JPS5953312B2 - 保存安定性のよい接着剤組成物 - Google Patents

保存安定性のよい接着剤組成物

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JPS5953312B2
JPS5953312B2 JP12407681A JP12407681A JPS5953312B2 JP S5953312 B2 JPS5953312 B2 JP S5953312B2 JP 12407681 A JP12407681 A JP 12407681A JP 12407681 A JP12407681 A JP 12407681A JP S5953312 B2 JPS5953312 B2 JP S5953312B2
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JP
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liquid
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adhesive
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JP12407681A
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JPS5827765A (ja
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秀美 土肥
秀樹 森
「ひで」明 松田
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Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は保存安定性のよい変性アクリル系の二液型接着
剤に関するものである。
近年、構造用接着剤として変性アクリル系接着剤が用い
られるようになつてきた。
この接着剤は非混合型二液系であつて、接着する直前に
一方の被着体表面に硬化促進剤を含有するプライマーを
塗布し、その後他方の表面に主剤を塗布した後に、両者
をこすり合わせるようにして固定するもので、混合の必
要がなく作業性が良好であること、室温において短時間
で固着すること、被着体の適用範囲が広いこと及び優秀
な接着強度を有していることが特徴である。即ち、シア
ノアクリレート系接着剤に近い作業性と速硬化性を有し
、エポキシ系接着剤以上の強靭な接着強度を有している
しかしながら、このように優れた利点を有している反面
、このタイプの接着剤は嫌気性がそれほど大きくないア
クリル系単量体を多量に使用しているために嫌気性接着
剤等に比べると保存安定性が悪く、更にエラストマーが
共存している場合には著しくゲル化い易いということを
本発明者等は確認した。
従つて高温特に30℃以上の温度下での保存においては
短時間で増粘、ゲル化等のトラブルが発生することが多
く、製品出荷後の棚寿命の点で使用上の大きな障害とな
つている。
この傾向は二液の中でも特に有機過酸化物を含有する系
において顕著である。このような欠点を解消する目的で
ハイドロキノン、P−ベンゾキノン、ハイドロキノン”
モノメチルエーテル等のラジカル重合の禁止剤が使用さ
れているが、その効果は必ずしも十分とは言えず、表1
2に記載のように添加量を多くすれば保存安定性は向上
するが、固着時間の遅延をもたらし、かつ接着強度の低
下傾向の原因となり性能・上好ましくない。本発明者等
は保存安定性が良好であり、かつ優秀な接着性を有する
変性アクリ系二液型接着剤について鋭意検討した結果、
通常の重合禁止剤ではこの目的を達成することが出来ず
、有機酸又は無’機酸のアンモニウム塩が本発明の組成
において、接着性を阻害することなく著しい安定化作用
を有するとを見出し、本発明に至つたのである。
以下本発明を具体的に述べる。本発明になる接着剤組成
物はI液及び11液からなる二液型であり、該I液はア
クリ系単量体、有機過酸化物及び安定剤として有機酸又
は無機酸のアンモニウム塩を不可欠の成分として含んで
いる。
アクリル系単量体としては、例えばメタタリル酸アルキ
ルエステル、メタクリル酸ヒドロキシアルキルエステル
、多価アルコールのポリメタクリレート、エポキシポリ
メタクリレート、ウレタンポリメタクリレート、ポリエ
ステルポリメタクリレート及びこれらのアクリレート類
があげられ、これらは一種又は二種以上の混合物として
用いられる。特にアルキル基の炭素数が1〜3のメタク
リル酸アルキルエステルとアルキル基の炭素数が2〜4
のメタクリル酸ヒドロキシアルキシアルキルエステルの
混合系が接着性能の点で良好であり、これに必要に応じ
て耐熱性、耐水性等を改善する目的で前記多官能メタク
リレートを適当量添加するのが好ましい。又、メタクリ
ル酸、アクリ1i睡等を極く少量添加して接着性を改善
することも出来る。有機過酸化物としては、、例えばt
−ブチルハイドロパーオキサイド、P−メンタンハイド
ロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジ
ーイソプロピルベンゼンハイドロパ4−オキサイド等の
ハイドロパーオキサイド類、ジ′18″:t=ブチルパ
=オキサイ゛ド、′2,5−ジメチル−2J5ニジ゛で
1=ブチルパ一・オキシ)ヘキサン、ジクミルパ=オキ
サイド欅の゛ジナル褌ルパーオキサイド類、ラウロイル
パーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド等のジアシ
ルパーオキサイド類及びメチルエチルケトンパーオキサ
イド等のケトンパーオキサイド類等が使用される。安定
剤として使用される有機酸又は無機酸のアンモニウム塩
としては具体的にはギ酸アンモニウ務、酢酸アンモニウ
ム、メタクリル酸アンモニウム、安息香酸゛.ナ!モ[
ャEム、リン酸アンモニウム、炭酸アンモニウム及び永
ヴーアンモニウム等を為げることが出来る。これら1卜
j]支i三i以上め混合物として用いてもよい。これら
めケン毛工ウム塩はI液中で溶解していぎ方i好盪t!
