成温度を低く
することによつて単斜晶系のZrO2中へのY2O3の
拡散をできるだけおさえ、単斜晶系のZrO2中のY2
O3平均濃度を少くしている。単斜晶系のZrO2中へ
のY2O3の拡散をおさえることにより、磁器の相転移
温度を高くして実用温度範囲では相転移が起らなくする
ことが可能となる。このように、立方晶系のZrO2相
とY2O3含有量の少い単斜晶系のZrO2の混晶を用
いることにより、磁器の熱膨張係数を小さくし、かつ、
相転移をおさえることができるため、本発明のZrO2
−Y2O3系磁器を用いた酸素センサは広い温度範囲に
おける急激な熱衝撃に対して安定である。本発明のZr
O2酸素センサを自動車用として用いる場合、室温から
約900度Cまでの温度範囲にわたつて磁器が熱的に安
定なことが要求される。
この要求を満足するためには、単斜晶系のZrO2中の
Y2O3の平均濃度が1m0t%以下であることが必要
である。Y2O3の平均濃度が1m0t%以上になると
単斜晶系二正方晶系の相転移温度が900度C以下とな
つて、使用条件で磁器が割れやすくなる。なお、焼成の
際にY2O3あるいはY2O3を含んだZrO2からY
2O3を含まないZrO2中へY2O3の拡散がおこる
ため、Y2O3の濃度は立方晶のZrO2から単斜晶の
ZrO2へと連続的に変化し、単斜晶系のZrO2の中
にもY2O3含有量が3〜4ma(F6の相が若干存在
する。しかしながら、単斜晶系のZrO2とY2O3を
混合して焼成するという普通の製造条件では、単斜晶系
のZrO2中のY2O3平均濃度が1m0t%以下の際
にはY2O3含有量が3〜4m0t%の単斜晶系のZr
O2相の量はきわめて少く、耐熱衝撃性に対する影響は
ほとんど無視できる。ZrO2の焼結温度はZrO2単
独では約1800度C以上と高く、これにY2O3が若
干拡散することによつて焼結が進行しやすくなり、焼結
温度が低下する。
Y2O3の平均濃度が1m0t%以下であることが必要
である。Y2O3の平均濃度が1m0t%以上になると
単斜晶系二正方晶系の相転移温度が900度C以下とな
つて、使用条件で磁器が割れやすくなる。なお、焼成の
際にY2O3あるいはY2O3を含んだZrO2からY
2O3を含まないZrO2中へY2O3の拡散がおこる
ため、Y2O3の濃度は立方晶のZrO2から単斜晶の
ZrO2へと連続的に変化し、単斜晶系のZrO2の中
にもY2O3含有量が3〜4ma(F6の相が若干存在
する。しかしながら、単斜晶系のZrO2とY2O3を
混合して焼成するという普通の製造条件では、単斜晶系
のZrO2中のY2O3平均濃度が1m0t%以下の際
にはY2O3含有量が3〜4m0t%の単斜晶系のZr
O2相の量はきわめて少く、耐熱衝撃性に対する影響は
ほとんど無視できる。ZrO2の焼結温度はZrO2単
独では約1800度C以上と高く、これにY2O3が若
干拡散することによつて焼結が進行しやすくなり、焼結
温度が低下する。
したがつて、単斜晶系のZrO2中のY2O3濃度がo
になるとこの部分の焼結性が悪くなつてガスもれがおこ
り、酸素センサとして使用するのが困難となる。焼結性
を高めるためのY2O3量としては約0.01m0ι%
程度以上であれば良く、単斜晶系のZrO2中のY2O
3平均濃度が0.01m0t%以上となれば磁器のガス
もれの恐れが無くなる。自動車用として酸素センサを用
いる際に要求される30・〜50度C / Secとい
う熱衝撃に耐えるためには、ZrO2−Y2O3系磁器
の熱膨張係数が約70×10−7/℃以下であれば良い
。
になるとこの部分の焼結性が悪くなつてガスもれがおこ
り、酸素センサとして使用するのが困難となる。焼結性
を高めるためのY2O3量としては約0.01m0ι%
程度以上であれば良く、単斜晶系のZrO2中のY2O
3平均濃度が0.01m0t%以上となれば磁器のガス
もれの恐れが無くなる。自動車用として酸素センサを用
いる際に要求される30・〜50度C / Secとい
