JPS595414Y2 - 簡易速成表具 - Google Patents
簡易速成表具Info
- Publication number
- JPS595414Y2 JPS595414Y2 JP1976021405U JP2140576U JPS595414Y2 JP S595414 Y2 JPS595414 Y2 JP S595414Y2 JP 1976021405 U JP1976021405 U JP 1976021405U JP 2140576 U JP2140576 U JP 2140576U JP S595414 Y2 JPS595414 Y2 JP S595414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- mounting
- adhesive
- mount
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、紙もしくは布帛に書かれた、又は印刷された
事績や絵画などの作品を、掛軸などの台紙に貼り付ける
だけで完成品となる簡易速成表具に関する。
事績や絵画などの作品を、掛軸などの台紙に貼り付ける
だけで完成品となる簡易速成表具に関する。
なお本考案で言う表具とは、巻き物、掛軸、屏風、襖、
和式額などの総称である。
和式額などの総称である。
従来、この種の表具の表装は、古来から職人芸として各
々の師匠が一派を威し、その弟子に語り伝えていく様な
、他の日本古来の手工芸品と同様、閉ざされた職業であ
り、かつ又業界である。
々の師匠が一派を威し、その弟子に語り伝えていく様な
、他の日本古来の手工芸品と同様、閉ざされた職業であ
り、かつ又業界である。
一つの表具を完成させるのに多くの手間と時間を費やし
て来た。
て来た。
なぜなら表具の中に納めるところの書や絵画等の作品の
色、大きさ、季節感覚、展示場所、文様、バランス、作
品のセンスなどによって、貼り付ける布や紙の材質、色
、寸法を吟味しなければならず、しかも−品一品細心の
注意を払って製作しなければならない。
色、大きさ、季節感覚、展示場所、文様、バランス、作
品のセンスなどによって、貼り付ける布や紙の材質、色
、寸法を吟味しなければならず、しかも−品一品細心の
注意を払って製作しなければならない。
又、表装は、一本一本手作りであるため、表具を完成さ
せるためには、多くの時間を費やして、しかもそれにみ
あうだけの多額の費用を支払わねばならぬところとなり
、ために多量の表具を一度に完成するなどという事は不
可能である。
せるためには、多くの時間を費やして、しかもそれにみ
あうだけの多額の費用を支払わねばならぬところとなり
、ために多量の表具を一度に完成するなどという事は不
可能である。
通常この様な場合、期間として半年や一年間位待たされ
る人の例があることを聞き及んでいる。
る人の例があることを聞き及んでいる。
他方、展示会用に表具師は、安い費用で多量に仕事を処
理する事もあるが、あくまで展示会用の表装でしかなく
、従って何度も取り出して鑑賞に供し得る様なものでな
ない。
理する事もあるが、あくまで展示会用の表装でしかなく
、従って何度も取り出して鑑賞に供し得る様なものでな
ない。
又通称仮貼りと呼ばれる表具の体裁をととのえたもので
、作品の四層を紙で台紙に貼り付けて固定するようにし
た商品が市場に出回ってはいるが、展示会用の表装より
も更に貧弱で保存や鑑賞に耐え得るようなものでは無い
。
、作品の四層を紙で台紙に貼り付けて固定するようにし
た商品が市場に出回ってはいるが、展示会用の表装より
も更に貧弱で保存や鑑賞に耐え得るようなものでは無い
。
この場合、更にここで説明するまでもなく、通常市販さ
れている接着剤や接着テープの類をそのままの状態で、
上述の様な用途に供し得るようなもので無い事は勿論で
ある。
れている接着剤や接着テープの類をそのままの状態で、
上述の様な用途に供し得るようなもので無い事は勿論で
ある。
それゆえに多くの書道、絵画愛好家が自分の作品を表装
する事を望んでも経済的にか、あるいは時間的に希望を
満足させる事ができないのが現状である。
する事を望んでも経済的にか、あるいは時間的に希望を
満足させる事ができないのが現状である。
反面、紙のまま、もしくは布のままで作品を保存しよう
