JPS596056A - 消臭物質の製造方法 - Google Patents

消臭物質の製造方法

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JPS596056A
JPS596056A JP57114501A JP11450182A JPS596056A JP S596056 A JPS596056 A JP S596056A JP 57114501 A JP57114501 A JP 57114501A JP 11450182 A JP11450182 A JP 11450182A JP S596056 A JPS596056 A JP S596056A
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treatment
deodorizing
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extraction
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JP57114501A
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文彦 常田
耕司 渋谷
輿水 正樹
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセージ、ローズマリー等のシン科植物から消臭
物質、特にメチルメルカプタン等の硫黄化合物を悪臭源
とするものに対して効果的な消臭物質を製造する方法に
関する。
従来よシ、汚水処理場、魚類加工場、魚粉製造場、家畜
糞或いは鶏糞乾燥場、パルプ工場等から発生する悪臭は
社会的に問題になっており、また生活環境においても生
ゴミ、汚物など多くの悪臭源があシ、それらの発生の抑
制或いは消臭が望まれている。更に、悪臭源の一つとし
て口臭を抑制、消臭することも望まれている。
不快な臭いをもたらすものとしては種々のものが知られ
ているが、特に硫化水素やメルカプタンのような硫黄化
合物が問題であり、その脱臭方法としては従来活性炭、
シリカグル、ゼオライト、サイクロデキストリyなどへ
の吸着、直火燃焼、触媒、オゾン、次亜塩素酸、過マン
ガン酸カリを用いた酸化、香気成分によるマスキング、
化学績。
合反応による方法などが悪臭源の種類等に応じて採用さ
れているが、更に消臭剤用成分としてメチルメルカプタ
ン等の硫黄化合物に対して効果のおるものが要望されて
いる。
また従来、セージやローズマリー等のシソ科植物は、食
品、特に肉、魚に対してきよう味、きょう実作用を有す
るスパイスとして多用されておシ、更に口臭除去のため
にシソ科植物の乾燥葉をチューインガムに配合すること
も提案されている(特開昭54−84070号)。しか
し、セージやローズマリー等をそのセま消臭剤として使
用した場合にはその効果の発現までに時間がかかシ、単
にきよう味、きょう臭の目的で調理に利用するには良い
が、速効性であるべき消臭剤としては不適当であυ、ま
たセージやローズマリー等を口臭除去のために歯磨など
に配合した場合にはその香りが強過ぎ、実用的ではない
等の問題を有する。
本発明者らは、メチルメルカプタン等の硫黄化金物に対
して優れた消臭作用を有する消臭物質につき種々検討を
行なった結果、セージ、ローズマリー等のシ”ン科植物
、これらを極性溶媒及び/又は非極性溶媒で抽出するこ
とにより得られたセージ、ローズマリー等のシソ科植物
の抽出エキス及びその抽出残渣から選ばれる原料に対し
、溶媒で抽出処理してその抽出物を採取する工程を行な
った後、この抽出物を水不溶性有機溶媒に溶解′させた
ものに対して水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等のア
ルカリ化合物の水溶液を加え、抽出処理することにより
、消臭有効画分がこのアルカリ化合物水溶液層に移行し
、このアルカリ化合物水溶液層を採取することによって
メチルメルカプタンに対し高い消臭効力を有する物質が
得られ、このものが工業用消臭剤、家庭用消臭剤、或い
は歯磨やマウスウォッシュ、チューインガム、キャンデ
ィ等の口腔用消臭剤の有効成分として好適に使用し得る
ことを知見した。更に、上記工程に加えて水蒸気蒸留処
理を行なってその残液を採取する工程や活性炭等の吸着