う熱衝撃に耐えるためには、ZrO2−Y2O3系磁器
の熱膨張係数が約70×10−7/℃以下であれば良い
。
このためには、磁器中の単斜晶系のZrO2相の存在量
を10m0t%以上とすれば良い。単斜晶系のZrO2
相の存在量が10m0t%以下となると、磁器の熱膨張
係数が大きくなつて、耐熱衝撃性が低下する。磁器の耐
熱衝撃性の面からは、単斜晶系のZrO2相の量が多け
れば多いほど良いが、あまり多くなりすぎると磁器を製
造するための焼成工程の冷却過程で高温相(正方晶系)
→低温相(単斜晶系)への相転移のために試料が割れる
ことがしばしばおこる。
を10m0t%以上とすれば良い。単斜晶系のZrO2
相の存在量が10m0t%以下となると、磁器の熱膨張
係数が大きくなつて、耐熱衝撃性が低下する。磁器の耐
熱衝撃性の面からは、単斜晶系のZrO2相の量が多け
れば多いほど良いが、あまり多くなりすぎると磁器を製
造するための焼成工程の冷却過程で高温相(正方晶系)
→低温相(単斜晶系)への相転移のために試料が割れる
ことがしばしばおこる。
焼成工程での磁器の割れを防止するためには、磁器中の
単斜晶系のZrO2相の存在量を50m0t%以下にす
ることが必要である。また、単斜晶系のZrO2相の抵
抗率は立方晶系のZrO2相の抵抗率よりも高いため、
磁器中の単斜晶系のZrO2の存在量が多くなりすぎる
と、酸素センサの内部抵抗が高くなるという難点もある
。ZrO2−Y2O3系磁器中のY2O3量としては4
〜8m0tCj6の範囲内であることが望ましい。Y2
O3量が4m0t%未満になると、立方晶系のZrO2
中のY2O3の平均濃度が低くなつて酸素センサの内部
抵抗が高くなつたり、焼成時に相転移によつて磁器が割
れやすくなるなどの欠点がある。なお、内部抵抗の面か
ら考えると、立方晶のZrO2中のY2O3含有量を約
8m0t%とすることが最も望ましい。また、Y2O3
量が8m0t%以上となるとY2O3と接触するZrO
2の量が増すために、焼成時にZrO2中へのY2O3
の拡散がおこりやすくなり、単斜晶ZrO2の存在量が
工0m0t%以下となつて、熱膨張係数が大きくなりや
すい。
単斜晶系のZrO2相の存在量を50m0t%以下にす
ることが必要である。また、単斜晶系のZrO2相の抵
抗率は立方晶系のZrO2相の抵抗率よりも高いため、
磁器中の単斜晶系のZrO2の存在量が多くなりすぎる
と、酸素センサの内部抵抗が高くなるという難点もある
。ZrO2−Y2O3系磁器中のY2O3量としては4
〜8m0tCj6の範囲内であることが望ましい。Y2
O3量が4m0t%未満になると、立方晶系のZrO2
中のY2O3の平均濃度が低くなつて酸素センサの内部
抵抗が高くなつたり、焼成時に相転移によつて磁器が割
れやすくなるなどの欠点がある。なお、内部抵抗の面か
ら考えると、立方晶のZrO2中のY2O3含有量を約
8m0t%とすることが最も望ましい。また、Y2O3
量が8m0t%以上となるとY2O3と接触するZrO
2の量が増すために、焼成時にZrO2中へのY2O3
の拡散がおこりやすくなり、単斜晶ZrO2の存在量が
工0m0t%以下となつて、熱膨張係数が大きくなりや
すい。
この欠点を防ぐためには焼成温度を下げてY2O3の拡
散を防止すればよいが、Y2O3含有量4m0ι%以上
ではY2O3量と共に磁器の焼結性が低下する傾向にあ
るため、低温焼成するとガスもれが止まらないという難
点を生ずる。なお、Y2O3添加量が多くなりすぎると
磁器の焼結性が低下する事実は、Y2O3そのものの焼
結性が悪く、2000度C以上の高温でないと充分焼結
しない事実と関係があるものと考えられる。
散を防止すればよいが、Y2O3含有量4m0ι%以上
ではY2O3量と共に磁器の焼結性が低下する傾向にあ
るため、低温焼成するとガスもれが止まらないという難
点を生ずる。なお、Y2O3添加量が多くなりすぎると
磁器の焼結性が低下する事実は、Y2O3そのものの焼