としても、しわになり、よごれたり、あるいは虫がつき
、散逸してしまうのが常である。
としても、しわになり、よごれたり、あるいは虫がつき
、散逸してしまうのが常である。
以上のことに対処し、近年では作品部を切除した掛軸地
と、裏紙とよりなり、掛軸地とこれの作品部にはめ込む
作品の裏面に接着剤を介して離型紙を貼付し、該離型紙
を剥離することにより裏紙を貼り合わせることにより得
られるようにした掛軸が知られている。
と、裏紙とよりなり、掛軸地とこれの作品部にはめ込む
作品の裏面に接着剤を介して離型紙を貼付し、該離型紙
を剥離することにより裏紙を貼り合わせることにより得
られるようにした掛軸が知られている。
この掛軸は従来のもののように、一本一本手つくりで作
成する等の手法を必要とせず、離型紙を剥離するだけで
表装ができるので大変便利なものである。
成する等の手法を必要とせず、離型紙を剥離するだけで
表装ができるので大変便利なものである。
しかしながら、ここで採用する接着剤は感圧性接着剤を
用いることとなるため、掛軸地の作品部と作品との整合
状態をあらかじめ正確に規定しておかなければならない
ためその表装に時間かががるとともに、作品の裏面から
裏紙を貼り付けるという構成をとるため、作品と作品部
の整合状態が貼付段階で見ることができず、その整合状
態にずれがあった場合、特に作品が和紙等の薄地のもの
にあってはその表装のしなおしが困難であり、作品自体
を台なしにしてしまうという欠点を有している。
用いることとなるため、掛軸地の作品部と作品との整合
状態をあらかじめ正確に規定しておかなければならない
ためその表装に時間かががるとともに、作品の裏面から
裏紙を貼り付けるという構成をとるため、作品と作品部
の整合状態が貼付段階で見ることができず、その整合状
態にずれがあった場合、特に作品が和紙等の薄地のもの
にあってはその表装のしなおしが困難であり、作品自体
を台なしにしてしまうという欠点を有している。
また、このものにあっては作品の離面に接着剤を配する
という前工程をも必要とするため、個人的に簡易に表装
を行うということは期待できない。
という前工程をも必要とするため、個人的に簡易に表装
を行うということは期待できない。
本考案は以上述べたような従来の掛軸等の表具に鑑み、
その表装の不便さを解消し、個人的にも簡易に自分の作
品を表装できる表具を提供することを目的としたもので
゛ある。
その表装の不便さを解消し、個人的にも簡易に自分の作
品を表装できる表具を提供することを目的としたもので
゛ある。
すなわち、前記目的を達成した本考案は台紙の表面にポ
リ酢酸ビニル等の熱溶融接着剤を配し、作品の上面より
アイロン等で加熱することにより表装を得られるように
した点に特徴を有するものである。
リ酢酸ビニル等の熱溶融接着剤を配し、作品の上面より
アイロン等で加熱することにより表装を得られるように
した点に特徴を有するものである。
以下、図面に記載の実施例に基づいて本考案を説明する
。
。
本考案の簡易速成表具1は、巻き物、軸物、屏風、和式
類などの台紙2(なお、図面においては掛軸について記
載している)の表面中央に紙もしくは布帛に書かれた又
は印刷された事績や絵画等の作品9の大きさに見合う作
品貼付部3を有している。
類などの台紙2(なお、図面においては掛軸について記
載している)の表面中央に紙もしくは布帛に書かれた又
は印刷された事績や絵画等の作品9の大きさに見合う作
品貼付部3を有している。
台紙2は、通常所要の厚みを備えた和紙又は布帛が構成
材料として選ばれ、又必要に応じてその表面に模様や彩
色を施したり、あるいは表面の状態を変えることにより
微少な凹凸を付けたもの等が用いられる。
材料として選ばれ、又必要に応じてその表面に模様や彩
色を施したり、あるいは表面の状態を変えることにより
微少な凹凸を付けたもの等が用いられる。
そして、該作品貼付部3には接着剤形成層3(図面にお
いて作品貼付部と同一個所となるので同一符号で示す)
が設けられており、該接着剤形成層3は樹脂薄膜層と熱
溶融型接着剤層とよりなり、作品貼付部3の上面に樹脂
薄膜層が、その上面に熱溶融型接着剤層が配されている
。
いて作品貼付部と同一個所となるので同一符号で示す)
が設けられており、該接着剤形成層3は樹脂薄膜層と熱