剤で脱色処理する工程を行なうことによって殆んど無臭
、或いは淡色の両分が得られることを知見し、本発明を
なすに至ったものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る消臭物質を製造する場合、その原料として
はセージ、ローズマリー等のシソ科植物の全草、地上部
、根などを切断又は粉末としたもの、セージ、ローズマ
リー等のシソ科植物を水、エチルエーテル、エチレンク
ロライド、ジオキサン、アセトン、エタノール、メタノ
ール、酢酸エチル、プロピレングリコール等の極性溶媒
、或イItin−へ+−rン、石油エーテル、リグロイ
ン、シクロヘキサン、四塩化炭素、クロロホルム、ジク
ロルメタン、1.2−ジクロルエタン、トルエン、ベン
ゼン等の非極性溶媒、又はこれらの混合溶媒で抽出する
ことによシ得られる抽出エキス及びその抽出残渣から選
ばれるものを使用する。
上記原料よシ消臭物質を得るには、まず上記原料に対し
溶媒で抽出処理してその抽出物を採取する工程を行なう
。
抽出処理は、上記原料に対し溶媒を加え、室温乃至は溶
媒の還流温度で0.5〜24時間、特に1〜10時間行
なうことが好ましい。この抽出処理に用いる溶媒として
は、有機溶媒でも無機溶媒でも差支えなく、また有機溶
媒と無機溶媒との混合溶媒でもよい。有機溶媒の具体例
としては、エチルエーテル、エチレンクロライド、ジオ
キサン、アセトン、エタノール、メタノール、酢酸工、
チル、プロピレングリコール、n−ヘキサン、石油エー
テル、リグロイン、シクロヘキサン、四塩化炭素、クロ
ロホルム、ジクロルメタン、1,2−ジクロルエタン、
トルエン、ベンゼン等が挙ケられる。また、無機溶媒と
しては水、それに酸、アルカリ又はこれらの塩の水溶液
が使用でき、具体的には塩酸、硫酸、リン酸、硝酸、炭
酸、水酸化す) IJウム、水酸化カリウム、水酸化ア
ンモニウム、水酸化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化
カリウム、塩化アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸ナトリウム、硫酸ナトリウム等が挙げられる。なお、
これら酸、アルカリ、塩は2モル以下の濃度で使用する
ことが好ましい。また以上に挙げた溶媒の使用量は・原
料又は後述する水蒸気蒸留残渣に対し等容量以上とする
ことが好ましい。
前記抽出処理後はい過、遠心分離、デカンテーション等
の通常の方法で好ましくは加温下に抽出液と抽出残渣と
に分け、抽出液を採取する。なお、抽出残渣には必要に
よシ上述した抽出処理を再度流して抽出液を得、これを
先の抽出液と合せることもできる。この場合、抽出溶媒
として先の溶媒と異なる溶媒を使用することもできる。
このようにして得られた抽出液は、必要により溶媒を留
去しく無機溶媒抽出処理、特に酸、アルカリ、塩による
抽出処理を行なった場合は、イオン交換、透析等の処理
を行なった後溶媒留去することが好ましい。)、次工程
に進める。なお、必要により溶媒を留去したものに対し
、別の溶媒を用いて更に抽出処理することもできる。
本発明においては、前記溶媒抽出処理工程を行なった後
、この抽出物を水不溶性有機溶媒に溶解させたものにア
ルカリ化合物の水・溶液を加えて抽出処理を行ない、こ
のアルカリ化合物水溶液層を採取する工程を行なう。
この場合、水不溶性有機溶媒としては、エチルエーテル
、n−ヘキサン、塩素化炭化水素、酢酸エチル、n−ブ
タノール、イソブタノール、ベンゼン、シクロヘキサン
、トルエン、石油エーテル、ガソリン、リグロイン等が
挙げられ、前記溶媒抽出処理工程において得られた抽出
液から溶媒・全留去したものを用いる場合は、これを前
記水不溶性有機溶媒に溶解する。また、前記溶媒抽出処
理工程において、抽出溶媒として水不溶性有機溶媒を用
いた場合、その抽出液から溶媒を留去せず、そのまま抽
出物の水不溶性有機溶媒溶解液として使用することもで
きる。なお、前記抽出液から溶媒を留去したものを水不
溶性有機溶媒に溶解させる場合、水不溶性有機溶媒使用
量は留去物に対し0.5倍型量以上とすることが好まし
い。
また、アルカリ化合物としては、水酸化す) IJウム
、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属、水酸化カル
シウム、水酸化マグネシウム等の水酸化アルカリ土類金