結性が悪く、2000度C以上の高温でないと充分焼結
しない事実と関係があるものと考えられる。
また、酸素センサの内部抵抗を最も低くするという点か
らは、Y2O3含有量が6〜8m0t%であることが望
ましい。Y2O3含有量がこの範囲からはずれると内部
抵抗が高くなつて、酸素センサの低温作動が困難となる
。本発明のZrO2酸素センサを製造するためには、Z
rO2粉末とY2O3粉末とを混合し、適当なバインダ
を加えて成形し、これを焼成後、磁器の両面に電極を付
ければよい。
らは、Y2O3含有量が6〜8m0t%であることが望
ましい。Y2O3含有量がこの範囲からはずれると内部
抵抗が高くなつて、酸素センサの低温作動が困難となる
。本発明のZrO2酸素センサを製造するためには、Z
rO2粉末とY2O3粉末とを混合し、適当なバインダ
を加えて成形し、これを焼成後、磁器の両面に電極を付
ければよい。
この製造工程において、焼成温度としては1550度C
以下であることが必要である。焼成温度がこれ以上にな
ると、ZrO2中へのY2O3の拡散が激しくおこり、
すべてのZrO2が立方晶になつたり、あるいは、一部
のZrO2が単斜晶にとどまつたとしても、その中のY
2O3濃度が高くなつて単斜晶=正方晶の相転移温度が
低下する。単斜晶系のZrO2の相転移温度を高く保つ
ためには、焼成温度は低いほど望ましい。
以下であることが必要である。焼成温度がこれ以上にな
ると、ZrO2中へのY2O3の拡散が激しくおこり、
すべてのZrO2が立方晶になつたり、あるいは、一部
のZrO2が単斜晶にとどまつたとしても、その中のY
2O3濃度が高くなつて単斜晶=正方晶の相転移温度が
低下する。単斜晶系のZrO2の相転移温度を高く保つ
ためには、焼成温度は低いほど望ましい。
しかしながら焼成温度が1350度C以下まで下るとZ
rO2とY2O3との反応がほとんどおこらなくなつて
、得られる磁器の焼結性がきわめて悪く、ガスもれが激
しくおこるという難点を生ずる。用いるZrO2粉末の
粒径としては、低温焼結しやすくするという面から小さ
いほうが望ましい。
rO2とY2O3との反応がほとんどおこらなくなつて
、得られる磁器の焼結性がきわめて悪く、ガスもれが激
しくおこるという難点を生ずる。用いるZrO2粉末の
粒径としては、低温焼結しやすくするという面から小さ
いほうが望ましい。
工550度C以下の温度で焼成するためには、約0.3
μm以下の粒径であることが必要である。また、望まし
くはZrO2粉末の粒径を0.1μm以下にして、14
50度C程度の低温で焼成するのが最も良い。ZrO2
粉末の粒径があまり小さくなりすぎると、吸湿性を生じ
たり、飛びちりやすくなつたりして原料の取扱いが困難
ほなると、および、磁器の成形が困難となつてラミネー
シヨンがおこりやすくなるなどの難点を生ずる。
μm以下の粒径であることが必要である。また、望まし
くはZrO2粉末の粒径を0.1μm以下にして、14
50度C程度の低温で焼成するのが最も良い。ZrO2
粉末の粒径があまり小さくなりすぎると、吸湿性を生じ
たり、飛びちりやすくなつたりして原料の取扱いが困難
ほなると、および、磁器の成形が困難となつてラミネー
シヨンがおこりやすくなるなどの難点を生ずる。
このため、ZrO2粉末の粒径としては0.05μm以
上であることが望ましい。なお、原料として用いるY2
O3粉末の粒径も焼結性などに若干影響するが、用いる
量がZrO2に較ぺて少いために、ZrO2粉末の粒径
の影響に較べるとその影響は小さい。
上であることが望ましい。なお、原料として用いるY2
O3粉末の粒径も焼結性などに若干影響するが、用いる
量がZrO2に較ぺて少いために、ZrO2粉末の粒径
の影響に較べるとその影響は小さい。
また、原料として用いるY2O3の量としては4〜8m
01!)の範囲であることが望ましい。
01!)の範囲であることが望ましい。
Y2O3量が8m0t%を越えると前述のように磁器の