溶融型接着剤層とよりなり、作品貼付部3の上面に樹脂
薄膜層が、その上面に熱溶融型接着剤層が配されている
。
接着剤形成層3は通常作品9の大きさが慣習的に規格化
されているので、作品貼付部に作品9が接着後容易に剥
離することがないように連続的もしくは不連続的な所要
面積(なお、図示のものでは全面に亙っている)に形成
されている。
されているので、作品貼付部に作品9が接着後容易に剥
離することがないように連続的もしくは不連続的な所要
面積(なお、図示のものでは全面に亙っている)に形成
されている。
接着剤形成層3の熱溶融型接着剤層に用いる接着剤の組
成としてはポリ酢酸ビニル、ポリビニルアセタール類の
ポリビニルホルマール、ポリアミド類の可溶性ナイロン
やその他複合ポリマー型接着剤等があり、これらのうち
から用途に照らし適宜選択される。
成としてはポリ酢酸ビニル、ポリビニルアセタール類の
ポリビニルホルマール、ポリアミド類の可溶性ナイロン
やその他複合ポリマー型接着剤等があり、これらのうち
から用途に照らし適宜選択される。
また、樹脂薄膜層としては下塗り用の樹脂が選択される
。
。
そして、これらの接着剤形成層3は台紙2の表面に所定
の幅を備えた回転ローラー(図示せず)を用いて押圧す
るなどの方法で形成される。
の幅を備えた回転ローラー(図示せず)を用いて押圧す
るなどの方法で形成される。
なお、図面において、4は掛紐、5は釘、6は標本、7
は軸木、8は軸孔、10はアイロン、11は一文字であ
る。
は軸木、8は軸孔、10はアイロン、11は一文字であ
る。
つぎに、上記構成に基づき、本考案の簡易速成表具1を
用いての表装作業について説明する。
用いての表装作業について説明する。
まず、台紙2の接着剤形成層3の表面に作品9を載置し
、アイロンやヘヤードライヤー等の加熱手段(図面にお
いてはアイロン10を使用)を用いて、しわにならない
ように注意しつつ押圧しながら加熱する(第4図参照)
。
、アイロンやヘヤードライヤー等の加熱手段(図面にお
いてはアイロン10を使用)を用いて、しわにならない
ように注意しつつ押圧しながら加熱する(第4図参照)
。
そして、作品9の全面を加熱すると台紙2と作品9とは
貼合し、表装が出来上がる。
貼合し、表装が出来上がる。
なお、この場合作品9は霧氷を吹くなどしてあらかじめ
湿気を与えておくと、その接着効果が増加する。
湿気を与えておくと、その接着効果が増加する。
ついで、作品9の上下に一文字を付けることにより表装
作業が終了し完成品となる(第5図参照)。
作業が終了し完成品となる(第5図参照)。
なお、本考案においては熱溶融型接着剤を採用している
が、ポリビニルアルコール、可溶性テ゛ンプン、テキス
トリン膠、カゼイン、大豆グルー、アラビアゴム等を単
独で使用するか、各々所定の割合で混合したり調合した
もの適宜選択して得る再湿性接着剤を用いても本考案に
近似する接着効果を得られるが、作品9の種類によって
は適しない場合がある。
が、ポリビニルアルコール、可溶性テ゛ンプン、テキス
トリン膠、カゼイン、大豆グルー、アラビアゴム等を単
独で使用するか、各々所定の割合で混合したり調合した
もの適宜選択して得る再湿性接着剤を用いても本考案に
近似する接着効果を得られるが、作品9の種類によって
は適しない場合がある。
本考案は以上のように台紙中央の表面に熱溶融型接着剤
を形成した構成であるので、接着剤の表面で作品を見な
がら自由に動かして、その整合状態を確認しながら加熱
枢着でき、そのため表装に手数をかけることがないとい
う効果を有する。
を形成した構成であるので、接着剤の表面で作品を見な
がら自由に動かして、その整合状態を確認しながら加熱
枢着でき、そのため表装に手数をかけることがないとい
う効果を有する。
また、本考案は第3図に示す圧感性接着剤を形成したも
ののように離型紙3′を剥離して作品を貼合するに際し
、あらかじめその位置を確認する必要がなく、接着剤の
上面に直接作品を載置してその位置を確認できる構成で
あるので、表装を失敗するというおそれがないという効
果を有する。
ののように離型紙3′を剥離して作品を貼合するに際し
、あらかじめその位置を確認する必要がなく、接着剤の
上面に直接作品を載置してその位置を確認できる構成で