属、アンモニア、炭、酸ナトリウム、炭酸カリウム等の
炭酸アルカリ金属塩、炭酸水素ナトリウム等の炭酸水素
アルカリ金属塩、更にリン酸ナトリウム、リン酸水素ナ
トリウム、ビロリン酸ナトリウム等や酢酸ナトリウム、
クエン酸ナトリウム等の有機酸のアルカリ金属塩などが
挙げられる。これらのアルカリ化合物は水に溶解して使
用するものであるが、この場合アルカリ化合物の濃度は
水溶欣中0.1重′jiL:%〜飽和量とすることがで
きる。
前記抽出物の水不溶性有機溶媒溶解液にこのアルカリ化
合物の水溶液を加えて抽出処理する場合、抽出物の水不
溶性有機溶媒溶解液にアルカリ化合物水溶液を直ちに加
えて抽出処理するようにしてもよいが、まず抽出物の水
不溶性有機溶媒溶解液に希硫酸、希塩酸等の酸を加えて
振とうする抽出処理を行ない、次いでこの酸の層を分離
除去した後、水不溶性有機溶媒層にアルカリ化合物水溶
液を加えて抽出処理を行なってもよく、これにより最終
画分に対する不純物の混入を少なくすることができる。
アルカリ化合物水溶液による抽出処理は常法に準じて行
なうことができ、例えば室温で1〜10分間振とうする
ことによシ抽出処理することができる。なおこの処理に
際し、水不溶性有機溶媒とアルカリ化合物水溶液とは容
量比1:5〜5:1において処理することが好ましい。
また、この抽出処理は非酸化性雰囲気、例えば窒素雰囲
気下で行なうことが好ましい。
この抽出処理後は静置し、水不溶性有機溶媒層とアルカ
リ化合物水溶液層とを分離し、アルカリ化合物水溶液層
を採取する。本発明によれば、上述した操作によシ原料
中の消臭有効画分がこのアルカリ化合物水溶液層に効果
的に移行し、従ってこのアルカリ化合物水溶液層を採取
することによりこれを消臭物質として得ることができる
。
消臭有効画分が移行したアルカリ化合物水溶液は、場合
によってはこれをそのまま、又はこれを濃縮しもしくは
転線したものを消臭物質として使用に供することもでき
るが、アルカリ化合物水溶液に酸を加えて中和したもの
、或いはその濃縮物、乾燥物を用いることもできる。更
に1.アルカリ化合物水溶液に酸を加えて中和した後、
これに水゛不溶性有機溶媒を加えて抽出処理し、アルカ
リ化合物水溶液中の消臭有効画分を再度水不溶性有機溶
媒に移行させ、この水不溶性有機溶媒を採取することに
より、この消臭有効画分を含む水不溶性有機溶媒を消臭
物質として使用することもできる。
この場合、最も好ましくは、この水不溶性有機溶媒層を
必要によυ水洗し、次いで溶媒を留去したものを消臭物
質として使用する。
本発明においては、上述した操作に加えて更に水蒸気蒸
留処理を行なってその残液を採取する工程を行なうこと
がそき、これによシ殆んど無臭で、しかも効果の高い消
臭物質を得ることができる。
この水蒸気蒸留処理は、前記溶媒抽出処理を行なう前、
即ち原料に対し水蒸気蒸留処理を施し、その残渣を採取
し、との残渣を溶媒抽出処理するようにしてもよく、或
いは前記溶媒抽出処理を行なった後でアルカリ化合物水
溶液による処理を行なう前、特に前記溶媒抽出処理に・
より得られた抽出液から溶媒を留去したものに水蒸気蒸
留処理を施し、その残渣を採取し、この残渣を水不溶性
有機溶媒に溶解してアルカリ化合物水溶液で処理するよ
うにしてもよく、更にはアルカ)ノ化合物水溶液による
処理を行なった後、例えばこのアルカリ化合物水溶液の
濃縮物や乾燥物、アルカリ化合物水溶液を中和したもの
の濃縮物や乾燥物、水不溶性有機溶媒による再抽出を行
なったものから溶媒を留去したものに対し、水蒸気蒸留
処理を施し、その残渣を採取するようにしてもよい。
水蒸気蒸留処理は、被処理物を固形物換算で好ましくは
lO倍型重量以上水中に投入、攪拌し、水中に分散させ
た後、常圧又は減圧下に加熱し、沸騰させることによ9
行なう。これによシ精油成分が水蒸気と共に除去される
が、消臭成分は水蒸気蒸留残渣に残る。なお、この水蒸
気蒸留の工程で水蒸気を分散液中に吹込み、精油成分の
揮散を促進させることもできる。
水蒸気蒸留液に精油成分が殆んど認められなくなるまで
水蒸気蒸留を続けた後、水蒸気蒸留残渣を回収する。こ
の水蒸気蒸留残渣は1.水蒸気蒸留処理後に抽出処理、
アルカリ化合物水溶液によ・る処理等を行なう場合はこ
れにこれらの処理を施し、また最終工程として水蒸気蒸
留処理した場合は前記水蒸気蒸留残渣を消臭物質として
採取する。
なお、水蒸気蒸留処理後に溶媒抽出処理を行なう場合、