焼結性が低下する。Y2O3量が4m0t%未満となる
と、Y2O3と接触するZrO2の量が少くなるために
、焼結後の磁器中の単斜晶系のZrO2量を50m0t
%以下とするためには比較的高温で焼成してY2O3を
広い範囲で拡散する必要を生ずる。このため、1単斜晶
系のZrO2でY2O3量が1m0t%以上の相や立方
晶系のZrO2でY2O3量が8m0t%以下の相など
のような酸素センサとして好ましくない相ができやすく
なること、2焼成に用いる装置の消耗が激しくなつたり
、焼成工程がコスト高となつたりすること、の欠点を生
ずる。以上の説明では、ZrO2−Y2O3系磁器とし
てZrO2とY2O3の2成分系についてのみ述ぺたが
、これに少量の焼結助剤、例えばAt2O3,SiO2
,Fe2O3,CaO,MgOなどが添加されていても
本発明の効果には変わりはない。
焼結性が低下する。Y2O3量が4m0t%未満となる
と、Y2O3と接触するZrO2の量が少くなるために
、焼結後の磁器中の単斜晶系のZrO2量を50m0t
%以下とするためには比較的高温で焼成してY2O3を
広い範囲で拡散する必要を生ずる。このため、1単斜晶
系のZrO2でY2O3量が1m0t%以上の相や立方
晶系のZrO2でY2O3量が8m0t%以下の相など
のような酸素センサとして好ましくない相ができやすく
なること、2焼成に用いる装置の消耗が激しくなつたり
、焼成工程がコスト高となつたりすること、の欠点を生
ずる。以上の説明では、ZrO2−Y2O3系磁器とし
てZrO2とY2O3の2成分系についてのみ述ぺたが
、これに少量の焼結助剤、例えばAt2O3,SiO2
,Fe2O3,CaO,MgOなどが添加されていても
本発明の効果には変わりはない。
また、原料としてZrO2,Y2O3などの酸化物の代
りに、Zr,Yの炭酸塩、シユウ酸塩、硝酸塩、有機金
属塩などのように加熱して酸化物に変化する化合物を用
いても良いことは言うまでもない。なお、これらの化合
物を用いた場合、加熱して酸化物に変化した直後の粒径
が磁器の焼結性に大きな影響を与える。以下、本発明を
実施例によつて説明する。
りに、Zr,Yの炭酸塩、シユウ酸塩、硝酸塩、有機金
属塩などのように加熱して酸化物に変化する化合物を用
いても良いことは言うまでもない。なお、これらの化合
物を用いた場合、加熱して酸化物に変化した直後の粒径
が磁器の焼結性に大きな影響を与える。以下、本発明を
実施例によつて説明する。
〔実施例 1〕
高純度化学研究所社製の酸化ジルコニウム(純度99.
9%、平均粒径0.1μm)に第1稀元素化学工業社製
の酸化イツトリウム(純度99.9%、平均粒径3μm
)7.09重量(fl)(4m0t%)および多木化学
社製の2酸化ケイ素(商品名:ビタシール+1500)
0.5重量%を加え、ライカイ機を用いて2時間かく拌
した。
9%、平均粒径0.1μm)に第1稀元素化学工業社製
の酸化イツトリウム(純度99.9%、平均粒径3μm
)7.09重量(fl)(4m0t%)および多木化学
社製の2酸化ケイ素(商品名:ビタシール+1500)
0.5重量%を加え、ライカイ機を用いて2時間かく拌
した。
次に、これを電気炉により1300度Cで2時間仮焼し
た後、A′03製振動ミルに20時間かけ平均粒径0.
2μmに粉砕した。バインダーとしてパラフイン3%を
加えた後、これを袋管状に成形し、空気中1500度C
で1時間焼成して素子を形成した。次に、袋管状素子の
内側および外側に塩化白金酸溶液の焼付け法により白金
電極を形成した。得られた素子の構造を第1図に示す。
得られたZrO2磁器の熱膨張係数は室温から900度
Cまでの範囲内で約55X10−7/度C1高温X線回
折により求めた単斜晶系→正方晶系の相転移温度は約9
50度C(これは、単斜晶系ZrO2中のY2O3含有
量が約0.7m0t%であることに相当する)、室温に
おける単斜晶系ZrO2相の存在量は約35%であつた
。
た後、A′03製振動ミルに20時間かけ平均粒径0.