が―濁襄簸でも使用すること力咄来゛る曝電址]j級瞼
物に対して0.01〜20%、好ましくは0.1〜10
%である。0.01%未満では保存安定効果が少なく、
又20%を越えるものでは不溶部分が多くなり取扱いが
不便である。
該11液はI液と同じアクリル系単量体、硬化促進剤を
不可欠の成分として含んでいる。硬化促進剤としては、
例えば滝山栄一部著ポリエステル樹脂(日刊工業新聞杜
)の86〜87貢に記載のバナジウムアセチルアセトナ
ート、コバルトアセチルアセトナート等の金属キレート
化合物、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸コバルト等の
金属石けん類及びジブチルチオ尿素、エチレンチオ尿素
等の含硫黄化合物等のようなレドツクス反応によつて有
機過酸化物を分解することが出来る公知の化合物が使用
される。これらは一種又は二種以上の混合物として用い
てもよい。該11液は有機過酸化物を含有していないた
め、安定性は、I液に比べて良好であるが、組成によつ
てはI液と同じ有機酸I又は無機酸のアンモニウム塩を
添加して更に安定化させることも出来る。これらは一種
又は二種以上の混合物として用いてもよい。これらのア
ンモニウム塩は11液中で溶解している方が好ましい懸
濁状態でも使用することが出来る。添加量は組成物に対
して0.01〜10%、好ましくは0.1〜5%である
。0.01%未満では保存安定効果が少なく、又10%
を越えるものでは不溶部分が多くなり取扱いが不便であ
る。
本発明になる二液型接着剤組成物は前記のI液又は11
液の少なくとも一方にエラストマーを含有していること
が必要である。エラストマーは硬化過程において前記ア
クリル系単量体と化学結合(特にグラフト重合)するこ
とにより優秀な接着性を付与するものであり、例えばス
チレン−ブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエンゴ
ム(BR)、ポリイソプレンゴム(IR)、クロロプレ
ンゴム(CR)及びニトリルゴム(NBR)等があげら
れるが、極性が高くアクリル系単量体に対する溶解性及
び接着性の良好なニトリルゴム(NBR)が特に好適で
ある。その量は組成物に対して5〜50%が適当である
。又、組成によつては本発明の安定剤である有機酸又は
無機酸のアンモニウム塩とラジカル重合の禁止剤を併用
することによつて更に安定性を高めることも出来る。
更に表面硬化性を高める目的でパラフインワツクスを組
成物に対して、0.5%以下の少量含有させることが出
来る。又、用途に応じて可塑剤、充填剤、増稠剤、老化
防止剤及び顔料等を添加することも可能である。以上で
述べた如く、有機酸又は無機酸のアンモニウム塩を含有
してなる本発明の二液型接着剤は無添加のものに比べて
保存安定性がはるかに大であり、しかも二液の接触硬化
反応において固着時間の遅延等の悪影響を何ら及ぼさず
、従来のこのタイプの接着剤の欠点を大幅に改良したも
のと言える。
次に本発明を実施例によつて更に具体的に説明する。
但し、部は全て重量部を示す。
参考例1〜2接着剤ベース溶液の調製 次の組成からなる均一な接着剤ベース溶液を室温で調製
した。
略号 MMA:メタクリル酸メチル HEMA:2−ヒドロキシエチルメタクリレートNBR
:日本ゼオン製二トリルゴムNiPOllO42HPM
:2−ヒドロキシプロピルメタタリレートCR:東洋曹
達製クロロプレンゴムY−30Q:ハイドロキノン実施
例 1 次に示す二液型接着剤組成物を調製した。
上記のI液及び11液の50℃における保存安定性を調
べた。
その結果を表1及び表2に示す。但し、保存安定性は以
下の方法で実施した。○50℃保存安定性の試験方法 100m1ポリエチレン容器に接着剤を50m1入れ5
0℃乾燥器中で接着剤がゲル化するまでの時間を測定し
た。
注1 溶解度は10%以上であるが便宜上10%とした
表1から明らかなように本発明になるアンモニウム塩を
添加したI液の保存安定性は本発明以外の酸、アミド、
第4級アンモニウム塩及び無添加の系に比べてはるかに
良好である。
表2 液の50℃における保存安定性 2から明らかなように11液の保存安定性は無添加のも
のでも良好であるが、本発明になるアンモニウム塩を添
加することによりさらに保存安定性が向上している。
実施例 2 実施例1で示した試料番号1〜7のI液と試料番号3″