溶媒として有機溶媒、酸、アルカリといった無機溶媒を
用いる際は、水蒸気蒸留処理後の分散液を熱時又は冷却
後に濾過、遠心分離、デカンテーシヨン等の方法で水層
と固形分とに分離し、この固形分に対して抽出処理を行
なうのが一般であるが、場合によシ分散液から分離され
た水層に対して抽出処理を施すこともできる。またこの
場合、前記分散液に直接有機溶媒もしくは無機溶媒を加
えて抽出し、水蒸気蒸留残渣採取と前記抽出処理との両
者を兼ねさせて、この抽出物を水蒸気蒸留残渣として採
取すると共に、同時に前記抽出処理の抽出物として採取
することができる。この場合、分散液に対する有機溶媒
もしくは無機溶媒による抽出物(水蒸気蒸留残渣)・に
あらためて前記抽出処理を施すこともできる。なおまた
、水蒸気蒸留処理後、前記溶媒抽出工程を行なう場合に
おいて、この溶媒抽出に水を用いる場合は水蒸気蒸留処
理後分散液よシ固形分を分離して水J4を採取し、この
水層又はこれを濃縮したものを抽出液として採取するこ
とができる。また、酸、アルカリ、又は塩による抽出処
理を行なう場合はこの水層又は濃縮液に酸、アルカリ、
又は塩を所定濃度になるように加える方法を採用するこ
ともできる〇また、水蒸気蒸留処理後にアルカリ化合物
水溶液による処理を行なう場合、分散液の濃縮物、乾燥
物、分散液から分離された固形分、或いは水層の濃縮物
、乾燥物を水不溶性有機溶媒に溶解し、処理を施すよう
にしてもよいが、前記分散液にアルカリ化合物を溶解さ
せると共に、水不溶性有機溶媒を加え、振とう、抽出処
理することもできる〇水蒸気蒸留処理後、後述する脱色
処理を行なう場合、前記固形分に対して脱色処理を施す
際にはこの固形分を適宜な溶媒に溶解してから処理を施
し、また水層に対して脱色処理を施す際にはこの水層に
直接吸着剤を投入して処理を施すことができる。更に、
水蒸気蒸留処理後の分散液に対す・る溶媒抽出液に吸着
剤を加えて処理することもできる。
また、最後に水蒸気蒸留処理を行なった場合は、水蒸気
蒸留残渣を消臭物質として採取するものであるが、この
場合消臭物質としては分散液中の固形分、水層又はその
濃縮物、分散液又はその濃縮物として回収することがで
きる。なお、分散液に対して有機溶媒もしくは酸、アル
カリといった無機物質による抽出処理を行ない、その抽
出物(好ましくは溶媒を留去したもの)を消臭物質とし
て回収することもで六る。
更に、本発明においては、吸着剤による脱色処理を行な
うことができ、これによシ淡色で、しかも効果の高い消
臭物質を得ることができる。この脱色処理は、前記溶媒
抽出処理の後であれば前記アルカリ化合物水溶液による
処理の前に行なっても後に行なってもよく、水蒸気蒸留
処理を行なう場合はその操作の前に行なっても後に行な
ってもよい。
この吸着剤による脱色処理方法は、その被処理物が固体
の場合には適当な溶剤に溶解して液状とした後、活性炭
、珪藻土、酸性白土等の吸着剤を加え、10〜60分間
程度室温もしくは加熱下に攪拌することによって行なう
ことが好ましい。また、液状の場合はそのまま吸着剤を
加えて処理することもできる。この場合、吸着剤使用量
は前記原料に対して0.5〜8重量%、特に切断又は粉
末にしたものや抽出残渣に対しては2〜6重量%、抽出
エキスに対しては0.5〜2重量%とすることが好まし
い。
脱色処理後は吸着剤を炉別して涙液を採取し、好ましく
はこのF液に吸着剤を加え、2〜3回の脱色処理を行な
う。このようにして得られた涙液は、この脱色処理を最
後に行なった場合は好ましくは溶剤を減圧下に留去する
などして濃縮乾燥し、消臭物質として採取する。
上述した方法で得られた消臭物質は、特にメチルメルカ
ゾタンに対し速効的でかつ優れた消臭効果を有し、メチ
ルメルカプタンの悪臭を有効に抑制、消臭、防止し、従
って食品加工工場、パルプ工場等で発生する悪臭源に対
する工業用消臭剤、生ゴミ、トイレ等で発生する悪臭源
に対する家庭消臭剤の有効成分として使用され、また口
腔用消臭剤として或いは歯磨、マウスウォッシー、トロ
ーチ、チューインガム、キャンディ等の口腔用組成物な
どに口臭防止のだめの消臭有効成分として配合され得る
。この場合、特に口臭防止に使用する目的に対しては、
水蒸気蒸留処理を行なって得られるものを使用すること
が、精油成分が除去され、従って匂いが少なくなるため
好ましい。なお、本発明消臭物質は)れ単独で消臭剤と