2μmに粉砕した。バインダーとしてパラフイン3%を
加えた後、これを袋管状に成形し、空気中1500度C
で1時間焼成して素子を形成した。次に、袋管状素子の
内側および外側に塩化白金酸溶液の焼付け法により白金
電極を形成した。得られた素子の構造を第1図に示す。
得られたZrO2磁器の熱膨張係数は室温から900度
Cまでの範囲内で約55X10−7/度C1高温X線回
折により求めた単斜晶系→正方晶系の相転移温度は約9
50度C(これは、単斜晶系ZrO2中のY2O3含有
量が約0.7m0t%であることに相当する)、室温に
おける単斜晶系ZrO2相の存在量は約35%であつた
。
また、素子の破断面のSEM観察の結果、この素子は粒
径2〜5μmの立方晶系のZrO2相の粒界の所々に粒
径、0.1〜0.3μmの単斜晶系のZrO2相が固ま
つて存在した構造を持つていた。これは、Y2O3粒子
に近接したZrO2中には焼結時にY2O3の拡散がお
こつてZrO2が立方晶となると共に粒成長がおこるの
に対して、Y2O3粒子から離れたZrO2中にはY2
O3の拡散があまりおこらないため、ZrO2は学科晶
系にとどまつて粒成長がほとんどおこらないことを示し
ている。
径2〜5μmの立方晶系のZrO2相の粒界の所々に粒
径、0.1〜0.3μmの単斜晶系のZrO2相が固ま
つて存在した構造を持つていた。これは、Y2O3粒子
に近接したZrO2中には焼結時にY2O3の拡散がお
こつてZrO2が立方晶となると共に粒成長がおこるの
に対して、Y2O3粒子から離れたZrO2中にはY2
O3の拡散があまりおこらないため、ZrO2は学科晶
系にとどまつて粒成長がほとんどおこらないことを示し
ている。
袋管状素子に炎温度1050度Cのガス炎を30秒あて
、その後空気を2分送るという方法(室温:900度C
l4O度C/Secの熱サイクル試験に相当する)、お
よび、500度Cに加熱した素子を誓に投入するという
方法で熱衝撃試験をした結果、素子の割れはまつたく認
められなかつた。また、電極付けした素子を自動車エン
ジンの排気管に取り付けて10万hの走行試験をおこな
つた結果、素子の割れは認められなかつた。同様な方法
で、素子の焼成温度を1300度C,l4OO度C,l
55O度C,l6OO度Cと変化した試料を作製した。
この結果、1300度C焼成試料では焼結不充分となつ
てガスもれがおこり、かつ、室温における単斜晶系Zr
O2の存在量も約70(F6と大きくなつた。また、1
600度C焼成試料では単斜晶系ZrO2中へY2O3
が拡散した結果、Y2O3含有量が約1.5m0t(F
6と高くなつて、単斜晶系→正方晶系の相転移温度が約
800度Cとなり、室温二900度Cの熱衝撃試験の際
に割れやすい欠点を生ピた。一方、1400度Cおよび
1550度Cで焼成した試料の単斜晶系ZrO2相の量
はそれぞれ約45(f)および約30(F6、また、単
斜晶系→正方晶系の相転移温度はそれぞれ1000度C
,9OO度Cとなり、自動車排ガスセンサとして用いる
際の耐熱衝撃性について何ら問題はなかつた。
、その後空気を2分送るという方法(室温:900度C
l4O度C/Secの熱サイクル試験に相当する)、お
よび、500度Cに加熱した素子を誓に投入するという
方法で熱衝撃試験をした結果、素子の割れはまつたく認
められなかつた。また、電極付けした素子を自動車エン
ジンの排気管に取り付けて10万hの走行試験をおこな
つた結果、素子の割れは認められなかつた。同様な方法
で、素子の焼成温度を1300度C,l4OO度C,l
55O度C,l6OO度Cと変化した試料を作製した。
この結果、1300度C焼成試料では焼結不充分となつ
てガスもれがおこり、かつ、室温における単斜晶系Zr
O2の存在量も約70(F6と大きくなつた。また、1
600度C焼成試料では単斜晶系ZrO2中へY2O3
が拡散した結果、Y2O3含有量が約1.5m0t(F
6と高くなつて、単斜晶系→正方晶系の相転移温度が約
800度Cとなり、室温二900度Cの熱衝撃試験の際
に割れやすい欠点を生ピた。一方、1400度Cおよび
1550度Cで焼成した試料の単斜晶系ZrO2相の量
はそれぞれ約45(f)および約30(F6、また、単
斜晶系→正方晶系の相転移温度はそれぞれ1000度C
,9OO度Cとなり、自動車排ガスセンサとして用いる
際の耐熱衝撃性について何ら問題はなかつた。
〔実施例 2〕高純度化学研究所社製の酸化ジルコニウ
ム(純度99.9(f)、平均粒径0.1μm)に第1
稀元素化学工業社製の酸化イツトリウム(純度99.9
%、平均粒径3μm)を加え、振動ミルを用いて10ぅ
時間かく拌した。
ム(純度99.9(f)、平均粒径0.1μm)に第1
稀元素化学工業社製の酸化イツトリウム(純度99.9
%、平均粒径3μm)を加え、振動ミルを用いて10ぅ
時間かく拌した。
次にこれにバインダーとしてPVA水溶液を加え、ラバ
ーブレス法および研削によつて、袋管状に成形した後、
空気中で1時間焼成した。酸化イントリウムの添加量お