の11液の各々にパラフインワツクスをベース溶液に対
して0.3重量%添加し、物性を測定した結果を表3に
示す。
但し、物性測定は以下の方法で実施した。○接着強度の
測定 引張剪断強度:ASTMDlOO2−64被着体1.6
mm厚みの冷間圧延綱板衝撃強度:ASTMD95O−
54被着体SS4l一般構造用圧延綱材被着体の表面処
理:240番サンドペーパーで研磨後トリクレン脱脂測
定温度湿度:23℃ 50%RH 接着時間:24時間 O固着時間の測定 240番サンドペーパーで研磨後トリクレン脱脂した2
枚の引張剪断強度用試験片にI液及び11液を別々に塗
布し、両者をこすり合わせるようにしてはり合わせ、接
着の開始によつて、手ではがすことが出来なくなるまで
の時間を測定して固着時間とした。
実横例 34 次に示す二液型接電餉組成物を調製した。
上記のI液及び11液の50℃における保存安定性を調
べた。
その結果を表4及び表5に示す。表4I液の50℃にお
ける保存安定性 表4から明らかなようにメタクリル酸アンモニウムの添
加量が増加するにつてI液の保存安定性は大幅に向上す
る。
表5 液の50℃における保存安定性 表5から明らかなように11液の保存安定性は無添加の
ものでも良好であるが、本発明になるアンモニウム塩を
添加することによりさらに保存安定性が向上している。
実施例 4 実施例1で示した表1の試料番号3及び実施例3で示し
た表4の試料番号15〜18の11液と実施例3で示し
た表5の試料番号10″の11液の各々にパラフインワ
ツクスをベース溶液に対して0.3重量%添加し、物性
を測定した結果を表6に示す。
測定結果実施例 5 次に示す二液型接着剤組成物を調製した。
上記のI液及び11液の50℃における保存安定性を調
べた。
その結果を表7及び表8に示す。表7I液の50℃にお
ける保存安定性 表7から明らかなように本発明になるアンモニウム塩を
添加したI液の保存安定性は本発明以外の酸、アミド及
び無添加の系に比べて良好である。
表8 液の50℃における保存安定性 表8から明らかなように11液の保存安定性は無添加の
ものでも良好であるが、本発明になアンモニウム塩を添
加することによりさらに保存安定性が向上している。
次いで表7の試料番号19のI液と表8の試料番号14
″の11液及び表7の試料番号20のI液と表8の試料
番号15′の11液との組み合わせからなる二液型接着
剤について引張剪断強度・と固着時間を測定したところ
、それぞれ125kg/―と7分及び153kg/―と
8分であり、いずれも速硬化性に優れていた。実施例
6 次に示す二液型接着剤組成物を調製した。
上記のI液及び11液の50℃における保存安定性を調
べた。
その結果を表9及び表10に示す。表9から明らかなよ
うに各種有機過酸化物に対してメタクリル酸アンモニウ
ム塩を添加した系の保存安定性は無添加の系に比べては
るかに良好で.ある。表10から明らかなよに11液の
保存安定性は無添加のものでも良好であるが、本発明に
なるアンモニウム塩を添加することによりさらに保存安
定性が向上している。
実施例 7 実施例6で示した表9の試料番号25,26,29及び
30のI液と表10の試料番号2丁の11液の各々にパ
ラフインワツクスをベース溶液に対して0.3重量%添
加し、物性を測定した結果を表11に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 I 液及びII液からなる二液型接着剤組成物であつ
    て、該 I 液はアクリル系単量体、有機過酸化物及び安
    定剤して有機酸又は無機酸のアンモニウム塩を不可欠の
    成分とする組成物であり、該 I 液はアクリル系単量体
    、硬化促進剤を不可欠の成分とする組成物であつて、か
    つ該 I 液又はII液の少なくとも一方にエラストマーを
    含有することを特徴とする保存安定性のよい接着剤組成
    物。
JP12407681A 1981-08-10 1981-08-10 保存安定性のよい接着剤組成物 Expired JPS5953312B2 (ja)

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JPS5827765A JPS5827765A (ja) 1983-02-18
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