して使用してもよく、また他の消臭有効成分と組合せて
用いたシ、更に通常消臭剤に用′いられる成分を配合し
てもよく、例えば過ホウ酸ナトリウム、次亜塩素酸、二
酸化マンガン、過マンガン酸塩、ベンゾキノン、ナフト
キノン等の酸化剤、グリオキザール、アクロレイン等の
アルデヒド類、ケトン類、1.2−プロピレンオキサイ
ド、L2=n−ブチレンオキサイド等のエポキシ化合物
、メタクリル酸エステル、マレイン酸誘導体等のα、β
−不飽和化合物、硫酸銅、硫酸亜鉛等の金属塩、活性炭
、シリカダル、アルミナ等の吸着剤などを一緒に配合し
ても差支えない。消臭剤の剤型は、本発明消臭物質を適
宜な溶剤に溶解した溶液状のものであってもよく、粉末
、粒状、ブロック状等の形態であってもよい。本発明消
臭物質を口腔用組成物などに、配合する場合、その配合
量は全体の0.0001〜50重量%、より望ましくは
o、ooi〜1ON量チ、更に望1しくは0.01〜5
重量%とすることが好ましい。
この場合、本発明消臭物質は消臭力が高いものである上
、水蒸気蒸留処理を行なった場合は精油成分が除去され
ているものであるから、セージ、ローズマリー等のシソ
科植物に由来する特有の香シが殆んどなく、シかも脱色
処理されている場合には色も薄く、口腔用組成物などに
配合した場合においてその使用感を損なうことがない。
なお、本発明消臭物質を口腔用組成物に配合する場合、
口腔用組成物の成分としてはその種類に応じた適宜な成
分が使用できる。例えば練歯磨の場合であれば、第2リ
ン酸カルシウム、炭酸ガルシウム、ビロリン酸カルシウ
ム、不溶性メタIJ 7酸ナトリウム、非晶質シリカ、
結晶質シリカ、アルミノシリケート、酸化アルミニウム
、水酸化アルミニウム、レジン等の研磨剤(配合量通常
20〜60重Ji%)、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸塩、カラグナ
ン、アラビアガム、ポリビニルアルコール等の粘結剤(
通常帆3〜5重量%)、ポリエチレングリコール、ソル
ビトール、グリセリン、ゾロピレングリコール等の粘稠
剤(通常10〜70重量%)、ラウリル微酔ナトリウム
、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加コ
コナツツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラ
ウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシ
ン酸ナトリウム、N−アシルグルタミン酸塩、ショ糖脂
肪酸エステル等の発泡剤(通常0.1〜5重量%)、そ
れにペパーミント、スペアミント等の精油、t−メント
ール、カルがン、オイゲノール、アネトール等の香料素
材などの香料、サッカリンナトリウム、ステビオサイド
、ネオヘスベリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン
、ペリラルチン、p−メトキシシンナミックアルデヒド
などの甘味剤、防腐剤などの成分を水と混和し、常法に
従って製造する。また、マウスウォソシェ等の口腔洗浄
剤その他においても、製品の性状に応じた成分が適宜配
合される。
なお、前記口腔用組成物には、上述した消臭物質に加え
て塩化リゾチーム、デキストラナーゼ、溶菌酵素、ムタ
ナーゼ、クロルヘキシジン、ンルビン酸、アレキシジン
、ヒノキチオール、セチルピリジニウムクロライド、ア
ルキルグリシン、アルキルジアミノエチルグリシン塩、
アラントイン、ε−アミツカゾロン酸、トラネキサム酸
、アズレン、ビタミンE1モノフルオロリン酸ナトリウ
ム、フッ化す) IJウム、フッ化第1錫、水溶性第一
もしくは第ニリン酸塩、第四級アンモニウム化合物、塩
化ナトリウムなどの有効成分を配合することもできる。
jnl Lで、本発明の消臭物質製造方法によれば、速
効的でメチルメルカプタンに対し高い消臭効・果を有す
る物質を簡単な操作で得ることができ、この物質は種々
消臭剤に消臭有効成分として好適に使用することができ
ると共に、特に水蒸気蒸留処理を行なった場合はセージ
、ローズマリー等に由来する香りが殆んどなく、かつ脱
色処理を行なった場合には色も薄く、使用上の安全性も
高いので、口腔用の消臭有効成分として非常に効果的で
ある。
以下、実施例によシ本発明を具体的に説明する。
なお、チはいずれも重量%を示す。