あるので、表装を失敗するというおそれがないという効
果を有する。
更に、本考案は接着剤形成層が樹脂薄膜層と、熱溶融接
着剤層の二層よりなっているので、加熱時に接着剤が台
紙下面にしみ出すのを防止することができ見栄えのよい
表装が得られるという効果を有する。
着剤層の二層よりなっているので、加熱時に接着剤が台
紙下面にしみ出すのを防止することができ見栄えのよい
表装が得られるという効果を有する。
また、本考案は以上のように表装が簡単にできる構成で
あるので、従来の表具と異なり個人的に手軽に表装をす
ることができるという効果を有する。
あるので、従来の表具と異なり個人的に手軽に表装をす
ることができるという効果を有する。
第1図は本考案に係る簡易速成表具の正面図、第2図は
第1図II部分の断面図、第3図は第1図II部分の圧
感性接着剤を用いた場合の断面図、第4図は本考案に係
る簡易速成表具表装過程の説明図、第5図は同完成品正
面図である。 1・・・・・・簡易速成表具、2・・・・・・台紙、3
・・・・・・作品貼付部、接着剤形成層、3′・・・・
・・離型紙、4・・・・・・掛紐、5・・・・・・釘、
6・・・・・・標本、7・・・・・・軸木、8・・・・
・・軸芯、9・・・・・・作品、10・・・・・・アイ
ロン、11・・・・・・一文字。
第1図II部分の断面図、第3図は第1図II部分の圧
感性接着剤を用いた場合の断面図、第4図は本考案に係
る簡易速成表具表装過程の説明図、第5図は同完成品正
面図である。 1・・・・・・簡易速成表具、2・・・・・・台紙、3
・・・・・・作品貼付部、接着剤形成層、3′・・・・
・・離型紙、4・・・・・・掛紐、5・・・・・・釘、
6・・・・・・標本、7・・・・・・軸木、8・・・・
・・軸芯、9・・・・・・作品、10・・・・・・アイ
ロン、11・・・・・・一文字。
Claims (1)
- 台紙中央に作品の大きさに見合う作品貼付部を有し、該
作品貼付部には接着剤形成層を有し、該接着剤形成層は
樹脂薄膜層と、ポリ酢酸ビニル等の熱溶融型接着剤層よ
りなり、前記作品貼付部の上面に樹脂薄膜層が配設され
、さらに樹脂薄膜層の上面に熱溶融型接着剤層を設け、
前記作品貼付部に作品を配し、アイロン等で加熱するこ
とにより、表装が得られるようにしたことを特徴とする
簡易速成表具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976021405U JPS595414Y2 (ja) | 1976-02-23 | 1976-02-23 | 簡易速成表具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976021405U JPS595414Y2 (ja) | 1976-02-23 | 1976-02-23 | 簡易速成表具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52112997U JPS52112997U (ja) | 1977-08-27 |
| JPS595414Y2 true JPS595414Y2 (ja) | 1984-02-17 |
Family
ID=28481382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976021405U Expired JPS595414Y2 (ja) | 1976-02-23 | 1976-02-23 | 簡易速成表具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595414Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS501193U (ja) * | 1973-04-25 | 1975-01-08 |
-
1976
- 1976-02-23 JP JP1976021405U patent/JPS595414Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52112997U (ja) | 1977-08-27 |
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