よび焼成温度を変化した時の試料の特性を第1表に示す
。
ーブレス法および研削によつて、袋管状に成形した後、
空気中で1時間焼成した。酸化イントリウムの添加量お
よび焼成温度を変化した時の試料の特性を第1表に示す
。
第1表において、単斜晶ZrO2の存在量は粉末X線回
折線の強度を用いて、下式により計算した。単斜晶→正
方晶の相転移温度は、高温X線回折によつて単斜晶の存
在量の温度変化を求め、単斜晶の存在量が室温の50%
となる温度とした。
折線の強度を用いて、下式により計算した。単斜晶→正
方晶の相転移温度は、高温X線回折によつて単斜晶の存
在量の温度変化を求め、単斜晶の存在量が室温の50%
となる温度とした。
また、単斜晶ZrO2中のY2O3存在量は、Y2O3
量をO〜5m0t%と違えた単斜晶ZrO2の試料を用
いて相転移温度を求め、このデータと第1表の相転移温
度から推定して求めた。ガスもれ量は、150×21の
ペレツト状試料の片側に1.5Kf/Cdの圧力をかけ
、ペレツトを通して流れるN2ガス流量を示している。
量をO〜5m0t%と違えた単斜晶ZrO2の試料を用
いて相転移温度を求め、このデータと第1表の相転移温
度から推定して求めた。ガスもれ量は、150×21の
ペレツト状試料の片側に1.5Kf/Cdの圧力をかけ
、ペレツトを通して流れるN2ガス流量を示している。
なお、酸素センサとして用いる場合、一般におこなわれ
ているように袋管状素子の内側に外気が自由に出入りで
きる構造では1m!/分以下程度のガスもれであればセ
ンサの特性上問題はない。しかしながら、センサの水ぬ
れ防止などの目的でセンサを密閉し、袋管状素子の内側
が外気から遮断された構造ではガスもれがまつたく無い
ことが要求される。第1表に見られるように、Y2O3
添加量が2m0t%の試料(屋1〜3)およびY2O3
4mOt%1300度C焼成試料(屋4)では焼結後の
単斜晶ZrO2量が多いために、焼成の冷却過程で素子
が割れるという事故がしばしばおこつた。一方、黒5〜
黒21試料ではこのような事故は認められなかつた。ま
た、Y2O3添加量が10m0t%の試料(黒20,2
1)およびY2O38mOt%1550度C焼成試料(
應19)では、単斜晶ZrO2の存在量が少いために熱
膨張係数が大きく、300度Cから水中投入する際の熱
衝撃で素子にクラツクが入つた。
ているように袋管状素子の内側に外気が自由に出入りで
きる構造では1m!/分以下程度のガスもれであればセ
ンサの特性上問題はない。しかしながら、センサの水ぬ
れ防止などの目的でセンサを密閉し、袋管状素子の内側
が外気から遮断された構造ではガスもれがまつたく無い
ことが要求される。第1表に見られるように、Y2O3
添加量が2m0t%の試料(屋1〜3)およびY2O3
4mOt%1300度C焼成試料(屋4)では焼結後の
単斜晶ZrO2量が多いために、焼成の冷却過程で素子
が割れるという事故がしばしばおこつた。一方、黒5〜
黒21試料ではこのような事故は認められなかつた。ま
た、Y2O3添加量が10m0t%の試料(黒20,2
1)およびY2O38mOt%1550度C焼成試料(
應19)では、単斜晶ZrO2の存在量が少いために熱
膨張係数が大きく、300度Cから水中投入する際の熱
衝撃で素子にクラツクが入つた。
また、應7および黒15の試料では単斜晶→正方晶の相
転移温度が低く、室温二900度C,2O度C/Sec
の熱サイクル試験時に素子にクラツクが入つた。−方、
應5,6,9,10,11,13,14,17,18の
試料では単斜晶→正方晶の相転移温度が900度C以上
と高く、室温J9OO度C,4O度C/Secの熱サイ
クル試験および500度Cからの水中投入試験でも、素
子の割れはまつたく認められなかつた。
転移温度が低く、室温二900度C,2O度C/Sec
の熱サイクル試験時に素子にクラツクが入つた。−方、
應5,6,9,10,11,13,14,17,18の
試料では単斜晶→正方晶の相転移温度が900度C以上
と高く、室温J9OO度C,4O度C/Secの熱サイ
クル試験および500度Cからの水中投入試験でも、素
子の割れはまつたく認められなかつた。
なお、第2図は代表的な例として應6,7,13,21
の試料の熱膨張曲線を示している。また、黒4,8,1
2,16の試料では焼成温度が低いためにガスもれが激
しく、酸素センサとして使用不能であつた。
の試料の熱膨張曲線を示している。また、黒4,8,1
2,16の試料では焼成温度が低いためにガスもれが激
しく、酸素センサとして使用不能であつた。
一方、Y2O3量が4〜6n10t%の試料では135
0度C以上の温度で、Y2O3量が7〜8m0t%の試
料では1400度C以上の温度で暁成すればガスもれは
ほとんど問題なくなり、また、前者では1400度C以
上、後者では1450度C以上の温度で焼成すればガス
もれはまつたく無くなつた。なお、Y2O3量が4m0
t%の黒5,6の素子(第1図の構造の酸素センサ)の
内部抵抗は2〜3MΩ(260度C)、Y2O3量が6