〔実施例1〕 セージ地上部の乾燥粉末をメタノールで抽出して得られ
た濃緑色の粉末27gをソックスレーの抽出器を用いて
石油エーテルで5時間抽出し、6.3gの濃緑色ペース
トを得た。これを200CCの石油エーテルに溶かし、
約2gの活性炭を添加、攪拌して濾過する操作t−3回
繰返した。次に、約3チの炭酸水素ナトリウム水溶液で
この石油エーテル溶液を抽出した後、更に石油エーテル
層を新しい3%炭酸水素す) IJウム水溶液で2回抽
出した。褐色の炭酸水素ナトリウム水溶液を集め、これ
にIN塩酸水溶液を加えて中和後、これに石油エーテル
を加えて振り、石油エーテル層に消臭物質を回収し、こ
れt−濃縮して淡褐色の消臭物質0.7gを得た。
〔実施例2〕 セージ地上部の乾燥粉末をメタノールで抽、出して得ら
れた濃緑色の粉末を水蒸気蒸留し、精油を除去して得た
水蒸気蒸留残渣の粉末24.9をソックスレーの抽出器
を用いてベンゼンで5時間抽出し、11.0 gの濃緑
色の粉末を得た。これを200CCのエチルエーテルに
溶かし、約3%の炭酸ナトリウム水溶液20OCCずつ
で3回抽出し、抽出液はまとめてIN塩酸水溶液を加え
て中和し、その後エチルエーテル200ωを加えて振り
エチルエーテル層に消臭物質を回収した。これに活性炭
を2g添加し、攪拌して濾過する操作を3回繰返し、淡
褐色の消臭物質2.1gを得た。
〔実施例3〕 セージ地上部の乾燥粉末100iをソックスレーの抽出
器を用いてエチルエーテルで5時間抽出し、13.8.
9の濃緑色ペーストを得た。これを200印の水に懸濁
させ、マントルヒーター上で水蒸気蒸留を行なって精油
を除去した後、窒素気流中で2gの水酸化ナトリウムと
200CCのベンゼンを加え、よく攪拌して水酸化す)
 IJウム溶液を窒素気流中で採取した。更に、ベンゼ
ン層に窒素気流中で1%水酸化す) IJウム水溶液2
00CI4−加えて抽出する操作を2回行ない、アルカ
リ溶液はまとめてIN塩酸溶液で中和後、ベンゼンを加
えて振り、消臭物質をベンゼン中に回収し、これを濃縮
して淡褐色の消臭物質4.3yを得た。
〔実施例4〕 セージ地上部の乾燥粉末100#tソツクスレーの抽出
器を用いて石油エーテルで5時間抽出した残渣を乾燥さ
せ、更にベンゼンにてソックスレー抽出を行ない、抽出
液を濃縮して5.2Iの緑色ペーストを得た。これを2
00CCのエーテルに溶かし、200CCの3チ炭酸ナ
トリウム水溶液を加え抽出する操作を3回行ない、アル
カリ溶液はまとめてIN塩酸溶液で中和後、エーテルを
加えて振シ、消臭物質をエーテル中に回収し、これを濃
縮して淡褐色の消臭物質o、s 11を得た。
〔実施例5〕 ローズマリー地上部の乾燥粉末を水蒸気蒸留して精油を
除去した残渣の乾燥粉末100gに500仏のエタノー
ルを加え、70〜80℃の水浴上で冷却管を付けて1時
間還流した。次いで、これを炉別し、残渣に新しいエタ
ノールを加えて同様の還流を2回縁シ返し、計3回の抽
出操作を行なった。抽出液は約200CCぐらいまで濃
縮し、約2gの活性炭を添加し、攪拌して濾過する操作
を3回縁υ返し、涙液を濃縮して9.3gの淡褐色粉末
を得た。これを2000Hのエチルエーテルに溶かし、
エチルエーテル不溶区を除去した後、2%炭酸ナトリウ
ム溶液200CCでこれを抽出し、エーテル層を更に新
しい炭酸ナトリウム溶液で2回抽出した。抽出液は3回
分まとめて1N塩酸で中和後、エーテルを加えて消臭物
質をエーテル中に回収し、次いで濃縮して褐色の消臭物
質1.6.9 e得た。
〔実施例6〕 実施例5と同様にして、ローズマリー地上部の水蒸気蒸
留残渣100yを用いてエタノールで抽出し、脱色後エ
ーテル溶液にした。これを窒素気流中で1チ水酸化す)
 IJウムにて抽出し、中和後エーテルを用いて消臭物
質をエーテル中に回収し、これを濃縮して褐色の消臭物
質4.5yを得た。
〔実施例7〕 実施例5と同様にして、ローズマリー地上部の水蒸気蒸
留残渣1 ′00 IIを用いてエタノールで抽出し、
脱色後エーテル溶液にした。これを窒素気流中で飽和水
酸化カルシウムにて抽出した。カルシウム塩になった水
層及び沈澱物を一緒にしてIN塩酸で中和後、エーテル
を加えて消臭物質をエーテル中に回収し、濃縮して褐色
の消臭物質4.611を得た。
〔実施例8〜10〕 コガネパナ根粉末、ナギナタコウジュ地上部粉末、オラ
ンダハツカ地上部粉末をそれぞれ用い、第1表に示す工
程に従って上記実施例と同様にして消臭物質を得た。
次に、各消臭物質の消臭力を下記方法によシ調べた。そ
の結果を第1表に示す。
消臭力試験 内容量的22〜23mjの試験管に所定量(第1表に示
す量)のサンプル(消臭物質)を含むエタノール溶液(
コントロールの場合はエタノールのみ)1+++/と0
.1Mリン酸緩衝液1.5mlを加えて−7,5に調整
した。これにメチルメルカプタンlppmを含む10容
量チエタノールの水溶液0.5mlを添加し、直ちにゴ
ム栓をして1分間激しく攪拌した。
その後、37℃に6分間静置した後、ガスクロマトグラ
フ用のガス用シリンジにて5mlの空気をゴム栓を突き
刺して試験管内に注入した。30秒間激しく攪拌してか
ら同じくガス用シリンジでヘッドスペースを5 ttr
l採取して直ちにガスクロマトグラフに注入し、メチル
メルカプタンΩ積分カウントを測定した。なお、ガスク
ロマトグラフとしては日立製作所製163を使用した。
結果は下記計算式によシ消臭率で示した。
C:コントロールの積分カウント S:サンプルの積分カウント 28 以下、本発明消臭物負の使用例を示す。なお、係はいず
れも重量%を示す。
〔使用例1〕 キャンディ 砂糖     50チ 水  飴               33有機酸 
          2 香料     0.2 実施例1の消臭物質         0.1水   
                 残ioo、oチ 〔使用例2〕 キャンディ 砂糖     50チ 水  飴                33有機酸
           2 香料     6.2 実施例2の消臭物質         0.2水   
                 残100.0 チ 〔使用例3〕 練歯磨 炭酸カルシウム            50.0  
チグリセリン        20・0 カラrナン          0・5カル?キシメチ
ルセルロース       1.0ラウリルジエタノー
ルアマイド     1.0シヨ糖モノラウレート2.
0 香   料                1.0サ
ツカリン         0.1 実施例3の消臭物質          0.15クロ
ルヘキシジン         0.01デキストラナ
ーゼ         0.01100.0  % 〔使用例4〕 練歯磨 第2リン酸カルシウム・2水和物    50.0  
%グリセリン        20.0 カルボキシメチルセルロース       2.0ソジ
ウムラウリルサルフエート2.0 香   料               1.0ザッ
カリン         0.1 実施例4の消臭物質          0.2クロル
ヘキシジン       0.01水        
             残100.0  % 〔使用例5〕 チューインガム ガムペース          20 %砂   糖 
              53グルコース    
     10 水   飴                16.4
香   料                0.5実
施例5の消臭物質           0.1ioo
、o  % 〔使用例6〕 チー−インガム ガムペース         20 チ砂   糖  
             55コーンシロツプ   
       12水   飴           
      9.3香   料           
      0.5実施例6の消臭物質       
    0・2〔使用例7〕 液状歯磨 ポリアクリル酸ナトリウム          50.
0  %グリセリン          30.0香 
  料                   0・9
サツカリン           0.1実施例4の消
臭物質             0.05エタノール
            3・0クロルヘキシジン  
         0.01リノール酸       
     0・04水               
        残100.0  チ 〔使用例8)  マウスウォッシュ エタノール            20.0  チ香
   料                   1.
0サツカリン           0.05実施例4
の消臭物質             0.1実施例6
の  〃0.1 モノフルオロリン酸ナトリウム         0.