〜8m0t%の素子(應9〜11,13,14,17,
18)の内部抵抗は同じ温度で約1MΩであり、例えば
内部抵抗1MΩの検出器を用いた場合、後者のほうが約
30度C低温で作動できるという長所がある。
0度C以上の温度で、Y2O3量が7〜8m0t%の試
料では1400度C以上の温度で暁成すればガスもれは
ほとんど問題なくなり、また、前者では1400度C以
上、後者では1450度C以上の温度で焼成すればガス
もれはまつたく無くなつた。なお、Y2O3量が4m0
t%の黒5,6の素子(第1図の構造の酸素センサ)の
内部抵抗は2〜3MΩ(260度C)、Y2O3量が6
〜8m0t%の素子(應9〜11,13,14,17,
18)の内部抵抗は同じ温度で約1MΩであり、例えば
内部抵抗1MΩの検出器を用いた場合、後者のほうが約
30度C低温で作動できるという長所がある。
また、N2−02混合ガス中の起電力より求めた250
〜300度C前後における酸素イオンの輸率も前者が0
.7〜0。8であるのに対して後者は0.9〜0.95
と大きく、酸素センサとして後者のほうが低温動作に適
していることがわかる。
〜300度C前後における酸素イオンの輸率も前者が0
.7〜0。8であるのに対して後者は0.9〜0.95
と大きく、酸素センサとして後者のほうが低温動作に適
していることがわかる。
自動車用排ガスセンサとして用いる場合、250〜26
0度Cの低温までセンサが作動すればアイドリング時の
排ガス対策が可能となるという大きな利点があり、この
点でY2O3量が6〜8m0t%の試料は特にすぐれて
いる。〔実施例 3〕 第1稀元素化学工業社製の酸化ジルコニウム(SPZl
純度99.9%、平均粒径0.5μm)に第1稀元素化
学工業社製の酸化イツトリウム7.09重量%(4m0
t%)あるいは12.12重量(f)(7m0t)、お
よび、2酸化ケイ素0.5重量%および酸化アルミニウ
ム0.1重量%を加え、ライカイ機を用いて2時間かく
拌した。
0度Cの低温までセンサが作動すればアイドリング時の
排ガス対策が可能となるという大きな利点があり、この
点でY2O3量が6〜8m0t%の試料は特にすぐれて
いる。〔実施例 3〕 第1稀元素化学工業社製の酸化ジルコニウム(SPZl
純度99.9%、平均粒径0.5μm)に第1稀元素化
学工業社製の酸化イツトリウム7.09重量%(4m0
t%)あるいは12.12重量(f)(7m0t)、お
よび、2酸化ケイ素0.5重量%および酸化アルミニウ
ム0.1重量%を加え、ライカイ機を用いて2時間かく
拌した。
次に、これを電気炉により1300度C2時間仮炉した
後、振動ミルに2〜80時間かけて、平均粒径0.5μ
MlO.3μMlO.lμmの3種類の粒径の原料粉を
形成した。バインダーとしてパラフイン3%を加えた後
、これを180×2.5tに成形し、空気中1300〜
1600度Cで1時間焼成した。得られた試料のガスも
れ量を調べた所、平均粒径0.5μmの原料粉を用いた
試料では1600度Cで焼成してもガスもれが止まらな
かつた。
後、振動ミルに2〜80時間かけて、平均粒径0.5μ
MlO.3μMlO.lμmの3種類の粒径の原料粉を
形成した。バインダーとしてパラフイン3%を加えた後
、これを180×2.5tに成形し、空気中1300〜
1600度Cで1時間焼成した。得られた試料のガスも
れ量を調べた所、平均粒径0.5μmの原料粉を用いた
試料では1600度Cで焼成してもガスもれが止まらな
かつた。
一方、平均粒径0.3μmの原料粉を用いた試料では1
450度C以下ではガスもれが10mt/分以上と大き
かつたが、1500度C焼成試料では0.3r!!l/
分(Y2O3添加量4m0t%の試料)、1d/分(Y
2O3添加量7m0t%の試料)、また、1550度C
以上の温度で焼成した試料ではガスもれは認められなか
つた。また、平均粒径0.1μmの原料粉を用いた場合
、Y2O3添加量4m0t%の試料では1400度C以
上、7m0t%の試料では1450度C以上で焼成すれ
ばガスもれはまつたく無くなつた。
450度C以下ではガスもれが10mt/分以上と大き
かつたが、1500度C焼成試料では0.3r!!l/
分(Y2O3添加量4m0t%の試料)、1d/分(Y
2O3添加量7m0t%の試料)、また、1550度C
以上の温度で焼成した試料ではガスもれは認められなか
つた。また、平均粒径0.1μmの原料粉を用いた場合
、Y2O3添加量4m0t%の試料では1400度C以
上、7m0t%の試料では1450度C以上で焼成すれ
ばガスもれはまつたく無くなつた。
第1図は本発明の実施例を示す酸素センサ素子の構造を
示す断面図、第2図は本発明の実施例で得られた試料の
熱膨張特性を示す曲線図である。 1・・・・・・ZrO2−Y2O3系磁器、2・・・・
・・外側白金電極、3・・・・・・内側白金電極。
示す断面図、第2図は本発明の実施例で得られた試料の
熱膨張特性を示す曲線図である。 1・・・・・・ZrO2−Y2O3系磁器、2・・・・