1クロルヘキシジン           0.01ラ
ウリルジエタノールアマイド        0.3水
                  残100.0 
 % 〔使用例9〕 うがい用錠剤 炭酸水素ナトリウム        54.0 %第2
リン酸ナトリウム       10.0ポリエチレン
グリコール       3.0クエン酸      
   17.0 無水硫酸ナトリウム        13.25香  
 料             2.0実施例5消臭物
質         0.3実施例6   //   
        0.2オレイン酸        0
・1 モノフルオロリン酸ナトリウム    0.1クロルヘ
キシジン       0.05100.0  % 〔使用例10〕  消臭スグレー エタノール        50   %ジクロロジフ
ルオロメタン     49.5実施例1の消臭物質 
       0.5100.0  % 〔使用例11〕  液体消臭剤 エタノール          99・4 チ香   
料               0.1実施例2の消
臭物質          0.5出願人 ライオン株
式会社 代理人 弁理士 小 島 隆 司 〃 弁理士高畑端世

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 シソ科植物並びにシソ科植物を極性溶媒及び/又
    は非極性溶媒で抽出することによシ得られた抽出エキス
    及びその抽出残渣から選ばれる原料に対し、溶媒抽出処
    理を行なってその抽出物を採取する工程と、その後この
    抽出物を水不溶性有機溶媒に溶解させたものにアルカリ
    化合物の水溶液を加え、抽出処理を行なった後このアル
    カリ化合物水溶液層を採取する工程とを行なって、前記
    原料中の消臭有効画分を前記アルカリ化合物水溶液1@
    に移行させることによ)前記原料から消臭物質を得るこ
    とを特徴とする消臭物質の製造方法。 2、 シソ科植物並びにシソ科植物を極性溶媒及び/又
    は非極性溶媒で抽出することによシ得られた抽出エキス
    及びその抽出残渣から選ばれる原料に対し、溶媒抽出処
    理を行なってその抽出物を採取する工程と、その後この
    抽出物・を水不溶性有機溶媒に溶解させたものにアルカ
    リ化合物の水溶液を加え、抽出処理を行なっだ後このア
    ルカリ化合物水溶液層を採取する工程と、更に前記溶媒
    抽出処理を行なった後で前記アルカリ化合物水溶液によ
    る処理を行なう前もしくは行なった後に吸着剤で脱色処
    理する工程とを行なって、前記原料中の消臭有効画分を
    前記アルカリ化合物水溶液層に移行させることによシ前
    記原料から消臭物質を得ることを特徴とする消臭物質の
    製造方法。 3、 シソ科植物並びにシソ科植物を極性溶媒及び/又
    は非極性溶媒で抽出することにより得られた抽出エキス
    及びその抽出残渣から選ばれる原料に対し、溶媒抽出処
    理を行なってその抽出物を採取する工程と、その後この
    抽出物を水不溶性有機溶媒に溶解させたものにアルカリ
    化合物の水溶液を加え、抽出処理を行なった後このアル
    カリ化合物水溶液層を採取する工程と、更に前記溶媒抽
    出処理を行なう前又は溶媒抽出処理を行なった後で前記
    アルカリ化合物水溶液による処理を行なう前もしくは行
    なった後に水蒸気蒸留処理してその残渣を採取する工程
    とを行なって、前記原料中の消臭有効画分を前記アルカ
    リ化合物水溶液層及び水蒸気蒸留残渣中にそれぞれ移行
    させることにより前記原料から消臭物質金得ることを特
    徴とする消臭物質の製造方法。 4、 シソ科植物並び・にシン科植物を極性溶媒及び/
    又は非極性溶媒で抽出することによシ得られた抽出エキ
    ス及びその抽出残渣から選ばれる原料に対し、溶媒抽出
    処理を行なってその抽出物を採取する工程と、その後こ
    の抽出物を水不溶性有機溶媒に溶解させたものにアルカ
    リ化合物の水溶液を加え、抽出処理を行なった後このア
    ルカリ化合物水溶液層を採取する工程と、前記溶媒抽出
    処理を行なう前又は溶媒抽出処理を行なった後で前記ア
    ルカリ化合物水溶液による処理を行なう前もしくは行な
    った後に水蒸気蒸留処理してその残渣を採取する工程と
    、更に前記溶媒抽出処理を行なった後で前記水蒸気蒸留
    処理を行なう前もしくは行なった後に吸着剤で脱色処理
    する工程とを行なって、前記原料中の消臭有効画分を前
    記アルカリ化金物水溶液層及び水蒸気蒸留残液中にそれ
    ぞれ移行させることによシ前記原料から消臭物質を得る
    ことを特徴とする消臭物質の製造方法。
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