・・外側白金電極、3・・・・・・内側白金電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ZrO_2−Y_2O_3系磁器から成る固体電解
質を用いた酸素センサにおいて、上記磁器は室温で立方
晶系の第1のZrO_2相と室温で単斜晶系の第2のZ
rO_2相の混合相から構成されており、かつ、上記第
2のZrO_2相中のY_2O_3の平均濃度が0.0
1〜1mol%であり、単斜晶系から立方晶系への相転
移温度が900℃以上であることを特徴とする酸素セン
サ。 2 特許請求の範囲第1項記載の酸素センサにおいて、
上記磁器中の上記第2のZrO_2相の存在量が10〜
50mol%の範囲にあることを特徴とする酸素センサ
。 3 特許請求の範囲第1項および第2項記載の酸素セン
サにおいて、上記磁器中のY_2O_3の存在量が4〜
8mol%の範囲にあることを特徴とするZrO_2酸
素センサ。 4 ZrO_2粉末とY_2O_3粉末とを混合、成形
、焼成する工程から成るZrO_2酸素センサの製造方
法において、上記ZrO_2粉末として平均粒径が0.
05〜0.3μmのものを用い、かつ、焼成温度を13
50〜1550度Cの範囲にすることを特徴とする酸素
センサの製法。 5 特許請求の範囲第4項記載の製造方法においいて、
原料中のY_2O_3の存在量を4〜8mol%とする
ことを特徴とする酸素センサの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53016547A JPS5947258B2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 酸素センサおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53016547A JPS5947258B2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 酸素センサおよびその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54109898A JPS54109898A (en) | 1979-08-28 |
| JPS5947258B2 true JPS5947258B2 (ja) | 1984-11-17 |
Family
ID=11919284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53016547A Expired JPS5947258B2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 酸素センサおよびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947258B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0454447U (ja) * | 1990-09-10 | 1992-05-11 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546130A (en) * | 1978-09-29 | 1980-03-31 | Hitachi Ltd | Oxygen sensor |
| JPS5919074B2 (ja) * | 1979-02-28 | 1984-05-02 | 松下電器産業株式会社 | 酸素センサ用磁器焼結体 |
| US4360598A (en) * | 1980-03-26 | 1982-11-23 | Ngk Insulators, Ltd. | Zirconia ceramics and a method of producing the same |
| JPS5782761A (en) * | 1980-11-12 | 1982-05-24 | Nissan Motor Co Ltd | Membrane construction type oxygen concentration detecting element |
| JP6897503B2 (ja) * | 2017-11-03 | 2021-06-30 | 株式会社デンソー | 固体電解質、その製造方法、ガスセンサ |
-
1978
- 1978-02-17 JP JP53016547A patent/JPS5947258B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0454447U (ja) * | 1990-09-10 | 1992-05-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54109898A (en) | 1979-08-28 |
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